JP2647312B2 - 一括消去型不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

一括消去型不揮発性半導体記憶装置

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JP2647312B2
JP2647312B2 JP4243118A JP24311892A JP2647312B2 JP 2647312 B2 JP2647312 B2 JP 2647312B2 JP 4243118 A JP4243118 A JP 4243118A JP 24311892 A JP24311892 A JP 24311892A JP 2647312 B2 JP2647312 B2 JP 2647312B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラッシュ・メモリ等
の一括消去可能な不揮発性半導体記憶装置に関し、詳し
くは内部の冗長構成に関する。本発明はまた、そのよう
な半導体記憶装置を用いた外部記憶システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ノートブック等の携帯可能なパーソナル
・コンピュータの普及に伴って、コンピュータ・システ
ムの小型軽量化、低消費電力化に対する要求が強くなっ
てきている。半導体メモリを用いた外部記憶システム
は、磁気ディスクのように駆動系を持たないため消費電
力が低く高速動作が可能である。また、小さなメモリ・
モジュールで構成されるため、磁気ディスクに比べて小
型で軽く、形状に自由度が大きく、カード化も容易であ
る。これらの応用に向くメモリとして、一括消去型のフ
ラッシュ・メモリ(フラッシュEEPROMとも呼ばれ
る)が開発されている。Richard D. Pashley他の”Flas
h memories: the best of two worlds",IEEESPECTRUM 1
989年12月、30-33頁は、この様なフラッシュ・メモリの
概要を紹介している。
【0003】フラッシュ・メモリは、DRAMと同じく
トランジスタ1つで1ビット分の記憶素子(セル)が構
成され、高密度化が可能で、将来の市場次第でDRAM
と同等かそれ以下のビット単価(低コスト、大容量)に
なることが期待されている。記憶素子は不揮発性であ
り、電池バックアップの必要はない。メモリ・ビットの
プログラミングは一方通行で、0から1または1から0
へしか変えることができない。逆方向へ変えるには、一
括消去によってメモリ・ブロック全体を0または1にす
る必要がある。一括消去にはベリファイなどの特別な手
順が必要とされる。
【0004】ところで、従来のフラッシュ・メモリは、
通常のROMとの互換性をとる必要からランダム・アク
セスの出来ることが必要であった。このため、チップ内
の不良メモリ・セルの使用を回避する方法として、DR
AMなどと同様に、不良メモリ・セルを含むワード線ま
たはビット線全体と他のワード線またはビット線とをア
ドレス変換回路により交換するような冗長回路が採用さ
れている。このような構成は、アドレス変換がすべてチ
ップ内部でハードウエアに依り行われるため高速であ
り、ランダム・アクセス速度を重視するようなメモリ・
チップに於いては不可欠な技術となっている。チップ生
産時の歩留まり率はこの冗長回路による不良メモリ・セ
ルの救済効率に大きく左右されているのが現状であり、
歩留まり向上のためには出来るだけ多くの冗長線を搭載
することが望ましい。
【0005】しかしながら、従来の構成では一つのワー
ド線またはビット線を交換するために一つのアドレス変
換回路を必要とするため、チップ面積に対する影響が大
きく、多くの冗長線を用意しておくことは事実上不可能
である。実際には512本から1024本のワード線ま
たはビット線に対し2本から4本程度の冗長線が搭載さ
れているにすぎず、十分な救済効率が得られていない。
また、救済できなかったワード線またはビット線を無効
化すると言った手段が提供されていないため、一つでも
そのような線が存在すればそのチップ全体を不良品とし
て廃棄することになる。
【0006】特開平2−292798号公報は、フラッ
シュEEPROMのセル・アレイ中に欠陥セルが含まれ
る場合にその誤りを修正するために、代替セルと、一ま
たは二以上の欠陥セルを対応する数の代替セルに代替す
るための手段を含む誤り修正方式を開示する。セル・ア
レイは複数のセクタに分割されており、各セルはそのセ
ルを含むセクタの単位で一括消去され、個別に消去する
ことはできない。代替セルは、そのセルが代替すべき欠
陥セルを含むセクタと同一のセクタ中に設けられる。さ
らに、欠陥セルのアドレスを対応する代替セルに結びつ
けるための欠陥ポインタを蓄積するための欠陥マップも
また、欠陥セルと同一のセクタに設けられる。
【0007】このようなメモリ・チップ構成を単純に採
用すれば、セクタ消去時に欠陥マップの情報までも失わ
れてしまうという問題が生じる。また、欠陥マップを置
く領域の欠陥に対してはこのままでは対応できず、場合
によっては誤訂正を引き起こすこともある。通常、欠陥
マップの保護のためにECC(エラー・コレクション・
コード)を用いることが多いが、セクタ全体に対するE
CCではパフォーマンスの観点からも見劣りがし、ま
た、何よりも代替セルを設ける必然性に欠けることにな
る。
【0008】一般に、従来のフラッシュ・メモリはその
消去単位をチップ全体としているものが多い。たとえ、
消去単位を細かく分けたものにおいても、その消去単位
