JP2650656B2 - 野菜包装装置 - Google Patents

野菜包装装置

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JP2650656B2
JP2650656B2 JP1316146A JP31614689A JP2650656B2 JP 2650656 B2 JP2650656 B2 JP 2650656B2 JP 1316146 A JP1316146 A JP 1316146A JP 31614689 A JP31614689 A JP 31614689A JP 2650656 B2 JP2650656 B2 JP 2650656B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は野菜包装装置に係り、たとえば、キャベツ、
白菜、レタスなどの結球野菜をフィルムによって自動的
に包装するものに関する。
(従来の技術) 従来、この種の野菜包装装置としては、たとえば、フ
ィルム載置板に結球野菜を降下する案内孔を形成し、こ
の案内孔の下方部に野菜受体を上下動自在に設け、前記
フィルム載置板の下方部に前記野菜受体上の結球野菜を
前記フィルムの絞り込みにより被覆するとともに、この
フィルムの周縁部を集束した結束部をヒートシールする
ヒーターを設けたフィルム結束機構を備えた構成のもの
がある。
そして、フィルム載置板上に案内孔を閉塞する状態で
フィルムを展開して載置し、このフィルムを介して案内
孔内に結球野菜を供給すると、この結球野菜はフィルム
載置板上のフィルムを自重によって引き出しながらフィ
ルムを介して野菜受体上に落下され、この野菜受体が所
定位置まで下降されるとともに、フィルム結束機構が作
動され、このフィルム結束機構によって結球野菜を被覆
したフィルムの周縁部が結球野菜の上方に集束され、こ
のフィルムの結束部がヒーターによってヒートシールさ
れるようになっている。
(発明が解決しようとする課題) 前記先行技術の構成では、野菜受体上のフィルムは、
フィルム結束機構によって結球野菜の上方に絞り込まれ
て結束され、この結束部がヒーターによってヒートシー
ルされるとともに不要フィルム部が溶断されるので、不
要フィルム部がヒーターに溶着され易いとともに、この
不要フィルム部がヒーターに附着したままヒーターの離
間動作によって移動され、この不要フィルム部が予期し
ない箇所に飛散されて周囲を不要フィルム部によって汚
損することがあり、また、結束部をヒーターによってヒ
ートシール及び溶断する際に、この結束部が充分に結束
されていない場合にはヒートシールが不確実になり易い
とともに、不要フィルム部の溶断も不確実になり易いと
いう問題がある。
そこで、本発明はこのような課題に鑑みてなされたも
ので、結球野菜を包装したフィルムの結束部を充分に結
束挟持できるとともに、この結束部のヒートシール及び
溶断後は溶断された不要フィルム部を一時的に挟持し続
けることができ、このため、フィルムの結束部のヒート
シール及び不要フィルム部の溶断を確実に行なうことが
でき、しかも、この不要フィルム部がヒーターに溶着し
たり、不要フィルム部がヒーターに附着したままヒータ
ーの離間動作によって予期にない箇所に運ばれて飛散さ
れ周囲を汚損することを確実に防止することができる野
菜包装装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 請求項1の発明の野菜包装装置は、結球野菜の降下を
案内する案内孔を有しこの案内孔を閉塞する位置に展開
されたフィルムを載置するフィルム載置体と、このフィ
ルム載置体の前記案内孔の下方部に位置して上下動自在
に設けられ前記案内孔からフィルムを引き出しながら降
下される結球野菜を受取る野菜受体と、前記フィルム載
置体の下方部に位置して開閉自在に設けられ前記野菜受
体上のフィルムを絞り込んで結球野菜を被覆するととも
に前記フィルムの周縁部を結球野菜の上部において結束
するフィルム結束機構と、を具備し、前記フィルム結束
機構は、前記野菜受体上のフィルムを前後方向及び左右
