JP2660354B2 - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
- Publication number
- JP2660354B2 JP2660354B2 JP2044316A JP4431690A JP2660354B2 JP 2660354 B2 JP2660354 B2 JP 2660354B2 JP 2044316 A JP2044316 A JP 2044316A JP 4431690 A JP4431690 A JP 4431690A JP 2660354 B2 JP2660354 B2 JP 2660354B2
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- JP
- Japan
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- terminal
- housing
- connector
- terminals
- mating
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/623—Casing or ring with helicoidal groove
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2101/00—One pole
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R24/00—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
- H01R24/20—Coupling parts carrying sockets, clips or analogous contacts and secured only to wire or cable
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R24/00—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
- H01R24/28—Coupling parts carrying pins, blades or analogous contacts and secured only to wire or cable
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
本発明は、第１コネクタ及び第２コネクタより成る一
対の迅速に接続でき、そして切り離せる電気コネクタに
係る。
対の迅速に接続でき、そして切り離せる電気コネクタに
係る。
車の多くの電気要素はマイクロチップ、トランジスタ
もしくは他のそのようなインテルジェント・コントロー
ル手段を有する複雑な回路を含んでいる。これらの複雑
な電気要素はサウンド・システム、オールタネータ、イ
グニッション・モジュール、クライメート・コントロー
ル・システムそして計器パネルを含む。これらの電気要
素のチップやトランジスタは、突然発車するときや電池
を充電したり、取り替えたりするときに生じることのあ
る電力サージによって簡単に損傷を受ける。結果とし
て、発車させようとする前や、電池を充電したり、取り
替えたりする前にマイクロチップやトランジスタを有す
る電気要素を電池から切り離す手段を講じておくことが
望ましい。 ある電気要素をサージから保護したいということで電
池の正端子からスプライスへのびる一本のリード線を設
けた車がある。この場合、複数の別個のリード線がその
スプライスからのびている。そのようなリード線の一本
はスタータにのびている。別のリード線は照明グループ
のようなかなり簡単な電気要素にのびている。少なくと
も一本の他のリード線はマイクロチップやトランジスタ
を有する複雑な電気要素へのびている。その場合マイク
ロチップやトランジスタを有する電気要素へ電池からの
びているリード線に適当な切断手段を入れる。急な発進
や電池の取り替え前にマイクロチップやトランジスタを
有する電気要素へのリード線を切ることが車のオーナー
や保守者に忠告される。 自動車の電池からのリード線のような大電流用の従来
のコネクタは大きくそして複雑である。そのような大電
流の自動車の用途の典型的なコネクタはボルトで一緒に
締められている対向部材を含んでいる。結果としてその
ようなコネクタの切り離しと再結合とは困難であった。
車のメーカーの関心事は車のオーナーや保守修理業者が
エンジンの急な発進前にこれらのリード線を切るという
指示を無視して、そのためマイクロチップやトランジス
タを有する電気要素を損傷する可能性を高めるというこ
とである。急発進を必要とする制御できない状況で困難
な切り離しは行われるということは余りない。例え、切
り離しが完了していても制御できない状況においては従
来の大電流コネクタの再接続は不適当であろう。電池の
線のこれらの複雑な接続と再接続の困難な車のエンジン
室が極端に狭いということで特に困難となる。 必ずしもチップやトランジスタを含んでいない電気要
素の多くは極端に大きい電流負荷をかけられる。一例と
しては大きい電流の流れる加熱要素を含むデフロスタで
ある。デフロスタもしくは他のそのような要素は定期的
に修理や取り替えを必要とする。そのような修理や取り
替えの第１段階は、オールタネータへの大電流の接続を
切ることである。しかしながら、上に述べたように、車
で使用する大電流コネクタは典型的に大きく、複雑であ
り、そして車のエンジン室の非常に狭い空間で切り離し
をするのは困難である。 先行技術の多くの電気コネクタは嵌めたり、外したり
するのは簡単である。しかしながら、これらの簡単に嵌
めたり、外したりできるコネクタの多くは振動の大きい
自動車での環境に適してはいない。他の多くのものは、
もし大きい電流が流れると即座にそして恒久的に損傷す
