JP2643844B2 - Reclining chair - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION

【０００１】[0001]

【産業上の利用分野】本発明はリクライニングチェアに
関し、より詳しくは、バックレストとオットマンとを、
連動状態と非連動状態とに切り換え可能なリクライニン
グチェアに関する。BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a reclining chair, and more particularly, to a backrest and an ottoman.
The present invention relates to a reclining chair that can be switched between an interlocked state and a non-interlocked state.

【０００２】[0002]

【従来の技術】従来、座席部の後方側に配置されて、通
常位置とこの通常位置よりも後方に倒れた傾斜位置とに
移動可能なバックレストと、座席部の下方側となる後退
位置と座席部よりも前方側となる前進位置とに移動可能
なオットマンとを備えたリクライニングチェアは公知で
ある。また、このような従来のリクライニングチェア
は、大きく分けて次の２つのタイプに分類することがで
きる。すなわち、第１のタイプはバックレストとオット
マンとが常に連動しているタイプであり、バックレスト
を傾斜位置まで倒すとオットマンも連動して前進位置ま
で前進し、バックレストを元の通常位置に戻すと、それ
に連動してオットマンも元の後退位置に復帰するもので
ある。これに対して、第２のタイプは、バックレストと
オットマンとが連動しておらず、それぞれを別個に移動
させるタイプである。2. Description of the Related Art Conventionally, a backrest which is arranged at a rear side of a seat portion and is movable to a normal position and an inclined position which is tilted backward from the normal position, and a retreat position which is a lower side of the seat portion. 2. Description of the Related Art A reclining chair including an ottoman that can move to a forward position that is located forward of a seat portion is known. Further, such conventional reclining chairs can be roughly classified into the following two types. That is, the first type is a type in which the backrest and the ottoman are always linked, and when the backrest is tilted to the inclined position, the ottoman also moves forward to the forward position and returns the backrest to the original normal position. In conjunction with that, the ottoman also returns to its original retracted position. On the other hand, the second type is a type in which the backrest and the ottoman are not interlocked and move each separately.

【０００３】[0003]

【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した第
１のタイプの連動式のリクライニングチェアでは、バッ
クレストとオットマンとが常に連動しているので、バッ
クレストだけを傾斜させたい場合であっても、そのよう
な意思に反してオットマンも前進されるという欠点があ
る。他方、第２のタイプの非連動式のリクライニングチ
ェアの場合には、バックレストおよびオットマンを移動
させるために、それぞれに駆動源を設ける必要があり、
しかもそれぞれの作動を切り換えるレバー等を別個に操
作する必要がある。そのため、リクライニングチェアの
製造コストが高くなるとともに、レバー等の操作が煩雑
になっていた。なお、このような非連動式のリクライニ
ングチェアとして、駆動源を用いる代わりに手動レバー
によってバックレストおよびオットマンを独立して移動
させるものもあるが、その場合には操作が煩雑になって
いた。In the first type of interlocking reclining chair described above, the backrest and the ottoman are always interlocked, so that even if only the backrest is desired to be inclined. However, there is a drawback that ottomans can be advanced against such intentions. On the other hand, in the case of the non-interlocking reclining chair of the second type, it is necessary to provide a drive source for moving the backrest and the ottoman, respectively.
Moreover, it is necessary to separately operate a lever or the like for switching each operation. Therefore, the manufacturing cost of the reclining chair has been increased, and the operation of the lever and the like has been complicated. In addition, as such a non-interlocking reclining chair, there is a type in which the backrest and the ottoman are independently moved by a manual lever instead of using a driving source, but in such a case, the operation is complicated.

【０００４】[0004]

【課題を解決するための手段】上述した事情に鑑み、本
発明は、座席部の後方側に配置されて、通常位置とこの
通常位置よりも後方に倒れた傾斜位置とに移動可能なバ
ックレストと、座席部の下方側となる後退位置と座席部
よりも前方側となる前進位置とに移動可能なオットマン
とを備えたリクライニングチェアにおいて、上記バック
レストとオットマンとが相互に連動する連動状態と、バ
ックレストとオットマンとの連動状態が解除される非連
動状態とに選択的に切り換え可能な接続手段を設けたも
のである。SUMMARY OF THE INVENTION In view of the above-mentioned circumstances, the present invention provides a backrest which is disposed at a rear side of a seat and is movable between a normal position and an inclined position which is tilted backward from the normal position. And a reclining chair having an ottoman movable to a retracted position below the seat portion and an advanced position to the front of the seat portion, wherein the backrest and the ottoman are interlocked with each other. And a connection means that can selectively switch to a non-interlocking state in which the interlocking state between the backrest and the ottoman is released.

