JP2658452B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2658452B2
JP2658452B2 JP1331927A JP33192789A JP2658452B2 JP 2658452 B2 JP2658452 B2 JP 2658452B2 JP 1331927 A JP1331927 A JP 1331927A JP 33192789 A JP33192789 A JP 33192789A JP 2658452 B2 JP2658452 B2 JP 2658452B2
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cam
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裕文 松尾
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ビデオテープレコーダなどの磁気記録再
生装置に関するもので、特に動作モードに応じて回転変
位するカム体の改良に関するものである。
[従来の技術] 第3図は従来の磁気記録再生装置におけるカム部を示
す平面図であり、同図において、(1)はカム体、(1
a)はそのカム溝で、0゜〜270゜の回転角範囲に、EJEC
T、停止、再生、逆転再生、早送り/巻き戻し(以下、F
F/REWと称す)の5つのモードポジションを有し、非エ
ンドレスに形成されている。
(2)は上記カム体(1)の外周に構成された歯車
部、(3)は上記歯車部(2)と噛み合い、カム体
(1)を駆動回転させる駆動ギア、(4)はカムフォロ
ワで、支軸(6)を中心に揺動可能に取り付けられてい
る。
(5)は上記カムフォロワ(4)の一端に植設された
ピンで、上記カム溝(1a)に挿嵌されている。(7)は
プレートカムで、長溝(7a)およびピン(6a)を介して
上記カムフォロワ(4)の揺動に連動してデッキベース
上の機構部品(図示せず)の駆動をおこなう。
第4図は上記カム体(1)の動作モードの配列を直線
上に展開して示したものである。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
テープカセットのインサートおよびエジェクトの動作
モードであるEJECTモード(これを初期モードとする)
から、例えば再生モードへ移行して再生をおこない、そ
の後、再び初期モードへ戻ってテープカセットを取り出
すような場合、まず、カム体(1)が、駆動ギア(3)
を介して第3図の矢印aで示すように、時計方向に回転
されて再生モードの位置まで移行する。そして、再生後
に第3図の矢印bで示すように、反時計方向に逆転して
初期モードのEJECTモードへ戻るという動作をおこな
う。
上記のようなカム体(1)の回転にともなって、カム
フォロワ(4)が揺動し、プレートカム(7)を所定位
置へ駆動する。
[発明が解決しようとする課題] 従来の磁気記録再生装置は以上のように構成されてい
るので、たとえば、FF/REWを終ってテープカセットを取
り出すような場合、カム体をカム溝の最奥部から逆転さ
せて初期モードへ戻す必要があり、テープカセットを取
り出すまでに要する時間が長くなるという問題があっ
た。またこのとき、第4図で示すようなモードの配置関
係から、特に必要としない再生モードや逆転再生モード
も通過させなければならないという問題もあった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、モード移行に要する時間をできるだけ短縮
することができる磁気記録再生装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る磁気記録再生装置は、複数の動作モー
ド位置を設けたカム溝を有し、かつ動作モードに応じて
回転変位するカム体を備えた磁気記録再生装置におい
て、カム体のカム溝を始点と終点とが初期モード位置で
一致するループ状に形成し、動作モードから初期モード
または初期モードから動作モードまでのカム体の必要回
転角度が小さい方の回転方向を選択するように構成した
ものである。
また、カム溝に設けらた複数個の停止モードと初期モ
ードまでのカム体の必要回転角度が小さい方の回転方向
を選択するように構成したものでる。
[作用] この発明によれば、カム溝を始点と終点とが初期モー
ド位置で一致するループ状に形成し、動作モードから初
期モードまたは初期モードから動作モードまでのカム体
の必要回転角度が小さい回転方向を選択することによ
り、モード移行がすばやくできる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置
におけるカム部を示す平面図であり、同図において、
(1)〜(7)、(6a)、(7a)は第3図に示す従来例
と同一のため、当該部分に同一の符号を付して、それら
の詳しい説明を省略する。
第1図において、第3図の従来例と相違する点は、カ
ム体(1)におけるカム溝(1a)を、その始点と終点と
がEJECTモードのポジションで一致するエンドレスのル
ープ形状としたことと、このカム溝(1a)における0゜
〜360゜の回転角範囲において、第2図の振分け角度で
明示したように、EJECT、停止1、再生、逆転再生、FF/
REW、停止2の6つのモードポジションを形成したこと
である。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
例えば、FF/REWが終ってテープカセットを取り出すと
き、カム体(1)を第1図の矢印aで示す時計方向に回
転させることにより、初期モードであるEJECTモードに
戻すことができる。本実施例においてはFF/REWモードか
ら初期モードまでのカム体(1)の必要回転角度は時計
方向で135゜、反時計方向で225゜となり、時計方向にカ
ム体(1)を回転させることにより、90゜の回転角度に
相当する時間だけ初期モードへの復帰に要する時間を短
縮させることができる。
また、停止1モードから初期モードに戻す場合、カム
体(1)の必要回転角度は時計方向で225゜、反時計方
向で105゜となる。この場合は反時計方向にカム体
(1)を回転させた方が初期モードへの復帰に要する時
間が短い。それゆえに、この場合は、カム体(1)を第
1図の矢印bで示す反時計方向に回転させて初期モード
へ戻すようにする。
上記のように、本実施例においては、停止1、再生、
逆再生モードのそれぞれのモードから初期モードまでの
必要回転角度は反時計方向の方が小さく、FF/REW、停止
2のそれぞれのモードから初期モードまでの必要回転角
度は時計方向の方が小さい。このように初期モードまで
の必要回転角度が小さい方の回転方向を選択することに
より、各動作モードから初期モードまでの回転角度を小
さくし、初期モードへの復帰に要する時間を短縮させる
ことができる。
なお、上記実施例では、初期モードに戻る回転方向の
選択について説明したが、初期モードから次のモードへ
の移行に際しても、必要回転角度の小さい方の回転方向
を選択してモード移行をおこなうように構成してもよ
い。例えば、テープカセットをインサートしてFF/REWを
行う際に、反時計方向に回転させてFF/REWモードへ移行
する方がモード移行に要する時間を短くすることができ
て、操作上、一層有利である。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、カム体のカム溝を
始点と終点とが初期モード位置で一致するループ状に形
成し、動作モードから初期モードまたは初期モードから
動作モードおよび停止モードと初期モードまでのカム体
の必要回転角度が小さい方の回転方向を選択するように
構成したことにより、モード移行がすばやくできるの
で、モード移行に要する時間を短縮することができると
いう効果がある。
また、装置の操作にすばやく反応させることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置の
カム部を示す平面図、第2図は動作モードの配列例を示
す配置図、第3図は従来の磁気記録再生装置のカム部を
示す平面図、第4図は従来の動作モードの配列例を示す
配置図である。 (1)……カム体、(1a)……カム溝。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の動作モード位置を設けたカム溝を有
    し、かつ前記動作モードに応じて回転変位するカム体を
    備えた磁気記録再生装置において、前記カム溝を始点と
    終点とが初期モード位置で一致するループ状に形成し、
    前記動作モードから初期モードまたは初期モードから動
    作モードまでの前記カム体の必要回転角度が小さい方の
    回転方向を選択するように構成したことを特徴とする磁
    気記録再生装置。
  2. 【請求項2】前記カム溝に設けられた複数個の停止モー
    ドと前記初期モードまでの前記カム体の必要回転角度が
    小さい方の回転方向を選択するように構成したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気記録再生装
    置。
JP1331927A 1989-12-20 1989-12-20 磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JP2658452B2 (ja)

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JP1331927A JP2658452B2 (ja) 1989-12-20 1989-12-20 磁気記録再生装置

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JPH03192560A JPH03192560A (ja) 1991-08-22
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6166247A (ja) * 1984-09-06 1986-04-05 Toshiba Corp 磁気記録再生装置のモ−ド切換装置
JPH0677360B2 (ja) * 1986-04-07 1994-09-28 松下電器産業株式会社 テ−プレコ−ダ

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JPH03192560A (ja) 1991-08-22

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