JP2641444B2 - 圧力鋳造用中子およびその製造法 - Google Patents

圧力鋳造用中子およびその製造法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ダイカスト法等の圧力鋳造用として用いる
中子およびその製造法に関する。
(従来の技術) 一般に、ダイカスト法等の圧力鋳造法により中空部を
有するアルミニウム合金製の鋳物を鋳造する場合、湯圧
によりシェル中子内にアルミニウム合金の溶湯が差し込
むことから、鋳造後の、中空部内壁にはシェル中子を構
成するシェル砂の一部が噛み込むおそれがある。そし
て、このシェル砂の一部が噛み込んだ状態の鋳物を製品
として使用すると、使用中に上記シェル砂が中空部内壁
より離脱して中空部内を流れるオイルや水等の液体に混
入することが考えられることから、このような事態が発
生しないよう、例えば特公昭60−15418号公報に開示さ
れているように、シェル中子本体の表面に粉末状耐火物
とコロイダルシリカとを混合したスラリー液を塗布乾燥
して平滑付与層を形成し、その後、該平滑付与層上に雲
母水溶液を塗布して溶湯浸入防止層を形成することによ
り、上記平滑付与層でもってシェル中子本体の表面を平
滑にして中子本体表面に作用する湯圧の均一化を図ると
ともに、上記溶湯浸入防止層でもって上記シェル中子本
体内への溶湯の浸入を防止するようになされたものが知
られている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、シェル中子を用いて溶湯鍛造法等により鋳
物を圧力鋳造する場合、鋳造後に上記シェル中子を振
動、水噴射等の外力の作用により崩壊せしめて上記鋳物
から取り除く必要がある。しかし、上記シェル中子には
鋳造時における溶湯圧力が作用することから、シェル中
子を構成するシェル砂つまりシェル中子本体が締め付け
られて収縮量が大きくなり、このためシェル砂の充填密
度が増大してシェル中子の崩壊性が悪くなる。
そこで、このシェル中子の崩壊性の向上を図るべく粒
子の粗いつまり平均粒径の大きいシェル砂でシェル中子
を成形し、これによりシェル中子の収縮量を小さく抑え
るようにすることが考えられる。しかし、このように粒
子の粗いシェル砂でシェル中子を成形した場合、上述の
如くシェル中子本体の表面に平滑付与層および溶湯浸入
防止層を形成したタイプのものではなく、シェル中子成
形時において、平滑付与層を形成するスラリー液がシェ
ル中子本体に差し込むおそれがある。このため、このス
ラリー液が差し込んだ状態のシェル中子を鋳造後に崩壊
しようとしても、シェル砂がスラリー液によって固着さ
れていることから崩壊性が悪くなる。また、スラリー液
がシェル中子本体に差し込むと均一な平滑付与層が得難
くなり、したがって、均一な平滑付与層を得るためには
多量のスラリー液が必要となって不経済である。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、シェル中子本体を構成するシェル
砂の粒径を特定するとともにシェル中子本体に対し、適
切な手段を講ずることにより、鋳造時におけるシェル中
子本体の収縮を可及的に抑制するとともに、シェル中子
本体に対するスラリー液の差込みを確実に防止し得、こ
れにより鋳造後において鋳物からシェル中子を取り除く
際、シェル中子本体の収縮量の小さいことと相俟ってシ
ェル中子の崩壊性の向上を図らんとすることにある。ま
た、少量のスラリー液でもって均一な平滑付与層を形成
せんとすることにある。
さらに、本発明は、上記中子を効率良く製造するため
の製造法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、平
均粒径20〜40メッシュの粒子の粗いシェル砂で成形され
たシェル中子本体に対し、その外表面に黒鉛,雲母等の
偏平粒子からなる第1コーティング層を形成する。さら
に、該第1コーティング層上に粉末状の耐火物,金属酸
化物等からなる第2コーティング層を形成する。また、
該第2コーティング層上に黒鉛,雲母等の偏平粒子から
なる第3コーティング層を形成する構成とする。この場
合、上記第1コーティング層を平均粒径5〜50μmの黒
鉛,雲母等の偏平粒子により5〜20μmの層厚に形成す
ることが好ましい。
さらに、本発明は上記中子を製造するための製造法と
して、まず、平均粒径20〜40メッシュの粒子の粗いシェ
ル砂で成形されたシェル中子本体の外表面に黒鉛,雲母
等の偏平粒子を含有する溶液を塗布したのち乾燥工程を
経ることにより第1コーティング層を形成する。次い
で、該第1コーティング層上に粉末状の耐火物,金属酸
化物等を含有するスラリー液を塗布したのち乾燥工程を
経ることにより第2コーティング層を形成する。その
後、該第2コーティング層上に黒鉛,雲母等の偏平粒子
を含有する溶液を塗布したのち乾燥工程を経ることによ
り第3コーティング層を形成する方法にする。
(作用) 上記の構成により、本発明では、平均粒径20〜40メッ
シュの粒子の粗いシェル砂で成形された中子本体の外表
面に、黒鉛,雲母等の偏平粒子からなる第1コーティン
グ層が形成され、この第1コーティング層の偏平粒子が
シェル中子本体のシェル砂間の隙間を塞ぐ。
したがって、第2コーティング層形成時、該第2コー
ティング層を形成するスラリー液が上記対1コーティン
グ層によって遮られ、シェル中子本体のシェル砂間の隙
間に差し込まない。これにより、シェル中子本体のシェ
ル砂はスラリー液によって固着することがなく、よって
鋳造後の加振によりシェル中子本体の収縮量の小さいこ
とと相俟ってシェル中子が容易に崩壊される。また、上
述の如くシェル中子本体に対するスラリー液の差込みが
防止されることから、少量のスラリー液で均一な第2コ
ーティング層が形成される。
さらに、上記第2コーティング層上に形成された最外
層である第3コーティング層により、シェル中子本体に
対する溶湯の浸入が防止される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は自動車のロータリピストンエン
ジンのローターを鋳造する場合に適用した第1シェル中
子1と第2シェル中子2とからなる2分割タイプの本発
明の実施例に係る圧力鋳造用シェル中子3を示し、該シ
ェル中子3の上記両第1および第2シェル中子1,2は形
状が異なるほかは同一に構成されているので、以下第1
シェル中子1について説明することとし、第2シェル中
子2については同一の構成部分については同一の符号を
付して詳細な説明を省略する。
4は上記第1シェル中子1のシェル中子本体であっ
て、該シェル中子本体4は、平均粒径20〜40メッシュの
粒子の粗いシェル砂(シリカサンド)にバインダとして
フェノール樹脂をシェル砂に対する配合比が1.0重量%
になるよう配合したレジンコーテッドサンドを約250℃
に加熱保持された図示しない中子成形内に充填して焼成
することにより成形される。なお、参考までに述べる
と、通常、シェル中子用としてよく用いられるシェル砂
の平均粒径は60〜140メッシュである。このように粒子
の粗いシェル砂を用いる理由は、鋳造時に溶湯圧力が作
用した際、収縮量が粒子の細かいシェル砂を用いた場合
に比べて小さいからである。
また、該シェル中子本体4の外表面には第1コーティ
ング層5が形成され、該第1コーティング層5は、平均
粒径5〜50μmの黒鉛,雲母等の偏平粒子を含有した溶
液を上記シェル中子本体4の外表面に塗布したのち乾燥
工程を経ることにより5〜20μmの層厚に形成される。
この第1コーティング層5を構成する粒子として偏平
状のものを用いたのは、その形状からしてシェル砂間の
隙間に侵入し難く、かつシェル砂の隙間を塞いで該隙間
にその後に塗布されるスラリー液が差し込み難いという
性質を有しているからである。また、その偏平粒子の平
均粒径を上記の範囲に設定した理由は、5μm未満では
偏平粒子が上記シェル中子本体4(シェル砂の隙間)に
侵入して第1コーティング層5を形成し難くなるととも
にスラリー液が差込み易くなる一方、50μmを超えると
均一な厚みの第1コーティング層5を形成し難くなるか
らである。さらに、第1コーティング層5の層厚を上記
の範囲に設定した理由は、5μm未満では後述する第2
コーティング層6形成時に該第2コーティング層6中に
第1コーティング層5が溶けてしまってその効果を発揮
せしめることができなくなる一方、20μmを超えるとそ
の効果が飽和してしまうからである。そして、上記黒
鉛,雲母等の偏平粒子を含有した溶液の配合組成として
は、例えば水溶性鱗片状黒鉛30.3容量%に対し水69.8容
量%、表面活性剤0.1容量%および消泡剤0.1容量%の割
合で配合したものを用いる。
さらに、上記中子本体4の第1コーティング層5上に
は第2コーティング層6が形成され、該第2コーティン
グ層6は、粉末状の耐火物,金属酸化物等を含有するス
ラリー液を上記第1コーティング層5上に塗布したのち
乾燥工程を経ることにより150〜350μmの層厚に形成さ
れる。
このように第2コーティング層6を層厚を上記の範囲
に設定した理由は、150μm未満では鋳造時に湯圧によ
りクラックが発生するおそれがある一方、350μmを超
えるとシェル中子本体4に対する溶湯の層厚の増加に比
例した浸入防止効果は期待できず、かえって第1シェル
中子1の寸法精度に悪影響を及ぼすおそれがあるからで
