JP2645351B2 - 遠隔操作に適した穴吊りクランプ - Google Patents

遠隔操作に適した穴吊りクランプ

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JP2645351B2
JP2645351B2 JP2916687A JP2916687A JP2645351B2 JP 2645351 B2 JP2645351 B2 JP 2645351B2 JP 2916687 A JP2916687 A JP 2916687A JP 2916687 A JP2916687 A JP 2916687A JP 2645351 B2 JP2645351 B2 JP 2645351B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、遠隔操作に適した穴吊りクランプに関す
る。
従来の技術 従来、高層ビルディングや、大形の船舶などの建築,
建造現場では、型鋼、予め組み立てられた大形のブロッ
クなどの物品をクランプに係止し、所望の場所に吊り揚
げ、それらの物品を仮取り付けした後、吊り揚げに使っ
たクランプから物品を釈放する必要がある。従来、この
釈放作業は作業者が手作業によって行っていたが、作業
者は物品の吊り揚げ作業中は他の場所に避難し、物品の
仮取り付けの後にクランプの位置まで移動して作業しな
ければならず、能率が悪い上に、作業者の転落事故が発
生する危険があった。
この欠点を回避するために、クランプ自体に無線信号
受信機と,受信された信号に応答してクランプに所望の
動作を行わせる駆動源とを設け、無線発信機によってク
ランプを遠隔操作する吊揚装置が知られていた。しかし
ながら、かかる吊揚装置では、各クランプが夫々無線受
信機及び駆動源を有するので、クランプ自体が大形とな
り、構造も複雑となり、従ってまた高価になり,故障頻
度が増大するなどの欠点があった。
特開昭61−119588号公報には、上記無線で操作される
クランプの欠点を回避する吊揚装置が開示されており、
その吊揚装置においては、一乃至複数の吊スリングと、
該吊スリングの端部に設けられたクランプと、クランプ
以外の個所にあってクランプが被吊揚物との係止を解く
よう操作手段を介して操作,作動させる駆動源と制御手
段とを有する。
又、クランプにおいて、係止手段を係止位置にロック
するロック手段及び、該ロック手段をアンロックする手
段自体は公知である。
発明が解決しようとする問題点 上記特許出願において、横吊り用クランプ、縦吊り用
クランプ、及び穴吊り用クランプの実施例が開示されて
いるが、いずれの実施例も、クランプの外部から正逆2
方向の駆動力を受けて、クランプを係止状態と釈放状態
との間で操作するに過ぎない。上記特許出願において
は、吊揚状態において、物品をクランプに確実に係止す
るために、クランプの係止機構を係止状態にロックする
手段について言及していない。もしもロック手段が設け
られない場合には、殊に穴吊りクランプでは、物品の吊
り揚げ中に、誤って制御手段を操作したとき、係止ピン
手段が外れて物品が落下するおそれがある。
又、単一のロック手段を設けて、該ロック手段を遠隔
操作する機構は、何等かの事故によってロック手段がア
ンロックされたとき、重大な事故につながる。
問題点を解決する手段とその作用効果 本発明は上記特開昭61−119588号公報の発明の改良発
明であって、係止ピン手段を係止状態にロックする手段
を有する遠隔制御に適した穴吊りクランプを提供するこ
とを目的としている。
本発明の他の目的は、係止手段の釈放動作及びロック
手段のロック及びアンロック動作を1系統の駆動手段で
遠隔制御するのに適したクランプを提供することであ
る。
本発明の更に他の目的は、部品数が少なく、構造が簡
単であり、従って軽量で,故障が少ない遠隔制御に適し
たクランプを提供することである。
本発明のその上更なる目的は、2系統のロック手段を
設け、係止手段及び2系統のロック手段の操作を1系統
の駆動手段で遠隔制御するのに適したクランプを提供す
ることである。しかも、2系統のロック手段のアンロッ
ク動作を逆方向の運動によって行わせることによって、
不測の事故を回避している。
本発明は、かかる目的を達成するために創案されたも
のであり、一対の脚部の間に物品を受け入れるスロット
を有するクランプ本体と、一方の脚部から他方の脚部に
向かって出没可能に配置された係止ピン手段と、上記係
止ピン手段を係止位置と釈放位置との間で移動させる移
動手段とを有し、クランプの外部からの制御力を受けて
上記係止ピン手段を作動させるタイプの遠隔操作に適し
た穴吊りクランプにおいて、上記係止ピン手段の運動経
路に近接して配置されて、少なくとも係止ピン手段を係
止位置にロックする第1のロック手段と、クランプの外
部からの駆動力を受けて2方向の運動を行い、上記係止
ピン手段の運動経路に近接して配置されており、少なく
とも上記係止ピン手段を係止位置にロックする第2のロ
ック手段と、上記第2のロック手段上に固定されてお
り、上記第2のロック手段の一方向への運動により第1
のロック手段をアンロックせしめ、他方向への運動によ
り第2のロック手段をアンロックするアンロック手段
と、上記係止ピンを係止位置から釈放位置に向かって常
に偏倚させる偏倚手段と、を有することを特徴とする。
第1及び第2のロック手段の各々は、係止ピン手段又
は連動手段を少なくとも係止位置でロックする公知のロ
ック手段であって良い。本発明においては、2系統のロ
ック手段の一方のロック手段をクランプの外部から2方
向の駆動力を受けて少なくとも3位置間で操作して第1
のロック手段のアンロック動作,第2のロック手段のロ
ック動作及びアンロック動作を行わせるようにしてい
る。その際、第1と第2のロック手段のアンロック動作
方向を逆向きとすることにより、誤って一方のロック手
段がアンロックされても、他方のロック手段がロック状
態を維持するようリンクされている。また係止ピン手段
は、常時釈放位置に偏倚されて,第1と第2のロック手
段がアンロック状態になったとき、係止ピン手段が自動
的に釈放されるようにしている。
更に、本発明の望ましい実施例においては、第1のロ
ック手段は、移動手段と部品を共用しており、クランプ
の部品数を少なくし、構造を簡単にし、従ってクランプ
の自重を減少させ、また故障を最少にさせている。
実施例 第1図は、本発明による穴吊りクランプとその遠隔制
御装置の基本的構成の概略を示す模式的図面であって、
1は穴吊りクランプ、2は制御手段、3は駆動手段、4
は駆動力伝達手段を示す。
クランプ1は、係止ピン手段,ロック手段などの作動
機構部分5を有し、クレーンなどの昇降装置からスリン
グ6によって昇降可能に吊り下げられている。
駆動手段3は、クランプから隔てられた場所に設置さ
れ、望ましくはクランプと一定距離を保って昇降される
手段(たとえば天秤)に設置される。駆動手段は、2方
向運動を与える手段であればいかなるタイプのものでも
良い。
駆動力伝達手段4は、駆動手段の2方向運動を伝達で
きれば、いかなるタイプのものであっても良い。例え
ば、可撓性のスリーブ内で押し引きできるワイヤを持っ
たプッシュプルケーブルを用いてもよく、引っ張り方向
を逆にした2本のワイヤの夫々の一端又は,1本のワイヤ
の両端をクランプにおける被駆動部分の運動方向の両端
に固定してループ状にし,2本のワイヤの何れかを引く
か,ループ状のワイヤの引く方向を変更するようにして
も良い。
制御手段2は、駆動手段3と同一場所に設けることも
できるが、駆動手段3から隔たった場所に設置するのが
望ましい。何故ならば、駆動力伝達手段4の長さを一定
にし、駆動手段3と制御手段2とを同一場所に設置する
とすれば、制御手段を操作するオペレータは、クランプ
の昇降と共に昇降する天秤などの手段上に設置しなけれ
ばならず、またクランプの昇降と共に昇降する天秤など
の手段上にオペレータを配置するのを回避するために
は、駆動力伝達手段4の長さを可変にしなければならな
いからである。
制御手段2を駆動手段から隔たった場所に設けるとき
は、駆動手段3を制御手段2からの無線信号によって制
御するのが望ましい。何故ならば、駆動力伝達手段4の
長さを固定し,駆動手段3と制御手段2とを異なった場
所に設置すれば、制御手段2と駆動手段3との距離は変
動するので、それらの間に可変の長さを有する連結手段
を設けなければならないからである。例えば、駆動手段
3を電気的に制御するには配線が必要であり、流体圧で
制御する場合には配管が必要であるが、それらの長さを
可変とすれば、故障の可能性が増大し、またそれらのま
きとり装置を設けなければならないからである。
第2図は、本発明の一実施例による遠隔操作に適した
