JP2647302B2 - 耐水素誘起割れ性の優れた高強度鋼板の製造方法 - Google Patents

耐水素誘起割れ性の優れた高強度鋼板の製造方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐水素誘起割れ(HI
C)性の優れたパイプライン用高強度鋼板(米国石油協
会(API)規格X80級以上の強度、厚み40mm以
下)の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】寒冷地、オフショアーにおける原油、天
然ガス輸送用大径ラインパイプに対しては高強度ととも
に優れた低温靭性、現地溶接性が要求されるが、海水の
注入による原油・ガス井戸のサワー化や劣質資源の開発
にともなって水素誘起割れ(HIC)に対する優れた抵
抗も同時に求められるようになった。一方最近、薄肉化
による鋼材使用量の低減、現地溶接施工の向上などを目
的としてアメリカ石油協会(API)規格5L−X80
(引張強さ620MPa 以上)の超高強度鋼管の使用が増
加してきた。その結果、X80の高強度と優れた耐HI
C性が要求されるケースが次第に増えつつある。
【0003】従来、優れた耐HIC性を有するサワーラ
インパイプは、鋼の高純化、介在物の低減、硫化物
系介在物のCa添加による形態制御、連続鋳造時の軽
圧下や加速冷却による中心偏析の改善、などの技術の総
合化によって製造されてきた(たとえば特公昭63−0
013695号、特開昭62−112722号公報)。
しかし、X80のような高強度鋼管を従来技術のみによ
って製造することはできない。そのもっとも大きな理由
は高強度鋼では、必然的に合金元素量、とくにMn量
(通常X80では1.8〜2.0%添加される)が多く
なる結果、連続鋳造スラブの中心偏析帯に偏析、硬化組
織を生成して耐HIC性を著しく劣化させるからであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は耐HIC性、
耐硫化物応力腐食割れ(SSC)性の優れたAPI規格
5L−X80級以上の強度を有する鋼板の製造法を提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は重量%
で、C:0.02〜0.08、Si:0.6以下、M
n:1.00〜1.40、P:0.010以下、S:
0.0015以下、Nb:0.01〜0.06、Cr:
0.10〜0.50、Mo:0.10〜0.30、T
i:0.005〜0.025、Al:0.06以下、C
a:0.001〜0.005、N:0.001〜0.0
05、O:0.003以下に必要に応じて、さらにV:
0.01〜0.10、Ni:0.05〜0.50、C
u:0.05〜0.50の1種または2種以上を含有さ
せ、かつ0.5≦〔Ca〕(1−124〔O〕)/1.
25〔S〕≦7.0を満足する残部が鉄および不可避的
不純物からなる鋼を1100℃〜1280℃の温度範囲
に加熱して、950℃以下の累積圧下量60%以上、圧
延終了温度680℃〜900℃で圧延を行なった後、冷
却速度3〜40℃/秒で350℃〜600℃まで水冷、
その後放冷し、引張強さ620MPa 以上を有すること
特徴とする耐水素誘起割れ性の優れた高強度鋼板の製造
方法である。
【0006】以下、本発明について詳細に説明する。高
強度、優れた低温靭性、現地溶接性とともに優れた耐H
IC性を得るためには、まず第1に鋼の化学成分を限定
する必要がある。このためC,Mn量を従来のX80鋼
よりも大幅に低減し、その代替としてCr,Moを複合
添加した。この理由は連続鋳造(CC)スラブの中心偏
析を改善し、HICの発生・伝播を防止するためであ
る。
【0007】X80鋼のような高強度鋼では必然的にM
n量が高くなるが、MnはPなどとともにCCスラブの
中心偏析帯に偏析し、硬化組織の生成を助長して耐HI
C性を著しく低下させる。これを防止するため、Mn量
の上限は1.40%としなければならない。Mn量の下
限1.0%は強度・靭性を確保するための最小量であ
る。
【0008】またC量の低減はMn,Pの中心偏析を軽
減するとともに、中心偏析帯に生成する硬化組織の絶対
量を低減し、硬化組織の微細化にも有効である。このた
め上限を0.08%に限定した。C量の低減はCr,M
oを複合添加する本発明鋼において、母材および溶接熱
影響部(HAZ)の低温靭性や現地溶接性の改善の上で
も必須である。C量の下限0.02%は母材・溶接部の
強度を確保するための最小量である。
【0009】C,Mn量の低減はCCスラブの中心偏析
改善に大きな効果がある。しかし、このような低C,M
n量ではX80のような高強度を得ることはできない。
そこで本発明者らは鋭意研究の結果、Cr,Moの複合
添加が極めて有効であることを発明した。
【0010】CrはCCスラブにおいても中心偏析し難
く、かつ制御圧延・加速冷却プロセスにおいて低C−低
Mn鋼の高強度に有効で、しかも低温靭性や現地溶接性
を損なわないことが明らかになった。またMoは低C−
