JP2655309B2 - 焼却炉における廃物燃焼方法 - Google Patents

焼却炉における廃物燃焼方法

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JP2655309B2
JP2655309B2 JP6014903A JP1490394A JP2655309B2 JP 2655309 B2 JP2655309 B2 JP 2655309B2 JP 6014903 A JP6014903 A JP 6014903A JP 1490394 A JP1490394 A JP 1490394A JP 2655309 B2 JP2655309 B2 JP 2655309B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼却炉における廃
物燃焼方法に関し、脈動式炉床を具備した焼却炉におけ
る廃物燃焼方法に関するものである。さらに詳しくは、
炉床上で、雑多なサイズの多量の粒体の間欠的な運動と
燃焼動作を同時に実施可能な炉床を有する焼却炉におけ
る燃焼方法に関する。
【0002】
【従来の技術】焼却炉は廃物の配置、種々の材料の加熱
処理及び廃物からの熱の回収のための実用的な装置を具
備するが、廃物の焼却処理に際して実際には厳しくかつ
可成りの制限を与えていた。従来技術によるシステムに
おける焼却炉においては、完全には燃焼せずまたは、望
ましくない副次的作用または危険を伴う燃焼可能な物質
の事前除去を必要とし、従ってこのような方法及び装置
の使用に際しては選別行程を必要とした。他の焼却炉
は、燃焼のために材料を細断する必要があり、このため
特別の処理手段と装置を必要とする。また、従来型焼却
炉はほとんど環境標準に適合することができず、そのた
めにアフタバーナ、洗浄器、沈澱器などの付帯機器を必
要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】好適な予備焼却方法及
び装置ならびに補助的な環境保護装置を用いても、雑多
な廃材料の完全燃焼はほとんど達成できなかった。なぜ
ならば燃焼物粒体を燃焼するための適切な酸化が求めら
れるが、この燃焼は、火焔を急速に高温にすることが出
来ず、またこのことは燃焼物粒体または燃焼物の十分な
ガス化或いは霧化がさほど速かに進行しないからであ
る。最適の無汚染燃焼は燃焼工程における時間、擾乱及
び温度の精密な制御が必要である。この問題は、廃物中
にプラスチック、湿潤廃物や液体を含むとき、あるいは
不燃焼粒体を主燃焼室から流出させるときには一層大き
くなる。
【0004】好ましくは、焼却炉の主燃焼室は炉床をも
つ。しかし、このような炉床は、雑多な廃物の有効でか
つ効率的な燃焼に対するある本質的な解決をされねばな
らない問題をかかえる。炉床上の廃物は燃焼する材料に
対する均等な酸素分布を受けなければならない。空気は
燃焼する材料と混合されかつ材料中に拡散されなければ
ならない。特に高い速度をもつ空気のみが燃焼粒体が完
全に燃え尽きる前に燃焼粒体中に通気されかつこれを持
ち上げる役目を果し得る。多量の廃物の急激な無制御燃
焼はまた燃焼速度を増大する。このような高速燃焼は不
完全燃焼を伴い、同時に不完全燃焼はスラッジを生じ、
かつ焼却炉の炉床を詰まらせると同時に不完全燃焼粒体
及び燃焼生成物をこれらが完全燃焼される前に焼却炉の
主燃焼室から排出させてしまうこととなる。
【0005】或る焼却炉はその主燃焼室に空気欠乏原理
を応用する構造をもつが、これらの装置では燃焼中に酸
素が欠乏し、その結果、炭化水素を燃焼により水と二酸
化炭素とに完全に変換出来ず、多量の一酸化炭素を生じ
作業者に危険を与え、かつこの装置の使用が極めて十分
な通気性を有する区域においてのみ限定されることとな
る。
【0006】そのうえ、環境汚染の危険なしに、また
は、所望の未燃焼灰生成物の回収における損失を伴わず
に主燃焼室内の燃焼速度と範囲を制御することがしばし
ば望まれている。例えば、或る焼却炉の工程において各
粒体のほぼ75%が燃焼することが望まれたが、それど
