JP2665651B2 - ブレード用金属製ホルダー - Google Patents
ブレード用金属製ホルダーInfo
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Description
などの電子写真方式の画像形成装置に用いられ、ポリウ
レタン樹脂などからなる弾性体ブレードを接着して支持
するための金属製ホルダーに関するものである。
例えば複写装置、プリンター、ファクシミリ等におい
て、感光体上の残留トナーを除去したり、現像器の現像
ローラ上のトナーを薄層化したりするのに用いられるブ
レードは、一般に、ポリウレタン樹脂などの弾性体で形
成されている。こうした弾性体ブレードは通常、金属製
のホルダーに接着剤を用いて接着されたうえ、その金属
製ホルダーを介して装置内の所定位置に取り付けられて
いる。図4に示すように、例えば残留トナーの掻き落と
し用のクリーニングブレード用具21のブレード23
は、一方向に回転する感光体26の表面に対し所定の角
度をもたせ且つ一定の圧力の下に当接して、残留するト
ナー27を機械的な力で除去する。したがって、クリー
ニングブレード23を接着剤24にて接着し支持する金
属製ホルダー22には、所定の剛性と寸法精度およびク
リーニングブレード23との接着性が要求される。さら
に、ホルダー22の軽量化と材料(鋼板)の節約のため
に薄く(通常、1〜2mm程度)形成されるが、所定の
強度を確保するために折り曲げ加工が施されたり、ホル
ダー22の位置決めや固定のための穴開け加工が施され
たりするため、その材料には良好な加工性も要求され
る。
料として、剛性の高い鋼板やステンレス鋼板が使われて
いるが、特に適しているものとして冷間圧延電気亜鉛メ
ッキクロメート皮膜鋼板(SECC−C、以下、表面処
理鋼板という)が採用されている。この表面処理鋼板
は、鋼板の基材の表面に電気亜鉛メッキ層を施し、この
メッキ層の上にクロメート皮膜をコーティングすること
によって、耐食性を高めたものである。この表面処理鋼
板は、加工性に優れ、寸法精度が出しやすく、コストが
安いという利点がある。
形にプレス機(金型)で打ち抜き、穴開け加工や絞り加
工して仕上げられる(図3参照)が、そうした加工工程
において、プレス機に送り込む前に、油塗布機で鋼板の
表面には通常、パンチングオイルと称される鉱物油が塗
布されている。これは、プレス加工時の摩擦抵抗を軽減
し、加工を円滑に行うためであるが、プレス機内におけ
る金型やパンチ型などの摺動部にも給油される。したが
って、加工されたホルダーには油分が付着するため、脱
脂洗浄処理が行われる。これは、油分がホルダーと上記
弾性体ブレードとの接着性を悪くするからであるが、さ
らに、金属材料とポリウレタン樹脂などの弾性体との両
者に対し接着性の良いシランカップリング剤等のプライ
マーをホルダーの接着面に塗布してから、エチレン−酢
酸ビニル樹脂ホットメルト系接着剤やポリウレタン系、
ポリエステル系、ポリアミド系ホットメルト接着剤など
を用いてブレードが接着され、クリーニングブレードが
完成する。
た従来のブレード用金属製ホルダーには、以下に述べる
ようないくつかの問題点があった。
に塗布したり、プレス機内部の金型やパンチなどの摺動
部に給油した油分が、成形加工品となったホルダーに必
然的に付着することに起因するものである。付着した油
はブレードとの接着力を低下させるため、接着剤の塗布
前に完全にホルダーの脱脂洗浄処理を行わなければなら
ないが、この作業は手間がかかるうえ、洗浄に用いる有
機溶剤は人体に有害であり、環境汚染の問題があるほ
か、洗浄効果を高めるために超音波洗浄装置を用いるこ
とがあり、とくにこの場合にはホルダーの製造コストが
大幅に上がる。
工工程において、鉱物油をホルダーの表面に塗布した程
度では、絞り加工時のカジリ傷28(図5)の発生を完
全には防止することができず、例えば表面処理鋼板の加
工では、クロメート皮膜の一部が剥離することである
(図5参照)。このときの剥離片は数μmと非常に小さ
いため、ホルダーの脱脂処理における超音波洗浄装置を
用いた洗浄工程でも完全に除去できない。したがって、
ホルダーは半剥離状態でブレードと複合化し、最終製品
となってしまう。そして、複写装置などの装置内に取り
付けられた状態で、装置の使用中に剥離片が離脱するこ
とがあり、このことが、画像不良を招いたり感光体を傷
つけたりするなどの原因になることがある。また絞り加
工時のホルダーのカジリ傷の程度によっては、クロメー
ト皮膜の下層の電気亜鉛メッキ層が露出することもあ
り、この場合には耐食性が低下し、長期使用が困難にな
る。
脱脂洗浄処理を一切必要とせず、絞り加工時などに傷が
つきにくく、表面に剥離を生じにくいうえ、プライマー
処理をせずに弾性体ブレードとの良好な接着性が得られ
るブレード用金属製ホルダーを提供することを目的とし
ている。
めに本発明のブレード用金属製ホルダーは、複写装置や
