JP2628451B2 - 摺動路案内ユニット - Google Patents

摺動路案内ユニット

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JP2628451B2
JP2628451B2 JP5339805A JP33980593A JP2628451B2 JP 2628451 B2 JP2628451 B2 JP 2628451B2 JP 5339805 A JP5339805 A JP 5339805A JP 33980593 A JP33980593 A JP 33980593A JP 2628451 B2 JP2628451 B2 JP 2628451B2
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ライナー・フオン・ジコルスキ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、案内ユニットと、これ
に固定されると共に案内路に当接する摺動部材と、案内
路を潤滑するための潤滑装置とからなる、工具構造もし
くは機械構造にて円柱物を案内するための摺動路案内ユ
ニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】長手方向案内するための公知の案内ユニ
ットは磨耗部材として摺動部材が設けられ、これは青
銅、鋼材もしくはネズミ鋳鉄で構成することができ、案
内路上に摺動させる。円柱物案内の場合、摺動部材はブ
シュとして形成され、円柱物を収容すると共に案内する
ため案内ユニットの内部に固定される。案内路もしくは
円柱物と摺動部材との間の摩擦を減少させるには、一般
に液体潤滑材もしくは油脂を潤滑ニップルを介しポンプ
もしくは油脂プレスによって供給する。その際、潤滑剤
の正確な投入は困難であり、さらに組立もしくは解体過
程に際し潤滑剤ロスを考慮せねばならない。
【0003】他の可能性はグラファイトもしくはモリブ
デンジスルフィドのような固体潤滑材の使用であって、
摺動部材の細孔またはその内面に分布配置された付加的
孔部に導入することができる。これは摺動部材を組込む
前にのみ可能であることは勿論である。これら部材が相
対移動する際、細孔もしくは孔部からグラファイト粒子
が剥ぎ落とされて案内路上に分散する。連続的に達成し
うる潤滑作用は、細孔が磨耗により容易に閉鎖されうる
ため限界を有する。固体潤滑材の更新は摺動部材の取外
しおよび/または交換によってのみ可能であり、したが
って浪費的かつ高価につく。さらに固体潤滑材を多数の
必要な孔部によって収容するため、孔部を使用するには
高い製作コストを必要とする。さらに、側部衝突に対す
る案内ユニットの抵抗力低下が円柱物案内の際に生ず
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、簡単に製作かつ監視しうる(特に簡単に組立られ
る)潤滑装置により案内路の改良された潤滑が達成され
ると共に、組立および解体過程に際し潤滑剤ロスが確実
に避けられるような、工具構造もしくは機械構造におけ
円柱−もしくは面−案内部のための摺動路案内ユニッ
トを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】冒頭記載の種類の摺動路
案内ユニットから出発し、本発明の基礎となる前記課題
は、封止部材を介装して摺動部材を形態固定的に案内ユ
ニットと緊密かつ着脱自在に接続し、潤滑装置が摺動部
材の外壁部の領域に少なくとも1個のリング状に形成さ
れた潤滑剤チャンバを備え、潤滑剤チャンバの少なくと
も1つに入口を付設すると共に潤滑剤チャンバのそれぞ
れに少なくとも1つの自動閉鎖しうる潤滑剤用の出口を
付設し、さらに摺動部材を貫通して出口を案内路に開口
させることによって解決される。この潤滑装置は製作も
しくは監視が特に簡単であると共に、案内路に対する特
に一様な潤滑剤分配に際しその良好かつ耐久的な潤滑が
可能となる。したがって、この潤滑装置においては特に
高い使用寿命が注目される。さらに潤滑剤ロスおよびし
たがって組立および解体過程の際の環境汚染が確実に防
止される。本発明の他の利点は、この装置が高い機械的
負荷能力を有する点にある。
【0006】さらに本発明の改良は、複数の潤滑剤チャ
ンバを設けて摺動部材を軸線方向に互いに離間して包囲
すると共に互いに接続することにより達成される。特に
有利な本発明の具体例は、潤滑剤チャンバのそれぞれに