穴吊りクランプの正面図、第3図はその側面図であり、
夫々一部分が断面で示されている。
第2図及び第3図を参照して、本発明の穴吊りクラン
プの好適な実施例を説明する。クランプは係止ピン手段
10,第1のロック手段20,第2のロック手段30を有する。
この実施例では、係止ピン手段10は吊りピン11と,吊
りピン11を摺動可能に受け入れる概して円筒状の第1の
スリーブ12と,第1のスリーブを摺動可能に受け入れる
概して円筒状の第2のスリーブ13とを有し、それらはね
じ14によって一体的な組み立て部品として動作する。
係止ピン手段10は、クランプ本体に固定された案内手
段40によって、第2図において左右方向に運動可能に案
内されている。
案内手段40は、図示の実施例では、適切な固定手段に
よってクランプに固定された概して円筒状の部材41とそ
の中に配置された耐磨耗性の材料でできた摩擦プレート
42とを有する。
上記第1のスリーブ12もまた、耐摩耗性の材料で作ら
れるのが望ましい。
本明細書において、説明の便宜上、係止ピン手段10,
第1のロック手段20,第2のロック手段30などの作動部
分はクランプに対して直接に装着されるものとして説明
するが、実際には、それらの作動部分を収納したケーシ
ングを適切な固定手段によってクランプに固定するのが
望ましい。これにより、クランプの作動部分の部品の組
み立て,変換を容易にする設計の自由度が増大し、ある
いは作動部分全体の交換が可能となる。
摩擦プレート42及び円筒状部材41には整列した穴42a,
41aが形成されており、それらは後述のロックピンを受
け入れる。
第1のロック手段20は、図示の実施例では、クランプ
本体に固定された軸ピンP1に回動自在に枢着されたL字
状のレバー21と,該レバーのアームに固定された軸ピン
P2に一端を回動自在に枢着されたリンクアーム22とを有
し、リンクアーム22の他端は吊りピン11に固定された軸
ピンP3上に回動自在に連結されている。
クランプ本体に固定された停止ピン23が設けられて、
係止ピン手段10が係止位置にあるとき、それと連動する
レバー21に形成された停止面21aに係合して、第2図に
おいてレバー21の時計方向の回動を制限する。係止ピン
手段10の第1と第2のスリーブ12,13の間に形成された
筒状の空隙内に配置された圧縮スプリングのような偏倚
手段24が設けられて係止ピン手段10を第2図において右
側に,即ち釈放方向に常に偏倚させている。レバー21に
他の当接面21bを設けて、レバー21の反時計方向の回動
を制限することもできる。
第2図に示された状態では、軸ピンP2は、軸ピンP1,P
3を結ぶ直線の上側に位置し、偏倚手段24は吊りピン11
を釈放位置に偏倚させ、吊ピン11に連結されたレバー21
は時計方向に回動するよう偏倚されている。しかしなが
ら、レバー21は停止ピン23により時計方向への更なる回
動を阻止され,係止ピン手段10は、係止位置にロックさ
れる。すなわち停止ピン23は、レバー21の所定方向(図
示時計方向)への回動により軸ピンP1,P3を結ぶ直線の
上側に移動した軸ピンP2を所定位置に保持する手段とし
て働き、第1のロック手段20の一部を構成している。
第2のロック手段30は、クランプ外に設けられた駆動
手段から正逆2方向の駆動力を受けて,駆動される第1
部材と、上記第1部材と相対的に連動可能な第2部材と
を有する。この実施例では、第1部材は概してパイ字状
の断面を有する部材31と,パイ字状部材31の2本の脚部
と螺合するスリーブ32と,スリーブ32を摺動的に受け入
れるスリーブ33と,それに固定されたアンロック手段34
とからなるものとして示されている。スリーブ32とスリ
ーブ33とは、例えばねじ35で固定して,31〜34で示され
た部品を一体的な組み立て部品としている。この一体的
な組み立て部品は、クランプ本体に固定された案内手段
50によって第2図において上下方向に運動可能に案内さ
れている。案内手段50は、概して円筒状の部材51であっ
て、その円筒状側面の右側(第2図において)に窓51a
が設けられ、第2ロック手段の組み立て分解に際して、
スリーブ33とアンロック手段34とを側方から受け入れる
ようになっている。パイ字状部材31とスリーブ32とは上
方から挿入される。アンロック手段34は、第2図におい
て右側に延長するアームとそれから下方に延長する部分
とを有し、下方延長部分の下端には軸ピンP2で枢着した
部分に近接して配置されたカム面34aを持っている。ア
ンロック手段34には、案内ピン34bが固定されており、
それはクランプ本体に固定された案内スロットGと協働
して,不規則な形状を有する上記組み立て部品の案内を
補助する。アンロック手段34のカム面34aは軸ピンP2に
近接して設けられて、それが第2図に示された位置から
下方に移動されたとき、カム面34aは軸ピンP2による枢
着部分を下方に押す。
スリーブ32は下端に縮小された直径を有する穴が設け
られており、第2部材36の頭部をスリーブ32内で限られ
た距離にわたって移動可能に収納している。パイ字状部
材31とスリーブ32との螺合構造は、第2部材36の頭部を
スリーブ32内に収納する目的のみならず、第2のロック
手段30の位置調整の機能をも有する。スリーブ32内にお
いて、パイ字状部材31と第2部材36の頭部との間には第
1の偏倚手段60(例えば圧縮スプリング61)が配置され
ており、第1部材(31〜34)と第2部材36とを互いに遠
ざける方向に常に偏倚している。
第1部材は、後に駆動手段に関して詳述する駆動力伝
達手段によって、第2図において上下方向に駆動され得
る。この実施例では、駆動力伝達手段はスリーブS内に
収納されたワイヤWを有するプッシュプルケーブルが用
いられるものとして示されており、ワイヤWはパイ字状
部材31に適切な固定手段によって着脱可能に固定され、
スリーブSはクランプ本体に固定されたスリーブ固定部
材37に適当な固定手段によって着脱可能に固定されてい
る。
第2図において、第2のロック手段30は、第2部材36
の下端部36aを、案内手段40に設けられた穴41a,42aから
下方に突出させて,吊りピン11に固定されたスリーブ13
の運動経路内に位置付けられている。従って、この状態
では吊りピン11を係止位置にロックしている。第1部材
が,パイ字状部材を介して駆動力伝達手段によって下方
に押されると、アンロック手段34も下方に移動し、カム
面34aが軸ピンP2によって枢着された部分を、軸ピンP1,
P3を結ぶ直線の下方に押しやる。これにより、第1のロ
ック手段のロックが解除される。かくて、第1部材(31
〜34)の下方位置をロック解除位置と称する。軸ピンP2
が軸ピンP1,P3を結ぶ直線の下方に移動されたとき、偏
倚手段24は、係止ピン手段10を釈放位置に向かって偏倚
させ,したがってそれと連結されたリンクアーム22を介
してレバー21を第2図において反時計方向に回動させる
よう偏倚させる。この動作の間、第2部材36は静止した
ままである。したがって、第1のロック手段がアンロッ
クされても、第2のロック手段が、吊りピン11の釈放位
置への移動を阻止する。何故ならば、第2部材は第1の
偏倚手段60によって下方に偏倚されており第2部材の下
端部36aが、吊りピン11の運動経路内に位置付けられて
いるからである。
パイ字状部材31が、駆動力伝達手段によって、第2図
に示された位置よりも上方に引かれるとき、第2部材36
も上方に移動される。何故ならば、第2部材の頭部が、
スリーブ32の下端の縮小された直径を有する穴の縁部分
と係合しているからである。第2部材36の下端部36aが
係止ピン手段10の運動経路から後退させられたとき、係
止ピン手段10及び第1のロック手段20は釈放位置に偏倚
される。かくて第2のロック手段の第1部材の上方位置
を釈放位置と称する。
第2のロック手段30の第1部材は、次いで駆動力伝達
手段によって第2図に示された中間の位置に駆動され
る。しかしながら係止ピン手段10が係止位置から移動し
たとき、第2のロック手段30の第2部材36が下方に移動
しても、スリーブ13の側面部分によって、第2部材36の
下端部36aが係止ピン手段10の運動経路内に進入するの
を阻止する。従って偏倚手段60の偏倚力に抗して、第2
部材36は上方に止どめられる。しかし、第2部材36は、
係止ピン手段10が係止位置に移動されたときはいつで
も、第1の偏倚手段60によって自動的にロック位置に押
しやられ得る状態にある。かくて、第1部材の中間位置
を係止ロック準備位置と称する。
この実施例では、係止ピン手段10を釈放位置から係止
位置に移動させる場合には、第1のロック手段20のレバ
ー21を手動的に時計方向に回動する。