方向から絞り込んで前記結球野菜の上方にてフィルムの
周縁部を集束する開閉自在の集束部を有するとともに、
この集束部の相対する位置に前記結球野菜の上方にて集
束されたフィルムの結束部を両側部から挟持してヒート
シールするヒーターをそれぞれ設け、前記集束部の上部
の相対する位置にフィルム支持機構をそれぞれ設け、こ
の相対するフィルム支持機構には、前記ヒーターにてフ
ィルムの結束部をヒートシールするときは溶断される不
要フィルム部を挟持しヒートシール後は相対するヒータ
ーの離間動作よりも遅れて離間し不要フィルム部の挟持
を解除する進退自在の支持体及びこの支持体を常時前記
集束部の開口縁部に突出附勢させるスプリングをそれぞ
れ設けたものである。
請求項2の発明の野菜包装装置は、請求項1の野菜包
装装置において、フィルム支持機構は、フィルム結束機
構の相対する位置にそれぞれ固定されたシリンダーを有
し、このシリンダーに進退自在に設けられたロッドの先
端部に支持体を設け、前記シリンダー内に前記ロッドを
介して前記支持体を常時前記集束部の開口縁部に突出附
勢させるスプリングを設けたものである。
(作用) 請求項1の発明の野菜包装装置では、野菜受体を上昇
させ、この野菜受体をフィルム載置体の案内孔の直下に
配設するとともに、前記フィルム載置体の上面部に前記
案内孔を閉塞する位置にフィルムを展開して載置する。
そして、フィルム載置体の案内孔に対してフィルムを介
して結球野菜が供給されると、この結球野菜は、フィル
ム載置体上からフィルムを伴って案内孔から野菜受体上
に降下して収受される。
つぎに、野菜受体が下降されると、この野菜受体と結
球野菜との間のフィルムは結球野菜の下降とともに、こ
の結球野菜の支持されて案内孔から更に引き出され、こ
の結球野菜を所定位置まで下降するとともに、野菜受体
の下降が停止される。
ついて、フィルム結束機構の集束部が閉塞方向に作動
されると、この集束部に野菜受体上のフィルムの周縁部
が前後方向及び左右方向から絞り込まれ、このフィルム
によって結球野菜が被覆されるとともに、このフィルム
の周縁部が結球野菜の上方において結束され、このフィ
ルムの結束部の溶断される不要フィルム部の両側部がフ
ィルム支持機構の相対する支持体によって挟持される。
そして、フィルム結束機構の集束部が更に閉動作され
ると、この集束部が相対する支持体のスプリングを圧縮
しながら閉動作され、この集束部にてフィルムの結束部
が更に前後方向及び左右方向から結束挟持され、この結
束部が相対するヒーターにてヒートシールされる。そし
て、このフィルムにて結球野菜が包装シールされるとと
もに、このヒートシール部からヒーターにて不要フィル
ム部が確実に溶断される。
つぎに、フィルムにて結球野菜が包装されると、再び
野菜受体が作動され、この野菜受体が更に下降されて包
装野菜が搬出部に下降停止される一方、フィルム結束機
構が開動作されると、このフィルム結束機構の集束部が
次第に開動作され、かつ、ヒーターも離間動作される
が、フィルム支持機構の相対する支持体は圧縮されスプ
リングによってヒーターの離間動作に直ちに連動され
ず、フィルム支持機構の相対する支持体によって溶断さ
れた不要フィルム部が引続き挾持され続ける。
そして、フィルム結束機構の集束部が開動作されかつ
ヒーターが所定位置まで開放離間されると、すなわち、
このヒーターの離間動作よりも遅れてフィルム支持機構
の相対する支持体が次第に離間され、この相対する支持
体による不要フィルム部の挾持が解除され、この不要フ
ィルム部がヒーターから確実に分離されるとともに、こ
の不要フィルム部が飛散することなく定位置に落下され
る。
また、請求項2の発明の野菜包装装置では、請求項1
の発明の野菜包装装置の作動において、フィルム結束機
構の集束部が所定の位置まで閉動作されると、相対する
支持体がフィルムを介して当接されるが、フィルム結束
機構の集束部が引続き案内孔の直下に向って閉塞動作さ
れるので、このフィルム結束機構の集束部がフィルム支
持機構の支持体のスプリングを圧縮しながら更に案内孔
の直下に向って閉動作される。
したがって、フィルム結束部が先ず支持体にて両側部