3個の均一分配した出口を設け、隣接する潤滑剤チャン
バの出口をそれぞれ60°変位して配置することを特徴
とする。これにより、できるだけ少ない個数の出口にて
特に良好かつ一様な潤滑剤の分配が達成される。組立に
際し入口をそれぞれ最上段の潤滑剤チャンバと接続すれ
ば、極めて流動性の潤滑油を使用する場合は潤滑剤チャ
ンバを特に容易かつ圧力なしに充填することができる。
潤滑剤チャンバにおける潤滑剤状態の管理を絶えず可能
にするには、最上段の各潤滑剤チャンバに覗きガラスを
介し外部に対して閉鎖した覗き開口部を設ければ有利で
ある。
【0007】本発明の他の構成において、出口はふた
備え、出口に圧力が加わった際に開放する。このため合
理的には出口が案内路の方向に円錐状に細まる円筒状断
面を有し、円錐状に細まる出口の領域に変位自在な密封
部材を配置して未負荷状態で摺動部材から突出させ、潤
滑剤を潤滑剤チャンバ内に確実に保持するようにする。
密封部材をバネ負荷ボールとして構成すると共に、これ
を細まった出口の領域に対し圧縮バネにより押圧すれば
好適である。かくして密封部材は極めて簡単に製作で
き、特に良好な封止作用を示す。この密封部材におい
て、案内路が摺動部材に当接すればボールの1部が摺動
部材から飛び出すと共に押し戻されて、出口が開口する
と共に潤滑剤の供給が解放される。案内ユニットの組立
を極めて容易化させるため、出口をボールに対向するそ
の端部にてキャップにより閉鎖する。
【0008】本発明の1具体例において、出口には磁気
弁を設ける。この具体例は出口の遠隔操作による開閉を
可能にする。本発明の他の具体例によれば、案内路を
として形成し、これを案内ユニットおよびこれに固定
された摺動部材により変位自在に包囲する。ここで摺動
部材は有利にはブシュの形態を有して、このブシュを特
に安価に製作しうる回転部材として作成することができ
る。本発明の他の具体例は、ブシュの外側に2個の軸線
方向に互いに離間して配置されると共に潤滑剤チャンバ
を包囲する封止リングを組込むことを特徴とする。かく
して、一般的に慣用であるようにブシュを摩擦接続で案
内ユニットに固定する必要がなく、潤滑剤の流出が封止
リングにより確実に防止されるので形態閉鎖すれば充分
である。この固定は、ブシュと案内ユニットとの間に生
ずる力を確実に伝達するような程度にするだけでよい。
【0009】潤滑剤チャンバは、案内ユニットの内壁部
またはブシュの外壁部のいずれかに組込むことができ
る。さらに本発明は、各出口の閉鎖が円柱物の挿入に際
し半径方向の圧力に応じて潤滑剤を放出することを特徴
とする。本発明によれば、潤滑剤チャンバは案内ユニッ
トの組立状態においても解体状態(すなわち円柱物を除
去した状態)においても損失を生ぜしめることなく潤滑
剤を充填することができる。これは出口の自動閉鎖によ
って達成され、案内ユニットが案内路から分離され或い
円柱物がブシュから引出される際に直接に機能する。
案内ユニットの内部における移動によって潤滑剤が引摺
られるのを防止するには、ブシュの少なくとも1端部に
円柱物を同心包囲するジンマーリングを案内ユニット
中に嵌め込むのが好適である。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明を実施例に
つき一層詳細に説明する。図1から見られるように、
動路案内ユニットは中心位置する貫通長手孔部2を備え
た対称的な案内ユニット1で構成され、長手孔部2の大
部分にわたって延びる円筒状拡張部3を設けてブシュ4
を収納する。拡張部3およびブシュ4の寸法は、ブシュ
4を挿入する際にこれが拡張部3に固定保持されるよう
に選択すべきである。ブシュ4の内面5は、ブシュ4中
へ挿入しうる円柱物6を案内するよう作用する。この
張部3にはさらにブシュ4の外側面を同心的に包囲する
潤滑剤チャンバ7をも設け、これから案内ユニット1を
貫通して外方向に延びる入口8を介し潤滑剤(好ましく
は潤滑液)を充填することができる。勿論、潤滑剤チャ
ンバ7をブシュ4の外側面に加工することもできる。さ
らに潤滑剤チャンバ7は、ブシュ4を螺旋状に包囲する
ようブシュ4の外側面に加工することも可能である。
【0011】その際、入口8には慣用の潤滑剤、ネジ継
手または弁を設けて潤滑剤チャンバ7の充填後に潤滑液
が流出するのを防止することもできる。ブシュ4の内面
5と円柱物6の外面との間の潤滑液の供給は、ブシュ4
を貫通する少なくとも1個の出口9によって行われる。
勿論、潤滑剤チャンバ7を案内ユニット1の内面に加工
