JP2654225B2 - 発変電所における開閉器操作手順の決定方法 - Google Patents

発変電所における開閉器操作手順の決定方法

Info

Publication number
JP2654225B2
JP2654225B2 JP2078196A JP7819690A JP2654225B2 JP 2654225 B2 JP2654225 B2 JP 2654225B2 JP 2078196 A JP2078196 A JP 2078196A JP 7819690 A JP7819690 A JP 7819690A JP 2654225 B2 JP2654225 B2 JP 2654225B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
procedure
operation procedure
switch
concept
procedures
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2078196A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03277128A (ja
Inventor
次夫 長谷川
徹 竹貫
明 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Meidensha Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2078196A priority Critical patent/JP2654225B2/ja
Publication of JPH03277128A publication Critical patent/JPH03277128A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2654225B2 publication Critical patent/JP2654225B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y04S10/54

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Devices For Executing Special Programs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、発変電所における開閉器操作手順を自動的
に決定する手順決定方法に関する。
B.発明の概要 本発明は、発変電所における開閉器操作手順を自動的
に決定する手順決定方法において、 開閉器種別,操作方向,設備種別,ルールセット別に
それらの具体的な内容に対する概念キーを設定し、手順
作成ルールが個々の操作手順のその概念キーを付属させ
ることにより手順を作成する工程と、作成した手順を概
念キーで特定する工程と、複数の概念キーをアンドとオ
アで組み合わせる工程とを備えることにより、 各種レベルの表現による手順のかたまりを参照するこ
とができ、手順の並べ替えを自在に行えるようにする技
術を提供するものである。
C.従来の技術 発電所や変電所では、設備の保守点検の作業のため
に、変圧器,母線,送電線などを設備を停止したり停止
状態から使用状態にしたりすることがある。
その際には設備周辺の開閉器を操作しなければなら
ず、この開閉器の操作は、設備の運用規則に従って、設
備毎に予め設定された手順(シーケンス)で実行され
る。手順は、主回路の操作の他に安全確認の各種手順や
他部署への連絡事項手順等も含んでいて大変複雑なもの
である。また各設備毎に操作手順を作成するので、設備
の新設や増設時に新たな操作手順の作成が必要になる。
開閉器の操作手順を作成する際の知識は基本的には下
記の2概念に分類することができる。
(1)どの開閉器を入れるか、又は切るか。
(2)どのような順番で操作するか。
設備を停止する場合の操作手順はその操作順番に意味
がある。例えば、操作手順の並びに関する知識には、 CBを開放した後にLSを開放する。
母線を停止する前に母線に繋がって変圧器を他の母線
にループ切替えする。
変圧器を周辺の設備から切り離す順番は、3次側CB、
2次側CB、1次側CBの順に行う。
などの規則があって、どの開閉器を開いたらよいかとい
った知識を有した手順作成ルールで作成した個々の開閉
器操作手順をそれらの規則に従って並べ替える必要が生
じてくる。この手順の並べ替え処理もルールにより設定
され、作成済み手順を具体的な開閉器の種別又は動作名
で指定する前記,の場合や複数手順を抽象的な概念
でとらえて指定する前記のループ切替えの場合があ
り、それぞれ指定された手順を取り出して並べ替える。
D.発明が解決しようとする課題 ここで、操作手順の認識の一例を示すと、ある設備を
停止する場合、一連の操作手順中の個別の手順は下記の
如き要素から成る。言い替えると、操作手順を使用する
人間は、手順の内容を下記の如き複数の視点から認識し
て操作を実施するわけである。
(1)CBの入り/切り (2)LSの入り/切り (3)CBの操作 (4)CBの状態確認 (5)LSの操作 (6)LSの状態確認 (7)開閉器の操作 (8)開閉器の状態確認 (9)ループ切替え操作群 (10)設備切り離し操作群 (11)設備の接続操作群 (12)設備の併用操作群 (13)設備の併用操作解除群 (14)その他。
以上のように、手順を特定する表現レベルが、具体的
な種別から抽象的な概念の手順群までそれぞれ異なって
いるため、それらの混在した全体の手順(前記概念の
(1)の知識で作成した手順)から、必要とする1個ま
たは複数個の手順を取り出す処理は複雑となり、設備の
新設や増設の際に、新たに開閉器操作手順を作成する作
業が極めて難しい。
本発明は、このような課題に鑑みて創案されたもの
で、各種レベルの表現による手順の集団を参照すること
ができ、手順の並べ替えを自在に行い、設備の新設や増
設時には設備情報の追加変更だけで操作手順を自動的に
作成する発変電所の開閉器操作手順決定方法を提供する
ことを目的とする。
E.課題を解決するための手段 本発明における上記課題を解決するための手段は、設
備,開閉器及びその接続関係をフレーム構造で表現する
電力設備情報部と、手順作成に必要な知識を手順作成ル
ールで表現する手順表作成論理情報部とで成る知識ベー
スに所要の情報を格納し、それらの情報の前向き推論に
より操作手順を作成する開閉器操作手順の決定方法にお
いて、開閉器種別,操作方向,設備種別,ルールセット
別にそれらの具体的な内容に対する概念キーを設定し、
手順作成ルールが個々の操作手順のその概念キーを付属
させることで手順を作成する工程と、作成した手順を概
念キーで特定する工程と、複数の概念キーをアンドとオ
アで組み合わせる工程とを備えた発変電所の開閉器操作
手順の決定方法によるものとする。
F.作用 本発明は、発変電所の開閉器をどのような順番で操作
するか決定する際、知識ベースシステムで手順を作成す
るものである。開閉器の操作は設備の運用規則に従って
