JP2650630B2 - 電気光学素子 - Google Patents

電気光学素子

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JP2650630B2
JP2650630B2 JP7130514A JP13051495A JP2650630B2 JP 2650630 B2 JP2650630 B2 JP 2650630B2 JP 7130514 A JP7130514 A JP 7130514A JP 13051495 A JP13051495 A JP 13051495A JP 2650630 B2 JP2650630 B2 JP 2650630B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気光学素子に関する。
更に詳しくは、対向させて配置した一対の基板間にネマ
チック液晶を挟持してなる液晶セルを用いた液晶表示装
置等の電気光学素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスーパーツイステッドネマチック
モード(以下、STNモードと略記する)を利用した液
晶表示装置は、例えば特開昭60ー50511号公報に
記載のように、電圧無印加状態及び選沢電圧印加状態で
着色してしまうため、そのままでのフルカラー化は因難
であった。
【0003】そこで本出願人は先に、特願昭62ー12
1701号等において、一対の偏光板間に介在させた表
示用の液晶セルのほかに、該液晶セルの複屈折で生じた
着色を除くための光学的異方体を上記一対の偏光板間に
少なくとも一層備えることにより、電圧無印加状態およ
び選択電圧印加状態における外観の色相がそれぞれ黒色
および白色に近い色相になるようにした液晶表示装置を
提案した(本出願人はこれをニュートラライズドツイス
トネマチックモードと称しており、以下、本書ではNT
Nモードと略称する)。
【0004】上記のNTNモードの液晶表示装置にカラ
ーフィルタを少なくとも一層備えることにより良好な多
色化もしくはフルカラー化を実現することが可能となっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のカラ
ーフィルタは、液晶セルの基板内面にゼラチンやポリマ
ー等の媒染層を設け、その上に所望のパターンを有する
マスクを被せて媒染層上に選択的に着色してからマスク
を除去し、それを例えば赤、緑、青の色毎に所定回数繰
り返して形成するもので、同濃度の染色剤の量が赤、
緑、青によって異なるため、カラーフィルタの色濃度を
同程度にしようとすると、色により染色剤の量に差が生
じ、それに従ってカラーフィルタの厚みにも差が生じ
る。媒染層として上記のゼラチンを用いるもの(以下、
ゼラチン染色法という)は3〜5000Å、ポリマー等
を用いるものは1μm程度の段差が生じるのは避けられ
ない。ゼラチン染色法で段差が生じるのはゼラチン膜が
染色の際に膨潤するためである。
【0006】そのため、上記のカラーフィルタを表示用
液晶セルに用いると液晶層の厚さがカラーフィルタの色
毎に異なってしまう。この液晶の厚さの違いは、特に前
記のNTNモードで重要な表示用液晶セルにおける屈折
率異方性△nとセル厚(液晶層厚)dとの積△n・d
と、前記の光学的異方体における△n・dとのマッチン
グに色ごとの差を生む。また、電圧無印加状態のもれ光
量の色ごとの差を生み、コントラスト比の差となってし
まう。
【0007】以下、上下に配置した偏光板間に、光学的
異方体としての液晶セル(以下、補償セルという)と、
表示用の液晶セル(以下、表示セルという)とを上下に
配置し、補償セルのセル厚を一定(5.0μm)とし、
表示セルのセル厚を4.6μmから5.4μmまで0.