することもでき、この場合も入口8および出口9の配置
は同様に行われる。出口9は円筒状断面を有すると共
に、円柱物6の外側面によって形成される案内路10の
方向に円錐状に細まる(図3)。出口9の内部には密封
部材(好ましくはボール11)が存在して圧縮バネ12
により出口の円錐状に細まる端部に対し押圧され、ここ
に開口部13を存在させて、その直径をボール10の直
径よりも小さくする。かくして、ボール10は案内ユニ
ット1の解体状態にて僅かにブシュ4の内面5から突出
して出口9を確実に閉鎖する。
【0012】ブシュ4に円柱物6を挿入する際、ボール
11が押し戻されると共に潤滑剤の供給が出口9を介し
て行われる。他方、円柱物6が引出されると出口9が直
ちに閉鎖される。かくして潤滑剤の損失が確実に防止さ
れる。潤滑液の迅速かつ一様な分配を達成するには、図
2に示したように6個の出口9を一平面に一様に分布配
置するのが好適である。しかしながら、図5に示したよ
うに2個の潤滑剤チャンバ7を互いに離間配置すると共
に潤滑剤チャンバ7のそれぞれに僅か3個の出口9を一
方の平面における出口9が他方の平面の出口9に対し6
0°変位して配置されるよう設ければ、円柱物6とブシ
ュ4との間の特に良好な潤滑剤の分配が達成されること
も示される。より長い案内ユニット1により或いはより
大きい直径を有する案内ユニット1により3個以上の潤
滑剤チャンバ7が必要とされれば、一平面における対応
の出口9を次の平面に対し変位して相応に配置する。か
くして、この実施例の場合は比較的少数の出口9しか必
要でなく、ブシュ4の支持面はかなり減少し、案内ユニ
ット1をその使用寿命を制限することなく機械的に特に
高度に負荷することができる。しかしながら、異なる個
数の出口9を選択しうることは勿論である。潤滑剤チャ
ンバ7の螺旋状配置を選択する場合、出口9も螺旋状に
分配せねばならない。
【0013】ブシュ4の下方には案内ユニット1に固定
したジンマーリング14が存在し(図1、4)、これは
円柱物6を同心的に包囲する。これにより案内ユニット
1の内部における円柱物6の長手方向移動に際し潤滑液
の引摺りが防止される。ジンマーリング14は、案内ユ
ニット1の上方に設け(図5)或いは両側に配置して案
内ユニット1を両側で閉鎖しうることは勿論である。
【0014】本発明の特に好適な実施例を図4に示す
この実施例は上述した摺動路案内ユニットに基づくもの
であるが、これよりも優れた改良点を有し、その機能お
よび取扱性を著しく改善する。ここでは、潤滑剤チャン
バ7はブシュ4の外側面に組込まれる。かくして、案内
ユニット1における拡張部3は簡単な平滑面孔部として
形成され、ブシュ4の製作も拡張部3の製作も特に簡単
になる。さらにブシュ4の両方の端部の領域には、封止
リング17を収容するための溝部を加工し、潤滑剤チャ
ンバ7はこれらの溝部およびその中の封止リングにより
包囲されており、一旦ブシュ4を拡張部3中へ挿入する
と潤滑剤チャンバ7は堅固に密封される。その結果、こ
のような封止の構成にしない場合には必要とされる高度
な嵌合精度を必要とせず、しかも案内ユニット1の機能
に悪影響を与えない。かくして製作経費をさらに減少さ
せることができる。更にこの実施例では、ブシュ4が仮
にいつか摩耗し、又は破壊したときに、ブシュ4を容易
に交換することができる。ブシュ4の交換には、自由に
作業できるブシュ4の端面の1つに、2個の互いに対向
するネジ孔部を加工して引抜工具を取り付けられるよう
にしておけば充分である。
【0015】さらに、ブシュ4を半径方向に貫通すると
共に潤滑剤チャンバ7を内面5に接続する出口9をも設
ける。潤滑剤供給の一層良好な投入性を得るには、出口
9を潤滑剤チャンバ7と直接には接続せずに、ブシュ4
外側面にてその下方に僅かな間隔で開口させる。潤滑
剤を供給するため、これは拡張部3とブシュ4の外側面
との間の分離面に直接に挿通させ或いは潤滑剤チャンバ
7と出口9との間に連結流路またはブシュ4の外側面
凹部を加工することもできる。この連結流路の断面を相
応に選択することにより、出口9に供給すべき潤滑剤の
量を固定することができる。
【0016】図5に示した実施例においては、2個の潤
滑剤チャンバ7を互いに離間してブシュ4の外面に上下
に加工し、特に長い案内ユニット1の場合またはこれを
特に必要とする場合は2個より多い潤滑剤チャンバ7を
設けることもできる。これら潤滑剤チャンバ7は互いに
接続され、これはブシュ4を形態閉鎖的かつ摩擦的に
