JP2645629B2 - 回路基板用コネクタ - Google Patents

回路基板用コネクタ

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JP2645629B2 JP4203210A JP20321092A JP2645629B2 JP 2645629 B2 JP2645629 B2 JP 2645629B2 JP 4203210 A JP4203210 A JP 4203210A JP 20321092 A JP20321092 A JP 20321092A JP 2645629 B2 JP2645629 B2 JP 2645629B2
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亮 小安
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/422Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端子を嵌挿したコネク
タのハウジング体が温度変化によって伸縮する時、基板
上の端子接続部分がこのハウジング体の伸縮によって破
損されるのを防止する回路基板用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、実開昭51−151994号公
報等に開示された接続電線と回路基板とを接続する従来
の接続コネクタとしては、図9に示す様なコネクタBが
使用されている。このコネクタBは、端子12がハウジ
ング体10に挿入されており、端子側に設けられた切起
し係止片12aがハウジング体側の係合部15に設けら
れた係合段部15aに係止されている。基板3との接続
は、基板を貫通している端子12の接続部12bが半田
付け6されて接続される。
【0003】コネクタBの拡大要部を示した図10にお
いて、ハウジング体10は樹脂製(ポリプロピレン等)
であり、一方端子12は導電性材料(銅系金属)から成
り、各々熱膨張係数が異なる。今、端子12の膨張係数
がハウジング体10の膨張係数に比べ非常に小さいので
無視すると、半田浴槽等による急激な温度上昇によりハ
ウジング体10が膨張すると、係合部15の係合段部1
5aは膨張長さdlだけ変化して新たな係合段部15b
に成る。この時、係合段部15aに係止されていた端子
側の切起し係止片12aも上方に長さdlだけ押上げら
れる。すると、端子12の接続部12bは同様に長さd
lだけ押上げられるため、基板3と端子の接続部12b
が半田付けされている半田付け部6に応力が集中してク
ラック等の破損や歪みを生じ、電気的接続の信頼性を著
しく低下する恐れがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に、熱膨張係
数が大幅に異なる異種の材質から成るハウジング体と端
子とを単に係合する従来の係合方法では、半田浴槽等に
よる急激な温度変化が生じた場合、金属と樹脂の熱膨張
係数(特に、線膨張係数)の相違から、ハウジング体の
伸縮が生じ、端子が接続されている基板上の半田付け部
にクラック等が発生する恐れがある。更に、端子の係止
片が歪みにより変形したり、基板から端子が外れたりし
て、断線または導通不良を起こす可能性がある。
【0005】本発明の目的は、従来のハウジング体と端
子との係合方法のかかる問題点に着目してなされたもの
で、基板と端子の接続部分の電気的接続の信頼性を向上
させる回路基板用コネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる上記目的
は、ハウジング体の底部より突出した端子の接続部が基
板上の回路導体に半田付け接続される回路基板用コネク
タにおいて、ハウジング体内には間隙を保って並設され
た一対の可撓アームと、該可撓アームの片面上の各々対
向した位置に端子を係止するための一対の係止突起を設
けると共に、前記係止突起に係止される前記端子には少
なくとも一対の斜辺部を内縁に有する係合孔を設け、前
記ハウジング体の伸縮時に前記係止突起が前記斜辺部上
に当接したまま前記係合孔内縁を移動可能としたことを
特徴とする回路基板用コネクタにより達成される。
【0007】
【作用】本発明によれば、係止突起を有する一対の可撓
アームが、双方の可撓アーム間に設けた間隙とその弾性
により横方向に移動可能であり、温度変化によって生じ
るハウジング体の縦方向の伸縮に対して、可撓アームの
係止突起が端子側の係合孔内縁の斜辺部上に係止されな
がら縦方向の伸縮移動と共に横方向に移動する。この移
動によって、ハウジング体の伸縮による基板上の端子接
続部分に集中する応力が吸収され、端子はハウジング体
の伸縮の影響を受けずに電気的接続の信頼性を向上させ
ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。な
お、本発明は本実施例に限定されるものではないことは
言うまでもない。
【0009】図1は本発明の一実施例である接続コネク
タの正面図であり、図2はその裏面図である。接続コネ
クタAはハウジング体1とハウジング体内に嵌挿された
端子2より成り、上方より突出した端子の接続部には別
のコネクタ等が接続される。ハウジング体1に端子2を
係合するためにハウジング体内の下方に延設された一対
の可撓アーム5には、双方の間にスリット状の間隙8を
設け、双方のアーム上の対向した位置に半楕円体状の係
止突起5aが設けられている。また、端子2には、前述
の係止突起5aに係止される略ひし形状の係合孔7が該
端子2の中心線と交差する如くにひし形の4辺を中心線
に対して左右対称に形成している(図4参照)。
【0010】接続コネクタAが基板3上に接続される手
順は、端子2がハウジング体1上部から挿入され、前記
係止突起5aに当接しながら更に挿入して行くと、ハウ
ジング体1下部に設けられたストッパ部1aにかるく挿
入された状態で係止される。この時、端子2上に形成さ
れた係合孔7が係止突起5aに係止される。そして、接
続コネクタAの底部より突出した端子の接続部2aを基
板3上の接続孔に嵌め込み、基板3に接続コネクタAを
ねじ止め固定した後、半田付け6により基板3の回路導
体に接続される。
【0011】図3は図1のX−X断面図である。一対の
係止突起5aは、ハウジング体1の上部より垂直下方に
延設され自由端部を備えた一対の可撓アーム5の端子に
対向する側の面上に形成されており、端子2の係合孔7
の交角部9a,9b(図4参照)に係止される。
【0012】図4は接続コネクタと可撓アームの係合部
分の要部拡大図である。アーム間に幅t0 のスリット状
の間隙8を有する可撓アーム5の端子側に面した間隙側
端面近傍に一対の半楕円体状の係止突起5a,5bが一
体的に形成されている。また、端子2には、係止突起5
a,5bが係止される略ひし形状の係合孔7が設けられ
ており、この係合孔7の交角部9a,9bに係止突起5
a,5bが係止される。
【0013】図5は端子が可撓アームに係止される前の
状態図であり、図6は係止されているときの状態図であ
る。係止突起5a,5bの外側端面間の幅Tは係合孔7
の横幅Sと同等に形成されている。従って、端子2を挿
入することにより、一方の係止突起5aは略ひし形の斜
辺部7a,7bにより形成される交角部9aに係止さ
れ、他方の係止突起5bは斜辺部7c,7dにより形成
される交角部9bに係止される。
【0014】図7は図6の状態からハウジング体が熱膨
張した時の状態図である。接続コネクタAが基板3に接
続されている状態で半田浴槽等により急激な温度上昇が
生じた場合、ポリプロピレン等の樹脂系材料から成るハ
ウジング体1の膨張変化が、銅系の金属材料より成る端
子2の膨張変化に比べ非常に大きい(樹脂系材料の線膨
張係数β1 と銅系の金属材料の線膨張係数β2 を比較す
ると同じ条件下では、常にβ1 >β2 である)。よっ
て、ハウジング体1が温度上昇に伴って熱膨張すると、
一対の可撓アーム5の係止突起5a,5bが係合孔7内
縁の斜辺部7b,7d上に当接したままの状態で下方向
に移動する。この移動により、膨張に伴い発生する歪み
応力等を吸収するため、膨張したハウジング体1が端子
2に影響を及ぼすことはない。この時、可撓アーム5間
の間隙幅t1 は温度変化のない時の間隙幅t0 より狭く
なり、この間隙幅の変化により可撓アーム5の外方向に
働く押圧力が増し、係止突起5a,5bが係合孔7の交
角部9a,9bから斜辺部7b,7d上の下方部に移動
しても、端子2を確実に係止している。
【0015】また、上述した急激な温度上昇による熱膨
張とは逆に、急激な温度降下によるハウジング体1の収
縮時は、膨張時とは逆に係合孔7内縁の斜辺部7a,7
c上に当接したまま上方向に移動する。この移動によっ
て、ハウジング体1の収縮に伴う歪み応力等を吸収し、
ハウジング体1の収縮による端子2への影響を防止する
ことができる。しかも、斜辺部7a,7c上に当接した
状態で可撓アーム5の弾性作用による外方向の押圧力が
働くので、端子2はハウジング体1内に確実に係止され
る。
【0016】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、図8に示す様な端子20の係合孔
27の形状は、図のような楕円状や円形状、さらには三
角形状でも良く、また係止突起25a,25bの形状
も、図のような半円形状や三角形状でも可能である。更
に、可撓アームは一対の片持可撓アームにする必要はな
く、図のようなスリット28を設け、該スリットの両側
に対向した一対の係止突起25a,25bを形成した両
持可撓アーム25も可能である。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、急激な温度
変化に対して、端子がハウジング体の伸縮に影響され
ず、基板と端子の接続部分の破損や端子が歪むことなく
安定的な電気的接続を確保することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である接続コネクタの正面図
である。
【図2】図1の裏面図である。
【図3】図1のX−X断面図である。
【図4】接続コネクタの係合孔と可撓アームの係止突起
部分の拡大斜視図である。
【図5】端子が可撓アームに係止される前の状態図であ
る。
【図6】端子が可撓アームに係止されている状態図であ
る。
【図7】ハウジング体が熱膨張した時の状態図である。
【図8】本発明の別実施例を示す斜視図である。
【図9】従来の接続コネクタの断面図である。
【図10】図9の拡大図である。
【符号の説明】
A 接続コネクタ 1 ハウジング体 2 端子 2a 接続部 5 可撓アーム 5a,5b 係止突起 6 半田付け部 7 係合孔 7a〜7d 斜辺部 8 間隙 9a,9b 交角部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング体の底部より突出した端子の
    接続部が基板上の回路導体に半田付け接続される回路基
    板用コネクタにおいて、ハウジング体内には間隙を保っ
    て並設された一対の可撓アームと、該可撓アームの片面
    上の各々対向した位置に端子を係止するための一対の係
    止突起を設けると共に、前記係止突起に係止される前記
    端子には少なくとも一対の斜辺部を内縁に有する係合孔
    を設け、前記ハウジング体の伸縮時に前記係止突起が前
    記斜辺部上に当接したまま前記係合孔内縁を移動可能と
    したことを特徴とする回路基板用コネクタ。
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JPH0629054A JPH0629054A (ja) 1994-02-04
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US5370554A (en) 1994-12-06
JPH0629054A (ja) 1994-02-04

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