JP2646190B2 - 合成樹脂製格子状織物の織成装置 - Google Patents

合成樹脂製格子状織物の織成装置

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JP2646190B2
JP2646190B2 JP6084102A JP8410294A JP2646190B2 JP 2646190 B2 JP2646190 B2 JP 2646190B2 JP 6084102 A JP6084102 A JP 6084102A JP 8410294 A JP8410294 A JP 8410294A JP 2646190 B2 JP2646190 B2 JP 2646190B2
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SAN EMU SHOKAI KK
Asahi Kasei Construction Materials Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、剛性の高い合成樹脂
テープを経糸および緯糸に使用した格子状織物の織成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート構造物、例えば道路、擁
壁、橋梁、建築壁材等の補強用鉄筋に代わって図10に
示される合成樹脂製の格子(パワーグリッドまたはジオ
グリッドと呼ばれている)が使用されるようになった。
すなわち、合成樹脂テープを経糸1および緯糸2に使用
し、それぞれを50mmピッチで配列して平織り状に組織
させ、交差点を高周波加熱等で接着して幅2m、4m等
の広い幅に製造した格子状織物3である。なお、上記合
成樹脂テープの経糸1および緯糸2は、エチレン・酢酸
ビニル共重合樹脂からなる幅7〜15mm、厚さ1.5〜
2.0mmの偏平なテープであり、1a、2aは、それぞ
れ数千デニールのポリエステル繊維フィラメントまたは
ポリアセタール繊維フィラメント等からなる芯線であ
り、その2〜4本が並列される。また、上記合成樹脂テ
ープの経糸1上に緯糸2を単に重ね、その交差点を接着
したものも知られている。
【0003】しかしながら、従来の格子状織物は、作業
員の手作業で製造されていたので、生産性が低く、しか
も経糸および緯糸を交差させたり、経糸上に緯糸を乗せ
たりしてから交差点を接着装置に移動するまでに目ずれ
が生じて経糸および緯糸が湾曲したり、配列ピッチが不
同になったりし、そのためコンクリート構造物の補強に
使用した場合に、縦横の引張り強力がばらつくという問
題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、図10に
示した織物構造を有し、かつ経糸および緯糸の湾曲やピ
ッチ不同が少ない合成樹脂製格子状織物3を、機械的か
つ能率的に製造するための織成装置、並びに上記経糸と
緯糸の交差部を筬打ち直後に接着することができる織成
装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の織成装置は、
合成樹脂製テープを経糸および緯糸に使用して格子状織
物を織成するための織成装置であり、経糸開口装置が杼
口形成時の上糸および下糸の長さをほぼ等しくし、筬打
ち時に上記杼口を閉じるように形成され、かつ杼口形成
時の上糸を織前線の筬側で下向きに押さえて屈曲させる
ための上糸押さえバーを備えており、緯入れ装置が緯糸
挟持用のグリッパを先端に固定してなるレピアバンドを
杼口の片側から該杼口に杼口内のグリッパガイドに沿っ
て挿入し、杼口の反対側に設けられている緯糸供給装置
で上記のグリッパに緯糸の先端を挟持させ、上記レピア
バンドの後退により緯入れし、この緯糸を杼口の反対側
で切断するものであり、筬打ち用筬の筬羽上端が自由端
を有し、かつ筬羽上端の高さが筬打ち時に上記上糸押さ
えバーの下を通過できるように低く形成されていること
を特徴とする。
【0006】上記の織成装置には、筬打ちにより織前線
に達した経糸と緯糸の交差部を上と下から挟持して接着
することができる接着装置、例えば高周波式や超音波式
の溶接装置を設けることができる。
【0007】上記の開口装置に使用するヘルドは、上下
方向に長い左右一対の平板間に上下一対のガイドローラ