から弾性的に挾持され、ついで、このフィルムの結束埋
がフィルム結束機構の集束部にて前後方向及び左右方向
から更に結束される。
つぎに、フィルム結束機構の集束部が開動作されて
も、不要フィルム部を挾持した相対する支持体が直ちに
集束部の開動作に連動されず、この相対する支持体は圧
縮されたスプリングの附勢力によって不要フィルム部を
引続き挾持する。
そして、フィルム結束機構の集束部が所定量開動作さ
れるとともに支持体を附勢するスプリングがそれぞれ次
第に復元され、集束部の開動作にそれぞれのロッドが連
動され、このロッドの先端部の支持体が離間され、不要
フィルム部の挾持が解除され、この不要フィルム部が定
位置に落下される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図において、1は野菜包装装置で、こ
の野菜包装装置1は、前後左右に所定の間隔をおいて支
柱2が立設され、この前後の支柱2の上端部間及び下端
部間並びに上端近傍部間に支枠3が水平状に固着されて
いる。また、前記上端部の左右の支枠3間にフィルム載
置体としての載置板が水平状に固着され、前記下端部の
左右の支枠3間に取付基板5が水平状に固着されてい
る。更に、前記上端近傍部の左右の支枠3間に支持基板
6が水平状に固着されている。
つぎに、前記載置板4は上面部に野菜包装用フィルム
例えば透視フィルムFを展開した状態に載置する載置面
7を有し、この載置面7は透視フィルムFとの接触面を
小さくした網目などの形状によって形成されている。ま
た、この載置板4の略中央部に野菜降下用の円形状の案
内孔8が上下方向に貫通して穿設されている。前記透視
フィルムFは、野菜の鮮度を保持する鮮度保持剤を含
む、たとえば、ポリエチレンフィルムなどの透明な合成
樹脂フィルムを用いる。
また、前記載置板4の左右方向の両側下部には中間部
に前記案内孔8を介在して前後方向の一対のガイドレー
ル10がそれぞれ平行に固着され、この一対のガイドレー
ル10に左右部の前後に設けたガイド11を介して一方のス
ライド体12が前後方向に進退自在に取着され、この一方
のスライド体12は前記案内孔8に向かって進出されるよ
うになっている。この一方のスライド体12は、板状部材
にて平面視略矩形状に形成され、前記案内孔8の下方に
向う内端部における中間部に略半円形状に形成された集
束部としての集束凹部13を有している。
また、前記支持基板6の左右方向の両側上部に前後方
向の一対のガイドレール14が平行に固着され、この一対
のガイドレール14に左右部の前後に設けたガイド15を介
して他方のスライド体16が前後方向に進退自在に取着さ
れ、この他方のスライド体16は前記案内孔8に向かって
進出されるようになっている。この他方のスライド体16
は、板状部材にて平面視略矩形状に形成され、このスラ
イド体16の左右方向の両側端下部に連設された左右の側
板17が前記ガイド15を有する左右の支枠18にそれぞれ固
着されている。
また、前記他方のスライド体16は、前記一方のスライ
ド体12の集束凹部13の下方に向う内端部における中間部
に略半円形状に形成された集束部としての集束凹部19を
有している。そして、この他方のスライド体16の集束凹
部19と前記一方のスライド体12の集束凹部13とは相互に
重合して前記透視フィルムFの周側部を絞り込んで集束
するようになっている。
また、前記一方のスライド体12の集束凹部14の内側下
面及び前記他方のスライド体16の集束凹部19の内側下面
には第3図に示すように、前記透視フィルムFの結束部
を両側方から挾持してヒートシールするヒーター20がそ
れぞれ断熱材を介して取着されている。
つぎに、前記一方のスライド体12の左右方向の中間上
部及び前記他方のスライド体16の左右方向の中間上部に
フィルム支持機構21がそれぞれ相対して固着されてい
る。
前記一方のスライド体12上のフィルム支持機構21及び
他方のスライド体16上のフィルム支持機構21は、第2図
及び第4図に示すように、両スライド体12,16の上部の
相対する位置に固着されたシリンダー22を有し、このシ
リンダー22の前後の壁部23に相対して穿設された前後の