る小さい壊れ易いターミナルに対して設計されている。 迅速に接続したり、切り離したりするように意図され
ている先行技術のコネクタはバヨネット・タイプの接続
となっている対向して嵌め合わせられるハウジングを含
んでいる。この典型的なバヨネット・タイプの接続は一
対の円筒状の入れ子となっているハウジング部材を備え
ている。一方のハウジング部材には少なくとも一つのカ
ムを設けてあり、他方のハウジング部材はそのカムの入
る溝を有する。溝の形によって決まる軸方向の動きと回
転との両方の動きの組み合わせによって２個のハウジン
グを結合する。 従来のバヨネット・タイプの接続の多くが備えている
ターミナルはハウジングに対して動いて、ハウジングの
回転にもかかわらず軸方向にだけターミナルが動くこと
を保証している。従来のバヨネット・タイプのコネクタ
のハウジングは、ハウジングに対してある選択した軸方
位にターミナルをバイアスするための複雑なスプリング
手段も含んでいる。従来のバヨネット・タイプの接続を
有する電気コネクタの例は、1987年２月24日にバーガに
付与された米国特許4,645,281;1988年４月12日にスチラ
ーに付与された米国特許4,737,119;1982年11月30日にマ
ーミリオン等に付与された米国特許4,361,374;1979年３
月27日にラムセーに付与された米国特許4,146,288;1984
年８月７日にコリンズに付与された米国特許4,464,010;
1982年11月16日にガルサー等に付与された米国特許4,35
9,256;1969年１月28日にソイニッサンに付与された米国
特許3,425,026;1967年11月７日にジンメルマンに付与さ
れた米国特許3,351,886;そして1966年５月17日にハンセ
ンに付与された米国特許3,252,124である。これらの米
国特許のいずれも自動車の電池に使用できるコネクタに
係るものではない。 ターミナルのハウジングにカム手段を設けた電気コネ
クタが実開昭52−134687号、同60−110807号公報に開示
されている。また、ターミナルにカム手段を設けた電気
コネクタが実開昭52−69587号公報に開示されている。 しかるに、これらの電気コネクタは、ターミナルを絶
縁ハウジングで単に覆った構造で、ターミナル相互の、
回転しながらの嵌め合わせや嵌め外しの際の、ターミナ
ルとハウジングの一体性維持の点で問題があった。
もしくは他のそのようなインテルジェント・コントロー
ル手段を有する複雑な回路を含んでいる。これらの複雑
な電気要素はサウンド・システム、オールタネータ、イ
グニッション・モジュール、クライメート・コントロー
ル・システムそして計器パネルを含む。これらの電気要
素のチップやトランジスタは、突然発車するときや電池
を充電したり、取り替えたりするときに生じることのあ
る電力サージによって簡単に損傷を受ける。結果とし
て、発車させようとする前や、電池を充電したり、取り
替えたりする前にマイクロチップやトランジスタを有す
る電気要素を電池から切り離す手段を講じておくことが
望ましい。 ある電気要素をサージから保護したいということで電
池の正端子からスプライスへのびる一本のリード線を設
けた車がある。この場合、複数の別個のリード線がその
スプライスからのびている。そのようなリード線の一本
はスタータにのびている。別のリード線は照明グループ
のようなかなり簡単な電気要素にのびている。少なくと
も一本の他のリード線はマイクロチップやトランジスタ
を有する複雑な電気要素へのびている。その場合マイク
ロチップやトランジスタを有する電気要素へ電池からの
びているリード線に適当な切断手段を入れる。急な発進
や電池の取り替え前にマイクロチップやトランジスタを
有する電気要素へのリード線を切ることが車のオーナー
や保守者に忠告される。 自動車の電池からのリード線のような大電流用の従来
のコネクタは大きくそして複雑である。そのような大電
流の自動車の用途の典型的なコネクタはボルトで一緒に
締められている対向部材を含んでいる。結果としてその
ようなコネクタの切り離しと再結合とは困難であった。
車のメーカーの関心事は車のオーナーや保守修理業者が
エンジンの急な発進前にこれらのリード線を切るという
指示を無視して、そのためマイクロチップやトランジス
タを有する電気要素を損傷する可能性を高めるというこ
とである。急発進を必要とする制御できない状況で困難
な切り離しは行われるということは余りない。例え、切
り離しが完了していても制御できない状況においては従
来の大電流コネクタの再接続は不適当であろう。電池の
線のこれらの複雑な接続と再接続の困難な車のエンジン
室が極端に狭いということで特に困難となる。 必ずしもチップやトランジスタを含んでいない電気要
素の多くは極端に大きい電流負荷をかけられる。一例と
しては大きい電流の流れる加熱要素を含むデフロスタで
ある。デフロスタもしくは他のそのような要素は定期的
に修理や取り替えを必要とする。そのような修理や取り
替えの第１段階は、オールタネータへの大電流の接続を
切ることである。しかしながら、上に述べたように、車
で使用する大電流コネクタは典型的に大きく、複雑であ
り、そして車のエンジン室の非常に狭い空間で切り離し
をするのは困難である。 先行技術の多くの電気コネクタは嵌めたり、外したり
するのは簡単である。しかしながら、これらの簡単に嵌
めたり、外したりできるコネクタの多くは振動の大きい
自動車での環境に適してはいない。他の多くのものは、
もし大きい電流が流れると即座にそして恒久的に損傷す
る小さい壊れ易いターミナルに対して設計されている。 迅速に接続したり、切り離したりするように意図され
ている先行技術のコネクタはバヨネット・タイプの接続
となっている対向して嵌め合わせられるハウジングを含
んでいる。この典型的なバヨネット・タイプの接続は一
対の円筒状の入れ子となっているハウジング部材を備え
ている。一方のハウジング部材には少なくとも一つのカ
