JP2662657B2 - 二次元噴流層造粒炉 - Google Patents

二次元噴流層造粒炉

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JP2662657B2
JP2662657B2 JP4168395A JP16839592A JP2662657B2 JP 2662657 B2 JP2662657 B2 JP 2662657B2 JP 4168395 A JP4168395 A JP 4168395A JP 16839592 A JP16839592 A JP 16839592A JP 2662657 B2 JP2662657 B2 JP 2662657B2
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友昭 高田
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J8/00Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes
    • B01J8/18Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles
    • B01J8/24Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles according to "fluidised-bed" technique
    • B01J8/38Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles according to "fluidised-bed" technique with fluidised bed containing a rotatable device or being subject to rotation or to a circulatory movement, i.e. leaving a vessel and subsequently re-entering it
    • B01J8/384Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles according to "fluidised-bed" technique with fluidised bed containing a rotatable device or being subject to rotation or to a circulatory movement, i.e. leaving a vessel and subsequently re-entering it being subject to a circulatory movement only
    • B01J8/386Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles according to "fluidised-bed" technique with fluidised bed containing a rotatable device or being subject to rotation or to a circulatory movement, i.e. leaving a vessel and subsequently re-entering it being subject to a circulatory movement only internally, i.e. the particles rotate within the vessel

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原料粉体を造粒するた
めの噴流層造粒炉、詳しくは、上端部がスリット型のス
ロートを有し、二次元的にスケールアップをすることが
可能な噴流層造粒炉に関するものである。本発明は、セ
メント原料の造粒、セラミックスの製造における原料の
造粒、超電導材料の製造における原料の造粒などに適用
することができる。
【0002】
【従来の技術】従来、噴流層を利用した造粒炉と、流動
層を用いた焼成炉とを組み合わせたセメント製造装置
を、本出願人は既に開発している。この従来の装置は、
予熱されたセメント原料粉体を1300℃以上の高温で
熱間自己造粒させ、造粒物を1400℃以上の高温で焼
成するものである。従来の噴流層造粒炉は、横断面が円
形であり、小型のものでは粉粒体の直落、循環量過多の
問題は生じなかったが、炉をスケールアップしてスロー
トの内径を大きくした時点で、例えばスロート内径を1
25mmから260〜290mmとした時点で、噴流層
内の圧力変動が大きくなり粉粒体が直落し、その対策と
して流速を大きくすると循環量過多となって、安定した
運転ができなくなった。このため、現在は、新型噴流層
といって、流動層に近い造粒炉の研究開発を実施中であ
る。しかし、この新型噴流層においても、造粒速度が遅
い、コーチングが付き易いなどの問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の噴流層造粒炉は
つぎのような問題点を有している。 (1) スケールアップするに際して、スロート径を大