ある。そして、上記スラリー液の配合組成としては、例
えばSiO2 55.5重量%、Al2O3 2.0重量%、Fe2O3 4.0
重量%、CaO 0.5重量%、MgO 25.0重量%、ZrO2 0.5
重量%、C 6.0重量%、その他 6.5重量%を、エチル
アルコールにて2倍に希釈したものを用いる。
また、上記第2コーティング層6上には第3コーティ
ング層7が形成され、該第3コーティング層7は、上記
第1コーティング層4と同様の平均粒径5〜50μmの黒
鉛,雲母等の偏平粒子を含有した溶液を上記第2コーテ
ィング層6の外表面に塗布したのち乾燥工程を経ること
により30〜60μmの層厚に形成される。
この第3コーティング層7の層厚を上記の範囲に設定
した理由は、30μm未満では鋳造時に湯圧によりクラッ
クが発生するおそれがある一方、60μmを超えると、シ
ェル中子本体4に対する溶湯の層厚の増加に比例した浸
入防止効果は期待できないからである。そして、上記黒
鉛,雲母等の偏平粒子を含有した溶液の配合組成として
は、例えば水溶性鱗片状黒鉛25容量%に対し水75容量%
の割合で配合したものを用いる。
なお、上記第1〜第3コーティング層5〜7を形成す
るにあたっての乾燥条件は、例えば乾燥温度150℃、乾
燥時間20分の条件下で行われるが、これに限らず、上記
各層5〜7共それぞれ構成する溶液中の揮発成分を蒸散
せしめることができる乾燥温度および乾燥時間であれば
よい。
このように両第1および第2中子1,2の各々外表面に
第1〜第3コーティング層5〜7がそれぞれ形成され
て、該両第1および第2中子1,2を組合わせて圧力鋳造
に供する2分割タイプの圧力鋳造用シェル中子3が形成
される。
次に、上記実施例に係る2分割タイプの圧力鋳造用シ
ェル中子3の製造法およびそれを用いて溶湯鍛造法によ
り自動車のロータリピストンエンジンのローターを鋳造
する場合について説明する。
まず、成形型内に平均粒径28メッシュのレジンコーテ
ッドサンドを充填した後焼成して第1および第2シェル
中子1,2の各シェル中子本体4を成形する。その後、該
各シェル中子本体4を上述の如く配合した水溶性鱗片状
黒鉛を含有した溶液中に5秒間浸漬してシェル中子本体
4外表面に水溶性鱗片状黒鉛溶液を塗布せしめ、しかる
後、上記水溶性鱗片状黒鉛溶液を塗布したシェル中子本
体4を乾燥工程に搬入して、例えば乾燥温度150℃、乾
燥時間20分の条件下で乾燥することにより上記中子本体
4外表面に10μmの第1コーティング層5を形成する。
次に、この第1コーティング層5を形成したシェル中
子本体4を上述の如く配合したスラリー液中に10秒間浸
漬し、上記第1コーティング層5形成の時と同様の乾燥
条件の下で乾燥せしめる操作を2回繰り返すことによ
り、第1コーティング層5上に250μmの第2コーティ
ング層6を形成する。
さらに、この第2コーティング層6を形成したシェル
中子本体4を上記第1コーティング層5形成の場合に用
いたと同様の水溶性鱗片状黒鉛溶液中に10秒間浸漬し、
上記第1コーティング層5形成の場合と同様の乾燥条件
の下で乾燥せしめる操作を2回繰り返すことにより、第
2コーティング層6上に50μmの第3コーティング層7
を形成する。
このようにして上記両シェル中子本体4,4の外表面に
第1〜第3コーティング層5〜7を積層形成した第1お
よび第2シェル中子1,2を、第3図に示すように、補強
材8を介装して第1シェル中子1が上に、第2シェル中
子2が下になるように組み合わせてシェル中子3を形成
し、このシェル中子3を上型9および下型10よりなる鋳
型11内に配置して、湯温730〜750℃に設定されたアルミ
ニウム合金(JIS AC8A)の溶湯Aをプランジャ12の作動
により300kg/cm2の湯圧で鋳型11内に注入することによ
り、第4図に示すようなロータリーピストンエンジンの
ローター13を鋳造する。
このようにしてローター13の鋳造に供せられたシェル
中子3には、溶湯Aの差込みや大きな収縮はみられなか
った。また、その後、シェル中子3をローター13中空部
より取り除くために20秒間加振した。これによりシェル
中子3は崩壊せしめられてローター13中空部より完全に
取り除かれた。このことは、SiO2等からなる第2コーテ
ィング層6が水溶性鱗片状黒鉛粒子からなる第1コーテ
ィング層5を介してシェル中子本体4の外表面に形成さ
れていることに基づくものである。つまり、シェル中子
3成形時にシェル中子本体4に対する上記第2コーティ
ング層6を形成するスラリー液の差込みを第1コーティ
ング層5によって確実に防止し得、これによりシェル中
子本体4を成形するシェル砂のスラリー液による固着が
回避され、よって鋳造後において加振することによりロ