ムを設けてあり、他方のハウジング部材はそのカムの入
る溝を有する。溝の形によって決まる軸方向の動きと回
転との両方の動きの組み合わせによって２個のハウジン
グを結合する。 従来のバヨネット・タイプの接続の多くが備えている
ターミナルはハウジングに対して動いて、ハウジングの
回転にもかかわらず軸方向にだけターミナルが動くこと
を保証している。従来のバヨネット・タイプのコネクタ
のハウジングは、ハウジングに対してある選択した軸方
位にターミナルをバイアスするための複雑なスプリング
手段も含んでいる。従来のバヨネット・タイプの接続を
有する電気コネクタの例は、1987年２月24日にバーガに
付与された米国特許4,645,281;1988年４月12日にスチラ
ーに付与された米国特許4,737,119;1982年11月30日にマ
ーミリオン等に付与された米国特許4,361,374;1979年３
月27日にラムセーに付与された米国特許4,146,288;1984
年８月７日にコリンズに付与された米国特許4,464,010;
1982年11月16日にガルサー等に付与された米国特許4,35
9,256;1969年１月28日にソイニッサンに付与された米国
特許3,425,026;1967年11月７日にジンメルマンに付与さ
れた米国特許3,351,886;そして1966年５月17日にハンセ
ンに付与された米国特許3,252,124である。これらの米
国特許のいずれも自動車の電池に使用できるコネクタに
係るものではない。 ターミナルのハウジングにカム手段を設けた電気コネ
クタが実開昭52−134687号、同60−110807号公報に開示
されている。また、ターミナルにカム手段を設けた電気
コネクタが実開昭52−69587号公報に開示されている。 しかるに、これらの電気コネクタは、ターミナルを絶
縁ハウジングで単に覆った構造で、ターミナル相互の、
回転しながらの嵌め合わせや嵌め外しの際の、ターミナ
ルとハウジングの一体性維持の点で問題があった。
以上から本発明の目的は、大電流の自動車の用途に適
した簡単に嵌めたり、外したりできると共に、断面積の
大きい、嵌め合わせ力の小さい、そして接触面積の大き
いターミナルを有する迅速に切り離せる電気コネクタを
提供することは勿論のこと、特に、ターミナルに対して
絶縁ハウジングが堅固に固定された迅速に切り離せる電
気コネクタを提供することである。
した簡単に嵌めたり、外したりできると共に、断面積の
大きい、嵌め合わせ力の小さい、そして接触面積の大き
いターミナルを有する迅速に切り離せる電気コネクタを
提供することは勿論のこと、特に、ターミナルに対して
絶縁ハウジングが堅固に固定された迅速に切り離せる電
気コネクタを提供することである。
上記目的を達成する為に本発明は次の技術的手段を有
する。即ち実施例に対応する添付図面中の特号を用いて
これを説明すると、本発明は、第１のコネクタ14と第２
のコネクタ12とを備え、上記第１のコネクタ14は、一対
の外側に偏向する縦方向にのびるコンタクト72、74と、
ワイヤー38へ固定されるワイヤー取り付け端とを有する
第１のターミナル58を具備すると共に、この第１ターミ
ナル58を受けるためのターミナル受け凹所を有し、第２
のコネクタ12に対し、接続と切り離しとを容易とするカ
ムスロット40をもつ前の嵌め合わせ端を備え、プラスチ
ック材料からモールドされた第１のハウジング32より成
り、上記第２のコネクタ12は、上記第１のターミナル58
の外側に偏向するコンタクト72、74の間に受け入れられ
るコンタクト64、66と、ワイヤー22へ固定されるワイヤ
ー取り付け端都を有する第２のターミナル56を具備する
と共に、上記第２のターミナル56を受けるためのターミ
ナル受け凹所を有し、上記第１のハウジング32のカムス
ロット40に係合し、そして上記第１のターミナル58と第
２のターミナル56とがらせん状に拭かれ相互に組み合わ
される完全に嵌まり合った状態に上記第１のハウジング
32と第２のハウジング16をらせん状に案内するカムフォ
ローワー24を持つ嵌め合わせ端を備え、プラスチック材
料からモールドされている第２のハウジング16より成
る、電気コネクターに於て、上記第１のターミナル58と
第２のターミナル56の各々のワイヤー取り付け端部は、
ワイヤー38、22をかしめた平坦部59、57として構成され
て成り、これら第１のターミナル56の各々第１、第２の
ハウジング32、16のターミナル受け凹所に装着された状
態、第１のハウジング32と第２のハウジング16のプラス
チック材料が上記第２のターミナル58、56各々の平坦部
59、57に係合して、各ハウジング32、16内に各ターミナ
ル58、56が保持されていることを特徴とする電気コネク
タである。
する。即ち実施例に対応する添付図面中の特号を用いて
これを説明すると、本発明は、第１のコネクタ14と第２
のコネクタ12とを備え、上記第１のコネクタ14は、一対
の外側に偏向する縦方向にのびるコンタクト72、74と、
ワイヤー38へ固定されるワイヤー取り付け端とを有する
第１のターミナル58を具備すると共に、この第１ターミ
ナル58を受けるためのターミナル受け凹所を有し、第２
のコネクタ12に対し、接続と切り離しとを容易とするカ
ムスロット40をもつ前の嵌め合わせ端を備え、プラスチ
ック材料からモールドされた第１のハウジング32より成
り、上記第２のコネクタ12は、上記第１のターミナル58
の外側に偏向するコンタクト72、74の間に受け入れられ
るコンタクト64、66と、ワイヤー22へ固定されるワイヤ
ー取り付け端都を有する第２のターミナル56を具備する
と共に、上記第２のターミナル56を受けるためのターミ
ナル受け凹所を有し、上記第１のハウジング32のカムス
ロット40に係合し、そして上記第１のターミナル58と第
２のターミナル56とがらせん状に拭かれ相互に組み合わ
される完全に嵌まり合った状態に上記第１のハウジング
32と第２のハウジング16をらせん状に案内するカムフォ