ごとに異なるワード線が用いられている。本明細書で提
案する、物理的に分けられた二つの消去単位間でのワー
ド線の共有は知られていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、如何に
効率の良い冗長構成をメモリ・チップに施すかは、その
チップの生産歩留まり、ひいては生産コストにそのまま
影響を与える重要な考慮項目である。また、より良い冗
長構成を構築するためには、メモリ・チップ内部だけで
なくシステム全体として考慮するべき段階に来ている。
【0010】本発明の目的は、一括消去型不揮発性半導
体記憶装置の、効率の良い冗長構成を提案し、装置全体
の使用効率をあげる方法を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、一括消去型不揮発性
半導体記憶装置を用いた外部記憶システムの不良セクタ
を判別し、これを回避する効率のよい方法を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、半導体
外部記憶システムはセクタ内をシリアルにアクセスする
ことを利用して実現される。即ち、一括消去型不揮発性
半導体記憶装置のワード線上にあるメモリ・セルを半導
体外部記憶システムのセクタに対応付け、セクタがアク
セスされる毎にそのワード線上の全てのメモリ・セルが
活性化される。ここで、本明細書で言うセクタは、EC
Cなどのユーザには見えないデータを記憶する領域も含
むことに注意されたい。このワード線上には半導体外部
記憶システムがユーザに見えるデータを記憶するのに必
要とする領域(データ・エリア)以外に、不良メモリ・
セル情報やECC領域などを含むタグ・エリアもつなが
っている。データ・エリアはタグ・エリアと一つのワー
ド線を共有するため同時に活性化されるが、ウェルが分
離されているために別々に消去することができる。即
ち、データ・エリアを消去しても対応するタグ・エリア
は保存され、不良メモリ・セル情報などは破壊されな
い。タグ・エリアの情報は製造後のチップテストの段階
で書き込みが行われる。
【0013】システムはセクタにアクセスする毎にこの
情報を参照し、不良メモリ・セルを読み飛ばす。更にシ
ステムが回復不能エラーを検出したときはそのタグ・エ
リアに一定のデータを書き込むことにより、以後、その
セクタがアクセスされないようにする。
【0014】本発明の具体的な特徴に依れば、一括消去
型不揮発性半導体記憶装置は、メモリ・セルのアレイを
データ・エリアとタグ・エリアとに物理的に分割し、ワ
ード線は共有しつつそれぞれのエリアを別々に一括消去
できるように構成する。一つのワード線を共有するデー
タ・エリアとタグ・エリアとは一つの論理単位を構成
し、この単位内に於いて、タグ・エリアはデータ・エリ
アにある不良メモリ・セルの位置情報を保持する。この
情報を基にシステムは不良メモリ・セルの使用回避処理
を行う。不良メモリ・セル情報はチップ製作後の検査行
程に於いてプログラムし、同時に、この不良メモリ・セ
ル情報に対してECCを生成しタグ・エリアに書き込
む。さらに、タグ・エリアに一定のデータを書き込むこ
とにより、そのタグ・エリアとワード線を共有している
データ・エリアの使用不許可をシステムに知らせる。デ
ータ・エリアが一括消去される時でも、タグ・エリアは
消去されることはなく、不良メモリ・セル位置情報が保
持される。
【0015】
【実施例】半導体外部記憶システムを組み込んだコンピ
ュータ・システムの一例を図1に示す。ホスト・プロセ
ッサ10はシステム・バス13を介して、主記憶装置1
5およびバス制御装置16と通信する。プロセッサ10
および関連する周辺装置の間の通信はバス制御装置16
を介して行われる。そのため、バス制御装置16はファ
ミリー・バス18によって周辺装置に接続されている。
周辺装置としては、本発明の実施例になるフラッシュ・
メモリ(フラッシュEEPROM)製の外部記憶システ
ム20が接続され、さらに、通信装置21、ハード・フ
ァイル22、光ディスク23もファミリー・バス18に
接続されている。24は、ディスプレイ・コントロー
ラ、25は、CRTである。勿論、他の周辺装置も接続
可能である。このようなコンピュータ・システムは、例
えば、IBM PS/2 パーソナル・コンピュータに
よって構築することが出来る。
【0016】直接メモリ・アクセス制御装置(DMA
C)12は、これらの周辺装置の全部または選択された
何台かによるメモリ・アクセスを可能にすべく設けられ
る。そのため、ファミリー・バス18は、少なくともそ
の一部がDMAC12に分岐接続される。図には示して
いないが、DMAアクセスが可能な各周辺装置にはアー
ビトレーション回路が設けられ、アービトレーション・
レベル(優先順位)を割り当てられる。DMAC12の
側には、DMAアクセスを同時に要求している複数の周
辺装置の間で調停作業を行って、どの周辺装置がDMA
アクセスを許可されたかをDMAC12に知らせる中央
アービトレーション制御回路11が設けられる。DMA
C12および中央アービトレーション制御回路11によ
るDMA制御の詳細については米国特許第490123
4号公報を参照されたい。
【0017】図2に、半導体外部記憶システム20のハ
ードウェア構成を示す。この半導体外部記憶システム
は、ファミリー・バス18に接続されたコントローラ2
8と、半導体メモリ・バス29に接続された一つ以上の
フラッシュ・メモリ・チップ30とを含む。コントロー
ラ30は、プロセッサおよびそれによって実行されるプ
ログラムを記憶するROM、並びにデータを一時的に記
