JP2626139B2 - パワーmosfet - Google Patents

パワーmosfet

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JP2626139B2
JP2626139B2 JP2057578A JP5757890A JP2626139B2 JP 2626139 B2 JP2626139 B2 JP 2626139B2 JP 2057578 A JP2057578 A JP 2057578A JP 5757890 A JP5757890 A JP 5757890A JP 2626139 B2 JP2626139 B2 JP 2626139B2
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星  正勝
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【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、パワーMOSFETに関し、特に、パワーMOSFET
のオン抵抗を低減する技術に関する。
〔従来技術〕
従来のパワーMOSFETとしては、例えば、第8図〜第10
図に示すようなものが知られている。
まず、第8図は、VDMOSと呼ばれる縦型構造のパワーM
OSの断面図である。
このデバイスは、P形のチャネル領域103とN形ソー
ス領域104を、ポリSiゲート107をマスクにして順次ドレ
イン領域を成すN形半導体基板102中へ拡散することに
よって作られる。
近年、微細加工技術の進歩によってセル(基本トラン
ジスタ)密度が向上したことにより、等価的に電流通路
が増加し、それに伴ってオン抵抗が減少し、100V以下の
耐圧のデバイスでは、オン抵抗が1mΩ・cm2を切る低オ
ン抵抗のものが発表されている。このようなデバイスに
関する文献としては、例えば、「“Blanket LPCVD Tung
usten Silicide Technology for Smart Power Applicat
ions":Krishina Shenai et al.IEEE EDL vol.10,No.6,J
une1989」に記載されているものがある。
しかし、上記のように微細化が進むと、チャネル抵抗
が減少する半面、チップの厚みの大半をしめる半導体基
板112の抵抗Rsubが無視できなくなってきた。すなわ
ち、オン抵抗Ronはデバイス各部の直列抵抗として、 Ron=Rch+Rac+Repi+Rsub …(1) ただし、Rch:チャネル抵抗 Rac:アキュムレーション抵抗 Repi:エピタキシャル層の拡り抵抗 Rsub:N+基板の抵抗 で表わされるが、本発明者等の計算によれば、セルサイ
ズが10×10μmを切るようになると、基板112の抵抗R
subが全体の30〜40%を占めるようになることが判っ
た。
なお、上記の値は、ゲート酸化膜厚=500Å、ゲート
実効電圧=15V、エピタキシャル層の比抵抗=0.4Ω・c
m、エピタキシャル層の厚さ=6.5μm、N+基板比抵抗=
0.04Ω・cm、N+基板の厚さ=380μmとして計算した値
である。
上記の半導体基板112の抵抗を減らす方法としては、
不純物濃度を上げる方法や厚さを薄くする方法がある
が、前者はエピタキシャル層102の結晶性の悪化という
問題、後者は機械強度の低下によるウエハの割れという
問題があり、いずれも限界にきている。
一方、上記のごとき縦型構造とは異なった構造とし
て、ドレイン電極も半導体基板表面から取り出す構造が
ある。この例が第9図に示されている横型DMOS(Latera
l DMOS、以後LDMOSと記す)である。
第9図のデバイスにおいては、電流はN+ドレイン領域
101からNエピタキシャル領域102を経て、チャネル領域
103の反転層を通ってソース領域104へと主に基板表面を
流れるため、基板抵抗の影響は少なくなる。しかし、ド
レイン電極取り出しのために新たにN+領域101を設ける
必要が有ること、および配線数の増加によってセル密度
が低下するという問題がある。従ってLDMOSにおいて