ローワー24を持つ嵌め合わせ端を備え、プラスチック材
料からモールドされている第２のハウジング16より成
る、電気コネクターに於て、上記第１のターミナル58と
第２のターミナル56の各々のワイヤー取り付け端部は、
ワイヤー38、22をかしめた平坦部59、57として構成され
て成り、これら第１のターミナル56の各々第１、第２の
ハウジング32、16のターミナル受け凹所に装着された状
態、第１のハウジング32と第２のハウジング16のプラス
チック材料が上記第２のターミナル58、56各々の平坦部
59、57に係合して、各ハウジング32、16内に各ターミナ
ル58、56が保持されていることを特徴とする電気コネク
タである。
第１図に迅速切り離し電池ケーブルコネクタの対を10
で示す。コネクタ対10はプラグ・コネクタ12とソケット
・コネクタ14とを備えている。 プラグ・コネクタ12は、外径ａが約1.78cm（0.70イン
チ）の円筒状の一体のモールドハウジング16を備えてい
る。プラグ・コネクタ12のハウジング16は前の嵌め合わ
せ端18と後端20とを備えている。AWG4番線22がプラグコ
ネクタ12の後端20に入り、そして以下に詳しく説明する
ように、プラグ・コネクタ12内でターミナルへ機械的に
そして電気的にしっかり接続されている。一対のカムフ
ォロワー24はプラグ・コネクタ12のハウジング16から外
に向かって直径で反対方向にのび、そしてこれらのカム
フォロワーはハウジング16と一体にモールドされてい
る。カムフォロワー24は円筒形であるか、もしくは先細
りの台形となっている。カムフォロワー24はハウジング
16の前の嵌め合わせ端から僅かに後方に離されている。
カムフォロワー24とハウジング16の前端18との中間の環
状溝にエラストマーシール26が配置されている。ハウジ
ング16はそれの両側からのびる一体モールドの補助レバ
ー28、30も備えている。以下に説明するが、補助レバー
28、30はプラグ・コネクタ12をソケット・コネクタ14に
嵌め合わせるときのプラグ・コネクタ12の回転運動を助
ける。 ソケット・コネクタ14は一体にモールドされたプラス
チックの円筒ハウジング32を備えている。このハウジン
グ32の外径ｂは約2.29cm（0.90インチ）であり、その内
径ｃはプラグコネクタ12のハウジング16の外径ａより僅
かに大きい。こうして、ソケットコネクタ14の内径ｃは
円筒状のプラグコネクタ12をその中に入れ子にして受け
入れられるようにする。 ソケット・コネクタ14のハウジング32は前の嵌め合わ
せ端34と後端36とを有する。AWG番線38が後端36内にの
び、そして以下に説明するように、ハウジング32内に取
りつけたターミナルへ機械的にそして電気的にしっかり
接続されている。他の大きさの線を本文に説明している
発明と同様に使用できることを理解されたい。 ハウジング32の前の嵌め合わせ端34の特徴はハウジン
グ32の直径方向で反対側に一対のらせんカムスロット40
があることである。各カムスロット40の大きさは、プラ
グ・コネクタ12のハウジング16上のカムフォロワー24を
滑動して受けるように決められている。ハウジング32の
嵌め合わせ端34における各カムスロット40の溝付ブリッ
ヂ42は、カムフォロワー24の最初の整列と挿入とを容易
とする大きさとされている。ハウジング32の嵌め合わせ
端34がそれの円筒形状を保ち、そして嵌め合わせの最初
の段階での不整列により変形もしくは破損しないことを
溝付ブリッヂ42は保証している。カムスロット40が終わ
っているロッキング止め44はカムフォロワー24の幅より
も幾らか狭い幅を有する。カムフォロワー24をロッキン
グ止め44を過ぎて動かすにはプラグコネクタ12とソケッ
ト14とを軸方向に動かすことなく相対的に動かすことが
必要である。結果として、高い軸方向の引っ張り力を各
コネクタにかけても嵌め合わせを外すことはない。嵌め
合わせを外すには回転と軸方向の引っ張りとを組み合わ
せて働かせることが必要である。この構造はコネクタ1
2、14の嵌め合わせを意図しないで外れるのを防止して
いる。 ロッキング止め44を小さくしてあって、完全な嵌め合
わせ状態を音と感触とで分かるようにしている。こうし
て、完全に嵌め合わせられると、カムフォロワー24をロ
ッキング止め44に入れ込むのを嵌め合わせを終えた人は
感触で及び又は耳で知ることとなる。 ソケットコネクタ14のハウジング32はそれと一体にモ
ールドされ、そして直径で反対方向に外に向かってのび
る補助レバー46、48を備えている。これらの補助レバー
46、48はハウジング32の後端36の近くにあって、プラグ
・コネクタ12のハウジング16上の補助レバー28、30につ
いて説明したような機械的な利点をもたらす。嵌め合わ
せを更に容易とするためソケット・コネクタ14のハウジ
ング32を取りつけブロック50へ一体にモールドするか、
もしくは、他の仕方で固定する。この取りつけブロック
50はエンジン室内のパネルへ固定できる取りつけペグ5
2、54（好ましくは、図示しない別の取りつけペグ）を
有する。取りつけブロック50はソケットコネクタ14の回
転と他の運動を阻止して、それによりプラグコネクタ12
はソケットコネクタ14に対して軸方向にそして回転方向
に動いて、嵌め合わせを完了したり、嵌め合わせの外し
を完了する。このようにしてコネクタ対10を扱う人は片
手で嵌め合わせたり、嵌め合わせを外したりする。 コネクタ10の対のターミナルを第２図に示す。すなわ
ち、ピン・ターミナル56は４番線22へ終端され、そして
その後、プラグ・コネクタ12のハウジング16に固定され
る。ソケットターミナル58は４番線38へ終端され、そし
てソケット・コネクタ14に固定される。ピン・ターミナ
ル56は線22へかしめられ、ソケットターミナル58は線38
へかしめられる。これらのかしめられた接続点を更に半
田づけする。かしめと半田づけとの組み合わせで機械的
にも電気的にも強固にされて、これは大電流の自動車の
