JP2640357B2 - 立軸研削磐の砥石交換装置 - Google Patents

立軸研削磐の砥石交換装置

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JP2640357B2
JP2640357B2 JP10881988A JP10881988A JP2640357B2 JP 2640357 B2 JP2640357 B2 JP 2640357B2 JP 10881988 A JP10881988 A JP 10881988A JP 10881988 A JP10881988 A JP 10881988A JP 2640357 B2 JP2640357 B2 JP 2640357B2
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 「産業上の利用分野」 本発明は立軸研削盤の砥石交換装置に関する。
「従来の技術」 従来の立軸両頭平面研削盤における砥石交換はクレー
ンで吊上げた砥石を直接対向する主軸頭の間に進退する
ことはできないので砥石交換時に、加工物を送り込む為
のキヤリヤやスルーフイード用のブレード等の案内部材
を外して、両主軸頭間に向つて砥石を固定してある面
板、又は砥石側面を摺動させるガイド部材、例えば第12
図、第13図に示すようにガイドプレート61又はガイドパ
ー62を並列に挿入してガイド部材を機枠にて支持し、上
側の砥石5Uを下側の砥石5L上に上主軸頭を降下して降し
て、主軸から上側の砥石5Uを外し、ガイド部材上にのせ
てガイド部材上をすべらせて機外に出し、クレーンで吊
上げる。そして、ガイド部材を機枠から外して下側の砥
石を上昇して下側の砥石5Lと主軸との固定を解き、ガイ
ド部材を機枠に差込んで固定し、ガイド部材上に下側の
砥石5Lをのせてガイド部材上をすべらせて機外に出しク
レーンで吊上げる。次に下側の砥石交換は新しい下側の
砥石5Lをガイド部材の機外に延出されている部分の上に
砥石の面板が接するように砥石を降ろし、クレーンの砥
石吊具を砥石から外して、ガイド部材上を両主軸頭間に
向つてすべらせ、先ず下主軸頭の砥石を下主軸に取付け
る。次にガイド部材を抜いて下主軸頭を下方へ移動し、
再びガイド部材を差込んで機枠に固定し、上主軸頭の砥
石を同様にしてクレーンでガイド部材上に降ろし、ガイ
ド部材上をすべらせて両主軸頭間に挿入し、既に取付け
てある下側の砥石5L側面上に重ねるように上側の砥石5U
を置き、ガイド部材を外し、上側の砥石5Uに対して上主
軸頭を移動して砥石を上主軸頭に装着している。その後
加工物を送り込む為の案内部材を復元している。
「発明が解決しようとする課題」 然し乍ら、上記従来例では (1) 重量のある砥石をガイド部材上をすべらせるの
で面板又は砥石側面が損傷する。
(2) 下の砥石上に上の砥石を重ねて位置合せで摺動
するので両砥石間に介在物を挿入しても両砥石が損傷す
るおそれがある。この介在物は木片等であるため、砥石
面を摺動させるのが大変困難である。
(3) ガイド部材を機枠に差込んであるだけなので砥
石を砥石主軸に取付ける際位置合せが困難で、そのた
め、多大の時間を要し、その間面板又は砥石面はガイド
部材又は下側の砥石上を前後左右にすべらせることにな
るので面板又は砥石側面は更にいたむおそれがある。
(4) 上側の砥石は下側の砥石の上に乗せるので加工
物送り込みの為の案内部材を外さないと砥石が装着でき
ない。
(5) 上の砥石取付は下の砥石の上にのせねばならな
いので面倒であり、かつ、上下の砥石は各々単独に交換
することができない。
(6) 砥石を直接ガイド部材上にのせて両主軸頭間に
押込むため、砥石とガイド部材間の抵抗が大きく、砥石
の出し入れに大きな力を必要とする。
(7) ガイド部材上に砥石をのせてあるだけなので砥
石移動について砥石は運動を規正されておらずガイド部
材から外れないように安全上の注意が必要である。
(8) 上記のような問題点を配慮し乍ら作業するた
め、作業性が悪く、また作業手順を設定することが難し
い。
立軸単頭研削盤においても、上記の内(1)(3)
(6)(7)(8)に示すように立軸両頭研削盤と同様
な課題がある。
本発明は上記問題点を解消して立軸研削盤において作
業性が良好で砥石を傷つけることなく、位置決め可能な
砥石交換装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
「課題を解決するための手段」 本発明の第1の発明は上向きで加工物に対して下側に
砥石を着脱可能に主軸頭に配した主軸台、又は、下向き
