JP2666140B2 - 小型雪上車の動力ユニット防振支持装置 - Google Patents

小型雪上車の動力ユニット防振支持装置

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M27/00Propulsion devices for sledges or the like
    • B62M27/02Propulsion devices for sledges or the like power driven
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62M2027/023Snow mobiles characterised by engine mounting arrangements

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はエンジンと巻掛け伝動機構とからなる小型
雪上車の動力ユニツトに関するもので、特に、その動力
ユニツトの車体フレームに対する防振支持装置に関する
ものである。 〔従来の技術〕 従来、小型雪上車は履帯によつて走行するように構成
されており、その履帯は車体フレームに前端を枢支され
た履帯枠に巻回され、途中にVベルトを含む巻掛け伝動
機構を介してエンジンに連結され、エンジン自体をゴム
その他の弾性体を介して緩衝的に車体フレームに支持さ
せてある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 このような構成では、エンジンの振動は巻掛け伝動機
構によつて吸収され、車体フレームや履帯に伝達される
ことはないが、近年、車体フレームに対する動力ユニツ
トの組付け性向上のために、これらを共通のケース内に
収容し、動力ユニツトの出力軸を履帯の駆動軸と直結す
ることが試みられつゝあり、この場合、動力ユニツトを
従来のエンジンと同様の手法でゴムによつて完全に浮動
させる緩衝支持構造が採用できず、エンジンの振動が車
体へ伝達されてしまう不具合があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明は上記不具合を解消し、エンジンと巻掛け伝
動機構とを共通のケース内に収容した一体構造としたに
も拘わらず、エンジンに発生する振動の車体への伝達を
可及的に阻止する構造を得ることを目的とする。 本発明に係る小型雪上車の動力ユニット防振支持装置
は、車体フレームの後部に履帯を巻回する履帯枠の前端
をピボット軸によって上下揺動自在に支持し、この履帯
を駆動する動力ユニットを前側に配置したエンジンとそ
こから後方へ伸びる伝動機構のケースとを一体的に結合
して構成し、前記エンジンの不釣合い振動の瞬間中心を
動力ユニットの後部に設定し、動力ユニットをその瞬間
中心の近傍で前記ピボット軸によって車体フレームに回
動自在に連結するとともに、この動力ユニットの前部を
車体フレームに弾性体を介して浮動的に結合したもので
ある。 〔作 用〕 エンジンが運転されると、その不釣合い振動はクラン
ク軸と瞬間中心とを結ぶ線と直交する方向に作用する。
すなわち、エンジンの不釣合い振動は動力ユニツト後部
の瞬間中心を軸として前部が上下に振動する傾向を与え
られる。このとき、動力ユニツトは後部に軸受、ゴムな
どによつて回動可能に支持され、かつ前部を弾性体を介
して浮動的に支持されているので、前記ピボツト軸を軸
として前部が上下に揺動する。また、揺動枠および動力
ユニットの後部を車体フレームに一つのピボット軸によ
って回動自在に連結することができる。 〔実施例〕 以下、図示の実施例によつてこの発明を説明すると、
図中、1は雪上車であり、前部を左右一対の操向スキー
2によつて支えられ、後部を履帯3を有する揺動枠4に
よつて支えられた車体フレーム5を有する。 車体フレーム5は鋼管を溶接組立てしたもので、その
前部に動力ユニツト6を搭載している。動力ユニツト6
は前部にシリンダを前傾させたエンジン7と、巻掛け伝
動機構たるVベルト形の変速機8を収容したケース9と
を結合して一体化してあり、その平面形状は第2図およ
び第3図で示すようにほゞL字形をなしている。11は動
力ユニツト6の出力軸であり、履帯3の駆動軸12に減速
機構11aおよび継手11bを介して連結されている。13は操
向スキー2に連結された操向ハンドル、14は燃料タン
ク、15は乗員の座席である。 エンジン7は前述したシリンダ7aの後部に配置した破
線で示すクランク軸7bを有し、クランク軸7bは同軸に配
置された始動用のキツクペダル7cによつて始動される。
エンジン7の下面には排気管7dと、上面には吸気管7eと
がそれぞれ接続されている。7fは吸気管7eに設けた気化
器であり、7hは磁石式の発電機である。 変速機8はクランク軸7bと動力ユニツト6の出力軸11
とに設けた駆動用と従動用とのプーリ8a、8bおよびそれ
らの間に巻回されたVベルト8cによって構成される公知
のVベルト変速機である。 履帯3を有する揺動枠4は、前部をピボツト軸4aによ
つて車体フレーム5に回動自在に、且つ、後部は連結枠
4b、緩衝器4cを介して連結され揺動自在に構成されてい
る。揺動枠4の後端には履帯3を案内する案内レール4d
が枢支され、それに支持した案内車4eと前記車体フレー
ム5側に設けた駆動軸12との間に履帯3が巻回してあ
る。 こゝで動力ユニツト6の車体フレーム5への懸架方法
を第3図以下で説明する。動力ユニツト6の後部には変
速機8と対称に配置され後方へ伸びる補助フレーム6aが
取付けられ、動力ユニツト6と補助フレーム6aの後端部
はそれぞれ前記ピボット軸4aに嵌合させた軸受16,16を
介して車体フレームのブラケツト5aに回動自在に軸支さ
れている。すなわち、動力ユニット6の後部は前記揺動
枠4とともにピボット軸4aを介して車体フレーム5に回
動自在に連結されている。また、動力ユニツト6はクラ
ンク軸7bの上方でゴムその他の弾性体17によつて弾性的