を軸が幅方向を向くように回転自在に取付け、この上下
のガイドローラ間に経糸用の合成樹脂テープを挿入でき
る間隙を形成したものが好ましく、このヘルドを使用す
ることにより、経糸通過時の抵抗が大幅に軽減される。
なお、開口装置における経糸の運動形式は、筬打ち時に
杼口を閉じて上糸および下糸がほぼ平行に揃い、この閉
じたときの経糸高さが杼口形成時の上糸よりも低くなる
ものであれば、上口杼口または中口杼口のいずれでもよ
いが、取扱いの容易な点で上口杼口が好ましい。
【0008】上記の緯入れ装置におけるグリッパは、重
い緯糸を確実に挟持させるため、該グリッパの緯糸挟持
部を常時閉じる方向に付勢するためのスプリングを備え
たものが好ましく、レピアバンド先端に固定された棒状
基板と該棒状基板上の支点に対して中間部を揺動自在に
支持されたレバーとで形成し、棒状基板とレバーの先端
で緯糸挟持部を形成することができる。
【0009】緯糸供給装置は、緯糸ボビンから緯糸を引
き出すための引出しローラと、この引出しローラで引出
された緯糸の先端を摺動自在に保持するノズル状ガイド
と、このノズル状ガイドから経糸側に延びる緯糸を切断
するための緯糸カッターと、この緯糸カッターの経糸側
で上記グリッパの緯糸挟持部を上記スプリングの付勢に
抗して開くための開放手段とで構成することが好まし
く、レピアバンドの後退時に連動して上記の引出しロー
ラを回転することにより、グリッパから重い緯糸が外れ
るのが防止され、緯入れが一層容易になる。そして、上
記の開放手段は、上記グリッパのレバーを緯糸挟持部の
反対側で下向きに押圧するための加圧装置とすることが
でき、この加圧装置としては、緯糸挟持のために上記緯
糸挟持部を開く際の確実性の点でエアシリンダまたは電
磁石が好ましい。
【0010】また、上記の引出しローラとノズル状ガイ
ドとの間に、緯糸カッターで切断されて上記ノズル状ガ
イドから突出する緯糸端をノズル状ガイド内に次の緯入
れまで一時的に引っ込めるための緯糸引き戻し装置を設
けることができ、この場合は、緯糸切断後にノズル状ガ
イドから突出する緯糸端部が垂れ下がるのを防くことが
でき、次の緯入れに際してグリッパによる緯糸先端の挟
持が容易になる。
【0011】
【作用】経糸が杼口を形成すると、この杼口に片側から
レピアバンドが挿入され、杼口内のグリッパガイドに沿
って走行し、杼口の反対側で緯糸の端部を挟持したのち
レピアバンドを引き戻すことによって緯入れされ、反対
側で緯糸が切断される。次いで、上記の杼口が閉じられ
ると、筬が前進して上糸と下糸間に挟まれた緯糸が織前
線に運ばれる。以下、上記の経糸開口運動、緯入れ運動
および筬打ち運動が順に繰返され、これに公知の経糸送
出し運動、バックレストの揺動による経糸張力の調整、
織前線前方における巻取り運動等が付加されて織成が進
み、前記の図10の合成樹脂製格子状織物3が得られ
る。そして、織前線の位置に接着装置を設けた場合は、
筬打ちにより織前線に達した経糸と緯糸の交差部が直ち
に接着されるため、以後の巻取りで目ずれが生じない。
【0012】この発明では、杼口形成時の上糸および下
糸の長さがほぼ等しくなるため、経糸張力が均一に揃え
られる。また、上糸が上糸押さえバーで押さえられ、こ
の上糸が前回に緯入れされた織前線の緯糸を押し上げる
ことがないため、緯糸に異常張力が加わったり、経糸と
交差する緯糸の縁にめくれが生じたりすることがない。
そして、筬羽上端が自由端に形成されるので、経糸がこ
の筬羽の自由端の間を自由に上下して杼口を形成するこ
とができる。また、レピアバンドが杼口内のグリッパガ
イドに沿って走行するので、長いレピアバンドが落下し
て下糸に触れることなく安全に杼口内を往復することが
できる。しかも、レピアバンドの引き戻しの際に緯入れ
されるので、緯糸が重いにもかかわらず、レピアバンド
が座屈することなく、確実に緯入れされる。
【0013】また、筬打ち用筬の筬羽上端が上糸押さえ
バーの下を通過できるように高さを低く形成されている
ので、上記の上糸押さえバーに筬を接触させることなく
筬打ちすることができる。また、杼口が閉じて上糸およ
び下糸かほぼ平行に揃った状態で筬打ちするので、緯糸
に適度な摺動抵抗が作用し、緯糸が真っ直ぐな直線状に
保持される。そのため、織前線に緯糸を幅方向の真っ直
ぐな直線状にして横たえることができる。