で加工物に対して上側に砥石を着脱可能に主軸頭に配し
た主軸台を備え、砥石の半径方向において砥石を通過さ
せ得る開閉可能な蓋を備えた開口を砥石の周囲を囲繞す
る蓋体に設け、該開口に主軸頭に向って水平方向に配設
されるガイドレールと、ガイドレールの収納手段を有
し、該ガイドレールに嵌入して主軸頭を進退でき、端部
に砥石側面側を一定位置に保持する位置決め部を有する
砥石挿入用のスライドを設けたことを特徴とする立軸研
削盤の砥石交換装置である。
本発明の第2の発明は前記主軸台に、上下方向に対向
する第2の主軸台と、第2の主軸台に着脱可能に取り付
けた第2の砥石とを有し、前記スライドは第2の主軸台
の主軸頭に進退でき、端部に第2の砥石側面側を一定位
置に保持する位置決め部を有することを特徴とする第1
の発明の記載の立軸研削盤の砥石交換装置である。
本発明の第3の発明はガイドレールの収納手段は前記
開口を外開きに開閉する蓋の裏面に配設され、前記蓋は
開いた位置が水平位置を保持されるようになっているこ
とを特徴とする第1の発明に記載の立軸研削盤の砥石交
換装置である。
本発明の第4の発明は蓋は開口下縁において水平軸に
よる蓋体に枢着され、蓋は開口下縁の水平軸を中心に開
いて水平を保持するように支持部材により支持され、蓋
が開いた状態で下側の砥石の外周に対して位置決めされ
るガイドレールが蓋に固定されている第3の発明に記載
の立軸研削盤の砥石交換装置である。
本発明の第5の発明は蓋は開口下縁において水平軸に
より蓋体に枢着されると共に蓋の上下中間において水平
軸により二つ折れとなる如く枢着され、蓋は開口下縁の
水平軸を中心に開いて水平を保持すると共に、蓋は閉じ
た状態において上側の蓋のみが開いて水平を保持するよ
うに支持部材により支持され、上側の蓋が開いた状態で
上側の砥石の外周に対して位置決めされるガイドレール
が上の蓋に固定されている第4の発明に記載の立軸研削
盤の砥石交換装置である。
本発明の第6の発明は蓋の支持部材は上下夫々の蓋の
表面に上下方向の互いに水平軸により連結されたリンク
が固定され、前記下の蓋に固定されたリンクの中間に方
杖の一端が蓋に沿った水平方向の軸により軸方向に該リ
ンクに対して移動自在に枢着され、方杖の他端には上の
蓋の背面に設けたリンクの上の蓋の先端側と上の蓋のみ
が開いた位置において出入り自在にピン結合可能となっ
ていると共に上下の蓋が開いた位置において方杖のピン
結合可能な先端が下の蓋の表面に沿って下方に延出され
たヒンジの下方に軸方向に出入りできるようにピン結合
されていることを特徴とする第5の発明に記載の立軸研
削盤の砥石交換装置である。
本発明の第7の発明はガイドレールを上下各々の砥石
の交換を行なう位置に設定した場合、その各々の位置が
研削盤において最適の砥石交換位置であり、上下砥石の
間に配設されている加工物送り込みの為の案内部材を外
す必要がないことを特徴とする第2の発明に記載の立軸
研削盤の砥石交換装置である。
「実施例」 以下、本発明の実施例を図面に従つて説明する。第1
図は主軸頭を含む砥石装着方向の横方向より見る立軸両
頭研削盤の側面図である。主軸頭1L,1Uに備えた主軸が
上下に対向するように主軸台2L,2Uが配設されている。
主軸頭1L,1Uは夫々上下方向に位置を調節可能に固定さ
れるようになつている。主軸頭1L,1Uの位置を調節する
ためにはコラム3の一面に設けた案内に主軸台2L,2Uを
上下動自在に係合して送り駆動装置を設けるか、主軸台
2L,2U本体はコラム3に固定して主軸をクイル中に軸架
し、クイルを主軸台2L,2Uに出入りさせるようにする。
第2図は第1図の主軸頭間を詳細に示す図面である。
主軸頭1L,1Uの先端に現われる主軸端(図には見えな
い)には主軸フランジ3L,3Uが固定され、夫々の主軸フ
ランジ3L,3Uの中心には先端がテーパの芯出し突起4L,4U
が突出し、芯出し突起4L,4Uは上下の砥石5L,5Uを固定し
てある円板状の面板6L,6Uの中心の芯出し穴7に嵌合
し、砥石5L,5Uの芯出しが計れるようになつている。主
軸フランジ3L,3U外周近くに軸方向に設けたボルト穴14
を挿通するボルト8は面板6L,6Uにねじ込み既に面板6L,
6Uに取付けられている砥石5L,5Uを主軸フランジ3L,3Uに
固定するようになつている。
上下の主軸台2L,2Uは主軸頭1L,1U間が対向して砥石5
L,5U間は加工物の研削幅だけ間隔がとられており、その
間に図示されない加工物を砥石5L,5U間に送り込む為の
案内部材が配設される。上下主軸台2L,2U間の周囲の外
部に対して開放される部分はコラム3の一部として、又
