JP2648466B2 - 回転ブラシ装置 - Google Patents

回転ブラシ装置

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JP2648466B2
JP2648466B2 JP7142728A JP14272895A JP2648466B2 JP 2648466 B2 JP2648466 B2 JP 2648466B2 JP 7142728 A JP7142728 A JP 7142728A JP 14272895 A JP14272895 A JP 14272895A JP 2648466 B2 JP2648466 B2 JP 2648466B2
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峯男 高島
健 本木
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Takashima Sangyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はブラシロッド植装板を
回転駆動させて、その板面に植立したブラシロッドの毛
先端面を被研掃物に作用させるようにした研磨或いは拭
掃用の回転ブラシ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平6−170719号においては、
ブラシロッド植装板とブラシロッド整列板とを同一軸線
において対向配置し、ブラシロッド植装板に植立したブ
ラシロッドの毛先を整列板に設けた整列孔に貫挿して高
速回転時におけるブラシロッドの芯振れを抑止すると共
に、ブラシロッド植装板をその中心に結合した回転駆動
軸と共に軸線方向へ移動可能に設けて、上記整列板の整
列孔より突出するブラシロッドの毛先長を調整し摩耗の
進行に対応するように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】然しながら、上記構
成の回転ブラシ装置においてはブラシロッドがブラシロ
ッド植装板と整列板間において比較的長く延在するため
に高速回転時にこの延在部に横反りを生じ、毛先端面の
平行当りを確保し難くなる問題点を内在している。
【0004】
【問題点を解決するための手段と作用】本発明は上記ブ
ラシロッド植装板とブラシロッド整列板との間にブラシ
ロッドを貫挿せる規制板を配設して上記回転研掃時にお
けるロッドの横反りの問題を解決すると同時に、このブ
ラシロッド規制板を回転軸線より外れた位置に配した連
結ロッドによりブラシロッド植装板に連結して、植装板
と整列板に対する上記規制板の相対設置状態を適正に確
保すると共に、組立を簡素化し、更にこの連結ロッドを
介してブラシロッド植装板の回転駆動力を上記規制板に
伝達する構成が採り得るようにした回転ブラシ装置を提
供するものである。
【0005】又本発明はブラシロッド規制板を連結ロッ
ドを介してブラシロッド植装板と共に移動することによ
り規制板による規制作用を発揮させながら整列板より突
出するブラシロッドの毛先長の調整を支障なく行なえる
ようにした。
【0006】又本発明は上記ブラシロッド規制板とブラ
シロッド植装板とを連結ロッドで連結しつつ、上記ブラ
シロッド規制板を上記連結ロッドを案内として上記ブラ
シロッド植装板へ向け回転軸線方向へ移動可に設け、こ
れによりブラシロッドの摩耗が進行して規制板が整列板
と重なり合う状態になった後も、ブラシ植装板を整列板
へ接近するように単独で移動し上記整列板からの毛先突
出を可能にし、ブラシロッドの有効使用長を増大せしめ
たものである。
【0007】又本発明は上記ブラシロッド規制板を間隔
をおいて複数枚設置し、ブラシロッドの横反り防止効果
を向上せしめたものである。これら規制板を連結ロッド
を案内として移動できるようにした上記構成と相俟って
規制板を複数枚設けることを可能にしながら、植装板の
移動による毛先調整をも適正に行なえるようにしたもの
である。
【0008】又本発明はブラシロッド植装板の回転駆動
軸に遊挿して定位置回転可能に設置された回転板を備