【0014】
【実施例】図1において、10は前記の合成樹脂テープ
からなる経糸1が巻かれた経糸ボビンであり、この経糸
ボビン10の多数個、例えば41個が織機後方のクリー
ル(図示されていない)上に多列多段に配列され、41
本の経糸(幅9mm)1を50mmピッチで平行に並べて前
方のフィードローラ11とその下面に接する押さえロー
ラ12のニップ部に送るようになっている。この押さえ
ローラ12は、支軸13aを支点とする揺動レバー13
の一端に支持され、他端のスプリング14で付勢されて
上記フィードローラ11の下面に圧接される。一方、フ
ィードローラ11は、送出し用巻掛け伝動手段15およ
び一方クラッチ(図示されていない)を介して下方の送
出し軸16上の送出しレバー17に連結され、この送出
しレバー17の前後揺動によって矢印A方向に間欠的に
回転する。
【0015】上記フィードローラ11の前方に経糸張力
調整用のウイップローラ18が設けられる。このウイッ
プローラ18は、支軸19aに固定された揺動レバー1
9の一端に取付けられ、他端に取付けたスプリング20
で時計方向(矢印B方向)に付勢される。そして、上記
のウイップローラ18が支軸19aに固定された下向き
のアーム21を介し、その前方下側のV字レバー22の
駆動で揺動する。なお、上記ウイップローラ18の取付
け高さは、経糸1が杼口を形成したとき、上糸1Aおよ
び下糸1Bのウイップローラ18から織前線(上糸1A
と下糸1Bが前方で交差する部分)に到る長さがほぼ等
しくなるように設定される。
【0016】上記のV字レバー22は、第1レバー22
aおよび第2レバー22bの交差部に支軸23を有し、
第1レバー22aに設けたコロ24が後部駆動軸25に
固定されて緯入れ1回ごとに反時計方向(矢印C方向)
に1回転する後部カム26に接することにより、緯入れ
1回ごとに前後に1往復する。そして、第1レバー22
aの先端が第1連結ロッド27を介して上記フィードロ
ーラ11の下方の送出しレバー17の先端に連結され、
第2レバー22bの先端が第2連結ロッド28を介して
上記ウイップローラ18の下方のアーム21に連結され
る。
【0017】したがって、緯入れ1回ごとに上記のコロ
24が後部カム26の凸部に接し、フィードローラ11
が回転して経糸1を前送りする。そして、経糸1が弛ん
だ場合は、ウイップローラ18が上向き(矢印B方向)
に移動して経糸1の張力とバランスした位置で停止す
る。また、経糸1の張力が大きく、コロ24が後部カム
26の小径部に接している場合は、上記フィードローラ
11の送り量が大きくなり、それまで下降していたウイ
ップローラ18が上昇し、経糸1の張力と揺動レバー1
9の他端のスプリング20の弾力がバランスする位置で
停止する。なお、V字レバー22の第2レバー22bと
第2連結ロッド28とは、衝撃吸収用の圧縮コイルスプ
リング29a、29bを介して連結されている。
【0018】上記の後部駆動軸25は、送出し用巻掛け
伝動手段30で前方の中間軸31に連結され、この中間
軸31は中間接続用巻掛け伝動手段32で主軸33に連
結される。この主軸33は、前下がりの主軸用巻掛け伝
動手段34で駆動用モータ35に、また前向きの開口用
巻掛け伝動手段36で開口用カム軸37に連結され、こ
のカム軸37に開口用カム38が固定される。そして、
後部駆動軸25、中間軸31および開口用カム軸37
は、それぞれ主軸33と同じ反時計方向(矢印C方向)
に回転する。ただし、後部駆動軸25および中間軸31
は、主軸33と等しい速度で回転し、開口用カム軸37
は主軸33の1/2の速度で回転する。
【0019】上記主軸33の上方に(図9参照)前後2
枚のヘルド枠40が昇降自在に設けられ、このヘルド枠
40の下端にリンク・レバー機構39が連結され、この
リンク・レバー機構39の下端がコロ39aを介して上
記開口用カム38の下面に接する。そして、この開口用
カム38の回転に伴い、前後2枚のヘルド枠40、40
が緯入れごとに下糸1B(図1参照)の位置から交互に
上昇して上口杼口1Cを形成する。なお、開口用カム3
8およびリンク・レバー機構39は、前部ヘルド枠40
用のもののみを図示し、後部ヘルド枠40用の図示を省
略した。
【0020】上記のヘルド枠40は(図2参照)、上下
の横枠40aおよび左右の縦枠40bで横長の長方形に
形成され、下側の横枠40aに上記リンク・レバー機構
39の上端が連結される。そして、左右の縦枠40bの
上下にガイド板41、42が側方に突出して固定され、
この上下のガイド板41、42の側縁が織機のサイドフ
レーム(図示されていない)に取付けた上下の溝付きガ
イドローラ43、43の溝に嵌まり、上記開口用カム3
8の回転に伴ってヘルド枠40と共に昇降する。また、
上下の横枠40a、40a間に多数個のヘルド44が製
品の格子状織物3における経糸1のピッチの2倍のピッ
チ100mmで固定される。
【0021】このヘルド44は、図3に示すにように、
上下方向に長い左右一対の平板45、45間に上下一対
のガイドローラ46、47を軸が幅方向を向くように回
転自在に取付けたものであり、この上下のガイドローラ
46、47間に経糸1の挿入が可能な間隙が形成され
る。なお、この実施例では、上部ガイドローラ46が左
右にフランジ46aを有し、下部ガイドローラ47が上
記左右のフランジ46a、46a間に入る幅に形成され
ている。
【0022】上記のヘルド枠40と織前線(上糸1Aと
下糸1Bが交差する部分)の中間上方に幅方向の固定ビ
ーム50(図1、図5参照)が設けられ、この固定ビー
ム50の下面前縁に接続金具51を介して幅方向に長い
上糸押さえバー52が固定される。この上糸押さえバー
52は、杼口形成時の上糸1Aを織前線の若干後方(筬
側)で下向きに押さえて屈曲させるものである。
【0023】図4は、レピア式緯入れ装置の全体正面図
であり、杼口1Cの右方にレピアバンド駆動用の揺動ホ
イール56が設けられ、この揺動ホイール56の周面右
半部を囲むように円弧形のバンドガイド57が、また上
方に山形に湾曲するバンド収納筒58が、また反対の下
側に幅方向の下面ガイド59がそれぞれ設けられ、上記
バンド収納筒58から引出されたレピアバンド60が揺
動ホイール56の上から該揺動ホイール56とバンドガ
イド57と間に挿入されて揺動ホイール56を半周し、
その下面から下面ガイド59の上面に沿って左方の杼口
1C側に延びている。
【0024】上記レピアバンド60先端のグリッパ61
は、図7に示すように、レピアバンド60の先端に固定
された棒状基板62と該棒状基板62上の支軸62aで
中間部を揺動自在に支持したレバー63とからなり、棒
状基板62およびレバー63の先端(図7において左
端)が緯糸挟持部63aを形成し、後端に圧縮コイルバ
ネ64が装着され、この圧縮コイルバネ64が上記緯糸
挟持部63aを常時閉じる方向に付勢している。そし
て、図4に示すように、上記下面ガイド59の上方にグ
リッパ開口用エアシリンダ65が設けられ、そのピスト
ンロッドが下向きに突出したとき、その先端が下面ガイ
ド59上に到達したグリッパ61のレバー63の後端を
押下げ、緯糸挟持部63aを開くようになっている。
【0025】図4において、杼口1Cの左方には、前記
の合成樹脂製テープからなる緯糸2を巻いた緯糸ボビン
66が回転自在に支持され、その右方に引出しローラ6
7が設けられ、その上面に押さえローラ68が圧接す
る。この押さえローラ68は、図7に示すように、右方
の支軸69aを支点とする押さえレバー69に取付けら
れ、該押さえレバー69の先端が上方のスプリング70
で下向きに付勢される。そして、この押さえローラ68
と引出しローラ67のニップ部に緯糸2が挟持され、引
出しローラ67の時計方向回転によって引出される。
【0026】上記押さえローラ68の右方の支軸71a
に月形ローラ71が回転自在に取付けられる。この月形
ローラ71は、円板の周囲に平坦な凹部71bを形成し
たものであり、一体に固定された作動用レバー72を有
し、該作動用レバー72の先端に連結された緯糸用エア
シリンダ73の作動によって所定角度を揺動し、該エア
シリンダ73のピストンロッドが図示のように引っ込ん
だとき、上記の凹部71bが左方を向き、上記ピストン
ロッドが突出したとき(図8参照)、上記の凹部71b
が真下を向くようになっている。そして、この月形ロー
ラ71の下方に押さえローラ74が設けられ、該押さえ
ローラ74を取付けた押さえレバー75をスプリング7
6で付勢することにより、上記月形ローラ71の下面に
圧接する。ただし、月形ローラ71の凹部71bが真下
を向いたときは、上記揺動レバー75にストッパ77が
接して押さえローラ74の上昇を制限し、上記凹部71
bと押さえローラ74間に緯糸2の通過可能な隙間が形
成される。
【0027】上記の月形ローラ71、作動用レバー72
および押さえローラ74等からなる一連の装置は、緯糸
引き戻し装置を構成するものであり、図8の状態でピス
トンロッドが引っ込められ、作動用レバー72を介して
月形ローラ71が時計方向に回転すると、月形ローラ7
1および押さえローラ74がその間の緯糸2をニップ
し、このニップ部の右方の緯糸2を所定長だけ左方に引
き戻す。
【0028】図7において、上記月形ローラ71と押さ
えローラ74のニップ部の右方に緯糸2を案内するため
のノズル状ガイド78、および該ノズル状ガイド78か
ら右方に突出する緯糸2を切断するための上刃79と下
刃80とからなる緯糸カッターが設けられ、上刃79は
上方の上刃用エアシリンダ81のピストンロッドに、ま
た下刃80は下方の下刃用エアシリンダ82のピストン
ロッドにそれぞれ固定される。そして、この緯糸カッタ
ー79、80の右側にグリッパ開口用エアシリンダ83
が設けられる。このグリッパ開口用エアシリンダ83
は、前記杼口1Cの右方のグリッパ開口用エアシリンダ
65と同様のもので、ピストンロッドが突出したとき、
下方に位置するグリッパ61の緯糸挟持部63aを開
く。
【0029】図4に示すように、杼口1Cの中央部下方
に緯糸用モータ85が設置され、そのモータ軸が緯糸用
巻掛け伝動手段86、右上方のレピア駆動軸87、1組
のベベルギヤ88およびレピア用巻掛け伝動手段89を
介して前記の揺動ホイール56に連結される。そして、
上記のレピア駆動軸87が左端の一方クラッチ90を介
して左側の引出し駆動軸91に連結され、この引出し駆
動軸91が1組のベベルギヤ92および引出し用巻掛け
伝動手段93を介して前記の引出しローラ67に連結さ
れる。したがって、緯糸用モータ85が駆動されてレピ
ア駆動軸87が矢印D方向に回転する場合は、揺動ホイ
ール56が時計方向に回転し、バンド収納筒58からレ
ピアバンド60を引出して杼口1C内に送り出し、反対
に緯糸用モータ85の駆動でレピア駆動軸87が矢印E
方向に回転する場合は、揺動ホイール56が反時計方向
に回転してレピアバンド60をバンド収納筒58に戻す
と共に、レピア駆動軸87の矢印E方向回転が一方クラ
ッチ90を介して引出し駆動軸91に伝達され、引出し
ローラ67が時計方向に回転して緯糸ボビン66から緯
糸2を引き出す。なお、上記の緯糸用モータ85を省略
し、前記主軸33からの伝動で揺動ホイール56やレピ
ア駆動軸87等を回転してもよい。
【0030】上記の杼口1Cには、図5および図6に示
すようにグリッパガイド95が設けられる。すなわち、
前記固定ビーム50(図5参照)の背面に接続金具96
を介して幅方向に長い支持バー97が固定され、この支
持バー97の前後両面に経糸1と等しいピッチで短冊状
に形成された多数個のガイド金具98が垂下状に固定さ
れ、その下半部が上糸1Aの間を通って杼口1C内に挿
入され、前後のガイド金具98の対向面下端に設けた幅
方向のガイド溝98aにレピアバンド60の縁を摺動自
在に嵌合してレピアバンド60を水平に案内するもので
ある。
【0031】筬打ち用の筬100は、図5および図6に
示すように、上端が自由端に形成された多数個の筬羽1
00aを上記ガイド金具98の取付けピッチと等しいピ
ッチで有し、該筬羽100aの高さが前記上糸押さえバ
ー52の下端よりも低く形成され、その前面には幅方向
のリブ100bが突設されている。そして、上記の筬1
00は、図9に示すように、下面に固定された台車10
1を介して水平な前後方向の案内レール102上に乗せ
られ、筬100の背面に連結されて後方に延びるリンク
103、該リンク103の後端に連結され、下方の支軸
104aを支点とする筬打ちレバー104、該筬打ちレ
バー104の下端のコロに接する筬打ちカム105を介
し、該筬打ちカム105を固定した前記主軸33の回転
により前後に往復し、その前進時に下糸1B上の緯糸2
を右方の織前線に運ぶ。
【0032】図9に鎖線で示した織前線位置の筬100
の前面下方に幅方向に長い電極支持板106が設置さ
れ、その上面に多数個の下部電極107が経糸1の配列
ピッチで突設される。一方、上方には、幅方向に並ぶ複