憶するためのRAMを含んでいる。通常、コントローラ
28とそれによって制御されるフラッシュ・メモリ・チ
ップ30は、一つのボードに搭載される。
【0018】図3は、フラッシュ・メモリ・チップ30
の構成の概要を示す。フラッシュ・メモリ・チップ30
は、ワード線32とビット線33によって選択すること
のできるメモリ・セル31のアレイと、ワード線デコー
ダ34、ビット線セレクタ35を含む周辺回路によって
構成される。メモリ・セル31のアレイはデータ・エリ
ア36とタグ・エリア37とに物理的に分割し、それぞ
れのエリアを別々に消去できるように構成する。ただ
し、ワード線は共有するものとする。図3は一組のデー
タ・エリアとタグ・エリアを取り出したもので、この組
がチップ30内に複数存在することもある。
【0019】図4は、メモリ・セル・アレイのワード線
方向の断面を模式的に示す。基板40はN型のシリコ
ン基板である。データ・エリア36とタグ・エリア37
とを別々に消去およびプログラムができるようにするこ
とは、それぞれのエリアのP型ウェル41、42を物
理的に分けることにより実現する。ウェル41、42
は、電気的にも分離されていて、別々に電圧を定めるこ
とができる。メモリ・セルを構成するトランジスタのソ
ース/ドレイン領域43は、高濃度にドープされたN
型領域である。基板40を覆う二酸化シリコン層44の
中に、浮遊ゲート45、ワード線32、ビット線33が
埋め込まれている。浮遊ゲート45はN型のポリ・シ
リコン、ワード線32はN型のポリ・シリコンまたは
金属、ビット線35は金属からなる。図4に示す構造
は、周知の集積回路製造技術によって作成することがで
きる。
【0020】メモリ・セル31のプログラムとは、浮遊
ゲート45にチャージ(電子)を蓄積することであり、
消去とは、浮遊ゲート45からチャージを除くことであ
る。浮遊ゲート45にチャージが蓄積された状態を論理
0とし、チャージが除かれた状態を論理1と呼ぶことに
する。
【0021】フラッシュ・メモリには様々なタイプがあ
る。ここでは、NAND型のフラッシュ・メモリの、デ
ータの消去および書込の両方にF−N(ファウラ−ノル
ドハイム)トンネリングを用いるメモリ・セルについ
て、動作電圧の一例を表1に示す。
【0022】 表1 −消去 ウェル :15V ソース/ドレイン:15V(ウェルと同電位) ワード線 :0V −書き込み ウェル :0V ソース/ドレイン:0V/8V(書き込みデータによ
る) ワード線 :15V
【0023】図4を参照して説明すると、消去時には、
ウェル41、42からワード線32の向きに強い電界を
加えることによって、チャージを浮遊ゲート45からソ
ース/ドレイン43およびウェル41、42に移動させ
る。論理0を書き込むときは、ワード線32からウェル
41、42の向きに強い電界を加え、浮遊ゲート45に
チャージを移動させる。論理1を書き込むときは、浮遊
ゲート45にチャージが移動しないよう、弱い電界を加
える。このとき、ソース/ドレイン43の電圧を15V
ではなく8Vにするのは、ソース/ドレイン43からウ
ェル41、42へのリーク(ジャンクション・ブレイク
ダウン)を防ぐためである。
【0024】タグ・エリア37のデータを保持しつつ、
データ・エリア36の消去または書き込みを行うモード
を、プロテクト・モードと呼ぶことにする。プロテクト
・モードでデータ・エリア36を消去するとき、タグ・
エリア37のメモリ・セルについては、表2のように、
ソース、ドレインおよびウェルの電位をワード線と同一
になるよう設定する。これによって、タグ・エリア37
でディスターブ(データ破壊)が発生しないようにす
る。
【0025】 表2 −プロテクト・モード/データ・エリア消去 ウェル :0V ソース/ドレイン:0V ワード線 :0V
【0026】プロテクト・モードでデータ・エリア36
に書き込みを行うとき、タグ・エリア37の動作電圧を
設定するのに、表3に示す二つのやり方がある。一つ
は、ソース/ドレイン43に8Vがかかるように、デー
タ・バッファ(後述する)のタグ・エリア37に対応す
る領域に論理1を書き込むやり方である。もう一つは、
ソース、ドレインおよびウェルの電位をワード線と同一
にするやり方である。どちらも、タグ・エリア37での
ディスターブ発生を回避する。前者の方法は、タグ・エ
リアのウェル電位がデータ・エリアのウェル電位と同一
であることから制御が簡単になるという点で、実用上好
ましい。
【0027】 表3 −プロテクト・モード/データ・エリア書き込み 方法1 ウェル :0V ソース/ドレイン:8V ワード線 :15V 方法2 ウェル :15V ソース/ドレイン:15V ワード線 :15V
【0028】図5は、図2に示したメモリ・コントロー
ラ28とフラッシュ・メモリ・チップ30の回路を示
す。メモリ・コントローラ28は、コマンド・プロセッ
サ281と入出力バッファ282を含む。フラッシュ・
メモリ・チップ30はNAND型であり、一本のビット
線32にn個のメモリ・セル311〜31nが選択ゲー
ト50、51を介して直列に接続されている。したがっ
て、ソース/ドレインの電圧は、メモリ・セルが繋がっ
ているビット線の電圧と同じになる。NAND型のフラ
ッシュ・メモリ自体は、例えば"A NAND STRUCTURE CELL
WITH A NEW PROGRAMING TECHNOLOGY FOR HIGHLY RELIA
BLE 5V-ONLY FLASH EEPROM", P.129-130,1990 SYMPOSIU
M ON VLSI TECHNOLOGY に開示されているので、ここで
はその構造について簡単に触れるに留める。
【0029】メモリ・セル311〜31nの制御ゲート
は、それぞれワード線321〜32nを介して、ワード
線デコーダ34の出力端子CG1〜CGnと電気的に接
続されている。選択ゲート50、51の制御ゲートの電
圧は、それぞれワード線デコーダ34の出力端子SG
1、SG2から与えられる。ビット線33の選択は、ア
ドレス・デコーダ351、データ・バッファ352、ビ
ット・スイッチ353からなるビット線セレクタ35に
よって行われる。二つの制御ゲートとn個のメモリ・セ
ルの組が図5では1本のビット線33に一組接続されて
いるが、これが複数組接続されても構わない。
【0030】この実施例のポイントは、メモリ・セルの
アレイを二つの群(データ・エリアとタグ・エリア)に
分け、ウェルを別にしたことである。それらウェル4
1、42の電圧は、別個のウェル・スイッチ52、53
によって互いに独立に設定される。1本のワード線を共
有するデータ・エリアとタグ・エリアは、一つの論理単
位を構成する。以下の説明では、1論理単位が、1セク
タに相当するものとする。しかしながら、複数の論理単
位を1セクタに対応させたり、逆に1論理単位を複数の
セクタに対応させることも可能であり、本発明はそのよ
うな場合にも適用可能である。
【0031】コマンド・プロセッサ281は、I/Oバ
ス18からコマンドを受け取り、命令コードをデコード
し、バス29を介して、ステータスA信号をワード線デ
コーダ34、ビット・スイッチ353、ウェル・スイッ
チ52、52、および入出力バッファ282に送る。こ
のステータスA信号によって、プロテクト・モードまた
は非プロテクト・モードの消去、プロテクト・モードま
たは非プロテクト・モードの書込、および読取操作が、
ワード線デコーダ34等に対して指示される。
【0032】また、コマンド・プロセッサ281は、読
取または書込コマンドに含まれるアドレス情報に基づい
てワード線を選択するためのアドレスA信号を発生し、
ワード線デコーダ34に送る。さらに、データ・バッフ
ァ352のアドレスBを指示する信号を発生して、アド
レス・デコーダ351に送る。
【0033】ワード線デコーダ34には、チップ外か
ら、0V、5V、8V、15Vの電圧が供給される。ワ
ード線デコーダ34は、コマンド・プロセッサ281か
ら与えられたステータス信号Aとアドレス信号Aに基づ
いて、端子SG1、CG1〜CGn、SG2の電圧を決
める。
【0034】ビット・スイッチ353にも、チップ外か
ら、0V、5V、8Vの電圧が供給される。ビット・ス
イッチ353は、コマンド・プロセッサ281から与え
られたステータス信号Aとデータ・バッファ352に蓄
積されたデータに基づいて、各ビット線の電圧を決定す
る。
【0035】読取または書込データは、I/Oバス18
とデータ・バッファ352との間で、入出力バッファ2
82とアドレス・デコーダ351を経由する。入出力バ
ッファ282の読取と書込の切換えは、コマンド・プロ
セッサ281からのステータスB信号によって指示され
る。
【0036】ウェル・スイッチ52、53には、チップ
外から、0V、15Vの電圧が供給される。これらスイ
ッチ52、53は、コマンド・プロセッサ281から与
えられたステータスA信号に基づいて、ウェル41、4
2の電圧を決定する。
【0037】要するに、I/Oバス18から受け取るコ
マンドに応じて、コマンド・プロセッサ281は、ステ
ータス信号Aとアドレス信号Aによって、ワード線デコ
ーダ34、ビット線セレクタ35、ウェル・スイッチ5
2、53を制御し、それぞれのコマンドの実行に適した
動作電圧をメモリ・セルに設定する。非プロテクト・モ
ードの消去時に、フラッシュ・メモリ・チップ30に設
定される電圧を表4に示す。
【0038】 表4 SG1 CG1-CGn SG2 ビット線(すべて) ウェル(両方) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 0V 0V 0V 0V(5V) 15V
【0039】すべてのワード線が0Vとなり、また、S
G1とSG2とを0Vとすることによりすべてのソース
/ドレインはフロート(オープン)の状態となるので、
ソース/ドレインはウェルにつられてウェルと同一の1
5Vとなる。この時、ビット線に対する供給電圧はSG
1によってセルから切り離されてしまうのでビット線に
は0Vもしくは5Vのどちらが供給されてもいても構わ
ない。以上により、データ・エリア36とタグ・エリア
37のすべてのメモリ・セルに対して、ソース/ドレイ
ンおよびウェルからワード線の向きに強い電界が加わ
り、データが一括して消去される。
【0040】プロテクト・モードの消去時も、非プロテ
クト・モードの消去時と同様にSG1とSG2とを0V
とすることによりすべてのソース/ドレインをフロート
状態とし、ソース/ドレインをウェルと同一の電位とな
るようにする。タグ・エリア37のウェル・スイッチ5
3は、ウェル42に0Vを供給する(表5)。
【0041】 表5 SG1 CG1-CGn SG2 ビット線(データ・エリア) ウェル(データ・エリア) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 0V 0V 0V 0V(5V) 15V ビット線(タグ・エリア) ウェル(タグ・エリア) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 0V(5V) 0V
【0042】タグ・エリア37のメモリ・セルには、ソ
ース/ドレインからワード線の向きの電界が加わらず、
データが保持される。