え、該回転板とブラシロッド植装板間に上記回転軸線よ
り外れた位置において上記ブラシロッド植装板の回転駆
動力を上記回転板に伝達する伝達軸を設けて両者を上記
回転軸線において一体回転するように対向配置し、更に
上記ブラシロッド整列板を上記回転軸線より外れた位置
に配した連結具により上記回転板に着脱可に連結し、該
連結具を介して上記回転板の回転駆動力を上記ブラシロ
ッド整列板に伝達し両者を上記回転軸線において一体回
転するように対向配置した回転ブラシ装置を提供する。
【0009】上記整列板は上記連結ロッドにより定位置
に設置され定レベル回転が保証され、これに対しブラシ
ロッド植装板が整列板へ向け移動して毛先出し調整が適
正に行なえる。又上記連結具による連結を解除しブラシ
ロッド植装板の駆動軸への取付けを解除することによ
り、整列板と規制板と植装板の三者の取外しを容易に
し、よってブラシロッドの交換と再組立てを容易にし
た。上記連結具をプラグソケット構造にすることによ
り、上記組立てと組立て解除を更に簡便にした。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図8に基い
て説明する。
【0011】図1に示すように、回転ブラシ装置はブラ
シロッド植装板1と、ブラシロッドの毛先の芯振れを防
止しつつ毛先位置を確保するブラシロッド整列板2と、
植装板1と整列板2間に延在するブラシロッド部の横反
りを抑止するブラシロッド規制板3a,3bとを備え
る。植装板1と整列板2と規制板3a,3bとは円板か
ら成り、三者は同一回転軸線Xとなるように配置する。
【0012】図4に示すように、ブラシロッド4は多数
のブラシ素線を集束し基端を融着してロッド状になし、
この融着部に融着樹脂を張り出して抜け止め用フランジ
5を形成し、他方ブラシロッド植装板1には図5,図6
に示すように軸線Xを中心にした円軌跡上に多数の植装
孔6を貫設し、この植装孔6に上記ブラシロッド4を毛
先側より挿入し、上記抜け止め用フランジ5を植装孔6
の環状段部に係止してブラシロッド挿入方向への抜け止
めを図り、又上記植装板1の上面に円板から成るバック
アップ板7を重ね上記ブラシロッド挿入方向とは逆方向
の抜け止めを図る。
【0013】上記バックアップ板7の中心にはモータ8
の回転駆動軸9を結合し、この下面に上記ブラシロッド
植装板1を同一軸線となるように重ね、これを駆動軸9
端面側から螺入したボルト10にて駆動軸9に結合す
る。従ってブラシロッド植装板1とバックアップ板7と
は回転駆動軸9に直結され一体回転する。上記ブラシロ
ッド4は植装板1に別の手段にて固装できる。この場合
にはバックアップ板7を設けず植装板1の中心にモータ
8の回転駆動軸9を上記ボルト10にて直結する。
【0014】上記植装板1に植立されたブラシロッド4
は互いに並行して下方へ延ばし、その毛先部を整列板2
に挿入する。整列板2は上記植装板1の植装孔6と対応
する位置に同一ピッチで貫設された多数の整列孔12を
有し、この整列孔12の個々にブラシロッド4の毛先部
個々を挿入して整列板下面より定量だけ突出し、その毛
先端面を被研掃物11に対する研掃に供する。このブラ
シロッド整列板2は定位置に設置され、定レベルで回転
する。
【0015】これに対し上記植装板1はブラシロッド4
と共に軸線X方向へ上下動可能に設けられ、その下降に
より整列板2から下方へ突出するブラシロッド4の毛先
の長さを調整する構成としている。回転駆動軸9はモー
タ8と共に下降し、このモータ8はエアシリンダー13
にて下降され、このエアシリンダー13による下降操作
はブラシロッド4の摩耗進行に伴ないなされる。
【0016】上記ブラシロッド植装板1とブラシロッド
整列板2との間に第1,第2ブラシロッド規制板3a,
3bを各板1,2と同一軸線となるように間隔を置いて
設置する。この規制板3は植装板1の植装孔6及び整列
板2の整列孔12と同一軸線となるように設けた多数の
規制孔14を有する。即ち図5,図6に示すように植装
孔6と整列孔2と規制孔14とは回転軸線Xを中心とし
た同一円軌跡上に等ピッチで多数配する。
【0017】ブラシロッド4はこの規制孔14に貫挿さ