挿通孔24にはロッド25が前後方向に進退自在に挿通され
ている。
前記ロッド25は、基端部に一体に形成された前記後部
の壁部23に係脱自在のストッパー26と、このロッド25の
先端部すなわち前記載置板4の案内孔8の中心部に向う
先端部に固着されたゴムなどの弾性材にて円錐形状に形
成された支持体27と、このロッド25の前側部に位置して
突設されたストッパー29と、を有している。
また、前記シリンダー22内において前記ロッド25にコ
イルスプリング28が捲装され、このコイルスプリング28
の後端部がシリンダー22の後部の壁部23に係止されてい
るとともに、このコイルスプリング28の前端部がロッド
25のストッパー29に係止されている。そして、このコイ
ルスプリング28によってロッド25が常時前記両集束凹部
13,19の開口縁部に向って附勢され、このロッド25の先
端部の支持体27が両集束凹部13,19の開口縁部にわずか
に突出されるようになっている。
また、前記一方のスライド体12の左右方向の一端下部
にラック30が前後方向に形成されているとともに、前記
他方のスライド体16の左右方向の一端部における前記支
枠18上には前記ラック30に対して所定の間隔において対
向するラック31が前後方向に形成され、この上下のラッ
ク30,31の間にはこの上下のラック30,31に噛合したピニ
オン32が回転自在に設けられ、このピニオン32を軸架し
た水平状のピニオン軸33は前記載置板4の下部に突設さ
れたボス34に回転自在に軸架されている。
また、前記支持基板6の左右方向の一側上部にはシリ
ンダー装置35が固定され、このシリンダー装置35のピス
トンロッド36の先端部に連動片37の一端部が固着され、
この連動片37の他端部に前記ラック31を有する支枠18が
連結されている。そして、前記シリンダー装置35の作動
により進退されるピストンロッド36にてピニオン32及び
ラック30,31を介して前後のスライド体12,16が前後方向
に進退動され、かつ、進出時に相対する集束凹部13,19
が案内孔8の直下において閉合されるようになってい
る。
また、前記支持基板6の前端部の中間上部に取付台38
が固定され、この取付台38の左右方向の両側上部に突設
された左右の回動中心軸39には前記他方のスライド体16
の下部に位置して開閉体としての左右の開閉扞40がそれ
ぞれ左右方向に開閉自在に軸着されている。
また、この左右の開閉扞40の、基端部の相対する内側
部には内方に向かって膨出したカム41が形成され、この
左右の開閉扞40の先端部の相対する内側には集束部とし
ての集束突部42が膨出して形成され、この左右の集束突
部42は閉塞時には前記前後のスライド体12,16の下方部
に位置して前記案内孔8の直下において閉合するように
なっている。
また、前記一方のスライド体12の前端部の中間下部の
左右の前記左右の開閉扞40を開閉させる第1の作動ピン
43、第2の作動ピン44及び第3の作動ピン45が突設さ
れ、この左右部の第1ないし第3の作動ピン43,44,45に
よって、前記左右の開閉扞40を開閉動作させるもので、
この左右の開閉扞40が開かれた状態では、左右の開閉扞
40の基部が第1ないし第3の作動ピン43,44,45の三点に
よって支持されるようになっている。
そして、前記集束部となる集束凹部13を有する一方の
スライド体12、集束部となる集束凹部19を有する他方の
スライド体16、集束部となる集束突部42を有する左右の
開閉扞40及び前後の前記ヒーター20とにてフィルム結束
機構46が構成され、このフィルム結束機構46はさらに上
下部のラック30,31、ピニオン32、シリンダー装置35及
び第1ないし第3の作動ピン43,44,45を備えている。
つぎに、前記取付基板5の上面と前記支持基板6の下
面に相対して軸受体47がそれぞれ固着され、この上下の
軸受体47間に上下方向の螺扞48が回転自在に軸支されて
いる。また、前記螺扞48の下端部にはスプロケット49が
固着され、このスプロケット49と電動機50の出力軸51の
スプロケット52との間に無端チェーン53が回行自在に懸
回され、前記電動機50は前記取付基板5に固定されてい
る。また、前記上下の軸受体47の前後部に固着された上
下の軸受体間に案内支扞(図示せず)がそれぞれ軸支さ
れ、この前後の案内支扞は前記螺扞48に対して平行に配
設されている。
また、前記螺扞48は上下方向に一連のねじ溝54が形成
され、このねじ溝54にナット体55が螺着され、このナッ
ト体55に昇降体56が連結枠57を介して一体に固着され、
かつ、この連結枠57の前後部に突設されたガイドが前記
図示しない案内支扞に対して上下動自在に挿通支持され
ている。また、前記昇降体56に突出された水平状の昇降
支板58には挿通孔59が上下方向に貫通して穿設されてい
る。そして、前記昇降支板58を有する昇降体56は、前記
螺扞48の回転によってナット体55を介して、かつ、前後
の案内支扞に案内されて前記案内孔8に対して昇降され
るようになっている。
また、前記昇降体56の昇降支板58には野菜受体60が取
着されている。この野菜受体60は、円筒状に形成され、
この開口上縁部に環状の支持部61が形成され、その下部
には外周面をテーパー状とし前記昇降支板58の挿通孔59
内に挿入される挿入部62が突出され、この挿入部62の上
端外周部には挿通孔59の開口上縁部に係止された係止部
63が水平状に形成されている。そして、この野菜受体60
は昇降体56の昇降動作によって前記案内孔8に対して昇
降されるようになっており、また、前記支持基板6には
前記野菜受体60の昇降を案内する案内口64が開口されて
いる。
つぎに、前記実施例の作用を説明する。
電動機50を作動して螺扞48が回転されると、この螺扞
48に螺着したナット体55を介して昇降体56上の野菜受体
60が前後の案内扞に案内されて上昇され、この野菜受体
60が載置板4の案内孔8の直下に位置するとともに、電
動機50の作動が停止され、かつ、野菜受体60の上昇が停
止される。そして、フィルム供給装置(図示せず)から
載置板4の載置面7上に鮮度保持用の透視フィルムFを
供給し、この透視フィルムFが前記案内孔8を閉塞した
位置に展開して載置される。
つぎに、載置板4の案内孔8に対して透視フィルムF
を介してキャベツ、白菜、レタスなどの結球野菜Aがそ
の根部を切断した切口Bを上向きにした状態で供給され
ると、この結球野菜Aは、載置板4の案内孔8から透視
フィルムFを引き出しながら透視フィルムFを伴って案
内孔8の下方に待機している野菜受体60の環状の支持部
61上に降下して収受される。この場合、野菜受体60は円
筒状に形成され、この開口上縁部の環状の支持部61にて
結球野菜Aの周側下部が支持されるので、この結球野菜
Aの球状下部は支持部61内に収容され、したがって、結
球野菜Aは第1図鎖線に示すように支持部61上に透視フ
ィルムFを介して安定性よく収受される。
ついで、電動機50が動作されると、螺扞48が回転さ
れ、この螺扞48に螺着したナット体55を介して前後の案
内支扞に案内されて昇降体56上の野菜受体60及び野菜受
体60上の結球野菜Aが下降され、野菜受体60の環状の支
持部61と結球野菜Aとの間の透視フィルムFが結球野菜
Aに支持されて案内孔8から引き出される。そして、結
球野菜Aの上部が第3図に示すように、フィルム結束機
構46の下方の所定の位置に下降されるとともに、電動機
50の動作が停止され、かつ、結球野菜Aの下降が停止さ
れる。
また、電動機50の動作が停止されると、シリンダー装
置35が動作されピストンロッド36が進出されるととも
に、このピストンロッド36によって連動片37を介してラ
ック31を有する他方のスライド体16が連動され、この他
方のスライド体16は複数のガイド15を介してガイドレー
ル14に沿って前方に向って移動される。
また、この他方のスライド体16がシリンダー装置35に
よって移動されると、この他方のスライド体16のラック
31に噛合したピニオン32が回転され、このピニオン32に
噛合したラック30を介して一方のスライド体12が連動さ
れ、この一方のスライド体12は複数のガイド11を介して
ガイドレール10に沿って後方に向って移動される。
したがって、前後のスライド体12,16がそれぞれ前後
方向から案内孔8の直下に向って移動されるとともに、
この前後のスライド体12,16の内側部の相対する集束凹
部13,19が次第に重合しながら接近され、この前後の集
束凹部13,19によって結球野菜Aの上部においてこの結
球野菜Aを包装する透視フィルムFの周縁部が前後方向
から集められて次第に絞り込まれる。
そして、前後の集束凹部13,19が所定の位置まで接近
されると、前後部のフィルム支持機構21の支持体27が透
視フィルムFを介して前後方向から当接されるが、この
前後のスライド体12,16が引続き案内孔8の直下に向っ
て移動されるので、この前後のスライド体12,16がシリ
ンダー22内のコイルスプリング28を圧縮しながら更に案
内孔8の直下に向って前後方向から移動される。
そうして、第5図に示すように、結球野菜Aの上部に
おいて結球野菜Aを包装する透視フィルムFの前後部
が、先ず、前後部のフィルム支持機構21の支持体27によ
って前後方向から弾性的に挾持され、ついで、この透視
フィルムFの前記支持体27にて挾持された部分の下部が
前後の集束凹部13,19によって前後方向から更に絞り込
まれて結束される。
また、前記のように、一方のスライド体12が後方に向
って移動されると、この一方のスライド体12の第1ない
し第3の作動ピン43,44,45によって左右の開閉扞40が回
動中心軸39を中心としてそれぞれ次第に閉回動される。
すなわち、左右第2の作動ピン44が左右の開閉扞40のカ
ム41から外れるとともに、左右の第1及び第3の作動ピ
ン43,45によって左右の開閉扞40が回動中心軸39を中心
としてそれぞれ次第に閉回動され、この開閉扞40の先端
部の集束突部42が次第に接近され、この左右の集束突部
42によって結球野菜Aの上方において結球野菜Aを包装
する透視フィルムFの左右部が左右方向から集められて
次第に絞り込まれる。
したがって、第5図に示すように、結球野菜Aを包装
する野菜受体60の支持部61上の透視フィルムFの周側部
は、前後のスライド体12,16の集束凹部13,19、前後のフ
ィルム支持機構21の支持体27及び左右の開閉扞40の集束
突部42によって前後方向及び左右方向から略同時的に絞
り込まれ、この透視フィルムFの周側部が結球野菜Aの
上部において棒状に結束される。
また、透視フィルムFの上部が棒状に結束されるとと
もに、この棒状の結束部fに対して前後のスライド体1
2,16の相対する位置のヒーター20が前後方向から接触
し、この前後のヒーター20によって棒状の結束部fの下
部がヒートシールされ、かつ、このヒートシール部Hに
より上部の棒状の結束部fからなる不要フィルム部F1
余分な部分としてヒートシール部Hから溶断される。こ
の際、不要フィルム部F1は前後のフィルム支持機構21の
支持体27にて挟持されている。これにより、結球野菜A
は透視フィルムFによってその全体を被覆した状態に包
装されるとともに、この透視フィルムFのヒートシール
部Hは結球野菜Aの上部に形成され、この透視フィルム
Fを通して結球野菜Aを容易に透視確認することができ
る。
つぎに、透視フィルムFの不要フィルム部F1が前後の
ヒーター20によって溶断されると、シリンダー装置35の
ピストンロッド36が収縮され、一方のスライド体12及び
他方のスライド体16が前記透視フィルムFを結束する場
合と反対方向の互いに離間する方向の前後方向に向かっ
てそれぞれスライドされ、それぞれの集束凹部13,19及
びこの集束凹部13,19の内側下部のヒーター20が次第に
離間される。
この際、前後のスライド体12,16がそれぞれ互いに反
対方向の前後方向に向かってそれぞれスライドが開始さ
れても、溶断された不要フィルム部F1の結束部fを挾持
した前後の支持体27は直ちにそれぞれのスライド体12,1
6のスライドに連動されず、この前後の支持体27は圧縮
されたコイルスプリング28の附勢力によって不要フィル
ム部F1を引続き挾持し続ける。
また、前後のスライド体12,16がスライド開始位置か
ら所定量スライド離間されるととに、前後の支持体27の
コイルスプリング28が次第に復元し、前後のスライド体
12,16はそれぞれ前後方向に向かってスライドされる。
そして、この前後のスライド体12,16によりそれぞれ
のシリンダー22の後部の壁部23がそれぞれのロッド25の
ストッパー26に係止されるとともに、それぞれのロッド
25がこの前後のスライド体12,16に連動されて移動さ
れ、このロッド25の先端部の支持体27がそれぞれ前後方
向に離間され、この前後の支持体27による不要フィルム
部F1の挾持が解除され、この不要フィルム部F1が定位置
に落下される。
したがって、前後のスライド体12,16の集束凹部13,19
が前後方向に向かってそれぞれスライドされるととも
に、この前後のスライド体12,16のヒーター20が前後方
向に向かって離間しても、前後のフィルム支持機構21の
支持体27は前後のヒーター20の離間動作よりも遅れて離
間するので、前後のヒーター20が結束部fのヒートシー
ル部Hから離間しても、前後の支持体27にて不要フィル
ム部F1が挾持し続けられ、直ちに不要フィルム部F1の挾
持が解除されることがないので、この不要フィルム部F1
からヒーター20が容易に分離され、不要フィルム部F1
ヒーター20に溶着したり付着することがなく、このヒー
ター20の離間動作によって不要フィルム部F1が外方に飛
散するようなことが防止される。
また、一方のスライド体12が前記のように前方に向か
ってスライドされると、この一方のスライド体12の第1
ないし第3の作動ピン43,44,45によって左右の開閉扞40
が回動中心軸39を中心として互いに離間する方向に向か
って開回動され、それぞれの集束突部42が大きく離間さ
れる。したがって、前後のスライド体12,16及び左右の
開閉扞40は、つぎの透視フィルムFの結束に備えてスタ
ート位置に復帰される。
つぎに、シリンダー装置35のピストンロッド36が後退
され、つぎの透視フィルムFの結束に備えてスタート位
置に復帰されると、電動機50が動作され、この動力によ
ってスプロケット49,52及び無端チェーン53を介して螺
扞48が回転され、この螺扞48及びこの前後の案内支扞に
沿って昇降体56が下降されるとともに、この昇降体56上
の透視フィルムFによって包装された結球野菜Aが所定
下降位置まで下降され、野菜受体60上の包装された結球
野菜Aが、プッシャーなどの押動体によって野菜受体60
上から外方に搬出される。
また、結球野菜Aが搬出されると、電動機50が逆転動
作され、螺扞48が前記昇降体56の下降方向とは反対方向
に回転され、この螺扞48及び前後の案内支扞に沿って昇
降体56及びこの昇降体56上の野菜受体60が上昇され、昇
降体56によりこの野菜受体60が再びつぎの結球野菜Aの
収受に備えて案内孔8の直下のスタート位置に復帰され
るとともに、電動機50の動作が停止される。
(発明の効果) 請求項1の発明によれば、フィルム結束機構は野菜受
体上のフィルムの周縁部を前後方向及び左右方向から絞
り込んで結球野菜の上方に集束する開閉自在の集束部を
有するとともに、この集束部の相対する位置にそれぞれ
設けられ前記結球野菜の上方に集められたフィルムの結
束部を両側部から挟持してヒートシールするヒーターを
それぞれ設け、前記集束部の上部の相対する位置にフィ
ルム支持機構をそれぞれ設け、この相対するフィルム支
持機構には前記ヒーターにてフィルムの結束部をヒート
シールするときは溶断される不要フィルム部を両側部か
ら挟持しヒートシール後は相対するヒーターの離間動作
よりも遅れて離間し不要フィルム部の挟持を解除する進
退自在の支持体及びこの支持体を常時前記集束部の開口
縁部に突出附勢させるスプリングを設けたので、結球野
菜を包装したフィルムの結束部を充分に結束挟持するこ
とができるとともに、この結束部のヒートシール及びこ
の結束部の溶断後はヒーターが離間してもヒーターの離
間動作よりも遅れて結束部から離間する両側部の支持体
にて結束部から溶断された不要フィルム部を一時的に挾
持し続けることができ、このため、フィルムの結束部の
ヒートシール及び不要フィルム部の溶断を確実に行なう
ことができ、しかも、この不要フィルム部がヒーターに
溶着したり、不要フィルム部がヒーターに附着したまま
ヒーターの離間動作によって予期しない箇所に運ばれて
飛散され、この不要フィルム部にて周囲を汚損すること
を確実に防止することができる。
また、集束部にて集束されたフィルムの結束部をヒー
ターにてヒートシールするとともに不要フィルム部を支
持体にて挟持して溶断除去するので、フィルムの結束部
を体裁よく綺麗に仕上げることができる。したがって、
フィルム結束機構を作動することにより、野菜受体上の
フィルム結球野菜の形状に沿ってまとめ上げるととも
に、このフィルムによって結球野菜の全体を自動的に包
装シールすることができるので、包装作業能率を大巾に
向上でき、かつ労力を大巾に軽減することができる。
請求項2の発明によれば、フィルム支持機構の支持体
は、ロッドを介してスプリングによって常時附勢弾持す
ることにより、フィルムの結束部をヒートシール及び溶
断し易い状態に確実に弾持することができ、また、離間
時にはヒーターの離間動作より支持体による不要フィル
ム部の解除を確実に遅らせることができ、その構成も簡
単である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は野菜包装
装置の縦断正面図、第2図は同上a〜a線部の横断平面
図、第3図は第1図b〜b線部の縦断側面図、第4図は
同上フィルム支持機構の縦断側面図、第5図は同上包装
シール状態を示す側面図、第6図は同上野菜受体の下降
状態を示す側面図である。 4……フィルム載置体としての載置板、8……案内孔、
13,19……集束部となる集束凹部、20……ヒーター、21
……フィルム支持機構、22……シリンダー、25……ロッ
ド、27……支持体、28……スプリング、42……集束部と
なる集束突部、46……フィルム結束機構、60……野菜受
体、A……結球野菜、F……フィルム、f……結束部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】結球野菜の降下を案内する案内孔を有しこ
    の案内孔を閉塞する位置に展開されたフィルムを載置す
    るフィルム載置体と、このフィルム載置体の前記案内孔
    の下方部に位置して上下動自在に設けられ前記案内孔か
    らフィルムを引き出しながら降下される結球野菜を受取
    る野菜受体と、前記フィルム載置体の下方部に位置して
    開閉自在に設けられ前記野菜受体上のフィルムを絞り込
    んで結球野菜を被覆するとともに前記フィルムの周縁部
    を結球野菜の上部において結束するフィルム結束機構
    と、を具備し、 前記フィルム結束機構は、前記野菜受体上のフィルムを
    前後方向及び左右方向から絞り込んで前記結球野菜の上
    方にてフィルムの周縁部を集束する開閉自在の集束部を
    有するとともに、この集束部の相対する位置に前記結球
    野菜の上方にて集束されたフィルムの結束部を両側部か
    ら挟持してヒートシールするヒーターをそれぞれ設け、 前記集束部の上部の相対する位置にフィルム支持機構を
    それぞれ設け、この相対するフィルム支持機構には、前
    記ヒーターにてフィルムの結束部をヒートシールすると
    きは溶断される不要フィルム部を挟持しヒートシール後
    は相対するヒーターの離間動作よりも遅れて離間し不要
    フィルム部の挟持を解除する進退自在の支持体及びこの
    支持体を常時前記集束部の開口縁部に突出附勢させるス
    プリングをそれぞれ設けた ことを特徴とする野菜包装装置。
  2. 【請求項2】フィルム支持機構は、フィルム結束機構の
    相対する位置にそれぞれ固定されたシリンダーを有し、
    このシリンダーに進退自在に設けられたロッドの先端部
    に支持体を設け、前記シリンダー内に前記ロッドを介し
    て前記支持体を常時前記集束部の開口縁部に突出附勢さ
    せるスプリングを設けた ことを特徴とする請求項1記載の野菜包装装置。
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