【０００５】[0005]

【作用】このような構成によれば、例えばバックレスト
だけを通常位置から傾斜位置まで倒したい場合には、接
続手段によってバックレストとオットマンとを非連動状
態に切り換えてからバックレストを傾斜位置まで倒せば
よい。その後、バックレストとオットマンとを連動させ
たい場合には、接続手段によってそれらを連動状態に切
り換えればよい。また、バックレスト側だけに駆動源を
設ければよいので、バックレストおよびオットマンの両
方に駆動源を設けていた従来のものと比較すると、リク
ライニングチェアの製造コストを下げることができる。According to this configuration, for example, when it is desired to tilt only the backrest from the normal position to the inclined position, the backrest is switched to the non-interlocked state by the connection means and then the backrest is moved to the inclined position. You can beat it. Thereafter, if it is desired to link the backrest and the ottoman, they may be switched to the linked state by the connection means. Further, since the drive source only needs to be provided on the backrest side, the manufacturing cost of the reclining chair can be reduced as compared with the conventional one in which the drive source is provided on both the backrest and the ottoman.

【０００６】[0006]

【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図１において、１はリクライニングチェアであり、
このリクライニングチェア１は、人が腰掛ける座席部２
と、この座席部２の後方側に配置されて、先端部が上方
を向けた通常位置Ａとこの通常位置Ａから後方に倒れた
傾斜位置Ｂ（図５、図６）とに移動可能なバックレスト
３と、上記座席部２の下方となる後退位置Ａ’と座席部
２よりも前方に突出した前進位置Ｂ’（図５）とに移動
可能なオットマン４を備えるとともに、上記座席部２の
両側部には肘を載せる左右一対の肘掛け５を備えてい
る。上記バックレスト３とオットマン４は、後に詳述す
る接続手段６によって相互に連動できるようになってい
る。本実施例では、逆Ｕ字形をした左右一対の支持フレ
ーム７を床８に載置してあり、これら支持フレーム７の
上面に座席部２を載置して図示しないボルトによって固
定している。オットマン４は、接続手段６の一部を構成
する左右各一組のリンク機構１１を介してバックレスト
３と連動できるようになっている。そして、バックレス
ト３とオットマン４とが相互に連動している連動状態で
は、バックレスト３が通常位置Ａにある時には、オット
マン４は後退位置Ａ’にある（図１）。一方、この状態
から座席部２の底面に設けたアクチュエータ１２によっ
てバックレスト３が傾斜位置Ｂまで倒されると、それに
連動するオットマン４も前進位置Ｂ’まで前進される
（図５）。さらに、この後、アクチュエータ１２によっ
てバックレスト３が傾斜位置Ｂから通常位置Ａまで戻さ
れると、それに連動してオットマン４も前進位置Ｂ’か
ら後退位置Ａ’に復帰する（図１）。また、左右の各肘
掛け５は、その後方側の上部内方を連結ピン１３によっ
て、バックレスト３のフレーム１４に対して揺動可能に
取り付けられると同時に、前方側下部内方を２枚一組の
リンク機構１５によって、各支持フレーム７に揺動可能
に連結されている。これにより、バックレスト３が通常
位置Ａにあるときには、両肘掛け５は、その上面が水平
状態に支持されており（図１）、これに対して、バック
レスト３が傾斜位置Ｂにあるときには、両肘掛け５もそ
の後方側が低くなる傾斜状態に支持されるようになって
いる（図５、図６）。しかして、本実施例は、座席部２
の下方側に設けた接続手段６を改良することによって、
バックレスト３とオットマン４とが相互に連動している
連動状態と、相互に連動しない非連動状態とに選択的に
切り換えられるようにしたものである。すなわち、図２
に示すように、Ｕ字形をした連結部材１６を左右の支持
フレーム７間に位置させるとともに、この連結部材１６
の内方側にバックレスト３のフレーム１４の下方側を位
置させ、その状態において、支持フレーム１４上面に固
定したブラケット１７（図１）の貫通孔、上記連結部材
１６の鉛直部１６ａに穿設した貫通孔およびフレーム１
４に突設した両支持部１４ａの貫通孔に支持軸１８を挿
通した後、その支持軸１８の先端部にナット２１を螺合
するようにしている。したがって、この支持軸１８を介
して連結部材１６とフレーム１４（バックレスト３）が
支持フレーム１４上に支持されるとともに、連結部材１
６およびフレーム１４はそれぞれ支持軸１８を回転中心
として独立して揺動可能になっている。そして、連結部
材１６の水平部１６ｂに、両リンク機構１１における最
も後方側のリンクＬ８を揺動可能に連結している。図
１、図５および図６に示すように、各リンク機構１１
は、相互に連動する８本のリンクＬ１〜Ｌ８によって構
成されており、最も前方側となる各リンクＬ１、Ｌ５の
一端は、上記オットマン４の底面に揺動可能に連結され
ている。上記リンクＬ１の他端に接続したリンクＬ２
は、リンクＬ５と所定箇所で交差させて、その交差箇所
をピンによって揺動可能に連結している。リンクＬ７に
おける一端は、支持フレーム１４の内方側の端面に揺動
可能に連結し、他端はリンクＬ６の一端とともにリンク
Ｌ３の略中央位置に揺動可能に連結されている。一端を
リンクＬ３に接続したリンクＬ４の他端は、支持フレー
ム１４の内方側の端面に揺動可能に連結されている。さ
らに、最下方側となるリンクＬ８の一端はリンクＬ６の
中央部に揺動可能に連結されており、このリンクＬ８の
他端は上述したように連結部材１６の水平部１６ｂに揺
動可能に連結している。各リンク機構１１は、このよう
にオットマン４と連結部材１６とにわたって取り付けて
あるので、後述するロック機構２２による連結部材１６
とフレーム１４との連結状態が解除手段３２によって解
除されている時には、図示しない引張りばねによってオ
ットマン４が下方に向けて引っ張られているので、図１
および図６に示すように、各リンク機構１１が小さく折
り畳まれている。したがって、その時には、オットマン
４は座席部２の下方となる後退位置Ａ’に位置し、連結
部材１６は、その鉛直部１６ａが鉛直上方を向けた位置
に停止している。これに対して、ロック機構２２によっ
て連結部材１６とバックレスト３のフレーム１４とが一
体に連結されている時に、フレーム１４（バックレスト
３）が通常位置Ａ（図１）から傾斜位置Ｂまで移動され
ると、各リンク機構１１を介してオットマン４が後退位
置Ａ’から前進位置Ｂ’まで前進されるようになってい
る（図５）。また、フレーム１４（バックレスト３）が
傾斜位置Ｂから通常位置Ａに戻されると、各リンク機構
１１を介してオットマン４も前進位置Ｂ’から後退位置
Ａ’まで後退するようになっている。次に、フレーム１
４は、その下端水平部１４ｂに、駆動源となる上記アク
チュエータ１２の先端部を揺動可能に連結している。図
面上は省略したが、アクチュエータ１２は、例えば電動
モータとそれに連動させたジャッキとによって構成して
いる。そして、上記アクチュエータ１２は、左方側の肘
掛け５に設けた操作ボタン５ａを押すことで、前進端と
後退端とに交互に進退動するようになっており、アクチ
ュエータ１２が前進端まで移動されるとフレーム１４
（バックレスト３）が通常位置Ａとなり、アクチュエー
タ１２が後退端まで後退するとフレーム１４（バックレ
スト３）が後方に倒れた傾斜位置Ｂとなる。次に、図２
ないし図４に基づいて、連結部材１６とバックレスト３
のフレーム１４とを一体に連結するロック機構２２につ
いて説明する。ロック機構２２は、フレーム１４の下端
水平部１４ｂ側に設けた係合ピン２３と連結部材１６の
水平部１６ｂ側に設けた係合部材２４とを備えている。
係合ピン２３はフレーム１４の下端水平部１４ｂにブラ
ケット２５により水平に支持している。他方、係合部材
２４は、上記係合ピン２３の位置に合わせて配置してあ
り、連結部材１６の水平部１６ｂに固定したブラケット
２６と支持ピン２７とによって、上下方向に揺動可能に
なっている。係合部材２４の後方側端部とブラケット２
６の一部との間には引張りばね３１を取り付けているの
で、係合部材２４の前方側端部は支持ピン２７を回転中
心として上方側にむけて常時付勢されている。係合部材
２４における上部の所定位置は、係合ピン２３が余裕を
持って嵌合できる大きさに切欠いた係合部２４ａとして
あり、この係合部２４ａよりも先端となる上面は、徐々