【0043】次に、データ書込操作について説明する。
ここでは、プロテクト・モードにおいて、上記表3の方
法1を用いることにする。データ・エリア36に書き込
むデータは、I/Oバス18から入出力バッファ28
2、アドレス・デコーダ351を経て、データ・バッフ
ァ352に一時的に蓄積される。ステータスがデータ書
込であるとき、ビット・スイッチ353は、データ・バ
ッファ352の対応するビット、つまり書込データが論
理0であるならば、ビット線32に0Vを供給し、書込
データが論理1であるならば、8Vを供給する。また、
ワード線デコーダ34は、アドレス信号Aをデコード
し、書込対象のセクタに対応するワード線に15Vを供
給し、それ以外のワード線に8Vを供給する。ウェル・
スイッチ52、53は、ウェル41、42の電圧を0V
にする。
【0044】ワード線321を共有するセクタに対する
非プロテクト・モードの書込時に、フラッシュ・メモリ
・チップ30に設定される電圧を、表6に示す。
【0045】 表6 SG1 CG1 CG2-CGn SG2 ビット線(すべて) ウェル(両方) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 8V 15V 8V 0V 0V/8V(書込データによる) 0V
【0046】書込データが論理0であるメモリ・セルに
は、ワード線からソース/ドレインの向きに強い電界が
加わり、プログラムが行われる。書込データが論理1で
あるメモリ・セルでは加わる電界が弱く、プログラムは
起こらない。
【0047】プロテクト・モードの書込時には、ビット
・スイッチ353がタグ・エリア37のビット線32に
8Vを供給するように、データ・バッファ352のタグ
・エリア37に対応する領域に予め論理1を書いておく
ことにする(表7)。
【0048】 表7 SG1 CG1 CG2-CGn SG2 ビット線(データ・エリア) ウェル(データ・エリア) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 8V 15V 8V 0V 0V/8V(書込データによる) 0V ビット線(タグ・エリア) ウェル(タグ・エリア) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 8V 0V
【0049】タグ・エリア37のメモリ・セルには、ソ
ース/ドレインからワード線の向きに弱い電界しか加わ
らず、データが保持される。
【0050】次に、読取操作について説明する。ステー
タスがデータ読取であるとき、ビット・スイッチ353
は、すべてのビット線32に、データを読み出すための
電圧(5V)を供給する。また、ワード線デコーダ34
は、アドレス信号Aをデコードし、読取対象のセクタに
対応するワード線に0Vを供給し、それ以外のワード線
に5Vを供給する。ワード線321を共有するセクタの
データの読取時に、フラッシュ・メモリ・チップ30に
設定される電圧を、表8に示す。
【0051】 表8 SG1 CG1 CG2-CGn SG2 ビット線(すべて) ウェル(両方) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 5V 0V 5V 5V 5V 0V
【0052】メモリ・セルのデータが論理0か1かに応
じて、データ・バッファ352の対応するビットの領域
に0Vまたは5Vの信号が現れる。データ・エリア36
から読み出されたデータは、アドレス・デコーダ35
1、入出力バッファ282を経て、I/Oバス18に出
力される。
【0053】図6を参照して、データ・エリア36の論
理分割を説明する。ワード線を共有する、つまり同じセ
クタに属するデータ・エリア36のメモリ・セルは、複
数のブロックに論理的に分割される。ブロックの各々に
はブロック番号が割り当てられる。一つのブロックは例
えば8個のメモリ・セルからなる。データ・エリア36
には、データ記憶に通常使用するブロック(レギュラー
・ブロック)60の他に、数個の交換用の予備ブロック
61も確保される。図6の例では、三つの予備ブロック
61を持つ場合を示してある。
【0054】図7に示すように、セクタ内のタグ・エリ
ア37も論理的に分割される。予備ブロック61の個数
に対応するだけの不良ブロック番号格納領域62、交換
ブロック番号格納領域63、およびセクタ内の領域6
2、63全体に対するECCを格納する領域64が確保
される。一組の不良ブロック番号格納領域62と交換ブ
ロック番号格納領域63を不良情報領域と呼ぶことにす
る。領域62、63、64のサイズは、例えば、それぞ
れ9ビット、2ビット、16ビットである。
【0055】図6および図7に示すようにデータ・エリ
アとタグ・エリアをそれぞれ論理分割した結果、本実施
例のメモリ・チップの初期検査、データ読取、およびデ
ータ書込操作は、特徴あるものとなる。以下、フローチ
ャートにしたがって、初期検査、データ書込、読取の手
順を詳細に説明する。
【0056】図8は、チップ製造後の初期検査のステッ
プを示す。メモリ・コントローラは、ホスト・プロセッ
サから検査コマンドを受け取ると、図8に示したステッ
プを含む、内部のROMまたはシステム(図1に示すレ
ベルのもの)によって用意された初期検査プログラムを
実行する。
【0057】まず、チップ全体を消去し(ステップ8
0)、その後にデータ・エリアを検査する。セクタ1に
ついて、そのデータ・エリアのすべてのブロックを検査
する(ステップ81)。具体的には、すべてのブロック
のメモリ・セルに対して、試験データの書込と読取を行
う。一つでも不良のセルがあれば、それを含むブロック
