JP2636416B2 - 密閉形鉛蓄電池 - Google Patents

密閉形鉛蓄電池

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は密閉形鉛蓄電池に関するもので、特にコンピ
ュータ、通信機器等のバックアップ電源として、或は建
物等の非常用電源として使用される大容量の背の高い密
閉形鉛蓄電池に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
密閉形鉛蓄電池は通常、充電終期に正極で発生する酸
素ガスを負極に移動させ、負極活物質と反応させてこれ
を消費すると共に負極板を放電状態にして負極からの水
素ガスの発生を抑制するいわゆる「O2サイクル」を使っ
て密閉化している。
一方、格子の製造方法としては従来の鋳造法によるも
のの他、鉛又は鉛合金の連続シートの一部を網目状に展
開拡張してここに活物質を充填し、非展開部分を集電部
とするエキスパンド法が実用化されている。この方法は
生産性が高く、極板に占める格子の割合を小さく、活物
質の割合を大きくできるので容量を増加させることが可
能であり、自動車用鉛蓄電池を中心に密閉形鉛蓄電池に
も使われている。従来実用化されている極板は第1図に
示すようにその巾(Pw)が40〜150mm、高さ(H)が70
〜140mm程度であり、この程度の大きさであれば、自動
車用のように遊離した電解液が沢山存在する鉛蓄電池の
極板としては致命的な欠陥はなかった。しかしながら密
閉形鉛蓄電池は遊離した電解液が存在しないため、極群
の熱容量が小さく、高率での充・放電で格子が溶断し、
最悪の場合には爆発することさえある。この防止のため
の1つの方法として、特開昭64−19674号公報に記載さ
れているように、格子耳部の単位断面積当りの活物質の
理論容量を2.5Ah/mm2以下とすることが有効である。し
かし、これだけでは不充分であり、電池が誤って短絡さ
れた場合、網目部を形成しているストランド、特に集電
部材直下のストランドが溶断することがあった。しかも
本発明の密閉形鉛蓄電池のように大容量になると、極板
巾は約150mm程度で従来のものと余り変りがないにも拘
らず、高さが250〜500mmにもなる。従って上部にある非
展開の集電部直下のストランドには極めて大きな電流が
流れるためその安全性に問題が生じている。
更に極板下部と集電部との抵抗もストランドが従来の
ように細かいと極めて高く、放電特性、特に高率放電特
性を低下させるばかりでなく、極板下部の充電効率をも
著しく低下させて、負極サルフェーションを招来し、電
池の寿命が短くなるという欠点がある。
また、密閉形鉛蓄電池が遊離した流動する電解液を有
していないため、極板耳部は気体中に露出するのでその
耳部の断面積についてはそれが溶断しないよう特別の配
慮が必要であること、及びエキスパンド極板を使用する
に当ってはシート厚さが薄いために特にその配慮が重要
であることは前に述べた通りである。集電耳に関しては
前記特開昭64−19674号公報に開示されている技術を用
いれば良いが、例え集電耳部にこのような配慮をしても
なお網目部を構成するストランド、特に集電部直下のス
トランド断面積に関して配慮がないと溶断、爆発の危険
があることが明らかになった。この部分は、集電耳部の
ように電池空間内に露出してはいなく、そのまわりは活
物質、セパレータ及びその孔内に存在する電解液によっ
て囲まれているので所要断面積は耳部よりは少なくても
良いが、本発明の密閉形鉛蓄電池のように極板が大き
く、縦長になるとその値は大変限定されることが明らか
になった。
〔発明の目的〕
本発明は上記欠点を解消したもので、放電特性にすぐ
れた安全性の高い密閉形鉛蓄電池を提供することにあ
る。
〔発明の構成〕
本発明は、その特許請求の範囲に記載した通りの密閉
形鉛蓄電池である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について述べる。
実施例1. 第2図に示すように、鉛−カルシウム合金からなる種
々の厚さ(ST)の連続シートを種々の刻み巾(CW)でエ
キスパンド加工して巾(PW)150mm、高さ(H)330mmの
大きさの格子を得た。この格子の網目部に活物質ペース
トを充填し、負極板としたが、網目部を構成するストラ
ンド1の刻み巾(CW)はシート厚さ(ST)と同じにし、
非展開部2に接するストランド1の数は12本、極板厚さ
は2mm、そして活物質量は1枚当り290gで一定とした。
なお、第3図は第2図のA部(ストランド)の断面拡大
図である。
このようにして得た種々の負極板を用いて、鋳造格子
による正極板及びセパレータと積層し、常法により密閉
形鉛直電池を組立てた。負極板の数はセル当り12枚、正
極板のそれは11枚で、組立てられた密閉形鉛蓄電池の容
量は300Ah/10HRである。
組立てた密閉形鉛蓄電池の容量試験、短絡試験、放電
深度50%での寿命試験を実施したところ第1表のNo.1〜
5に示す結果を得た。
実施例2. 第4図に示すように、集電親骨3を網目部4の展開方
向DMと平行に配置し、実施例1に示した手順により種々
の密閉形鉛蓄電池を作製し、各種の試験を実施した。そ
の結果を第1表のNo.6〜11に示すが、ストランドの刻み
巾はシート厚さと同じにし、非展開部(集電親骨)に接
するストランドの数は26本であり、極板厚さ、活物質量
等は上記実施例1と同じであった。
第1表の結果から明らかなように、非展開部直下のス
トランド断面積に対する負極活物質量の割合を10g/mm2
以下にすれば、容量は大きく、電池が誤って短絡された
としても、ストランドが溶断し、爆発したりすることは
ない。その上、特に6g/mm2以下にすれば、ストランド部
の抵抗 が小さくなるので、極板下部にまで充電々流が良く流れ
るので、負極板がサルフェーションして短寿命になるこ
ともなく、長寿命の電池になる。
網目部の展開方向と平行に非展開集電耳部を配置する
のが、本発明の達成には最も容易で効果が大きい。この
ようにすれば、鉛又は鉛合金の連続シートの厚さが薄く
ても本発明の目的が達成され、その分多くの活物質を充
填することができ、しかも経済的である。このような格
子は、第5図に示すように、 i)鉛又は鉛合金の連続シートの巾方向に平行にスリッ
トを入れる工程 ii)該スリットを展開拡張し、連続した網状部を形成す
る工程 iii)網状部の長さ方向に少なくとも1本の非展開の鉛
又は鉛合金からなる連続シートを連続して接合する工程 iv)網状部に鉛ペーストを塗着する工程 v)鉛ペースト塗着後その両面を紙状体にて補強し連続
した極板にする工程 vi)連続した極板の巾方向が極板の高さ方向になるよう
に、そして非展開の鉛又は鉛合金からなる連続シートに
集電耳部を形成するように切断し、独立した極板とする
工程 によって製造することが可能である。
極板高さが、低い場合には本発明の構成は特に有効で
はない。極板高さが実施例の如く、200mmを越える場合
であって、かつその巾が150mm位よりも狭い場合に有効
である。
〔発明の効果〕
このように本発明によれば大容量の背の高い、放電特
性にすぐれた、安全性の高い密閉形鉛蓄電池を提供でき
るので、その工業的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の格子の形状を示す平面図、第2図、第4
図は本発明に用いた格子を示す平面図、第3図は第2図
のA部の断面拡大図、第5図は第4図の格子を得る方法
の1つを示す平面図である。 1:ストランド、2:非展開部 3:集電親骨、4:網目部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉛又は鉛合金の連続シートをエキスパンド
    法により展開拡張して形成した網目部と非展開部とから
    なる格子を備え、該網目部には活物質を充填し、該非展
    開部に集電親骨兼集電耳を形成したエキスパンド極板を
    用いた密閉形鉛蓄電池において、該非展開部に接するス
    トランドの総断面積に対する活物質量の割合を10g/mm2
    以下としたことを特徴とする密閉形鉛蓄電池。
  2. 【請求項2】鉛又は鉛合金の連続シートをエキスパンド
    法により展開拡張して形成した網目部と非展開部とから
    なる格子を備え、該網目部には活物質を充填し、該非展
    開部に集電親骨兼集電耳を形成したエキスパンド極板を
    用いた密閉形鉛蓄電池において、該非展開部に接するス
    トランドの総断面積に対する活物質量の割合を6g/mm2
    下としたことを特徴とする密閉形鉛蓄電池。
  3. 【請求項3】網目部の展開拡張方向に対して平行に非展
    開部を配置することを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の密閉形鉛蓄電池。
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