はコラム3とは別体で蓋体9として上下主軸台2L,2U間
を蔽うようになつている。
上下砥石5L,5Uの半径方向の延長上に設けた面板6L,6U
に夫々固定された砥石5L,5Uを通過させ得る開閉可能な
蓋11を備えた開口12を蓋体9に設けてある。蓋11は開い
た際開口12に両主軸頭1L,1U間に向つて水平方向に配さ
れる一対のガイドレール31とこの一対のガイドレール31
に嵌入して両主軸頭1L,1U間に進退でき、端部に砥石5L,
5Uの端面側の一定位置に保持する下砥石用切込み15L、
上砥石用切込み15Uを設けた砥石挿入用のスライド51が
設けてある(第3図、第4図、第8図)。
蓋体9に設ける一対のガイドレール31は蓋体9に備え
る蓋11を介在支持されており、蓋11の裏面に固定されて
いる。従つて蓋11で開口12を閉めることによつてガイド
レール31は蓋体9内に収納されるものである。
第3図、第4図は蓋の開いた状態を示している。蓋11
は開口12の下縁部において蓋体9に枢着される。このた
めに蓋体9及び蓋11の表側にはガイドレール31を砥石着
脱位置と収納位置に設定できるように以下にのべる支持
部材が配設されている。
開口12の下縁において蓋体9に固定されたヒンジ19に
第1の水平軸21により下部リンク22の根本が枢着されて
いる。下部リンク22に下部蓋11Lが固定されている。下
部リンク22の先端には上部リンク23の根本が第2の水平
軸24により枢着されている。上部リンク23には上部蓋11
Uが固定されている。従つて蓋11は第1,第2の水平軸21,
24で回転できるので後述の第1、第2のリンク22,23を
固定する手段により第3図に示すように開口12を全開し
た水平位置と第4図に示すように下部蓋11Lが閉じ、上
部蓋11Uが水平になるように開口12が半開した位置をと
れるようになつている。
下部リンク22の中間にはピン30が軸方向に移動自在に
設けられ、且つピン30が抜け出さないようにストツパ26
(第5図)をピン30に固定し、ピン30に方杖25が固定し
てある。第3図のように下部リンク22がヒンジ19に対し
て折曲した位置において方杖25の先端に固定した支持ピ
ン27はヒンジ19の下端の支持穴28に出入り自在に嵌入し
ている。この方杖25は第4図のように上部蓋11Uのみが
開いて水平となつている状態において支持ピン27は上部
リンク23の先端に設けた支持穴29に出入り自在に嵌合し
ている。
第5図に示すように上部蓋11Uの裏面左右にはガイド
レール31がボルト32により固定されている。ガイドレー
ル31は対向する角形条溝の上下面が軌道面31aとなつて
おり、該条溝には後述の砥石挿入用スライドのユニツト
ローラ33が嵌入可能となつている。又、ガイドレール31
の対向端面31bは砥石挿入用スライドの左右の面が摺動
する案内となつている。ガイドレール31は上下蓋11にわ
たる一本の部材であつて開口12の上下間の寸法よりやゝ
短かくしてあり、蓋11を閉めるとガイドレール31は開口
12内に収納されるようになつている。
第6図は第5図のA−A断面図であり、左右に1ケづ
つ配設されている。下部蓋11Lに固定した軸受34には先
端のねじ部35aが軸受34に嵌合する軸頚35bよりも直径の
大きいねじ部材35が嵌入している。蓋11Lにはねじ部材3
5のねじ部35aが入り得る大きさの穴11lがあけてある。
ねじ部材35は下部蓋−ガイドレール固定ノブ36にピン37
により固定されている。ねじ部材35のねじ部35aはガイ
ドレール31にねじ込み可能となつている。
蓋11の蓋体9への固定は上部蓋11Uの切込み45を挿通
するにぎり把手付の締付ねじ38を蓋体9の一部を外開き
になるようにヒンジ10a結合した蓋10の縁にねじ込むよ
うになつている(第2図)。蓋10は作業性を向上させる
ためのものである。
第5図のB−B断面図の第7図に示すように下部蓋11
Lを固定するには蓋体9にねじ込まれた固定ピン39に回
転自在に嵌入し、固定ピン39にボルト41により固定され
たスラストワツシヤ42により軸方向力を受けるようにさ
れたクランプ片43端にねじ込まれたにぎり把手付の締付
ねじ44により、下部蓋11Lを押圧して下部蓋11Lを固定す
るようになつている。(第7図では二点鎖線で示す側が
下部蓋11Lを締付けた状態を示す)。ストツパ16はガイ
ドレール31の内側で上部蓋11Uの下端部に固定されてい
る。
蓋11にはガイドレール31の外側で開口12の縁と接して
開口12の水密を保つパツキン46が設けられている。
第8図は砥石挿入用スライド51の平面図である。砥石
