JP2647404B2 - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置

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JP2647404B2
JP2647404B2 JP63000314A JP31488A JP2647404B2 JP 2647404 B2 JP2647404 B2 JP 2647404B2 JP 63000314 A JP63000314 A JP 63000314A JP 31488 A JP31488 A JP 31488A JP 2647404 B2 JP2647404 B2 JP 2647404B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自重により閉じるチェック弁を有するポンプ
装置に関する。
[従来技術] 上記のようなチェック弁は、例えば特開昭60−81490
号公報において、開示されている。第3図および第4図
を参照して、該公開公報に開示されている従来技術につ
いて説明する。
第3はかかるチェック弁を使用しているポンプ装置U
の全体を示し、このポンプ装置UはケーシングCを備え
ている。そしてケーシングCには液体の流入口Iと流出
口Oとが設けられている。流入口Iの内端にはチェック
弁1が設けられ、そして流入側のストレーナ2a(第4
図)を設けた室2に開口している。第4図で示すように
チェック弁1は重力により閉じる形式のものであり、ポ
ンプ装置の運搬時や作動中に弁が離脱するのを防ぐため
にその上方にストッパ27を設けている。第3図におい
て、ケーシングCのほぼ中央にはポンプ3が設けられて
いる。ポンプ3として公知の内接歯車ポンプが用いられ
ている。このポンプ3は吸込口と吐出口とを有してお
り、ケーシングC内には室2と吸込口とを結ぶ液路10が
形成されている。ポンプ3の吐出口は気液分離装置4に
連通している。この気液分離装置4の半径方向外方を流
れる液すなわち気泡を含まない液は流出側のストレーナ
を設けた室5に流れるように液路が構成されており、そ
して流出側のストレーナ室5と流出口Oとの間にはコン
トロール弁6が設けられている。このコントロール弁6
はポンプ駆動時はバネに抗して弁を開いて液が流出し給
油停止後、温度上昇等により流出口に連結されている配
管内の圧力が高くなったときに液が逆流できるように構
成されている。気液分離装置4の半径方向外方を流れる
液の液路11にはバイパス弁12が設けられ、この液路11は
ポンプ3の吸込口に連通している。他方気液分離装置4
の半径方向内方を流れる気泡を含んだ液は気液分離室
(第3図では図示せず)に連通している。この気液分離
室において分離された気体はエアベント14から放出さ
れ、そして気体を分離した液は流入側のストレーナ室2
に連通している液路内を流れる。
ポンプ3を回転させると、液は流入口Iからチェック
弁1、流入側のストレーナ室2、ポンプ3、気液分離装
置4、流出側のストレーナ室5、コントロール弁6を通
って流出口Oから吐出される。また気液分離装置4から
の液はその一部がバイパス弁12を通ってポンプ3にバイ
パスされる。歯車ポンプ3はその回転数によって歯出液
量が定まってしまうので、吐出量の変化に対応するため
である。気液分離装置4において、気体を含む液体は気
液分離室に流れ、ここで気体はエアベント14から放出さ
れ、液体は流入側のストレーナ室2に戻されている。
次に第4図を参照して、上記公開公報で開示されたチ
ェック弁について説明する。
チェック弁1は円板状の弁本体21、弁棒22、2重円管
状の弁座23とより概略構成されている。弁本体21と弁棒
22とは一体に結合されており、図示の実施例ではナット
21aにより一体化されている。弁座23は円筒状をしその
上方先端を面取りした弁座部23aと、その内側に円筒状
に形成された弁棒案内部23bと、弁棒案内部23bを弁座部
23aにより支持する支持突起23cと、フランジ23dとによ
り構成されている。フランジ23dはパッキン26を介在し
てケーシングCと当接し、また反対側の面は配管のフラ
ンジ24と当接している。そしてケーシングCとパッキン
26とフランジ23dとフランジ24とはボルト25により結合
