JP2633998B2 - 着脱式インサートカッタ付きケーシングビット - Google Patents

着脱式インサートカッタ付きケーシングビット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基礎杭打設工法の一つ
であるオールケーシング工法に使用される地盤掘削用着
脱式インサートカッタ付きケーシングビットに関する。
【0002】
【従来の技術】全周回転式オールケーシング工法に使用
されるケーシングビットとして、特開昭62−2285
91号公報において開示したように、図6(A)の縦断
面図に示すように、ケーシングパイプ1の下端に、掘削
部の外側面がケーシングパイプ1の外周面1aより外方
に突出したアウタカッタ2と、掘削部の内側面がケーシ
ングパイプ1の内周面1bより内方に突出したインナカ
ッタ3を周方向に配設すると共に、これらのカッタ2、
3以外に、ケーシングパイプ1の内周側を掘削するため
のインサートカッタ4を取付けたものがある。
【0003】ここで、前記インサートカッタ4の役割の
一つは、前記アウタカッタ2およびインナカッタ3によ
り掘削された掘屑が排出されやすくするための溝5をケ
ーシングパイプ1の内周面1bに形成することにあり、
インサートカッタ4の役割の他の一つは、ケーシングパ
イプ1の中の土砂6を掘削するためのハンマグラブをケ
ーシングパイプ1の中に挿入した際、ハンマグラブのシ
ェルをこの溝5の中に入れることにより、シェルの食い
込みを深くし、排出効率を向上させることにある。
【0004】このインサートカッタ4の従来の取付け構
造は、図6(A)およびそのE−E矢視図である図6
(B)に示すように、ケーシングパイプ1の内周面1b
にホルダ7を溶接(8)し、該ホルダ7の中央部の内外
面を削除してカッタ取付け部7aを形成し、該カッタ取
付け部7aにインサートカッタ4の上部のホーク部4a
を嵌合し、ボルト9により固定する構造であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のケーシング
ビットにおいて、インサートカッタ4によって土砂を掘
削することにより前記溝5が形成されるが、ホルダ7は
掘削後の土砂と接触して摩擦を生じる。そこでこの摩擦
を避けるため、ホルダ7を多少傾斜させ、逃げを作ると
しても、僅かな逃げであり、土砂による摩耗を防ぐこと
はできない。また、土砂とホルダ7との摩擦による回転
抵抗も生じる。このため、ホルダ7の周囲の部分にテー
パ部7bを設け、多少なりとも回転抵抗を減じるように
考慮している。さらにホルダ7の上面には時としてハン
マグラブのシェルの先端が衝撃的に当たることがあり、
この衝撃を小さくするためにホルダ7の上部にもテーパ
部7cを形成している。これらの点から、ホルダ7が必
要以上に大きくなってしまうという問題点があった。
【0006】また、中掘機としてアースオーガを用いる
場合、インサートカッタ4が邪魔になるが、インサート
カッタ4は取り外せても、ホルダ7はケーシングパイプ
1に溶接(8)されているため、簡単には取り外せない
という問題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑み、掘削抵抗が
少なく、コンパクトとなり、かつアースオーガを中掘機
に用いた場合にもインサートカッタのホルダが邪魔にな
ることのなく、さらに、インサートカッタによって掘屑
の流動化が妨げられず、掘屑の排出が容易になると共
に、中掘り用ハンマグラブのシェルが落下してインサー
トカッタの内面に当接した場合の衝撃をやわらげること
ができる構造の着脱式インサートカッタ付きケーシング
ビットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、ケーシングパイプの下端部に、その掘削部
の外側面が前記ケーシングパイプの外周面よりも外方に
突出して設けられたアウタカッタと、その掘削部が前記
ケーシングパイプの内周面より内方に突出して設けられ
たインナカッタと、その掘削部が前記インナカッタより
もさらに内方に突出するように設けられたインサートカ
ッタとで構成されるケーシングビットにおいて、前記ケ
ーシングパイプの下端に、ケーシングパイプの内周面よ
りも内周側にはみ出さないようにインサートカッタ用ホ
ルダを溶接し、該ホルダにインサートカッタをボルトに
より着脱自在に取付け、 前記インサートカッタは、その
取付時にインサートカッタの内側の全高の半分以上を下
方ほど内側に突出する傾斜面に形成すると共に、インサ
ートカッタの下面の超硬チップの下端頂部がケーシング
パイプの内周側に位置し、かつ該下面を前記頂部から外
側に向かって上方に傾斜した形状に形成したことを特徴
とする。
【0009】また、本発明を実施する場合の好ましい構
造として、前記ホルダの厚さをケーシングパイプの肉厚
よりも薄く形成し、 前記ホルダをその下端が前記ケーシ
ングパイプの内周面よりも内方へ突出しない範囲内で傾
斜させてケーシングパイプの下端に取付けた構造が採用
される。
【0010】
【作用】本発明においては、インサートカッタ用ホルダ
がケーシングパイプの下端にケーシングパイプの内周側
にはみ出さないように溶接されているので、該ホルダは
ケーシングパイプの下端のアウタカッタとインナカッタ
により掘削された軌跡の後を通ることになり、掘削抵
抗が減少する。また、該インサートカッタを取り外した
状態においては、ホルダがケーシングパイプの内周面側
にはみ出さないため、アースオーガを中掘機に使用する
場合に、ホルダが邪魔にならない。また、インサートカ
ッタは、その取付時にインサートカッタの内側の全高の
半分以上を下方ほど内側に突出する傾斜面に形成すると
共に、インサートカッタの下面の超硬チップの下端頂部
がケーシングパイプの内周側に位置し、かつ該下面を前
記頂部から外側に向かって上方に傾斜した形状に形成し
たため、インサートカッタによって掘屑の流動化が妨げ
られず、掘屑の排出が容易になると共に、中掘り用ハン
マグラブのシェルが落下してインサートカッタの内面に
当接しても該内面が傾斜面に形成されているので、シ
ェルが内側に逃げ、上方からの落下衝撃をやわらげるこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1ないし図5によ
り説明する。図2は本発明によるケーシングビットの全
体を示す正面図であり、ケーシングビット10は、ケー
シングパイプ1の下端に溶接されたホルダ11に嵌合さ
れ、ボルト12によって固定されたインナカッタ13
と、同じくケーシングパイプ1の下端に溶接されたホル
ダ14に嵌合され、ボルト15によって固定されたアウ
タカッタ16と、ケーシングパイプ1の下端のホルダ1
1、14間またはホルダ14、14間に溶接したホルダ
18に嵌合し、ボルト19により固定して取付けられた
インサートカッタ20とからなる。
【0012】アウタカッタ16とインナカッタ13と
は、1:1もしくは図示のように2:1の割合で交互に
取付けられており、掘屑が流動化し、掘削抵抗を減じ、
目詰まりを防ぐ効果を有する。
【0013】図3は前記アウタカッタ16の取付け構造
を示す図2のF−F断面図であり、ケーシングパイプ1
の下端に溶接されるホルダ14の中央下部の内外面を四
角形に切除してカッタ取付け部14aを形成し、該取付
け部14aにアウタカッタ16の上部ホーク部16aを
嵌合し、ボルト15をホーク部16aおよび取付け部1
4aのボルト挿通穴16b、14bに挿通し、ホーク部
16aに設けたねじ穴16cに螺合してアウタカッタ1
6をホルダ14に固定している。ホルダ14の肉厚はケ
ーシングパイプ1の肉厚よりやや薄くし、下部をやや外
方に向けて傾斜させており、地盤との接触による摩擦抵
抗を減ずるため、アウタカッタ16はケーシングパイプ
1の外周面1aよりわずかな幅W1だけ下端掘削部がはみ
出している。16dは超硬チップである。インナカッタ
13も同様のホルダ11(反対側に傾斜する)の取付け
構造とホルダ11へのカッタ13の取付け構造が採用さ
れ、地盤との接触による摩擦抵抗を減ずるため、下端掘
削部がケーシングパイプ1の内周面1bよりわずかな幅
W2だけ内方へはみ出している。なお、アウタカッタ16
およびインナカッタ13を溶接により取付けても良い。
【0014】インサートカッタ20のホルダ18は、図
2のG−G断面図である図1、およびホルダ18を内側
より見た図である図4(A)に示すように、中央上部か
ら下端にわたって内外面を切除して薄肉に形成した取付
け部18aを有し、該取付け部18aにボルト挿通穴1
8bを有する。該ホルダ18は、図1に示すように、ケ
ーシングパイプ1の肉厚よりやや狭い肉厚を有し、ホル
ダ18の下端がやや内側になるように傾斜させて溶接
(8)することにより、薄形化を計っている。また、ホ
ルダ18を傾斜させることにより、インサートカッタ2
0の厚みを大きくしなくても、図1に示すインサートカ
ッタ20の内側の傾斜面20cの鉛直線に対する所望の
傾斜角を容易に得ることができ、インサートカッタ20
を必要以上に分厚く形成する必要がない。また、ホルダ
18の下端18cはケーシングパイプ1の内周面1bよ
りはみ出していない。
【0015】一方、図4(B)の斜視図に示すように、
インサートカッタ20は、前記ホルダ18の取付け部1
8aに嵌合するホーク部20aを上部に形成し、該ホー
ク部20aの内側には、ホーク部20aと一体をなし左
右の幅がホーク部20aより広い補強部20bを形成
し、補強部20bの内側は、下方ほど内側に突出する傾
斜面20cに形成すると共に、外側面20dはホルダ1
8への当接面とする。また、インサートカッタ20の掘
削時回転方向前面となる部分には山状に下方に突出した
超硬チップ20fを溶接する。前記ホーク部20aの下
部には、ホルダ18の下面18cに当接させる顎部20
gを形成している。ホーク部20aの外側部分にはボル
ト挿通兼頭部収容穴20hを形成し、ホーク部20の内
側部分には図1に示すようにねじ穴20iを形成してい
る。また、図1に示すように、超硬チップ20fの頂部
20jより内側部分は急勾配の傾斜面20pを形成し、
頂部20jより外側は傾斜面20pよりなだらかで広い
範囲にわたって高低差の大きな傾斜面20qを形成して
いる。
【0016】該インサートカッタ20は、図1と、その
それぞれA矢視図、B矢視図である図5(A)、(B)
に示すように、ホーク部20aをホルダ18の取付け部
18aに嵌め、インサートカッタ20の顎部20gをホ
ルダ18の下面18cに当接させ、ホーク部20aおよ
び取付け部18aの穴18bにボルト19を挿通し、ホ
ーク部20aの内側部に設けたねじ穴20iに螺合する
ことにより、インサートカッタ20をホルダ18に着脱
自在に取付けている。このように、インサートカッタ2
0の顎部20gをホルダ18の下面18cに当接させる
ことにより、掘削時に超硬チップ20fにかかる負荷を
支持してホルダ18の小形化を計っている。また、取付
け時には、インサートカッタ20の補強部20bの外面
20dをホルダ18の内側面に当接して内方からインサ
ートカッタ20に作用する力を受ける。また、この取付
け状態において、ホーク部20aの隙間より、取付け部
18aの肉厚を薄くすることにより、ボルト19締付け
によりホーク部20aの外側部分がたわみ、ばね効果を
生じてボルト19の緩みを防止している。
【0017】掘削作業時には、ケーシングビット10を
超硬チップによって地盤を掘削できる方向に回転させる
と共に、上部より垂直力をかける。これにより、アウタ
カッタ16、インナカッタ13およびインサートカッタ
20が地盤に食い込み、少しずつ地盤を削り取る。削り
取られた掘屑は後方へ流れると共に、後方のカッタによ
り横方向に押しやられる等して流動化する。この時、イ
ンサートカッタ20の下面の頂部20jはケーシングパ
イプ1の内周面1bより内側に位置し、頂部20jから
外側に広い範囲にわたって傾斜面20qを形成している
ので、前記土砂の流れをインサートカッタ20がさまた
げず、掘屑の排出が容易で、インサートカッタ20によ
る掘削抵抗の増加を防止できる。
【0018】また、インサートカッタ20によってケー
シングパイプ1の内周面に溝が形成されるため、掘屑は
流動抵抗の少ないところより上方に排出される。掘屑が
排出されることにより、抵抗物体が無くなって、ケーシ
ングビット10をさらに押下げることができる。
【0019】また、インサートカッタ20の上部は傾斜
面20c(この傾斜面20cはインサートカッタ20の
内側の全長の約半分以上に形成することが好ましい)に
形成されているので、ケーシングパイプ1の中を掘削す
るハンマグラブのシェルがインサートカッタ20の内面
に当接しても、シェルが内側に逃げ、上方からの落下衝
撃をやわらげ、損傷をまぬがれることができる。また、
傾斜面20cを有するテーパ状にしたことで摩擦抵抗も
少なくなって掘削力のロスを少なくすることができる。
【0020】中掘機としてハンマグラブではなく、アー
スオーガを使用する場合、インサートカッタ20を取り
外すが、ボルト19を緩めれば簡単に取り外すことがで
きる。また、ホルダ18が内側にはみ出していないた
め、アースオーガと接触することもなく、破損を防止で
きる。なお、ホルダ18がケーシングパイプ1の内側に
はみ出していないといえども、インサートカッタ20が
装着されるところが土砂で洗われたり、傷つけられたり
することを防止するため、ケーシングパイプ1の内側に
はみ出さない範囲で製作されたキャップをインサートカ
ッタ20の代わりに装着させても良い。
【0021】
【発明の効果】請求項1によれば、ホルダにインサート
カッタをボルト付けする構造としたので、インサートカ
ッタの着脱が容易になることはいうに及ばす、ホルダが
ケーシングパイプの内周面よりはみ出さないようにケー
シングパイプに溶接したので、アースオーガにより中掘
りを行なう場合のように、インサートカッタを取り外し
て掘削を行なう際においても、ホルダが邪魔にならず、
オーガの接触によって破損することもない。また、イン
サートカッタを取り外して掘削する場合、ホルダが掘削
抵抗を増大させることもなく、また、掘削抵抗に耐える
剛性を持たせる必要がないため、小形化できる。
【0022】また、インサートカッタの内側の全高の半
分以上を下方が内側に出た傾斜面に形成すると共に、イ
ンサートカッタの下面を超硬チップの下端頂部がケーシ
ングパイプの内周側に位置し、該頂部から外側に向かっ
て上方に傾斜した形状に形成したので、インサートカッ
タによって掘屑の流動化がさまたげられず、掘屑の排出
が容易となる。また、インサートカッタの内側の全高の
半分以上を下方が内側に出た傾斜面に形成したことによ
り、ケーシングパイプの中を掘削するハンマグラブのシ
ェルがインサートカッタの内面に当接しても、該内面が
傾斜面に形成されているので、シェルが内側に逃げ、上
方からの落下衝撃をやわらげることができ、インサート
カッタの損傷をまぬがれることができる。 また、ケーシ
ングパイプの内壁にインサートカッタを取付ける場合に
は、所定の取付け長が必要で、その取付け部からインサ
ートカッタを下方に延出させるためインサートカッタが
大形化するが、本願発明による場合、ケーシングパイプ
下端にホルダを設けてそのホルダにインサートカッタを
取付けるため、インサートカッタを小形化できる。 請求
項2によれば、ホルダの肉厚をケーシングパイプの肉厚
よりやや狭くし、ホルダの下端がやや内側になるように
傾斜させて取付けたので、ホルダの薄形化が計れる。ま
た、ホルダを傾斜させることにより、インサートカッタ
の厚みを大きくしなくても、インサートカッタの内側の
傾斜面の鉛直線に対する所望の傾斜角を容易に得ること
ができ、インサートカッタを必要以上に分厚く形成する
必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による着脱式インサートカッタ付きケー
シングビットの一実施例を示す図2のG−G拡大断面図
である。
【図2】本発明によるケーシングビットの一実施例を示
す正面図である。
【図3】図2の拡大F−F断面図である。
【図4】(A)は本実施例のホルダの正面図、(B)は
インサートカッタの斜視図である。
【図5】(A)、(B)はそれぞれ図1のA矢視図、B
矢視図である。
【図6】(A)は従来のカッタ取付け部を示す縦断面
図、(B)は(A)のE−E矢視図である。
【符号の説明】
1 ケーシングパイプ 1a 外周面 1b 内周面 10 ケーシングビット 11、14、18 ホルダ 12、15、19 ボルト 13 インナカッタ 16 アウタカッタ 20 インサートカッタ 20a ホーク部 20g 顎部 20c、20p、20q 傾斜面 20f 超硬チップ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングパイプの下端部に、その掘削部
    の外側面が前記ケーシングパイプの外周面よりも外方に
    突出して設けられたアウタカッタと、その掘削部が前記
    ケーシングパイプの内周面より内方に突出して設けられ
    たインナカッタと、その掘削部が前記インナカッタより
    もさらに内方に突出するように設けられたインサートカ
    ッタとで構成されるケーシングビットにおいて、 前記ケーシングパイプの下端に、ケーシングパイプの
    周面よりも内周側にはみ出さないようにインサートカッ
    タ用ホルダを溶接し、該ホルダにインサートカッタをボ
    ルトにより着脱自在に取付け、 前記インサートカッタは、その取付時にインサートカッ
    タの内側の全高の半分以上を下方ほど内側に突出する傾
    斜面に形成すると共に、インサートカッタの下面の超硬
    チップの下端頂部がケーシングパイプの内周側に位置
    し、かつ該下面を前記頂部から外側に向かって上方に傾
    斜した形状に形成した ことを特徴とする着脱式インサー
    トカッタ付きケーシングビット。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記ホルダの厚さをケ
    ーシングパイプの肉厚よりも薄く形成し、 前記ホルダをその下端が前記ケーシングパイプの内周面
    よりも内方へ突出しない範囲内で傾斜させてケーシング
    パイプの下端に取付けた ことを特徴とする着脱式インサ
    ートカッタ付きケーシングビット。
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