JP2646194B2 - 中空ガラス容器の成形機 - Google Patents

中空ガラス容器の成形機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回し吹き成形法による
中空ガラス容器の成形機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回し吹き成形法で製造されるガラスコッ
プ等の中空ガラス容器の成形手段として、粗型に投入さ
れたゴブをプランジャーでプレスしてパリソンを作り、
その後、仕上型でエアーブローにより仕上げ成形するプ
レスアンドブロー方式がある。この方式による代表的な
成形機として、H28マシンがよく知られている。H2
8マシンでは、プランジャー、粗型、口型、仕上型、底
型等により構成された独立したユニットを複数個(例え
ば、12、18)1つの円周上に等分に配置して1台の
成形機としている。この方式では成形機全体が回転しな
がら一定の1ヵ所の位置で各ユニットがゴブの供給を受
け、パリソン成形、仕上げ成形の順に成形工程が進み成
形機全体の1回転が終了する直前の位置で成形が完了
し、成形された容器が成形機外に取り出され、1回転し
元の位置に戻ると、再びゴブが供給され次の成形サイク
ルが始められる。この方式では、1つの円周上に配置さ
れたすべてのユニットで、各々独立して同じ成形サイク
ルで成形が行われる。従って、成形機全体が1回転する
ことで、各々のユニットの成形サイクルが終了すること
になり、成形機全体の1回転で、円周上に配置されたユ
ニットの数だけの容器の成形が完了することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の回し吹き成形機
のほとんどは、H28マシンと同様に成形に必要な金型
と機械要素を備えたユニットを1つの円周上に等分に配
置して1台の機械を構成し、その機械全体が回転する方
式のものである。この方式の成形機では、機械の調整、
金型の取り替え等の作業を、全体が回転している機械に
対して行うことになり、常に危険の伴う作業を余儀なく
されるという問題がある。また、当然、機械の回転が上
がるほど、その危険性は増大することになり、生産性の
向上にも限界がある。生産性の低い理由は、作業の危険
性に因ること以外に成形サイクルに起因する根本的なも
のがある。
【0004】以下、図8〜1に従って具体的に説明す
る。図8〜13に示すH28マシンの成形サイクルで
は、粗型27へゴブ28が投入された時点から成形サイ
クルが始まるとして、次に、プランジャー29が下降
し、同時に粗型27が上昇しゴブ28をプレスしパリソ
ン34が成形される。次に、プランジャー29が上昇
し、粗型27が下降し、パリソン34はその口部分34
aを口型30aに保持され、懸垂された状態となる。仕
上型31、底型32が閉じ、口型30aが回転を開始
し、口型30aの上部からブローヘッド33により仕上
げブローされ、仕上げ成形される。仕上げ成形完了後、
仕上型31、底型32が開き、続いて口型30aが開
き、成形された容器35は、テークアウト機構38によ
り成形機外に取り出され、1成形サイクルが終了する。
【0005】図8〜13からわかるように、この成形サ
イクルでは、粗型27、プランジャー29でパリソン3
4が成形される工程では、仕上型31、底型32、ブロ
ーヘッド33等は成形作業には供されず、単に、待機の
状態にある。同様に仕上型等で仕上げ成形が行われる工
程では粗型27、プランジャー29は成形作業には供さ
れず待機の状態にある。
【0006】図14にこの成形サイクルのタイミングチ
ャートを示す。1サイクルの時間をT、粗型及びプラン
ジャーがパリソンの成形作業を行っている時間を、各々
t1、t2、仕上型が仕上げ成形作業を行っている時間
をt3とすると、粗型及びプランジャーが成形作業に供
される時間t1、t2は1サイクルの総時間Tのせいぜ
い1/6程度であり、同様に、仕上型が仕上げ作業に供
される時間t3もTのせいぜい1/3程度である。つま
り、口型以外の粗型、プランジャー、仕上型等は成形サ
イクルの時間のうち、2/3以上の時間は、成形作業に
供されず、いわば遊び時間となっている。このことがH
28マシンの生産性が低い根本的な原因といえる。
【0007】以上のごとく、H28マシンに代表される
従来の回し吹き成形機には操作面での危険性と生産性の
低さという二つの大きな問題がある。本発明は、上記問
題点に鑑みなされたもので、操作の安全性と高い生産性
の両方を達成する回し吹き成形による中空ガラス容器の
成形機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記2つの目
的を達成するため、まず、図14のタイミングチャート
に示される、粗型、プランジャー、仕上型の作業負荷時
間の割合の低さに注目し、図15に示す、従来とは異な
る成形サイクルの実現を図ることとした。この成形サイ
クルでは、第1のゴブが粗型に投入され、粗型、プラン
ジャーで第1のパリソンが成形され、次に、第1のパリ
ソンは仕上型で仕上げ成形をされる。ここまでは従来の
成形サイクルと同じであるが、従来と異なり、1サイク
ルの中間時点で、第2のゴブが粗型に供給され、第1の
パリソンの仕上げ成形が終了すると同時に第2のパリソ
ンの成形が終了し、次に第2のパリソンは仕上型で仕上
げ成形される。つまり、この成形サイクルでは、従来の
1成形サイクルの中間時点で第2の成形サイクルが始ま
り、2つの成形サイクルがTの1/2の時間差で同時に
平行して進行する。従って見掛け上、従来の1/2の時
間で1成形サイクルが終了することになり、大幅な生産
性の向上が可能となる。
【0009】また、図14のタイミングチャートに示さ
れるように、粗型、プランジャー、仕上型の作業負荷時
間が1成形サイクル時間の1/3以下であるのに対し、
口型の作業負荷時間は、粗型の作業負荷の開始時点か
ら、仕上型の作業負荷の終了するまで通して続いてお
り、1成形サイクル時間の1/2を大きく上回っている
ことから、図15の成形サイクルを実現するためには、
第1の成形サイクルと、第2の成形サイクルの各々に、
別の口型が必要になる。このため本発明では、金型の構
成を粗型、プランジャー、仕上型の数1に対し、口型を
2の比とした。
【0010】また、成形されたパリソンを、粗型とプラ
ンジャーでのパリソン成形部分から、仕上型部分へ移送
する必要がある。このため本発明では、まず、成形機を
パリソン成形部分、仕上げ成形部分に分け、さらに、仕
上げ成形が終わった容器の冷却部分の3部分から構成
し、かつ、これらの3部分をパリソン成形部分、仕上げ
成形部分、冷却部分の順に水平に、かつ、直線上に配置
し、例えば、粗型、プランジャー、仕上型が1、口型が
2の比の構成とした場合、2つの口型は各々パリソン成
形部分、仕上げ成形部分、冷却部分の順に循環移動する
機構とした。
【0011】以上すべての機構を有するものを1ユニッ
トとし、このユニットを複数個ゴブ供給装置を中心とし
て、直線上、又は、扇状に配置集合し、1台の成形機と
することができる。そして、この複数のユニットが集合
された成形機は、従来の成形機と異なり、ゴブ供給装置
から各ユニットに順にゴブを分配するゴブ分配装置を備
えることで、成形機全体は不動とし、操作面での安全性
を実現する。
【0012】
【作用】従来のほとんどの成形機では、成形に必要な金
型、機械要素を備えた複数のユニットを1つの円周上に
等分に配置し、その全体で1台の成形機とし、成形機全
体が回転する方式のものであるのに対し、本発明の成形
機は、成形に必要な金型、機械要素を備え、独立して稼
働可能なユニットを複数個集合して構成され、成形機全
体は不動とする。このことにより、機械の調整、金型の
取り替え等の作業は各ユニットごとに各々の機械要素の
作動を停止して行うことができる。また、成形機全体は
不動であるため、これらの作業の安全性は格段に向上す
る。
【0013】従来の成形機では、機械全体が回転し、全
体の1回転が成形の1サイクルとなっている。この機構
では図15に示す従来と異なる成形サイクルを適用する
ことは困難である。なぜなら、図15に示す成形サイク
ルでは、第1のパリソン成形が終わり、仕上げ成形工程
に移ると、第2のパリソンの成形が第1パリソンの仕上
げ成形の工程と同時に平行して進行する。つまり1サイ
クルの成形工程の中で2回のゴブの供給を受ける必要が
あり、このことは従来の成形機全体が回転し、1回転中
の一定の1ヵ所でゴブ供給装置からゴブの供給を受ける
方式では機構上困難である。本発明の成形機では、前記