は不良とされる。
【0058】ここで図5を参照すると、セクタ内でのメ
モリ・セルのアドレスはアドレスBとして与えられる。
今、アドレスBの長さをMビットとし、一つのブロック
に含まれるセルの数を2のK乗個とすると、あるメモリ
・セルを含むブロックの番号は、そのセルの上位M−K
ビットとして与えられる。
【0059】データ・エリアに不良ブロックが発見され
た場合、その数と予備ブロックの数が比較される(ステ
ップ82、83)。等しいか少ない場合、不良ブロック
番号を同一ワード線上にあるタグ・エリアの不良ブロッ
ク番号格納領域に登録する。この際、不良レギュラー・
ブロックに対しては、不良でない予備ブロックを割当
て、その番号を交換ブロック番号格納領域に登録する
(ステップ84、85)。図6の例で、データ・エリア
の7番ブロックが不良であると認定され、そのための交
換ブロックとしてN+r番が割り当てられるとすると、
不良情報領域0番の不良ブロック番号格納領域に7、交
換ブロック番号格納領域にrがそれぞれ書き込まれる。
【0060】不良ブロック数が予備ブロックの個数を越
えた場合には、そのワード線上のデータ・エリアは使用
不能である旨を登録するため、タグ・エリアに回復不能
なECCエラーが発生するようなデータまたは特別な値
(例えばすべて論理0とする)を書き込む(ステップ8
4、86)。
【0061】データ・エリアを検査した後、同一ワード
線上にある不良情報領域全体に対してECCを生成し、
これをECC格納領域に書き込む(ステップ87)。ス
テップ82〜87は、すべてのセクタについて繰り返さ
れる(ステップ88、89)。
【0062】図9は、プロテクト・モードのデータ書込
操作のステップを示す。ホスト・プロセッサから書込コ
マンドを受け取ったメモリ・コントローラは、メモリ・
チップの動作電圧を設定する前に、その書込コマンドで
指定されたセクタのタグ・エリアの情報を読み取り、必
要に応じてECCによりタグ・データの訂正を行ないな
がら、不良ブロック番号を抽出する(ステップ91)。
次いで、データ・バッファのレギュラー・ブロックに対
応する領域に入出力バッファのデータをセットする(ス
テップ92)。一つ以上のレギュラー・ブロックが不良
で、データ位置の交換が必要ならば、データ・バッファ
の交換ブロックに対応する領域にデータをセットする
(ステップ93、94)。データ・エリアに書き込むデ
ータのセットが終わると、データ・バッファのタグ・エ
リアに対応する領域に、論理1を書き込む(ステップ9
5)。データ・バッファへのデータのセットがすべて済
んだ後、書込コマンドの指示するステータスおよびアド
レスにしたがって、メモリ・チップの動作電圧を表7に
示す通りに設定する(ステップ96)。
【0063】書込後、不良ブロックとして登録されてい
ないレギュラー・ブロックに対してプログラム・ベリフ
ァイを行う(ステップ97)。所定回数ベリファイを行
った後もエラーが発生する場合は、そのワード線上のデ
ータ・エリアは今後使用不能であるとし、その旨を登録
するためタグ・エリアに回復不能なECCエラーが発生
するようなデータまたは特別な値を書き込む(例えばす
べて論理0とする)。この場合には新たなワード線を選
択しデータ書込処理を初めからやり直す。
【0064】図10は、データ読取操作のステップを示
す。ホスト・プロセッサから読取コマンドを受け取った
メモリ・コントローラは、メモリ・チップの動作電圧を
表8に示す通りに設定して、データ・バッファに1セク
タ分のデータ、つまりデータ・エリアとタグ・エリアの
データを読み出す(ステップ101)。次に、データ・
バッファからタグ・エリアの情報を読み取り、必要に応
じてECCによりタグ・データの訂正を行ないながら、
不良ブロック番号を抽出する(ステップ102)。一つ
以上のレギュラー・ブロックが不良で、データ位置の交
換が必要ならば、データ・バッファ上で、交換ブロック
のデータを、対応する不良レギュラー・ブロックの位置
に置き換える(ステップ103、104)。データ位置
の交換が終わった後、データ・バッファのレギュラー・
ブロックに対応する領域のデータを読み出す(ステップ
105)。
【0065】図11は、プロテクト・モードの消去操作
のステップを示す。ホスト・プロセッサからプロテクト
・モードの消去コマンドを受け取ったメモリ・コントロ
ーラは、まず、ROMに記憶されているデータ・エリア
の初期設定プログラムを実行する(ステップ111)。
次に、消去すべき領域のワード線の電圧を0Vにする
(ステップ112)。その後、タグ・エリアをプロテク
ト・モードにしてから、データ・エリアを消去モードに
する(ステップ113、114)。その後、図9のステ
ップ97と同様のベリファイを行う(ステップ11
5)。消去操作ではある領域のメモリ・セルがすべて消
去されるから、不良情報や交換情報は用いられない。
【0066】メモリ・セルの構造によっては、消去する
前に、すべてのセルを論理0にしなければならない。そ
のようなセルを用いるときには、消去に先立ってすべて
のセルを論理0にする操作(リプログラム)を行う。ス
テップ61ではそのような操作が実行される。
【0067】以上がメモリ・チップに対する主要な操作
である。その他に、メモリ・チップを含むシステム(図
1に示すレベルのもの)がデータに対してECCを付加
していて、システム・レベルでのECCエラーが発生し
た場合、それまでそのデータを記憶していたデータ・エ
リアは今後使用不能であるとし、その旨を登録するた
め、ワード線を共有するタグ・エリアに回復不能なEC
Cエラーが発生するようなデータまたは特別な値を書き