低Mn鋼における中心偏析帯の組織の均一化(硬化組織
の微細分散化)に大きな効果を有し、耐HIC性を改善
することがわかった。Cr,Mo複合添加による優れた
相乗効果を得るためには、Cr,Moはそれぞれ0.1
0%が最低必要である。しかし、添加量が多過ぎるとH
AZ靭性、現地溶接性に有害であり、Cr,Mo量はそ
れぞれ0.50%,0.30%を上限としなければなら
ない。
【0011】本発明鋼は必須の元素としてNb:0.0
1〜0.06%、Ti:0.005〜0.025%を含
有する。Nbは制御圧延における結晶粒の微細化や析出
硬化に寄与し、鋼を強靭化する。またTi添加は微細な
TiNを形成し、スラブ加熱時、溶接時のγ粒粗大化を
抑制して母材靭性、HAZ靭性の改善に効果がある。C
rを添加すると制御圧延鋼においてもシャルピー衝撃試
験などの破面にセパレーションが発生しにくくなり、低
温靭性の劣化をきたすので、とくに本発明鋼では、低温
靭性確保の観点からNb,Ti添加は必須であることが
わかった。Nb,Ti量の下限は、これらの元素がその
効果を発揮するための最小量であり、その上限はHAZ
靭性や現地溶接性を劣化させない添加量の限界である。
【0012】つぎに、その他元素の限定理由について説
明する。Siは多く添加すると現地溶接性、HAZ靭性
を劣化させるため、その上限を0.6%とした。鋼の脱
酸はAl,Tiのみでも十分であり、Siは必ずしも添
加する必要はない。
【0013】本発明鋼においては不純物であるP,Sを
それぞれ0.010%,0.0015%以下とし、かつ
Caを添加して、0.5≦〔Ca〕(1−124
〔O〕)/1.25〔S〕≦7.0とする。PはCCス
ラブの中心偏析を助長し、硬化組織を形成してHICの
発生・伝播を容易にするため、P量は0.010%以下
に限定した。
【0014】またSはMnS系介在物を形成し、MnS
は圧延で伸長してHICの発生起点となる。これを防止
するには介在物の絶対量を低減するとともに硫化物の形
態を制御して圧延で制御し難いCaSとしなければなら
ない。
【0015】そこでS量は0.0015%以下(望まし
くは0.0010%以下)とし、Caを0.001〜
0.005%添加した。Caによる硫化物の形態制御を
十分に行なうため、ESSP=〔Ca〕(1−124
〔O〕)/1.25〔S〕≧0.5とした。しかもES
SPが大きすぎると、Ca系介在物が増加、HICの発
生起点となるので、その上限を7.0とした。
【0016】上記に関連してO量を0.003%以下に
限定した。これはHICの起点となる酸化物系介在物を
低減するとともに少ないCa量で硫化物の形態制御を行
なうためである。
【0017】Alは脱酸元素として鋼に含まれる元素で
あるが、脱酸はTiあるいはSiでも可能であり、必ず
しも添加する必要はない。Al量が0.06%以上にな
るとAl系非金属介在物が増加して鋼の清浄度を害する
ので、その上限を0.06%とした。
【0018】NはTiNを形成しスラブ再加熱時や溶接
時のγ粒の粗大化抑制を通じて母材、HAZ靭性を向上
させる。このために必要な最小量は0.001%であ
る。しかし多過ぎるとスラブ表面疵や固溶NによるHA
Z靭性劣化の原因となるので、その上限は0.005%
以下に抑える必要がある。
【0019】つぎにV,Ni,Cuを添加する理由につ
いて説明する。基本となる成分に、さらにこれらの元素
を添加する主たる目的は本発明鋼の優れた特徴を損なう
ことなく、強度・靭性などの特性向上をはかるためであ
る。したがって、その添加量は自ら制限される性質のも
のである。
【0020】VはほぼNbと同様な効果を有し、ミクロ
組織の微細化による低温靭性の向上や焼入性の増大、析
出硬化による高強度化などに効果がある。その効果を発
揮するための最小量は、0.01%である。しかし、添
加量が多過ぎると現地溶接性やHAZ靭性の劣化を招く
ので、その上限を0.10%とした。
【0021】Niは現地溶接性、HAZ靭性に悪影響を
およぼすことなく、強度、靭性をともに向上させるほ
か、Cu添加時の熱間割れ防止にも効果がある。その効
果を発揮するための最小量は、0.05%である。しか
し0.5%を超えると経済性の点で好ましくないため、
その上限を0.5%とした。
【0022】Cuは耐食性、耐HIC性にも効果があ
る。その効果を発揮するための最小量は、0.05%で
ある。しかし、0.5%を超えると熱間圧延時にCu−
クラックが生じ、製造が困難になる。このため上限を
0.5%とした。
【0023】上記のようなCr添加鋼において母材の低
温靭性を改善するためには、さらに製造法が適切でなけ
ればならない。このため鋼(スラブ)の再加熱、圧延、
冷却条件を限定する必要がある。まず再加熱温度を11
00〜1280℃の範囲に限定する。再加熱温度はNb
析出物を固溶させ、かつ圧延終了温度を確保するために
1100℃以上としなければならない(望ましくは11
50〜1200℃である)。しかし再加熱熱温度が12
80℃以上では、γ粒が著しく粗大化し圧延によっても