れ、更にその毛先部を整列孔12に貫挿し、整列孔より
定量だけ突出される。上記規制板3a,3bは植装板1
と整列板2間に延在するブラシロッド部分を規制孔14
にて規制し高速回転による横反りを抑止する。このため
規制板3a,3bは植装板1及び整列板2と同期回転
し、且つ毛丈の長いブラシロッド4に対し両板1,2と
所要の間隔を以って設置されロッド規制を行なうことが
必要である。
【0018】このため規制板3a 3bは図2に示すよ
うに、第1,第2連結ロッド15a,15bによって植
装板1と連結する手段を採る。この連結ロッド15a,
15bは回動軸線Xを中心とする円軌跡上、即ち回動軸
線Xより外れた位置に複数本配し、好ましくは駆動軸9
より径方向に充分に離れた外円部に配し、図2のように
その基端を整列板2に固装して回動軸線Xと平行に上方
へ立上げ、その先端を植装板1に係止する。これによっ
て植装板1に規制板3a,3bを所要の間隔を存して吊
設する。
【0019】第1ブラシロッド規制板3aは第1連結ロ
ッド15aにより植装板1に吊設し、第2ブラシロッド
規制板3bは第1ブラシロッド規制板3aを貫く第2連
結ロッド15bにより植装板1に吊設する。上記第1,
第2連結ロッド15a,15bはその両端を植装板1と
整列板2に固装し両板1,2が定間隔を保つように連結
するか、又は整列板2と植装板1の何れか一方が連結ロ
ッドを案内として植装板1へ接近する方向に移動可能に
連結する。
【0020】例えば図2,図4に示すように連結ロッド
15a,15bの基端を第1,第2規制板3a,3bに
固装し、この連結ロッド15a,15bを上方へ向け回
動軸線Xと平行に延ばしつつ植装板1に貫挿し、その端
部を植装板1に係合せしめる。又は図示しないが連結ロ
ッド15a,15bの基端を植装板1に固装して回動軸
線Xと平行に下方へ向け垂設しつつ、規制板3a又は3
bに貫装しその先端を規制板3a又は3bに係合せしめ
る。
【0021】上記によって規制板3a,3bは連結ロッ
ド15a,15bを案内として植装板1へ近付く方向へ
移動可能である。上記植装板1と規制板3a,3bは同
一軸線において同期回転可能な如く対向配置され、上記
連結ロッド15a,15bは植装板1の回転駆動力を規
制板3a,3bに伝達する手段としても機能している。
【0022】他方上記回転軸線Xより外れた円軌跡上に
同軸線Xと平行に延びる複数本の伝達ロッド16を配
し、この伝達ロッド16を上記植装板1と規制板3a,
3bと整列板2とに通挿し、この伝達ロッド16を介し
て植装板1の回転駆動力を規制板3a,3bと整列板2
に伝達し三者1と2と3a,3bを一体的に同期回転せ
しめるようにする。
【0023】この結果、規制板3a,3bは上記連結ロ
ッド15a,15bを動力伝達手段として植装板1の回
転力が与えられ、更に伝達ロッド16によって回転力が
与えられる。従って連結ロッド15a,15bは植装板
1又は規制板3a,3bに対し遊挿して動力伝達手段と
して機能させずに、伝達ロッド16のみに動力伝達機能
を持たせる構成とするか、又は連結ロッド15a,15
bを植装板1から規制板3a,3bへの動力伝達手段と
して機能させ、伝達ロッド16は上記二者1と3a,3
b間の動力伝達手段としない構造とすることができる。
【0024】上記伝達ロッド16は図示しないが、例え
ば整列板2に植立して規制板3a,3bと植装板1に貫
挿して植装板1の回転駆動力を整列板2と規制板3a,
3bに伝達する構成とする。又は図1に示すように、上
記伝達ロッド16は植装板1等と共に一体的に同期回転
する他の回転板17に植装して回転軸線Xと平行に垂設
し、これを上記植装板1及び規制板3a,3bに通挿し
回転伝達手段とする。
【0025】上記回転板17は円板から成り、これを植
装板1の中心に結合した回転駆動軸9に遊挿し、固定位
置にて回転可能に設置する。即ち回転板17は他の板
1,2,3a,3bと同一軸線Xにおいて回転できるよ
うに定位置に設置する。
【0026】例えば図1に示すように駆動軸9をその中
心に遊挿せる円板から成るベース18をフレーム19に
固定して設け、この固定ベース18の外円部下面に駆動
軸9と同心円の(回動軸線Xを軸心とする)固定外輪2
0を取り付け、この固定外輪20にボールベアリング2
1を介して結合された可動内輪22を設け、この可動内
輪22の外周に上記回転板17を一体に設ける。従って
このこの回転板17及び可動内輪22は回転軸線X(駆
動軸9)を中心にした同心円に配され、駆動軸9に対し
遊挿されている。
【0027】上記可動内輪22に固設した、即ち実質的
には回転板17に固設した前記伝達ロッド16を回転板
17から垂設し、この伝達ロッド16を植装板1と規制
板3a,3bと整列板2に通挿し、この伝達ロッド16
を介し植装板1の回転駆動力を回転板17に伝え、更に
規制板3a,3bと整列板2に伝える構成とする。上記
構成により、回転板17と植装板1と規制板3a,3b
と整列板2とは軸線Xを中心に一体に同期回転する。
【0028】上記回転板と整列板2間を連結具23にて
連結する。この連結具23は回転軸線Xを中心とする円
軌跡上、即ち回転軸線Xより外れた位置に等間隔を以っ
て複数本配され、これにより整列板2を回転板17に吊
設して定位置に設置すると共に、連結具23を介して回
転板17の回転力を整列板2に与えている。
【0029】従って整列板2は伝達ロッド16と連結具
23の双方により植装板1及び回転板17から回転駆動
力が与えられる。それ故に伝達ロッド16は整列板2に
通挿せずに、連結具23のみに回転伝達機能を持たせる
構成を採ることができる。上記連結具23として例えば
ボルトナットの使用が可能である。
【0030】実施例においては図7,図8に示すように
プラグソケット形式を採用している。このプラグソケッ
ト形式のロック手段はそれ自体既知であり、プラグ24
をソケット25に押し込むことにより自動的に結合状態
が形成され、又外周のカップリング26を手指でプラグ
抜差方向へ移動操作することにより結合を解除できるよ
うになっている。
【0031】本実施例では上記プラグ24及びソケット
25の一方を回転板17の外円部下面に垂直に取付け他
方を整列板2の外円部上面に垂直に取付け、回転軸線方
向においてプラグ24とソケット25を係脱し、分離で
きるようにした。
【0032】要述すれば、プラグ24をソケット25に
押し込むとソケット25内の筒形の受圧ピストン27が
これに押圧されてスプリング28を圧縮しつつ軸線方向
内方へ摺動し、受圧ピストン27と一体に設けた内部ボ
ール規制片29がボール30の規制を解除する。
【0033】この結果、カップリング26がスプリング
31の弾発力で軸線方向外方へ移動し、カップリング2
6と一体に設けた外部ボール規制片32によりボール3
0を内方へ押込みプラグ周面に設けたキー溝33に係合
せしめる。これによってプラグソケット24,25の結
合、即ち回転板17と整列板2の結合がなされる。
【0034】又カップリング26をスプリング31に抗
し移動操作すると、外部ボール規制片32によるボール
30に対する規制が解除され、この結果、受圧ピストン
27がボール30を外方へ押し出しつつ軸線方向外方へ
スライドし内部ボール規制片29がボール30を規制す
る。よってボール30によるプラグ24に対する係合が
解除され、プラグソケット24,25を軸線方向に解除
し、整列板2を軸線方向へ分離できる。
【0035】又上記連結具23を解除した後、ボルト1
0を解除することにより、整列板1と規制板3a,3b
と植装板1とが軸線方向へ同時に駆動軸9から分離しブ
ラシロッド4の交換に資する構成である。規制板3a,
3bと整列板2の中央部には軸線Xを中心とする工具挿
入穴34,35が穿けられ、上記ボルト10はこの工具
挿入穴34,35を通して締付け又は解除操作される。
【0036】図5,図6は整列板2及び規制板3a,3
bとこれに対するブラシロッド4(植装孔6)、連結ロ
ッド15a,15b、伝達ロッド16、連結具23の配
置状態を夫々例示する。図5においてはブラシロッドを
配置した円軌跡とは別の円軌跡上に上記連結具23と伝
達ロッド16と連結ロッド15a,15bとを配置しブ
ラシ植装密度を高めた構造例を示す。又図6はブラシロ
ッドを配置した円軌跡上に上記伝達ロッド16と連結ロ
ッド15a,15bと連結具23を配置し各板1,2,
3a,3b,17を小径化し装置全体を小型化した構造
例を示している。
【0037】図1に示すように上記回転ブラシを駆動す
るモータ8は荷台36に支持され、この荷台36をガイ
ドステー37により昇降可能にすると共に、縦フレーム
19にエアシリンダー13を垂直に取付け、そのシリン
ダーロッドを荷台36に直結し、シリンダー13の伸縮
動作により荷台36及びモータ8を昇降せしめるように
する。
【0038】前記の通りモータ8から垂設されたモータ
軸たる回転駆動軸9にはブラシロッド植装板1が結合さ
れ、上記モータ8の下降により回転駆動軸9に結合され
た植装板1がブラシロッド4と共に下降される。この結
果整列板2から突出されるブラシロッド4の毛先長が調
整される。即ちブラシロッドの摩耗に従い毛先が常に定
量だけ整列板より突出されるように調整する。
【0039】而して、図3に示すようにブラシロッド4
の摩耗が更に進行して植装板1が整列板2に接近するよ
うに移動すると第2ブラシロッド規制板3bは整列板2
の上面に重なり、この重合状態を保ちながら植装板1及
び規制板3aのみが整列板2へ接近する方向へ一体に下
降移動し更に前記毛先調整が続行できる。植装板1と規
制板3aが下降している間、規制板3bを吊設せる第2
連結ロッド15bはその上端が植装板1の上面より上方
へ次第に突出し、上記植装板1と規制板3aの下降動を
許容する。
【0040】同様に第1,第2ブラシロッド規制板3
a,3bが整列板2の上面に重なるまで摩耗が進行する
と、第1、第2連結ロッド15a,15bを植装板1か
ら上方へ突出しつつ植装板1のみを単独で下降し、前記
毛先調整が可能な構成である。この構成によりブラシロ
ッドの有効使用量を増大し極めて経済的である。本発明
は上記ブラシロッド規制板3a,3bを複数枚設ける場
合を示唆しているが、これをロッド長に応じ、一枚とす
ることができる。
【0041】
【発明の効果】本発明は上記植装板と整列板との間に配
したブラシロッドを貫挿せる規制板によりロッドの横反
りの問題を有効に解決できると同時に、このブラシロッ
ド規制板を回転軸線より外れた位置に配した連結ロッド
によりブラシロッド植装板に連結したので、植装板と整
列板に対する上記規制板の相対設置状態を適正に確保し
て横反り防止効果を遺憾なく発揮せしめることができる
と共に、規制板の組立を簡素化し、更にこの連結ロッド
を介してブラシロッド植装板の回転駆動力を上記規制板
に伝達する構成が採り得る。
【0042】又本発明はブラシロッド規制板を連結ロッ
ドを介してブラシロッド植装板と共に移動することによ
り規制板による規制作用を発揮させながら整列板より突
出するブラシロッドの毛先長の調整を支障なく行なえ
る。
【0043】又本発明はブラシロッドの摩耗が進行して
規制板が整列板と重なり合う状態になった後も、連結ロ
ッドを案内としてブラシ植装板を整列板へ接近するよう
に単独で移動し上記整列板からの毛先突出を可能にし、
ブラシロッドの有効使用長を増大せしめることができ
る。
【0044】又本発明は上記規制板を間隔をおいて複数
枚設置することにより、ブラシロッドの横反り防止効果
を向上でき、この規制板を連結ロッドを案内として移動
できるようにした上記構成と相俟って規制板を複数枚設
けることを可能にした。ながら、植装板の移動による毛
先調整をも適正に行なえるようにしたものである。
【0045】又本発明は定位置回転可能に設置された回
転板に上記ブラシロッド整列板を上記回転軸線より外れ
た位置に配した連結具により着脱可に連結することによ
り、上記整列板の定位置設置と定レベル回転が保証さ
れ、これに対しブラシロッド植装板が整列板へ向け移動
して前記毛先出し調整が適正に行なえる。
【0046】又上記連結具による連結を解除しブラシロ
ッド植装板の駆動軸への取付けを解除することにより、
整列板と規制板と植装板の三者の取外しを容易にし、よ
ってブラシロッドの交換と再組立てとが容易に行なえ
る。又上記連結具をプラグソケット構造にすることによ
り、上記組立てと組立て解除を更に簡便にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の回転ブラシ装置の実施例を示し、同