込む(例えばすべて論理0にする)。この場合には新た
なワード線を選択し、そこに正しいデータを書き込む。
【0068】半導体外部記憶システムとしてフラッシュ
・メモリを用いる時、セクタ毎に有効・無効などの情報
を記憶するセクタ管理情報テーブルが設けられる。本発
明のフラッシュ・メモリでは、初期設定(フォーマッ
ト)時および一括消去単位消去後のセクタ管理情報構築
時に、関連するすべてのワード線上にあるタグ・エリア
を走査し、ECCエラーが発生したタグ・エリアとワー
ド線を共有するデータ・エリアを使用不能とし、その他
のデータ・エリアを使用中セクタとしてセクタ管理情報
テーブルに登録する。
【0069】以上、本発明を特定の実施例に即して説明
したが、これに限られることなく、本発明は様々な形態
で実施することができる。例えば、実施例のフラッシュ
・メモリはNAND型としたが、本発明は、NOR型に
も応用できる。NOR型の場合でも、データ・エリアと
タグ・エリアでウェルを分け、それらウェルに異なる電
圧をかけることによって、データ・エリアのみの一括消
去を行う。
【0070】また、タグ・エリアに交換ブロック番号格
納領域を設けず、不良ブロック番号のみを登録する方法
もある。その場合、不良ブロックの隣のブロック(ブロ
ック番号が一つ上のブロック)を交換ブロックとして用
いる。したがって、データ書込時には、不良ブロックを
飛び越しながらブロックごとにプログラムを行なう。ま
た、データ読取時には、不良ブロックを飛び越しながら
ブロックごとにデータ・バッファにデータを読み出し、
I/Oバスに転送する。
【0071】本発明によりもたらされる利点をまとめる
と、次のようになる。
【0072】(1)すべてのワード線はそのワード線専
用の冗長ブロック(図6の予備ブロック61)を持って
いるため、不良メモリ・セルの救済効率が大幅に向上す
る。即ち、すべてのワード線が予備のワード線を一本持
っている場合に匹敵する程度の救済効率が期待される。
【0073】(2)データ・エリアとタグ・エリアはワ
ード線を共有しているので、データ・エリアが活性化す
るのと同時にタグ・エリアも活性化する。つまり、冗長
ブロックを有効化するためのアドレス変換回路を必要と
しない。したがって、大きな救済効率の割にチップ面積
に対する影響が非常に少ない。
【0074】(3)データ・エリアにある不良メモリ・
セルの救済のためにデータ・エリア自身にECCをかけ
るのではなく、データ量の少ない不良情報領域にのみE
CCをかけるので、ECCの量が相対的に少なくてす
み、かつ、ECCに関わる処理時間が少なくてすむ。
【0075】(4)データ・エリアとタグ・エリアとが
ワード線を共有するので、一連のタグとデータの連続ア
クセスをいわゆるページ・モードによって行うことがで
きる。したがって、高速アクセスが可能である。
【0076】(5)データ・エリアとタグ・エリアとが
物理的に結合されているので、両エリアの関連付けを行
うためのオーバーヘッド処理が不要である。
【0077】(6)一括消去型不揮発性半導体記憶装置
を外部記憶システムで用いる時に、これからの一つの方
向であると思われるシリアルI/Oとの整合性がよい。
【0078】(7)タグ・エリアを冗長構成の一部とし
て使うのみではなく、外部記憶システムのセクタ管理情
報の記憶に用いることができる。そのような用い方をし
た場合、システム管理が安全かつ容易である。即ち、デ
ータ・エリア一括消去時にもタグ・エリアは消去されな
いので、セクタ管理情報を他の記憶装置上に複写してお
く必要がなく、かつ、不意の電源断に対する耐性が強
い。
【0079】また、タグ・エリアがセクタ管理情報の一
部を保持するので、外部記憶システムの要素として一括
消去型不揮発性半導体メモリを使用する場合、各メモリ
に含まれる有効ビット数をすべて揃えておく必要がな
い。即ち、4メガ・チップといえども、4メガ・ビット
が正確に存在する必要はなく、多少の増減が許される。
差は外部記憶システムに含まれる冗長セクタが吸収す
る。したがって、生産チップの有効利用を図ることがで
きる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一括消去型不揮発性半導体記憶装置の不良を効率よく救
済することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体外部記憶システムを組み込んだ
コンピュータ・システムの一例を示す図である。
【図2】本発明の半導体外部記憶システムのハードウェ
ア構成の一例を示す図である。
【図3】本発明の実施例になるフラッシュ・メモリ・チ
ップの構成の概要を示す図である。
【図4】メモリ・セル・アレイのワード線方向の模式的
な断面図である。
【図5】メモリ・コントローラとフラッシュ・メモリ・
チップの回路を示す図である。
【図6】データ・エリアの論理分割の一例を示す図であ
る。
【図7】タグ・エリアの論理分割の一例を示す図であ
る。
【図8】チップ製造後の初期検査のステップを示すフロ
ー・チャートである。
【図9】プロテクト・モードのデータ書込操作のステッ
プを示すフロー・チャートである。
【図10】データ読取操作のステップを示すフロー・チ
ャートである。
【図11】プロテクト・モードの消去操作のステップを
示すフロー・チャートである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/788 29/792 (72)発明者 豊岡 孝資 東京都千代田区三番町5−19 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究 所内 (72)発明者 佐藤 証 東京都千代田区三番町5−19 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究 所内 (72)発明者 坂上 好功 東京都千代田区三番町5−19 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究 所内 (56)参考文献 特開 平2−3182(JP,A) 特開 平5−174588(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワード線とビット線とによって動作電圧が
    設定されるメモリ・セルのアレイからなる一括消去可能
    な不揮発性半導体記憶装置であって、 ワード線を共有するメモリ・セルを第1の群と第2の群
    に物理的に分け、さらに第1の群のメモリ・セルをそれ
    ぞれが複数個のメモリ・セルからなる複数個のブロック
    に論理的に分け、それらブロックにはデータ記憶に通常
    使用するレギュラー・ブロックと交換用の予備ブロック
    とがあり、第2の群のメモリ・セルを使って、不良レギ
    ュラー・ブロックおよびそれに代えて使用する予備ブロ
    ックを識別するためのデータを記憶する、半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】上記不良ブロックと予備ブロックの識別に
    関するデータに対して発生されたECCを上記第2の群
    のメモリ・セルを使って記憶する、請求項1の半導体記
    憶装置。
  3. 【請求項3】バスを介してホスト・プロセッサに接続さ
    れる外部記憶システムであって、 上記外部記憶システムは、 メモリ・セルのアレイを、ウェルを分けることによって
    第1のエリアと第2のエリアとに物理的に分割し、ワー
    ド線を共有しつつ、それぞれのエリアを別々に一括消去
    できるように構成した一括消去可能な不揮発性半導体記
    憶装置と、 上記半導体記憶装置に対する制御を行うコントローラと
    を備え、 一つのワード線を共有する第1および第2のエリアは一
    つの論理単位を構成し、 上記論理単位内において、第2のエリアは第1のエリア
    にある不良メモリ・セルの情報を保持し、 上記コントローラは、上記第2のエリアの情報に基づい
    て、不良メモリ・セルの使用を回避しながら、上記第1
    のエリアに対するデータの書込または読取を行うことを
    特徴とする外部記憶システム。
  4. 【請求項4】ホスト・プロセッサと、外部記憶システム
    と、該プロセッサと該外部記憶システムの間でコマンド
    およびデータを転送するためのバスとを含むコンピュー
    タ・システムにおいて、 上記外部記憶システムは、メモリ・セルのアレイを、ウ
    ェルを分けることによって第1のエリアと第2のエリア
    とに物理的に分割し、ワード線を共有しつつ、それぞれ
    のエリアを別々に一括消去できるように構成した一括消
    去可能な不揮発性半導体記憶装置と、該半導体記憶装置
    に対する制御を行うコントローラとを備え、 一つのワード線を共有する第1および第2のエリアは一
    つの論理単位を構成し、 上記論理単位内において、第2のエリアは第1のエリア
    にある不良メモリ・セルの情報を保持し、 上記コントローラは、上記ホスト・プロセッサからのコ
    マンドに応答して、上記第2のエリアの情報に基づいて
    不良メモリ・セルの使用を回避しながら、上記第1のエ
    リアに対するデータの書込または読取を行うことを特徴
    とするコンピュータ・システム。
  5. 【請求項5】メモリ・セルのアレイを、第1のエリアと
    第2のエリアとに物理的に分割し、ワード線を共有しつ
    つ、それぞれのエリアを別々に一括消去できるように構
    成した、一括消去可能な不揮発性半導体記憶装置の検査
    方法であって、 一つのワード線上の第1のエリアにおける不良メモリ・
    セルの有無を調べる検査をし、 上記ワード線を共有する第2のエリアに、不良情報とこ
    の不良情報に対して生成されたECCとをプログラムす
    るステップを含む検査方法。
  6. 【請求項6】上記第1のエリアのメモリ・セルは、それ
    ぞれが複数個のメモリ・セルからなる複数個のブロック
    に論理的に分かれており、上記不良情報は、不良メモリ
    ・セルを含むブロックを識別するためのデータである、
    請求項5記載の検査方法。
  7. 【請求項7】メモリ・セルのアレイを、第1のエリアと
    第2のエリアとに物理的に分割し、ワード線を共有しつ
    つ、それぞれのエリアを別々に一括消去できるように構
    成し、かつ一つのワード線を共有する第1および第2の
    エリアは一つの論理単位を構成する、そのような一括消
    去可能な不揮発性半導体記憶装置の不良メモリ・セル使
    用回避方法であって、 上記論理単位内において、第2のエリアに第1のエリア
    にある不良メモリ・セルの情報を保持し、 ホスト・プロセッサからのコマンドに応答して、該当す
    る論理単位に含まれる上記第2のエリアの情報に基づい
    て、不良メモリ・セルの使用を回避しながら、上記第1
    のエリアに対するデータの書込または読取を行うステッ
    プを含む、不良メモリ・セル使用回避方法。
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