第3図には、第2のロック手段30を手動的にアンロッ
クさせる手段100が示されている。かかる手段は、クラ
ンプの故障,点検の際に用いられる。第2のロック手段
の第2部材36の下端部に近接して段部36bが設けられて
いる。クランプ本体に固定された軸ピンP4にL字状レバ
ー101が枢着されている。レバー101の操作アームを第3
図において時計方向に回動させることにより、レバーの
他方のアームが第2部材を第1の偏倚手段60の偏倚力に
抗して上方に押し上げてアンロックさせる。
尚、第2図において、右下方にLSで示された物は2個
のリミットスイッチであって、これらは吊りピン11の状
態を検出して制御手段における制御信号を与える。検出
信号は、例えばプッシュプルケーブルのスリーブを二重
として、それらの間に設けた導線により駆動手段に近接
させて配置された制御回路に導かれ得る。
以上に本発明の、一実施例によるクランプを説明した
が、本発明の技術思想を逸脱すること無く、様々な変形
が可能である。
例えば、第1のロック手段は、係止ピン手段10を係止
位置と釈放位置との間で移動させる移動手段と共用され
るものとして示されているが、第1のロック手段を別個
に設けても良い。例えば、係止ピン手段10と、第2図に
おいてL字状レバー21とリンクアーム22と同様の構成を
有する移動手段を設け、それらの手段の一方が係止位置
に位置付けられたとき、係止ピン手段10又は連動手段を
係止位置にロックし、そのロックが第2のロック手段に
よって解除され得る構造であれば良い。
かかる機械的構造の他の一例が第4図に示されてい
る。係止ピン手段10は第2の偏倚手段70によって矢印の
方向に偏倚されており、移動手段80はクランプ本体に固
定された軸ピンP1に回動可能に枢着されたレバー81と,
レバー81のアームに固定された軸ピンP2に一端を回動可
能に枢着されたリンクアーム82とを有し、リンクアーム
82の他端に固定された軸ピンP3は、吊りピン11に設けら
れた長穴11d内に受け入れられて、係止ピン手段10に連
結されている。第1のロック手段90は、移動手段80のリ
ンクアーム82に固定された鋸歯状の突起91と,リンクア
ーム82を第4図において上方に偏倚させる偏倚手段92
と,クランプ本体に固定されたストッパ93とを有する。
第2のロック手段30の第2部材36は、リンクアーム82上
方において吊りピン11の端部に近接して配置されてい
る。第4図において、鋸歯状の突起91はストッパ93に係
合して係止ピン手段10を係止位置にロックしている。第
2のロック手段の第2部材36は吊りピン11の端部と僅か
に隙間があいている。第2部材36が下方に押されたと
き、リンクアーム82は下方に押され、突起91はストッパ
93から外れて,吊りピン11が僅かに右方向に移動してス
トッパ93の右側に位置付けられ,第1のロック手段のロ
ックが解除される。しかし、この状態では、第2部材36
が吊りピン11の端部と係合して、係止ピン手段10は釈放
位置に移動できない(ロック解除位置)。第2部材36が
上方に引かれたとき(釈放位置),係止ピン手段10及び
移動手段80は、偏倚手段70によって釈放位置に移動され
る。第2のロック手段30の第1部材が第2図に示された
位置に移動されたとき,第2部材36は下方に押しやられ
るが、釈放位置にある吊りピン11の側面で上方位置に止
どめられる(係止ロック準備位置)。レバー81が時計方
向に回動されたとき、リンクアーム82の突起91は、スト
ッパ93に接触して、それらに設けたカム面によって、リ
ンクアームを偏倚手段92の偏倚力に抗して、リンクアー
ム82を押しさげ,突起91がストッパ93を外れたとき、リ
ンクアーム82は上方に偏倚されてロックされる。この
時、第2のロック手段の第2部材36は吊りピン11の側面
から外れて,吊りピンの運動経路内に進入し、ロック状
態となる。かくて、第4図の実施例では、第2のロック
手段30の第2部材36が、第2図及び第3図に示したロッ
ク解除部材34を兼ねている。
また、係止ピン手段10と移動手段80とは、リンクアー
ム82に対して軸ピンP3によって連結されている必要はな
く、移動手段が釈放位置から係止位置へ運動する際,あ
るいは係止ピン手段が逆方向へ運動する際に他方にそれ
らの運動を伝達する関係(例えば、カム面による係合関
係)にあれば良い。
第2,3図の実施例及び第4図の実施例では、第1のロ
ック手段は移動手段をその一部分として共用して,移動
手段をロックし、それによって係止ピン手段をロックす
るようにしているが、第1図のロック手段は、係止ピン
手段を直接にロックするようにし,第2のロック手段に
よってアンロックされるよう関連付けられることも可能
である。かかる構造は、上述の開示から当業技術者には
容易に想到できる。しかしながら、構造部分の共用は、
部品数を少なくし,クランプの自重を軽くし,又故障を
少なくする利点がある。
本発明の開示により、当該技術の熟達者には、第1の
ロック手段及び第2のロック手段の他の様々な変形があ
り得ることは明らかである。
例えば、駆動力伝達手段として、引っ張り力を伝達す
る2本のワイヤを用いる場合には、それらの一端を、第
2図において第1部材の上下に固定し、下方に固定され
たワイヤをクランプ本体に支持されたプーリを介して上
方に導くことができる。
更に、第2のロック手段は、必ずしも第1部材と第2
部材とを有する必要は無く、単一の部品であっても良
い。
更に、第2のロック手段は、上記の3位置に加えて、
上記釈放位置から更に外側に移動可能にして4位置間で
移動するようにし、釈放位置からそれに近接した極限位
置に向かって移動する際、第1のロック手段を兼ねた連
動手段を釈放位置から係止位置に向かって連動させるよ
うにリンクさせることができる。この際、第2のロック
手段の釈放位置とアンロック位置との間の領域での運動
の間、第2ロック手段の運動は、第1のロック手段兼移
動手段に伝達されないようにリンクすることが必要であ
る。かかるリンク手段自体は公知であり、例えば長穴を
有するリンクアームと長穴内に第2の軸ピンを受け入
れ、リンクアームの長穴から隔たった端部を第2のロッ
ク手段に軸ピンで枢着すれば良い。この場合、第1のロ
ック手段兼移動手段のレバー21における第2の軸ピンの
回動距離が比較的長いために、第2のロック手段のスト
ロークを長く取らねばならない。この欠点は、例えば、
第5図の如き構造で解決できる。即ち、例えば第2図の
アンロック手段34の一側に部分的にラック歯34cを設
け、それとかみ合うピニオン37を介して、レバー21に固
定されたラチェット歯車24を回動させれば良い。ラチェ
ット歯車24は、第1のロック手段兼移動手段をロック位
置もしくは係止位置へ回動させる方向への運動のみを伝
達する。
第2,3図の実施例及び第5図の実施例において、第1
と第2のロック手段のアンロック動作は、第2のロック
手段の逆向きの運動によって行なわれる。従って、吊り
上げ動作中に、レバー21が何物かに接触して、アンロッ
クされても、第2のロック手段はロック状態に止どま
り、又吊り上げ動作中にプッシュプルケーブルが何物か
に触れて引っ張られ,第2のロック手段がアンロックさ
れても第1のロック手段はロック状態に止どまることが
理解されよう。
第2,3図の実施例では、第1のロック手段兼移動手段
を、釈放位置から係止位置に移動させる作業を手動的に
行わなければならない。吊り上げられるべき物品が大型
の物品であるときは、作業者がクランプの位置まで移動
して、この操作を行わなければならない。第5図の実施
例においては、この作業をもクランプ外の駆動手段によ
って、遠隔操作することができる利点を有する。
第6図は、天秤手段110と本発明による2個の穴吊り
クランプを用いた吊り揚げ装置を示す側面図である。
天秤手段110は、天秤本体111と、本体111を吊り下げ
る複数のケーブル112と、それらのケーブル112の一部ま
たは全部を寄せ集めて吊り下げる吊り環113とを有す
る。吊り環113は例えばクレーンなどの昇降手段(図示
せず)によって昇降され得る。
本発明の遠隔操作に適した穴吊りクランプCA及びCB
は、天秤本体111から、比較的短いスリング114で夫々吊
り下げられている。
駆動手段120は、電源121,パワーシリンダ122を有し、
それらは天秤本体111上に支持されている。
電源121は充電可能なバッテリーであって良い。
パワーシリンダ122の駆動シャフトは、正逆2方向の
両方極限位置の中間にある初期状態位置と正逆両方向の
極限位置との少なくとも3位置間で運動可能である。こ
の運動は、天秤本体に支持された軸ピンP5上に枢着され
たアームに伝達される。これらの3位置は、第2,3図の
クランプの第2ロック手段の第1部材(パイ字状部材31
〜アンロック手段34)の動作における3位置に対応す
る。
パワーシリンダ122の駆動シャフトは、制御手段によ
って、初期状態位置(クランプの第2ロック手段におけ
る第1部材の係止ロック準備位置に対応する)からロッ
ク解除位置への運動,ロック解除位置から釈放位置への
運動,及び釈放位置から係止ロック準備位置への運動を
1サイクルとして行うよう制御手段によって制御され
る。駆動シャフトの3位置は、例えばリミットスイッチ
などの検出手段によって検出されて,制御に利用され
る。
この実施例では、天秤手段110上に表示手段手段130が
設けられている。表示手段130は、1個のクランプに関
して天秤本体111の下側に赤,青,黄色のランプと天秤
本体111上側に赤,青の2個のランプとからなる5個一
組みのランプを有し、従って2個のクランプに関して合
計10個のランプを有する。これらのランプは駆動手段及
びクランプの動作状態を表示して、遠隔操作を確実にさ
せる。
吊り上げられるべき物品の重心が偏っている場合に
は、駆動力伝達手段の長さを限られた範囲で変化させる
のが望ましい。かかる場合には、前述の如く、プッシュ
プルケーブルに代えて、引っ張り力を伝達する2本のケ
ーブルを用い、それらの長さをウィンチで調節可能にす
ることができる。かかる、技術は周知であり、従って詳
述しない。
また、駆動手段あるいは更にウィンチの遠隔制御は、
無線信号によって行うことができ、無線制御自体は周知
であるので詳述しない。
第2,3図の実施例によるクランプは、制御手段,駆動
手段を介して、係止ロック準備位置→アンロック位置→
釈放位置→係止ロック準備位置の動作を1サイクルとし
て行うよう制御される。
以上に本発明の制御装置の実施例に付いて説明した
が、本発明は、それらの実施例に限定されるものではな
く、本発明の技術思想の範囲内で様々な変形が可能であ
る。
例えば、第5図の実施例によるリンク手段を持ったク
ランプを遠隔制御する場合には、上記の3位置に代えて
4位置で制御することが必要であるが、かかる変形は当
業技術の熟達者には容易であり、従って詳述しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による穴吊りクランプとその制御装置
の基本的構成の該略を説明する模式的図面、 第2図は、本発明による遠隔操作に適した穴吊りクラン
プの正面図であって、その一部は断面で示されており、 第3図は、第2図のクランプの側面図であって、その一
部は断面で示されており、 第4図は、第2,3図に示したクランプにおける第1と第
2のロック手段の一変形例を示す模式的正面図、 第5図は、第2のロック手段と第1のロック手段兼移動
手段とをリンクさせるリンク手段の実施例を示す模式的
側面図、 第6図は、天秤と第2,3図に示した2個のクランプを用
いた吊り揚げ装置の側面図である。 符号の説明 1:穴吊りクランプ、2:制御手段、3:駆動手段、4:駆動力
伝達手段、5:作動機構部分、6:スリング、10:係止ピン
手段、20:第1のロック手段(兼移動手段)、30:第2の
ロック手段、40:案内手段、50:案内手段、60:第1の偏
倚手段、S1:スリーブ、W:ワイヤ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津山 初雄 奈良市富雄北2丁目3番12号 イーグル クランプ株式会社内 (72)発明者 豊岡 実 奈良市富雄北2丁目3番12号 イーグル クランプ株式会社内

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の脚部の間に物品を受け入れるスロッ
    トを有するクランプ本体と、一方の脚部から他方の脚部
    に向かって出没可能に配置された係止ピン手段と、上記
    係止ピン手段を係止位置と釈放位置との間で移動させる
    移動手段とを有し、クランプの外部からの制御力を受け
    て上記係止ピン手段を作動させるタイプの遠隔操作に適
    した穴吊りクランプにおいて、 上記係止ピン手段の運動経路に近接して配置されて、係
    止ピン手段を係止位置にロック可能な第1のロック手段
    と、 クランプの外部からの駆動力を受けて2方向の運動を行
    い、上記係止ピン手段の運動経路に近接して配置されて
    おり、その一方向への運動により上記係止ピン手段を係
    止位置にロックし他方向への運動により上記係止ピン手
    段を釈放位置に釈放可能な第2のロック手段と、 上記第2のロック手段上に固定されており、上記第2の
    ロック手段の上記一方向への運動により第1のロック手
    段をアンロックするアンロック手段と、 上記係止ピンを係止位置から釈放位置に向かって常に偏
    倚させる偏倚手段と、 を有することを特徴とする遠隔操作に適した穴吊りクラ
    ンプ。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のクランプにお
    いて、上記移動手段が、クランプ本体に支持された第1
    の軸ピンにより枢着されたレバーと、上記レバーに支持
    された第2の軸ピンにより一端が枢着されており、他端
    が上記係止ピン手段に支持された第3の軸ピンに枢着さ
    れたリンクアームとを有し、上記第2の軸ピンが上記第
    1と第3の軸ピンを結ぶ直線の一方の側にあるときに上
    記レバーを上記第1の軸ピンのまわりに回動させること
    により上記係止ピン手段を係止位置と釈放位置との間で
    往復移動させるよう構成されており、上記第1のロック
    手段は、上記レバーの所定方向への回動により上記第1
    と第3の軸ピンとを結ぶ直線の反対側に移動した上記第
    2の軸ピンを所定のロック位置に保持する手段を有する
    こと、 を特徴とする遠隔操作に適した穴吊りクランプ。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載のクランプにお
    いて、上記アンロック手段が、上記第2の軸ピンに近接
    して配置されており、ロック位置にある上記第2の軸ピ
    ンを上記第1と第3の軸ピンを結ぶ直線を越えて反対側
    に移動させるプッシャであること、を特徴とする遠隔操
    作に適した穴吊りクランプ。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
    れかに記載のクランプにおいて、上記第2のロック手段
    が、クランプの外部から2方向に駆動されて、両極限位
    置とその中間位置との少なくとも3位置間で運動可能に
    案内されており、上記中間位置及び一方の極限位置の間
    の領域にあるとき、その一部が上記係止ピン手段の運動
    経路内に位置付けられ、その領域外にあるときその一部
    が上記係止ピン手段の運動経路外に移動されること、を
    特徴とする遠隔操作に適した穴吊りクランプ。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第4項記載のクランプにお
    いて、上記第2のロック手段は、クランプの外部から2
    方向に駆動されて、両極限位置とその中間位置との少な
    くとも3位置間で運動可能に案内されている第1部材
    と、上記第1部材の運動方向において第1部材と相対的
    に運動可能に案内された第2部材と、上記第2部材を第
    1部材から遠ざける方向に偏倚させる偏倚手段と、上記
    第1部材と第2部材との相対的運動を制限する手段とを
    有し、上記第2部材の一部が上記係止ピン手段の運動経
    路内に入り込むことにより上記係止ピン手段を係止位置
    にロックすること、を特徴とする遠隔操作に適した穴吊
    りクランプ。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項記載のクランプにお
    いて、上記アンロック手段が、上記第2のロック手段の
    第1部材に固定されており、かつ上記第2の軸ピンに近
    接して配置されて、上記第1部材が上記中間位置及び一
    方の極限位置の間の領域において中間位置から上記一方
    の極限位置に向かって運動するとき、ロック位置にある
    上記第2の軸ピンを上記第1と第3の軸ピンを結ぶ直線
    を越えて反対側に移動させて上記第1のロック手段をア
    ンロックさせること、を特徴とする遠隔操作に適した穴
    吊りクランプ。
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