JP2630012B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP2630012B2 JP2630012B2 JP9716890A JP9716890A JP2630012B2 JP 2630012 B2 JP2630012 B2 JP 2630012B2 JP 9716890 A JP9716890 A JP 9716890A JP 9716890 A JP9716890 A JP 9716890A JP 2630012 B2 JP2630012 B2 JP 2630012B2
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- crystal display
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プロジェクションテレビ受像機，テレビカ
メラ用ビューファインダー,OA機器等のディスプレイに
用いることができる液晶表示装置に関する。
メラ用ビューファインダー,OA機器等のディスプレイに
用いることができる液晶表示装置に関する。
従来の技術 近年、液晶表示装置は、ポケットサイズのテレビ受像
機，プロジェクションテレビ受像機，テレビカメラ用ビ
ューファインダー,OA機器等のディスプレイに用いられ
ているなど、すでに実用段階にある。特に、画質の点か
ら考えると、画素の一つ一つに薄膜トランジスタ（TF
T）スイッチを設けたアクティブマトリックス型が液晶
の駆動技術として優れており、その画質向上のため種種
の信号処理方法が研究されている。
機，プロジェクションテレビ受像機，テレビカメラ用ビ
ューファインダー,OA機器等のディスプレイに用いられ
ているなど、すでに実用段階にある。特に、画質の点か
ら考えると、画素の一つ一つに薄膜トランジスタ（TF
T）スイッチを設けたアクティブマトリックス型が液晶
の駆動技術として優れており、その画質向上のため種種
の信号処理方法が研究されている。
以下、第３図，第４図を用いて従来の液晶表示装置に
ついて説明する。第３図は液晶表示装置の等価回路図
で、21は水平走査回路、22は垂直走査回路、23はアナロ
グスイッチ、24は信号線、25はゲート信号線、26は画素
スイッチ、27は画素容量素子である。
ついて説明する。第３図は液晶表示装置の等価回路図
で、21は水平走査回路、22は垂直走査回路、23はアナロ
グスイッチ、24は信号線、25はゲート信号線、26は画素
スイッチ、27は画素容量素子である。
第４図に画素部30の断面構造を示す。図において、31
はTFT基板、32は画素電極、33は共通電極、34は液晶、3
5はガラス基板、36は偏光板Ａ、37は偏光板Ｂ、38はブ
ラックマトリックスである。ブラックマトリックス38
は、信号線24またはゲート信号線25の電位によって変位
した液晶34′（領域Ｂ）からのもれ光を遮断するための
ものである。
はTFT基板、32は画素電極、33は共通電極、34は液晶、3
5はガラス基板、36は偏光板Ａ、37は偏光板Ｂ、38はブ
ラックマトリックスである。ブラックマトリックス38
は、信号線24またはゲート信号線25の電位によって変位
した液晶34′（領域Ｂ）からのもれ光を遮断するための
ものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の液晶表示装置では、ビデオ
信号Lsが画素容量素子27に書き込む時に発生する電圧に
おいて、ｎ行の画素容量素子に書き込む電位と（ｎ＋
１）行の画素容量素子に書き込む電位が異なるので、各
画素スイッチ６において電位差が大きくなり、画素スイ
ッチ６にその電位差によるリーク電流が流れてしまい、
コントラストの低下、クロストークの発生という課題が
あった。
信号Lsが画素容量素子27に書き込む時に発生する電圧に
おいて、ｎ行の画素容量素子に書き込む電位と（ｎ＋
１）行の画素容量素子に書き込む電位が異なるので、各
画素スイッチ６において電位差が大きくなり、画素スイ
ッチ６にその電位差によるリーク電流が流れてしまい、
コントラストの低下、クロストークの発生という課題が
あった。
本発明は上記課題を解決するもので、画素スイッチに
流れるリーク電流を抑え、画質に優れた液晶表示装置を
提供することを目的とするものである。
流れるリーク電流を抑え、画質に優れた液晶表示装置を
提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 画素が行列状に配置された画素部と、各列の画素に共
通に接続された信号を転送するための信号線と、前記画
素部をはさんだ前記信号線の終端に設けられたリセット
スイッチと、各行の画素トランジスタの共通のゲート電
極となるゲート信号線とを備えた液晶表示装置におい
て、一水平期間のブランキング期間に前記信号線から一
行毎に前記画素に信号が転送されるとともに、少なくと
もブランキング期間以外の映像保持期間に前記リセット
スイッチにより前記信号線の電位を共通電極の電位と等
しくした構成を有するものである。
通に接続された信号を転送するための信号線と、前記画
素部をはさんだ前記信号線の終端に設けられたリセット
スイッチと、各行の画素トランジスタの共通のゲート電
極となるゲート信号線とを備えた液晶表示装置におい
て、一水平期間のブランキング期間に前記信号線から一
行毎に前記画素に信号が転送されるとともに、少なくと
もブランキング期間以外の映像保持期間に前記リセット
スイッチにより前記信号線の電位を共通電極の電位と等
しくした構成を有するものである。
作用 本発明は上記構成により、各画素において電位差によ
るリーク電流を減少することができるため、画質を向上
することができる。
るリーク電流を減少することができるため、画質を向上
することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について第１図，第２図を用
いて説明する。第１図は本実施例の等価回路を示すもの
であり、図において１は水平走査回路、２は垂直走査回
路、３はアナログスイッチ、４は信号線、５はゲート信
号線、６は画素スイッチ、７は画素容量素子、８はリセ
ットスイッチ、９は容量素子、10は転送ゲートである。
ΦＴは転送ゲート10の駆動用端子、Vcomは共通電極と同
電位に接続するための端子である。容量素子９の容量
は、信号線４の寄生容量よりも十分大きく設定してあ
る。
いて説明する。第１図は本実施例の等価回路を示すもの
であり、図において１は水平走査回路、２は垂直走査回
路、３はアナログスイッチ、４は信号線、５はゲート信
号線、６は画素スイッチ、７は画素容量素子、８はリセ
ットスイッチ、９は容量素子、10は転送ゲートである。
ΦＴは転送ゲート10の駆動用端子、Vcomは共通電極と同
電位に接続するための端子である。容量素子９の容量
は、信号線４の寄生容量よりも十分大きく設定してあ
る。
つぎに第２図に本実施例における液晶表示装置の画素
部11の構造を示す。図において、12はTFT基板、13は画
素電極、14は共通電極、15は液晶、16はガラス基板、17
は偏光板Ａ、18は偏光板Ｂである。
部11の構造を示す。図において、12はTFT基板、13は画
素電極、14は共通電極、15は液晶、16はガラス基板、17
は偏光板Ａ、18は偏光板Ｂである。
以上のように構成された液晶表示装置の動作原理につ
いて説明する。第１図に示す容量素子９と転送ゲート10
によりサンプルホールド回路を構成し、そのサンプルホ
ールド回路によりビデオ信号LSは一度容量素子９に蓄積
された後、水平ブランキング時間の間に転送ゲート10,
信号線4,画素スイッチ６を通って画素容量素子７に書き
込まれる。信号線４は水平ブランキング期間以外の映像
保持期間はリセットスイッチ８により共通電極14と同電
位にする。次に、第５図を用いて、本発明の信号のタイ
ミングチャートについて説明する。第５図に示すよう
に、一水平期間はブランキング期間ａとブランキング期
間以外の映像保持期間ｂとを有し、転送ゲート10の駆動
用端子（ΦＴ）はブランキング期間に信号を各画素に転
送し、同時にその信号は信号線４を通って画素容量素子
７に書き込む。その転送ゲートの駆動信号波形をΦVTで
しめす。ここで、信号（ΦVn）は、一水平期間Ａでｎ行
の画素容量素子に書き込まれ、また信号（ΦVn+1）は、
一水平期間Ｂで（ｎ＋１）行の画素容量素子に書き込ま
れるので、各画素容量素子に書き込まれる電位は異なっ
てくる。そして、駆動用端子ΦＲに接続されたリセット
スイッチ８は、一水平期間の少なくともブランキング期
間には閉じており、映像保持期間において開くという動
作をする。そのリセットスイッチの駆動信号波形をΦVR
で示す。そこで、信号線は水平ブランキング期間以外の
映像保持期間はリセットスイッチ８により共通電極14と
同電位にされ、その結果、各画素スイッチ６にかかる電
位差によるリーク電流を減少することがきるので、コン
トラストが低下したり、クロストークが発生したりする
のを抑制することができ、画質を向上することができ
る。
いて説明する。第１図に示す容量素子９と転送ゲート10
によりサンプルホールド回路を構成し、そのサンプルホ
ールド回路によりビデオ信号LSは一度容量素子９に蓄積
された後、水平ブランキング時間の間に転送ゲート10,
信号線4,画素スイッチ６を通って画素容量素子７に書き
込まれる。信号線４は水平ブランキング期間以外の映像
保持期間はリセットスイッチ８により共通電極14と同電
位にする。次に、第５図を用いて、本発明の信号のタイ
ミングチャートについて説明する。第５図に示すよう
に、一水平期間はブランキング期間ａとブランキング期
間以外の映像保持期間ｂとを有し、転送ゲート10の駆動
用端子（ΦＴ）はブランキング期間に信号を各画素に転
送し、同時にその信号は信号線４を通って画素容量素子
７に書き込む。その転送ゲートの駆動信号波形をΦVTで
しめす。ここで、信号（ΦVn）は、一水平期間Ａでｎ行
の画素容量素子に書き込まれ、また信号（ΦVn+1）は、
一水平期間Ｂで（ｎ＋１）行の画素容量素子に書き込ま
れるので、各画素容量素子に書き込まれる電位は異なっ
てくる。そして、駆動用端子ΦＲに接続されたリセット
スイッチ８は、一水平期間の少なくともブランキング期
間には閉じており、映像保持期間において開くという動
作をする。そのリセットスイッチの駆動信号波形をΦVR
で示す。そこで、信号線は水平ブランキング期間以外の
映像保持期間はリセットスイッチ８により共通電極14と
同電位にされ、その結果、各画素スイッチ６にかかる電
位差によるリーク電流を減少することがきるので、コン
トラストが低下したり、クロストークが発生したりする
のを抑制することができ、画質を向上することができ
る。
なお、本実施例では信号線４またはゲート信号線５の
導電性薄膜電極材としてAlを用いたが、Cr,Ti,Au,ポリ
シリコン等の他の導電性材料を用いても上記実施例と同
様の効果を得ることができる。
導電性薄膜電極材としてAlを用いたが、Cr,Ti,Au,ポリ
シリコン等の他の導電性材料を用いても上記実施例と同
様の効果を得ることができる。
発明の効果 本発明は上記実施例から明らかなように、水平ブラン
キング期間に水平走査回路から信号線を通って信号を転
送し、水平ブランキング期間以外の映像保持期間は、信
号線の電位を共通電極と同電位に保持することによって
各画素において電位差によるリーク電流を減少すること
ができるので、優れた画質を備えた液晶表示装置を提供
することができるものである。
キング期間に水平走査回路から信号線を通って信号を転
送し、水平ブランキング期間以外の映像保持期間は、信
号線の電位を共通電極と同電位に保持することによって
各画素において電位差によるリーク電流を減少すること
ができるので、優れた画質を備えた液晶表示装置を提供
することができるものである。
第１図は本発明の一実施例における液晶表示装置の要部
の等価回路図、第２図は同液晶表示装置の画素部の要部
断面図、第３図は従来の液晶表示装置の要部の等価回路
図、第４図は同液晶表示装置の要部断面図、第５図は本
発明の一実施例における液晶表示装置の信号のタイミン
グチャートである。 ４……信号線、５……ゲート信号線、11……画素部、13
……画素電極、14……共通電極、15,15′……液晶、17
……偏光板Ａ、18……偏光板Ｂ。
の等価回路図、第２図は同液晶表示装置の画素部の要部
断面図、第３図は従来の液晶表示装置の要部の等価回路
図、第４図は同液晶表示装置の要部断面図、第５図は本
発明の一実施例における液晶表示装置の信号のタイミン
グチャートである。 ４……信号線、５……ゲート信号線、11……画素部、13
……画素電極、14……共通電極、15,15′……液晶、17
……偏光板Ａ、18……偏光板Ｂ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江本 文昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 山本 敦也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 小林 和憲 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−234195（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−243993（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】画素が行列状に配置された画素部と、各列
の画素に共通に接続された信号を転送するための信号線
と、前記画素部をはさんだ前記信号線の終端に設けられ
たリセットスイッチと、各行の画素トランジスタの共通
のゲート電極となるゲート信号線とを備えた液晶表示装
置において、一水平期間のブランキング期間に前記信号
線から一行毎に前記画素に信号が転送されるとともに、
少なくともブランキング期間以外の映像保持期間に前記
リセットスイッチにより前記信号線の電位を共通電極の
電位と等しくしたことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9716890A JP2630012B2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-04-12 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9716890A JP2630012B2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-04-12 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03293642A JPH03293642A (ja) | 1991-12-25 |
| JP2630012B2 true JP2630012B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=14185050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9716890A Expired - Fee Related JP2630012B2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-04-12 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2630012B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62234195A (ja) * | 1986-03-22 | 1987-10-14 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 液晶表示装置 |
| JP2670045B2 (ja) * | 1987-03-31 | 1997-10-29 | キヤノン株式会社 | 表示制御装置 |
-
1990
- 1990-04-12 JP JP9716890A patent/JP2630012B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03293642A (ja) | 1991-12-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |