JP2651330B2 - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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JP2651330B2 JP4275610A JP27561092A JP2651330B2 JP 2651330 B2 JP2651330 B2 JP 2651330B2 JP 4275610 A JP4275610 A JP 4275610A JP 27561092 A JP27561092 A JP 27561092A JP 2651330 B2 JP2651330 B2 JP 2651330B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用紙搬送経路を搬送中
の用紙がジャムを発生した場合に、ジャム処理を容易に
行なえるようにした用紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の用紙搬送装置においては、下部用
紙ガイドと上部用紙ガイドとを略平行に対向させ、駆動
部からの動力によって回転駆動される搬送ローラを下部
用紙ガイド側に設けると共にこの搬送ローラの外周面に
圧接されるピンチローラを上部用紙ガイド側に設けるこ
とが一般的である。
【0003】さらに、上部用紙ガイドやピンチローラ等
を搬送ユニットとしてユニット化し、この搬送ユニット
を下部用紙ガイドの上方を閉止する閉止位置と下部用紙
ガイドの上方を開放する開放位置とへスライド自在に設
け、搬送中の用紙がジャムを発生した場合には搬送ユニ
ットを開放位置へスライドさせることによりジャム処理
を容易に行なうようにしたものがある。なお、このよう
な搬送ユニットには、ピンチローラを搬送ローラの外周
面に圧接させた圧接状態及びこの圧接を解除した圧接解
除状態に切換自在な圧接バネが設けられており、ジャム
処理のために搬送ユニットを開放位置へスライドさせる
場合には、圧接バネを圧接解除状態に切換えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】圧接バネを圧接解除状
態に切換えても、ピンチローラは自重により落下した状
態となって搬送ローラの外周面に接触する。このため、
搬送ユニットをスライドさせる際に搬送ローラとピンチ
ローラとが引っ掛かりを生ずる場合がある。特に、ジャ
ム処理後において搬送ユニットを閉止位置へ戻す場合に
は、ピンチローラと搬送ローラとの側面同志が当接する
状態となるため、搬送ユニットを閉止位置へ戻す作業が
非常に困難である。
【0005】
【課題を解決するための手段】下部用紙ガイドに対して
略平行に対向した上部用紙ガイドと、前記下部用紙ガイ
ド側に設けられて回転駆動される搬送ローラに対向する
ピンチローラと、前記ピンチローラを前記搬送ローラの
外周面に圧接させた圧接状態及びこの圧接を解除した圧
接解除状態に切換自在な付勢部材とをユニット化した搬
送ユニットを設け、この搬送ユニットを前記下部用紙ガ
イドの上方を閉止する閉止位置と前記下部用紙ガイドの
上方を開放する開放位置とへスライド自在に設けた用紙
搬送装置において、前記付勢部材を圧接解除状態に切換
えることに伴って前記ピンチローラを前記搬送ローラか
ら離反する位置へ上昇させる離反部材を前記搬送ユニッ
トに取付けた。
【0006】
【作用】付勢部材を圧接解除状態に切換えると、この切
換えに伴って離反部材によりピンチローラが搬送ローラ
から離反する位置へ上昇される。従って、ジャム処理等
のために搬送ユニットをスライドさせる場合は、付勢部
材を圧接解除状態に切換えることによってピンチローラ
と搬送ローラとが離反状態となり、ピンチローラと搬送
ローラとを接触させることなく搬送ユニットのスライド
を行なえる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、図3及び図4に示したように平板状の下部用
紙ガイド1と上部用紙ガイド2とが両側の一対の下部サ
イドフレーム3及び上部サイドフレーム4に取付けて略
平行に対向して設けられており、これらの下部用紙ガイ
ド1と上部用紙ガイド2とに挾まれた部分が用紙(図示
せず)が搬送される用紙搬送経路とされている。
【0008】前記下部用紙ガイド1が取付けられた一対
の前記下部サイドフレーム3間には2本の搬送ローラ軸