に高さが低くなる円弧状のガイド部２４ｂとしている。
ロック機構２２はこのように構成しているので、バック
レスト３のフレーム１４を傾斜位置Ｂから通常位置Ａに
移動させると、該フレーム１４側の係合ピン２３が係合
部材２４のガイド部２４ｂに上方から圧接した後、引張
りばね３１に抗してガイド部２４ｂを押下げてから係合
部２４ａに係合する。これによって、フレーム１４と連
結部材１６とが一体に連結される。したがって、バック
レスト３とオットマン４とが相互に連動する連動状態と
なるので、アクチュエータ１２によって通常位置Ａから
傾斜位置Ｂまでバックレスト３を後方に倒すと、それに
連動して、オットマン４も後退位置Ａ’から前進位置
Ｂ’まで前進する（図５）。またアクチュエータ１２に
よって傾斜位置Ｂから通常位置Ａまでバックレスト３を
戻すと、それに連動してオットマン４も前進位置Ｂ’か
ら後退位置Ａ’に復帰する（図１）。さらに、上記係合
部材２４の先端部の底面には、ブラケット２６に後方側
から挿通させたワイヤ３３の一端を連結している。この
ワイヤ３３の他端は、操作レバー３４と一体となった円
柱状の係合部材３５に連結している。操作レバー３４と
係合部材３５は、右方側の肘当て５に回転自在に取り付
けてあり、また、係合部材３５は、一端を右方側の肘当
て５に固定した弾性部材からなる波形ストッパ３６に係
合させている。波形ストッパ３６は、自由端側に第１ス
トッパ部３６ａを形成し、その隣接外方位置に第２スト
ッパ部３６ｂを形成している。そして、操作レバー３４
を揺動させることにより、係合部材３５を第１ストッパ
部３６ａあるいは第２ストッパ部３６ｂに係合させるよ
うにしている。本実施例では、図３に示すように、係合
部材３５が第２ストッパ部３６ｂに係合しているとき
に、ロック機構２２の係合ピン２３と係合部材２４の係
合部２４ａが係合し、バックレスト３とオットマン４と
が連動状態となる。他方、この連動状態から操作レバー
３４を揺動させて係合部材３５を第２ストッパ部３６ｂ
から第１ストッパ部３６ａに係合させると、図４に想像
線で示すように、係合部材３５の先端部が引張りばね３
１に抗して引き下げられるので、係合ピン２３と係合部
材２４の係合部２４ａとの係合状態が解除されて、バッ
クレスト３とオットマン４とが連動しない非連動状態と
なる。したがって、この非連動状態では、オットマン４
を後退位置Ｂ’に停止させたままで、バックレスト３だ
けを通常位置Ａと傾斜位置Ｂとに移動させることができ
る。なお、本実施例では、図５に示すように、上記連動
状態であって、かつオットマン４が前進位置Ｂ’に位置
し、バックレスト３が傾斜位置Ｂに位置しているときに
は、係合ピン２３に大きな荷重が掛かっているので、該
係合ピン２３と係合部材２４の係合凹部２４ａとの摩擦
力が大きくなっている。そのため、この図５に示す状態
において上記操作レバー３４を揺動させようとしても、
操作レバー３４が揺動できないようになっており、した
がって、係合部材３５を第２ストッパ部３６ｂから第１
ストッパ部３６ａに切り換えできないようになってい
る。一方、上記連動状態であって、かつ図１に示したバ
ックレスト３が通常位置Ａにあるときに、係合ピン２３
と係合部材２４の係合凹部２４ａとの摩擦力が最小にな
る。そのため、本実施例では、この図１に示した状態の
時だけ、操作レバー３４を揺動できるようにしてあり、
この図１に示した状態で上記操作レバー３４を揺動させ
て係合部材３５を第２ストッパ部３６ｂから第１ストッ
パ部３６ａに係合させる。これによって、上記連動状態
からバックレスト３とオットマン４とが連動しない非連
動状態に切り換えられる。本実施例では、上記ワイヤ３
３、波形ストッパ３６、係合部材３５および操作レバー
３４とによって、ロック機構２２によるフレーム１４と
連結部材１６との連結状態を解除する解除手段３２を構
成している。また、本実施例では、上述した左右各組の
リンク機構１１、連結部材１６、ロック機構２２および
解除手段３２とによって、接続手段６を構成している。
以上の構成において、オットマン４を移動させることな
くバックレスト３だけを通常位置Ａから傾斜位置Ｂまで
傾斜させたい時には、先ず、操作レバー３４を揺動させ
て係合部材３５を第１ストッパ部３６ａに係合させて、
ロック機構２２による連結部材１６とフレーム１４との
連結状態を解除する。これにより、オットマン４とバッ
クレスト３とが非連動状態となるので、この後、アクチ
ュエータ１２の操作ボタン５ａを押せば、バックレスト
３だけを通常位置Ａから傾斜位置Ｂまで移動させること
ができる（図６）。また、図６に示した非連動状態から
オットマン４とバックレスト３とが連動する連動状態に
戻したい時には、アクチュエータ１２の操作ボタン５ａ
を押して傾斜位置Ｂから通常位置Ａまでバックレスト３
を戻し、次に、操作レバー３４を揺動させて係合部材３
５を第１ストッパ部３６ａから第２ストッパ部３６ｂに
切り換えれば、ロック機構２２によってオットマン４と
バックレスト３とが一体に連結されて、上述した連動状
態に切り換えることができる。以上のように、本実施例
では、オットマン４とバックレスト３とを、連動状態と
非連動状態とに選択的に切り換えることができる。した
がって、オットマン４とバックレスト３とが常に連動状
態であった従来のものと比較して、使用者のニーズに対
応可能な汎用性の高いリクライニングチェア１を提供す
ることができる。また、駆動源としてのアクチュエータ
１２はバックレス３用に１つだけ設ければよい。これに
対して、オットマン４とバックレスト３とを独立して移
動できるようにした従来のものでは、オットマン４用と
バックレスト３用とで合計２台のアクチュエータ１２を
必要としていたものである。したがって、本実施例によ
れば、このような従来のものに比較してリクライニング
チェア１の製造コストを下げることができる。 （第２実施例）次に、図７ないし図８は、ロック機構２
２および連結部材１６の第２実施例を示したものであ
る。この第２実施例では、フレーム１４の下端水平部１
４ｂに固定したブラケット２５とピン２３によって、係
合爪２４を上下方向に揺動可能に取り付けている。そし
て、係合爪２４は、該係合爪２４と下端水平部１４ｂと
にわたって弾装したばね３１によって常時下方にむけて
付勢されており、係合爪２４の後方側の端面２４ａが下
端水平部１４ｂの端面に当接する位置で停止されるよう
になっている。他方、連結部材１６は、水平部１６ｂの
上方位置に、それと平行となるようにパイプ状の係合部
１６ｃを備えており、したがって、フレーム１４が傾斜
位置Ｂから通常位置Ａまで移動されると、係合爪２４の
先端部が係合部１６ｃによって押し上げられてから係合
爪２４に係合する。それによって、連結部材１６とフレ
ーム１４とが一体に連結されてバックレスト３とオット
マン４とが連動状態となる。さらに、係合部１６ｃに係
合した状態の係合爪２４の近接位置には、図示しないフ
レームに取り付けたブラケット２６によってレバー４０
を上下方向に揺動可能に設けている。そして、このレバ
ー４０にワイヤ３３の一端を連結している。レバー４０
は、通常では、想像線で示す位置に位置しているが、上
述した第１実施例と同様の図示しない操作レバー３４に
よって、実線の位置までレバー４０を上昇させると、レ
バー４０によって係合爪２４が上方に押し上げられるの
で、係合爪２４と係合部１６ｃとの連結状態が解除され
て、バックレスト３とオットマン４とが非連動状態とな
る。なお、この第２実施例においても、上記第１実施例
の場合と同じくバックレスト３が通常位置Ａにある時だ
け上記操作レバー３４を揺動させることが出来るように
してあり、図５に示した傾斜位置Ｂの状態では、連動状
態から非連動状態に切り換えできないようにしている。
その他の構成は、上述した第１実施例のものと同じであ
り、このような第２実施例によっても上記第１実施例と
同様の作用効果を得ることができる。BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a perspective view of a reclining chair according to the present invention.
This reclining chair 1 has a seat 2 on which a person sits.