挿入用のスライド51は上下部砥石保持部材52Lと52Uを角
棒状の連結材53を介してボルト固定して一体的としたも
のであり、側面の一直線上にガイドレール31に係合する
ユニツトローラ33を多数取付けてある。
下部砥石保持部材52Lには端部から入口側が直線部で
底側が半円部を有する切込み15Lが設けてある。仕込み1
5Lの直線部と半円部を通じて内周55aは主軸フランジ3L
に直線部間が密に嵌合して移動し、半円部に嵌め込まれ
る寸法となつている。切込み15Lの直線部と半円部を通
じて切込み15Lの縁を角形に欠落させた欠角案内部55bが
設けられ、その内周に下側の砥石5Lの面板6Lの外周を嵌
合して直線部が移動し、半円部には収容される寸法とな
つている。欠角案内部55bの下面は面板6Lの端面の外周
部が載置されるようになつている。
上部砥石保持部材52Uには端部から入口側が直線部で
底側が半円部を有する切込み15Uが設けてある。切込み1
5Uの縁には直線部と半円部を通じて切込み15Uの縁を角
形に欠落させた欠角案内部56が設けられ、案内56の直線
部において上側の砥石5Uの外周が移動可能で半円部に載
置されるようになつている。
上下の砥石5L,5Uが主軸に装着され、砥石5L,5Uが加工
物の砥削面の間隔をおいて対向している状態で研削作業
時は図示されない案内部材により加工物が砥石5L,5U間
に送り込まれて研削される。その際は蓋11は開口12を閉
じている。即ち、締付けねじ38は蓋10にねじ込まれて上
部蓋11Uは蓋体9の開口12の縁にパツキン46を介して押
しつけられており、クランプ片43は締付ねじ44が下部蓋
11L上に来るように固定ピン39を中心に回転されていて
締付ねじ44は下部蓋11Lを押圧して下部蓋11Lをパツキン
46を介して蓋体9の開口12の縁に押圧している。又、下
部蓋−ガイドレール固定ノブ36を締め込むと下部蓋11L
とガイドレール31が固定されることにより上下部蓋11L,
11Uは一体的な蓋11となつている。方杖25は下部リンク2
2から側方へ離れて、ピン30のストツパ26が下部リンク2
2に当接した状態で該ピン30を中心に自重で垂下してお
り、支持ピン27の先端部はヒンジ19の外側の両側面より
離れている。
砥石交換時は本発明においては上下の何れの砥石5L,5
Uのみでも脱着できるので、何れから始めて両砥石5L,5U
を交換するかは自在で、片側の砥石のみ交換が必要であ
れば片側の砥石のみを交換するだけでもよい。
第2図の状態から下側の砥石5Lの脱着についてのべる
と締付ねじ38をゆるめて上部蓋11Uと蓋10との固定を解
く。次に締付ねじ44をゆるめクランプ片43を固定ピン39
を中心に第5図の実線位置から二点鎖線位置まで回転す
る。この位置で締付ねじ44を蓋体9に締めつけておく
と、クランプ片43が動かないので好都合である。こゝで
上部蓋11Uに固定してある把手47を引張ると蓋11は第1
の水平軸21を中心に第2図において時計回りに回転し、
第3図の水平位置となる。こゝで蓋11の回転時も方杖25
は垂下状態を保つている。第3図のように蓋11の水平な
状態において、方杖25の先端の支持ピン27をヒンジ19下
端の穴28に方杖25を第3図の紙面に直交する方向に押し
込んで差込む。これによつてガイドレール31は下部主軸
頭1L両側を向き固定される。先ず主軸フランジ3Lと面板
6Lを固定しているボルト8を全部外しておく。こゝで砥
石挿入用のスライド51の下端の砥石5Lを支持する側の切
込み15Lを先にしてガイドレール31に差込み、主軸フラ
ンジ3L外周に、下部砥石保持部材52Lの切込み15Lの内周
55aが衝接するまで差込むと、ユニツトローラ33がガイ
ドレール31の軌道面31aを砥石挿入用のスライド51の重
量を受け乍ら軽く転動し、ガイドレール31の対向端面31
bは砥石スライド51の側面と摺動し、下部主軸頭1Lの中
心に対して左右位置を正確に保つて進入し、切込み15L
の半円部中心が下部主軸頭1Lの主軸中心線と一致する位
置となる。この位置において下部砥石保持部材52Lは面
板6Lよりも下方にある。
こゝで主軸頭1Lを降下させると下側の砥石5L、面板6L
は共に降下し、面板6Lは下部砥石保持部材52Lの欠角案
内部55bの半円部に嵌合し着座する。更に主軸頭1Lを降
下させると芯出し突起4Lは面板6Lの中心の穴7から脱出
する。こゝで砥石挿入用のスライド51を引出すと、下側
の砥石5L及び面板6Lを担持してガイドレール31に案内さ
れて外部に引出される。砥石5L及び面板6Lがガイドレー
ル31上に来ると、こゝでクレーンで面板6L付の砥石5Lを