独立したユニットを、ゴブ供給装置を中心に、直線上、
又は、扇状に配置集合させる。ゴブはゴブ供給装置よ
り、集合された各ユニットへゴブ分配装置により一定の
順序で供給される。この方式によれは、1つのユニット
の1成形サイクル中に2回のゴブ供給を行うことは容易
に実現でき、また、粗型、プランジャー、仕上型1に対
し、口型2の比で金型を構成すること、並びに、装置を
パリソン成形部分、仕上げ成形部分、冷却部分の3部分
に分け、これら3部分の間を口型が循環移動する機構に
より図15に示す成形サイクルを実現することができ、
飛躍的な生産性の向上ができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の中空ガラス容器成形機の1ユ
ニットの全体の概略を示すものである。この実施例では
パリソンを成形するための垂直線上に配置された粗型1
とプランジャー2、ゴブを粗型に供給するためのデフレ
クター3、及びこれらを駆動する粗型シリンダー4、プ
ランジャーシリンダー5、デフレクターシリンダー6か
ら構成されるパリソン成形部分(A)と、パリソンを仕
上げブローにより仕上げ成形するための仕上型7、底型
8、ブローヘッド9、仕上型のコルク層又はポーラスカ
ーボンに含水させるための水シャワー(図示せず)から
構成される仕上げ成形部分(B)と、仕上げ成形が終わ
ったガラス容器11を冷却するための冷却風管12、冷
却が終わり完成した容器11を成形機外に取り出すテー
クアウト機構13から構成される冷却部分(C)の3部
分と、この3部分をパリソン成形部分、仕上げ成形部
分、冷却部分の順に水平方向に移動し、次に冷却部分か
らパリソン成形部分へ復帰する動作をする2つの口型機
構14、15から構成される。図6にこの2つの口型機
構の平面図を、図7に図6中のX−X断面を示す。
【0015】図6に示すように、2つの口型機構14、
15は各々の支持軸23、24を口型の中心に対し対称
な位置に有し、図7に示すように支持軸を中心として9
0°回転し、その姿勢を水平方向から垂直に変える機構
を有するものである。
【0016】次に、本実施例での中空ガラス容器の回し
吹き成形について成形工程順に具体的に説明する。ま
ず、図1に示されるゴブ供給装置16より、ゴブ分配装
置17、デフレクター3を通し、第1のゴブ18が粗型
1に投入される。第1のゴブ18の投入が終了すると、
デフレクター3はプランジャー2の下降に干渉しないよ
うに、3aに示される位置へ移動する。その後、プラン
ジャー2が下降しゴブ18をプレスし、粗型1と口型1
4により第1のパリソン19を成形する。パリソン19
の成形が終了すると、プランジャー2は上昇、粗型1は
下降する。パリソン19はその口部分19aを口型機構
14に取り付けられた口型14aに保持された状態で、
パリソン成形部分から仕上げ成形部分へ水平に移動され
る。このとき、仕上げ成形部分にあったもう1つの口型
機構15は、口型機構14の移動と同時に冷却部分へ水
平に移動される。口型14aに保持されたパリソン19
が仕上げ成形部分へ移動すると、仕上型7、底型8が閉
じ、ブローヘッド9が下降し口型14aが回転を開始
し、ブローヘッド9により仕上げブローが行われ、パリ
ソン19は仕上げ成形される。
【0017】口型機構14が仕上げ成形部分に移動し、
仕上げ成形工程が開始されたとき、もう1つの口型機構
15は冷却部分にある。口型機構15は、口型機構14
の仕上げ成形工程が終了する以前に、図7に示すよう
に、支持軸24を中心として90°回転し、その姿勢を
垂直に変え、冷却部分からパリソン成形部分に移動す
る。姿勢を垂直に変えるのは、移動中に仕上げ成形部分
を通過するとき、仕上げ成形部分で仕上げ成形に供され
ている口型機構14と、ブローヘッド9との干渉を避け
るためである。パリソン成形部分に移動した口型機構1
5はその姿勢を水平に戻し、デフレクター3がプランジ
ャー2と粗型1の配置された垂直線上の位置へ移動し、
粗型1に第2のゴブ21が投入され、第2のパリソン2
2が成形される。このときの粗型1、プランジャー2、
デフレクター3の動作は、第1のパリソン19の成形の
場合と同じである。
【0018】第2のパリソン22の成形が終了すると同
時に、第1のパリソン19の仕上げ成形が終了し、口型
機構14は冷却部分へ、口型機構15は仕上げ成形部分