きくすると、噴流層内の圧力変動が大きくなりスロート
から粉粒体が直落し、その対策として流速を大きくする
と循環量が過多となって、安定な運転を行うことができ
ない。 (2) スケールアップするに際して、技術的に確立さ
れた小型炉をマルチ化することによって対応すると、装
置が複雑になり、コストアップにつながる。 (3) 層の脈動のため、ホットスポット(高温部)を
持つ安定したスパウト部(噴流層部)が得られず、移動
層部の粒子が周期的にスパウト部に入り込み熱量を持ち
出すため、投入熱量をスパウト部に集中できない、造粒
が不安定になる、コーチングが多発するなどの問題点が
発生する。本発明は、上記の諸点に鑑みなされたもの
で、炉をスケールアップしても、粉粒体の直落、循環量
過多が生じることなく、安定運転を維持して、投入熱量
をスパウト部(噴流層部)に集中することによって、造
粒操作が高速度で行なわれるし、原料投入を静かな層界
面に行うことによって、原料飛散によるコーチングを防
止し、原料投入量、移動層高、移動層から噴流層部への
粉粒体供給量、ホットスポット温度を変えることによっ
て、造粒粒径を制御できるようにし、炉の寸法を二次元
的に拡大することによって、容易にスケールアップをす
ることができる噴流層造粒炉を提供することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の噴流層造粒炉は、図8に示すように、原
料粉体を噴流状態で加熱し、造粒する噴流層造粒炉にお
いて、横断面が略矩形状で下端部にスリット型の熱風入
口12を有する炉本体10と、炉本体10の下端部のス
リット型の熱風入口12に接続され、スケールアップす
る際に奥行Dを一定にして炉本体の幅に合わせた長さ
幅Wとすることにより横断面の寸法が二次元的に拡大
る横断面が略矩形状のスロート22と、からなることを
特徴としている。また、本発明の噴流層造粒炉は、図1
〜図5に示すように、原料粉体を噴流状態で加熱し、造
粒する噴流層造粒炉において、横断面が略矩形状で下端
部にスリット型の熱風入口12を有する炉本体10と、
炉本体10の下部のスリット型の熱風入口12に接続さ
、スケールアップする際に奥行Dを一定にして炉本体
の幅に合わせた長さの幅Wとすることにより横断面の寸
法が二次元的に拡大する横断面が略矩形状のスロート2
2と、層を移動層部30と噴流層部28とに連通可能に
仕切るパネル状の仕切部材26と、からなることを特徴
としている。
【0005】さらに詳細に説明すると、本発明の噴流層
造粒炉は、横断面が略矩形状で下端部にスリット型の熱
風入口12を有する炉本体10と、炉本体10の下端部
のスリット型の熱風入口12に接続され、奥行Dが一定
で幅Wが炉本体の幅と略同じ長さの略矩形状のスロート
22と、炉本体10内において、スロート22の略上側
にスロート22に平行ないし若干傾斜させて炉本体10
の内壁との間に一定間隔ないし、上方向に一定の割合で
増加させた間隔の間隙24が形成されるように設けられ
たパネル状の仕切部材26と、スロート22の上側で、
仕切部材26の一方の側面と炉本体10の内壁との間に
形成される噴流層部28と、仕切部材26の他方の側面
と炉本体10との間に形成される移動層部30と、スロ
ート22と仕切部材26との間に形成され、粒子と原料
粉体との混合物が移動層部30から噴流層部28へ巻き
込まれる巻込み部32と、からなることを特徴としてい
る。
【0006】そして、上記の噴流層造粒炉において、図
4及び図5に示すように、仕切部材26を冷却構造とし
たり、図6に示すように、スロート22内に水平方向に
偏流及び直落防止用の整流板38を設けたり、図7に示
すように、スロート22内に鉛直方向に偏流防止用の複
数の整流部材40を設けたりするのが望ましい。さら
に、仕切部材26の下端高さを調整することにより、噴
流層部28への巻込み量を制御するように構成したり、
図4に示すように、スロート22と炉本体10との接続
部近傍に空気ノズル42を設けることにより、噴流層部
28への巻込み量を制御するように構成するのが望まし
い。
【0007】
【作用】原料投入口16から原料粉体が移動層部30に
投入され、移動層を形成しながら徐々に下降する。下降
した粉体は仕切部材26の下端部の下側の巻込み部32
でスロート22から噴出される熱風により噴流層部28
に巻き込まれる。噴流層28内では、スロート22から
の熱風とバーナ21からの燃焼ガスにより噴流状態のホ
ットスポットを形成しており、ここに巻き込まれた粉粒
体は、加熱されて粉体同士の集合体の熱間自己造粒や粒
子の周囲に付着した粉体の溶融による粒子の肥大化が行
われる。造粒されながら噴流層部28を噴流状態で上昇
した粒子は、仕切部材26の上端と炉本体の天井部との
間を通って移動層部30上に落下し、造粒物抜出口18
から抜き出される。このとき、大径の粒子は遠心力によ
り造粒物抜出口18近傍に落下する傾向があるので、造
粒物抜出口18からは主として大径の粒子が抜き出され
ることになる。残りの粒子は移動層30内を下降し、そ
の過程で原料の一部をその周囲に付着させる。残りの原
料は原粒粉同士が凝集する。このようにして下降した混
合物は、再び上述の操作が行われる。このように、安定
したスパウト部(噴流層部)32とホットスポットを得
ることができ、移動層部の粒子が周期的にスパウト部に