ころかそれらが完全な灰になる直前のほとんど燃焼した
粒状体が残った。他の方法では易燃性の被覆のみを焼き
落し、かつ同時に燃焼されずかつ熱によって破損を受け
ない基質のみを回収することが望まれる。これらの状態
において、燃焼速度と、燃焼される粒体が燃焼熱を受け
る時間の両方を制御することが特に有効である。
【0007】本発明は、脈動炉床を具備した焼却炉を使
用することにより十分な酸素環境下での廃物の燃焼が焼
却炉の主燃焼室内の速度を増さずに達成し、また、燃焼
速度及び範囲を制御するための廃物燃焼方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、本発明
によると、焼却炉内で雑多な廃物を燃焼する方法におい
て、焼却炉炉床の燃焼区域に多数の雑多なサイズの燃焼
物粒体を積み上げ、前記炉床に一方向へ水平方向運動距
離成分に対して垂直方向運動距離成分を漸次増加する上
向き弧状運動を与えて粒体を持ち上げ、その後前記炉床
を瞬間的に停止させて前記燃焼区域の全長にわたって前
記粒体を前記方向へ移動させると共に掻き混ぜ、次に炉
床を前記方向とは反対方向へより低い速度で元の位置に
復帰させる、各行程からなる事を特徴とする焼却炉の廃
物燃焼方法により達成される。
【0009】本発明の1つの態様によれば、一連の前記
行程が一定の時間間隔をおいて繰り返され、またもう1
つの態様によれば、前記燃焼区域に静かに流動する空気
が送出される工程が付加されている。
【0010】更に、本発明のもう1つの態様によれば、
前記弧状運動及び復帰動作が圧縮空気システムにより作
動されている。
【0011】本発明によるもう1つの態様によれば、前
記圧縮空気システムを通る空気の送出が制御される付加
的行程を含んでおり、また前記一定の時間間隔が調節可
能である。
【0012】更に、本発明の1つの態様によれば、前記
炉床の弧状運動および復帰動作の速度が制御可能であ
り、また、前記炉床の運動を急激に停止する時期が制御
可能である。
【0013】また、上記目的は、さらに本発明による
と、焼却炉内で雑多な廃物を燃焼する方法において、焼
却炉炉床の燃焼区域に雑多なサイズの燃焼物粒体を積み
上げ、第1速度で第1方向へ上向き弧状にその水平方向
運動距離成分に対する垂直方向運動距離成分を漸次増加
しながら前記炉床を移動させて前記燃焼区域の全長にわ
たって前記第1方向に粒体を移動させると共に掻き混
ぜ、次に前記第1方向とは反対の第2方向に前記第1速
度より実質的に低い第2速度で前記炉床を移動させるこ
とを特徴とする焼却炉の廃物燃焼方法により達成され
る。
【0014】また、上記した目的は、本発明によると、
ハウジングと、前記ハウジング内の流入口と、前記流入
口から隔たって設けられた前記ハウジング内の流出口を
もつ焼却炉の廃物燃焼方法において、前記ハウジング内
の焼却炉炉床の燃焼区域に多量の雑多なサイズの燃焼物
粒体を積み上げ、最初に、前記流入口から前記流出口に
向けた第1方向に前記炉床を第1の加速度と共に上向き
弧状に水平方向運動距離成分に対する垂直方向運動距離
成分を漸次増加しながら移動し、次いで、前記第1方向
と反対の第2方向へ前記第1の加速度より低い第2の加
速度をもって炉床を復帰する事を特徴とする焼却炉の廃
物燃焼方法により達成される。
【0015】上記発明の1つの態様によると、前記炉床
が、前記第1方向にある間に垂直方向成分を増加しなが
ら上昇され、またさらに、前記炉床の前記第1方向への
移動と上昇行程が、前記第1方向と平行な水平方向の第
1運動距離成分及び上向き垂直方向の小さな第2運動距
離成分を漸次増加させる弧状運動をもって前記炉床を動
かす行程を含んでいる。
【0016】本発明の他の目的は、このシステムに接続
された空気袋群が作動するとき炉床を脈動運動させるた
めの圧縮空気送出及び制御システムを提供するにある。
【0017】
【実施例】上記した各発明および実施態様は附図に従っ
た以下の説明から明らかになるであろう。
【0018】図1に示すように、主燃焼室10をもち、
該室内に燃焼される廃物または他の物質が装填装置12
によって送入扉11から装填される焼却装置システム
は、単数または複数の炉床13を含み、炉床上で廃物が
焼却される。主燃焼室10内での焼却により放出された
燃焼生成物は単数または複数のアフタバーナ14内で再
焼却され、それからガス精製装置または他の機器内での
さらに別の処理を行いまたは行わずに、煙突15から排
出される。主燃焼室10内の燃焼によって生じた灰は灰
だめ16に運ばれ、ここにおいて灰は収集システム17
によって除去される。
【0019】本発明において、特に図2〜図7、及び図
9から図10に示す構造において、主燃焼室10は炉床
13を具備し、この炉床は燃焼材料が廃棄される状態に
なるまで燃焼物を炉床にわたって動かす。この可動式炉
床は、固定フレーム19をもち、該フレームから可動上
部構造体21を揺動可能に担持するトグル部材20が懸
架されている。
【0020】上部構造体21は、床22、側板23、大
管状チャンネル24をもち、それぞれが第1組の空気高
圧室25を形成し、段付板27を担持しかつその上に耐
火煉瓦28の層が取付けられた管状型材26、及びそれ
ぞれが第2組の空気圧力室30を形成しかつ溶接などに
よって大管状チャンネル24それぞれの上壁に取付けら
れた小管状チャンネル29を持つ。中央床区域31及び
傾斜をもつことが好適でかつ炉床の端壁32と共に耐火
性材料で被覆されることが好ましい。或る材料の燃焼に
対し、炉床上部構造体21を鋼または類似の材料から組
立てることができ、かつ水冷方式とすることが好適であ
る。
【0021】通路30aは大管状チャンネル24の内壁
に沿って中央区域内に形成されて、床22、側板23、
管状型材24,29、及び段付き板27によって形成さ
れた空所内で空気を循環させることが好ましい。空気は
大管状チャンネル24の外壁に形成された空気穴24a
を通して炉床13の内部に導入され、これらの空気穴2
4aは、空気を炉床の内部に送出するための送風機に接
続された導管(図示せず)と流通状態にある。
【0022】使用する炉床の長さ及び数により、炉床は
灰だめ16の方向に傾斜しまたは傾けられて炉床上で燃
焼する材料の重力による流動を促進する。例えば、3個
所の炉床をもつシステムにおいて、第1炉床(装填扉1
1に最も近い炉床)は1ftの長さのft当りほぼ1イ
ンチの割合で傾斜され、第2炉床は長さ1ftにつきほ
ぼ1/4インチの割合で傾斜し、かつ第3炉床はほんの
僅か傾けられる。傾き度合は、炉床の中央区域31にわ
たる燃焼材料の流動性を制御する一つの手段であり、他
の手段については後述する。
【0023】一連のノズルパイプ34が、大小管状チャ
ンネル24及び29それぞれ、及び整合した段付き板2
7及び耐火れんが28間を通って延び、これらのノズル
パイプ34は、燃焼が行われる炉床13の中央床区域3
1内に達しかつ開口するために十分な長さをもつ。ノズ
ルパイプ34はそれぞれ、それらの関連圧力室25及び
30それぞれと連通する一連のポート35をもち、かつ
これらのノズルパイプそれぞれはまた固定フレーム19
を介して操作できて栓部材36の取外し時に清浄のため
にリーマ仕上げ可能となっている。これらのノズルパイ
プ34はまた、中央燃料区域31に向けて僅かに、好ま
しくはほぼ3°〜6°、傾斜して、炉床内の灰物質の滞
留を禁じかつノズルパイプを通過する静かな流動によっ
て自浄作用を行う。
【0024】固定フレーム19の上端で棚形のアングル
型板37は担持され、該型板は小管状チャンネル29の
上壁上にわたって延設されて小さい燃焼物質が中央燃焼
区域31から漏出するのを防ぐ。またこれらの板37は
それぞれそれらの縦方向縁部に沿ってブラケット38を
担持し、ブラケット38に一対のばね状密封アーム39
が結合され、かつ管状チャンネル29の外壁はそれぞれ
それらの縁部に沿って、縦方向に延びるブラケット40
を担持し、ブラケット40にはばね式密封アーム39間
にはめ合う直立した密封帯材41が結合される(3a
参照)。炉床13の装填装置側端部において、上部構造
体21(4参照)は、上述の炉床側方のばね状密封ア
ーム39、帯材41と類似の方法で可動炉床の末端を密
封するため、固定フレーム19の延長部19aに対して