へ各々移動する。口型14aに保持され、仕上げ成形が
終わったガラス容器11は冷却部分で冷却風管12のノ
ズル12aから吹き出す冷却風で冷却される。この冷却
工程は、仕上げ成形部分での仕上げ成形工程のおよそ半
分の時間で終了し、冷却終了後、口型14aが開き、完
成したガラス容器11は口型14aから放され、テーク
アウト機構13により成形機外に取り出される。その
後、口型機構14は前記の口型機構15と同様に、支持
軸23を中心として90°回転し、その姿勢を垂直に変
え、パリソン成形部分へ復帰し、再び姿勢を水平に戻
し、次の成形が開始される。以下同じサイクルが繰り返
される。
【0019】本実施例では、1ユニットでの成形サイク
ルについて説明したが、このユニットを複数個集合させ
た成形機では、前述の成形サイクルが各ユニットごとに
一定の位相をもって繰り返される。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、成形機全体は不動であ
り、各ユニットは各々単独に機械の動作を停止させるこ
とができる。従って、金型の取り替え作業、機械の調整
作業等を安全に、かつ、確実に行うことができる。ま
た、従来の回し吹き成形機に比し大幅な生産性の向上が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略全体の側断面図であ
る。
【図2】本発明の成形工程の説明図である。
【図3】本発明の成形工程の説明図である。
【図4】本発明の成形工程の説明図である。
【図5】本発明の成形工程の説明図である。
【図6】口型機構の平面図である。
【図7】口型機構の底面図である。
【図8】従来の成形機の成形工程の説明図である。
【図9】従来の成形機の成形工程の説明図である。
【図10】従来の成形機の成形工程の説明図である。
【図11】従来の成形機の成形工程の説明図である。
【図12】従来の成形機の成形工程の説明図である。
【図13】従来の成形機の成形工程の説明図である。
【図14】従来の成形機の成形タイミングチャートであ
る。
【図15】本発明成形機の成形タイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1粗型2プランジャー3デフレクター4粗型シリンダー
5プランジャーシリンダー6デフレクターシリンダー7
仕上型8底型9ブローヘッド9aブローヘッドノズル1
1容器12風管13テークアウト機構14口型機構14
a口型14b口型リング15口型機構15a口型15b
口型リング16ゴブ供給機構17ゴブ分配機構18ゴブ
19パリソン19aパリソン口部20コンベアー21ゴ
ブ22パリソン23口型支持軸24口型支持軸25送り
ねじ26モーター27粗型28ゴブ29プランジャー3
0口型機構31仕上型32底型33ブローヘッド34パ
リソン34aパリソン口部35容器36デフレクター3
7ゴブ分配装置38テークアウト機構

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗型、プランジャー、及び口型によりパ
    リソンを成形した後、そのパリソンを仕上型内で回転さ
    せながらエアーブローで仕上げ成形するいわゆる回し吹
    き中空ガラス容器の成形機において、パリソンを成形す
    るための粗型及びプランジャー、仕上げ成形をするため
    の仕上型が各々1に対し、口部分を成形するための口型
    の数が2の比で構成され、該成形機は各口型がパリソン
    を成形するパリソン成形部分とブロー成形を行なう仕上
    げ成形部分とを循環移動する機構を備えており、仕上げ
    成形部分において第1又は第2の一方の口型を用いて仕
    上げ成形を行っているときに、パリソン成形部分におい
    て他方の口型を用いてパリソン成形を行うことで、1成
    形サイクルで2個の中空ガラス容器の成形を可能とした
    ことを特徴とする中空ガラス容器の成形機
  2. 【請求項2】 請求項1の中空ガラス容器の成形機にお
    いて、粗型、プランジャー、及び口型によりパリソンを
    成形するパリソン成形部分と、仕上型、及び口型により
    仕上げ成形する仕上げ成形部分と、成形が終了したガラ
    ス容器を冷却する冷却部分の少なくとも3部分を有し
    これらの部分がパリソン成形部分、仕上げ成形部分、
    冷却部分の順に、水平方向に、かつ、直線上に配置され
    たことを特徴とする中空ガラス容器の成形機
  3. 【請求項3】 請求項2の中空ガラス容器の成形機にお
    いて、粗型に投入されたゴブをプランジャーでプレスし
    パリソンを成形するパリソン成形部分において、各金型
    は、上方からプランジャー、口型、粗型の順に垂直に配
    置され、パリソンのプレス成形が完了すると口型が成形
    されたパリソンの口部分を保持し、パリソンを垂直な姿
    勢に保ったまま、パリソン成形部分から、仕上げ成形部
    分へ水平方向に移動し、仕上げ成形部分で仕上げ成形終
    了後、成形された中空ガラス容器を保持したまま、更
    に、冷却部分まで水平方向に移動し、冷却部分での工程
    が終了すると、成形された容器を放し、その後、冷却部
    分からパリソン成形部分へ逆移動することを特徴とする
    中空ガラス容器の成形機
  4. 【請求項4】 請求項3の中空ガラス容器の成形機にお
    いて、口型は、水平に移動する口型の中心線の外側方に
    あって前記中心線に平行な支持軸に支持される口型機構
    に取り付けられ、パリソン成形部分、仕上げ成形部分、
    冷却部分の順に水平方向に移動するときは、その姿勢を
    水平にし、冷却部分からパリソン成形部分へ逆移動する
    ときには、前記口型機構が、支持軸を中心として90°
    回転することにより、その姿勢を垂直に変え、パリソン
    成形部分に復帰した後に、再び水平な姿勢に戻ることを
    特徴とする中空ガラス容器の成形機
  5. 【請求項5】 請求項4の中空ガラス容器の成形機にお
    いて、口型機構の支持軸を水平に移動する口型の中心
    線に対し左右対称に2本配置し、第1及び第2の口型が
    各々異なる支持軸に支持されることを特徴とする中空ガ
    ラス容器の成形機
  6. 【請求項6】 請求項4の中空ガラス容器の成形機にお
    いて、第1の口型が、パリソン成形部分にあってパリソ
    ンの成形工程に供されとき、もう一方の第の口型は
    仕上げ成形部分にあり仕上げ工程に供され、第の口型
    がパリソンの成形工程を終え仕上型部分へ移動を開始す
    ると同時に、第の口型は、仕上げ工程を終え冷却部分
    へ移動し、次に、第の口型が仕上げ成形部分で仕上げ
    成形工程に供され、同時に第の口型は、冷却工程に供
    され、第の口型の仕上げ成形工程が終了する以前に、
    冷却工程を終え、成形された容器を放し、パリソン成形
    部分へ復帰し、次のパリソンの成形が開始される、とい
    う成形サイクルを繰り返す、つまり、第の口型での成
    形サイクルと、第の口型での成形サイクルが各々独立
    し、三段階の工程をある一定の位相を持ちながら同時に
    平行して進行する成形サイクルを有することを特徴とす
    る中空ガラス容器の成形機
  7. 【請求項7】 請求項1の中空ガラス容器の成形機にお
    いて、ゴブを粗型に供給するデフレクターをプランジャ
    ーと粗型の中間に配置し、ゴブの供給が終わった後、デ
    フレクターがプランジャーの下降に干渉しない位置へ移
    動する機構を備えたことを特徴とする中空ガラス容器の
    成形機
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6又は7の
    回し吹き中空ガラス容器の成形機を1ユニットとし、こ
    のユニットを複数個集合し、1台のゴブ供給装置から各
    ユニットへゴブを順に分配するゴブ分配装置を備え、各
    ユニットは独立して、ゴブを分配される順に一定の位相
    をもって作動することを特徴とする中空ガラス容器の成
    形機
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JPS6131320A (ja) * 1984-07-24 1986-02-13 Toyo Glass Kk ガラス容器の製造装置

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