に釣り下げられている。すなわち、第4図および第5図
で示すように、動力ユニツト6のケースに設けた透孔6b
には鋼管の内面に支持されたゴム6cが車両の進行方向で
固定され、この結果、上下方向の移動が許容されてい
る。このゴム6cには車体フレーム5の他のブラケツト5b
に支持されたスペーサ5cがボルト5dで固定されている。
よつて、動力ユニツト6はゴム6cによつて移動を制限さ
れつゝも、前後方向に比し上下方向の移動が容易になし
得ると共に、車両がジヤンプして着地したときのような
大きい加振力による過度の揺動をゴム6cの上下方向に突
設した突部6dによつて制限し保護している。 エンジン7はクランク機構によつて生じる不釣合いの
方向を、第1図においてクランク軸7bと前記軸受16を結
ぶ直線に対して直交する方向に発生するよう設定してあ
り、具体的にはその振動の瞬間中心と前記軸受16の位置
とを一致させてある。排気管7dはエンジン7と共に揺動
するよう、補助フレーム6aに固定してあり、その後端は
ゴムその他からなる可撓性の管継手18を介して車体フレ
ーム5側に支持された排気消音器19に連結され、補助フ
レーム6aが揺動したとき曲げ力を受けて損傷することが
ないようにしてある。 エンジンが始動すると、クランク軸7bの回転によつて
生じるエンジンの不釣合いは瞬間中心に配置した軸受16
の周りに生じ、動力ユニツト6を回動させる傾向に作用
する。よつて、軸受16には回転力以外の力が作用せず、
車体フレーム5に振動が伝達されることはない。また、
動力ユニツト6の前部は弾性体17によつて上下方向の移
動を許容するように構成されており、エンジンの振動が
直接的に車体フレーム5に作用することがなく、大きな
防振効果が得られる。 また、揺動枠4および動力ユニット6の後部を車体フ
レーム5に一つのピボット軸4aによって回動自在に連結
することができる。このため、これら二つの揺動部材を
車体フレーム5に別個のピボット軸によって連結する場
合に較べて部品数が少なくてよい。 〔発明の効果〕 この発明は以上のように、エンジンの不釣合い振動は
後部のピボツト軸を軸として生じるが、後部はピボツト
軸で支持される上、前部は弾性体を介して浮動的に支持
されているので、車体フレームへの振動の伝達が少な
く、動力ユニツトを緩衝的に車体フレームへ搭載するこ
とができる。また、動力ユニツトは前部のエンジンと後
部の巻掛け伝動機構とを結合し前後に長い構成を有する
から、加振源たるクランク軸とピボツト軸との間の距離
を大きくとることができ、振動による揺動角度を小さく
することができる他、弾性体に対する負荷を少なくする
ことができる等の効果がある。さらに、履帯を有する揺
動枠を車体フレームに回動自在に連結するピボット軸を
使用して動力ユニットの後部を車体フレームに連結した
ため、二つの揺動部材(揺動枠および動力ユニット)を
車体フレームに一つのピボット軸によって回動自在に連
結することができる。したがって、これらの揺動部材毎
にピボット軸を設ける場合に較べて部品数が少なくな
り、コスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は小型
雪上車の縦断側面図、第2図はそのII−II断面図、第3
図はその要部の拡大断面図、第4図はそのIV−IV断面
図、第5図はV−V断面図、第6図は第1図中のVI−VI
断面図である。 4a……ピボツト軸、5……車体フレーム、6……動力ユ
ニツト、6a……補助フレーム、7……エンジン、7b……
クランク軸、8……変速機、9……ケース、16……軸
受、17……弾性体。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.車体フレームの後部に履帯を巻回する履帯枠の前端
    をピボット軸によって上下揺動自在に支持し、この履帯
    を駆動する動力ユニットを前側に配置したエンジンとそ
    こから後方へ伸びる伝動機構のケースとを一体的に結合
    して構成し、前記エンジンの不釣合い振動の瞬間中心を
    動力ユニットの後部に設定し、動力ユニットをその瞬間
    中心の近傍で前記ピボット軸によって車体フレームに回
    動自在に連結するとともに、この動力ユニットの前部を
    車体フレームに弾性体を介して浮動的に結合したことを
    特徴とする小型雪上車の動力ユニット防振支持装置。 2.動力ユニットは履帯の直前に配置されたエンジン
    と、エンジンおよび履帯の側面に亘って設けられた巻掛
    け伝動機構のケースとで、平面形状が略L字形をなして
    いる特許請求の範囲第1項記載の小型雪上車の動力ユニ
    ット防振支持装置。 3.動力ユニットは履帯の直前に配置されたエンジン
    と、エンジンおよび履帯の側面に亘って設けられた巻掛
    け伝動機構のケースとで、平面形状がほゞL字形をな
    し、エンジンから前記ケースと対称的に後方へ伸びる補
    助フレームとによって、平面形状を略コ字形に構成して
    なる特許請求の範囲第1項記載の小型雪上車の動力ユニ
    ット防振支持装置。 4.動力ユニットは履帯の直前に配置されたエンジン
    と、エンジンおよび履帯の側面に亘って設けられた巻掛
    け伝動機構とで平面形状が略L字形をなし、エンジンか
    ら導かれる排気管は巻掛け伝動機構と対称に配置され、
    車体フレームに固定された排気消音器との間を前記ピボ
    ット軸の軸線近傍に配置した弾性管継手を介して揺動自
    在に連結してある特許請求の範囲第1項記載の小型雪上
    車の動力ユニット防振支持装置。
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JP2657645B2 (ja) * 1987-03-04 1997-09-24 ヤマハ発動機株式会社 小型雪上車の無限軌道帯およびその駆動ユニットの支持構造

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