装置を連結具の設置部位において一部断面して示す側面
図。
【図2】上記回転ブラシ装置を連結ロッド設置部位にお
いて一部断面して示す側面図。
【図3】図2においてブラシロッドの摩耗が進行し規制
板が整列板に着接した状態を示す同側面図。
【図4】連結ロッド設置部位の拡大断面図。
【図5】整列板及び規制板に対するブラシロッド、連結
ロッド、伝達ロッド、連結具の配置状態を説明する平面
図。
【図6】図5における他の設置状態を説明する平面図。
【図7】連結具の一例を解除状態を以って示す断面図。
【図8】同連結具を結合状態を以って示す断面図。
【符号の説明】
1 ブラシロッド植装板 2 ブラシロッド整列板 3a,3b ブラシロッド規制板 4 ブラシロッド 6 植装孔 8 モータ 9 回転駆動軸 10 植装板取付けボルト 12 整列孔 14 規制孔 15a,15b 連結ロッド 16 伝達ロッド 17 回転板 23 連結具 24 プラグ 25 ソケット

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動可に設けたブラシロッド植装板と
    該ブラシロッドの毛先を貫挿せるブラシロッド整列板と
    を備え、上記ブラシロッド植装板の回転駆動力をブラシ
    ロッド整列板に伝達して両者を同一軸線において一体回
    転するように対向配置すると共に、上記ブラシロッド植
    装板を上記ブラシロッド整列板に対し軸線方向へ移動可
    に設けて上記ブラシロッド整列板より突出するブラシロ
    ッドの毛先長を調整する構成とした回転ブラシ装置にお
    いて、上記ブラシロッド植装板と上記ブラシロッド整列
    板との間にブラシロッドを貫挿し同植装板及び整列板と
    一体回転するブラシロッド規制板を設け、同規制板と植
    装板とを上記回転軸線より外れた位置に配した複数本の
    連結ロッドにより連結し、上記ブラシロッド規制板が上
    記連結ロッドを介して上記ブラシロッド植装板の回転軸
    線方向への移動に伴ない同方向へ移動する構成としたこ
    とを特徴とする回転ブラシ装置。
  2. 【請求項2】上記ブラシロッド規制板を間隔をおいて複
    数枚設置したことを特徴とする請求項1記載の回転ブラ
    シ装置。
  3. 【請求項3】上記ブラシロッド規制板を上記連結ロッド
    を案内として上記ブラシロッド植装板へ近付くように回
    転軸線方向へ移動可に設けたことを特徴とする請求項
    1,2記載の回転ブラシ装置。
  4. 【請求項4】回転駆動軸に結合したブラシロッド植装板
    と該ブラシロッドの毛先を貫挿せるブラシロッド整列板
    とを備え、上記ブラシロッド植装板の回転駆動力をブラ
    シロッド整列板に伝達して両者を同一軸線において一体
    回転するように対向配置すると共に、上記ブラシロッド
    植装板を上記ブラシロッド整列板に対し軸線方向へ移動
    可に設けて上記ブラシロッド整列板より突出するブラシ
    ロッドの毛先長を調整する構成とした回転ブラシ装置に
    おいて、上記ブラシロッド植装板の回転駆動軸に遊挿し
    て定位置回転可に設置された回転板を備え、該回転板と
    ブラシロッド植装板間に上記回転軸線より外れた位置に
    おいて上記ブラシロッド植装板の回転駆動力を上記回転
    板に伝達する伝達軸を設けて両者を上記回転軸線におい
    て一体回転するように対向配置し、更に上記ブラシロッ
    ド整列板を上記回転軸線より外れた位置に配した連結具
    により上記回転板に着脱可に連結し、該連結具を介して
    上記回転板の回転駆動力を上記ブラシロッド整列板に伝
    達し両者を上記回転軸線において一体回転するように配
    置したことを特徴とする回転ブラシ装置。
  5. 【請求項5】上記連結具をプラグソケット構造にしたこ
    とを特徴とする請求項4記載の回転ブラシ装置。
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