JP2641314B2 - 電気絶縁紙 - Google Patents
電気絶縁紙Info
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- JP2641314B2 JP2641314B2 JP10684090A JP10684090A JP2641314B2 JP 2641314 B2 JP2641314 B2 JP 2641314B2 JP 10684090 A JP10684090 A JP 10684090A JP 10684090 A JP10684090 A JP 10684090A JP 2641314 B2 JP2641314 B2 JP 2641314B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、変圧器あるいは高電圧ケーブル等の絶縁に
用いられる表面平滑性,耐熱性に優れた電気絶縁紙に関
する。
用いられる表面平滑性,耐熱性に優れた電気絶縁紙に関
する。
<従来技術> 従来、変圧器用または高電圧ケーブル用絶縁紙等のよ
うに、耐熱性,電気絶縁性,柔軟性(コイル,ケーブル
等への巻き易さ)が要求される分野では、各種フイルム
及び各種合成紙が使用されているが、柔軟性という観点
より特に電気絶縁紙がよく用いられている。なかでも、
米国デュポン社の芳香族ポリアミド100%の合成紙(Nom
ex410)が最もよく用いられている。このNomex410
は特公昭35−11851号公報,特公昭36−16460号公報及び
特公昭37−5732号公報に記載の如き芳香族ポリアミドフ
ィブリッドと芳香族ポリアミド短繊維とを混抄後、熱圧
カレンダー加工してなる耐熱性,電気絶縁性,柔軟性に
優れた電気絶縁紙である。
うに、耐熱性,電気絶縁性,柔軟性(コイル,ケーブル
等への巻き易さ)が要求される分野では、各種フイルム
及び各種合成紙が使用されているが、柔軟性という観点
より特に電気絶縁紙がよく用いられている。なかでも、
米国デュポン社の芳香族ポリアミド100%の合成紙(Nom
ex410)が最もよく用いられている。このNomex410
は特公昭35−11851号公報,特公昭36−16460号公報及び
特公昭37−5732号公報に記載の如き芳香族ポリアミドフ
ィブリッドと芳香族ポリアミド短繊維とを混抄後、熱圧
カレンダー加工してなる耐熱性,電気絶縁性,柔軟性に
優れた電気絶縁紙である。
しかしながら、このNomex410は、比較的、結晶の配
向した芳香族ポリアミド短繊維を含んでおり、この短繊
維が、合成紙表面に毛羽となって露出しやすく、そのた
め変圧器及び高電圧ケーブル等に使用される際、毛羽の
部位に電界集中を引き起し放電が発生する。
向した芳香族ポリアミド短繊維を含んでおり、この短繊
維が、合成紙表面に毛羽となって露出しやすく、そのた
め変圧器及び高電圧ケーブル等に使用される際、毛羽の
部位に電界集中を引き起し放電が発生する。
そこで、これを改良するために芳香族ポリアミドフィ
ブリッドと結晶の配向性の低い芳香族ポリアミド短繊維
とを混抄後、熱圧カレンダー加工して表面平滑性を発現
させる技術が提案されている(特願平01−55015号)。
ブリッドと結晶の配向性の低い芳香族ポリアミド短繊維
とを混抄後、熱圧カレンダー加工して表面平滑性を発現
させる技術が提案されている(特願平01−55015号)。
一方、前記摩擦後の発生毛羽を減少せしめる方策とし
て、ポリタメフェニレンイソフタルアミドパルプとポリ
パラフェニレンテレフタルアミドパルプとを混抄する技
術が提案されている(特願平02−12892)。
て、ポリタメフェニレンイソフタルアミドパルプとポリ
パラフェニレンテレフタルアミドパルプとを混抄する技
術が提案されている(特願平02−12892)。
この考案は、合成紙表面の摩擦後の発生毛羽本数を10
〜30本/25cm2程度まで減少せしめる効果があるが、10本
/25cm2程度は毛羽が発生する為、局部放電による絶縁破
壊の危険性が残されている。
〜30本/25cm2程度まで減少せしめる効果があるが、10本
/25cm2程度は毛羽が発生する為、局部放電による絶縁破
壊の危険性が残されている。
<発明の目的> 本発明の目的は、上記の如き耐熱電気絶縁紙の毛羽発
生の問題を解決することにある。
生の問題を解決することにある。
すなわち、耐熱性,電気絶縁性に優れ、表面が摩擦さ
れた場合にも毛羽発生が極めて少ない電気絶縁紙を提供
することにある。
れた場合にも毛羽発生が極めて少ない電気絶縁紙を提供
することにある。
<発明の構成> すなわち本発明は「ポリメタフェニレンイソフタルア
ミドパルプ100重量%からなる坪量10g/m2以上の合成紙
と、ポリメタフェニレンイソフタルアミドパルプ10〜80
重量%及びポリメタフェニレンイソフタルアミド短繊維
90〜20重量%からなる合成紙とを積層し、180℃以上で
熱圧加工してなりJIS−L−0823法による表面摩擦後の
発生毛羽本数が10本/25cm2以下であることを特徴とする
電気絶縁紙」である。
ミドパルプ100重量%からなる坪量10g/m2以上の合成紙
と、ポリメタフェニレンイソフタルアミドパルプ10〜80
重量%及びポリメタフェニレンイソフタルアミド短繊維
90〜20重量%からなる合成紙とを積層し、180℃以上で
熱圧加工してなりJIS−L−0823法による表面摩擦後の
発生毛羽本数が10本/25cm2以下であることを特徴とする
電気絶縁紙」である。
ポリメタフェニレンイソフタルアミドパルプは、公知
の例えば特公昭35−11851号公報,特公昭37−5732号公
報に記載されているものであり、ポリメタフェニレンイ
ソフタルアミド短繊維の形態としては、単糸繊度20デニ
ール以下、繊維長20mm以下のものが好ましい。
の例えば特公昭35−11851号公報,特公昭37−5732号公
報に記載されているものであり、ポリメタフェニレンイ
ソフタルアミド短繊維の形態としては、単糸繊度20デニ
ール以下、繊維長20mm以下のものが好ましい。
ポリメタフェニレンイソフタルアミドパルプ100重量
%の合成紙は坪量10g/m2以上である。10g/m2未満では、
表面摩擦後に、ポリメタフェニレンイソフタルアミドパ
ルプが剥離され、下層のポリメタフェニレンイソフタル
アミド短繊維が毛羽立ちの原因となる。
%の合成紙は坪量10g/m2以上である。10g/m2未満では、
表面摩擦後に、ポリメタフェニレンイソフタルアミドパ
ルプが剥離され、下層のポリメタフェニレンイソフタル
アミド短繊維が毛羽立ちの原因となる。
また、ポリメタフェニレンイソフタルアミドパルプ及
びポリメタフェニレンイソフタルアミド短繊維からなる
下層の合成紙は、ポリメタフェニレンイソフタルアミド
パルプの混率が10〜80重量%である。ポリメタフェニレ
ンイソフタルアミドパルプの混率が10重量%未満では、
下層側合成紙の強度が著しく低下しラミネート不可能と
なり、80重量%より多く混抄すると、引裂強力が低下
し、寸法安定性も不良で実用性を失う。
びポリメタフェニレンイソフタルアミド短繊維からなる
下層の合成紙は、ポリメタフェニレンイソフタルアミド
パルプの混率が10〜80重量%である。ポリメタフェニレ
ンイソフタルアミドパルプの混率が10重量%未満では、
下層側合成紙の強度が著しく低下しラミネート不可能と
なり、80重量%より多く混抄すると、引裂強力が低下
し、寸法安定性も不良で実用性を失う。
ラミネート方法は、混紙抄き合わせでも、カレンダー
ラミネートでも平板プレス積層加工でもよく、混紙抄き
合わせの場合、その後180℃以上の温度で熱圧加工す
る。また、カレンダーラミネートの場合も、ラミネート
条件として、180℃以上の熱圧加工が必要である。熱圧
加工方法は、カレンダーロールによる加工でも平板プレ
ス加工でも良い。
ラミネートでも平板プレス積層加工でもよく、混紙抄き
合わせの場合、その後180℃以上の温度で熱圧加工す
る。また、カレンダーラミネートの場合も、ラミネート
条件として、180℃以上の熱圧加工が必要である。熱圧
加工方法は、カレンダーロールによる加工でも平板プレ
ス加工でも良い。
加工温度が180℃未満では、ポリメタフェニレンイソ
フタルアミドパルプ100重量%の上層と、ポリメタフェ
ニレンイソフタルアミドパルプ及びポリメタフェニレン
イソフタルアミド短繊維よりなる下層との接着が不十分
となり、紙表面摩擦後に毛羽が多発する。
フタルアミドパルプ100重量%の上層と、ポリメタフェ
ニレンイソフタルアミドパルプ及びポリメタフェニレン
イソフタルアミド短繊維よりなる下層との接着が不十分
となり、紙表面摩擦後に毛羽が多発する。
紙表面の摩擦方法及び摩擦後の発生毛羽本数は、下記