電池に使用する場合や自動車のエンジンの高い振動環境
で使用するのに望ましい。 ターミナル56、58は割れ目のチューブとなっており、
0.16cm（0.062インチ）の厚みの錫被覆の銅合金195番か
ら形成されている。すなわち、ピン・ターミナル56は打
ち出し成形されて、対向して偏向する縦コンタクト64、
66に分ける縦スロット62を有する嵌め合わせ端60を形成
する。ソケットターミナル56も同様に打ち出し成形され
て対向して独立して偏向する縦コンタクト72、74に分け
る縦スロット70を有する嵌め合わせ端68を形成する。嵌
め合わせ中、ピン・ターミナル56の縦コンタクト64、66
はソケットターミナル58との接触に応じて内側に偏向す
る。同様に、ソケット・ターミナル58の縦コンタクト7
2、74はピン・ターミナル56の嵌め合わせ力に応じて外
側に偏向する。両ターミナルの偏向と関連するこの割れ
目チューブ設計は小さい不変の嵌め合わせ力を保証して
おり、そして多回数の嵌め合わせに耐える。更に、この
割れ目チューブ設計は多数点の接触を保証している。上
に述べたように、コネクタの嵌め合わせは軸方向と回転
方向との両方の動きを必要とする。こうして、ターミナ
ルの大きい接触面は嵌め合わせ中多数の方向で拭かれ
て、多数の点で接触した高品質の嵌め合わせを保証す
る。 ターミナル56、58を線22、38にかしめると符号57、59
に示すように平となる。この平坦部分57、59はハウジン
グ16、32内に位置してターミナル56、58を保持する。即
ち、上記第１のターミナル58と第２のターミナル56の各
々のワイヤー取り付け端部は、ワイヤー38、22をかしめ
た平坦部59、57として構成されて成り、これら第１のタ
ーミナル58と第２のターミナル56の各々が第１、第２の
ハウジング32、16のターミナル受け凹所に装着された状
態で第１のハウジング32と第２のハウジング16のプラス
チック材料が上記第１、第２のターミナル58、56各々の
平坦部59、57に係合して、各ハウジング32、16内に各タ
ーミナル58、56が保持されている。 コネクタ12、14は第３図に完全に組み立て、嵌め合わ
せた状態で示されている。終端されたリード線（線22、
38にかしめられたターミナル56、58を備える）をハウジ
ング16、32内のターミナル受け凹所に挿入することによ
りコネクタ12、14を組み立てる。ターミナル56、58はそ
れぞれのターミナル受け凹所に既知の協働相互係合手段
により保持される。 コネクタ12、14はインサート成形プロセスによっても
完成でき、その場合ターミナル56、58とワイヤー22、38
の隣接部分はモールド内に配置され、そしてハウジング
16、32のプラスチック材料をそのまわりに注入形成す
る。この製法はいくつかの利点を有する。第１に、注意
深くつくられたモールドは打ち出し成形されたターミナ
ル56、58の精度の最終検査に使用できる。不適正につく
られたターミナル56もしくは58はモールド内に入れな
い。第２に、インサートモールドは、モールドハウジン
グ16、32内にターミナル56、58の正確な位置決めと保持
とを保証している。ターミナル56、58の周りにハウジン
グ16、32のプラスチック材料をモールドすることはそれ
の上の平坦部57、59に係合して重大なターミナル／ハウ
ジング保持問題を排除する。更に、インサートモールデ
ィングはワイヤー22、38へハウジング16、32をシール
し、そしてコネクタ12、14のためのストレーン・リリー
フを加える。更に、インサート・モールディングはター
ミナル56、58の嵌め合わせ端の間の整列を特に保証す
る。 第３図に示すように、ターミナル56、58の嵌め合わせ
端はハウジング16、32の嵌め合わせ端18、34から後方に
離されている。結果として、ハウジング16、32は嵌め合
わせ前にターミナルを保護し、そしてショートを防止す
る。更に、ハウジング16、32内のターミナル56、58の相
対的に引っ込んだ位置によりハウジング16、32内の嵌め
合わせ端18、34が嵌め合わせ前と嵌め合わせ中ターミナ
ル56、58の確実な整列を保証する。 第３図に示すように、完全な嵌め合わせ状態におい
て、ターミナル56、58の嵌め合わせ端60、68の間には意
味のある重なりがあって大きな接触面積を保証する。ピ
ン・ターミナル56のコンタクト64、66の内方の偏向とソ
ケットターミナル58のコンタクト72、74の外方の偏向と
に組み合わせた大きな表面積は外部の電流路との高品質
の電気接続を保証している。 要するに、自動車の電池からの大電流のリード線を迅
速に接続したり及び又は切り離したりするための一対の
嵌め合わせのコネクタが提供されている。コネクタは嵌
め合わせ得るターミナルを備え、これらのターミナルは
対応対の嵌め合わせ得るコネクタ・ハウジングに組み込
まれている。ターミナルの対は嵌め合わせ得るピン・タ
ーミナルとソケット・ターミナルとを備え、各ターミナ
ルは好ましくは割れ目チューブとなっており、嵌め合わ
せ中ピン・ターミナルの嵌め合わせ端が内側に偏向し、
そしてソケット・ターミナルの嵌め合わせ端は外側に偏
向するようになる。ハウジングは円筒状であり、そして
カムスロットを嵌め合わせられるカムフォロワーとを備
えている。カムスロットはらせん状にのび、そしてロッ
キング止めで終端している。このロッキング止めは嵌め
合わせが偶発的に外れるのを防止し、そして完全に嵌め
合わされたことをはっきりと聴覚により及び又は触感に
より確認できるようにしている。嵌め合わせに必要な軸
方向のそして回転方向の運動は大きな接触面を多方面に
わたって大きい接触力で拭くようにする。コネクタのハ
ウジングにはそれから直径方向にのびる補助レバーを設
けて、嵌め合わせと嵌め合わせの外しとに必要とするコ
ネクタの軸方向の、そして回転方向の運動を助ける。一
方のコネクタはパネルへしっかり取りつけられて片手で
の嵌め合わせもしくは外しを行なえるようにしている。 本発明の好ましい実施例を説明したが特許請求の範囲
