JP2629011B2 - 免震すべり装置 - Google Patents

免震すべり装置

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はビル、タワー等の構造物に作用する地震に
よる水平力を減少させる免震すべり装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
免震とは、建物に加わる地震力を何らかの方法で減少
させることである。現在は、基礎と建物との間に装置を
入れて、建物への地震入力の減少を図る「基礎絶縁型」
が免震工法の主流となっている。
たとえば、図に示した例のように、すべり支承1と水
平ばね2との組合わせによるすべり免震装置があり、す
べり支承1の基礎フーチングに四フッ化エチレン樹脂含
有板(以下、PTFE含有板と略称する)3を貼り、その板
と柱に取り付けられた金属板4とを滑らせるものであ
る。すなわち、地震による地盤の水平振動に対して建物
がすべることにより、すべり面に働く摩擦力以上の力を
建物に作用させるというものであり、建物の位置が大き
く移動しないように水平ばね2により移動範囲を規制す
るものである。したがって、上記すべり面の摩擦係数が
小さいほど免震効果が大きく、確実に免震効果を発揮す
るには安定した摩擦係数が必要とされる。
一般に四フッ化エチレン樹脂の摩擦係数は小さいとさ
れているが、その低い摩擦係数を示す機構は、四フッ化
エチレン樹脂の分子が摺動方向に容易に配向し、また相
手面に一部転移して膜を形成し、四フッ化エチレン樹脂
同志の摺動となるからであるとされている。この裏づけ
として四フッ化エチレン樹脂のすべりは、ごく初期と、
配向が行なわれた後とでは大きく異なることが知られて
いる。そして、従来技術におけるPTFE含有板と金属板と
の間のすべりにおいても、ごく初期の摩擦係数が大きい
ため安定したすべり免震効果は得られていなかった。
また、より低い摩擦係数によって、大きい免震効果を
得るため、前記PTFE含有板の摺動相手材に同じPTFE含有
板を用いる試みもなされたが、やはりごく初期の摩耗係
数が大きく、安定したすべり免震効果を得ることができ
なかった。
さらに、前記摺動面にグリース、オイル等の潤滑油を
添加することも試みられて、初期の摩擦係数を下げるこ
とはできたものの、短時間の摺動により、潤滑油が摺動
面から排出され、その効果を失ってしまう上、温度によ
る粘度変化が大きいため安定したすべり免震効果が得ら
れなかった。また、経時的な固化あるいは劣化の心配も
残る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上述べたように、従来の技術においては、摺動開始
初期およびその後も安定して低い摩擦係数を示すという
優れた摺動特性を有するすべり免震装置は未だ開発され
ていないという問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この発明は免震時に
すべりを発生する摺動面の一方の面を四フッ化エチレン
樹脂を主成分とする樹脂で形成し、他方の面は、少なく
とも一方の末端に官能基を有する含フッ素重合体もしく
は官能基を有するオルガノポリシロキサンのいずれかま
たは混合物を被覆した金属板で形成した免震すべり装置
とする手段を採用したものである。以下その詳細を述べ
る。
まず、この発明における官能基を有するオルガノポリ
シロキサンは、たとえばジメチルシロキサン、メチルフ
ェニルシロキサン、トリメチルフルオロプロピルシロキ
サン等のシロキサンの単独重合体または2種以上の共重
合体に官能基を導入したものであり、その官能基はたと
えばエポキシ基、アミノ基、カルボキシル基、水酸基、
メルカプト基、イソシアネート基、シアネート基、ビニ
ル基、アルコキシル基、アルコキシカルボニル基などで
ある。なおビニル基含有ポリシロキサンはケイ素原子結
合水素含有ポリシロキサンが同時併用されることが望ま
しい。
これら官能基を導入した具体的な例はつぎのとおりで
あるが、各官能基ごとの例は記載されたものに限られる
ものではない。
エポキシ基含有のものとして アミノ基含有のものとして カルボキシル基含有のものとして アルコール性水酸基含有のものとして メルカプト基含有のものとして イソシアネート基含有のものとして ビニル基含有のものとして このビニル基含有のものと併用がのぞましいケイ素原子
結合水素含有のものとして などである。ここで式中のRはアルキレン基など、mは
5〜10000、nは2〜100である。
さらに、この発明における含フッ素重合体はポリフル
オロアルキル重合体またはフルオロポリエーテル重合体
などであり、ポリフルオロアルキル重合体はフルオロア
ルキル基、たとえば F3CCF2 7、HCF2 6、C1F2CCF2 11などを有する重合体であり、フルオロポリエーテル重合
体は一般式 ―CxF2x―O―〔ただしXは1〜4の整数〕 で示される主要構造単位を有し、平均分子量が約1000〜
50000の重合体である。そしてこれら含フッ素重合体も
前記オルガノポリシロキサンと同様にエポキシ基、アミ
ノ基、カルボキシル基、水酸基、メルカプト基、イソシ
アネート基、シアネート基などの官能基が導入されてい
て、具体的にはつぎのようなものを例示することができ
る。すなわち、 C6F13COOH、 OCNCH2 6NHCO−C6F12−CONHCH2 6NCO、 C8F17C2H4OH、C10F21CONHC2H4OH、 C8F17C2H4SH、 C6F13SCH2CH2OCOCH2 5NH2、C8F17SO2F、 OCH−C6H3(CH3)−NHCOCF2C2F4O)mCF2OnCF2CON
H−(CH3)C6H3−NCO、 HOOC−CF2OC2F4OnCF2COOH、 H3COOC−CF2OC2F4OmCF2OnCF2COOCH3、 HOCH2−CF2OC2F4OmCF2OnCF2−CH2OH、 HOCH2 2NHCO−CF2OC2F4OmCF2OnCF2CONHCH
2 2OH、 N2NCH2 2NHCO−CF2OC2F4OmCF2OnCF2CONHC
H2 2NH2 N≡C−O−C6H3(CH3)−NHCOCF2C2F4OmCF2O
nCF2CONH−C6H3(CH3)−O−C≡N などである。
また上記の官能基を有するオルガノポリシロキサンま
たは含フッ素重合体のいずれか一方または両方の中の二
種類以上の重合体を組み合わせて使用する際は、それぞ
れの重合体が単位として有する官能基が互いに反応し合
うように組み合わせると、その反応によって重合体の分
子量はさらに増大し、被膜となる重合体の一分子の鎖長
が長く、剪断力に対して強くなる。たとえば官能基がエ
ポキシ基である重合体(オルガノポリシロキンサであっ
ても含フッ素重合体であっても、またその両者であって
もかまわない。以下同じ)とアミノ基、カルボキシル
基、水酸基、メルカプト基の官能基の中から選ばれる少
なくとも一種類の基を含む重合体との組み合わせ、官能
基がカルボキシル基またはエステル基である重合体とア
ミノ基、水酸基の中から選ばれる少なくとも一種類の基
を含む重合体との組み合わせ、官能基がイソシアネート
基もしくはシアネート基を含む重合体と水酸基、アミノ
基、メルカプト基、カルボキシル基の中から選ばれる少
なくとも一種類の基を含む重合体との組み合わせ、官能
基がビニル基を含む重合体とケイ素原子結合水素を含む
重合体との組み合わせ、または水酸基、アルコキシル
基、アルコキシカルボニル基など縮合反応により高分子
量化するような組合わせなどは好ましい例である。ま
た、オルガノポリシロキサンもしくは含フッ素重合体の
いずれかまたは混合物とこれら以外の重合体との組合わ
せも有効な手段である。
塗布方法としては、重合体が低粘度液体の場合は直接
に、また高粘度の液体、半固体もしくは固体の場合は、
たとえばアセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、
酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類、キシレン、ト
ルエン等の芳香族炭化水素類、メチルクロロホルム、ト
リクロロエチレン、トリクロロフルオロエタン等の有機
ハロゲン化物などの有機溶剤の単独もしくは併用物によ
り希釈または分散させて塗布すればよい。塗布法として
ディップ法も可能ではあるが、スプレー法、ハケ塗りが
好ましい。そして、膜厚は単分子層レベルの約0.01μm
も可能であるが、好ましい膜厚は0.01〜5.0μmであ
る。なぜならば、0.01μm未満であれば期待されうる耐
摩耗性および潤滑性は得がたく、また5.0μmを越える
と末端反応基が未反応基として残留し、本来の潤滑性を
低下させてしまうからである。
また、室温速乾硬化型の化合物とオルガノポリシロキ
サンもしくは含フッ素重合体の組み合せにより室温乾燥
だけで硬化する塗液が得られる。ここで室温速乾硬化型
の化合物とは、変性イソシアネート化合物、エポキシ化
合物であり、これらに対して少なくとも一方の末端に水
酸基、カルボキシル基、メルカプト基、アミノ基、イソ
シアネート基等を有するオルガノポリシロキサンまたは
含フッ素重合体を反応せしめ得る反応物(プレポリマ
ー)より室温速乾硬化型の塗液となる。このような方法
を用いることによって、加熱炉等硬化のための設備は必
要なく、建築現場での被覆加工がきわめて容易になる。
以上のような材料で構成されるこの発明の免震すべり
装置は、金属板上に形成された含フッ素重合体またはオ
ルガノポリシロキサンからなる潤滑性の被膜が、四フッ
化エチレン樹脂からの転移膜と同じ働きをするので、未
だ転移膜が形成されていないと考えられる摺動開始直後
から低い摩擦係数を示し、しかもそれらの被膜は官能基
によって金属板に耐久性良く固定されているので、摺動
面から排除されることなく安定した摺動特性を発揮す
る。
〔実施例〕
実施例1: 試験片としてステンレス鋼(SUS303)製の円板(外径
33mm、内径6mm、厚6mm)をトリクロロエチレンの蒸気洗
浄によって充分に洗浄した後乾燥させ、フルオロポリエ
ーテル重合体含有イソシアネートプレポリマーの2重量
%分散液に浸漬し、1分間約80mmの速度で引揚げて室温
で約10分間乾燥させ硬化させた。ここでの塗液の成分は
イソシアネート化合物〔日本ポリウレタン社製:コロネ
ート2014〕2g、フルオロポリエーテル重合体〔伊国モン
テフルオス社製:FombrinZ−DOL〕1g、フロンR113〔三井
フロロデュポン社製:フレオンTF〕49g、およびアセト
ン49gである。
得られた試験片についてはつぎに示すような実際の使
用状態に類似の方法に従って摺動特性を求めた。すなわ
ち、松原式スラスト型摩擦試験機(NTNルーロン社製)
を用い相手材をPTFE含有樹脂(洋ベア・ルーロン工業社
製:ルーロンBP)圧力150kg/cm2、速度毎分30m、雰囲気
25℃の条件下で5分間ON、5分間OFFの断続試験を約6
回行ない、各回の摩擦係数を測定した。変動の大きいも
の(×印)、小さいもの(○印)の二段階に評価し、得
られた結果を表にまとめた。
実施例2: フルオロポリエーテル重合体含有イソシアネートプレ
ポリマーのアセトン分散液の代わりに、 で示されるエポキシ基を有する低分子量フルオロアルキ
ル重合体をイソプロピルアルコールにて2重量%に調製
した液を塗液とした以外は実施例1と全く同じ方法で試
験片を作製し、その摩擦係数の経時変化を求め、得られ
た結果を表に併記した。
実施例3: 末端基に水酸基を有するシリコーンオイル(信越化学
工業社製:X22−160C)をフルオロポリエーテル重合体の
代わりに用いた以外は、実施例1と全く同じ方法で試験
片を作製し、その摩擦係数の経時変化を求め、得られた
結果を表に併記した。
比較例1: 円板型試験片およびPTFE含有樹脂試験片のいずれも表
面を清浄にし乾燥させた以外に、被覆処理を全く施さな
いで前記実施例1と同様に摩擦係数の経時変化を測定し
た。得られた結果を表に併記した。
比較例2: 円板試験片もPTFE含有樹脂試験片と同じ材料で製作し
て、相手材であるPTFE含有樹脂試験片のいずも表面を清
浄し、乾燥させた以外には何の処理も施さないで実施例
1と同様に摩擦係数の経時変化を測定した。得られた結
果を表に併記した。
比較例3: 円板型試験片と相手材のPTFE含有樹脂試験片との摺動
部分に汎用グリースを約0.5g添加し、前記実施例1と同
様の摩擦係数の経時変化を測定し、得られた結果を表に
併記した。
比較例4: 末端基に官能基を有しないフルオロポリエーテル重合
体(伊国モンテフルオス社製:フォンブリンZ−25)を
水酸基を有するフルオロポリエーテル重合体の代わりに
用いた以外は、実施例1と全く同じ方法で試験片を作製
し、その摩擦係数を求め、得られた効果を表に併記し
た。
表の結果を見ると、ステンレス円盤試験片とPTFE含有
樹脂試験片をすべらせた比較例1は1回目の摩擦係数が
大きく、2回目以降小さくなった。またPTFE含有樹脂同
志をすべらせた比較例2でも1回目の摩擦係数が大きく
第2回目以降は次第に小さくなった。比較例1の摺動部
に汎用グリースを添加した比較例3は初期(1〜3回
目)は低い摩擦係数を示したが、次第に大きくなってい
った。官能基を持たないフルオロポリエーテル重合体と
イソシアネート化合物の被膜(比較例4)も同様であっ
た。
これに対して、ステンレス円盤に少なくとも一方の末
端に官能基を有するフッ素重合体もしくはオルガノポリ
シロキサンの被膜を形成した実施例1〜3は約0.04の低
い摩擦係数で安定していた。このことから、末端の官能
基がそれぞれ反応し合って重合した実施例1〜3の様な
ステンレス試片上の被膜が、四フッ化エチレン樹脂から
の転移膜と同じ働きをして、初期から非常に低い摩擦係
数を示していると考えられる。
〔効果〕
この発明の免震すべり装置は、経済性をも含めた摺動
開始初期およびその後も安定して低い摩擦係数を示し、
地震に対して安定した優れた免震機能を発揮するもので
あるから、この発明の意義はきわめて大きいと言える。
【図面の簡単な説明】
図は免震すべり装置の構造を例示するための模式化した
断面図である。 1……すべり支承、2……水平ばね、3……四フッ化エ
チレン樹脂含有板、4……金属板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】免震時にすべりを発生する摺動面の一方の
    面を四フッ化エチレン樹脂を主成分とする樹脂で形成
    し、他方の面は、少なくとも一方の末端に官能基を有す
    る含フッ素重合体もしくは官能基を有するオルガノポリ
    シロキサンのいずれかまたは混合物を被覆した金属板で
    形成してなる免震すべり装置。
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