されている。弁棒22は弁棒案内部23bの内側孔に遊嵌し
て上下に自由に移動できるように案内支持されている。
弁棒22が弁棒案内部23bによって案内されるので、弁本
体21の上下方向の運動すなわち弁の開閉動作は一定の鉛
直軸線方向に正確に行われるのである。
第4図において、弁の開度制限片は断面L字状をした
ストッパ27として構成され、このストッパ27はチェック
弁1の直上に位置するように設けられており、弁本体21
とストッパ27の間隔は、最大でも弁棒22が弁棒案内部23
bから抜けることがない間隔に構成されている。ストッ
パ27のフランジ部27aは流入ストレーナ2の蓋体16にボ
ルトすなわち取付ねじ28により結合されており、したが
って、図示の如く、ストッパ27のフランジ部27aはスト
レーナ2と共に取付ねじ28により固定されている。スト
ッパ27は弁本体21の直上に位置しているので、ポンプの
運搬に際してチェック弁1が第4図に示す位置とは上下
逆の位置にされた場合、及び油液が急激に流入した場合
等において弁本体が第4図において上方に移動してもス
トッパ27と当接することによってその移動量が制限され
る。ここで、弁温帯21が弁座23と当接した位置からスト
ッパ27までの距離は、弁棒22が、弁棒案内部23bに挿通
されている長さより短く構成されているので、弁本体21
がストッパ27に接するまで移動(上昇)した場合におい
ても弁棒22は弁棒案内部23bから外れることはない。
弁本体21はばね等により付勢されているのではなく、
自重により弁座23に当接している。従って、液流入に際
してチェック弁1を開弁する抵抗即ち弁本体21を上方に
移動する抵抗は非常に小さい。
弁本体21の直径は弁座部23aの内径より若干大きめに
構成されている。ポンプ停止時等、弁本体21が弁座部23
aに当接した状態即ちチェック弁1の閉状態において液
が流入口Iから落下(逆流)することを確実に防止する
ためである。
上記の特開昭60−81490号公報に記載された従来技術
では、ストッパ27およびストレーナを蓋体16に結合する
手段は取付ねじ28だけなので、取付ねじ28を締結する際
に、ストレーナを強く締付けるとストッパ27のフランジ
部27aが回動し、ストッパ27の位置が変動してしまうこ
とがある。その結果、ストッパ27がチェック弁1の真上
に位置しなくなり、弁本体21が外れてしまう。
また、ポンプ3の駆動中に取付ねじ28が緩んだ場合に
もストッパ27の位置が変動して、ストッパとしての機能
を果さなくなってしまう。
[発明が解決しようとする課題] したがって本発明は、チェック弁の上動を制限ストッ
パをストレーナと共締めしても簡単かつ確実に適正位置
に取付けることのできるポンプ装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、ポンプと、気液分離装置と、気液分
離室とをケーシング内に備え、そして流入口チェック弁
が設けられ、流出口にコントロール弁が設けられ、前記
流入口がケーシングの下面に開口しており、前記チェッ
ク弁は重力によって閉じるものであり、そして弁棒と弁
座とを備え、前記流入口は前記チェック弁を介してケー
シング内に区画されてポンプの吸込側に連通する室に連
通しており、その室の側面にケーシングに開閉自在にス
トレーナの蓋体が取り付けられ、前記蓋体に前記チェッ
ク弁の上動を制限するストッパがストレーナと共に取り
付けられているポンプ装置において、前記ストッパは前
記蓋体にストッパを取り付けるフランジ部を有し、前記
蓋体には内側に雌ねじ部を形成した突起と回転防止ボス
とが設けられ、前記フランジ部には取付ねじ用の穴と回
転防止ボスが嵌入する別の穴とが設けられ、前記取付ね
じ用の穴を貫通して前記雌ねじ部に螺合する取付ねじを
有している。
[作用効果の説明] したがって、蓋体を取外した状態で、内側からフラン
ジ部の取付ねじ用の穴と雌ねじ部とを一致させ、そして
回転防止ボスを別の穴に嵌入させる。そして取付ねじを
雌ねじ部に螺合させてフランジ部を固定すればストッパ
は蓋体の正しい位置にセットすることができ、同時にス
トレーナも固定できる。
このようにして、固定されたストッパはその取付作業
中でも取付け後の作動中でも回転防止ボスと別の穴とが
継合しているためにフランジ部は回動せず、ストッパは