プリンターなどの電子写真方式の画像形成装置に用いら
れ、弾性体ブレードを接着して支持するための金属製ホ
ルダーにおいて、前記ホルダーを、有機潤滑皮膜鋼板で
形成している。
電気亜鉛メッキ・有機潤滑皮膜鋼板で形成するとなおよ
い。
ドをポリウレタン樹脂で形成すると共に、有機潤滑皮膜
のバインダーとしてポリウレタン系、アクリル系又は変
性オレフィン系を用いることが好ましい。
有機潤滑皮膜鋼板の最上面は、潤滑性を有する有機皮膜
層で覆われている。そのため、ホルダーの摩擦係数が、
従来使われていた表面処理鋼板に油を塗布した状態より
も小さくなり、プレス加工工程で油を本発明の表面に塗
布しなくても、絞り加工などの曲げ加工が円滑に行われ
るようになる。しかも、パンチなどの刃具の寿命にも、
悪影響を及ぼさない。したがって、弾性体ブレードを接
着する前に従来行っていた有機溶剤などを用いた脱脂処
理と超音波洗浄機による洗浄工程を省くことができ、製
造工程が簡略になる。
ため、曲げ加工(とくに絞り加工)工程においてカジリ
現象がほとんど起こらず、剥離片も生じない。この結
果、電子写真式複写装置などに取り付けた状態での画像
不良や感光体に傷を付けるなどの問題が解消する。しか
も、ホルダー自体の良好な潤滑性によって、深絞り加工
も可能になる。
皮膜下に設けられた電気亜鉛メッキ層によって、耐食性
が一層向上する。
皮膜層のバインダーとしてポリウレタン系又はアクリル
系或いは変性オレフィン系が用いられているので、ホル
ダーの表面にプライマーを塗布しなくても、ポリウレタ
ンブレードとの優れた接着性が得られる。
ーの一実施例を図面に基づいて説明する。
クリーニングブレード用具を示す斜視図である。図2は
本発明のホルダーの一部を拡大して示す断面図である。
図3は本発明のホルダーの加工工程の概要を示す正面図
である。図4は図1のブレード用具の一使用態様を概略
的に示す側面図である。
用具1は断面形状がL形の金属製ホルダー2を備え、こ
のホルダー2の先端縁部にポリウレタン製のクリーニン
グブレード3の一側縁部が、ポリウレタン系のホットメ
ルト(接着剤)4で接着されている。
成されており、この有機潤滑皮膜鋼板5は図2に示すよ
うに、鋼板6の上に電気亜鉛メッキ7とクロメート皮膜
8を施した上記した従来の表面処理鋼板において、クロ
メート皮膜8上にさらに有機潤滑皮膜層9を形成した重
層構造の厚み1〜2mmの板材である。この有機潤滑皮
膜層9は、潤滑性を有するポリオレフィン系ワックス、
フッ素樹脂粉末およびこれらの混合物を、ポリウレタン
系のバインダーを用いて塗工したもので、厚さ1〜3μ
mの皮膜となるようにコーティングしたものである。本
例のホルダー2(有機潤滑皮膜鋼板5)は、下記の表に
示すように摩擦係数が従来の表面処理鋼板に塗油したも
のよりさらに減少している。 また、上記の有機潤滑皮膜鋼板5の最上層である有機潤
滑被膜層9は厚さ1〜3μmの極薄層であり、その他の
部分は従来の表面処理鋼板と同様であることから、その
機械的性質やスプリングバック等プレス加工特性にほと
んど変化はなく、十分な剛性と加工精度を有しているう
え、耐食性や耐汚染性はかなり向上している。
板5を用いたホルダー2の加工工程を図3に基づいて説
明する。まず、同図に示すように、ホルダー2に対応す
る幅にあらかじめ切断され、帯状に連続する有機潤滑皮
膜鋼板5をコイル状に巻いた原コイル10をアンコイラ
ー11に載荷し、レベラー12で巻き癖を取り除いてか
ら、NCロールフィーダー13でプレス機14に所定の
ピッチで送り込む。プレス機14には、駆動装置(図示
せず)により1ピッチ毎に上下動を繰り返す順送金型1
5・15’が装着されている。NCロールフィーダー1
3から送られた原コイル10は1ピッチ毎に、例えば、
パイロット穴加工、外形抜き加工、面押し加工、位置決
めおよび取付穴の加工、曲げ加工、切り放し(切断)の
順に、本例では60サイクル/min.の速さで連続的
に加工される。
工する場合であれば、プレス機14に送り込む前に塗油
機(図示せず)を配備して鉱物油を鋼板の両面に塗布す
る工程が含まれていたが、本発明のホルダー2のように
有機潤滑皮膜鋼板5を用いれば、上記の表に示したとお
り摩擦係数が著しく減少しているため、塗油する必要が
全くない。
油分のホルダー2への付着も防止するために、順送金型
15・15’の摺動部で発熱を生じ易い部分には、精度
のよい無給油(含油)ブッシュなどを使用するとよい。
さらに、原コイル10を所定の幅に切るスリッター(図
示せず)にも、給油不要なものを使用するとよい。
ホルダー2に対する油分の付着が確実に防止されるの
で、クリーニングブレード3を接着する際に従来必要だ
った脱脂洗浄を行う必要がないことは言うまでもない。
しかも、本例では有機潤滑皮膜層9はポリウレタン系の
バインダーが用いられているので、ホルダー2にプライ
マーを塗布しなくても、以下の表に示すように従来より
も優れたクリーニングブレード3との接着性が得られ