は、セル密度を低下させないようなセル構造(セルパタ
ーン)をとることが重要である。
上記のような目的に合った従来のセルパターンとして
第10図に示すメッシュゲート構造が知られている。
第10図の例は、ゲート電極を成すポリSiの一部を正方
形に除去してソース開口部105とドレイン開口部106とを
形成し、かつ両者を互い違いに配置していることが特徴
である。
また、ドレイン、ソースの電極配線は斜め方向に走る
ストライプパターンになっている。
ソース開口部105からは公知の拡散自己整合(Diffusi
on Self−Align)技術によってP形のチャネル領域103
とN形のソース領域104が形成されている。また、ドレ
イン開口部106からは電極接続時に低オーミックコンタ
クトをとるための高濃度N形不純物がドープされてい
る。
なお、第10図においては、見やすくするため、ゲート
電極107、ドレイン電極113Aおよびソース電極116A以外
のパターンは図示を省略しているが、第10図のX−X断
面が第9図に対応するので両図面を参照すれば自ずと理
解されよう。
上記第10図の従来例は、ソース、ドレインがセル分割
されているため、効率的にオン抵抗を下げることが出来
るが、ソース開口部105とドレイン開口部106が全く同じ
形状、面積を有しているため、オン抵抗をさらに下げよ
うとする場合には不都合な点がある。
すなわち、第9図から判るように、LDMOSのオン抵抗R
onは、Rac、Repi及びRsubの並列抵抗とRchとの和(な
お、Rac、Repi、Rsubは電流の方向が違うため第8図と
は算出方法が異なる)になるので、 で示される。そして、上記(2)式の右辺第1項はソー
ス開口部105の大きさに依存するのに対し、右辺第2項
はドレイン開口部106の大きさに強く依存する。
ところが従来のメッシュゲート構造においては、ソー
ス開口部とドレイン開口部とが同一面積であったため、
他の条件(特に素子の耐圧)に応じて上記の各抵抗値が
定まると、一義的に右辺第1項と第2項の値が定まって
しまう。
この場合、右辺第1項と第2項の値が同じ程度の値で
あれば問題ないが、両者が大幅に異なる場合には、大き
な方の抵抗値によって全体のオン抵抗の値が支配される
ことになり、それ以上オン抵抗を下げることが困難にな
る、という問題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、従来のVDMOSにおいては、基板抵抗の
影響でオン抵抗を低くすることが困難であり、また、LD
MOSは、VDMOSに比べれば、オン抵抗を効率的に下げる構
造が可能であるが、従来の構造ではソース開口部とドレ
イン開口部とが同形状、同面積であったため、全体のオ
ン抵抗を構成する抵抗を自由に選定することが出来ず、
或る程度以上オン抵抗を下げることが困難である、とい
う問題があった。
本発明は、上記のごとき従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、メッシュゲートLDMOSよりも
さらに低オン抵抗を可能にした横型構造のパワーMOSFET
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明においては、特許
請求の範囲に記載するように構成している。
すなわち、本発明においては、同一チップ上に各セル
を形成するドレイン開口部とソース開口部とが規則的に
所定のピッチで配置され、かつ、各セルにおける上記ド
レイン開口部の面積と上記ソース開口部の面積とが異な
るように選定されたセル配置を有し、かつ、上記チャネ
ル領域の拡散窓となる上記ソース開口部の形状が略円形
であるように構成したものである。
〔作用〕
前記のように、オン抵抗Ronは、Rac、Repi及びRsub
並列抵抗とRchとの和で示され、かつRchはソース開口部
の大きさに依存し、Rac、Repi及びRsubはドレイン開口
部の大きさに依存する。
そのため、オン抵抗中におけるソース開口部の大きさ
に依存する抵抗部分Rchの値と、ドレイン開口部の大き
さに依存する抵抗部分Rac、Repi、Rsubとの値が大幅に