常に正しい位置に存している。したがって、ストレーナ
を強く締付けてもストッパが回動することがなく、取付
け作業性を向上できる。
またねじ部には突起があるので、ストレーナの取付に
際してストレーナが他の部分を干渉しないで取付けるこ
とができる。
[実施例] 以下、第1図および第2図を参照して、本発明の一実
施例について説明する。なお、第1図および第2図にお
いて、第3図および第4図と同一の部材は同一の符号を
付して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るチェック弁のストッ
パ27を流入ストレーナの蓋体16に取付ける態様を示して
おり、ストッパ27のフランジ部27aには、取付ねじ28が
貫通する穴30と回転防止ボス32が嵌入される穴34とが形
成されている。そして、取付に際しては、内側に雌ねじ
部36を形成した突起38と取付ねじ用の穴30とを位置合せ
して、取付ねじ28と突起38の内側の雌ねじ部36とを螺合
させると共に、回転防止ボス32を穴34に嵌入させる。従
って、ストッパ27を蓋体16の適所に位置させることが容
易であり、しかも取付ねじ28を強固に締結しても回転防
止ボス32と穴34との作用によってフランジ部27aは回転
(回動)することがなく、ストッパ27の位置も変位しな
い。
第2図は第1図の実施例に係るストッパ27をポンプ装
置のチェック弁1に用いた場合を示している。上記たよ
うに、ストッパ27の位置は変位せず常に弁本体21の上方
に位置している。そして、弁本体21とストッパ27との間
隔Lは弁棒案内部23b下方の弁棒22の長さlよりも短い
ので、弁本体21が外れてしまうことはない。
なお、チェック弁1の作動については、第4図で説明
したのと略々同一であるので、詳細な説明は省略する。
[発明の効果] 以上の通り本発明によれば下記のすぐれた効果を奏す
る。
(i) ストレーナを強く締めてもストッパは回動しな
い。
(ii) 万一、取付ねじが弛んでもストッパの位置は変
化しない。
(iii) ストレーナとストッパとの取付作業が容易で
あり、特別な治具を必要とせず、作業性が向上する。
(iv) したがって、ポンプ装置のチェック弁の脱落や
作動不良を防止でき、ポンプ装置から油が流出すること
はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のチェック弁のストッパの一実施例を示
す斜視図、第2図は第1図のストッパをポンプ装置に適
用した状態を示す断面図、第3図はチェック弁を備えた
ポンプ装置の平面図、第4図は従来のチェック弁のスト
ッパを第3図のポンプ装置に取付けた状態を示す第2図
と同様な断面図である。 1……チェック弁、3……ポンプ、27……ストッパ、27
a……ストッパのフランジ部、28……取付ねじ、30……
取付ねじの貫通穴、32……回転防止ボス、34……回転防
止ボスの嵌入穴

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプと、気液分離装置と、気液分離室と
    をケーシング内に備え、そして流入口にチェック弁が設
    けられ、流出口にコントロール弁が設けられ、前記流入
    口がケーシングの下面に開口しており、前記チェック弁
    は重力によって閉じるものであり、そして弁棒と弁座と
    を備え、前記流入口は前記チェック弁を介してケーシン
    グ内に区画されてポンプの吸込側に連通する室に連通し
    ており、その室の側面にケーシングに開閉自在にストレ
    ーナの蓋体が取り付けられ、前記蓋体に前記チェック弁
    の上動を制限するストッパがストレーナと共に取り付け
    られているポンプ装置において、前記ストッパは前記蓋
    体にストッパを取り付けるフランジ部を有し、前記蓋体
    には内側に雌ねじ部を形成した突起と回転防止ボスとが
    設けられ、前記フランジ部には取付ねじ用の穴と回転防
    止ボスが4嵌入する別の穴とが設けられ、前記取付ねじ
    用の穴を貫通して前記雌ねじ部に螺合する取付ねじを有
    することを特徴とするポンプ装置。
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