And a back which is arranged on the rear side of the seat portion 2 and which can move between a normal position A in which the front end portion is directed upward and an inclined position B (FIGS. 5 and 6) which falls backward from the normal position A. A rest 3, an ottoman 4 movable to a retracted position A ′ below the seat 2 and a forward position B ′ (FIG. 5) protruding forward from the seat 2, and On both sides, a pair of left and right armrests 5 on which elbows are placed are provided. The backrest 3 and the ottoman 4 can be interlocked with each other by connecting means 6 described in detail later. In the present embodiment, a pair of left and right support frames 7 each having an inverted U-shape are placed on the floor 8, and the seat portion 2 is placed on the upper surface of these support frames 7 and fixed with bolts (not shown). The ottoman 4 can be interlocked with the backrest 3 via a pair of left and right link mechanisms 11 constituting a part of the connection means 6. Then, in an interlocking state where the backrest 3 and the ottoman 4 are interlocked with each other, when the backrest 3 is at the normal position A, the ottoman 4 is at the retreat position A '(FIG. 1). On the other hand, when the backrest 3 is tilted to the inclined position B by the actuator 12 provided on the bottom surface of the seat portion 2 from this state, the ottoman 4 associated therewith is also advanced to the advanced position B '(FIG. 5). Further, thereafter, when the backrest 3 is returned from the inclined position B to the normal position A by the actuator 12, the ottoman 4 also returns from the forward position B 'to the retracted position A' in conjunction therewith (FIG. 1). Each of the left and right armrests 5 is attached to the frame 14 of the backrest 3 so as to be capable of swinging at the upper rear portion thereof by a connecting pin 13 and at the same time, two pairs of lower front inner portions are provided. Are swingably connected to the respective support frames 7 by the link mechanism 15. Thereby, when the backrest 3 is at the normal position A, the upper surfaces of the armrests 5 are supported in a horizontal state (FIG. 1), whereas when the backrest 3 is at the inclined position B, The armrests 5 are also supported in an inclined state in which their rear sides are lowered (FIGS. 5 and 6). Thus, in this embodiment, the seat 2
By improving the connecting means 6 provided on the lower side of
The backrest 3 and the ottoman 4 can be selectively switched between an interlocking state in which they interlock with each other and a non-interlocking state in which they do not interlock with each other. That is, FIG.
As shown in FIG. 5, a U-shaped connecting member 16 is located between the left and right support frames 7 and the connecting member 16
In this state, the lower side of the frame 14 of the backrest 3 is positioned, and in this state, a through hole of a bracket 17 (FIG. 1) fixed to the upper surface of the support frame 14 and a vertical portion 16a of the connecting member 16 are formed. Through hole and frame 1
After the support shaft 18 is inserted into the through holes of the two support portions 14 a protruding from the nut 4, the nut 21 is screwed to the tip of the support shaft 18. Therefore, the connection member 16 and the frame 14 (backrest 3) are supported on the support frame 14 via the support shaft 18, and the connection member 1
The frame 6 and the frame 14 can swing independently about the support shaft 18 as a center of rotation. The rearmost link L8 of both link mechanisms 11 is swingably connected to the horizontal portion 16b of the connection member 16. As shown in FIGS. 1, 5 and 6, each link mechanism 11
Is constituted by eight links L1 to L8 interlocking with each other, and one end of each of the links L1 and L5 on the foremost side is swingably connected to the bottom surface of the ottoman 4. Link L2 connected to the other end of link L1
Crosses the link L5 at a predetermined position, and connects the crossing position swingably with a pin. One end of the link L7 is swingably connected to an inner end surface of the support frame 14, and the other end is swingably connected to a substantially center position of the link L3 together with one end of the link L6. The other end of the link L4, one end of which is connected to the link L3, is swingably connected to the inner end surface of the support frame. Further, one end of the lowermost link L8 is swingably connected to the center of the link L6, and the other end of the link L8 is swingably connected to the horizontal portion 16b of the connecting member 16 as described above. Connected. Since each link mechanism 11 is attached across the ottoman 4 and the connecting member 16 in this manner, the connecting members 16 by the lock mechanism 22 described later are used.