る。 (注)1.90度ピーリング、25℃ 2.剥離スピード、20mm/min. 3.C−M:ホルダーと接着剤の界面で剥離 C−C:接着剤の凝集破壊 上記に本発明のブレード用ホルダーの一実施例を示した
が、本発明は下記のように実施することもできる。
ブレードであれば現像用トナーの薄層化ブレードなどの
ホルダーにも適用できる。
有機皮膜層を設けたものであれば、上記実施例の有機潤
滑皮膜鋼板5の重層構造に限定されない。
トメルトのほか、EVA系、ポリエステル系、ポリアミ
ド系ホットメルトなどを使用できる。
ほか、“く”の字形や切欠きを設けたものなどがあり、
各種形態のホルダーに適用できる。
本発明のブレード用金属製ホルダーには、次のような優
れた効果がある。すなわち、 (1) ホルダーに潤滑性のよい有機潤滑皮膜鋼板を用いた
ため潤滑性がよく、加工工程で鉱物油などを塗布する必
要が全くない。したがって有機溶剤や超音波洗浄装置を
使った脱脂洗浄工程を省くことができ、製造工程が簡略
化され、生産性が向上する。また、潤滑性が向上したた
め、曲げ加工でもカジリ傷が殆ど発生せず剥離片が生じ
ない。つまり、製品化されて電子写真方式の画像形成装
置内に装着される場合に、画像不良の原因となったり、
感光体を傷つけたりするなどのトラブルを引き起こすお
それがない。
の使用に耐えられる。
る必要がなくなり、しかもブレードとホルダーとの接着
性は従来よりも高くなるから、品質がより向上しえ、製
造工程が一層簡略化され、製造コストを低く抑えること
ができる。
が向上する。
ーニングブレード用具を示す斜視図である。
して示す断面図である。
図である。
す側面図である。
した際に発生したカジリ傷を示す斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 複写装置やプリンターなどの電子写真方
式の画像形成装置に用いられ、弾性体ブレードを接着し
て支持するための金属製ホルダーにおいて、前記ホルダ
ーを、有機潤滑皮膜鋼板で形成したことを特徴とするク
リーニングブレード用金属製ホルダー。 - 【請求項2】 前記ホルダーを、電気亜鉛メッキ・有機
潤滑皮膜鋼板で形成した請求項1記載のクリーニングブ
レード用金属製ホルダー。 - 【請求項3】 前記弾性体ブレードをポリウレタン樹脂
で形成すると共に、有機潤滑皮膜のバインダーとしてポ
リウレタン系、アクリル系又は変性オレフィン系を用い
た請求項1又は2記載のクリーニングブレード用金属製
ホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14532894A JP2665651B2 (ja) | 1994-06-04 | 1994-06-04 | ブレード用金属製ホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14532894A JP2665651B2 (ja) | 1994-06-04 | 1994-06-04 | ブレード用金属製ホルダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07334059A JPH07334059A (ja) | 1995-12-22 |
JP2665651B2 true JP2665651B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=15382632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14532894A Expired - Fee Related JP2665651B2 (ja) | 1994-06-04 | 1994-06-04 | ブレード用金属製ホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2665651B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3838873B2 (ja) * | 2000-12-15 | 2006-10-25 | 株式会社神戸製鋼所 | ブレード |
JP2006234937A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-09-07 | Tokai Rubber Ind Ltd | 電子写真機器用ブレード部材の製法 |
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1994
- 1994-06-04 JP JP14532894A patent/JP2665651B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07334059A (ja) | 1995-12-22 |
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