異なる場合は、大きな方の抵抗値で全体のオン抵抗値が
支配されてしまう。したがってソース開口部とドレイン
開口部とのうちの抵抗値の大きな方の面積を大きく設定
し、それに依存する抵抗値を低下させてやれば、全体の
オン抵抗の値を大幅に低下させることが出来る。
なお、オン抵抗を形成する前記の各抵抗の値は、主と
して素子の耐圧によって定まり、一般に、耐圧100V程度
を境にして、それ以下では前記(2)式の右辺第1項が
支配的になり、それ以上では右辺第2項が支配的にな
る。したがって耐圧が100Vより低い素子ではソース開口
部の方を大きくしてRchを低下させればオン抵抗の値を
効果的に低下させることが出来、逆に耐圧が100Vより高
い素子では、ドレイン開講部の方を大きくしてRac、R
epi、Rsubを低下させれば、オン抵抗の値を効果的に低
下させることが出来る。
なお、1ヵ所の面積を大きくすると広がり効果のため
電流が均等に流れず、広い面積の効果が減殺されるの
で、一つの開口部の面積を増加させるよりも開口部の数
を増加させるとより効果的である。例えば後記第1図で
は、1個のドレイン開口部に対して4個のソース開口部
を設け、また、第3図では、1個のドレイン開口部に対
して6個のソース開口部を設けた例を示している。
また、チャネル領域の拡散窓となるソース開口部の形
状を略円形にしたことにより、ソース開口部からの拡散
によって形成されるチャネル領域の拡散プロファイルが
均一化されるため、製造時に耐圧やしきい値のような特
性の制御性を向上させることが出来るので、より微細化
した場合でも特性の優れたLDMOSを容易に実現すること
が出来る。
〔発明の実施例〕
第1図は、本発明の前提となる参考例の平面図、第2
図は第1図のY−Y断面図である。なお、前記第8〜10
図の従来例と同じ構成要素については同じ番号を付して
いる。また、第1図は見やすくするため主要部分以外は
省略している。
第1図において、正方形のドレイン開口部6(符号D
を付した個所)と、そのまわりを囲うように設けられた
6角形のソース開口部5(符号Sを付した個所)とが設
けられ、それらは規則正しく縦横に等ピッチで4角形に
配置され、一つの4角形が1つのセルを形成している。
また、107はゲート電極、13Aは1層目のドレイン電極、
16Aは1層目のソース電極である。
次に、第2図において、N形のエピタキシャル層(以
下Nエピタキシャル層と呼ぶ)102は、LDMOSのドレイン
領域の一部として電流通路となり、かつドレイン・ソー
ス間の耐圧を確保する電界緩和領域として働く部分であ
り、その比抵抗と厚みは耐圧に応じて選ばれることは従
来と同様である。
また、P形のチャネル領域103とN形のソース領域104
は、第1図のソース開口部5から公知の拡散自己整合技
術によって形成される。
また、ドレインコンタクトをとるためのN+ドレイン領
域101は、第1図のドレイン開口部6から拡散される。
ソース、ドレイン配線は、先ず1層目のAl電極16A、1
3Aによって引き出される。そしてドレイン配線について
はさらに層間絶縁膜10の上部に設けられた2層目のAl電
極13へと引き出されている。こうすることによって配線
の自由度が向上し、セル密度の向上を図ることが出来
る。
なお、N+基板112AはLDMOSにとっては不可欠のもので
はないが、抵抗を下げる上ではあった方がよい。ただし
基板ではなく低抵抗の埋め込み層であってもかまわな
い。
次に作用を説明する。
一例として、ブレークダウン電圧Bvdssが50V級のLDMO
Sの場合について説明する。
この場合、チャネル領域103とN+ドレイン領域101との
間隔Ldcは、耐圧を確保するためにはLdc=2μmは必要
である。また、Nエピタキシャル層102の比抵抗は0.4Ω
・cm程度、厚さ=7μm程度が必要になる。また、チャ
ネル長Lも同様に1.5μm以上は必要である。さらにN+
埋め込み層112のシート抵抗=100Ω/□、ゲートSiO2
さ=500Å、ゲート電圧=5V、しきい値電圧=1Vとした
場合、単位幅(1cm)当りの抵抗は、およそRch=1Ω、
Rac=1Ω、Repi=0.1Ω、Rsub=2mΩとなる。
上記の結果を前記(2)式に代入すると、 となる。なお、Repi、Rsubについては、広がり効果のた
め電流が均等に流れないので上記の結果よりは大きくな
るが、それでも右辺第1項のチャネル抵抗Rchに比べる
と、右辺第2項のドレインサイドの抵抗はかなり小さい
と予想できる。
従ってドレインサイドの面積を削ってチャネル領域の
幅確保を優先したほうが有利であることがわかる。すな
わち、この場合には、ドレイン開口部よりもソース開口
部の総面積を大きくしてチャネル領域の面積を大きく
し、それによってチャネル抵抗Rchを低下させれば、全
体のオン抵抗の値を大幅に低下させることが出来る。
第1図の参考例においては、ドレイン開口部6を囲む
ようにソース開口部5が取り巻いており、チャネル領域
への面積割り当てが大きくなっているので、効果的にチ
ャネル幅を増大させデバイス全体のオン抵抗を下げるこ
とができる。
なお、第1図において、ドレイン開口幅dやソース開
口幅s、ゲート連結部幅cなどは微細加工の能力に応じ
て適宜選べばよい。
上記の計算例は、50Vクラスのものを例示したが、耐
圧が100V以上のものでは、逆にドレインサイドの抵抗が
支配的になる場合がある。そのようなときは第1図のソ
ース開口部5とドレイン開口部6を入れ替え、ドレイン
サイドに面積割り当てを優先することにより、全体のオ
ン抵抗を効率的に低下させることが出来る。
(実施例) 次に、第3図は、本発明の実施例の平面図である。な
お、Y−Y断面図は前記第2図と同じである。
この実施例は、円形のソース開口部およびドレイン開
口部を、6角形のセルレイアウトに配置した例である。
ドレイン開口部26に対してソース開口部25が6角形の
頂点に配置されており、結果的にソース開口部25の面積
がドレイン開口部26の面積を上回るようにしている。な
お第3図の例ではソース開口部とドレイン開口部との面
積比が2:1になっている。
この実施例は、前述の説明で判るように、50Vクラス
のLDMOSに適した配置であるが、さらに高耐圧の用途で
は、ソース開口部とドレイン開口部とを入れ替えればよ
いことは前記参考例と同様である。
また、この実施例では、ソース開口部25を円形にした
ことにより、ここから拡散によって形成されるチャネル
領域103の拡散プロファイルが均一化されるため、さら
に微細化したときに、耐圧やしきい値のコントロールが
しやすいという利点がある。
次に、第4図〜第7図は、チップの全体図と周辺部の
構造の一実施例を示す図であり、第4図は全体の平面
図、第5図は第4図のW−W断面図、第6図は第4図の
U−U断面図、第7図は第4図のZ−Z断面図である。
第4〜7図においては、前記のソース開口部およびド
レイン開口部は、模擬的にセル24として示されている。
これらのセルは規則正しくアクティブエリア23内に配置
され、2層目のAlで構成されたゲートパッド70、ソース
パッド60、ドレインパッド50を通して本チップがマウン
トされるべきパッケージのリードにワイヤ接続される。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、この発明によれば、LDMOS
において各セルのドレイン開口部とソース開口部の占有
面積が異なるセル配置をとる構成としたことにより、
VDMOSで問題になった基板抵抗の影響を解決するととも
に、メッシュゲートLDMOSをさらに上回る低オン抵抗のL
DMOSを実現することが出来る。また、デバイスの耐圧
に応じて自由にセル割り付けが可能なため適用範囲が広
い、という優れた効果が得られる。
また、チャネル領域の拡散窓となるソース開口部の形
状を略円形にしたことにより、ソース開口部からの拡散
によって形成されるチャネル領域の拡散プロファイルが
均一化されるため、製造時に耐圧やしきい値のような特
性の制御性を向上させることが出来るので、より微細化
した場合でも特性の優れたLDMOSを容易に実現すること
が出来る、という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の参考例の平面図、第2図は第1図のY
−Y断面図、第3図は本発明の実施例の平面図、第4図
は本発明の一実施例におけるセル全体の平面図、第5図
は第4図のW−W断面図、第6図は第4図のU−U断面
図、第7図は第4図のZ−Z断面図、第8図は従来の縦
型パワーMOSの断面図、第9図は従来の横型パワーMOSの
断面図、第10図は従来の横型パワーMOSの平面図であ
る。 <符号の説明> 5……ソース開口部(S) 6……ドレイン開口部(D) 10……層間絶縁層 13……2層目ドレイン電極 13A……1層目ドレイン電極 16A……1層目ソース電極 17A……1層目ゲート引き出し配線 23……アクティブエリア(セル敷き詰めエリア) 24……セル 25……ソース開口部(S) 26……ドレイン開口部(D) 30……ガードリング 50……ドレインパッド 60……ソースパッド 70……ゲートパッド 101……N+ドレイン領域 102……N形エピタキシャル層 103……チャネル領域 104……ソース領域 105……ソース開口部 106……ドレイン開口部 107……ゲート電極 108……ゲートSiO2 110……絶縁膜 112……N+基板 112A……N+基板または埋め込み層 113……ドレイン電極 113A……ドレイン電極 116……ソース電極 116A……ソース電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八尾 健之 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−37875(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドレイン領域となる第1導電型の半導体基
    体の第一主面側に形成された絶縁ゲートと、 該絶縁ゲートに設けられたソース開口部からの2重拡散
    によって形成された第2導電型のチャネル領域および該
    チャネル領域内に形成された第一導電型のソース領域
    と、 同じく上記絶縁ゲートに設けられたドレイン開口部から
    上記半導体基体に電気的導通をとるために形成された第
    1導電型の高濃度ドレイン領域とを有し、 上記ソース、ドレイン、ゲートの各電極がすべて上記第
    一主面側に設けられた、LDMOSFETの構造を有するセルが
    同一チップ上に複数個配置されたパワーMOSFETであっ
    て、 同一チップ上に各セルを形成する上記ドレイン開口部と
    上記ソース開口部とが規則的に所定のピッチで配置さ
    れ、各セルにおける上記ドレイン開口部の面積と上記ソ
    ース開口部の面積とが異なるように選定されたセル配置
    を有し、かつ、上記チャネル領域の拡散窓となる上記ソ
    ース開口部の形状が略円形であることを特徴とするパワ
    ーMOSFET。
  2. 【請求項2】ドレイン領域となる第1導電型の半導体基
    体の第一主面側に形成された絶縁ゲートと、 該絶縁ゲートに設けられたソース開口部からの2重拡散
    によって形成された第2導電型のチャネル領域および該
    チャネル領域内に形成された第一導電型のソース領域
    と、 同じく上記絶縁ゲートに設けられたドレイン開口部から
    上記半導体基体に電気的導通をとるために形成された第
    1導電型の高濃度ドレイン領域とを有し、 上記ソース、ドレイン、ゲートの各電極がすべて上記第
    一主面側に設けられた、いわゆるLDMOSFETの構造を有す
    るセルが同一チップ上に複数個配置されたパワーMOSFET
    であって、 同一チップ上に各セルを形成する上記ドレイン開口部と
    上記ソース開口部とが規則的に所定のピッチで配置さ
    れ、かつ、上記ドレイン開口部と上記チャネル領域の拡
    散窓となるソース開口部とが略円形で同じ面積を有し、
    各セルにおいて上記ドレイン開口部またはソース開口部
    の一方に対して他方の数が多く、数の少ない方を中心位
    置においた多角形の各頂点に他方を配置したことを特徴
    とするパワーMOSFET。
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