吊上げる。
代りの下側の砥石5Lを取付けるには新しい砥石5Lをク
レーンで吊上げて下部砥石保持部材52L上に降ろし、切
込み15Lの半径部において欠角案内部55bに面板6Lを嵌め
込み、砥石スライド51を主軸頭1Lに向つて押し込むとガ
イドレール31に案内されて進み、第3図に示すように下
部砥石保持部材52Lの切込み15Lの直線部が主軸フランジ
3Lをはさんで進み、左右のふれを防ぐ、そして主軸フラ
ンジ3Lの外周に下部砥石保持部材52Lの切込み15Lの内周
55aが衝接すると、砥石挿入用スライド51上の、下側の
砥石5Lの中心は下側の主軸頭1Lの主軸中心線と一致す
る。こゝで砥石主軸頭1Lを上昇させると面板6Lの中心の
穴7に芯出し突起4Lが進入する。主軸フランジ3Lと面板
6Lがわずかの隙間をおいた状態で砥石主軸頭1Lの上昇を
止め、主軸フランジ3Lをゆつくりと手で回転させてボル
ト穴14を面板6Lのめねじに合せてボルト8をゆるくねじ
込み、主軸頭1Lを上昇して面板6Lと主軸フランジ3Lを密
接させて更に少しく上昇させると面板6Lは下部砥石保持
部材52Lから離れる。こゝで砥石挿入用のスライド51を
引出してガイドレール31から離し、ボルト8を締付けて
下側の砥石5Lを主軸頭1Lに固定する。
次に上側の砥石5Uの交換についてのべる。今第2図の
状態とする。先ず下部蓋−ガイドレール固定ノブ36を回
転してゆるめてそのねじ部35aをガイドレール31から引
抜いておく。次に締付ねじ38をゆるめて、蓋10を上に持
ち上げると上部蓋11Uは蓋体9及び蓋10との固定が解か
れる。そしで把手47を引くと上部蓋11Uは第2の水平軸2
4を中心にして下部蓋11Lに対して中折れして外開きす
る。上部蓋11Uを水平な状態とした状態で方杖25はピン3
0に支えられて下部蓋11Lに沿つて垂下している。方杖25
をピン30を中心にして回転して支持ピン27側を持上げて
支持ピン27を上部リンクの支持穴29に合せて差込むと上
部蓋11Uは荷重を担持できるようになる。この状態でガ
イドレール31は上部蓋11Uより蓋体9内へ突出してい
る。
こゝで上部砥石保持部材52Uを先にして砥石挿入用の
スライド51をガイドレール31に差込む。ガイドレール31
に導かれて砥石挿入用のスライド51は進み、ストツパ16
にストツパ17が衝接した位置で切込み15Uが上側の砥石5
Uの下方に位置し、切込み15Uの半円部の中心と上部主軸
頭1Uの主軸中心線がほぼ一致する。次に上部主軸頭1Uを
降下させる前に面板6Uと主軸フランジ3Uを固定している
ボルト8を1本のみ残し、他のボルトは全て抜き取つて
おく。次に、残つた1本のボルトが開口12の方に来るよ
うに主軸フランジ3Uを手でゆつくり回転させる。
こゝで上部主軸頭1Uを降下させると上側の砥石5Uは共
に降下する。更に上側の砥石5Uを下げ案内56に嵌まり込
ませる。上部砥石保持部材52U上に着座する直前で上部
主軸頭1Uの降下を止める。こゝで面板6Uと主軸フランジ
3Uを固定しているボルト8の残りの1本を外し上部砥石
保持部材上に着座させる。主軸頭1Uを上昇すると芯出し
突起4Uは面板6Uの中心の穴7から外れる。砥石スライド
51を引出すと上側の砥石5Uは面板6Uと共に引出されて上
部蓋11Uの上側に来る。こゝで上側の砥石5Uをクレーン
で吊上げで砥石スライドの上部砥石保持部材52Uから外
す。
新しい上側の砥石5Uの装着は上述のような状態の砥石
スライドの上部砥石保持部材52U上に面板6Uに取付けた
新たな砥石5Uをクレーンで降ろして該砥石5Uを上部砥石
保持部材52Uの案内56の半径部に嵌め合せる。次にこの
段階で、装着時の芯出しの、正確さを求める為、面板6U
の外周部にあらかじめあけてあるネジ穴に位置決めスト
ツパ18を締付ボルト20を使用して第9図のように取付け
ておく。
次に砥石スライド51を主軸頭1Uに向つて押し込むガイ
ドレール31に案内されて進み、第9図に示す位置決めス
トツパ18a,18cが主軸フランジ3Uをはさんで進み、左右
のふれを防ぐ、そして主軸フランジ3Uの外周に位置決め
ストツパ18bが衝接すると上側の砥石5U及び面板6Uの中
心は、主軸頭1Uの主軸中心線と一致する。上側の砥石主
軸頭1Uを降下させと芯出し突起4Uが面板6Uの中心の穴7
に嵌入し、面板6Uと主軸フランジ3Uとの間にわずかに隙
間のある状態において上側の主軸頭1Uの降下を止め主軸
フランジ3Uをゆつくりと手で回転させ、ボルト穴14を面
板6Uのめねじに合せる。そしてボルト8を面板6Uにゆる
くねじ込む。更に主軸頭1Uを降下させ、面板6Uに主軸フ
ランジ3Uが当接する直前でボルト8を全て締込み、主軸
頭1Uを上昇させると主軸頭1Uには上側の砥石5Uが取付い
ているので該砥石5Uは上昇し、砥石スライドの上部砥石
保持部材52Uから上側の砥石5Uは上方に向つて離れる。
次に不要になつた位置決めストツパ18a〜18cを、締付ボ
ルト20をゆるめ取り外す。砥石挿入用のスライド51を外
方へ引張り出すとガイドレール31に導かれて移動し、ガ
イドレール31から引抜くことができる。
上部蓋11Uの閉め方は開いた動作と逆である。
上側の砥石5Uの交換を蓋11を閉めた状態から行なう場
合からのべたが第3図のように蓋11が全開している状態
から上側の砥石5Uの交換を行なうには第3図において方
杖25を紙面に直交する方向に偏位すると支持ピン27はヒ
ンジ19の穴28からぬけるので把手47を手でもつて第1の
水平軸21を中心にして第3図において反時計回りに回転
すると、蓋11と上部リンク23、下部リンク22は固定され
た状態で一体的であるので蓋11は蓋体9の開口12を閉じ
る。こゝでクランプ片43を第5図の二点鎖線の位置から
実線の位置へ固定ピン39を中心にして回転し、締付ねじ
44をねじ込むと下部蓋11Lは蓋体9の開口縁を押圧して
固定される。次に下部蓋−ガイドレール固定ノブ36をゆ
るめて、そのねじ部35aをガイドレール31からぬく。こ
ゝで把手47を引くと上部蓋11Uは第2の水平軸24を中心
にして回転して開くことができる。以下は既に第4図の
作用についてのべた処と同じである。
なお、砥石交換時以外の内部の調整確認の為に蓋11を
開けた場合には、蓋11のその全てが、水平軸21を中心に
して垂下できる。
上述した実施例は立軸両頭研削盤についてのものであ
るが、従来の立軸単頭研削盤においても、クレーンで砥
石を直接主軸頭にもつて行くことは出来ないので、従来
の立軸両頭研削盤における砥石交換と同様砥石交換時に
ガイドバー又はガイドプレート等を機枠に固定してその
上で砥石を摺動するため当初に説明した同様の問題点が
ある。
第10図に示すように上砥石5Uのみを備える立軸単頭研
削盤は立軸両側頭実施例と同様に上砥石5U側に関して砥
石挿入用のスライドが滑合できるガイドレール31を配設
して上砥石5Uの交換を行ないガイドレールの収納手段も
二つ折れとは限らないが蓋に同様に備える。又、第11図
に示すように下砥石5Lのみを備えた立軸単頭研削盤にお
いては、砥石上部に加工物を送り込むための案内部材57
が設けられる。特に専用機になると加工物のための案内
部材は装置として複雑で大きなものとなる。そこで砥石
交換をクレーンで直接行なうことは出来ないので立軸両
頭研削盤の実施例と同様に下砥石5L側に関してガイドレ
ール31を配設して下砥石5Lの交換を行ない、ガイドレー
ル31の収納手段も二つ折れに限らないが蓋に同様に設け
る。
〔発明の効果〕
請求項1に記載の本発明は上向きで加工物に対して下
側に砥石を着脱可能に主軸頭に配した主軸台又は下向き
で加工物に対して上側に砥石を着脱可能に主軸頭に配し
た主軸台を備え、砥石の半径方向において砥石を通過さ
せ得る開閉可能な蓋え備えた開口を砥石の周囲を囲繞す
る蓋体に設け、該開口に主軸頭に向って水平方向に配設
されるガイドレールと、ガイドレールの収納手段を有
し、該ガイドレールに嵌入して主軸頭を進退でき、端部
に砥石側面側を一定位置に保持する位置決め部を有する
砥石挿入用のスライドを設けたことを特徴とする立軸研
削盤の砥石交換装置としたから、 (1)脱着する砥石は砥石挿入用のスライド上に載置さ
れ、砥石又は砥石を保持する面板が摺動することがない
ので各部の損傷を生ずるおそれがない。
(2)ガイドレールに案内される砥石挿入用のスライド
上に砥石を担持されているので砥石を機内への出入りが
軽い力で行われ、且つ正確に移動し、且つ正確に位置決
めされるから、安全で作業性がよく、砥石交換時間が短
かい。
(3)ガイドレールの収納手段を設けあるので作業の妨
げになることなく、又該収納手段は立軸単頭研削盤に備
わっているので砥石交換に用いる機械と別保管等によ
る、紛失、段取り悪さ等がない。
請求項2に記載の本発明は、前記主軸台に、上下方向
に対向する第2の主軸台と、第2の主軸台に着脱可能に
取り付けた第2の砥石台をを有し、前記スライドは第2
の主軸台の主軸頭に進退でき、端部に第2の砥石側面側
を一定位置に保持する位置決め部を有することを特徴と
する請求項1に記載の立軸研削盤の砥石交換装置とした
から、立軸両頭研削盤において請求項1に記載の発明と
同様の効果を奏する。
請求項3に記載の本発明はガイドレールの収納手段は
前記開口を外開きに開閉する蓋の裏面に配設され、前記
蓋は開いた位置が水平位置を保持されるようになってい
ることを特徴とする請求項1記載の立軸研削盤としたか
ら、上記請求項1に記載の発明の効果に加えるにガイド
レールが完全に研削盤内に収容され得る。このため、蓋
と別に設けた場合のように収納手段が複雑とならず、
又、交換装置そのものの位置が狂わない。
請求項4に記載の本発明は蓋は開口下縁において水平
軸による蓋体に枢着され、蓋は開口下縁の水平軸を中心
に開いて水平を保持するように支持部材により支持さ
れ、蓋が開いた状態で下側の砥石の外周に対して位置決
めされるガイドレールが蓋に固定されている請求項3に
記載の立軸研削盤の砥石交換装置としたから、上記請求
項2に記載の発明の効果に加えるに、蓋の開閉による操
作で簡単であり、上向の砥石に対する砥石交換の段取り
替えが急速にできる。
請求項5に記載の本発明は、蓋は開口下縁において水
平軸により蓋体に枢着されると共に蓋の上下中間におい
て水平軸により二つ折れとなる如く枢着され、蓋は開口
下縁の水平軸を中心に開いて水平を保持すると共に、蓋
は閉じた状態において上側の蓋のみが開いて水平を保持
するように支持部材により支持され、上側の蓋が開いた
状態で上側の砥石を外周に対して位置決めされるガイド
レールが上の蓋に固定されている請求項4記載の立軸研
削盤の砥石交換装置としたから、上記請求項3,4に記載
の発明の効果に加えるが、該を中折れできるのでガイド
レールを上下二段の何れかの位置に設定でき、これは蓋
の全開、半開による操作で簡単であり、上向又は下向の
砥石に対する砥石交換の段取り替えが単独にかつ急速に
でき、上向に砥石を設けた立軸単頭研削盤及び下向に砥
石を設けた立軸端頭研削盤の何れにも好適に対応でき
る。
請求項6に記載の本発明は蓋の支持部材は上下夫々の
蓋の表面に上下方向の互いに枢軸により連結されたリン
クが固定され、前記下の蓋に固定されたリンクの中間に
方杖の一端が蓋に沿った水平方向の軸により軸方向に該
リンクに対して移動自在に枢着され、方杖の他端には上
の蓋の背面に設けたリンクの上の蓋の先端側と上の蓋の
みが開いた位置において出入り自在にピン結合可能とな
っていると共に上下の蓋が開いた位置において方杖のピ
ン結合可能な先端が下の蓋の表面に沿って下方に延出さ
れたヒンジの下方に軸方向出入りできるようにピン結合
されていることを特徴とする請求項5に記載の立軸平面
研削盤の砥石交換装置としたから、上記請求項5に記載
の発明の効果に加えるに、蓋を閉めた状態で蓋表に沿っ
て蓋の支持部材が配設されることになり、蓋の支持部材
の研削装置に対する納まりがよく、作業の邪魔にならな
い。そして構造が簡単で蓋を用いた状態で正確な位置に
強固に保持できる。
請求項7に記載の本発明はガイドレールを上下各々の
砥石の交換を行なう位置に設定した場合、その各々の位
置が研削盤において最適の砥石交換位置であり、上下砥
石を間に配設されている加工物送り込みの為の案内部材
を外す必要がないことを特徴とする請求項2に記載の立
軸研削盤の砥石交換装置としたから、砥石交換の際に、
砥石が正確に各々の主軸中心線に一致する位置に加工物
送り込みの為の案内部材を外すことなく持ち込みができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の実施例を示し、第1図は立軸両頭
研削盤の側面図、第2図は第1図の一部拡大図、第3
図、第4図は第2図の作用を説明する側面図、第5図は
第2図から第4図の正面図、第6図は第5図のA−A断
面図、第7図は第5図のB−B断面図、第8図は砥石ス
ライドの平面図、第9図は第4図のC−C断面図、第10
図、第11図は立軸単頭研削盤の側面図、第12図、第13図
は従来例の斜視図である。 1L,1U……主軸頭、2L,2U……主軸台、3……コラム、3
L,3U……主軸フランジ、4L,4U……芯出し突起、5L,5U…
…砥石、6L,6U……面板、7……芯出し穴、8……ボル
ト、9……蓋体、10……蓋、11……蓋、11L……下部
蓋、11U……上部蓋、11l……穴、12……開口、14……ボ
ルト穴、15L……下砥石用切込み、15U……上砥石用切込
み、16,17……ストツパ、18a〜18c……位置決めストツ
パ、19……ヒンジ、20……締付ボルト、21……水平軸、
22……下部リンク、23……上部リンク、24……水平軸、
25……方杖、26……ストツパ、27……支持ピン、28,29
……支持穴、30……ピン、31……ガイドレール、31a…
…軌動面、31b……対向端面、32……ボルト、33……ユ
ニツトローラ、34……軸受、35……ねじ部材、35a……
ねじ部、35b……軸頚、36……下部蓋−ガイドレール固
定ノブ、37……ピン、38……ねじ、39……固定ピン、41
……ボルト、42……スラストワツシヤ、43……クランプ
片、44……締付ねじ、46……パツキン、47……把手、51
……砥石スライド、52L……下部砥石保持部材、52U……
上部砥石保持部材、53……連結材、55a……内周、55b…
…欠角案内部、56……案内、57……案内部材、61……ガ
イドプレート、62……ガイドパー。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上向きで加工物に対して下側に砥石を着脱
    可能に主軸頭に配した主軸台、又は、下向きで加工物に
    対して上側に砥石を着脱可能に主軸頭に配した主軸台を
    備え、砥石の半径方向において砥石を通過させ得る開閉
    可能な蓋え備えた開口を砥石の周囲を囲繞する蓋体に設
    け、該開口に主軸頭に向って水平方向に配設されるガイ
    ドレールと、ガイドレールの収納手段を有し、該ガイド
    レールに嵌入して主軸頭を進退でき、端部に砥石側面側
    を一定位置に保持する位置決め部を有する砥石挿入用の
    スライドを設けたことを特徴とする立軸研削盤の砥石交
    換装置。
  2. 【請求項2】前記主軸台に、上下方向に対向する第2の
    主軸台と、第2の主軸台に着脱可能に取り付けた第2の
    砥石とを有し、前記スライドは第2の主軸台の主軸頭に
    進退でき、端部に第2の砥石側面側を一定位置に保持す
    る位置決め部を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の立軸研削盤の砥石交換装置。
  3. 【請求項3】ガイドレールの収納手段は前記開口を外開
    きに開閉する蓋の裏面に配設され、前記蓋は開いた位置
    が水平位置を保持されるようになっていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の立軸研削盤の砥石交換
    装置。
  4. 【請求項4】蓋は開口下縁において水平軸により蓋体に
    枢着され、蓋は開口下縁の水平軸を中心に開いて水平を
    保持するように支持部材により支持され、蓋が開いた状
    態で下側の砥石の外周に対して位置決めされるガイドレ
    ールが蓋に固定されている特許請求の範囲第3項記載の
    立軸研削盤の砥石交換装置。
  5. 【請求項5】蓋は開口下縁において水平軸により蓋体に
    枢着されると共に蓋の上下中間において水平軸により二
    つ折れとなる如く枢着され、蓋は開口下縁の水平軸を中
    心に開いて水平を保持すると共に、蓋は閉じた状態にお
    いて上側の蓋のみが開いて水平を保持するように支持部
    材により支持され、上側の蓋が開いた状態で上側の砥石
    の外周に対して位置決めされるガイドレールが上の蓋に
    固定されている特許請求の範囲第4項記載の立軸研削盤
    の砥石交換装置。
  6. 【請求項6】蓋の支持部材は上下夫々の蓋の表面に上下
    方向の互いに水平軸により連結されたリンクが固定さ
    れ、前記下の蓋に固定されたリンクの中間に方杖の一端
    が蓋に沿った水平方向の軸により軸方向に該リンクに対
    して移動自在に枢着され、方杖の他端には上の蓋の背面
    に設けたリンクの上の蓋の先端側と上の蓋のみが開いた
    位置において出入り自在にピン結合可能となっていると
    共に上下の蓋が開いた位置において方杖のピン結合可能
    な先端が下の蓋の表面に沿って下方に延出されたヒンジ
    の下方に軸方向に出入りできるようにピン結合されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の立軸研
    削盤の砥石交換装置。
  7. 【請求項7】ガイドレールを上下各々の砥石の交換を行
    なう位置に設定した場合、その各々の位置が研削盤にお
    いて最適の砥石交換位置であり、上下砥石の間に配設さ
    れている加工物送り込みの為の案内部材を外す必要がな
    いことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の立軸研
    削盤の砥石交換装置。
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