実行されるので、知識ベースを電力設備情報部と手順表
作成論理情報部で構成し、電力設備情報部は設備,開閉
器及びその接続関係をフレーム構造で、手順表作成論情
報部は手順作成に必要な知識を手順作成ルール(プロダ
クションルール)で表現するようにしておいて、それら
の所要の情報を格納し、前向き推論により操作手順を作
成する。その際、手順情報の他に、手順の性質(開閉器
種別,操作方向,設備種別,当該手順を生成したルール
セット)に関する情報(本発明で概念キーと呼称する)
を付属させて出力し、整理保存しておいて、作成された
複数の手順の中から概念キーを指定して特定する。1手
順に付属する概念キーが複数ある場合はそれらをアンド
とオアで組み合わせることにより、所望の手順を取り出
すようにする。個別の操作手順を上位の知識概念でまと
めた情報を保存しておくので、各種レベルの表現による
手順の集団を参照することができ、手順の並べ替えが自
由になる。
G.実施例 以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明
する。
第1図は、本発明の一実施例の構成図である。第1図
において、操作手順を作成する知識ベースシステムは、
知識ベース部1と、推論機構2と、作業エリア3とで構
成され、知識ベース部1は、電力設備情報部1aと手順表
作成論理情報1bを備えている。
知識ベース部1aには、操作手順を作成するための情報
が格納されていて、電力設備情報部1aは発変電所の設
備,開閉器,設備の接続関係をフレーム構造で表現し、
手順表作成論理情報部1bは手順作成のための知識をプロ
ダクションルールで表面する。ルールは、例えば「“i
f"により設備と設備の間に開状態の遮断器がある場合を
判定し、“then"によりその遮断器を開く手順を作成す
る。」という具合である。これらの知識ベースを備えた
システムは、前向き推論機能とフレーム表現機能を有す
る汎用のエキスパートシステム構築ツールを使用すれ
ば、容易に構築できる。
推論機構2は、知識ベース1の情報を参照して前向き
推論を行い、作業エリア3へ操作手順を出力する。作業
エリア3は、推論機構2が使用する作業エリアであっ
て、操作手順が出力される。
本発明では、手順の順番を自由に変更するために、ル
ール表現とその実行において下記を実行する。
(1)手順作成ルール(前記概念(1)の知識を有する
ルール)で個々の手順を作成する際に手順情報の他に、
手順の性質に関する概念キーを出力し、整理保存してお
く。
(2)前記概念の(2)の知識を有するルールにおい
て、1つの概念キーを指定して複数の手順の中から所望
の手順を取り出す。
(3)前記概念の(2)の知識を有するルールにおい
て、複数の概念キーのANDとORで手順を取り出せるよう
にする。
第1表は、実施例に使用される概念キーの一例を示す
表である。
このように設定しておくと、 (1)により所望の種別の開閉器の手順をすべて取り
出せる。
(2)ととのANDとにより所望の開閉器種別の特定
方向の操作手順をすべて取り出せる。
(3)により所望の操作方向の手順だけを取り出せ
る。
(4)により所望の設備に関する手順をすべて取り出
せる。
(5)によりある概念の手順の集団を取り出せる。
などが可能になる。
次に、概念キーと具体的な手順との関係を説明する。
第2表は、第2図の単線結線図に示す設備構成の母線B
を停止させる手順の一例を示す表である。
上記の各手順は下表に示す概念キーを付属情報として
備えている。例えば、手順NO1は、開閉器種別;LS、操作
方向;ON、設備種別;変圧器及びルールセット;ループ
切替えという概念キーを備えている。
第3表は、そのような概念別手順情報の一例を示す表
である。
このように個別手順を上位の知識概念でまとめた情報
を保存しておくことにより、各種レベルの表現による手
順の集団を容易に参照でき、手順を自在に並べ替えるこ
とが可能になる。
H.発明の効果 以上、説明したとおり、本発明によれば、個別手順を
上位の知識概念でまとめた情報を保存しておくことによ
り、各種レベルの表現による手順の集団を参照でき、手
順の並べ替えを自由に行い、設備の新設や増設時には設
備情報の追加変更だけで操作手順を自動的に作成する発
変電所の開閉器操作手順の決定方法を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は対象設備
構成の単線結線図である。 1……知識ベース部、2……推論機構、3……作業エリ
ア、1a……電力設備情報部、1b……手順表作成論理情報
部。
フロントページの続き (72)発明者 田中 明 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式 会社明電舎内 (56)参考文献 特開 平1−238429(JP,A) 特開 平2−28726(JP,A) 特開 平1−166224(JP,A) 特開 平1−274242(JP,A) 実開 昭60−129845(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変電所における設備,開閉器及びその接続
    関係をフレーム構造で実現する電力設備情報部と、前記
    開閉器の操作手順作成に必要な知識を操作手順作成ルー
    ルで表現する操作手順表作成論理情報部とで成る知識ベ
    ースに所要の情報を格納してそれらの情報の前向き推論
    により操作手順を作成する開閉器操作手順の決定方法に
    おいて、 予め、開閉器種別、操作方向別、設備種別、ルールセツ
    ト別等の操作手順の性質に関する具体的な内容を表した
    概念キーを設定しておき、前記操作手順作成ルールに従
    って作成した個々の操作手順に対し該当する概念キーを
    選択して特定するとともに、一つの操作手順が複数の概
    念キーを含んでいる場合はアンドとオアを組み合わせる
    ことにより所望の操作手順をとりだすようにしたことを
    特徴とする発電所における開閉器操作手順の決定方法。
JP2078196A 1990-03-27 1990-03-27 発変電所における開閉器操作手順の決定方法 Expired - Fee Related JP2654225B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2078196A JP2654225B2 (ja) 1990-03-27 1990-03-27 発変電所における開閉器操作手順の決定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2078196A JP2654225B2 (ja) 1990-03-27 1990-03-27 発変電所における開閉器操作手順の決定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03277128A JPH03277128A (ja) 1991-12-09
JP2654225B2 true JP2654225B2 (ja) 1997-09-17

Family

ID=13655257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2078196A Expired - Fee Related JP2654225B2 (ja) 1990-03-27 1990-03-27 発変電所における開閉器操作手順の決定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2654225B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60129845U (ja) * 1984-02-10 1985-08-31 株式会社日立製作所 電力系統操作における操作票自動作成装置
JPH01166224A (ja) * 1987-12-23 1989-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 前向き推論装置
JPH01238429A (ja) * 1988-03-17 1989-09-22 Meidensha Corp 電力設備の開閉器操作手順決定方法
JPH01274243A (ja) * 1988-04-26 1989-11-02 Meidensha Corp 推論方式
JPH01274242A (ja) * 1988-04-26 1989-11-02 Meidensha Corp 推論方式
JPH0228726A (ja) * 1988-07-18 1990-01-30 Fujitsu Ltd フレーム型知識表現の整理・統合方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03277128A (ja) 1991-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Chen et al. On-line fault diagnosis of distribution substations using hybrid cause-effect network and fuzzy rule-based method
CN109634243A (zh) 一种基于智能机器人的调度程序化操作***
JPS61218323A (ja) 事故判定方法
CN108233536A (zh) 一种智能程序化遥控操作***
Parise et al. Switching procedures and business continuity management: the flock logic of multiple source systems
CN108448718A (zh) 智能变电站保护装置一键顺控方法及***
JP2654225B2 (ja) 発変電所における開閉器操作手順の決定方法
JP2004242411A (ja) 電力系統の供給信頼度評価方法とその装置
JP4698173B2 (ja) 系統制御手順の自動作成方法
Parise et al. A syntax and semantics of a language for operational procedures
KR101197962B1 (ko) 로직회로를 이용한 전력용 변압기 자동 부하공급 제어 시스템 및 그 방법
JP2637245B2 (ja) 発変電所の開閉器操作手順決定方法
CN112687151B (zh) 一种配电房操作演练与引导装置及逻辑控制方法
CN106157723A (zh) 一种变电运维事故处置智能训练模拟***
JP2778741B2 (ja) 電力系統事故復旧支援装置
JPH06245381A (ja) 電力系統の復旧操作手順作成方法
JPH08275394A (ja) 電力系統の事故復旧システム
Lee et al. An extended expert system for service restoration of distribution feeders
JP2530042B2 (ja) 電力系統機器操作手順における確認事項のル―ルメンテナンス方式
Irisarri et al. Heuristic Scenario Builder for power system operator training
JPH067731B2 (ja) 電力系統における系統操作指令手順の自動作成方法
JPH0923583A (ja) 配電系統操作装置
Shinohara et al. Development of restoration system based on human performance model
JPH06165378A (ja) 系統復旧操作手順作成システム
JP2635858B2 (ja) 配電系統監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees