JP2632321B2 - 液体収容バッグ - Google Patents

液体収容バッグ

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JP2632321B2 JP62235279A JP23527987A JP2632321B2 JP 2632321 B2 JP2632321 B2 JP 2632321B2 JP 62235279 A JP62235279 A JP 62235279A JP 23527987 A JP23527987 A JP 23527987A JP 2632321 B2 JP2632321 B2 JP 2632321B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液体を収容するためのバッグ、殊に、コン
テナ搭載用液体収容バッグ、液体の輸送・保存用バッ
グ、ウオーターベッド用バッグとして有用なバッグに関
するものである。
従来の技術 (a)コンテナ搭載用液体収容バッグ 従来、液体貨物の輸送には液体専用の容器またはコン
テナが使用され、固体貨物の輸送には固体専用のコンテ
ナが使用されていた。
そのため、往路および復路の双方に同種の貨物がない
ときは、往路または復路のいずれかは空荷の状態とな
り、はなはだ不経済であった。
そこで、このような不経済を解消するために、コンテ
ナに液体収容バッグを搭載し、液体貨物輸送時にはこの
バッグに液体を収容し、固体貨物に輸送する場合にはこ
のバッグを小さく丸め、他のスペースを固体貨物の輸送
に用いるようにする提案がなされており、すでに実用化
に至っている。
このような提案として、実開昭61−3291号公報、実開
昭61−17089号公報、実開昭61−30684号公報、実開昭61
−30685号公報、実開昭61−30686号公報、実開昭61−38
084号公報、実開昭61−38085号公報、実開昭61−48190
号公報、実開昭61−48191号公報、実開昭61−134996号
公報、実開昭61−188987号公報、特開昭61−11381号公
報、特開昭61−21376号公報などがある。
上述の各公報には、バッグ自体の材質について特に記
載はないが、現在実用化されている液体収容バッグは、
そのカタログによれば、コーティングした高張力合成繊
維、たとえば、ポリエステル繊維にポリウレタンをコー
ティングしたもので作られている。
(b)飲料水の輸送・保存用容器 山頂や離島など交通に不便な場所には、空輸などの手
段により飲料水を運ぶことが必要となることがある。こ
の際、飲料水は大容量の容器に入れて輸送するのが通常
である。
(c)ウオーターベッド 近時、クッション材に水を用いたウオーターベッドと
称される寝具が開発されている。この寝具は、不眠症防
止、腰痛防止、床ずれ防止に効果があるとされている。
ウオーターベッドの構造は、ゴム、プラスチックまた
は皮革製の袋にドラム缶1本ほどの水を詰めたものを木
やポリウレタンの枠の中に収容したものである。
発明が解決しようとする問題点 (a)コンテナ搭載用液体収容バッグ 従来のコンテナ搭載用液体収容バッグは、ポリウレタ
ンなどでコーティングした織布製のものであるが、この
ようなコーティング織布からバッグを作製するには、筒
体にするための接合および該筒体の両端開口部の閉止に
縫製や接着などの手段を講じなければならないので、製
造工程が複雑になる上、この接合個所や閉止部の強度が
他の部分に比べて低下することがある。またこの接合個
所や閉止部の良否をチェックするための検査にも多大の
労力を必要とする。
(b)飲料水の輸送・保存用容器 飲料水の輸送・保存用容器は、目的地で飲料水を消費
した後は回収しなければならないが、容器のかさが大き
いため、その回収にも多大の労力と輸送費を要すること
になる。この場合、飲料水の輸送、保存をバッグで行う
ことができれば、飲料水消費後は巻いてコンパクトにす
ることができかつ軽いので、回収が極めて容易となる。
(c)ウオーターベッド ゴム、プラスチックまたは皮革製の袋を用いたウオー
ターベッドは、袋自体が比較的に重く、また、コーティ
ングした織布を用いても、先にコンテナ搭載用液体収容
バッグの説明のところで述べたような不利がある。
本発明は、このような状況に鑑み、軽く、均一強度を
有し、しかも製造が容易な液体収容バッグを提供するこ
とを目的になされたものである。
問題点を解決するための手段 本発明の液体収容バッグは、一重織物組織ゾーンを
A、両縁で表裏が接結された経緯二重織物組織ゾーンを
Bとするとき、ゾーンAおよびゾーンBが互いに隣接関
係にある状態で連続的に製織されており、かつ全体の構
成がA(BA)(ただしnは正の整数)であるシームレ
ス織物袋体(1)からなり、該シームレス織物袋体
(1)は高分子被膜による液体通過防止加工を施されて
おり、また該シームレス織物袋体(1)の少なくとも一
つの経緯二重織物組織ゾーンBには液体の導入出口
(2)が設けられると共に、該シームレス織物袋体
(1)の少なくとも一つの経緯二重組織ゾーンBには空
気抜き孔(3)が設けられていることを特徴とするもの
である。
以下本発明を詳細に説明する。
液体収容バッグに収容する液体としては、通常の液体
のほか、粘性液や、固形物が分散されている液体も含ま
れるものとする。
本発明の液体収容バッグは、一重織物組織ゾーンをA
と、両縁で表裏が接結された経緯二重織物組織ゾーンを
Bとの繰り返し単位からなるシームレス織物袋体(1)
よりなる。両端はゾーンAとなるようにする。
ゾーンAおよびゾーンBは、互いに隣接関係にあるか
つ連続的に製織される。全体の構成はA(BA)(ただ
しnは正の整数)であり、 nが1のときは ABA、 nが2のときは ABABA、 nが3のときは ABABABA、 となる。
nが1の場合のシームレス織物袋体(1)は、経糸と
緯糸とを用い、まず最初は一重織りを行い、ついで両縁
においてのみ表裏が接結されるように経緯二重織りを行
い、最後に再び一重織りに移行することにより容易に製
造される。
nが2以上の場合のシームレス織物袋体(1)は、経
糸と緯糸とを用い、まず最初は一重織りを行い、ついで
両縁においてのみ表裏が接結されるように経緯二重織り
を行い、以下「一重織り」→「経緯二重織り」を必要回
数繰り返し、最後に一重織りに移行することにより容易
に製造される。
なお、nが1であっても2以上であっても、第5図に
製造工程の例を示したように、「一重織り」→「経緯二
重織り」を多数回交互に繰り返しながら製織し、nが1
のときは各一重織り部分のところの中央で裁断し、nが
2以上のときは1つおき、2つおきというように一重織
りのところの中央で裁断すれば、1回の製織で一挙に多
数枚のシームレス織物袋体(1)を得ることができる。
一重織りには、平織りのほか、綾織り、朱子織りなど
の織り手段を採用され、経緯二重織りにも、平織りのほ
か、綾織り、朱子織りなどの織り手段が採用される。
上記において経緯二重織りとは、奇数の経糸を配列し
て2枚の重なった織物を織ることにより、両縁でのみ表
裏が接結されて筒形となったシームレス(継ぎ目のな
い)チューブを得る方法である。第6図に製造工程の他
の例を示したように、途中にも接結部分を設ければ、織
り巾方向に2以上の経緯二重織り部を形成できる。
シームレス織物袋体(1)を製織するための経糸およ
び緯糸としては、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊
維(アラミド系繊維を含む)、アクリル系繊維、ビニル
アルコール系繊維、ポリ塩化ビニリデン系繊維、ポリ塩
化ビニル系繊維、ポリオレフィン系繊維、ポリウレタン
系繊維、フッ素樹脂系繊維、半合成繊維、再生繊維、天
然繊維、炭素繊維、ガラス繊維、セラミック繊維、金属
繊維などの繊維から作られた糸が用いられる。
シームレス織物袋体(1)には、高分子被膜による液
体通過防止加工が施される。
このような高分子の例としては、ポリウレタン系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ塩化
ビニリデン系繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリオレフ
ィン系樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリス
チレン系樹脂、セルロース系高分子、天然または合成ゴ
ムなどがあげられる。
これらの中では、弾性を有する被膜を与える高分子が
有用であり、このような弾性高分子の代表例としては、
ポリウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラスト
マー、ポリアミド系エラストマー、ポリオレフィン系エ
ラストマーなどがあげられ、なかんずくポリウレタン系
エラストマーが好ましい。ポリウレタン系エラストマー
とは、分子構造中にウレタン基を有するゴム状弾性高分
子を言い、アジペートエステルタイプ、ポリエーテルタ
イプ、カプロラクトンタイプ、ポリカーボネートタイプ
などがある。
これらの高分子は、液状、溶液状、分散液状または溶
融状で被覆に供され、ついで加熱、乾燥、冷却、活性エ
ネルギー線照射などにより被膜化される。そのほか、製
織前の経糸、緯糸を高分子で被覆しておき、製織後に加
熱して流動させ、織物組織の間隙を塞ぐようにする方
法、モノマーをシームレス織物袋体(1)表面で重合す
る方法なども採用することができる。
