JP2664752B2 - ベルト間によって加圧成形する成形機におけるベルト矯正方法及びその装置 - Google Patents

ベルト間によって加圧成形する成形機におけるベルト矯正方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ベルト間によって加圧成形する成形機にお
けるベルト矯正方法及びその装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、図面に示す如く、離間した回転ローラ間に無端
状のベルトを掛け渡して構成した無端ベルト機構を上下
に対向配置すると共に、これら両ベルトの成型間隙を、
原料供給側である上流部が広く下流部を狭くし、下側の
ベルト上に供給された粉状または顆粒状の成形材料をベ
ルトと共に下流部へ移動し、その移動に伴って両ベルト
間で徐々に加圧して、数mm〜数十mmの厚みからなる大形
の無機成形板(セラミックス板)に成形するようにした
加圧成形機がある。
〔本発明が解決しようとする問題点〕 この加圧成形機では長時間成形している間にベルトが
表裏方向にでこぼこに変形し、それによって成形品に連
続的な凹凸が形成されることがある。
つまり、回転ローラの回転によって移動(駆動)する
薄いステンレススチールベルトが同ベルトに添設された
加圧ローラ群(ローラの個々はそれぞれが油圧シリンダ
ーによって加圧されている)によって加圧される際、特
に受圧側である下段側のスチールベルトが変形し、それ
により加圧成形板に変形が発生する。
〔問題点を解決するための具体的な手段〕
本発明は上記の問題を解決するためのもので、第1の
発明は、上下に位置して並行的に配設されたスチール製
のベルト間に成形材料を供給して、これを両ベルトで加
圧して板状体を成形するようにしたものにおいて、成形
部以外の部分において、前記ベルトを、その表裏側から
ローラで押圧して、ベルトの表裏方向の変形を矯正する
ようにしたことを特徴とするベルト間によって加圧成形
する成形機におけるベルトの矯正方法であり、第2の発
明は、上下に位置して並行的に配設されたスチール製の
ベルト間に成形材料を供給して、これを両ベルトで加圧
して板状体を成形するようにしたものにおいて、成形部
以外の部分において、前記ベルトの表裏に一対のローラ
を、そのベルト表裏を押圧するように対設したことを特
徴とするベルト間によって加圧成形する成形機における
ベルトの矯正装置である。
〔作用〕
上、下に並設されたスチールベルトを夫々連続走行さ
せ、それらのベルトの間に粉状または顆粒状の成形材料
を供給する。供給された成形材料はベルトにより順次移
送され、そのスチールベルト間で段々に加圧成形され
る。上記ベルトは加圧により時として表裏方向に若干で
こぼこに変形するが、この変形は、そのベルトの表裏か
ら押圧される矯正用のローラ間を通過することにより平
面状に矯正される。したがってベルトは加圧成形時には
平面状に矯正された状態にあるため表面の平滑な加圧成
形板を作ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を示す図面について説明する。
第1図、第2図、第3図において、加圧成形機1は、機
枠Aと該機枠Aに取付けた上側及び下側の無端のベルト
機構B、Cとを備える。それらの無端ベルト機構B、C
は、成形材料の移送予定軌跡Xの上側及び下側に、相互
間に成形材料加圧用の間隙を隔てて配設してある。上記
機枠Aは、床面2に設置した下段フレーム3と、同フレ
ーム上に平行に配設した中段フレーム4と、中段フレー
ム4上にさらに積上げした中段フレームより短か目の上
段フレーム5とを備える。上記下段フレーム3と中段フ
レーム4とは下段側の無端ベルト機構C用のフレームを
構成する。上段フレーム5と中段フレーム4とは、上段
側の無端ベルト機構Bのフレームを構成する。
次に無端ベルト機構B、Cについて説明する。上記上
下段側の各フレームの両端にはそれぞれ回転自在な回転
ローラ6〜13がそれぞれ軸支されていている。上記の回
転ローラの内、図面において右方に位置する回転ローラ
10〜13は電動機14でチェーン駆動され、また図面左方
(材料投入側)に位置する回転ローラ6〜9は無駆動形
になっている。15は上段側の外側の一対の回転ローラ
8、13間に掛け渡した無端ベルト、16は内側に位置した
一対の回転ローラ9,12間に掛け渡した無端ベルト、17は
下段側の一対の回転ローラ6,11間に掛け渡した無端ベル
ト、18は内側に位置した一対の回転ローラ7,10間に掛け
渡した無端ベルトを各々示し、これらベルトはいずれも
厚みの薄いステンレススチールベルトが用いられる。31
は上段側の無端ベルト機構Bにおいて、ベルト15,16が
2枚重ねとなっている部分(加圧部分)のベルト15,16
の内面に添設した多段の加圧ローラ群であり、例えば30
数個のローラが用いられる。32は下段側の無端ベルト機
構Cにおいてベルト17,18が2枚重ねとなっている部分
の内側に設けた同様の多段の加圧ローラ群である。上段
側の加圧ローラ群31は各々のローラが加圧装置例えば油
圧シリンダ42によって下方向(下段側の加圧ローラ側)
に押圧され、而も上下の加圧ローラ間の距離の調整が任
意にできるようになっている。なお、上段側の加圧ロー
ラ群31の各ローラは、対応する下側ローラ32との間隔
が、ベルトの進行方向(図面方向)に行くに従って徐々
に小さくなるように配置され、上下段のベルト間を通過
する無機質成形材料33がベルトの移動によって段々と加
圧されるようになっている。37は加圧ローラ用の原動
機、38は一端を原動機37に連結する減速機で、他端は加
圧ローラに連結してある。なお、第1図に示される34は
下段側のフレームに設置した材料投入用のホッパーであ
り、下段側のベルト17上でかつ前方に位置して成形材料
例えば、粉状または顆粒状の無機質成形材料33が供給で
きるようになっている。
35は下段側のベルト17に添設したベルト矯正装置で、
同装置35は同ベルト17を挟んでその表裏に対向配設した
ローラ36からなり、そのローラ36は、ベルト17の幅長と
同長に成形されていると共に対向間隔gが、でこぼこに
変形したベルト17を同ローラ36間に通過させることによ
り押圧されて平面状に矯正されるように設定されてい
る。
なお、本実施例ではローラ36を複数配設置してローラ
群としているが複数配設する必要が無い場合には上下各
1個(1対)であってもよい。また、複数個並設した場
合におけるローラ36の相互の対向間隔gはベルト17の進
行方向に従って徐々に狭くなるように設定する。更に各
ローラには通過するベルトに対しての押圧力を高めるた
めに油圧シリンダー44等の加圧手段を設けるようにして
もよい。上記のベルト矯正装置35は、本実施例では変形
が最も発生しやすい下段ベルト17に添設配置している
が、下段側ベルトの成形後の変形が矯正できるならば図
示の位置に限定されるのではなく、例えば第1図中の
イ、ロの位置でも構わない。なお、成形機には各ベル
トが走行方向(移動方向)に対し左右にづれて蛇行した
場合に回転ローラ6〜9の回転軸をフレームに対し傾
け、それによりベルトを回転ローラに対し正規の位置に
戻すようにした蛇行修正装置40が設けられており、同装
置はベルトの位置を検出する検出部と同検出部からの信
号によって回転ローラの軸を傾動させるようにした作動
部とから構成されている。
次に上記構成の成形機について動作を説明する。
上、下段の各ベルト15,16,17,18は回転ローラ6〜13
の回転により各々が矢印方向に連続的に移動している。
そして、供給された成形材料33は移動中の下段側のベ
ルト17上にホッパー34よりに供給される。供給された同
材料33はスリキリ板41によりその量が一定にされ、上下
のベルト15,17に送り込まれる。送り込まれた材料33は
加圧ローラ群31,32によって漸次加圧力が増大され、所
定の厚みに加圧成形される。そして長尺の無機質成形板
33′が作られる。そしてこの加圧成形板はカツター43に
より所定の長さに切断された後、ローラハースキルン等
の焼成炉にて所定の焼成条件にて焼成される。
一方成形機にあっては、加圧成形によってでこぼこに
変形した下段側ベルト17が矯正装置35のローラ間の隙間
gを通過しながら平面状に矯正される。
上記のベルト矯正装置35はベルトの変形が成形の都度
発生するものではないため、不必要な場合には上記のロ
ーラ36間の間隔を広くしてベルトに対し無関係にしてお
く。
第4図は本発明の他の実施例を示すもので、ベルトの
矯正装置35aを、ベルトを架設した回転ローラ6を利用
して構成したものである。すなわち、回転ローラ6の外
周部に加圧ローラ36aを対設し、該加圧ローラ6を、油
圧シリンダ44a等によりベルト17の表面から回転ローラ
6へ押圧して、ベルト17を矯正するようにしたものであ
る。
更に、前記各ベルト矯正装置35,35aを成型機に付設す
ることなく、成型機とは別に加圧ローラ35bを用意し、
該加圧ローラ36bを、作業者が手操作で回転ローラ6へ
押圧してベルト17の矯正を行なうようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明においては、加圧成形の際に発設したベルトで
こぼこ状の変形を、成形機の運転中(ベルトの移動中)
に平面状に矯正することができる。
そのため、成形機は連続的かつ表面の平滑な加圧成形
板を作ることができる。しかも矯正用のローラを成形機
に付設することにより、ベルトの変形の矯正が運転中の
自動的に行えるため変形したベルトの取り付けおよび取
り外し等の面倒な作業が必要でなくなり極めて能率的と
なる。
また、ベルト矯正装置はローラで構成されているため
構造が簡単になりしたがって大幅なコスト高を伴わな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はベルト架
設状態を示す略側面図、第2図は一部を省略した成形機
の正面図、第3図は同平面図、第4図は他の実施例を示
す要部の側面図である。 6〜13……ベルト送り用回転ローラ、17……ベルト、36
……36a,36b……矯正用ローラ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に位置して並行的に配設されたスチー
    ル製のベルト間に成形材料を供給して、これを両ベルト
    で加圧して板状体を成形するようにしたものにおいて、
    成形部以外の部分において、前記ベルトを、その表裏側
    からローラで押圧して、ベルトの表裏方向の変形を矯正
    するようにしたことを特徴とするベルト間によって加圧
    成形する成形機におけるベルトの矯正方法。
  2. 【請求項2】上下に位置して並行的に配設されたスチー
    ル製のベルト間に成形材料を供給して、これを両ベルト
    で加圧して板状体を成形するようにしたものにおいて、
    成形部以外の部分において、前記ベルトの表裏に一対の
    ローラを、そのベルト表裏を押圧するように対設したこ
    とを特徴とするベルト間によって加圧成形する成形機に
    おけるベルトの矯正装置。
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