JP2619664B2 - 電話機付属機器のオフフック検出方法 - Google Patents

電話機付属機器のオフフック検出方法

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民男 安室
外茂三 寺岡
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東洋通信機株式会社
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電話機付属機器のオフフック検出方法に関
し、特に電話機に付設されたデータ通信装置のダイヤル
発信に際して電話回線の空き状態を検出するための電話
機付属機器のオフフック検出方法に関する。
(従来の技術) 近年、利用者のニーズの多様化と高度化に伴い、大容
量のデータベースや中央のホストコンピュータと、高性
能の端末機とをネットワークで結合し、鉄道乗車券や航
空券等の発券業務、特許または技術情報の検索、新聞記
事の情報検索、商品情報や観光情報の提供、販売在庫管
理等を行うデータ通信サービスが普及している。
大量のデータを常時扱う大規模なデータ通信サービス
では、専用回線と高度な機能を備えた端末機を用いる
が、小規模なデータ通信サービスにおいては、加入電話
網である公衆回線を利用し、簡単なデータ通信機能を付
加した電話機で種々のサービスを享受することができ
る。
電話機の使用を本来の目的としている電話回線に自動
ダイヤル発信機能を有するデータ通信装置を接続する場
合には、電話機使用中にデータ通信装置がダイヤル発信
を開始して通話を妨害することがないように対策を講じ
る必要がある。
このため、一般にこの種のデータ通信装置には、受話
器が電話機上にあるか否か、即ち通話中き否かを検出す
るためのオフフック検出回路が電話機と電話回線との間
に直列に介設されている。
このオフフック検出は、通常電話回線中に流れる通話
電流の有無から電話機が使用中か否かを判定することに
よって実現されている。
即ち、一対の電話回線の一方側にフォトカプラ等の電
流検出素子を直列に介挿し、該検出素子からの検出信号
に基いて、例えば通話信号が出力されていれば、その
間、データ通信装置のダイヤル発信を禁止して通話妨害
を防止している。
このような従来のオフフック検出方法においては、電
話回線自体に電流検出素子の一部を直列に挿入している
ために、通話電流を正確に検出することができる反面、
電流検出素子が何らかの原因で非導通破壊した場合に、
それと同時に電話回線も切断されてしまい、データ通信
装置のみならず電話機までも使用不能になるという問題
が生じる。
このため、特に高信頼性が要求される場合、例えば第
三者が電話機の利用者に付加的に他のサービスを提供す
るためにデータ通信装置を設置する場合等においては、
フォトカプラ等の電流検出素子の非導通破壊が及ぼす影
響が大きいため、電流検出素子として大電流に対する許
容量の大きいリレー巻線等が使用される。
しかしながら、リレー巻線を用いた場合、一対の電話
回線の一方にリレー巻線部が直列接続されるため、電話
機の使用に際し、電話回線中に僅かながらノイズが混入
し、通話時の音声の質が少なからず劣化するという問題
があった。このノイズは、コイル周囲の磁界によってコ
イルに発生する無用の電圧が原因になるものと考えられ
る。
(発明の目的) 本発明の目的は、上記従来の技術の問題点を解消し、
リレー巻線部を介することによる通話電流へのノイズ混
入を最小限に抑えることができる電話機付属機器のオフ
フック検出方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の電話機付属機器の
オフフック検出方法は、電話回線の一方にリレー巻線部
を直列接続することによりデータ通信装置のダイヤル発
信に際して当該回線中の通話電流の有無を検知してデー
タ通信装置の作動の可否を判定する電話機付属機器のオ
フフック検出方法において、常時においては前記リレー
巻線部をバイパス用のスイッチで短絡することによって
リレー巻線部をバイパスさせて電話機へのノイズ混入を
有効に防止し、データ通信装置がダイヤル発信を開始す
る直前にのみ電話回線が空き状態か否か(通話中か否
か)を検知するためにバイパス用のスイッチを開いてリ
レー巻線部を導通させて通話電流を検出し、通話電流が
検出されない場合には電話回線をデータ送受信部へ切り
替えるようにしたことを特徴としている。
(実施例) 以下、図面に基いて本発明の電話機付属機器のオフフ
ック検出方法を詳細に説明する。
第1図は本発明方法を適用したブロック回路図を示
し、電話機1と一対の電話回線2の間にはデータ通信装
置3が介設されている。データ通信装置3は、電話回線
の空き状態を検出するためのオフフック検出回路4と、
ホストコンピュータ(図示せず)との間の情報伝送作用
を実現するデータ送受信部5と、電話機1とデータ送受
信部5との選択的切替を行うために各電話回線に夫々直
列に介挿されたリレー接点6、7とから構成される。
オフフック検出回路4は、電話回線2の一方側に直列
に接続されたリレー巻線部8と、該リレー巻線部8に並
列接続されたバイパスコンデンサ9と、リレー巻線部8