上記シームレス織物袋体(1)の少なくとも一つの経
緯二重織物組織ゾーンBには、液体の導入出口(2)が
設けられる。導入出口(2)は、液体の導入と導出を同
一の口から行うときは一つでよく、導入と導出を別個に
するときには導入口(2A)と導出口(2B)とに分ける。
またシームレス織物袋体(1)の少なくとも一つの経
緯二重織物組織ゾーンBには、空気抜き孔(3)が設け
られる。液体の導入出口(2)が2つ以上あるときは、
その1つを空気抜き孔(3)と兼用することもできる。
一例をあげると、本発明の液体収容バッグをコンテナ
搭載用液体収容バッグの目的に用いるときは、液体注入
時に高所となる部位に導入口(2A)、液体排出時に低所
となる部位に導出口(2B)を設けるようにし、さらに必
要に応じ液体注入時に高所となる部位に空気抜き孔
(3)を設ける。
液体の永久封入を図るときは、液体導入後、導入出口
(2)を完全に封じて、再開口不能とすることもでき
る。
本発明の液体収容バッグを多連式とするときは、各室
(つまり経緯二重織物組織ゾーンB)に、同種または異
種の液体を収容することができる。各室間を適当な手段
で連通させることも可能である。
第1図は、本発明の液体収容バッグがコンテナ搭載用
液体収容バッグであるときの一例を示した斜視図であ
る。
第2図は、本発明の液体収容バッグが液体輸送兼保存
用の液体収容バッグであるときの一例を示した斜視図で
ある。
第3図および第4図は、本発明の液体収容バッグから
ウオーターベッド用バッグであるときの例を示した斜視
図である。
図中、(1)はシームレス織物袋体、(2)は導入出
口、(2A)は導入口、(2B)は導出口、(3)は空気抜
き孔である。Aは一重織物組織ゾーン、Bは経緯二重織
物組織ゾーンである。
作用 本発明の液体収容バッグをたとえばコンテナに搭載し
て液体を注入するに際しては、注入ノズルと導入口(2
A)との間を注入用ホースで連絡し、空気抜き孔(3)
を間にして、バッグに液体を注入する。
そして、注入ノズルから注入用ホースをはずし、液体
輸送を行う。輸送に際し、注入用ホースや空気抜き用ホ
ースをはずすことは必要ではないが、はずしても差し支
えはない。
バッグから液体を排出するにあたっては、導出口(2
B)に排出用ホースを取り付け、空気抜き孔(3)また
は導入口(2A)を開にした状態で液体を排出する。
固体貨物を輸送するときは、バッグをコンテナの一隅
に格納し、生じたスペースに固体貨物を積み込めばよ
い。
実 施 例 次に実施例をあげて本発明をさらに説明する。
実施例1 経糸および緯糸としてポリエステル繊維糸を用いて高
密度に製織し、平織りによる一重組織織物ゾーンAと平
織りによる経緯二重組織織物ゾーンBを交互に形成させ
た。織り巾は2500mm、一重組織織物ゾーンAの織り長さ
は200mm、経緯二重組織織物ゾーンBの織り長さは6000m
mとした。
製織後、各一重組織織物ゾーンAの中央のところを織
り巾方向に溶断した。これにより、一端側閉止部が一重
織物組織、中間本体部が両縁で表裏が接結された経緯二
重織物組織、他端側閉止部が一重織物組織を有するシー
ムレス織物袋体(1)が得られた。
このシームレス織物袋体(1)の表面にアジペートエ
ステルタイプのポリウレタン系エラストマーの溶液をコ
ーティングし、加熱乾燥して漏液防止のための被膜を形
成させた。
ついで、このシームレス織物袋体(1)の中間本体部
の導入口(2A)と空気抜き孔(3)、下面に導出口(2
B)を設けることにより、第1図に示したようなコンテ
ナ搭載用液体収容バッグが得られた。
実施例2 経糸および緯糸としてアラミド繊維を混撚したナイロ
ン繊維糸を用いて高密度に製織し、平織りによる一重組
織織物ゾーンAと平織りによる経緯二重組織織物ゾーン
Bを交互に形成させた。織り巾は1500mm、一重組織織物
ゾーンAの織り長さは200mm、経緯二重組織織物ゾーン
Bの織り長さ900mmとした。
製織後、1つおきに、一重組織織物ゾーンAの中央の
ところを織り巾方向に溶断した。これにより、2連式の
シームレス織物袋体(1)が得られた。
このシームレス織物袋体(1)の表面に塩化ビニリデ
ン共重合体分散液をコーティングし、加熱乾燥して漏水
防止のための被膜を形成させた。
ついで、このシームレス織物袋体(1)の2つの中間
本体部の上面に注入口(2A)と空気抜き孔(3)、下面
に導出口(2B)を設けることにより、第2図に示したよ
うな液体輸送兼保存用のバッグが得られた。
実施例3 経糸および緯糸として未硬化のポリウレタンを被覆し
たナイロン繊維糸を用いて高密度に製織し、平織りによ
る一重組織織物ゾーンAと平織りによる経緯二重組織織
物ゾーンBを交互に形成させた。織り巾は900mm、一重
組織織物ゾーンAの織り長さは30mm、経緯二重組織織物