数個の電極用エアシリンダ108がピストンロッド10
8aを下向きにして並設され、その下端に電極支持板1
09を介して幅方向に長い上部電極110が上記下部電
極107の列と対向して固定される。この上部電極11
0は、緯糸2が筬打ちされた後に下降し、下部電極10
7との間で経糸1および緯糸2の交差部を挟んで高周波
融着する。
【0033】図1において、上記高周波電極107、1
10の前方に上記の経糸1および緯糸2からなる平織り
組織の格子状織物3の耳端から突出する緯糸2を切り揃
えるための耳カッター111が設けられる。この耳カッ
ター111は、幅方向両端の経糸1の外側下方に固定し
た受け板112、その上面に接して回転する円板カッタ
ー113、その駆動のためのカッター用巻掛け伝動手段
114およびカッター用モータ115で構成される。
【0034】上記耳カッター111の前方に上記の格子
状織物3を引取るための引取りローラ116が設けら
れ、その下面にニップローラ117が圧接される。そし
て、上記の引取りローラ116が前記筬打ちレバー10
4の揺動運動によって駆動され、緯糸ピッチずつ間欠的
に時計方向(矢印F方向)に回転する。すなわち、筬打
ちレバー104に固定された支軸104aが下向きの揺
動用巻掛け伝動手段118、揺動アーム119、下方の
連結ロッド120、ラチェット機構121および引取り
用巻掛け伝動手段122を介して引取りローラ116に
連結される。なお、この引取りローラ116の表面に
は、格子状織物3の織目(経糸1と緯糸2に囲まれた方
形の空間)に嵌合する多数個の突起を設け、上記格子状
織物3のスリップを防ぎ、引取りを一層確実にすること
ができる。
【0035】上記の構造において、前後2枚のヘルド枠
40に対応する各コロ39a(図9参照)が双方とも開
口用カム38の小径部下面に接し、全経糸1が下糸1B
の位置に揃っているとき、駆動用モータ35(図1参
照)が駆動され、主軸33が矢印C方向に回転すると、
後部駆動軸25および開口用カム軸37がそれぞれ矢印
C方向に回転する。そして、開口用カム軸37の回転に
より、前部ヘルド枠40に対応するコロ39aが開口用
カム38の大径部に接すると、前部ヘルド枠40が図示
のように上糸1Aの高さに上昇して杼口1Cが形成さ
れ、同時に後部駆動軸25上の後部カム26の大径部が
V字レバー22を後方に押し、フィードローラ11を回
転させて経糸1を所定長だけ前送りすると共に、ウイッ
プローラ18が押し上げられて経糸1の弛みを除去す
る。
【0036】次いで、緯糸用モータ85(図4参照)の
駆動によりレピア駆動軸87が矢印D方向に回転し、こ
れによって揺動ホイール56が時計方向に回転してレピ
アバンド60が送り出され、その先端のグリッパ61お
よびレピアバンド60が杼口1C内のグリッパガイド9
5に案内されて反対側の緯糸供給装置に向かう。この緯
糸供給装置では、図7に実線で示すようにノズル状ガイ
ド78に通された緯糸2が先端を引っ込めて待機してい
る。そして、このノズル状ガイド78右方のグリッパ開
口用エアシリンダ83の下に上記のグリッパ61が到着
すると、上記の緯糸用モータ85がいったん停止し、上
記エアシリンダ83のピストンロッドが下降してグリッ
パ61の緯糸挟持部63aを開き、同時に緯糸用エアシ
リンダ73のピストンロッドが突出して(図8参照)月
形ローラ71の凹部71bが下を向くため、引出しロー
ラ67と月形ローラ71との間で湾曲していた緯糸2が
弾力で真っ直ぐに戻り、その先端がノズル状ガイド78
の右方に突出し、この突出端は、上記エアシリンダ83
のピストンロッドが引っ込められ、緯糸挟持部63aが
閉じられることによってグリッパ61に挟持される。
【0037】次いで、緯糸用モータ85(図4参照)の
逆転により、レピア駆動軸87が矢印E方向に回転する
と、揺動ホイール56が反時計方向の回転を始めて上記
のグリッパ61およびレピアバンド60が上記杼口1C
内のグリッパガイド95に案内されて後退を開始する。
同時にレピア駆動軸87が一方クラッチ90によって引
出し駆動軸91に接続され、引出しローラ67が時計方
向に回転して緯糸2を引出し、この緯糸2が杼口1Cに
通され、緯入れされる。そして、緯入れが終了すると、
図9に示すように、前部ヘルド枠40に対応するコロ3
9aが開口用カム38の小径部に接触し、前部ヘルド枠
40が下降して上糸1A(図1参照)が下糸1Bの高さ
まで下降し、杼口1Cが閉じられる。
【0038】杼口1Cが閉じられ、上糸1A、下糸1B
間に緯糸2が挟まれると、レピアバンド60の供給側で
は(図4参照)、グリッパ用エアシリンダ65のピスト
ンロッドが突出してグリッパ60の緯糸挟持部63aが
開かれ、緯糸2の先端がグリッパ60から解放される。
一方、反対側では(図7参照)、上刃用エアシリンダ8
1および下刃用エアシリンダ82のピストンロッドが突
出し、上刃79と下刃80がノズル状ガイド78から右
に延びる緯糸2を切断する。図7の鎖線は、この切断直
後の緯糸2を示す。そして、上記の切断が終わると、緯
糸用エアシリンダ73の作動により月形ローラ71が時
計方向に所定角度回転し、その際に下の押さえローラ7
4との間で緯糸2をニップして左方に引き、その先端を
ノズル状ガイド78から引っ込め、緯糸2の先端が垂れ
下がるのを防ぐ。
【0039】緯入れされた緯糸2の両端が解放されると
(図1参照)、主軸33上の筬打ち用カム105の大径
部が筬打ちレバー104を時計方向に揺動させるため、
筬100が上糸押さえバー52の後方から、その下を通
り、杼口を閉じた状態の上糸1Aと下糸1Bで挟まれた
緯糸2を上糸押さえバー52の前方に送る。そして、前
進ストロークの前端、すなわち織前線に達したとき、織
前線の上方に位置する電極用エアシリンダ108が作動
し、待機位置の上部電極110が下降して経糸1と緯糸
2の交差部を上下の高周波電極110、107が挟んで
融着する。そして、上記の筬100は、後退する。
【0040】なお、上記の筬100が前進する際、筬打
ちレバー104の支軸104aからの伝動により下方の
揺動アーム119が時計方向に揺動するため、ラチェッ
ト機構121の送り回転が行われ、引取りローラ116
が回転して格子状織物3を緯糸2のピッチだけ引き取
る。そして、織前線における融着部分は、この引取りロ
ーラ116に達するまでに冷却され、その途中において
上記の融着された緯糸2の両端が耳カッタ111で切断
される。
【0041】
【発明の効果】上記のとおり、請求項1に記載した発明
は、合成樹脂製テープの経糸と緯糸からなる格子状織物
を製織することができる。しかも、杼口形成時の上糸お
よび下糸の長さがほぼ等しいため、経糸張力が均一に揃
えられ、また上糸が上糸押さえバーで押さえられるた
め、この上糸が前回に緯入れされた織前線の緯糸を押し
上げることがなく、またレピアバンドが杼口内のグリッ
パガイドに沿って走行するので、長いレピアバンドが落
下して下糸に触れることがなく、またレピアバンドの引
き戻しの際に緯入れされるので、緯糸が重いにもかかわ
らず、確実に緯入れされ、また筬羽上端が上糸押さえバ
ーの下を通過できるように高さを低く形成されているた
め、上記の上糸押さえバーに筬を接触させることなく筬
打ちすることができ、また杼口が閉じて上糸および下糸
かほぼ平行に揃った状態で筬打ちするので、緯糸に適度
な摺動抵抗が作用し、緯糸が真っ直ぐな直線状に保持さ
れ、そのため、織前線に緯糸を幅方向の真っ直ぐな直線
状で横たえることができる。
【0042】そして、請求項2に記載した発明は、筬打
ち直後に経糸および緯糸の交差点を接着するので、以後
の巻取り運動に際して目ずれを完全に防ぐことができ
る。また、請求項3に記載した発明は、経糸がヘルドを
通過する際の抵抗を大幅に軽減して経糸の歪みを小さく
することができる。また、請求項4に記載した発明は、
上糸および下糸を等しい長さに容易に設定することがで
き、取扱が容易になる。また、請求項5に記載した発明
は、レピアバンドの後退に連動して引出しローラを回転
させることができるため、グリッパから重い緯糸が外れ
るのを防止し、緯入れを一層容易にすることができる。
また、請求項6に記載した発明は、緯糸切断後にノズル
状ガイドから突出する緯糸端部が垂れ下がるのを防ぎ、
次の緯入れに際してグリッパによる緯糸先端の挟持を一
層確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の側面図である。
【図2】ヘルド枠の正面図である。
【図3】ベルドの要部の拡大図である。
【図4】緯入れ装置の正面図である。
【図5】グリッパガイドの側面図である。
【図6】グリッパガイドの正面図である。
【図7】緯糸引き込み時の緯糸供給装置の正面図であ
る。
【図8】緯糸挟持の際の緯糸供給装置の正面図である。
【図9】筬打ち装置の側面図である。
【図10】格子状織物の斜視図である。
【符号の説明】
1:経糸、1A:上糸、1B:下糸、1C:杼口、2:
緯糸、3:格子状織物、10:経糸ボビン、11:フィ
ードローラ、18:ウイップローラ、22:V字レバ
ー、40:ヘルド枠、38:開口用カム、52:上糸押
さえバー、56:揺動ホイール、58:バンド収納筒、
60:レピアバンド、61:グリッパ、63a:緯糸挟
持部、65、83:グリッパ開口用エアシリンダ、6
6:緯糸ボビン、67:引出しローラ、71:月形ロー
ラ、71b:凹部、74:押さえローラ、78:ノズル
状ガイド、79、80:緯糸カッター、95:グリッパ
ガイド、100:筬、100a:筬羽、107、11
0:高周波電極(接着装置)、111:耳カッター、1
16:引取りローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D03D 49/60 D03D 49/60

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製テープを経糸および緯糸に使
    用して格子状織物を織成するための織成装置であり、経
    糸開口装置が杼口形成時の上糸および下糸の長さをほぼ
    等しくし、筬打ち時に上記杼口を閉じるように形成さ
    れ、かつ杼口形成時の上糸を織前線の筬側で下向きに押
    さえて屈曲させるための上糸押さえバーを備えており、
    緯入れ装置が緯糸挟持用のグリッパを先端に固定してな
    るレピアバンドを杼口の片側から該杼口に杼口内のグリ
    ッパガイドに沿って挿入し、杼口の反対側に設けられて
    いる緯糸供給装置で上記のグリッパに緯糸の先端を挟持
    させ、上記レピアバンドの後退により緯入れし、この緯
    糸を杼口の反対側で切断するものであり、筬打ち用筬の
    筬羽上端が自由端を有し、かつ筬羽上端の高さが筬打ち
    時に上記上糸押さえバーの下を通過できるように低く形
    成されていることを特徴とする合成樹脂製格子状織物の
    織成装置。
  2. 【請求項2】 筬打ちにより織前線に達した経糸と緯糸
    の交差部を接着するための接着装置が設けられている請
    求項1に記載された合成樹脂製格子状織物の織成装置。
  3. 【請求項3】 開口装置のヘルドが上下方向に長い左右
    一対の平板間に上下一対のガイドローラを軸が幅方向を
    向くように回転自在に取付けたものであり、この上下の
    ガイドローラ間に経糸用の合成樹脂テープを挿入できる
    間隙が形成されている請求項1または2に記載された合
    成樹脂製格子状織物の織成装置。
  4. 【請求項4】 開口装置が杼口形成時の下糸をヘルドと
    織前線との間でほぼ水平に位置させるように上口杼口を
    形成するものである請求項1ないし3のいずれかに記載
    された合成樹脂製格子状織物の織成装置。
  5. 【請求項5】 グリッパが該グリッパの緯糸挟持部を常
    時閉じる方向に付勢するためのスプリングを備えてお
    り、緯糸供給装置が緯糸ボビンから緯糸を引き出すため
    の引出しローラと、この引出しローラで引出された緯糸
    の先端を摺動自在に保持するノズル状ガイドと、このノ
    ズル状ガイドから経糸側に延びる緯糸を切断するための
    緯糸カッターと、この緯糸カッターの上記経糸側で上記
    グリッパの緯糸挟持部を上記スプリングの付勢に抗して
    開くための開放手段とからなる請求項1〜4のいずれか
    に記載された合成樹脂製格子状織物の織成装置。
  6. 【請求項6】 引出しローラとノズル状ガイドとの間
    に、緯糸カッターで切断されて上記ノズル状ガイドから
    突出する緯糸端をノズル状ガイド内に次の緯入れまで一
    時的に引っ込めるための緯糸引き戻し装置が設けられた
    請求項5に記載された合成樹脂製格子状織物の織成装
    置。
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