JP2639007B2 - ディーゼル機関用燃料噴射装置 - Google Patents
ディーゼル機関用燃料噴射装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、ディーゼル機関用燃料噴射装置に関する
ものである。
ものである。
［従来技術］ 従来、ディーゼル機関用燃料噴射装置として特開昭59
−165858号公報に開示されているものがある。これは、
共通蓄圧装置（コモンレール）に高圧燃料を蓄積すると
ともに、その高圧の燃料が噴射弁の燃料溜り室に送られ
る。圧力制御室（コマンドチャンバ）には噴射弁のノズ
ルニードルと一体的に移動するピストンに対して閉弁方
向の力を加える燃料を満たし、三方弁の制御により圧力
制御室に対して前記共通蓄圧装置の高圧の燃料を供給す
る通路と圧力制御室の燃料を低圧側へ逃がす通路とを切
換え、圧力制御室の圧力の調整によりピストンの閉弁方
向の力を制御し、噴射弁（ノズルニードル）の開閉によ
りエンジンに供給するものである。
−165858号公報に開示されているものがある。これは、
共通蓄圧装置（コモンレール）に高圧燃料を蓄積すると
ともに、その高圧の燃料が噴射弁の燃料溜り室に送られ
る。圧力制御室（コマンドチャンバ）には噴射弁のノズ
ルニードルと一体的に移動するピストンに対して閉弁方
向の力を加える燃料を満たし、三方弁の制御により圧力
制御室に対して前記共通蓄圧装置の高圧の燃料を供給す
る通路と圧力制御室の燃料を低圧側へ逃がす通路とを切
換え、圧力制御室の圧力の調整によりピストンの閉弁方
向の力を制御し、噴射弁（ノズルニードル）の開閉によ
りエンジンに供給するものである。
［発明が解決しようとする課題］ しかし、この装置においては、燃料噴射期間中に、噴
射により消費された燃料に対し共通蓄圧装置（コモンレ
ール）からの燃料の補給が遅れ、噴射圧力が低下し燃焼
状態に悪影響を及ぼしてしまうという問題があった。
射により消費された燃料に対し共通蓄圧装置（コモンレ
ール）からの燃料の補給が遅れ、噴射圧力が低下し燃焼
状態に悪影響を及ぼしてしまうという問題があった。
この発明の目的は、蓄圧装置からの燃料溜り室への燃
料供給が速やかに行なわれ、燃焼状態を向上させること
ができるディーゼル機関用燃料噴射装置を提供すること
にある。
料供給が速やかに行なわれ、燃焼状態を向上させること
ができるディーゼル機関用燃料噴射装置を提供すること
にある。
［課題を解決するための手段］ この発明は上記目的を達成するため、シリンダを有す
る第１ケーシング部材と、前記第１ケーシング部材に連
結され、弁体摺動孔を有し、高圧の燃料を受ける燃料溜
り室を有し、さらに、先端にノズル孔を設けた第２ケー
シング部材とを備えたケーシング部材と、前記第１ケー
シング部材の弁体摺動孔に摺動自在に嵌合され、軸方向
の移動により先端の弁体部でノズル孔を開閉し、かつ上
記燃料溜り室の液圧の開弁方向の力として受けるノズル
ニードルと、前記第１ケーシング部材のシリンダに摺動
自在に嵌合され、前記ノズルニードルと一体的に移動す
るピストンと、このピストンの一端面に対して閉弁方向
の力を加える燃料を満たし、燃料の流出により前記ピス
トンの閉弁方向の力を制御する圧力制御室と、この圧力
制御室に対して高圧の燃料を供給する通路と圧力制御室
の燃料を低圧側へ逃がす通路とを切換接続する制御弁
と、高圧となっている燃料を蓄える蓄圧装置とを備えた
ディーゼル機関用燃料噴射装置において、前記第１ケー
シング部材に、前記畜圧装置からの高圧の燃料を前記燃
料溜り室に供給する高圧燃料供給通路を複数形成したこ
とを特徴とするディーゼル機関用燃料噴射装置をその要
旨とする。
る第１ケーシング部材と、前記第１ケーシング部材に連
結され、弁体摺動孔を有し、高圧の燃料を受ける燃料溜
り室を有し、さらに、先端にノズル孔を設けた第２ケー
シング部材とを備えたケーシング部材と、前記第１ケー
シング部材の弁体摺動孔に摺動自在に嵌合され、軸方向
の移動により先端の弁体部でノズル孔を開閉し、かつ上
記燃料溜り室の液圧の開弁方向の力として受けるノズル
ニードルと、前記第１ケーシング部材のシリンダに摺動
自在に嵌合され、前記ノズルニードルと一体的に移動す
るピストンと、このピストンの一端面に対して閉弁方向
の力を加える燃料を満たし、燃料の流出により前記ピス
トンの閉弁方向の力を制御する圧力制御室と、この圧力
制御室に対して高圧の燃料を供給する通路と圧力制御室
の燃料を低圧側へ逃がす通路とを切換接続する制御弁
と、高圧となっている燃料を蓄える蓄圧装置とを備えた
ディーゼル機関用燃料噴射装置において、前記第１ケー
シング部材に、前記畜圧装置からの高圧の燃料を前記燃
料溜り室に供給する高圧燃料供給通路を複数形成したこ
とを特徴とするディーゼル機関用燃料噴射装置をその要
旨とする。
［作用］ 圧力制御室に対して高圧の燃料が供給されているとき
にはこの圧力を受けてピストンからノズルニードルに加
わる閉弁方向の力が燃料溜り室の圧力によって開弁方向
に加わる力を上回ってノズルニードルはノズル孔を閉じ
ている。この状態から制御弁が制御され圧力制御室が低
圧側の通路と連通して、圧力制御室の燃料が低圧側に流
出することによりノズルニードルが開弁方向に移動して
燃料が噴射される。
にはこの圧力を受けてピストンからノズルニードルに加
わる閉弁方向の力が燃料溜り室の圧力によって開弁方向
に加わる力を上回ってノズルニードルはノズル孔を閉じ
ている。この状態から制御弁が制御され圧力制御室が低
圧側の通路と連通して、圧力制御室の燃料が低圧側に流
出することによりノズルニードルが開弁方向に移動して
燃料が噴射される。
このとき、第１ケーシング部材に設けた複数の高圧燃
料供給通路を介して蓄圧装置からの高圧の燃料が燃料溜
り室に供給される。
料供給通路を介して蓄圧装置からの高圧の燃料が燃料溜
り室に供給される。
［実施例］ 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って
説明する。
説明する。
第１図は本実施例のディーゼル機関用燃料噴射装置の
断面図であり、第２図はそのディーゼル機関用燃料噴射
装置全体の概略図である。
断面図であり、第２図はそのディーゼル機関用燃料噴射
装置全体の概略図である。
本実施例ではケーシング部材１はボディロア1aと連結
部1bと弁ケーシング1cとからなり、リテーニングリング
1dにより各部材1a、1b,1cが一体化されている。前記ボ
ディロア1aは第１ケーシング部材を構成し、前記弁ケー
シング1cは第２ケーシング部材を構成する。その弁ケー
シング1c内には弁体摺動孔２及び燃料溜り室３が形成さ
れ、先端にはその燃料溜り室３に連通するノズル孔４が
形成されている。上記弁体摺動孔２にはノズルニードル
５の大径部６が摺動自在に嵌合されている。このノズル
ニードル５の大径部６には連結部７が形成されるととも
に、さらに下方には小径部８及び弁体部９が一体形成さ
れている。そして、この弁体部９によりシート部ｘが開
閉されノズル孔４からの噴射がON/OFFされる。
部1bと弁ケーシング1cとからなり、リテーニングリング
1dにより各部材1a、1b,1cが一体化されている。前記ボ
ディロア1aは第１ケーシング部材を構成し、前記弁ケー
シング1cは第２ケーシング部材を構成する。その弁ケー
シング1c内には弁体摺動孔２及び燃料溜り室３が形成さ
れ、先端にはその燃料溜り室３に連通するノズル孔４が
形成されている。上記弁体摺動孔２にはノズルニードル
５の大径部６が摺動自在に嵌合されている。このノズル
ニードル５の大径部６には連結部７が形成されるととも
に、さらに下方には小径部８及び弁体部９が一体形成さ
れている。そして、この弁体部９によりシート部ｘが開
閉されノズル孔４からの噴射がON/OFFされる。
上記ノズルニードル５の連結部７の先端には、フラン
ジ10、ピストンピン11及びピストン12が一体的に連結さ
れている。又、ノズルニードル５は、バネ13により閉方
向に付勢されている。前記ピストン12はシリンダ14内に
摺動自在に嵌合され、又、シリンダ14内には圧力制御室
15が形成されている。圧力制御室15上部にはオリフィス
を有するプレート弁29が設けられるとともに、そのプレ
ート弁29を押圧するバネ30が配設されている。
ジ10、ピストンピン11及びピストン12が一体的に連結さ
れている。又、ノズルニードル５は、バネ13により閉方
向に付勢されている。前記ピストン12はシリンダ14内に
摺動自在に嵌合され、又、シリンダ14内には圧力制御室
15が形成されている。圧力制御室15上部にはオリフィス
を有するプレート弁29が設けられるとともに、そのプレ
ート弁29を押圧するバネ30が配設されている。
ピストン12の上方には三方制御弁（電磁弁）16が設け
られている。即ち、シリンダ17内にアウダバルブ18が摺
動自在に嵌合され、そのアウタバルブ18の内部孔18aに
はインナバルブ19が配置されている。そして、コイル20
が消磁されているときにはアウタバルブ18はバネ21の力
により下方位置にあり、通路22と圧力制御室15とが連通
した状態となる。又、コイル20が励磁されているときに
はアウタバルブ18は上動し、圧力制御室15とドレイン通
路23とが連通した状態となる。
られている。即ち、シリンダ17内にアウダバルブ18が摺
動自在に嵌合され、そのアウタバルブ18の内部孔18aに
はインナバルブ19が配置されている。そして、コイル20
が消磁されているときにはアウタバルブ18はバネ21の力
により下方位置にあり、通路22と圧力制御室15とが連通
した状態となる。又、コイル20が励磁されているときに
はアウタバルブ18は上動し、圧力制御室15とドレイン通
路23とが連通した状態となる。
前記ケーシング部材１には２本の燃料供給通路24a,24
bが形成され、この両燃料供給通路24a,24bの一端は燃料
溜り室３と接続されるとともに他端はケーシング部材１
の表面に取付けられたインレット25に接続されている。
さらに、インレット25は前記三方制御弁16の通路22とも
接続されている。
bが形成され、この両燃料供給通路24a,24bの一端は燃料
溜り室３と接続されるとともに他端はケーシング部材１
の表面に取付けられたインレット25に接続されている。
さらに、インレット25は前記三方制御弁16の通路22とも
接続されている。
共通蓄圧装置（コモンレール）26は、燃料ポンプから
供給された燃料を蓄圧しており、各燃料噴射弁に高圧燃
料を供給するようになっている。そして、共通蓄圧装置
（コモンレール）26の高圧燃料は前記インレット25、燃
料供給通路24a,24bを介して燃料溜り室３に供給される
とともに、三方制御弁16に供給される。又、前記ドレイ
ン通路23の燃料はドレインタンク27に抜くことができる
ようになっている。
供給された燃料を蓄圧しており、各燃料噴射弁に高圧燃
料を供給するようになっている。そして、共通蓄圧装置
（コモンレール）26の高圧燃料は前記インレット25、燃
料供給通路24a,24bを介して燃料溜り室３に供給される
とともに、三方制御弁16に供給される。又、前記ドレイ
ン通路23の燃料はドレインタンク27に抜くことができる
ようになっている。
従って、圧力制御弁15に対して高圧の燃料が供給され
ているときにはこの圧力を受けてピストン12からノズル
ニードル５に加わる閉弁方向の力が燃料溜り室３の圧力
によって開弁方向に加わる力を上回ってノズルニードル
５はシート部ｘを閉じている。この状態から三方制御弁
16が制御され圧力制御室15が低圧側のドレイン通路23と
連通して、圧力制御室15の燃料が低圧側に流出すること
によりノズルニードル５が開弁方向に移動して燃料が噴
射されることとなる。このとき、圧力制御弁15の液圧は
プレート弁29のオリフィスの作用によりゆっくり降下す
る。
ているときにはこの圧力を受けてピストン12からノズル
ニードル５に加わる閉弁方向の力が燃料溜り室３の圧力
によって開弁方向に加わる力を上回ってノズルニードル
５はシート部ｘを閉じている。この状態から三方制御弁
16が制御され圧力制御室15が低圧側のドレイン通路23と
連通して、圧力制御室15の燃料が低圧側に流出すること
によりノズルニードル５が開弁方向に移動して燃料が噴
射されることとなる。このとき、圧力制御弁15の液圧は
プレート弁29のオリフィスの作用によりゆっくり降下す
る。
コントローラ28は気筒判別センサ、カム角度センサ及
びアクセル開度センサからの信号等を入力し、所定の燃
料噴射タイミングで三方制御弁16を制御して燃料噴射を
行なわせる。
びアクセル開度センサからの信号等を入力し、所定の燃
料噴射タイミングで三方制御弁16を制御して燃料噴射を
行なわせる。
そして、上述したように燃料噴射の際には、三方制御
弁16により圧力制御室15の燃料が低圧側に流出しノズル
ニードル５が開弁方向に移動して燃料が噴射されるわけ
であるが、このとき、２本の燃料供給通路24a,24bを介
して共通蓄圧装置26から高圧の燃料が燃料溜り室３に供
給される。即ち、燃料供給通路が１本のものに比べ高圧
燃料の内蔵量が増えるとともに燃料供給を速やかに行な
わせることができる。
弁16により圧力制御室15の燃料が低圧側に流出しノズル
ニードル５が開弁方向に移動して燃料が噴射されるわけ
であるが、このとき、２本の燃料供給通路24a,24bを介
して共通蓄圧装置26から高圧の燃料が燃料溜り室３に供
給される。即ち、燃料供給通路が１本のものに比べ高圧
燃料の内蔵量が増えるとともに燃料供給を速やかに行な
わせることができる。
第３図は燃料供給通路が１本のものと２本のものとの
比較のための実験結果を示す。即ち、噴射率の変動を示
すこの第３図において、燃料供給通路が２本である本実
施例の装置の方が、燃料供給通路が１本のものより噴射
率を一定に保つことができることが分る。
比較のための実験結果を示す。即ち、噴射率の変動を示
すこの第３図において、燃料供給通路が２本である本実
施例の装置の方が、燃料供給通路が１本のものより噴射
率を一定に保つことができることが分る。
又、第４図は燃料供給通路が１本のものを使用した場
合の共通蓄圧装置26での燃料圧力Pcと噴射弁入口圧力Pi
（第１図参照）と噴射圧力Pdの変化を示す。これに対
し、第５図には燃料供給通路が２本のものを使用した場
合の共通蓄圧装置26での燃料圧力Pcと噴射弁入口圧力Pi
と噴射圧力Pdの変化を示す。尚、SG1は三方制御弁16の
駆動信号を示す。
合の共通蓄圧装置26での燃料圧力Pcと噴射弁入口圧力Pi
（第１図参照）と噴射圧力Pdの変化を示す。これに対
し、第５図には燃料供給通路が２本のものを使用した場
合の共通蓄圧装置26での燃料圧力Pcと噴射弁入口圧力Pi
と噴射圧力Pdの変化を示す。尚、SG1は三方制御弁16の
駆動信号を示す。
そして、この燃料供給通路が１本のものを使用した場
合（第４図）には、燃料噴射期間中に噴射圧力Pdが平均
20％低下し（通常圧力Pd1に対する低下率）、又、最大
では28％低下する。これに対し、燃料供給通路が２本の
ものを使用した場合（第５図）には、燃料噴射期間中に
噴射圧力Pdが平均８％しか低下せず、又、最大でも14％
しか低下していない。
合（第４図）には、燃料噴射期間中に噴射圧力Pdが平均
20％低下し（通常圧力Pd1に対する低下率）、又、最大
では28％低下する。これに対し、燃料供給通路が２本の
ものを使用した場合（第５図）には、燃料噴射期間中に
噴射圧力Pdが平均８％しか低下せず、又、最大でも14％
しか低下していない。
このように本実施例によれば、ケーシング部材１に複
数（２本）形成された燃料供給通路24a,24bを介して共
通蓄圧装置26からの高圧の燃料を燃料溜り室３に供給す
るようにしたので、蓄圧装置からの燃料溜り室への燃料
供給が速やかに行なわれ、燃焼状態を向上させることが
できることとなる。
数（２本）形成された燃料供給通路24a,24bを介して共
通蓄圧装置26からの高圧の燃料を燃料溜り室３に供給す
るようにしたので、蓄圧装置からの燃料溜り室への燃料
供給が速やかに行なわれ、燃焼状態を向上させることが
できることとなる。
尚、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、上記実施例では燃料供給通路24a,24bは２
本としたが、３本以上形成してもよい。
く、例えば、上記実施例では燃料供給通路24a,24bは２
本としたが、３本以上形成してもよい。
［発明の効果］ 以上詳述したように、この発明によれば、蓄圧装置か
らの燃料溜り室への燃料供給が第１ケーシング部材に設
けた複数の高圧燃料供給通路にて速やかに行うことがで
き、この結果、ノズル孔内の燃料の圧力低下を抑制で
き、燃焼状態を向上させることができる効果を奏する。
らの燃料溜り室への燃料供給が第１ケーシング部材に設
けた複数の高圧燃料供給通路にて速やかに行うことがで
き、この結果、ノズル孔内の燃料の圧力低下を抑制で
き、燃焼状態を向上させることができる効果を奏する。
第１図は実施例のディーゼル機関用燃料噴射装置の断面
図、第２図はディーゼル機関用燃料噴射装置全体を示す
概略図、第３図は噴射圧力の変化を示す図、第４図は圧
力の変化を示す図、第５図は圧力の変化を示す図であ
る。 １はケーシング部材、２は弁体摺動孔、３は燃料溜り
室、４はノズル孔、５はノズルニードル、12はピスト
ン、15は圧力制御室、16は三方制御弁、22は通路、23は
ドレイン通路、24a,24bは燃料供給通路、26は共通蓄圧
装置。
図、第２図はディーゼル機関用燃料噴射装置全体を示す
概略図、第３図は噴射圧力の変化を示す図、第４図は圧
力の変化を示す図、第５図は圧力の変化を示す図であ
る。 １はケーシング部材、２は弁体摺動孔、３は燃料溜り
室、４はノズル孔、５はノズルニードル、12はピスト
ン、15は圧力制御室、16は三方制御弁、22は通路、23は
ドレイン通路、24a,24bは燃料供給通路、26は共通蓄圧
装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−165858（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−36179（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−41161（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−94858（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭33−10004（ＪＰ，Ｙ１) 実公 昭49−40169（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (1)
- 【請求項１】シリンダを有する第１ケーシング部材と、
前記第１ケーシング部材に連結され、弁体摺動孔を有
し、高圧の燃料を受ける燃料溜り室を有し、さらに、先
端にノズル孔を設けた第２ケーシング部材とを備えたケ
ーシング部材と、 前記第１ケーシング部材の弁体摺動孔に摺動自在に嵌合
され、軸方向の移動により先端の弁体部でノズル孔を開
閉し、かつ上記燃料溜り室の液圧の開弁方向の力として
受けるノズルニードルと、 前記第１ケーシング部材のシリンダに摺動自在に嵌合さ
れ、前記ノズルニードルと一体的に移動するピストン
と、 このピストンの一端面に対して閉弁方向の力を加える燃
料を満たし、燃料の流出により前記ピストンの閉弁方向
の力を制御する圧力制御室と、 この圧力制御室に対して高圧の燃料を供給する通路と圧
力制御室の燃料を低圧側へ逃がす通路とを切換接続する
制御弁と、 高圧となっている燃料を蓄える蓄圧装置と を備えたディーゼル機関用燃料噴射装置において、 前記第１ケーシング部材に、前記畜圧装置からの高圧の
燃料を前記燃料溜り室に供給する高圧燃料供給通路を複
数形成したことを特徴とするディーゼル機関用燃料噴射
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63264679A JP2639007B2 (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | ディーゼル機関用燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63264679A JP2639007B2 (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | ディーゼル機関用燃料噴射装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02112665A JPH02112665A (ja) | 1990-04-25 |
| JP2639007B2 true JP2639007B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=17406696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63264679A Expired - Fee Related JP2639007B2 (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | ディーゼル機関用燃料噴射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2639007B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1250900B (it) * | 1991-12-24 | 1995-04-21 | Elasis Sistema Ricerca Fiat | Valvola di iniezione del combustibile a comando elettromagnetico. |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2541379B1 (fr) * | 1983-02-21 | 1987-06-12 | Renault | Perfectionnement aux systemes d'injection a commande electromagnetique pour moteur diesel de type pression-temps ou l'aiguille de l'injecteur est pilotee par la decharge puis la charge d'une capacite |
-
1988
- 1988-10-19 JP JP63264679A patent/JP2639007B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02112665A (ja) | 1990-04-25 |
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