入り込み、熱量をスパウト部から持ち出すことがないの
で、スパウト部に投入する必要熱量が低減するととも
に、移動層部30の温度は噴流層部からの粒子の巻込み
によって上昇することがなく、原料粉との混合により冷
却されるので、従来より温度レベルが低く、かつ、移動
層界面が静かになり、投入原料の飛散を防止することが
できる。仕切部材26下端とスロート22との高さを調
整することにより、粒子巻込み量を変化させることがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されてい
る構成部材の形状、その相対配置などは、とくに特定的
な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定
する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。図
1〜図3において、10は横断面が略矩形状の炉本体
で、下部にスリット型の熱風入口12を、上部又は上側
部に排ガス出口14を、側部又は上部に複数の原料投入
口16を、側部に原料投入口と幅方向にずれた位置に複
数の造粒物抜出口18を有している。炉本体10の片側
は、スリット型の熱風入口12まで鉛直方向に垂下して
おり、炉本体10の他の側面は、スリット型の熱風入口
12に至る傾斜面20が形成されている。また、熱風入
口12の近傍にはバーナ21が設けられている。
【0009】炉本体10の下端部のスリット型の熱風入
口12には、奥行Dが10〜15cm程度で一定で幅W
が炉幅と同じ長さの略矩形状のスロート22が接続さ
、炉をスケールアップする際には、炉本体10の幅に
合わせてスロート22の幅(長さ)Wを設計することに
より、横断面の寸法が二次元的に拡大するようになって
いる。すなわち、粉粒体の直落、循環量過多の問題が起
こらない範囲の奥行Dに制限し、幅Wのみを大きくして
横断面の寸法を二次元的に広げることによって、従来の
噴流層造粒炉の問題点を回避しつつ、スケールアップが
できるように構成している。炉本体10内において、ス
ロート22の略上側にスロート22に平行して、炉本体
10との間に一定間隔ないし上方向に一定の割合で増加
させた間隔の間隙24が形成されるようにパネル状の仕
切部材26が設けられている。そして、スロート22の
上側で、仕切部材26の一方の側面と炉本体10との
間、すなわち、上記間隙24に噴流層部28が形成さ
れ、仕切部材26の他方の側面と炉本体10との間に移
動層部30が形成される。スロート22の上端と仕切部
材26の下端との間の部分32から、粒子と原料粉体と
の混合物が移動層部30から噴流層部28へ巻き込まれ
るようになっている。すなわち、この部分32は巻込み
部32となっている。
【0010】図4及び図5に示すように、仕切部材26
の耐熱性を確保するために、仕切部材26を中空状に形
成し、この中空部34に冷却用管36を挿入して、水冷
又は空冷構造とするのが望ましい。なお、仕切部材をジ
ャケット型にして水冷又は空冷することも可能である。
また、幅方向についても流れのアンバランスが生じない
ように、必要に応じて図6に示すように、スロート22
内に水平方向に偏流及び直落防止用の整流板38(例え
ば、圧損を与えるための多孔板)を設置したり、図7に
示すように、スロート22内に鉛直方向に偏流防止用の
複数の整流部材40(例えば、仕切部材)を適当な間隔
で設ける。また、巻込み部32から噴流層部28への巻
込み量を設定するのに、仕切部材26の下端高さを調整
したり、スロート22と炉本体10との接続部近傍、例
えば傾斜面20に、図4に示すように、空気ノズル42
を設けて、空気を吹き込んだりすることも行われる。
【0011】図8は、本発明の噴流層造粒炉の他の実施
例を示している。本実施例は、炉本体10内に仕切部材
を設けることなく、炉本体10の下端部に、奥行Dが一
定で幅Wが炉本体の幅と略同一の略矩形状のスロート2
2を接続することにより、炉本体10内に移動層部30
と噴流層部28とを形成させるものである。他の構成
は、前述の実施例の場合と同様である。
【0012】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) スロートの幅(長さ)を大きくすることにより
スケールアップができるので、設計が容易でリスクが少
ない。 (2) スロートの奥行が制限された一定値であるの
で、圧力変動が少なくなり、粉粒体の直落が起こりにく
くなるとともに、循環量が減少する。 (3) 安定したスパウト部とホットスポットが形成さ
れ、所要投入熱量が低減する。このため、噴流層部温
度、移動層部温度も低減し、装置の耐久性が向上し、コ
ーチングが減少する。 (4) 造粒物生産量当りのスパウト部への投入必要熱
量が減少するので、同じ大きさの装置でも生産量を増大
することができる。 (5) スパウト部とホットスポットが安定するので、
造粒が安定し、造粒速度も速くなる。 (6) 移動層部は静かな界面を有しているので、投入
原料粉体の飛散が減少し、ガス出口部、原料投入部のコ
ーチングが減少する。 (7) 移動層部の層高を高くしても、圧力損失はあま
り増加しなくなるので、負荷に応じて層高を変えて粒子
中の原料粉濃度を一定にすることができる。 (8) スパウト部への粒子及び原料粉体の混合物の供