及びバイパスコンデンサ9に対して夫々並列に接続され
たスイッチ10を有する。バイパスコンデンサ9は、音声
信号がリレー巻線部8によって減衰しないようバイパス
させるものである。スイッチ10は、電話機使用中には閉
路することによってリレー巻線部8をバイパスするとと
もに、ダイヤル発信開始に先立って電話機の使用の有無
を検出するために短時間開路するものであり、本発明方
法における特徴的機能を果す部分である。
データ送受信部5には、リレー巻線部8に通話電流が
検知されたときに閉じるリレー接点11が設けられてい
る。
本発明方法の要旨は、オフフック検出回路4内に他の
スイッチ10を含むバイパス路を形成し、通常の電話機使
用時の通話電流はこのバイパス路を流れるように構成
し、電話回線に直列接続されたリレー巻線部8へは通話
電流検出時のみ接続することによって、リレー巻線を介
することによる通話電流中へのノイズ混入を最小限に抑
えることを可能としたことに存する。
以上の構成において、本発明方法の作用を説明する。
電話機1と、データ送受信部5との接続切替は、デー
タ通信装置3内部に配設され一対の電話回線の夫々に直
列に介設されたリレー接点6、7によって行われ、リレ
ー接点6、7が図示のように実線位置にあるときに電話
機1と電話回線2とが接続され、通話可能状態となる。
一方、リレー接点6、7が点線位置へ切り替わると、
電話機1は切離され、電話回線とデータ送受信部5とが
接続されて電話回線を利用したデータ通信が可能とな
る。
なお、従来のオフフック検出回路のようにスイッチ10
が設けられていない構成であると、リレー接点6、7が
実線側に接続して電話機がオフフックされたときに通話
電流が流れ、電話回線2の一方に直列に挿入されたリレ
ー巻線部8により生成されたノイズが混入するという問
題があること前述の通りである。
このような問題を解消するために本発明の方法におい
ては、リレー巻線部8と並列に通話電流のバイパス路を
形成するスイッチ10を新たに設け、通常の電話機使用時
にはリレー巻線部8への通話電流の導通を阻止して該バ
イパス路を通話電流路として使用するようにしたもので
ある。
即ち、第1図においてリレー接点6、7が点線側に切
り替わってデータ送受信部5がデータ通信を開始する場
合には、開始に先立って通話電流の有無を判定する。こ
の際、まずスイッチ10を開路することによって、バイパ
ス路を直流的には非導通状態にすると同時にリレー巻線
部8を導通させて、データ送受信部5に設けられたリレ
ー接点11を開閉して通話電流の有無を検知する。
即ち、リレー接点11が閉じて通話電流が流れていると
判定された場合には、電話機が使用中であるから、直ち
にスイッチ10を閉じることによって再度バイパス路を導
通させて巻線部8への通話電流を導通禁止することによ
り、電話回線へのノイズ混入を効果的に防止することが
できる。
次に、リレー接点11の開放により電話機が不使用であ
ると判定されたときには、リレー接点6、7を点線側へ
切り替えてデータ送受信部5を電話回線2に接続して所
定の情報通信を行い、動作終了後リレー接点6、7を実
線側へ戻す。この間、電話機1は、電話回線2から切離
されていることになる。
本発明方法によれば、電話機利用者に第三者が他のデ
ータ通信サービスを提供するため、電話機の電話回線と
共用してデータ通信装置を設置する場合等において、装
置の信頼性を向上させることができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の電話機付属機器のオフフ
ック検出方法によれば、通常時の電話機の通話電流をオ
フフック検出回路のリレー巻線部と並列に接続したスイ
ッチにより構成されるバイパス路に流すことにより、リ
レー巻線部による通話電流へのノイズ混入を最小限に抑
えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を適用したブロック回路図である。 1……電話機、2……電話回線 3……データ通信装置、4……オフフック検出回路、5
……データ送受信部 6、7……リレー接点、8……リレー巻線部 9……バイパスコンデンサ、10……スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の電話回線を電話機と共用するデータ
    通信装置の自動ダイヤル発信開始前に該電話回線の一方
    に直列接続されたリレー巻線部により電話機の通話電流
    の有無を検知してデータ通信装置の作動の可否を判定す
    る電話機付属機器のオフフック検出方法において、 前記リレー巻線部と並列にバイパススイッチを設けると
    ともに電話機による通常の通話時には前記バイパススイ
    ッチを閉じて前記バイパススイッチに通話電流を流すと
    ともに、前記データ通信装置の自動ダイヤル発信開始直
    前にだけ前記バイパススイッチを開いて前記リレー巻線
    部を駆動可能状態にすることによって通話電流の有無を
    検出するようにしたことを特徴とする電話機付属機器の
    オフフック検出方法。
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