2μmづつ変化させた場合の実験データをもとに具体的
に説明する。
【0008】図8は上記の実験により得られた電圧透過
率曲線の変化を示す。なお、表示セルおよび補償セルの
液晶としてロディック社(日本ロシュ社)製M8012
(△n=0.18)を用い、液晶分子のツイスト角を上
から下に向かって表示セルは210°の左ねじれ、補償
セルは210°の右ねじれとした。また、印加電圧とし
て1kHzの矩形波を用い、透過率は2枚の偏光板を偏
光軸方向を揃えて貼り合わせたときの透過率を100%
とした。
【0009】上記図8から明らかなように表示セルのセ
ル厚に差がある。即ち、カラーフィルタの色ごとの厚み
の差により表示セルのセル厚に差が生じると、しきい値
(Vth)むらや選択時(選択電圧印加時)の光量む
ら、および非選択時(非選択電圧印加時)の光漏れ等が
生じる。
【0010】図9に選択時および非選択時の透過率の表
示セル厚依存性を示した。また、図10にコントラスト
比(≡選択時の透過率/非選択時の透過率)の表示セル
厚依存性を示した。
【0011】上記図9および図10から明らかなように
表示セルのセル厚にむら(即ち、カラーフィルタに段
差)があると非選択時の透過率が大きくなってコントラ
ストが低下することがわかる。
【0012】また、図11にコントラスト比を10以上
に取れる上下方向の視角範囲を示したが、この範囲も表
示セルのセル厚にむらがあると狭くなる。
【0013】以上のようにNTNモードに用いるカラー
フィルタの色ごとの厚さの違いにより表示セルのセル厚
にむらが生じると、色ごとにVthやコントラスト比な
どにバラツキが生じるため、例えば、NTNモードのフ
ルカラーテレビに用いた場合には一様できれいな画像が
得られないという問題があった。
【0014】本発明は上記の問題点を解決することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の電気光学素子
は、基板内面に電極を有する一対の基板間にSTN液晶
を挟持してなる液晶セルと、少なくとも一層の光学的異
方体とを、一対の偏光板間に配置してなり、前記液晶セ
ルの複屈折で生じた着色を前記光学的異方体によって除
去し得るように前記液晶セルの液晶層のねじれ角と△n
・dの値に応じて前記光学的異方体の光軸方向と△n・
dの値とを所定の条件に設定し、前記液晶セルの少なく
とも一方の前記基板には複数色の色要素からなるカラー
フィルタが配置されてなり、前記カラーフィルタの前記
液晶層側の面がほぼ平坦であることを特徴とする。
【0016】
【作用】上記のように液晶セルの電極基板の少なくとも
一方に、液晶層側の面が平坦となるカラーフィルタを備
えたことにより、上記液晶セルの液晶層厚(セル厚)を
可及的に均一化することが可能となり、上記の液晶セル
とは別に更に少なくとも一層の光学的異方体を備えたこ
とと相まって色ごとのVthやコントラストのバラツキ
のない、しかも一様できれいな表示画像を得ることが可
能となる。
【0017】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいて本発明を具
体的に説明する。
【0018】〔実施例1〕図1は、本発明の一実施例を
示す電気光学素子としての液晶表示装置の概略構成の断
面図である。
【0019】図1において1は下側偏光板、2は上側偏
光板、10は表示を行う液晶セル(以下、表示セルとい
う)であり、上面側にカラーフィルタ14と電極11a
を有する下側電極基板11と、下面側に電極12aを有
する上側電極基板12との間にねじれ配向したネマチッ
ク液晶13を挟持させた。20は光学的異方体としての
液晶セル(以下、補償セルという)を用いたものであ
り、下側基板21と、上側基板22との間に、ねじれ配
向したネマチック液晶23を挟持させた。
【0020】図2は、図1における液晶表示装置の各軸
の関係を示す平面図であり、基板に接する液晶分子の分
子軸の方向をラビング方向として示す。
【0021】図2において、R11、R12はそれぞれ
表示セル10の下側電極基板11および上側電極基板1
2のラビング方向、R21、R22はそれぞれ補償セル
20の下側基板21および上側基板22のラビング方
向、T1は表示セル10内の液晶分子が上から下に向か
ってねじれる方向とその角度、T2は補償セル20内の
液晶分子が上から下に向かってねじれる方向とその角
度、P1、P2はそれぞれ下側偏光板1および上側偏光
板2の偏光軸(吸収軸)の方向、θは補償セル20の下
側基板21のラビング方向R21に対する表示セル10
の上側電極基板12のラビング方向のなす角度、θ1は
表示セルの下側電極基板11のラビング方向R11に対
する下側偏光板1の偏光軸の方向P1のなす角度、θ2
は上側偏光板2の偏光軸の方向P2に対する補償セルの
上側基板22のラビング方向R22のなす角度を表す。
以下、上記角度θ、θ1、θ2は左固りを正として示
す。
【0022】上記表示セル10と補償セル20の液晶1
3・23として本例においてはP型ネマチック液晶が用
いられており、その具体的なミクスチャーの1つは、S
−4008(チッソ社製)である。
【0023】また上記図2に示した各軸の関係について
は表示セル10の液晶の複屈折で生じた着色を補償セル
が元に戻す関係となるようにするものとし、例えば表示
セルの液晶のねじれ角T1を約210度の左ねじれと
し、液晶の屈折率異方性△nとセル厚dとの積△n・d
を約0.9μmとする。また、補償セルの液晶のねじれ
角T2を約210度の右ねじれとし、△n・dを約0.