こすれ当接する二重ゆび形ばね41aを担持する別の密
封ブラケット38aをもつ。
【0025】アングル板37はまた、該板から垂下する
複数のトグル部材20をもち、これらのトグル部材はフ
レーム19に取付けられたトグルブラケット42を含
み、各トグルブラケットを通って第1枢軸ピン43が延
び、かつトグルリンク44が前記枢軸ピン43のそれぞ
れに旋回可能に結合される。各前記トグルリンク44の
他端はこれに旋回可能に取付けられた第2枢軸ピン45
をもち、かつ上部構造体21の側板23及び大管状チャ
ンネル24は溶接などによってそれらの外側壁にトグル
突起46が結合され、この突起は第2枢軸ピン45を旋
回可能に取付けられている。これらのトグル突起46
は、大型管状チャンネル24の外側壁に取付けられたア
ングル板47によって適切に補強することができる。
【0026】炉床13の装填側端部に、大管状チャンネ
ル24それぞれが炉床の末端を越えて延びて、U形のヨ
ーク50を形成する。同様に、固定フレーム19が空気
袋フレームを提供するために延ばされ、該空気袋フレー
ムはヨーク50の一方の側にヘッダ梁51と、ヨーク5
0の他方の側に衝撃梁52から成る。ヘッダ梁51は、
その長さに沿って複数の同様な空気袋53を間隔を保っ
てもち、各空気袋はヨーク50の一方の側に面するブラ
ケット54によって前記梁に膨張可能に固定される。ヨ
ーク50はその上に空気袋53と整合して押し板55を
取付けている。
【0027】衝撃梁52は、その長さに沿って、好まし
くはヘッダ梁空気袋53それぞれと整合して、ブラケッ
ト56によって衝撃梁上に担持され、別組の空気袋、す
なわちその組の末端空気袋57は緩衝フレーム58内に
囲われ、かつ前記組の中央空気袋59は露出されてい
る。衝撃梁52に面するヨーク50の側部には衝撃梁空
気袋57及び59に整合した衝撃板60をもつ。ヘッダ
及び衝撃梁51,52のヨーク50に対する間隔及び整
列それぞれは、前記梁それぞれに一端を取付けた棒部材
61によって設定及び維持される。
【0028】各梁51及び52に取付けられることが好
適な停止具62は、各前記空気袋53,57,59それ
ぞれに隣接して設けることができる。アーム63はヘッ
ダ梁51に取付けられその上に圧縮空気を含むための蓄
積タンク64を担持する。好ましくは、中央床区域31
の上壁は耐火性の胴体から成り、かつ張り出し形状の棚
形の延長部を形成するアングル(型材)37から下側に
配置された耐火煉瓦28の縁部に向けてテーパを形成
し、かつ耐火性の端壁および胴体32,33と同様に耐
火性定着部材66によって上部構造体21に適切に取付
けられる。
【0029】組合わせ型炉床 極めて大型の焼却炉、または長い焼却時間が望まれる焼
却炉の場合、図2に示した炉床13と類似する構造の図
8に示す構造の炉床を用いることによってそれらの縦方
向軸線に沿って延長部として第2の炉床が整列組み合わ
され、これによって、図2に示す中央燃焼区域31に対
応して第2炉床に燃焼材料を給送する第1炉床上に中央
の燃焼区域71を提供する。
【0030】このような炉床の組み合わせは、棒部材7
2と板73を側縁及びその下側に配置された構造体から
延ばし(図8参照)、かつ棒部材及び板を耐火性材料を
もって覆うことによって胴体75が構成される。これら
の棒部材72、板73及び胴体75は、次に隣接する炉
床上に配置され、例えば、上述の構造体は上昇されかつ
次に隣接する炉床上でテーパを付した端壁32(図2参
照)上に延びる。中央燃焼区域71内で燃焼する材料束
が図8に示すように耐火性材料の胴体75上で混ぜ合わ
され、ここにおいて燃焼材料は次に隣接する炉床上に、
例えば図2に示す炉床の中央燃焼区域31上に落下す
る。各脈動炉床は自身の懸架装置及び本文で述べるよう
に脈動行程を炉床に付与する装置をもつことが好まし
い。
【0031】衝撃クッション 11に示すように、ほぼ3インチの典型的な厚さをも
ちかつ硬度ほぼ40のゴム薄板を用いることが好ましい
衝撃緩和部材80は、末端空気袋57及びそれらの緩衝
フレーム58(図4及び図5に示す)にとって代えら