完全に微細化できないため、優れた低温靭性が得られな
い。このため再加熱温度を1280℃以下とした。
【0024】さらに950℃以下の累積圧下量を60%
以上、圧延終了温度を680〜900℃としなければな
らない。これは再結晶域圧延で微細化したγ粒を低温圧
延によって延伸化し、フェライト粒径の徹底的な微細化
をはかって低温靭性を改善するためである。累積圧下量
が60%未満ではγ組織の伸延化が不十分で、微細なフ
ェライト粒が得られない。また圧延終了温度が900℃
以上では、たとえ累積圧下量が60%以上でも微細なフ
ェライト粒は達成できない。しかし圧延終了温度が低下
し過ぎると過度の(γ+α)2相域圧延となり、低温靭
性の劣化を招くので、圧延終了温度の下限を680℃と
した。
【0025】圧延後、鋼板を加速冷却することが必須で
ある。加速冷却は中心偏析帯を含めたミクロ組織の改善
に有効で、靭性を損なわずに強度の増加、耐HIC性の
向上を可能にする。加速冷却の条件として圧延後、ただ
ちに冷却速度3〜40℃/sec で350℃以上600℃
以下の温度まで冷却、その後空冷しなければならない。
冷却速度が遅すぎたり、冷却停止温度が高すぎると加速
冷却の効果が十分に得られず、適正なミクロ組織を得る
ことができない。一方、冷却速度が大きすぎたり、停止
温度が低すぎると硬化組織が生成して低温靭性や耐HI
C性が大幅に劣化する。
【0026】なお、この鋼を製造後、焼戻、脱水素など
の目的でAc1 点以下の温度で再加熱処理しても本発明
の特徴を損なうものではない。また省エネルギーなどを
目的としてCCスラブを加熱炉にホットチャージ、圧延
してもよい。
【0027】本発明は厚板ミルに適用することがもっと
も好ましいが、ホットコイルにも適用できる。また、こ
の方法で製造した鋼板は低温靭性、現地溶接性も優れて
いるので、寒冷地におけるパイプラインのほか圧力容器
などにも適する。
【0028】
【実施例】転炉−連続鋳造−厚板工程で種々の鋼成分の
鋼板(厚み12〜30mm)を製造し、その強度、低温靭
性、HAZ靭性および耐HIC性を調査した。表1に実
施例を示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】本発明法にしたがって製造した鋼板(本発
明鋼)はすべて良好な特性を有する。これに対して本発
明によらない比較鋼は、強度、低温靭性、HAZ靭性、
耐HIC性のいずれかが劣る。
【0032】比較鋼7〜14において、鋼7,8および
9はそれぞれC量、Mn,Mo量あるいはCr量が高す
ぎるために、HAZ靭性、耐HIC性がともに劣る。比
較鋼10はS量が多く、かつESSPが小さいために、
耐HIC性が劣る。比較鋼11〜14は成分は本発明鋼
と同様であるが、製造条件が適当でないために、母材強
度、靭性あるいは耐HIC性が劣る。鋼11は圧延後の
冷却速度が遅すぎ、鋼12はスラブの再加熱温度が低
く、鋼13は水冷停止温度が高く、鋼14は950℃以
下の累積圧下量が小さい。
【0033】
【発明の効果】本発明により、耐HIC性の優れた超高
強度X80鋼を安価に大量生産することが可能となっ
た。その結果、現場での溶接施工能率やパイプラインの
安全性が著しく向上した。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−236420(JP,A) 特開 平3−64414(JP,A) 特開 昭63−243221(JP,A) 日本鋼管技報No.110(1985)松本, 赤尾,平,有方,新倉,長縄P.39〜46 製鉄研究第340号(1991)為広,西岡, 尾形,川田P.16〜21

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、 C :0.02〜0.08、 Si:0.6以下、 Mn:1.00〜1.40、 P :0.010以下、 S :0.0015以下、 Nb:0.01〜0.06、 Cr:0.10〜0.50、 Mo:0.10〜0.30、 Ti:0.005〜0.025、 Al:0.06以下、 Ca:0.001〜0.005、 N :0.001〜0.005、 O :0.003以下 に必要に応じて、さらに V :0.01〜0.10、 Ni:0.05〜0.50、 Cu:0.05〜0.50 の1種または2種以上を含有し、かつ0.5≦〔Ca〕
    (1−124〔O〕)/1.25〔S〕≦7.0を満足
    する残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼を110
    0℃〜1280℃の温度範囲に加熱して、950℃以下
    の累積圧下量60%以上、圧延終了温度680℃〜90
    0℃で圧延を行なった後、冷却速度3〜40℃/秒で3
    50℃〜600℃まで水冷、その後放冷し、引張強さ6
    20MPa 以上を有することを特徴とする耐水素誘起割れ
    性の優れた高強度鋼板の製造方法。
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