9μmとする。更に、角度θを80度から100度の範
囲、角度θ2を−40度から−50度の範囲、角度θ1
を40度から50度の範囲とする。
【0024】カラーフィルタ14は、本例においては表
示セル10の下側電極基板11上にポリマー等の媒染層
を設けその上に希望するパターンを持つマスクを被せて
媒染層を選択的に着色してからマスクを除去し、それを
赤、緑、青の各色毎に所定回数繰り返してフィルタ本体
14aを形成したもので、その色ごとの染色剤の量の違
いにより段差が生じている。そして、その段差のあるフ
ィルタ本体14aの表面に、物理的および化学的な保護
層を兼ねてオーバーコート層14bを形成することによ
って表示セル10の液晶層13の厚さが一定となるよう
にしたものである。
【0025】そのオーバーコート層14bは、本例にお
いては透明で硬質な有機薄膜材料を上記フィルタ本体1
4aに塗布することにより透明有機薄膜層を形成したも
のである。その透明有機薄膜層の具体的な作成法として
は、例えば“GCM−641”(日本合成ゴム社製)を
回転数1500rpmで20秒のスピンコートを2回繰
り返した後に焼成する。あるいは“GCM−641”を
回転数1000rpmで20秒スピンコートした後に焼
成するものである。
【0026】以上のようにして表示セル10の液晶層1
3側にオーバーコート層14bを有するカラーフィルタ
14を備えたことにより上記液晶層13の厚さを略一定
にすることが可能となり、色ごとのVthやコントラス
ト比のバラツキのない一様できれいな画像品位が得られ
るものである。
【0027】なお、上記実施例において、必要に応じて
前記補償セル20の両基板21、22にも電極を設けて
もよい。さらに光学的異方体としては前記のような補償
セル(液晶セル)に限らず、フィルム状高分子物質等を
用いることもできる。また、光学的異方体を2層以上設
けることもある。
【0028】〔実施例2〕 図3は本発明の一実施例を示す電気光学素子としての液
晶表示装置の概略構成の断面図であり、カラーフィルタ
15として表示セル10の下側電極基板11上に活性膜
層15aを形成してその活性膜層15aに染色を施し、
その表面にオーバーコート層15bを形成したものであ
る。他の構成は前記実施例1の場合と同様であり同一の
部材には同一の符号を付して再度の説明を省略する。
【0029】上記カラーフィルタ15の製造方法および
構成部材の材質等は適宜であるが、その一例を図4
(a)〜(e)に示す工程説明図にもとづいて順をおっ
て説明する。
【0030】活性膜層の形成 透明ガラス基板に、アルミナゾル520(日産化学社
製)をロールコートし、70℃で5分間乾燥した後、5
50℃で45分間焼成して、層厚約2μmの活性膜層を
得た(図4(a))。この活性膜層は透明で、かつ微細
孔が多数形成されている。この活性膜層の層厚は0.5
μm〜10μm、好ましくは1.5μm〜5μmの層厚
のものが望ましい。これは活性膜層の層厚が厚すぎる
と、白化して不透明になり易く、反対に薄すぎると、染
料の受容性が減少して、充分な染色濃度が得られないた
めである。
【0031】転写シートの作成 昇華性あるいは熱溶融蒸気化する染料を含むインキをシ
ート上にスクリーン印刷し、赤、緑、青の転写シートを
得た(不図示)。インキの成分は次の通りである。