れ、ただし図示のブラケット56に取付けられる。衝撃
緩和部材80と整合された緩衝板81はヨーク50に取
付けられた衝撃板60上に取付けられる。このように構
成することによって、ヨーク50上の衝撃板60は衝撃
梁52上で緩和部材80に対して押圧されかつ反跳し、
各最初の行程運動により押圧される衝撃緩和部材80
は、上記厚さをほぼ1インチ(25.4mm)の厚さに
圧縮する。
【0032】すべての場合、この改変された衝撃緩和部
材による構造をもってしても、中央部分に配置された空
気袋59は、ヨーク50を、図4及び図5に示すその行
程を進んだ位置からその最初の行程位置に、戻すために
設けられかつ膨張されることが好適である。
【0033】行程動作システム ヨークによってその最初の位置、すなわちヘッダ梁51
に対向した位置から、衝撃梁5に押し付け、次にヨー
クをその最初の位置に戻すヨーク50の運動による単数
または複数の炉床13の行程運動は、図10に示す行程
動作システムを使用して実施できる。
【0034】このシステムにおいて、圧縮空気は、流入
弁を通りラインの「IN」側から、圧縮機(図示せず)
から導管101内に送出され、導管101はその中にフ
イルタを具備し、かつ調整器111によって調整され
る。この導管101はまた弁及び圧力計およびその中に
圧力スイッチを備えている。さらに、導管101は下流
において分岐導管102と接続され、導管102はさら
に可撓性ホース112を介して2つの導管に分岐され、
一方において弁を介して、他方において他の調整器11
1、圧力計及び逆止め弁を介して空気蓄積タンク(サ−
ジタンク)64に接続され調整された圧力の圧縮空気を
供給している。さらに、空気蓄積タンクは圧力計及びそ
の末端にブローダウン弁をもつ。
【0035】給導管103が空気蓄積タンク64から
三方ソレノイド弁105に接続されている。ソレノイド
弁105は、供給導管103と並列に延びる排出ライン
104を有している。他方、空気ライン106がそれぞ
れのソレノイド弁105をヘッダ梁51に取り付けられ
た各空気袋53に接続している。よって、ソレノイド弁
105が開いて空気蓄積タンク64と空気袋53との連
通が開始されると、圧縮空気は空気袋53内に直ちに導
入され空気袋53を急激に膨張し、ヨーク50に衝動を
与える。
【0036】一方、調整器111を通って導管101か
ら分岐された導管107は可撓性ホース112および調
整弁を介して導管108に接続されている。この導管1
08は2つの並置された中央空気袋59に続く並列導管
109と接続されて加圧空気が導入可能となっている。
【0037】また、中央の空気袋59内に導入された空
気を外部に排出するために、導管108には圧力計およ
び2本に分岐しかつ各々圧力弁および逃がし弁を備えた
一対の逃がしラインが接続されており、かつこれら逃が
しラインの終端には並列導管109からの加圧空気を大
気に放出するためのマフラ113を備えている。
【0038】また、衝撃緩和導管110が、調整器11
1、可撓ホース112及び逆止め弁を介して導管101
に連結されている。この衝撃緩和導管110は衝撃梁5
2の両端部に取り付けられた衝撃緩和空気袋57に接続
し、かつこの導管はまたその中に圧力計及び逃し弁をも
つことができる。好ましくは、圧力はこれらの衝撃緩和
空気袋57内に定常的に維持され、従ってそれらが圧力
を失うのはそれらに空気を噴入するときだけである。
【0039】袋59内に流入する空気は、空気がそれら
の袋内に急速に噴射された空気袋53における場合のよ
うに、サージング作用を伴っては導入されず、かつ袋5
9の充満はヨーク50をそのスラスト位置から衝撃梁5
2に対してヘッダ梁51に抗してその最初の位置に戻し
動かすのに足りる程度だけでよい。
【0040】排出ライン104は各々の三方ソレノイド
弁105から一本の収集導管114に通じ、マフラ11
3を通して大気に開放される。ヨーク50が空気袋53
の急激な膨張によって移動されると、ヨークの運動はリ
ミットスイッチ115を作動してソレノイド弁105を
閉じかつ袋53を開かせて排出ライン及び導管114を
介して内部の加圧された空気を徐々に大気に排出する。
【0041】ヨーク50が衝撃梁52に向けて急激に押
し出されかつこの梁の両端部に配設された緩衝空気袋5
7および中央に配設された2個の押し戻し用空気袋59
に衝突してヘッダ梁51上の空気袋53との間で緩衝さ
れながら何度か反跳し、その間、一方においてこの空気
袋53を徐々に減圧して萎縮させ、他方において中央の
空気袋59を導管109を介して徐々に充填して膨張さ
せてゆく、これによってヘッダ梁51上の空気袋53に
抗してヨーク50をその最初の押し出し位置にゆっくり
と押し戻す。
【0042】このようなヨークの押し出し作用の強さ及
びその緩衝は圧力及び導管のサイズ及び圧縮空気送出シ
ステムの構成要素によって制御される。1回の行程に要
する時間は三方ソレノイド弁105を開閉するタイマ機
構によって制御できる。
【0043】改良型懸架部材 図6及び図7に示すトグル部材20は、炉床上部構造体
21をこの構造体を懸架する固定フレーム19からの自
由懸架を提供するためのものであって、普通は4〜8イ
ンチを超えない短い制限された弧の範囲の水平方向運動
距離成分に対して垂直方向運動距離成分を漸次増加する
形式の上向き成分をもつ抑制されない弧状運動は、十分
な運動量をもって炉床上の燃料材料束内に雑然と配置さ
れた雑多なサイズの燃焼微片粒体による荷重を重力方向
に逆らって斜め上方に押しやると同時に燃焼材料束を進
行方向に放出し、その後炉床上に雑然とした状態で炉床
の延伸方向に沿って再配置される。
【0044】勿論、この間燃焼物粒体は不規則に掻き混
ぜられた状態で燃焼し続ける。既述の方式で実施するこ
の自由懸架及び抑制なき揺動は、床がその揺動を阻害す
る炉床の傾斜を伴わずに規定された弧の範囲内での比較
的摩擦の少ないトグル部材の自由運動を必要とする。
6に示すように、回転軸受継手43aによって支承され
かつ旋回可能に配置されたトグルリンク44は、このよ
うな運動を提供する好適な一つの手段である。
【0045】別の手段は図12及び図13に示され、こ
れは改変型トグル部材120が対になった旋回可能な軸
受滑車123間で懸架されたケーブルリンク121を含
み、一つの対はトグルブラケット42上に取付けられ、
かつ他の対はトグル突起部分46によって担持される。
【0046】加速度曲線 上記の構造及びシステムによって、ヨーク50の所望の
加速度とそれに関連する炉床13が達成される。時間及
び距離にわたって測定された代表的加速度曲線を9に
示す。
【0047】空気袋53が、9のグラフ上の点Aにお
いて三方ソレノイド弁105の開きによって膨張される
と、ヨーク50は前進行程において衝撃梁52を殴打す
る正方向の最大加速度増加点Bにまで急激に増速移動さ
せられる。炉床13上の燃焼微片は載置されたままの状
態で前方へ進み続ける。ヨーク50は最大加速度増加点
Bを通過後、零加速度点Cに最高速度で到達し、同時に
空気袋57および59に当接する。その後ヨーク50は
空気袋の大きな緩衝作用により負方向の大きな加速度が
与えられ、従って大きく減速し、負方向の最大加速度点
Dに至る。この減速状態は極めて僅かな時間ではあるが
限界点Eに達するまで続行する。
【0048】この時点で、ヨーク50はその最大行程に
達して一瞬停止しかつ同時にヘッダ梁51に向けて方向
転換する状態であることを意味する。かかる緩衝作用は
同時に炉床13に大きな衝突衝撃を与えることを意味
し、炉床13上に載置された燃焼微片或いは粒状体は、
前記した炉床懸架部材の運動軌跡に沿ってその反動で前
方に向かって斜め上方に放出される事となる。
【0049】この緩衝作用の限界点Eにおいて、ヨーク
50は反動を開始するのであるが、前述したようにヨー
ク50は、一方において衝撃梁52のもう1組の中央部
に配置された空気袋59の膨張が開始され、他方におい
てヘッダ梁51の空気袋53の減圧も同時に開始される
が、その際、ヨーク50は対向する2対の空気袋に挟ま
れて数回の比較的大きな反跳運動を繰り返しながらその
運動エネルギを極度に減衰しながら起動位置へ向けてゆ
るやかな速度で移動する。この反跳躍運動は、ヨーク5
0を取り付けた炉床13に前後方向の振動、すなわち脈
動を誘起することとなり、またこのような作用により載
置された燃焼粒状体を掻き混ぜる結果となる。
【0050】一方の空気袋59の膨張および他方の空気
袋53の萎縮により、ヨーク50の相対運動範囲は、徐
々にヘッダ梁側に移動しかつ空気袋59の更なる膨張に
より短縮され、最終的には行程運動開始当初の空気袋5
3を介してヘッダ梁51に押接する位置に戻される。そ
の後、空気袋59は減圧され通常の状態に戻される。
【0051】この行程測定は、センチメートルで記録紙
に記録されており、かつこの曲線において、記録紙の1
cmは、全加速行程に対するほぼ0.2秒の実時間をあ
らわし、かつ加速の割合は記録紙の0.053g/cm
であった。急速かつ断続的加速度及び運動量の生成を伴
う後衝撃は、適切な燃焼粒体の燃焼と掻き混ぜの両方を
達成するために、このような大きな正および負の方向の
大きな加速力は微片および粒体の運動による慣性に十分
に打勝ち、かつこれらを炉床上で再配列することを可能
にする。
【0052】脈動床用の好適実施例及び変形実施例につ
いて述べたが、脈動炉床の細部の変更及び配列は本発明
の範囲及び主旨から逸脱せずに実施できるであろう。従
って、本発明は図示しかつ説明された構造及びシステム
に厳密に制限することは望まれない。
【0053】
【発明の効果】上記したように本発明による廃物燃焼方
法は、焼却炉として脈動炉床を具備した焼却炉を使用す
ることにより十分な酸素環境下での廃物の燃焼が焼却炉
の主燃焼室内の速度を増さずに達成することが可能であ
り、従来の焼却炉のごとくアフタバーナ、洗浄器、沈殿
器等の付帯機器を必要とせず、また、廃物を事前に裁断
するような特別な前後処理を行うことなく環境汚染を生
ずる虞れもなく、その上所望の未燃焼灰生成物の回収が
可能なように主燃焼室内の燃焼速度と範囲を制御するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主題の脈動式炉床の焼却装置システム
実施例の斜視図である。
【図2】本発明の脈動式炉床の実施例の斜視図である。
【図3】2の線3−3に沿ってとられた2の炉床の
断面図でさらに懸架フレームと密封構造を示す図であ
る。また、図3のaは、懸架フレーム内に囲われた炉床
の保持用の密封構造を示す断面図である。
【図4】脈動式炉床に衝動を与える装置を含む炉床及び
フレーム構造の一部分の垂直断面図である。
【図5】4に示す構造の上面図である。
【図6】炉床をその懸架フレームから懸架するトグル構
造の詳細断面図である。
【図7】6に示す構造の立面図である。
【図8】2つ以上の炉床が燃焼粒体の送出のため組合わ
されたときに使用する別種変形構造を示す脈動炉床の部
分の斜視図である。
【図9】時間超過時でかつ加速時の該炉床の所望の衝動
及び脈動運動をあらわす図式表示図である。
【図10】炉床を脈動する圧縮空気送出及び制御システ
ムの図式表示図である。
【図11】炉床及び懸架フレームの隅部の詳細上面図で
別種変形衝撃緩衝構造を示す図である。
【図12】炉床をその懸架フレーム上に担持する別の変
形懸架構造の詳細断面図である。
【図13】図6に示す構造の立面図である。
【符号の説明】
10 主燃焼室 11 装填扉 12 装填装置 13 炉床 14 アフタバーナ 15 煙突 16 灰だめ 17 収集システム 19 固定フレーム 20,120 トグル部材 21 上部構造体 22 床 23 側板 24 大管状チャンネル 25 空気高圧室 26 管状チャンネル 27 段付板 28 耐火れんが 29 小管状チャンネル 30 空気圧力室 31 中央床区域 32 端壁 33 耐火胴体 34 ノズルパイプ 35 ポート 36 栓部材 37 アングル型板 38,40,42,54,56 ブラケット 39 密封アーム 41 密封帯材 43 枢軸ピン 44 トグルリンク 45 第2枢軸ピン 46 トグル突起 47 アングル板 50 ヨーク 51 ヘッダ梁 52 衝撃梁 53 空気袋 55 押し板 57,59 空気袋 58 緩衝フレーム 60 衝撃板 61,72 棒部材 62 停止具 63 アーム 66 定着部材 73 板 80 衝撃緩和部材 101,102,103,108,110 導管 104 排出ライン 105 ソレノイド弁 106 空気ライン 111…調整器、 121 ケーブルリンク

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼却炉内で雑多な廃物を燃焼する方法に
    おいて、焼却炉炉床の燃焼区域に多数の雑多なサイズの
    燃焼物粒体を積み上げ、前記炉床に一方向へ水平方向運
    距離成分に対して垂直方向運動距離成分を漸次増加す
    る上向き弧状運動を与えて粒体を持ち上げ、その後前記
    炉床を瞬間的に停止させて前記燃焼区域の全長にわたっ
    て前記粒体を前記方向へ移動させると共に掻き混ぜ、次
    に炉床を前記方向とは反対方向へより低い速度で元の位
    置に復帰させる、各行程からなる事を特徴とする焼却炉
    の廃物燃焼方法。
  2. 【請求項2】 一連の前記行程が一定の時間間隔をおい
    て繰り返される請求項1に記載の焼却炉の廃物燃焼方
    法。
  3. 【請求項3】 前記燃焼区域に静かに流動する空気が送
    出される請求項1に記載の焼却炉の廃物燃焼方法。
  4. 【請求項4】 前記弧状運動及び復帰動作が圧縮空気シ
    ステムにより作動されている請求項3に記載の焼却炉の
    廃物燃焼方法。
  5. 【請求項5】 前記圧縮空気システムを通る空気の送出
    が制御される付加的行程を含む請求項4に記載の焼却炉
    の廃物燃焼方法。
  6. 【請求項6】 前記一定の時間間隔が調節可能である請
    求項5に記載の焼却炉の廃物燃焼方法。
  7. 【請求項7】 前記炉床の弧状運動及び復帰動作の速度
    が制御可能である請求項6に記載の焼却炉の廃物燃焼方
    法。
  8. 【請求項8】 前記炉床の運動を急激に停止する時期が
    制御可能である請求項7に記載の焼却炉の廃物燃焼方
    法。
  9. 【請求項9】 焼却炉内で雑多な廃物を燃焼する方法に
    おいて、焼却炉炉床の燃焼区域に雑多なサイズの燃焼物
    粒体を積み上げ、第1速度で第1方向へ上向き弧状にそ
    の水平方向運動距離成分に対する垂直方向運動距離成分
    を漸次増加しながら前記炉床を移動させて前記燃焼区域
    の全長にわたって前記第1方向に粒体を移動させると共
    に掻き混ぜ、次に前記第1方向とは反対の第2方向に前
    記第1速度より実質的に低い第2速度で前記炉床を移動
    させることを特徴とする焼却炉の廃物燃焼方法。
  10. 【請求項10】 ハウジングと、前記ハウジング内の流
    入口と、前記流入口から隔たって設けられた前記ハウジ
    ング内の流出口をもつ焼却炉の廃物燃焼方法において、
    前記ハウジング内の焼却炉炉床の燃焼区域に多量の雑多
    なサイズの燃焼物粒体を積み上げ、最初に、前記流入口
    から前記流出口に向けた第1方向に前記炉床を第1の加
    速度と共に上向き弧状に水平方向運動距離成分に対する
    垂直方向運動距離成分を漸次増加しながら移動し、次い
    で、前記第1方向と反対の第2方向へ前記第1の加速度
    より低い第2の加速度をもって炉床を復帰する事を特徴
    とする焼却炉の廃物燃焼方法。
  11. 【請求項11】 前記炉床が、前記第1方向にある間に
    水平方向運動距離成分に対する垂直方向運動距離成分を
    漸次増加しながら弧状に上昇される請求項10に記載の
    焼却炉の廃物燃焼方法。
  12. 【請求項12】 前記炉床の前記第1方向への移動と上
    昇行程が、前記第1方向と平行な水平方向の第1運動
    成分及び上向きかつ垂直方向の小さな第2運動距離
    分を漸次増加させる弧状運動をもって前記炉床を動かす
    行程を含む請求項11に記載の焼却炉の廃物燃焼方法。
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