When the connection state between the ottoman 4 and the frame 14 is released by the release means 32, the ottoman 4 is pulled downward by a tension spring (not shown).
As shown in FIG. 6 and FIG. 6, each link mechanism 11 is folded small. Therefore, at that time, the ottoman 4 is located at the retreat position A 'below the seat portion 2, and the connecting member 16 is stopped at a position where the vertical portion 16a faces vertically upward. On the other hand, when the connecting member 16 and the frame 14 of the backrest 3 are integrally connected by the lock mechanism 22, the frame 14 (backrest 3) moves from the normal position A (FIG. 1) to the inclined position B. Then, the ottoman 4 is advanced from the retracted position A 'to the advanced position B' via each link mechanism 11 (FIG. 5). When the frame 14 (backrest 3) is returned from the inclined position B to the normal position A, the ottoman 4 is also retracted from the forward position B 'to the retracted position A' via each link mechanism 11. Next, frame 1
Numeral 4 is connected to the lower end horizontal portion 14b so as to be able to swing the tip end of the actuator 12 serving as a drive source. Although omitted in the drawings, the actuator 12 is constituted by, for example, an electric motor and a jack interlocked with the electric motor. The actuator 12 alternately moves forward and backward between a forward end and a backward end by pressing an operation button 5a provided on the left armrest 5, and the actuator 12 is moved to the forward end. And frame 14
When the (backrest 3) is in the normal position A and the actuator 12 is retracted to the retracted end, the frame 14 (backrest 3) is in the inclined position B in which the frame 14 (backrest 3) has fallen backward. Next, FIG.
4, the connecting member 16 and the backrest 3
A lock mechanism 22 for integrally connecting the frame 14 to the frame 14 will be described. The lock mechanism 22 includes an engaging pin 23 provided on the lower horizontal portion 14 b of the frame 14 and an engaging member 24 provided on the horizontal portion 16 b of the connecting member 16.
The engagement pin 23 is horizontally supported by a bracket 25 on the lower horizontal portion 14b of the frame 14. On the other hand, the engaging member 24 is arranged in accordance with the position of the engaging pin 23, and can swing vertically by a bracket 26 and a support pin 27 fixed to the horizontal portion 16b of the connecting member 16. ing. The rear end of the engaging member 24 and the bracket 2
Since the tension spring 31 is attached to a part of the engagement member 6, the front end of the engagement member 24 is constantly urged upward with the support pin 27 as the center of rotation. The upper predetermined position of the engagement member 24 is an engagement portion 24a cut out to a size that allows the engagement pin 23 to be fitted with a margin. An arc-shaped guide portion 24b having a reduced height is used.
Since the lock mechanism 22 is configured as described above, when the frame 14 of the backrest 3 is moved from the inclined position B to the normal position A, the engagement pins 23 on the frame 14 side move to the guide portions 24 b of the engagement member 24. After being pressed from above, the guide portion 24b is pressed down against the tension spring 31 and then engaged with the engaging portion 24a. Thereby, the frame 14 and the connecting member 16 are integrally connected. Therefore, since the backrest 3 and the ottoman 4 are interlocked with each other, when the backrest 3 is tilted backward from the normal position A to the inclined position B by the actuator 12, the ottoman 4 is also moved backward. It advances from A 'to the advance position