JP2628028B2 - 栽培床およびそれを用いた栽培棚 - Google Patents

栽培床およびそれを用いた栽培棚

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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
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    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農業の分野で用いられる
栽培床およびそれを用いた栽培棚に関する。さらに詳し
くは、イチゴなどの果物、蘭などの花などを代表とす
る、夏場で収穫することができない作物の栽培に用いる
栽培床および栽培棚に関する。
【0002】
【従来の技術】従来はこの種の栽培床は知られていな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の栽培床は温
室内に配列することにより、冬場に夏物野菜などを栽培
するためのものである。しかしそれらで夏場にイチゴな
どの冬物野菜や果物を栽培することは困難である。すな
わちそのような作物の花芽分化(冬の温度、日照条件に
遭遇して花芽をつけること)は作物の種類により異な
り、たとえばイチゴでは10〜17℃程度の気温で初め
て行われるが、その場合でも通常はある程度の日光など
の照射は必要である。そのため、温室内などに入れてそ
の内部を冷房し、低温に維持しようとすると、日光の照
射による昇温が冷房の効果を打ち消すので、エネルギー
の浪費が甚だしい。また冬場の作物は、培地温度は比較
的高くしておくのが好ましいが、地上部分の温度が高い
場合は「実」が肥大しないうちに色づいて熟してしま
い、充分に肥大した実を採取することができない。本発
明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、夏場であ
っても冬物作物を低コストで簡単に栽培することができ
る栽培床、および効率的に栽培収穫ができる栽培棚を提
供することを技術課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の栽培床は、上方
に開口部を有し、内部に培地が収容される細長い箱状の
容器本体と、作物が植え付けられる部分を残して容器本
体の上面を覆う断熱材と、その断熱材の上側に容器本体
に沿って配設される冷却用の放熱パイプと、容器本体の
両側の側壁の上端近辺から立ち上がるように設けられる
対流防止壁とからなることを特徴としている。
【0005】前記対流防止壁は展張された合成樹脂フィ
ルムから構成することができ、さらに透光性を有するも
のであってもよい。また前記放熱パイプおよび対流防止
壁は、容器本体に対して着脱自在に取りつけるのが好ま
しい。さらに容器本体の内部に、その内部を上部と底部
とに仕切る透水性の中底を設け、上部に培地を収容し、
底部を配水溝とするのが好ましい。また容器本体の側壁
内面から底部にかけて透水性の水抜きマットを設けた
り、前記容器本体の内部で、培地の上方に、散水チュー
ブを通したりするのが好ましい。さらに前記配水溝内
に、必要に応じて暖房用ないし殺菌用の配管を通すこと
ができる。また前記断熱材に所定の間隔で栽培用のポッ
トを収容するための孔を設け、各ポットの上端外周をそ
の孔に嵌合し、下端近辺を前記培地内に埋めるのが好ま
しい。さらに前記容器本体の下部の左右に、容器本体に
沿って棒状の支持部材を配設し、それらの支持部材と交
わる向きに設けた複数本の棒状の棚部材からなる棚の上
に、その棚部材の長手方向に摺動自在に設けてもよい。
【0006】本発明の栽培棚は、人が通ることができる
間隔で平行に配列された複数本の棒状の棚部材からなる
棚と、その棚の上に、棚部材と交わる方向に摺動自在に
載置された複数個の前記栽培床とからなることを特徴と
している。この栽培棚においては、前記棚部材の一部
が、人が通れる範囲で着脱自在に設けるのが好ましい。
さらに隣接する栽培床の間に、それぞれの放熱パイプな
いし容器本体の側壁を軌道とする台車を走行自在に載置
するようにしてもよい。栽培棚の棚は、上下方向に複数
段設けたものであってもよい。
【0007】
【作用】本発明の栽培床においては、冷却用の放熱パイ
プ内に冷水などを流して、容器本体の断熱材より上方の
空間に冷気を送り出す。そのような冷気は容器本体の両
側に立ち上がる対流防止壁で遮られるので、外部に流れ
出さず、容器本体上部を越えて対流することがなく、内
部に滞留する。他方、容器本体の上部は断熱材により遮
られているので、冷気は容器の内部の培地部分にまでは
侵入しない。そのため作物の根の部分は冷気の影響が少
なく、根が枯れるといった被害は防止される。日光や照
明光は左右の対流防止壁の間の上部から照射させること
ができる。また対流防止壁が透光性を有する場合は、日
光や照明光はそれらの対流防止壁を通して作物を充分に
照射する。
【0008】前記対流防止壁を、たとえばワイヤなどで
吊り下げた合成樹脂フィルムで構成すると、不要な時に
簡単に取りはずせる。対流防止壁および放熱パイプを着
脱自在にすると、夏物作物用の栽培床として用いるとき
に、邪魔にならない。容器本体に中底を設け、その下部
を排水溝にすると、排水がスムーズであり、培地内の水
分が過剰にならない。また側面から底部にかけて透水性
の水抜きマットを有するものは、マットを通して水が下
方に流れるので、さらに排水性がよい。散水チューブを
備えたものは、培地に対して水や液状肥料などを簡単に
供給することができる。排水溝内に暖房用の配管を備え
ているものは、上部の断熱材で覆われていることもあっ
て、培地の温度を適切に管理することができる。断熱材
にポットと嵌合する孔を設けておけば、隙間から冷気が
培地側に漏れたり暖気が上部に逃げたりしない。
【0009】本発明の栽培棚は、多数個の栽培床を密接
して載置しておくことができる。作業者が近付く場合
は、隣接する栽培床を棚の上でずらして人が通れる程度
の隙間を開ける。したがって全体のスペースを大幅に節
約することができる。多数個の栽培床を上下に数段重ね
て載置するようにしてもスペースを大幅に節約できる。
【0010】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明の栽培層に
ついて説明する。図1は本発明の栽培層の一実施例を示
す部分斜視図、図2はその横断面図、図3は本発明の栽
培棚の実施例を示す要部斜視図、図4は図3の栽培棚の
要部を示す正面図、図5は本発明の栽培棚の他の実施例
を示す要部斜視図である。
【0011】図1および図2に示す栽培床1は、上部が
開口した箱状のベッド本体2と、その上部の開口を覆う
断熱板3と、内部の底部近辺に設けられる中底4とを備
えている。本実施例では、ベッド本体2は水平な底板5
と、その両側端から斜めに立ち上がる側壁6とから断面
コ字状に構成されており、側壁6は傾斜部7と、その上
端から垂直に上方に立ち上がる垂直部8とを有する。な
おベッド本体2は垂直部のない台形状の断面としてもよ
く、傾斜部のない矩形断面としてもよい。
【0012】傾斜部7の内面の上下方向における途中に
は、中底4を係止するためのリブ9が形成されている。
また垂直部8の内面には、断熱板3を載せるためのリブ
10が形成されている。さらに垂直部8の外面には、断
面ハ字状のレール部材11が狭い方を外に向けるように
して設けられている。レール部材11はベッド本体2の
剛性を維持するため、および種々の器具を取り付けるた
めのものである。なお隣接する栽培床のレール部材を利
用して、栽培床の間に台車を走らせることもできる。そ
れらの底板5、傾斜部7、垂直部8、リブ9、10およ
びレール部材11は、たとえばアルミニウム合金の押出
し成形品として、一体成型することができる。
【0013】傾斜部7の外面には所定の間隔を開けてブ
ラケット12が溶接などで固定されており、それらのブ
ラケット12に、支持パイプ13が長手方向に沿って取
り付けられている。支持パイプ13は、棚を構成するパ
イプ14の上に栽培床1をスライド自在に載せるための
ものである。
【0014】傾斜部7に形成されているリブ9の上には
前述の中底4が載せられている。中底4は図1に示すよ
うに、たとえば多数の孔を有する金属板(パンチングメ
タル)あるいは金網などで製造することができる。中底
4はベッド本体2の内部を上下に仕切っており、そのた
め中底4の下方には、排水溝15が形成される。排水溝
15の中には温水などを通す暖房配管16が通ってい
る。なお作物の栽培が終了し、つぎの作物の準備をする
ときに、その配管を利用して、あるいは他の配管を配水
溝15に通して、スチームを通し、殺菌処理をすること
ができる。
【0015】垂直部8に形成されているリブ10の上に
は断熱板3が載せられており、その断熱板3がベッド本
体2の内部と上部とを仕切っている。そして内部には半
分程度の高さまで培地17を入れている。断熱板3はた
とえば発泡スチロールなどの断熱性が高い合成樹脂板な
どで製造しうる。培地17としては従来公知のもの(た
とえばロックウールなど)を使用しうる。さらに培地1
7の上部には、散水チューブ18が通されている。散水
チューブ18は、上部に多数の孔を設けた合成樹脂性の
チューブなどにより構成される公知のものである。
【0016】図2に示すように、垂直部8、傾斜部7お
よび中底4の上には、不織布などからなる防根シート1
9が敷かれている。防根シート19は作物の根が下方に
延びていかないようにするためのものである。さらに垂
直部8、傾斜部7および底板5の上には不織布などから
なる水抜きマット20が敷かれている。この水抜きマッ
ト20は水分を重力で下方に引かせ、排水をスムーズに
するためのものである。なお図2では水抜きマット20
は、中底4を乗せる下側のリブ9により上下に分けてい
るが、連続するもののほうが好ましい。そのためリブ9
を部分的に切り欠いて、その部分で上下の水抜きマット
20を連続させる(図1参照)。
【0017】前記断熱板3の上部には、垂直部8の上端
に接するように、0〜5℃程度の冷水を通す放熱パイプ
21が通されている。本実施例では左右に1本ずつ配置
しているが、1本だけでもよく、3本以上でもよい。放
熱パイプ21はアルミニウムないしその合金など、熱伝
導性が高い金属パイプが好ましい。また放熱パイプ21
にはフィンを設けて熱交換の効率を高めるようにしても
よい。
【0018】左右の側壁の垂直部8の上端またはレール
部材11の端部から上方には、それぞれ透明の合成樹脂
シートないしフィルムからなる対流防止フィルム(対流
防止壁)22を展張している。それらの対流防止フィル
ム22の上端は、たとえばワイヤ23などにより支持す
ればよい。ワイヤ23はたとえば図3に示すように、栽
培床の端部近辺に立ち上げたポール24間に張り渡せば
よい。なお対流防止フィルムに代えて、透明な合成樹脂
のプレートなど、自体保持性を有する対流防止壁を採用
してもよい。対流防止フィルム22(およびポール2
4)や放熱パイプ21は、図2の想像線で示すように、
ベッド本体2に対して着脱自在に取り付けるようにして
もよい。その場合は栽培床を冬物作物と夏物作物の両方
に使い分けることができる。
【0019】つぎに上記のごとく構成される栽培床1の
使用方法を説明する。まず専用の苗床などであらかじめ
栽培しようとする作物の苗を育成しておく。苗Nはポッ
トP内にいれた用土25に種を植えて育てるのが好まし
く、それによりポットPごと栽培床に設置することがで
きる。ついで図1に示すように、そのポットPに合わせ
て断熱材3に円形の開口部孔26を形成し、その開口部
26にポットPを嵌合する。ポットPの底部は培地17
内に埋め込み、ポットPの底部ないし側壁に形成した小
孔を通じて培地17の水分や養分を用土25に供給す
る。
【0020】作物がまだ苗である時期では、放熱パイプ
21に冷水を流す必要はなく、単に散水チューブ18か
ら水やその水に溶かした養分を培地17に散布すること
により、培地17および用土25を通じてそれらの水な
どを苗Nに供給する。場合により暖房配管に温水を通し
て暖房してもよい。またこの時期は着脱自在にしている
場合は、断熱板3や放熱パイプ21、対流防止フィルム
22は外しておいてもよい。ついで苗Nが生長し、花芽
分化の時期になると、断熱板3や放熱パイプ21、さら
に対流防止フィルム22を取り付け、放熱パイプ21に
0℃に近い冷水を通し、放熱パイプ21の周囲の空気を
冷却する。冷却された空気は本来であれば低いところに
流れるので、栽培床1から流れてしまうが、この栽培床
の場合は対流防止フィルム22に遮断され、左右の対流
防止フィルム22と断熱板3で囲まれる空間に閉込めら
れ、あふれた分が対流防止フィルム22を越えて流れ出
す以外は、その範囲から外に流れ出さない。
【0021】このようにして滞留した冷気の中で花芽分
化が行なわれるので、夏場であっても冬場の作物を育成
することができる。なおこの時期でも、必要に応じて、
散水チューブから水および液体養分を供給し、暖房配管
により、とくに根の部分を暖房してもよい。花芽分化の
時期が過ぎると、通常の温室栽培と同じように、育成す
ればよい。その場合、根が延びてポットPを越えて培地
17内に侵入することにより、作物は安定して成長して
いく。つぎに結実の時期においては、ふたたび放熱パイ
プ21に冷水を流し、実が小さいまま熟さないように、
ゆっくりと充分に肥大させる。
【0022】図3は上記の栽培床1を棚30に多数配列
することにより構成した栽培棚を示している。棚30は
前述のように所定の間隔に配列したパイプ(棚部材)1
4などで構成されており、通常は各栽培床1を密着して
配列しておき、見回りや細かな作業、収穫などのとき
は、図1における支持パイプ13を矢印S方向にパイプ
14上にすべらせて、作業者が通れる間隔を開ければよ
い。このように栽培床1を密着して配列している場合で
も、対流防止フィルム22は栽培床1の上部のみに冷気
を閉込めているので、隣接する栽培床に冷気の影響を与
えない。そのため冷気を必要とする花芽分化の時期にあ
る栽培床のみを冷却することができる。
【0023】図3における符号31は栽培床1の端部を
閉じる蓋材であり、24はポール、23はフィルム22
を吊るためにポール24間に渡されたワイヤである。ま
た棚30を構成する各パイプ14に、人を通すためのゲ
ートGを千鳥状に配置して設けている。それにより栽培
床1はゲートGを越えて移動する。図4に示す栽培棚で
は、隣接する2基の栽培床1の放熱パイプ21を片側ず
つ用いて一対のレール代わりにして、台車32を走らせ
ている。その台車32は自動的に、あるいは手動で走行
させ、作物の収穫や他の作業時の運搬に使用する。放熱
パイプ21を取り外した冬場は、前述のようにレール部
材(図1の符号11)や側壁6の上端を利用して台車を
走行させることができる。なお図4の栽培棚では、棚3
0を構成するパイプ14の一部を着脱式のゲートG2に
している。すなわち、ゲートG2用のバー33の一端を
パイプ14にヒンジ結合し、矢印H方向に開けることが
できるようにしている。
【0024】図5の栽培棚は、棚部材34を上下に複数
段設けた棚35と、それらの棚部材34に載置した栽培
床1とから構成される。このものも多数の栽培床1を省
スペースで設置することができる。なおベッド本体2を
塗装しないアルミ合金の地肌のままにしておけば、光を
反射するので多段に積んだ各栽培床1の苗にも充分日光
等を照らすことができる。さらに断熱板3の表面にアル
ミ材ないしアルミ箔などの金属を用いると、光の照射が
一層奥まで入っていく。
【0025】
【発明の効果】本発明の栽培床はその栽培床の上部だけ
を冷却することができるので、冷却のコストが少なくて
すみ、また隣接する他の栽培床に影響を与えない。それ
により夏場でも冬物の栽培を簡易な設備で行なうことが
できる。本発明の栽培棚は多数の栽培床を省スペースで
配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の栽培床の一実施例を示す部分斜視図で
ある。
【図2】図1の栽培床の横断面図である。
【図3】本発明の栽培棚の一実施例を示す部分斜視図で
ある。
【図4】本発明の栽培棚の他の実施例を示す要部正面図
である。
【図5】本発明の栽培棚の他の実施例を示す要部斜視図
である。
【符号の説明】
1 栽培床 2 ベッド本体 3 断熱板 4 中底 15 排水溝 16 暖房配管 17 培地 18 散水チューブ 19 防根シート 20 マット 21 放熱パイプ 22 対流防止フィルム P ポット 30 棚

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に開口部を有し、内部に培地が収容
    される細長い箱状の容器本体と、作物が植え付けられる
    部分を残して容器本体の上面を覆う断熱材と、その断熱
    材の上側に容器本体に沿って配設される冷却用の放熱パ
    イプと、容器本体の両側の側壁の上端近辺から立ち上が
    るように設けられる対流防止壁とからなる栽培床。
  2. 【請求項2】 前記対流防止壁が展張された合成樹脂フ
    ィルムからなる請求項1記載の栽培床。
  3. 【請求項3】 前記対流防止壁が透光性を有する請求項
    1記載の栽培床。
  4. 【請求項4】 前記放熱パイプおよび対流防止壁が容器
    本体に対して着脱自在に取りつけられている請求項1記
    載の栽培床。
  5. 【請求項5】 容器本体の内部に、その内部を上部と底
    部とに仕切る透水性の中底が設けられ、上部に培地が収
    容されると共に、底部が配水溝になっている請求項1記
    載の栽培床。
  6. 【請求項6】 容器本体の側壁内面から底部にかけて透
    水性の水抜きマットが設けられている請求項1記載の栽
    培床。
  7. 【請求項7】 前記容器本体の内部で、培地の上方に、
    散水チューブが通されている請求項1記載の栽培床。
  8. 【請求項8】 前記配水溝内に、暖房用ないし殺菌用の
    配管が通されている請求項5記載の栽培床。
  9. 【請求項9】 前記断熱材に所定の間隔で栽培用のポッ
    トを収容するための孔が設けられており、各ポットの上
    端外周がその孔に嵌合し、下端近辺が前記培地内に埋め
    られている請求項1記載の栽培床。
  10. 【請求項10】 前記容器本体の下部の左右に、容器本
    体に沿って棒状の支持部材が配設されており、それらの
    支持部材と交わる向きに設けられた複数本の棒状の棚部
    材からなる棚の上に、その棚部材の長手方向に摺動自在
    に設けられている請求項1記載の栽培床。
  11. 【請求項11】 人が通ることができる間隔で平行に配
    列された複数本の棒状の棚部材からなる棚と、その棚の
    上に、棚部材と交わる方向に摺動自在に載置された複数
    個の請求項1記載の栽培床とからなる栽培棚。
  12. 【請求項12】 前記棚部材の一部が、人が通れる範囲
    で着脱自在に設けられている請求項11記載の栽培棚。
  13. 【請求項13】 隣接する栽培床の間に、それぞれの放
    熱パイプないし容器本体の側壁を軌道とする台車が走行
    自在に載置されている請求項10記載の栽培棚。
  14. 【請求項14】 上下方向に配置される複数段の棚部材
    を有する棚と、その棚に載置された複数個の請求項1記
    載の栽培床とからなる栽培床。
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