JP2644048B2 - 射出成形金型 - Google Patents

射出成形金型

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JP2644048B2 JP1250616A JP25061689A JP2644048B2 JP 2644048 B2 JP2644048 B2 JP 2644048B2 JP 1250616 A JP1250616 A JP 1250616A JP 25061689 A JP25061689 A JP 25061689A JP 2644048 B2 JP2644048 B2 JP 2644048B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は射出成形金型に関する。
〔従来の技術〕
一般に、射出成形において、射出後の収縮に金型を追
従させる射出圧縮成形や異色部を有する製品を成形する
こと等が行われる。
射出圧縮成形装置としては、型締め用大出力アクチュ
エータと圧縮用大出力アクチュエータとを夫々別に設け
る場合と、型締め用の大出力アクチュエータを圧縮用ア
クチュエータとしても兼用する場合とがある。また、こ
れらのアクチュエータとしては油圧式のものとサーボモ
ータ方式の場合とがある。
上述のアクチュエータを兼用する場合においては、圧
縮させようとする形状にインロウ部を型板に設け、油圧
制御の場合は射出圧力によって可動側型板が戻されて開
いたのを、圧縮力をかけて再び閉じるようにしていた。
また、サーボモータの場合は圧縮代だけ型板を開いた状
態で注型し、ゲートシールの後に圧縮力を加えていた。
また異色部を有する成形においては、一般に固定側型
板を複数型設けて行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
然しながら、アクチュエータを複数個使用することは
コスト的にもスペース的にも無駄であり、固定側型板を
複数型設けることも同様の欠点を有する。上述した射出
圧縮成形を行う場合においてアクチュエータを兼用する
場合においてはインロウ部を設けることは圧縮力を製品
部分に均等に負荷させることの障害になる。
依って本発明は多機能金型装置において、アクチュエ
ータ数を低減させ、延いては低コスト化並びに省スペー
ス化を図り、また、製品の質向上を図ることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的に鑑みて本発明は、固定側型板と、該固定側
型板に対して対向方向に移動可能な可動側型板とを有す
る射出成形金型において、前記可側型板の一部分が残り
部分に対して前記対向方向に相対移動可能に構成されて
おり、前記一部分と前記残り部分とを互いに逆の方向で
あって前記対向方向と平行な方向に付勢するばね部材を
設け、前記可動側型板用アクチュエータと前記一部分用
のアクチュエータとが兼用のサーボモータであることを
特徴とする射出成形金型を提供する。
〔作 用〕
可動側型板の一部分が残り部分に対して固定側型板の
方向に兼用のサーボモータによって移動させられる場
合、ばね部材が圧縮されるため、その付勢力によって可
動側型板の残り部分を固定側型板に押圧保持することが
できる。
〔実施例〕
以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて更に詳
細に説明する。
まず第1図を参照すると、静止している固定側型板
(以下、静止金型という)10と対向して動き得る可動側
型板(以下、可動金型という)12は、可動金型本体14
と、該本体14に対して対向方向、即ち図の中心軸線CLの
方向に摺動可能なコア16を有している。更には本体14は
第一取付板18と一体化されており、前記コア16は該第一
取付板18と分離して対向配置された第二取付板20に棒部
材16′を介して駆動される。この両取付板18と20との間
には圧縮された状態で皿ばね22が設けられており、第一
取付板18と本体14とを静止金型10の方向に常時付勢して
おり、他方、第二取付板20、棒部材16′及びコア16を静
止金型10から遠ざかる方向に常時付勢している。
製品26を射出成形すべく、静止金型10に対して可動金
型12を1個のサーボモータ(図示せず)によって押圧さ
せる。こうして第1図の中心軸線CLの上側に示す状態と
なり、第一取付板18と第二取付板20との隙間は寸法C+
Aとなっている。静止金型10の中央部に設けた成形材料
の流路24を通して該静止金型10と可動金型12のコア16と
の間に成形材料を流入させて製品26を成形させる。
しかし、製品26は射出成形後、収縮する。従って密度
を均一化して製品形状を正確に成形するにはコア16を静
止金型10の方向に追い込む必要がある。このため、上述
したサーボモータによって第二取付板20を皿ばね22の付
勢力に抗して静止金型10の方向へ距離Aだけ追い込み移
動させる。この追い込み中は、可動金型12の本体14を直
接に押圧するサーボモータは上述のコア16を追い込むた
めに使用されているが、皿ばね22の作用により静止金型
10に対する押圧状態が保持されている。こうしてコア16
を距離Aだけ追い込んだ状態を第1図の中心軸線CLの下
側に示している。この追込み寸法Aは固化収縮によりひ
けたり密度が不均一となることを避けるために必要な圧
縮量でなければならない。従ってこの圧縮量は必要に応
じて設定できる。そのアクチュエータとしてサーボモー
タは最適である。こうして、製品26は厚さ寸法がD+A
の状態からDの寸法に圧縮されている。その後、エジュ
クタプレート28を第1図の上側の状態から下側の状態に
なるよう静止金型10の方向へ移動させ、流路24の終端部
であるゲート部をゲートカットパンチャ30によって剪断
し、製品26を完成させる。その後エジェクタプレート28
を元に戻すが、その際、ばねを設けてあるノックアウト
部材32の作用により剪断されたゲート片が静止金型10か
ら排出される。
次に第2図において本発明の第二実施例を示すが、第
1図の構成部材と同等のものは同じ番号で示している。
第2図における中心軸線CLの上側と下側とは異なる状態
を示している。まず最初は図の上側の状態において第一
の流路24を通して成形材料を射出させる。その後、第二
取付板20をサーボモータによって図の下側の状態にまで
後退させる。この時に、該第二取付板20と一体化されて
いる棒部材46′並びにその先端に固定されているコア46
も同時に後退する。この第二取付板20の後退時にも可動
金型本体4が静止金型10から離隔しないようにコイルば
ね42が作用している。なお、コア46が後退する際に係合
ピン54を介してゲート遮断弁48を後退させる。このゲー
ト遮断弁48は第一の流路24を通して、例えば第一の色の
射出材料を流している間は第二の流路50の先端ゲート52
を閉じており、上記コア46の後退に伴って該ゲート52が
開放されると第二の色の射出材料を流すことができ、コ
ア46が後退して生じた領域56に第二の色から成る部分が
成形される。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかな様に本発明によれば、金型の
型締めに使用されるサーボモータを他の機能用に兼用し
てもばねの存在により型締め力は保持される。従ってア
クチュエータ数が低減でき、低コスト化並びに省スペー
ス化が図られ、しかも兼用のアクチュエータをサーボモ
ータとしているためばねの力の調整が正確にでき、製品
の品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る射出成形装置の第一実施例を示す
断面図、 第2図は本発明に係る射出成形装置の第二実施例を示す
断面図。 10……静止金型、12……可動金型、 16……コア、18……第一取付板、 20……第二取付板、22……皿ばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 要 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3559 番地1 株式会社モールド研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−114614(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定側型板と、該型板に対して対向方向に
    移動可能な可動側型板とを有する射出成形金型におい
    て、前記可動側型板の一部分が残り部分に対して前記対
    向方向に相対移動可能に構成されており、前記一部分と
    前記残り部分とを互いに逆の方向であって前記対向方向
    と平行な方向に付勢するばね部材を設け、前記可動側型
    板用アクチュエータと前記一部分用のアクチュエータと
    が兼用のサーボモータであることを特徴とする射出成形
    金型。
  2. 【請求項2】前記射出成形金型が複数の成形材料流路を
    有し、前記一部分の移動により前記複数の流路のうちの
    一部の流路を開閉して成る請求項1に記載の射出成形金
    型。
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