ーター13中空部からシェル中子を取り除く際、シェル中
子3を容易に崩壊せしめ得、かつシェル中子本体4の収
縮量の小さいことと相俟ってシェル中子の崩壊性の向上
を図ることができる。また、上述の如くシェル中子本体
4に対するスラリー液の差込みが防止されていることか
ら、少量のスラリー液で均一な第2コーティング層6ひ
いては第3コーティング層7を形成することができる。
さらに、上記製造法は、シェル中子本体4の外表面に
第2コーティング層6を形成するに際し、その前段階で
第1コーティング層5を形成するだけで、別途特別な手
段を採用する必要がなく、崩壊性の向上したシェル中子
3を効率よく製造することができる。
なお、上記実施例では、シェル中子3を第1シェル中
子1と第2シェル中子2とで2分割に構成したが、この
タイプに限る必要はない。
さらに、上記実施例では、自動車のロータリーピスト
ンエンジンのローター13を鋳造する場合を示したが、こ
れに限らず、シリンダブロックやシリンダヘッド、その
他自動車部品以外の鋳造製品を鋳造する場合にも適用可
能なことはいうまでもない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、粉末状の耐火
物,金属酸化物等からなる第2コーティング層を黒鉛,
雲母等の偏平粒子からなる第1コーティング層を介して
平均粒径20〜40メッシュの粒子の粗いシェル砂で成形さ
れたシェル中子本体の外表面に形成したので、シェル中
子成形時にシェル中子本体に対する上記第2コーティン
グ層を形成するスラリー液の差込みを確実に防止し得、
これによりシェル砂のスラリー液による固着を回避して
鋳造後のシェル中子除去時において、シェル中子本体の
収縮量の小さいことと相俟ってシェル中子の崩壊性の向
上を図ることができる。また、上述の如くシェル中子本
体に対するスラリー液の差込みが防止されるので、少量
のスラリー液で均一な2コーティング層を形成すること
ができる。さらに、第2コーティング層上に上記第1コ
ーティング層と同じ偏平粒子からなる第3コーティング
層を形成しているので、シェル中子本体に対する溶湯の
浸入を防止することができる。
また、本発明の製造法によれば、シェル中子本体の外
表面に第2コーティング層を形成するに際し、その前段
階で第1コーティング層を形成するだけで、別途特別な
手段を採用する必要がなく、崩壊性の向上したシェル中
子を効率良く製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車のロータリーピストンエンジンのロータ
ーを鋳造する場合に適用した2分割タイプの本発明の実
施例に係る圧力鋳造用中子の分解斜視図、第2図は同縦
断拡大正面図、第3図はローターの鋳造状態を示す縦断
正面図、第4図は鋳造されたローターの斜視図である。 1……第1中子、2……第2中子、3……シェル中子、
4……シェル中子本体、5……第1コーティング層、6
……第2コーティング層、7……第3コーティング層。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平均粒径20〜40メッシュの粒子の粗いシェ
    ル砂で成形されたシェル中子本体と、 該シェル中子本体の外表面に形成された黒鉛,雲母等の
    偏平粒子からなる第1コーティング層と、 該第1コーティング層上に形成された粉末状の耐火物,
    金属酸化物等からなる第2コーティング層と、 該第2コーティング層上に形成された黒鉛,雲母等の偏
    平粒子からなる第3コーティング層とを備えてなること
    を特徴とする圧力鋳造用中子。
  2. 【請求項2】第1コーティング層は、平均粒径5〜50μ
    mの黒鉛,雲母等の偏平粒子により5〜20μmの層厚に
    形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の圧力鋳造用中子。
  3. 【請求項3】平均粒径20〜40メッシュの粒子の粗いシェ
    ル砂で成形されたシェル中子本体の外表面に黒鉛,雲母
    等の偏平粒子を含有する溶液を塗布したのち乾燥工程を
    経ることにより第1コーティング層を形成し、 次に、該第1コーティング層上に粉末状の耐火物,金属
    酸化物等を含有するスラリー液を塗布したのち乾燥工程
    を経ることにより第2コーティング層を形成し、 その後、該第2コーティング層上に黒鉛,雲母等の偏平
    粒子を含有する溶液を塗布したのち乾燥工程を経ること
    により第3コーティング層を形成することを特徴とする
    圧力鋳造用中子の製造法。
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