給量を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の噴流層造粒炉の一実施例を示す立断面
説明図である。
【図2】図1における2−2線断面図である。
【図3】図1における3−3線断面図である。
【図4】本発明の噴流層造粒炉の他の実施例を示す立断
面説明図である。
【図5】図4における5−5線断面図である。
【図6】本発明の噴流層造粒炉におけるスロートの一例
を示す立断面図である。
【図7】本発明の噴流層造粒炉におけるスロートの他の
例を示す平断面図である。
【図8】本発明の噴流層造粒炉のさらに他の実施例を示
す立断面説明図である。
【符号の説明】
10 炉本体 22 スロート 24 間隙 26 仕切部材 28 噴流層部 30 移動層部 32 粉粒体の噴流層部への巻込み部 38 整流板(多孔板) 40 整流部材(仕切部材) 42 空気ノズル D スロートの奥行 W スロートの幅(長さ)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料粉体を噴流状態で加熱し、造粒する
    噴流層造粒炉において、 横断面が略矩形状で下端部にスリット型の熱風入口(1
    2)を有する炉本体(10)と、 炉本体(10)の下端部のスリット型の熱風入口(1
    2)に接続され、スケールアップする際に奥行(D)を
    一定にして炉本体の幅に合わせた長さの幅(W)とする
    ことにより横断面の寸法が二次元的に拡大する横断面が
    略矩形状のスロート(22)と、 からなることを特徴とする二次元噴流層造粒炉。
  2. 【請求項2】 原料粉体を噴流状態で加熱し、造粒する
    噴流層造粒炉において、 横断面が略矩形状で下端部にスリット型の熱風入口(1
    2)を有する炉本体(10)と、 炉本体(10)の下部のスリット型の熱風入口(12)
    に接続され、スケールアップする際に奥行(D)を一定
    にして炉本体の幅に合わせた長さの幅(W)とすること
    により横断面の寸法が二次元的に拡大する横断面が略矩
    形状のスロート(22)と、 層を移動層部(30)と噴流層部(28)とに連通可能
    に仕切るパネル状の仕切部材(26)と、 からなることを特徴とする二次元噴流層造粒炉。
  3. 【請求項3】 原料粉体を噴流状態で加熱し、造粒する
    噴流層造粒炉において、 横断面が略矩形状で下端部にスリット型の熱風入口(1
    2)を有する炉本体(10)と、 炉本体(10)の下端部のスリット型の熱風入口(1
    2)に接続され、奥行(D)が一定で幅(W)が炉本体
    の幅と略同じ長さの略矩形状のスロート(22)と、 炉本体(10)内において、スロート(22)の略上側
    にスロート(22)に平行ないし若干傾斜させて炉本体
    (10)の内壁との間に一定間隔ないし、上方向に一定
    の割合で増加させた間隔の間隙(24)が形成されるよ
    うに設けられたパネル状の仕切部材(26)と、 スロート(22)の上側で、仕切部材(26)の一方の
    側面と炉本体(10)との間に形成される噴流層部(2
    8)と、 仕切部材(26)の他方の側面と炉本体(10)との間
    に形成される移動層部(30)と、 スロート(22)と仕切部材(26)との間に形成さ
    れ、粒子と原料粉体との混合物が移動層部(30)から
    噴流層部(28)へ巻き込まれる巻込み部(32)と、 からなることを特徴とする二次元噴流層造粒炉。
  4. 【請求項4】 仕切部材(26)が冷却構造となってい
    る請求項2又は3記載の二次元噴流層造粒炉。
  5. 【請求項5】 スロート(22)内に水平方向に偏流及
    び粒子の直落防止用の整流板(38)を設けた請求項
    1、2又は3記載の二次元噴流層造粒炉。
  6. 【請求項6】 スロート(22)内に鉛直方向に偏流防
    止用の複数の整流部材(40)を設けた請求項1、2又
    は3記載の二次元噴流層造粒炉。
  7. 【請求項7】 仕切部材(26)の下端高さを調整する
    ことにより、噴流層部(28)への巻込み量を制御する
    ようにした請求項2又は3記載の二次元噴流層造粒炉。
  8. 【請求項8】 スロート(22)と炉本体(10)との
    接続部近傍に空気ノズル(42)を設けることにより、
    噴流層部(28)への巻込み量を制御するようにした請
    求項1、2又は3記載の二次元噴流層造粒炉。
JP4168395A 1992-06-03 1992-06-03 二次元噴流層造粒炉 Expired - Lifetime JP2662657B2 (ja)

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JP2008523975A (ja) 2004-12-15 2008-07-10 ブロクヴィル, アクセル ドゥ 回転流動床装置と、この装置の使用方法
BE1016382A3 (fr) * 2004-12-15 2006-10-03 Broqueville Axel De Dispositif d'injection de fluides a l'interieur d'un lit fluidifie rotatif.

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