の方法により求めたものである。
の方法により求めたものである。
(紙表面の摩耗方法及び摩耗後の毛羽本数測定法) JIS L−0823に従い、摩擦試験機II型[(株)大栄
科学精器製作所製]を用い、摩擦体に金巾3号布,500g
の荷重下で毎分60回往復の速度でポリメタフェニレンイ
ソフタルアミドパルプ100重量%の上層の合成紙面上を1
00回摩擦する。
科学精器製作所製]を用い、摩擦体に金巾3号布,500g
の荷重下で毎分60回往復の速度でポリメタフェニレンイ
ソフタルアミドパルプ100重量%の上層の合成紙面上を1
00回摩擦する。
摩擦後の紙表面発生毛羽本数を25cm2の面積で目視計
測した。同一の測定を5つのサンプルについて行い、そ
の平均値で示した。
測した。同一の測定を5つのサンプルについて行い、そ
の平均値で示した。
<発明の効果> 本発明の電気絶縁紙は、耐熱性,電気絶縁性に優れ、
さらに表面摩擦後の発生毛羽が極めて少ない。
さらに表面摩擦後の発生毛羽が極めて少ない。
従って、電界集中、局部放電等の危険性が少ない。
用途としては、変圧器あるいは高電圧ケーブル用の絶
縁紙のように耐熱性,電気絶縁性,表面平滑性が要求さ
れる用途に好適である。
縁紙のように耐熱性,電気絶縁性,表面平滑性が要求さ
れる用途に好適である。
<実施例> 次に実施例により、本発明をさらに詳しく説明する。
なお、実施例において、摩擦後の毛羽本数以外の測定値
は、以下の方法で評価した。
なお、実施例において、摩擦後の毛羽本数以外の測定値
は、以下の方法で評価した。
(1) 坪量:JIS−P−8124に従って測定した。
(2) 厚み:JIS−C−2111に従って測定した。
(3) 絶縁破壊強度:JIS−C−2111に従って測定し
た。
た。
(4) 熱吸収率:タテ1cmヨコ10cmのサンプルをタバ
イエスペック社製乾燥機(PHH−100型)を使用し、250
℃で10分間処理をした後のタテ,ヨコの熱収縮率を次式
にて計算した。そして、そのタテ,ヨコの平均値で示し
た。
イエスペック社製乾燥機(PHH−100型)を使用し、250
℃で10分間処理をした後のタテ,ヨコの熱収縮率を次式
にて計算した。そして、そのタテ,ヨコの平均値で示し
た。
熱収縮率(%) ={(l0−l1)/l0}×100 (注)l0:収縮前のサンプル長 l1:収縮後のサンプル長 (5) 引裂強さ:JIS−P−8113に従って測定し、その
タテ,ヨコの平均値で示した。
タテ,ヨコの平均値で示した。
実施例1〜5,比較例1〜5 混抄用ポリメタフェニレンイソフタルアミドパルプス
ラリーを以下の方法で製造した。
ラリーを以下の方法で製造した。
まず、特公昭47−10863号公報に記載の界面重合法に
よりポリメタフェニレンイソフタルアミドを製造した。
このポリマーはN−メチル−2−ピロリドンに溶解して
測定した固有粘度(I.V.)が1.35でありポリマー中に無
機塩を全く含まない。のポリマーをN−メチル−2−ピ
ロリドンにポリマー濃度12.5重量%となるように溶解し
た。一方N−メチル−2−ピロリドンに水を加えて水溶
液(濃度30重量%)を作成し沈澱剤とした。
よりポリメタフェニレンイソフタルアミドを製造した。
このポリマーはN−メチル−2−ピロリドンに溶解して
測定した固有粘度(I.V.)が1.35でありポリマー中に無
機塩を全く含まない。のポリマーをN−メチル−2−ピ
ロリドンにポリマー濃度12.5重量%となるように溶解し
た。一方N−メチル−2−ピロリドンに水を加えて水溶
液(濃度30重量%)を作成し沈澱剤とした。
このポリマー溶液及び沈澱剤を、特開昭52−15621号
公報の記載に従い、ポリマー溶液注入口,沈澱剤注入口
及びスラリー排出口を有する室と該室内にとりつけられ
たローターと、該室の内壁に固定されたステーターとか
ら成る沈澱装置を用いて、各注入口から注入し、前記ロ
ーターを高速回転させてパルプ化した。
公報の記載に従い、ポリマー溶液注入口,沈澱剤注入口
及びスラリー排出口を有する室と該室内にとりつけられ
たローターと、該室の内壁に固定されたステーターとか
ら成る沈澱装置を用いて、各注入口から注入し、前記ロ
ーターを高速回転させてパルプ化した。
得られたパルプを用い、パルパー,高速解離機,ディ
スクリファイナーを使用してスラリー濃度0.3%でカナ
ディアン標準濾水度110mlの水性スラリーを作成した。
スクリファイナーを使用してスラリー濃度0.3%でカナ
ディアン標準濾水度110mlの水性スラリーを作成した。
また混抄用ポリメタフェニレンイソフタルアミド短繊
維は、以下の方法で製造した。
維は、以下の方法で製造した。
特開昭47−10863号公報に記載の界面重合法により製
造された固有粘度[η]1.45のポリメタフェニレンイソ
フタラミド重合体をN−メチル−2−ピロリドンからな
る溶媒に20.5重量%の濃度で溶解して紡糸ドープを調製
し、この紡糸ドープを用いて特公昭47−17551号公報に
記載の湿式紡糸法に従って、孔径0.07mmの紡糸孔を1000
0個設けた紡糸口金から塩化カルシウム濃度45%,温度9
0℃の塩化カルシウム水溶液からなる凝固浴中に紡糸し
た。
造された固有粘度[η]1.45のポリメタフェニレンイソ
フタラミド重合体をN−メチル−2−ピロリドンからな
る溶媒に20.5重量%の濃度で溶解して紡糸ドープを調製
し、この紡糸ドープを用いて特公昭47−17551号公報に
記載の湿式紡糸法に従って、孔径0.07mmの紡糸孔を1000
0個設けた紡糸口金から塩化カルシウム濃度45%,温度9
0℃の塩化カルシウム水溶液からなる凝固浴中に紡糸し
た。
凝固した未延伸繊維は、凝固浴から引出された段階で
45重量%の溶媒を含んでいた。
45重量%の溶媒を含んでいた。
未延伸繊維を60℃の温水浴で水洗して、溶媒含有率8
重量%まで低下せしめた後、94℃の温水浴中で2.4倍に
延伸し、130℃で乾燥後350℃の熱板上で1.75倍に延伸
し、抄紙用繊維を得た。さらに、これを長さ6mmに切断
し、単糸繊度2デニール,繊維長6mmの抄紙用ポリメタ
フェニレンイソフタルアミド短繊維を得た。
重量%まで低下せしめた後、94℃の温水浴中で2.4倍に
延伸し、130℃で乾燥後350℃の熱板上で1.75倍に延伸
し、抄紙用繊維を得た。さらに、これを長さ6mmに切断
し、単糸繊度2デニール,繊維長6mmの抄紙用ポリメタ
フェニレンイソフタルアミド短繊維を得た。
次いで前記パルプスラリーおよび短繊維を、第1表の
如き混率で、上層,下層のシートを各々丸網2バット抄
紙機にて抄き合わせた。
如き混率で、上層,下層のシートを各々丸網2バット抄
紙機にて抄き合わせた。
その後、第1表の如き温度で圧力200kg/cmの条件で、
カレンダー加工した。
カレンダー加工した。
得られた物性を第1表に示す。
第1表に示す如く、実施例1は、摩擦後の発生も毛羽
がなく、極めて優れた性能であった。
がなく、極めて優れた性能であった。
また、実施例2〜5についても、第1表に示す如く良
好なものであった。
好なものであった。
比較例1は、上層に短繊維を混抄しているため、第1
表に示す如く摩擦後の毛羽が多発し不良であった。
表に示す如く摩擦後の毛羽が多発し不良であった。
比較例2は、上層の坪量が低いため、摩擦後に上層パ
ルプ部分が剥離され、下層の混抄短繊維が毛羽となって
多発し、不良であった。
ルプ部分が剥離され、下層の混抄短繊維が毛羽となって
多発し、不良であった。
比較例3は、下層のパルプ混率が低いため、下層シー
トの強力不足でラミネートが不可能であった。
トの強力不足でラミネートが不可能であった。
比較例4は、下層のパルプ混率が高いため、引裂強さ
が低く、寸法安定性も不良であった。
が低く、寸法安定性も不良であった。
比較例5は、カレンダー温度が低いため、上層と下層
との接着が不十分となり、摩擦後に上層パルプ部分が剥
離され下層の混抄短繊維が毛羽となって多発し不良であ
った。
との接着が不十分となり、摩擦後に上層パルプ部分が剥
離され下層の混抄短繊維が毛羽となって多発し不良であ
った。
Claims (1)
- 【請求項1】ポリメタフェニレンイソフタルアミドパル
プ100重量%からなる坪量10g/m2以上の合成紙とポリメ
タフェニレンイソフタルアミドパルプ10〜80重量%及び
ポリメタフェニレンイソフタルアミド短繊維90〜20重量
%からなる合成紙とを積層し180℃以上で熱圧加工して
なり表面摩擦後の発生毛羽本数が10本/25cm2以下である
ことを特徴とする電気絶縁紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10684090A JP2641314B2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 電気絶縁紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10684090A JP2641314B2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 電気絶縁紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH046708A JPH046708A (ja) | 1992-01-10 |
JP2641314B2 true JP2641314B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=14443889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10684090A Expired - Lifetime JP2641314B2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 電気絶縁紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2641314B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5320892A (en) * | 1993-02-22 | 1994-06-14 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Tough layered papers with improved surface adhesion |
US5622775A (en) * | 1993-08-24 | 1997-04-22 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Layered smooth surface aramid papers of high strength and printability |
US5730326A (en) * | 1993-12-06 | 1998-03-24 | Kaeser; Charles | Rechargeable aerosol can and spray valve with integral mixing device for propellant and substance to be sprayed |
JP3401381B2 (ja) * | 1996-02-19 | 2003-04-28 | 帝人株式会社 | 芳香族ポリアミド繊維紙及び該芳香族ポリアミド繊維紙からなるプリプレグ並びに積層板 |
EP0930393A4 (en) | 1997-06-10 | 2001-08-01 | Teijin Ltd | HEAT RESISTANT FIBROUS PAPER |
DE69908530T2 (de) | 1998-10-15 | 2004-05-06 | Teijin Ltd. | Synthetisches Papier aus vollaromatischen Polyamidfasern |
JP3631385B2 (ja) | 1998-11-18 | 2005-03-23 | 王子製紙株式会社 | 積層板用基材およびその製造方法 |
US6838401B1 (en) | 2000-08-04 | 2005-01-04 | Teijin Limited | Heat-resistant fibrous paper |
CN104103388A (zh) * | 2014-07-25 | 2014-10-15 | 广东海鸿变压器有限公司 | 一种绝缘纸的浸漆工艺 |
-
1990
- 1990-04-23 JP JP10684090A patent/JP2641314B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH046708A (ja) | 1992-01-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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