B' (FIG. 5). When the backrest 3 is returned from the inclined position B to the normal position A by the actuator 12, the ottoman 4 also returns from the forward position B 'to the retreat position A' in conjunction therewith (FIG. 1). Further, one end of a wire 33 inserted through the bracket 26 from the rear side is connected to the bottom surface of the distal end portion of the engaging member 24. The other end of the wire 33 is connected to a cylindrical engagement member 35 integrated with the operation lever 34. The operating lever 34 and the engaging member 35 are rotatably attached to the right armrest 5, and the engaging member 35 has a waveform formed by an elastic member having one end fixed to the right armrest 5. The stopper 36 is engaged. The waveform stopper 36 has a first stopper portion 36a formed on the free end side, and a second stopper portion 36b formed at an outer position adjacent to the first stopper portion 36a. Then, the operation lever 34
Is rocked so that the engagement member 35 is engaged with the first stopper portion 36a or the second stopper portion 36b. In this embodiment, as shown in FIG. 3, when the engagement member 35 is engaged with the second stopper portion 36b, the engagement pin 23 of the lock mechanism 22 and the engagement portion 24a of the engagement member 24 are engaged. The backrest 3 and the ottoman 4 are engaged with each other. On the other hand, the operating lever 34 is swung from this interlocked state, and the engaging member 35 is moved to the second stopper portion 36b.
When the first engaging portion 36a is engaged with the first stopper portion 36a, as shown by an imaginary line in FIG.
1, the engagement state between the engagement pin 23 and the engagement portion 24a of the engagement member 24 is released, and the backrest 3 and the ottoman 4 enter a non-interlocking state in which the backrest 3 and the ottoman 4 do not interlock. Therefore, in this non-interlocked state, the ottoman 4
Can be moved to the normal position A and the inclined position B only while the backrest is stopped at the retreat position B ′. In this embodiment, as shown in FIG. 5, when the ottoman 4 is located at the forward position B ′ and the backrest 3 is located at the inclined position B, the engagement pin Since a large load is applied to 23, the frictional force between the engagement pin 23 and the engagement recess 24 a of the engagement member 24 is large. Therefore, even if it is attempted to swing the operation lever 34 in the state shown in FIG.
The operation lever 34 is not allowed to swing. Therefore, the engagement member 35 is moved from the second stopper 36b to the first stopper 36b.
It cannot be switched to the stopper 36a. On the other hand, when the backrest 3 shown in FIG.
And the frictional force between the engaging member 24 and the engaging recess 24a of the engaging member 24 is minimized. For this reason, in the present embodiment, the operation lever 34 can be swung only in the state shown in FIG.
In the state shown in FIG. 1, the operating lever 34 is swung to engage the engaging member 35 from the second stopper 36b to the first stopper 36a. Thereby, the backrest 3 and the ottoman 4 are switched from the linked state to the non-linked state in which the backrest 3 and the ottoman 4 are not linked. In this embodiment, the wire 3
3. The waveform stopper 36, the engagement member 35, and the operation lever 34 constitute a release unit 32 that releases the connection state between the frame 14 and the connection member 16 by the lock mechanism 22. Further, in this embodiment, the connection means 6 is constituted by the above-mentioned left and right sets of the link mechanism 11, the connecting member 16, the lock mechanism 22, and the release means 32.
In the above configuration, when it is desired to incline only the backrest 3 from the normal position A to the inclined position B without moving the ottoman 4, first, the operating lever 34 is swung to move the engaging member 35 to the first stopper portion 36a. To engage