張部3に挿入して達成することができ、潤滑剤チャンバ
7の間にブシュ4の中央領域のそれぞれ上方および下方
に位置するブシュ4の支持セクションよりも小さい直径
を有する。潤滑剤チャンバ7を互いに接続する他の可能
性は、潤滑剤チャンバ7間の連結流路もしくは溝部をブ
シュ4の外面に加工することにある。かくして潤滑剤チ
ャンバ7の1個のみ、好ましくは最上部の潤滑剤チャン
バに入口8を設ければ充分である。出口9およびその
の配置は図2、3から見られる方法で上記したように
行うことができる。
【0017】案内ユニット1に対するブシュ4の封止は
この場合も封止リング17によって行われ、この封止リ
ングはそれぞれ潤滑剤チャンバ7の上方および下方にて
対応溝部に挿入される。かくして拡張部3とブシュ4と
の寸法を、ブシュ4の挿入に際し極めて正確な嵌合が実
現されるよう選択することは必ずしも必要でない。しか
しながら、案内ユニット1が移動した際に発生した力を
円柱物6に確実に或いは円柱物6が移動した際に案内ユ
ニット1に伝達しうるよう嵌合を充分にせねばならな
い。
【0018】潤滑剤チャンバ7の充填状態を絶えず管理
しうるためには、それぞれ最上部の潤滑剤チャンバ7に
覗きガラス15を介し外部に対して閉鎖された覗き開口
部16をさらに設ける(図4、5)。本発明の他の利点
は、その構造的構成が任意の材料対の使用を可能にする
点にある。たとえばブシュ4のための青銅の代りに、適
するプラスチック材料もしくは鋼材の使用も可能であ
る。さらに案内ユニットの組立を容易化するには出口9
をボール11に対向する端部にてキャップ18により閉
鎖し、これに潤滑剤の入口のための穴部を設けて、出口
に位置する圧縮バネ12のための支持体として作用させ
る。キャップ18は出口9に喪失しないようたとえば押
込によって固定されるが、他の固定の可能性も考慮しう
ることは勿論であり、ブシュに用いた材料に応じて選択
することができる。またキャップはハンダまたは接着剤
によって固定することもできる。
【0019】本発明は相応に任意の形状の面案内部にも
用いることができ、案内ユニット1を面案内ユニットと
して形成し、これに摺動部材をたとえば封止部材を介装
して固定する。この場合、潤滑剤チャンバ7は摺動部材
と面案内ユニットとの間に配置される。かくして、本発
明はその利点を保持しながら工具構造もしくは機械構造
における任意の円柱物案内もしくは面案内に用いること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 潤滑剤チャンバを備えた摺動路案内ユニット
の縦断面図、
【図2】 出口の閉鎖状態における図1の横断面図、
【図3】 出口を開口した図1による拡大断面図、
【図4】 取外し自在なブシュを備えた摺動路案内ユニ
ットの縦断面図、
【図5】 複数の潤滑剤チャンバと取外し自在なブシュ
とを備えた摺動路案内ユニットの縦断面図。
【符号の説明】
1 案内ユニット 2 長手孔部 3 拡張部 4 ブシュ 5 内面 6 円柱物 7 潤滑剤チャンバ 8 入口 9 出口 10 案内路 11 ボール 12 圧縮バネ 13 開口部 14 ジンマーリング 15 覗きガラス 16 覗き開口部 17 封止リング 18 キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−254018(JP,A) 特開 平3−66536(JP,A) 特開 平4−254018(JP,A) 実開 昭63−7442(JP,U)

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内ユニット(1)、案内ユニットに 固定されると共に案内路に当接し、かつ
    ブシュからなる摺動部材(4)、および 案内路を潤滑するための潤滑装置とからなる、工具構造
    もしくは機械構造にて円柱物を案内するための摺動路案
    内ユニットであって、 封止部材を介装して摺動部材を形態固定的に案内ユニッ
    ト(1)と緊密かつ着脱自在に接続し、 潤滑装置が摺動部材の外壁部の領域に少なくとも1個の
    リング状に形成された潤滑剤チャンバ(7)を備え、 潤滑剤チャンバ(7)の少なくとも1つに入口(8)を
    付設すると共に潤滑剤チャンバ(7)のそれぞれに少な
    くとも1つの自動閉鎖しうる潤滑剤用の出口(9)を付
    設し、さらに 摺動部材を貫通して出口(9)を案内路(10)に開口
    させたことを特徴とする上記摺動路案内ユニット。
  2. 【請求項2】 複数の潤滑剤チャンバ(7)を設け、摺
    動部材を互いに軸線方向に離間して包囲すると共に互い
    に接続したことを特徴とする請求項1に記載の摺動路
    内ユニット。
  3. 【請求項3】 各潤滑剤チャンバ(7)に3個の均一分
    配した出口(9)を設けると共に、隣接する潤滑剤チャ
    ンバ(7)の出口(9)をそれぞれ60°変位して配置
    したことを特徴とする請求項2に記載の摺動路案内ユニ
    ット。
  4. 【請求項4】 入口(8)を取付位置にてそれぞれ最上
    段の潤滑剤チャンバ(7)と接続したことを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の摺動路案内ユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】 各最上段の潤滑剤チャンバ(7)に、覗
    きガラス(15)を介し外部閉鎖した覗き開口部(1
    6)をさらに設けたことを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか一項に記載の摺動路案内ユニット。
  6. 【請求項6】 出口(9)がふたを備えて、圧力が加わ
    った際には出口(9)を開放することを特徴とする請求
    項1に記載の摺動路案内ユニット。
  7. 【請求項7】 出口(9)が、案内路(10)の方向に
    円錐状に細まる円筒状断面を有することを特徴とする請
    求項1〜6のいずれか一項に記載の摺動路案内ユニッ
    ト。
  8. 【請求項8】 出口(9)の円錐状に細まる領域に変位
    自在な密封部材を配置し、この部材は未負荷状態にて摺
    動部材から部分的に突出することを特徴とする請求項6
    または7に記載の摺動路案内ユニット。
  9. 【請求項9】 密封部材をバネ負荷されたボール(1
    1)として構成したことを特徴とする請求項1〜8のい
    ずれか一項に記載の摺動路案内ユニット。
  10. 【請求項10】 ボール(11)を圧縮バネ(12)に
    より出口(9)の細まる領域に対し押圧することを特徴
    とする請求項1に記載の摺動路案内ユニット。
  11. 【請求項11】 出口(9)が、ボール(11)に対向
    するその端部にてキャップ(18)により閉鎖されたこ
    とを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の
    摺動路案内ユニット。
  12. 【請求項12】 出口(9)に磁気弁を設けたことを特
    徴とする請求項1に記載の摺動路案内ユニット。
  13. 【請求項13】 案内路(10)を円柱物の外側面に円
    柱路として構成し、円柱物を案内ユニット(1)および
    これに固定された摺動部材により変位自在に包囲するこ
    とを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の
    摺動路案内ユニット。
  14. 【請求項14】 ブシュ(4)の外側に、2個の互いに
    軸方向に離間して配置されると共に潤滑剤チャンバ
    (7)を包囲する封止リング(17)を嵌め込んだこと
    を特徴とする請求項13に記載の摺動路案内ユニット。
  15. 【請求項15】 潤滑剤チャンバ(7)を案内ユニット
    (1)の内壁部に嵌め込んだことを特徴とする請求項1
    〜14のいずれか一項に記載の摺動路案内ユニット。
  16. 【請求項16】 潤滑剤チャンバ(7)をブシュ(4)
    の外壁部に組込んだことを特徴とする請求項1〜14の
    いずれか一項に記載の摺動路案内ユニット。
  17. 【請求項17】 各出口(9)のふた円柱物(6)の
    導入に際し半径方向の圧力に応じて潤滑剤を放出するこ
    とを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載の
    摺動路案内ユニット。
  18. 【請求項18】 ブッシュ(4)の少なくとも1端部
    に、円柱物(6)を同心包囲するジンマーリング(1
    4)を案内ユニット中へ嵌め込んだことを特徴とする請
    求項1〜17のいずれか一項に記載の摺動路案内ユニッ
    ト。
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