5が軸支されると共に搬送経路に沿って所定寸法離間し
て配設されており、これらの搬送ローラ軸5にはそれぞ
れ搬送ローラ6が取付けられ、搬送ローラ6はその外周
の一部を前記下部用紙ガイド1に形成された切欠部7か
ら上方へ突出させた状態で配設されている。なお、前記
各搬送ローラ軸5の一端にはそれぞれプーリ8が取付け
られ、これらのプーリ8には駆動部(図示せず)からの
動力を伝達するための動力伝達用ベルト9が巻回されて
いる。
【0009】つぎに、前記上部サイドフレーム4には図
1及び図2に示したように上下方向に長い長穴10が2
個形成され、これらの長穴10にはピンチローラ軸11
が上下方向移動自在及び回転自在に挿通し軸支され、2
本のピンチローラ軸11は前記2本の搬送ローラ軸5に
対応する寸法に離間して配設されている。そして、前記
ピンチローラ軸11にはそれぞれピンチローラ12が取
付けられ、これらのピンチローラ12はその外周の一部
を前記上部用紙ガイド2に形成された切欠部13から下
方へ突出させると共に前記搬送ローラ6の外周面に対向
する位置に配設されている。
【0010】また、前記上部サイドフレーム4には前記
2本のピンチローラ軸11間の略中央位置に各ピンチロ
ーラ軸11と平行な軸心を有するテンション軸14が回
転自在に保持されており、テンション軸14の両端部に
はこのテンション軸14を回転操作するためのノブ15
が固定されている。前記テンション軸14の軸長に沿う
略中央部には湾曲面部と平坦面部とからなる断面形状が
略D字形の圧接状態切換部16が形成されており、この
圧接状態切換部16に対向する位置には付勢部材である
板状の圧接バネ17の上面側が当接されている。なお、
圧接状態切換部16は圧接バネ17の長手方向略中央部
において当接されており、圧接バネ17の両端部の下面
側が前記各ピンチローラ軸11の上面側に当接されてい
る。
【0011】ここで、前記圧接状態切換部16の湾曲面
部が前記圧接バネ17に当接した状態においては、図1
に示したように圧接バネ17が略V字形に撓んだ状態に
なると共にこの圧接バネ17により各ピンチローラ軸1
1が下向きに付勢され、各ピンチローラ12が前記搬送
ローラ6の外周面に圧接された圧接状態となる。一方、
前記圧接状態切換部16の平坦面部が前記圧接バネ17
に当接した状態においては、図2に示したように圧接バ
ネ17が略水平状態となり、各ピンチローラ軸11に対
して圧接バネ17による下方向きの付勢力が作用しなく
なると共に各ピンチローラ12が各搬送ローラ6の外周
面に対する圧接を解除した圧接解除状態となる。
【0012】つぎに、前記上部用紙ガイド2と前記ピン
チローラ軸11と前記ピンチローラ12と前記テンショ
ン軸14と前記圧接バネ17とは図3に示したように搬
送ユニット18としてユニット化されており、この搬送
ユニット18は前記下部用紙ガイド1の上方を閉止する
閉止位置と下部用紙ガイド1の上方を開放する開放位置
とへ水平方向にスライド自在に設けられている。なお、
前記上部サイドフレーム4の上端側には前記テンション
軸14やピンチローラ軸11と平行な軸心を有する保持
軸19が固定され、この保持軸19は片側の前記下部サ
イドフレーム3に形成された嵌合孔20に水平方向に沿
ってスライド自在に嵌合される。一方、片側の前記下部
サイドフレーム3には前記搬送ローラ軸5と平行な軸心
を有する保持軸21が固定され、この保持軸21は一対
の前記上部サイドフレーム4にそれぞれ形成された嵌合
孔22にスライド自在に嵌合される。さらに、手前側の
前記上部サイドフレーム4には、前記搬送ユニット18
をスライドさせるために把持するハンドル23が固定さ
れている。
【0013】つぎに、前記上部用紙ガイド2の上面部に
は前記各ピンチローラ軸11の下面側に当接してこれら
のピンチローラ軸11を上方向きに付勢する離反部材で
あるポップアップバネ24が取付けられている。なお、
ポップアップバネ24の付勢力は、圧接状態における前
記圧接バネ17の付勢力より小さく設定されている。
【0014】このような構成において、用紙の搬送を行
なう場合には、テンション軸14を回転操作することに
より図1に示したように圧接状態切換部16の湾曲面部
を圧接バネ17に当接させる。すると、圧接バネ17は
略V字形に撓むと共に各ピンチローラ軸11に対して下
方向きの付勢力が作用し、この付勢力によって各ピンチ
ローラ12が各搬送ローラ6の外周面に圧接される。こ
こで、搬送ローラ6は駆動部からの動力によって回転駆
動され、用紙はこれらの搬送ローラ6とピンチローラ1
2とにより挾持された状態で用紙搬送経路にそって搬送
される。
【0015】つぎに、搬送中の用紙がジャムを発生した
場合には、テンション軸14を回転操作することにより
図2に示したように圧接状態切換部16の平坦面部を圧
接バネ17に当接させる。すると、圧接バネ17は略水
平状態になると共に各ピンチローラ軸11に対して作用
していた下方向きの付勢力が解除され、各ピンチローラ
12は各搬送ローラ6の外周面に対する圧接状態が解除
される。さらに、各ピンチローラ軸11に対して作用し
ていた圧接バネ17の付勢力が解除されると、各ピンチ
ローラ軸11はポップアップバネ24の付勢力によって
上方へ持ち上げられ、各ピンチローラ12は各搬送ロー
ラ6の外周面から離反する。
【0016】従って、ジャム処理を行なうために搬送ユ
ニット18を図3に示したように下部用紙ガイド1の上
方を開放する開放位置へスライドさせる場合において、
搬送ローラ6とピンチローラ12とが接触せず、搬送ユ
ニット18を開放位置へスライドさせる操作を容易に行
なえる。また、ジャム処理後に搬送ユニット18を下部
用紙ガイド1の上方を閉止する閉止位置へ戻す場合にお
いても、搬送ローラ6とピンチローラ12との側面同志
が当接するということがなく、搬送ユニット18を閉止
位置へスライドさせる操作も容易に行なえる。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように、下部用紙ガイド
に対して略平行に対向した上部用紙ガイドと、前記下部
用紙ガイド側に設けられて回転駆動される搬送ローラに
対向するピンチローラと、前記ピンチローラを前記搬送
ローラの外周面に圧接させた圧接状態及びこの圧接を解
除した圧接解除状態に切換自在な付勢部材とをユニット
化した搬送ユニットを設け、この搬送ユニットを前記下
部用紙ガイドの上方を閉止する閉止位置と前記下部用紙
ガイドの上方を開放する開放位置とへスライド自在に設
けた用紙搬送装置において、前記付勢部材を圧接解除状
態に切換えることに伴って前記ピンチローラを前記搬送
ローラから離反する位置へ上昇させる離反部材を前記搬
送ユニットに取付けたので、ジャム処理のために搬送ユ
ニットを開放位置へスライドさせる場合において、付勢
部材を圧接解除状態に切換えることに伴って離反部材に
よりピンチローラを搬送ローラから離反する位置へ上昇
させることができ、このため、搬送ユニットを開放位置
へスライドさせる際におけるピンチローラと搬送ローラ
との接触を防止することができ、また、ジャム処理後に
搬送ユニットを閉止位置へ戻す際においてはピンチロー
ラと搬送ローラとの側面同志が当接するということを防
止することができ、従って、搬送ユニットを開放位置へ
スライドさせて行なうジャム処理を容易に行なうことが
できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した側面図である。
【図2】圧接バネを圧接解除状態に切換えた状態を示し
た側面図である。
【図3】搬送ユニットを開放位置へスライドさせた状態
を示した平面図である。
【図4】斜視図である。
【符号の説明】
1 下部用紙ガイド 2 上部用紙ガイド 6 搬送ローラ 12 ピンチローラ 17 付勢部材 18 搬送ユニット 24 離反部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部用紙ガイドに対して略平行に対向し
    た上部用紙ガイドと、前記下部用紙ガイド側に設けられ
    て回転駆動される搬送ローラに対向するピンチローラ
    と、前記ピンチローラを前記搬送ローラの外周面に圧接
    させた圧接状態及びこの圧接を解除した圧接解除状態に
    切換自在な付勢部材とをユニット化した搬送ユニットを
    設け、この搬送ユニットを前記下部用紙ガイドの上方を
    閉止する閉止位置と前記下部用紙ガイドの上方を開放す
    る開放位置とへスライド自在に設けた用紙搬送装置にお
    いて、前記付勢部材を圧接解除状態に切換えることに伴
    って前記ピンチローラを前記搬送ローラから離反する位
    置へ上昇させる離反部材を前記搬送ユニットに取付けた
    ことを特徴とする用紙搬送装置。
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