ゾーンBの織り長さは360mmとした。
製織後、5つにおき、一重組織織物ゾーンAの中央の
ところを織り巾方向に溶断した。これにより、5連式の
シームレス織物袋体(1)が得られた。
このシームレス織物袋体(1)の中間本体部に孔をあ
けてそこから熱風を吹き込んで膨張させながら、該袋体
(1)を熱プレスすることにより、経糸および緯糸を被
覆しているポリウレタンを流動させて織物組織の間隙を
満たすと同時に硬化させ、漏水防止被膜を形成させた。
ついで、このシームレス織物袋体(1)の各中間本体
部の上面に導入出口(2)を設け、また前記の熱風吹き
込み孔を空気抜き孔(3)となした、これにより、第3
図に示したようなウオーターベッド用バッグが得られ
た。
実施例4 経糸および緯糸としてポリエステル繊維糸を用いて製
織し、平織りによる一重組織織物ゾーンAと平織りによ
る経緯二重組織織物ゾーンBを交互に形成させた。な
お、経緯二重組織織物ゾーンBの形成に際しては、第6
図のように、両縁のほか途中の3個所にも接結部分を設
けて一重組織織物ゾーンAを形成させた。
製織後、織り巾方向に形成した一重組織織物ゾーンA
の中央のところを溶断した。これにより、4連式のシー
ムレス織物袋体(1)が得られた。
このシームレス織物袋体(1)の表面にポリエーテル
タイプのポリウレタン系エラストマーの溶液をコーティ
ングし、加熱乾燥して漏液防止のために被膜を形成させ
た。
ついで、このシームレス織物袋体(1)の中間本体部
に導入出口(2)と図には見えていない空気抜き孔
(3)を設けることにより、第4図に示したようなウオ
ーターベッド用バッグが得られた。
発明の効果 本発明の液体収容バッグは、本質的にシームレス織物
袋体からなるので、全体が均質であり、従来のように接
合個所や閉止部の強度が他の部分に比べて低下するおそ
れがない。
しかも、従来のような接合によるチューブの形成、両
端開口部の閉止や工程が不要となるので、製造工程が大
幅に簡略化され、また接合個所や閉止部の良否をチェッ
クするための検査工程も省略または簡略化される。
液体収容バッグを多連式に形成すれば、たとえばこれ
をコンテナ搭載用液体収容バッグとして用いた場合、輸
送中に車が急角度で曲がっても、慣性により液体が片寄
って車の運転に危険を生ずるおそれがなくなる。また、
バッグを多連式に形成すると、バッグの各室に異なる種
類の液体を収容することもできる。
本発明の液体収容バッグを製造するにあたり、一重織
り→経緯二重織りを繰り返した後、一重織り部分のとこ
ろの中央で裁断すれば、一挙に多数枚のシームレス織物
袋体が得られるので、生産性が著しく高まる。
本発明の液体収容バッグは、上述のように全体が均一
強度を有し、かつ生産性がすぐれているので、液体貨物
輸送と固体貨物輸送を切り換えることのできるコンテナ
に搭載するための液体収容バッグ、液体の輸送兼保存用
のバッグ、ウオーターベッド用バッグなどとして極めて
有用であり、そのほか種々の用途が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の液体収容バッグがコンテナ搭載用液
体収容バッグであるときの一例を示した斜視図である。 第2図は、本発明の液体収容バッグが液体輸送兼保存用
の液体収容バッグであるときの一例を示した斜視図であ
る。 第3図および第4図は、本発明の液体収容バッグがウオ
ーターベッド用バッグであるときの例を示した斜視図で
ある。 第5図および第6図は、本発明の液体収容バッグの製造
工程の例を示したものである。 (1)……シームレス織物袋体、 (2)……導入出口、(2A)……導入口、(2B)……導
出口、 (3)……空気抜き孔、 A……一重織物組織ゾーン、 B……経緯二重織物組織ゾーン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一重織物組織ゾーンをA、両縁で表裏が接
    結された経緯二重織物組織ゾーンをBとするとき、ゾー
    ンAおよびゾーンBが互いに隣接関係にある状態で連続
    的に製織されており、かつ全体の構成がA(BA)(た
    だしnは正の整数)であるシームレス織物袋体(1)か
    らなり、該シームレス織物袋体(1)は高分子被膜によ
    る液体通過防止加工を施されており、また該シームレス
    織物袋体(1)の少なくとも一つの経緯二重織物組織ゾ
    ーンBには液体の導入出口(2)が設けられると共に、
    該シームレス織物袋体(1)の少なくとも一つの経緯二
    重織物組織ゾーンBには空気抜き孔(3)が設けられて
    いることを特徴とする液体収容バッグ。
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