【0032】 イ)赤色インキ エチルセルロースN−7(ハーキュレス社製) 15Wt% エチルセルロースN−22(ハーキュレス社製) 5Wt% ミケトンポリエステルスカーレットRCS(三井東圧社製) 8Wt% ブチセルソルブ 22Wt% プチセルソルブアセテート 20Wt% ソルぺック150 30Wt% ロ)縁色インキ エチルセルロースN−7 15Wt% エチルセルロースN−22 5Wt% ミケトンポリエステルイエロー4G(三井東圧社製) 6Wt% ミケトンポリエステルブリリアントブルーBG(三井東圧社製)4Wt% ブチルセルソルブ 20Wt% ブチセルソルブアセテート 20Wt% ソルぺック150 30Wt% ハ)青色インキ エチルセルロースN−7 15Wt% エチルセルロースN−22 5Wt% ミケトンポリエステルブルー3RSF(三井東圧社製) 1OWt% ブチルセルソルブ 20Wt% ブチルセルソルブアセテート 20Wt% ソルべック150 30Wt% 転写 上記で作成した活性膜層付ガラス基板を180℃に予
熱し、青色インク用のメ夕ルマスクMをガラス基板11
上の所定の位置に載置し、その上に青色インキにて印刷
された転写シートSを、その印刷面がメタルマスクと接
するように載置し、200℃に加熱されたシリコンゴム
Rで、1分間加熱加圧した(図4(b))。
【0033】しかる後、転写シートS及びメタルマスク
Mを除去するとメタルマスクが抜けた部分の青色のドッ
トパターンが転写された(図4(C))。
【0034】以上の工程を、緑色、赤色についても、同
様に繰り返すことによって、三原色のドットパターンを
転写した(図4(d))。
【0035】封孔処理 上記で染色した活性膜層上に例えば透明のアクリル樹
脂(具体的には例えば日本合成ゴム社製JSS−16)
をロールコートし、180℃で30分間乾燥してオーバ
ーコート層15bを形成した(図4(e))。そのオー
バーコート層はカラーフィルタ表面を平坦化するだけで
なく、(1)活性膜中の微細孔中に捕捉された染料分子
が、再び気化するのを防止する、(2)不必要な物質に
より、汚染されるのを防ぐ、(3)後に、このカラーフ
ィルタ上に、透明導電膜を形成する場合に、カラーフィ
ルタと透明導電膜の密着性を向上させる、等の役割をも
果たす。
【0036】以上の工程により得られたカラーフィルタ
15は平坦性に優れ、隣合う画素間の段差は最大でも5
00Åより小さい。これは、ほかのカラーフィルタ作成
法(ゼラチン染色、印刷等)に比べ、一桁小さい値であ
る。実際に測定した結果を図5に示す。同図中(a)は
上記の工程により得られたカラーフィルタの測定結果、
(b)はゼラチン染色法により作成したカラーフィルタ
(オーバーコート層のない状態)の測定結果である。
【0037】上記のようにして得られた平坦なカラーフ
ィルタ15を表示セル10に備えたことにより該セル1
0の液晶層13の厚さを極力均一化することが可能とな
り、上記表示セル10とは別に光学的異方体としての補
償セル20を設けることによってNTNモードに構成し
たことと相いまって良好な電気光学素子としての液晶表
示装置が得られるものである。
【0038】なお、上記実施例においては液晶層側にオ
ーバーコート層を有するカラーフィルタを用いたが、オ
ーバーコート層を設けることなく平坦化されたカラーフ
ィルタを用いることによっても上記と同様の効果が得ら
れる。
【0039】以上のように本発明はNTNモードの電気
光学素子に平坦化したカラーフィルタを用いたことに特
に意義があるもので、例えば従来公知のツイストネマチ
ックモード(以下、TNモードという)の場合、カラー
フィルタを平坦にすることは、むしろ特性面で不利にな
る。
【0040】図6に、(a)NTNモード、(b)TN
モードの各電気光学特性を、光の波長別(R:650n
m、G:550nm、B:450nm)に示した。NT