The connection state between the connection member 16 and the frame 14 by the lock mechanism 22 is released. As a result, the ottoman 4 and the backrest 3 are in a non-interlocking state, and thereafter, when the operation button 5a of the actuator 12 is pressed, only the backrest 3 can be moved from the normal position A to the inclined position B ( (Fig. 6). When returning from the non-linked state shown in FIG. 6 to the linked state in which the ottoman 4 and the backrest 3 are linked, the operation button 5a of the actuator 12 is required.
Press the backrest 3 from the inclined position B to the normal position A.
Then, the operation lever 34 is swung so that the engaging member 3
When the switch 5 is switched from the first stopper portion 36a to the second stopper portion 36b, the ottoman 4 and the backrest 3 are integrally connected by the lock mechanism 22, and can be switched to the above-described interlocked state. As described above, in the present embodiment, the ottoman 4 and the backrest 3 can be selectively switched between the interlocking state and the non-interlocking state. Therefore, it is possible to provide a highly versatile reclining chair 1 that can respond to the needs of the user as compared with a conventional one in which the ottoman 4 and the backrest 3 are always in an interlocked state. Also, only one actuator 12 for the backless 3 needs to be provided as a drive source. On the other hand, in the conventional device in which the ottoman 4 and the backrest 3 can be moved independently, a total of two actuators 12 are required for the ottoman 4 and the backrest 3. Therefore, according to the present embodiment, the manufacturing cost of the reclining chair 1 can be reduced as compared with such a conventional one. (Second Embodiment) Next, FIGS.
2 and 2 show a second embodiment of the connecting member 16. In the second embodiment, the lower end horizontal portion 1 of the frame 14 is
The engaging claw 24 is attached to be able to swing up and down by a bracket 25 and a pin 23 fixed to 4b. The engaging claw 24 is constantly urged downward by a spring 31 elastically mounted between the engaging claw 24 and the lower end horizontal portion 14b, and the rear end surface 24a of the engaging claw 24 is horizontally moved to the lower end. It stops at a position where it comes into contact with the end face of the portion 14b. On the other hand, the connecting member 16 is provided with a pipe-shaped engaging portion 16c at a position above the horizontal portion 16b so as to be parallel to the horizontal portion 16b. Therefore, when the frame 14 is moved from the inclined position B to the normal position A. The engaging claw 24 engages with the engaging claw 24 after the distal end thereof is pushed up by the engaging portion 16c. Thereby, the connecting member 16 and the frame 14 are integrally connected, and the backrest 3 and the ottoman 4 are in an interlocking state. Further, at a position close to the engaging claw 24 engaged with the engaging portion 16c, a lever 40 is attached by a bracket 26 attached to a frame (not shown).
Are provided to be able to swing up and down. Then, one end of a wire 33 is connected to the lever 40. Lever 40
Is normally located at the position indicated by the imaginary line, but when the lever 40 is raised to the position indicated by the solid line by the operation lever 34 (not shown) similar to the first embodiment described above, Since 24 is pushed upward, the connection state between the engagement claw 24 and the engagement portion 16c is released, and the backrest 3 and the ottoman 4 are in a non-interlocked state. In the second embodiment, the operation lever 34 can be swung only when the backrest 3 is at the normal position A, as in the first embodiment, as shown in FIG. In the state of the inclined position B, switching from the interlocked state to the non-interlocked state cannot be performed.
Other configurations are the same as those of the first embodiment described above, and the same effects as those of the first embodiment can be obtained by the second embodiment.