に記載の本発明の思想の範囲で種々変更実施できること
は明らかである。
で示す。コネクタ対10はプラグ・コネクタ12とソケット
・コネクタ14とを備えている。 プラグ・コネクタ12は、外径ａが約1.78cm（0.70イン
チ）の円筒状の一体のモールドハウジング16を備えてい
る。プラグ・コネクタ12のハウジング16は前の嵌め合わ
せ端18と後端20とを備えている。AWG4番線22がプラグコ
ネクタ12の後端20に入り、そして以下に詳しく説明する
ように、プラグ・コネクタ12内でターミナルへ機械的に
そして電気的にしっかり接続されている。一対のカムフ
ォロワー24はプラグ・コネクタ12のハウジング16から外
に向かって直径で反対方向にのび、そしてこれらのカム
フォロワーはハウジング16と一体にモールドされてい
る。カムフォロワー24は円筒形であるか、もしくは先細
りの台形となっている。カムフォロワー24はハウジング
16の前の嵌め合わせ端から僅かに後方に離されている。
カムフォロワー24とハウジング16の前端18との中間の環
状溝にエラストマーシール26が配置されている。ハウジ
ング16はそれの両側からのびる一体モールドの補助レバ
ー28、30も備えている。以下に説明するが、補助レバー
28、30はプラグ・コネクタ12をソケット・コネクタ14に
嵌め合わせるときのプラグ・コネクタ12の回転運動を助
ける。 ソケット・コネクタ14は一体にモールドされたプラス
チックの円筒ハウジング32を備えている。このハウジン
グ32の外径ｂは約2.29cm（0.90インチ）であり、その内
径ｃはプラグコネクタ12のハウジング16の外径ａより僅
かに大きい。こうして、ソケットコネクタ14の内径ｃは
円筒状のプラグコネクタ12をその中に入れ子にして受け
入れられるようにする。 ソケット・コネクタ14のハウジング32は前の嵌め合わ
せ端34と後端36とを有する。AWG番線38が後端36内にの
び、そして以下に説明するように、ハウジング32内に取
りつけたターミナルへ機械的にそして電気的にしっかり
接続されている。他の大きさの線を本文に説明している
発明と同様に使用できることを理解されたい。 ハウジング32の前の嵌め合わせ端34の特徴はハウジン
グ32の直径方向で反対側に一対のらせんカムスロット40
があることである。各カムスロット40の大きさは、プラ
グ・コネクタ12のハウジング16上のカムフォロワー24を
滑動して受けるように決められている。ハウジング32の
嵌め合わせ端34における各カムスロット40の溝付ブリッ
ヂ42は、カムフォロワー24の最初の整列と挿入とを容易
とする大きさとされている。ハウジング32の嵌め合わせ
端34がそれの円筒形状を保ち、そして嵌め合わせの最初
の段階での不整列により変形もしくは破損しないことを
溝付ブリッヂ42は保証している。カムスロット40が終わ
っているロッキング止め44はカムフォロワー24の幅より
も幾らか狭い幅を有する。カムフォロワー24をロッキン
グ止め44を過ぎて動かすにはプラグコネクタ12とソケッ
ト14とを軸方向に動かすことなく相対的に動かすことが
必要である。結果として、高い軸方向の引っ張り力を各
コネクタにかけても嵌め合わせを外すことはない。嵌め
合わせを外すには回転と軸方向の引っ張りとを組み合わ
せて働かせることが必要である。この構造はコネクタ1
2、14の嵌め合わせを意図しないで外れるのを防止して
いる。 ロッキング止め44を小さくしてあって、完全な嵌め合
わせ状態を音と感触とで分かるようにしている。こうし
て、完全に嵌め合わせられると、カムフォロワー24をロ
ッキング止め44に入れ込むのを嵌め合わせを終えた人は
感触で及び又は耳で知ることとなる。 ソケットコネクタ14のハウジング32はそれと一体にモ
ールドされ、そして直径で反対方向に外に向かってのび
る補助レバー46、48を備えている。これらの補助レバー
46、48はハウジング32の後端36の近くにあって、プラグ
・コネクタ12のハウジング16上の補助レバー28、30につ
いて説明したような機械的な利点をもたらす。嵌め合わ
せを更に容易とするためソケット・コネクタ14のハウジ
ング32を取りつけブロック50へ一体にモールドするか、
もしくは、他の仕方で固定する。この取りつけブロック
50はエンジン室内のパネルへ固定できる取りつけペグ5
2、54（好ましくは、図示しない別の取りつけペグ）を
有する。取りつけブロック50はソケットコネクタ14の回
転と他の運動を阻止して、それによりプラグコネクタ12
はソケットコネクタ14に対して軸方向にそして回転方向
に動いて、嵌め合わせを完了したり、嵌め合わせの外し
を完了する。このようにしてコネクタ対10を扱う人は片
手で嵌め合わせたり、嵌め合わせを外したりする。 コネクタ10の対のターミナルを第２図に示す。すなわ
ち、ピン・ターミナル56は４番線22へ終端され、そして
その後、プラグ・コネクタ12のハウジング16に固定され
る。ソケットターミナル58は４番線38へ終端され、そし
てソケット・コネクタ14に固定される。ピン・ターミナ
ル56は線22へかしめられ、ソケットターミナル58は線38
へかしめられる。これらのかしめられた接続点を更に半
田づけする。かしめと半田づけとの組み合わせで機械的
にも電気的にも強固にされて、これは大電流の自動車の
電池に使用する場合や自動車のエンジンの高い振動環境
で使用するのに望ましい。 ターミナル56、58は割れ目のチューブとなっており、
0.16cm（0.062インチ）の厚みの錫被覆の銅合金195番か
ら形成されている。すなわち、ピン・ターミナル56は打
ち出し成形されて、対向して偏向する縦コンタクト64、
66に分ける縦スロット62を有する嵌め合わせ端60を形成
する。ソケットターミナル56も同様に打ち出し成形され
て対向して独立して偏向する縦コンタクト72、74に分け
る縦スロット70を有する嵌め合わせ端68を形成する。嵌