Nモードでは、光の波長に関係なく、電圧無印加時に暗
黒になる。ところがTNモードではある特定波長を除い
ては必ず漏れ光が存在する。従って、TNモードではカ
ラーフィルタが平坦だと充分なコントラストを取ること
ができない。
【0041】この問題を解決したのがマルチギャップで
ある。
【0042】この手法は、上記の漏れ光が液晶の屈折率
の波長分散によるものであることを基に、色ごとにセル
厚を変化させることによって補償するものである。
【0043】例えば、液晶にメルク社製ZL−3270
(△n=0.085)を用い、セル厚R=6.4μm、
G=5.6μm、B=4.5μmとしたとき、上記図6
(b)のRおよびBのカーブにほぼ一致する。従って、
TNモードに用いるカラーフィルタは図7のように段差
があることが望ましい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、表
示用の液晶セルのほかに更に光学的異方体を備えること
によって、液晶セルの複屈折で生じた着色を除去すると
共に、上記液晶セルの液晶層側の面が平坦となるカラー
フィルタを備えることによって上記液晶セルの液晶層を
一定にすることが可能となり、色ごとのバラツキのない
一様できれいな画像品位のカラー電気光学素子が得られ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気光学素子としての
液晶表示装置の概略構成の断面図。
【図2】液晶表示装置の各軸の関係を示す平面図。
【図3】本発明の一実施例を示す電気光学素子としての
液晶表示装置の慨略構成の断面図。
【図4】(a)〜(e)はカラーフィルタの製造工程の
説明図。
【図5】(a)、(b)は上記の製造工程で得られたカ
ラーフィルタと、ゼラチン染色法により作成したカラー
フィルタの段差の測定結果を示すグラフ。
【図6】(a)、(b)はNTNモードとTNモードの
電気光学特性図。
【図7】TNモードに適する段差の一例を示す断面図。
【図8】表示セルのセル厚を異ならせた場合における印
加電圧に対する透過率曲線図。
【図9】選択時および非選択時における透過率のセル厚
依存性を示すグラフ。
【図10】コントラスト比のセル厚依存性を示すグラ
フ。
【図11】コントラスト比を10以上に取れる上下方向
の視角範囲を示すグラフ。
【符号の説明】
1、2・・・・・偏光板 10・・・・・・液晶セル(表示セル) 11、12・・・電極基板 11a、12a・電極 13・・・・・・液晶 14、15・・・カラーフィルタ 14b、15b・オーバーコート層 20・・・・・・光学的異方体(補償セル)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板内面に電極を有する一対の基板間にS
    TN液晶を挟持してなる液晶セルと、少なくとも一層の
    光学的異方体とを、一対の偏光板間に配置してなり、
    記液晶セルの複屈折で生じた着色を前記光学的異方体に
    よって除去し得るように前記液晶セルの液晶層のねじれ
    角と△n・dの値に応じて前記光学的異方体の光軸方向
    と△n・dの値とを所定の条件に設定し、前記液晶セル
    の少なくとも一方の前記基板には複数色の色要素からな
    るカラーフィルタが配置されてなり、前記カラーフィル
    タの前記液晶層側の面がほぼ平坦であることを特徴とす
    る電気光学素子。
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