【０００７】[0007]

【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来に
比較してリクライニングチェアの製造コストを下げるこ
とができるという効果が得られる。As described above, according to the present invention, the effect that the manufacturing cost of the reclining chair can be reduced as compared with the related art is obtained.

【図面の簡単な説明】[Brief description of the drawings]

【図１】本発明の一実施例を示すリクライニングチェア
の正面図FIG. 1 is a front view of a reclining chair showing one embodiment of the present invention.

【図２】図１の要部の分解斜視図FIG. 2 is an exploded perspective view of a main part of FIG. 1;

【図３】図２の要部の拡大図FIG. 3 is an enlarged view of a main part of FIG. 2;

【図４】図２の要部の拡大図FIG. 4 is an enlarged view of a main part of FIG. 2;

【図５】図１に示した実施例の異なる状態を示した正面
図FIG. 5 is a front view showing a different state of the embodiment shown in FIG. 1;

【図６】図１に示した実施例の異なる状態を示した正面
図FIG. 6 is a front view showing a different state of the embodiment shown in FIG. 1;

【図７】本発明の他の実施例を示す要部の斜視図FIG. 7 is a perspective view of a main part showing another embodiment of the present invention.

【図８】図７の要部を拡大した正面図FIG. 8 is an enlarged front view of a main part of FIG. 7;

【符号の説明】[Explanation of symbols]

１ リクライニングチェア ２ 座席部 ３ バックレスト ４ オット
マン ６ 接続手段 １１ リン
ク機構 １６ 連結部材 ２２ ロッ
ク機構 ３２ 解除手段 Ａ バックレスとの通常位置 Ｂ バックレ
スとの傾斜位置 Ａ’ オットマンの後退位置 Ｂ’ オット
マンの前進位置DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Reclining chair 2 Seat part 3 Backrest 4 Ottoman 6 Connecting means 11 Link mechanism 16 Connecting member 22 Locking mechanism 32 Release means A Normal position with backless B Tilt position with backless A 'Retreat position of ottoman B' Ottoman Forward position

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 秀行 東京都東久留米市大門町２−２−19− 105 (72)発明者 木之瀬 隆 埼玉県川口市東内野553−７ (72)発明者 関 和治 東京都世田谷区鎌田２−14−２ (56)参考文献 特開 平４−276214（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−245838（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−343528（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−9414（ＪＰ，Ａ) ──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on the front page (72) Inventor Hideyuki Hirose 2-2-19-105, Daimon-cho, Higashi-Kurume-shi, Tokyo (72) Inventor Takashi Kinose 553-7, Higashi-Uchino, Kawaguchi-shi, Saitama (72) Inventor Kazuharu Seki 2-14-2 Kamata, Setagaya-ku, Tokyo (56) References JP-A-4-276214 (JP, A) JP-A-6-245838 (JP, A) JP-A-6-343528 (JP, A JP-A-57-9414 (JP, A)

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】(57) [Claims] 【請求項１】 座席部の後方側に配置されて、通常位置
とこの通常位置よりも後方に倒れた傾斜位置とに移動可
能なバックレストと、座席部の下方側となる後退位置と
座席部よりも前方側となる前進位置とに移動可能なオッ
トマンとを備えたリクライニングチェアにおいて、 上記バックレストとオットマンとが相互に連動する連動
状態と、バックレストとオットマンとの連動状態が解除
される非連動状態とに選択的に切り換え可能な接続手段
を設けたことを特徴とするリクライニングチェア。1. A backrest which is arranged at a rear side of a seat portion and is movable between a normal position and an inclined position which is tilted backward from the normal position, a retreat position which is a lower side of the seat portion, and a seat portion. A reclining chair provided with an ottoman movable to a forward position further forward than the backrest and the ottoman, wherein the interlocking state in which the backrest and the ottoman are interlocked with each other and the interlocking state between the backrest and the ottoman are released. A reclining chair provided with connection means that can be selectively switched to an interlocked state. 【請求項２】 上記接続手段は、上記バックレストの近
接位置に配置されて該バックレストと同じ移動方向に揺
動可能な連結部材と、この連結部材と上記オットマンと
にわたって設けられて、それらを相互に連動させるリン
ク機構と、上記連結部材とバックレストとを一体に連結
するロック機構と、このロック機構による連結部材とバ
ックレストとの連結状態を解除する解除手段とから構成
されることを特徴とする請求項１に記載のリクライニン
グチェア。2. The connecting means is provided at a position close to the backrest and swingable in the same movement direction as the backrest, and is provided over the connecting member and the ottoman. It is characterized by comprising a link mechanism for interlocking with each other, a lock mechanism for integrally connecting the connecting member and the backrest, and a releasing means for releasing a connection state between the connecting member and the backrest by the lock mechanism. The reclining chair according to claim 1, wherein