め合わせ中、ピン・ターミナル56の縦コンタクト64、66
はソケットターミナル58との接触に応じて内側に偏向す
る。同様に、ソケット・ターミナル58の縦コンタクト7
2、74はピン・ターミナル56の嵌め合わせ力に応じて外
側に偏向する。両ターミナルの偏向と関連するこの割れ
目チューブ設計は小さい不変の嵌め合わせ力を保証して
おり、そして多回数の嵌め合わせに耐える。更に、この
割れ目チューブ設計は多数点の接触を保証している。上
に述べたように、コネクタの嵌め合わせは軸方向と回転
方向との両方の動きを必要とする。こうして、ターミナ
ルの大きい接触面は嵌め合わせ中多数の方向で拭かれ
て、多数の点で接触した高品質の嵌め合わせを保証す
る。 ターミナル56、58を線22、38にかしめると符号57、59
に示すように平となる。この平坦部分57、59はハウジン
グ16、32内に位置してターミナル56、58を保持する。即
ち、上記第１のターミナル58と第２のターミナル56の各
々のワイヤー取り付け端部は、ワイヤー38、22をかしめ
た平坦部59、57として構成されて成り、これら第１のタ
ーミナル58と第２のターミナル56の各々が第１、第２の
ハウジング32、16のターミナル受け凹所に装着された状
態で第１のハウジング32と第２のハウジング16のプラス
チック材料が上記第１、第２のターミナル58、56各々の
平坦部59、57に係合して、各ハウジング32、16内に各タ
ーミナル58、56が保持されている。 コネクタ12、14は第３図に完全に組み立て、嵌め合わ
せた状態で示されている。終端されたリード線（線22、
38にかしめられたターミナル56、58を備える）をハウジ
ング16、32内のターミナル受け凹所に挿入することによ
りコネクタ12、14を組み立てる。ターミナル56、58はそ
れぞれのターミナル受け凹所に既知の協働相互係合手段
により保持される。 コネクタ12、14はインサート成形プロセスによっても
完成でき、その場合ターミナル56、58とワイヤー22、38
の隣接部分はモールド内に配置され、そしてハウジング
16、32のプラスチック材料をそのまわりに注入形成す
る。この製法はいくつかの利点を有する。第１に、注意
深くつくられたモールドは打ち出し成形されたターミナ
ル56、58の精度の最終検査に使用できる。不適正につく
られたターミナル56もしくは58はモールド内に入れな
い。第２に、インサートモールドは、モールドハウジン
グ16、32内にターミナル56、58の正確な位置決めと保持
とを保証している。ターミナル56、58の周りにハウジン
グ16、32のプラスチック材料をモールドすることはそれ
の上の平坦部57、59に係合して重大なターミナル／ハウ
ジング保持問題を排除する。更に、インサートモールデ
ィングはワイヤー22、38へハウジング16、32をシール
し、そしてコネクタ12、14のためのストレーン・リリー
フを加える。更に、インサート・モールディングはター
ミナル56、58の嵌め合わせ端の間の整列を特に保証す
る。 第３図に示すように、ターミナル56、58の嵌め合わせ
端はハウジング16、32の嵌め合わせ端18、34から後方に
離されている。結果として、ハウジング16、32は嵌め合
わせ前にターミナルを保護し、そしてショートを防止す
る。更に、ハウジング16、32内のターミナル56、58の相
対的に引っ込んだ位置によりハウジング16、32内の嵌め
合わせ端18、34が嵌め合わせ前と嵌め合わせ中ターミナ
ル56、58の確実な整列を保証する。 第３図に示すように、完全な嵌め合わせ状態におい
て、ターミナル56、58の嵌め合わせ端60、68の間には意
味のある重なりがあって大きな接触面積を保証する。ピ
ン・ターミナル56のコンタクト64、66の内方の偏向とソ
ケットターミナル58のコンタクト72、74の外方の偏向と
に組み合わせた大きな表面積は外部の電流路との高品質
の電気接続を保証している。 要するに、自動車の電池からの大電流のリード線を迅
速に接続したり及び又は切り離したりするための一対の
嵌め合わせのコネクタが提供されている。コネクタは嵌
め合わせ得るターミナルを備え、これらのターミナルは
対応対の嵌め合わせ得るコネクタ・ハウジングに組み込
まれている。ターミナルの対は嵌め合わせ得るピン・タ
ーミナルとソケット・ターミナルとを備え、各ターミナ
ルは好ましくは割れ目チューブとなっており、嵌め合わ
せ中ピン・ターミナルの嵌め合わせ端が内側に偏向し、
そしてソケット・ターミナルの嵌め合わせ端は外側に偏
向するようになる。ハウジングは円筒状であり、そして
カムスロットを嵌め合わせられるカムフォロワーとを備
えている。カムスロットはらせん状にのび、そしてロッ
キング止めで終端している。このロッキング止めは嵌め
合わせが偶発的に外れるのを防止し、そして完全に嵌め
合わされたことをはっきりと聴覚により及び又は触感に
より確認できるようにしている。嵌め合わせに必要な軸
方向のそして回転方向の運動は大きな接触面を多方面に
わたって大きい接触力で拭くようにする。コネクタのハ
ウジングにはそれから直径方向にのびる補助レバーを設
けて、嵌め合わせと嵌め合わせの外しとに必要とするコ
ネクタの軸方向の、そして回転方向の運動を助ける。一
方のコネクタはパネルへしっかり取りつけられて片手で
の嵌め合わせもしくは外しを行なえるようにしている。 本発明の好ましい実施例を説明したが特許請求の範囲
に記載の本発明の思想の範囲で種々変更実施できること
は明らかである。
以上から本発明により、大電流の自動車の用途に適し
た簡単に嵌めたり、外したりできると共に断面積の大き
い、嵌め合わせ力の小さい、そして接触面積の大きいタ
ーミナルを有する迅速に切り離せる電気コネクタが提供
され、特にターミナルに対して絶縁ハウジングが堅固に
固定された、迅速に切り離せる電気コネクタを提供でき
る。
た簡単に嵌めたり、外したりできると共に断面積の大き
い、嵌め合わせ力の小さい、そして接触面積の大きいタ
ーミナルを有する迅速に切り離せる電気コネクタが提供
され、特にターミナルに対して絶縁ハウジングが堅固に
固定された、迅速に切り離せる電気コネクタを提供でき
る。
第１図は本発明のコネクタの展開図、第２図は本発明の
コネクタに取りつけられたターミナルの展開図、そして
第３図は完全に嵌め合わせた状態でのコネクタを示す断
面図である。 10……コネクタ対 12……プラグコネクタ 14……ソケットコネクタ 16……ハウジング 18、20……端 24……カムフォロワー 26……エラストマーシール 28、30……補助レバー 32……円筒ハウジング 34、36……端 40……カムスロット 42……溝付ブリッヂ 44……ロッキング止め 46、48……補助レバー 50……ブロック 56、58……ターミナル
コネクタに取りつけられたターミナルの展開図、そして
第３図は完全に嵌め合わせた状態でのコネクタを示す断
面図である。 10……コネクタ対 12……プラグコネクタ 14……ソケットコネクタ 16……ハウジング 18、20……端 24……カムフォロワー 26……エラストマーシール 28、30……補助レバー 32……円筒ハウジング 34、36……端 40……カムスロット 42……溝付ブリッヂ 44……ロッキング止め 46、48……補助レバー 50……ブロック 56、58……ターミナル
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭52−134687（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭52−69587（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−110807（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−186079（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭49−82289（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−173178（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭36−5863（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (1)
- 【請求項１】第１のコネクタ14と第２のコネクタ12とを
備え、上記第１のコネクタ14は、一対の外側に偏向する
縦方向にのびるコンタクト72,74と、ワイヤー38へ固定
されるワイヤー取り付け端とを有する第１のターミナル
58を具備すると共に、この第１ターミナル58を受けるた
めのターミナル受け凹所を有し、第２のコネクタ12に対
し接続と切り離しとを容易とするカムスロット40をもつ
前の嵌め合わせ端を備え、プラスチック材料からモール
ドされた第１のハウジング32より成り、上記第２のコネ
クタ12は、上記第１のターミナル58の外側に偏向するコ
ンタクト72,74の間に受け入れられるコンタクト64,66
と、ワイヤー22へ固定されるワイヤー取り付け端部を有
する第２のターミナル56を具備すると共に、上記第２の
ターミナル56を受けるためのターミナル受け凹所を有
し、上記第１のハウジング32のカムスロット40に係合
し、そして上記第１のターミナル58と第２のターミナル
56とがらせん状に拭かれ相互に組み合わされる完全に嵌
まり合った状態に上記第１のハウジング32と第２のハウ
ジング16をらせん状に案内するカムフォロワー24を持つ
嵌め合わせ端を備え、プラスチック材料からモールドさ
れている第２のハウジング16より成る電気コネクタに於
いて； 上記第１のターミナル58と第２のターミナル56の各々の
ワイヤー取り付け端部は、ワイヤー38,22をかしめた平
坦部59,57として構成されて成り、これら第１のターミ
ナル58と第２のターミナル56の各々が第1,第２のハウジ
ング32,16のターミナル受け凹所に装着された状態で第
１のハウジング32と第２のハウジング16のプラスチック
材料が上記第1,第２のターミナル58,56各々の平坦部59,
57に係合して、各ハウジング32,16内に各ターミナル58,
56が保持されていることを特徴とする電気コネクタ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US314991 | 1989-02-24 | ||
| US07/314,991 US4895530A (en) | 1989-02-24 | 1989-02-24 | Quick disconnect automotive battery connector |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02247989A JPH02247989A (ja) | 1990-10-03 |
| JP2660354B2 true JP2660354B2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=23222387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2044316A Expired - Lifetime JP2660354B2 (ja) | 1989-02-24 | 1990-02-23 | 電気コネクタ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4895530A (ja) |
| EP (1) | EP0384592B1 (ja) |
| JP (1) | JP2660354B2 (ja) |
| DE (1) | DE69018673T2 (ja) |
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