JP2618916B2 - 動き補償のブロックサイズ決定方法 - Google Patents

動き補償のブロックサイズ決定方法

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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [目 次] 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第5,6図) 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段(第1図) 作 用(第1図) 実施例[第2図,第3図(a),(b),第4図
(a),(b)] 発明の効果 [概 要] 画像情報、特に動画像情報について予測誤差を求めて
動き補償を行なうべきブロックの大きさを決定するため
の動き補償のブロックサイズ決定方法に関し、 動き補償を施すブロックサイズを画像情報に含まれる
エッジ情報に基づいて可変にできるようにすることを目
的とし、 画像情報について動き補償を行なうべきブロックサイ
ズを決定するに際し、まず、画面を複数の小ブロックに
区切り、該小ブロック中のエッジ個数を求め、該エッジ
個数が所定のしきい値より小さければ、エッジ個数がし
きい値より大きくなるまで、該小ブロックを結合して大
きいブロックにしてゆくことにより、動き補償のための
ブロックサイズを決定するように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、画像情報、特に動画像情報について予測誤
差を求めて動き補償を行なうべきブロックの大きさを決
定するための動き補償のブロックサイズ決定方法に関す
る。
例えば、テレビ電話やテレビ会議での画像信号につい
ていえば、その2つのフレーム間では対応する画像は一
般に似通った値をもつため、このようなフレーム間の情
報は強い相関をもつ。このために、画像信号の帯域圧縮
符号化が施されるが、このとき動画像について予測誤差
を求めて動き補償を施すことが行なわれている。
ここで、動き補償方式は、動画像帯域圧縮方式の1つ
で、動き補償フレーム間符号化方式ともいい、これはフ
レーム間の相関を利用し、動きの検出を行なうことによ
り、時間軸方向の冗長度を大きく削減する方式である。
[従来の技術] 第5図は動き補償方式を説明するためのシステム構成
図であるが、この第5図において、1は送信部で、この
送信部1では、入力信号(原画情報)に対し、動き補償
手段2によって例えば最小二乗誤差や絶対値誤差等から
予測誤差を求めることにより動き補償を施し、量子化手
段3によって量子化を施し、更には符号化手段4によっ
て符号化して、入力信号を受信部5へ送ることが行なわ
れる。
そして、受信部5では、受信信号を復号化手段6によ
って復号化し、動き補償手段7によって送信部1と同様
にして動き補償を施し、更には逆量子化手段8によって
逆量子化して再生画像として出力するようになってい
る。
なお、動き補償手段2,7は、第6図に示すごとく、フ
レームメモリ21,71や動き補償制御回路22,72をそなえて
いる。
ところで、従来の動き補償方式では、1フレームを複
数のブロックに分割して各ブロックごとに動き補償を施
すことが行なわれるが、動き補償をかけるブロックサイ
ズは画面の平坦部[エッジ(画像の輪郭部等)の少ない
部分]でも変化の激しい部分(エッジの多い部分)でも
同一である。
一般に、動き補償のブロックサイズは大きいほど、動
き補償の動き情報を伝送する情報量は少なく、また動き
補償により得られた画面と原画との差(誤差)は大き
い。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来は、上述のごとく、画面のどんな
部分でも同じブロックサイズで動き補償を行なっている
ので、例えばブロックサイズが一様に大きいときには、
画面の平坦部では生じる誤差が少ないが、画面の変化が
激しい部分では誤差が大きく、また逆にブロックサイズ
が一様に小さいときには、画面の変化が激しい部分では
生じる誤差が少ないが、画面の平坦部では誤差はブロッ
クサイズが大きいときとほぼ同じであるにもかかわらず
余分な情報量が増えてしまうという問題点がある。
本発明は、このよう二律背面的な問題点を解決しよう
とするもので、動き補償を施すブロックサイズを画像情
報に含まれるエッジ情報に基づいて可変にできるように
した、動き補償のブロックサイズ決定方法を提供するこ
とを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
第1図において、S1は再生画A(X,Y)情報を取り込
むステップであり、 S2は再生画A(X,Y)情報に対応するエッジ検出画面
E(X,Y)を検出するステツプであり、 S3は次に符号化する画面A′(X,Y)情報を再生画A
(X,Y)情報を用いて大きなブロックで動き補償をかけ
るとともに、再生画A(X,Y)情報が動いた分だけエッ
ジ検出画面E(X,Y)を動かすステップであり、 S4はエッジ検出画面E(X,Y)を所要の小ブロックに
分割するステップであり、 S5は小ブロック中のエッジ個数が所定のしきい値TH以
上になるまで、該小ブロックを結合してゆくステップで
あり、 S6はエッジ個数が所定のしきい値TH以上になったエッ
ジ検出画面E(X,Y)中のブロックの大きさから動き補
償を行なう再生画ブロックの大きさを決定するステツプ
である。
なお、ステップS3は省略してもよい。
[作 用] 画像情報について動き補償を行なうべきブロックサイ
ズを決定するに際しては、第1図に示すごとく、まず、
前画面の再生画A(X,Y)情報からエッジを検出するこ
とにより、所要の大きさのエッジ検出画面ブロック中の
エッジ個数を求める(ステップS1,S2,S4)。
このとき、ステツプS3で、前画面に対し大きなブロッ
クで動き補償を行なったのち、エッジ検出画面も同じ動
き量だけ動かしておく。
その後は、ステップS5,S6で、小ブロック中のエッジ
個数が所定のしきい値より大きければ、エッジ個数がし
きい値以下になるまで、このエッジ検出画面小ブロック
を結合してゆき、エッジ個数が所定のしきい値TH以下に
なったエッジ検出画面E(X,Y)の大きさから動き補償
のための再生画ブロックサイズを決定する。
なお、ステップS3の処理は省略してもよい。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
さて、本実施例の場合、第2図に示すような動き補償
方式をもったシステムに適用されるが、このシステムで
は、送信部1で、入力信号(原画情報)に対し、動き補
償手段2によって予測誤差を求めることにより動き補償
を施し、量子化手段3によって量子化を施し、更には符
号化手段4によって符号化して、入力信号を受信部5へ
送ることが行なわれる。そして、受信部5で、受信信号
を復号化手段6によって復号化し、動き補償手段7によ
って送信部1と同様にして動き補償を施し、更には逆量
子化手段8によって逆量子化して再生画像として出力す
るようになっている。
ところで、送信部1には、前画面の再生画A(X,Y)
情報からこの再生画A(X,Y)情報に対応するエッジ検
出画面E(X,Y)を複数の小ブロック(例えば4×4)
に分割するブロック分割手段9,各小ブロック中のエッジ
個数を検出するエッジ検出手段11,このエッジ検出手段1
1によって検出されたエッジ個数を2次元の状態で記憶
する2次元メモリ13,このメモリ13に記憶されてい各小
ブロック中のエッジ個数としきい値THとに基づいて小ブ
ロックを結合してゆくブロック結合手段15,このブロッ
ク結合手段15によって結合されたエッジ検出画面ブロッ
クに基づいて動き補償を行なうべき再生画ブロックの大
きさを決定するブロックの大きさ決定手段17とが設けら
れており、このブロックの大きさ決定手段17によって決
定されたブロックサイズ情報は動き補償手段2へ行なわ
れる。
なお、エッジの検出は一例としてラプラシアン等を用
いて行なわれ、エッジかエッジでないか(二値化)は、
適当なしきい値を、ラプラシアンをかけたあとに設け、
判断することが行なわれる。
また、受信部5にも、同様にして、ブロック分割手段
10,エッジ検出手段12,2次元メモリ14,ブロック結合手段
16,ブロックの大きさ決定手段18が設けられている。
次に、第3図(a),(b)に示すフローチャートを
用いて本発明の実施例を説明する。
この実施例において、画像情報について動き補償を行
なうべき再生画ブロックサイズを決定するに際しては、
まず、前画面を複数に分割した所要の大きさの再生画面
A(X,Y)からエッジを検出することにより、この再生
画面A(X,Y)に対応するエッジ検出画面E(X,Y)を求
める。
いま、所要の大きさの再生画面A(X,Y)の大きさを3
2×32とすると、このエッジ検出画面E(X,Y)の大きさ
も32×32となり、これをE(32,32)と表記する。
また、第3図(a)に示すごとく、8×8のエッジ個
数情報C(8,8),所定のしきい値TH(この例では17)
も設定する(ステップa1)。
このとき、このエッジ個数情報C(8,8)のもつ意味
は次のとおりである。即ち、エッジ検出画面E(32,3
2)を、第4図(a)に示すごとく、4×4画素からな
る64個の小ブロックに分割してできる8×8のマトリッ
クス情報を意味するのである。
その後は、ステップa2,a3,a4で、K=0,L=0,COUNT=
0として、初期化したあと、ステップa5,a6で、I=1,J
=1とおいて、ステップa7で、E(I+4K,J+4L)即
ち、E(1,1)には、エッジがあるかどうかを判定し、
もしエッジがあれば、ステップa8で、カウント値を1つ
あげ、もしエッジがなければ、ステップa8をジャンプし
て、ステップa9で、J=J+1とする。これにより、隣
りのエッジ検出画面要素E(1,2)に移るが、次のステ
ップa10で、J>4かどうかを判定して、最初はNOであ
るから、再度ステップa7へ戻る。従って、このステップ
a7では、E(1,2)には、エッジがあれかどうかが判定
される。この場合も。同様にして、もしエッジがあれ
ば、ステップa8で、カウント値を1つあげ、もしエッジ
がなければ、ステップa8をジャンプして、ステップa9
で、J=J+1とする。
上記処理を繰返し行なうことにより、E(1,4)ま
で、エッジの有無を調べたあとは、ステップa10で、YES
ルートをとって、ステップa11で、I=I+1とし、次
のステップa12で、I>4かどうかを判定する。最初はN
Oであるから、ステップa6へ戻る。これにより、2行目
のエッジ検出画面要素E(2,1)に移り、このエッジ検
出画面要素E(2,1)について、再度ステップa7で、E
(2,1)には、エッジがあるかどうかが判定される。こ
の場合も。同様にして、もしエッジがあれば、ステップ
a8で、カウント値を1つあげ、もしエッジがなければ、
ステップa8をジャンプして、ステップa9で、J=J+1
とする。
その後は、ステップa10からステップa7へ戻ってステ
ップa10へ至るという小ループ処理を繰返し行ない、1
行4画素分についてエッジの有無を検出し、更には1行
終わる毎に、ステップa11,a12を経てステップa6へ戻る
という大ループ処理を行ないながら、4×4のエッジ検
出画面小ブロックについて、エッジの個数を調べる。
このようにして、第4図(a)の右端の小ブロックa
について、エッジの個数(この例では3)が求まると、
ステップa13で、エッジ個数COUNT(3)としきい値TH
(17)とが比較される。もし、エッジ個数がしきい値TH
以上であるなら、ステップa11で、動き補償を行なうべ
き再生画ブロッックサイズを4×4と決定して、終了す
るが、この場合は、エッジ個数がしきい値TH以下である
から、ステップa15で、C(K+1,L+1)、即ちC(1,
1)[第4図(a)にaで示す小ブロック参照]のエッ
ジ数3をCOUNTとして、ステップa16で、L=L+1とす
る。これにより、1つ右端りの小ブロック[第4図
(a)にbで示す小ブロック参照]に移るが、次のステ
ップa17で、L>7かどうかを判定して、最初はNOであ
るから、再度ステップa4へ戻って、COUNT=0として、
この第2小ブロックbにおける第1行目の画素にエッジ
の有無を調べてゆき、この小ブロックbについて次の行
への移行はステップa18,a19からステップa3へ戻る処理
にて行ないながら、この小ブロックbについても、エッ
ジの個数(この例では7)をカウントする。
その後は、同様にして、第1行目の小ブロックc〜h
についてエッジの個数を順次求めてゆき、更には第2行
目から第8行目の小ブロックについても順次エッジの個
数を順次求めてゆく。その結果を例えば第4図(a)に
示す。
次に、これらの小ブロツクについて、エッジ個数がし
きい値以上になるまで、結合処理を施すがその要領を以
下に説明する。
まず、第3図(b)に示すステップa20,a21で、L=
1,K=1とし、ステップa22で、C(1,1)、即ち小ブロ
ックaは決定済みかどうかを判定する。この場合は、NO
をとって、ステップa23〜a25で、初期化して、ステップ
a26で、C(1,1)、即ち小ブロックaは決定済みかどう
かを判定する。この場合も、NOをとって、ステップa27
で、COUNT=3,C(1,1)は決定とする。
次のステップa28で、COUNT(3)としきい値TH(17)
とを比較するが、この場合はNOルートをとり、ステップ
a29で、A=1とし、ステップa30で、A+K>8かどう
かを判定するが、この場合はNOルートをとって、ステッ
プa26へ戻る。このステップa26では、NOルートをとつ
て、ステップa27で、小ブロックbを参照して、COUNT=
3+7=10,C(2,1)は決定とする。次にステップa28
で、NO分岐をとり、ステップa29で、A=1とし、その
後ステップa30,a26で、それぞれNO分岐をとって、ステ
ップa27で、小ブロックcを参照して、COUNT=10+9−
19,C(3,1)は決定とする。
そして、次のステップa28では、YESルートをとって、
ステップa34で、ブロックサイズを決定し、ステップa35
で、K=2とし、ステップa36で、K>8と比較する
が、この場合、NOルートをとって、ステップa22へ戻
り、ここで、YESの分岐をとって、ステップa35で、K=
3とする。
次に、ステップa36で、NOルートをとって、ステップa
23〜a25で、カウンタを初期化し、ステップa26で、NOル
ートをとって、今度は、ステップa27で、小ステップd
を参照して、COUNT=7,C(4,1)は決定とする。そし
て、ステップa28で、COUNT7はしきい値17より小さいか
ら、NOルートをとって、ステップa29で、A=1とし、
ステップa30,a26で、それぞれNOルートをとって、ステ
ップa27で、小ブロックeを参照して、COUNT=9+10=
19,C(5,1)は決定とする。
そして、次のステップa28では、YESルートをとって、
ステップa34で、ブロックサイズを決定し、ステップa35
で、K=4とし、ステップa36で、K>8と比較する
が、この場合、NOルートをとって、ステップa22へ戻
り、ここで、YESの分岐をとって、ステップa35で、K=
5とする。
次に、ステップa36で、NOルートをとって、ステップa
23〜a25で、カウンタを初期化し、ステップa26で、NOル
ートをとって、今度は、ステップa27で、小ステップf
を参照して、COUNT=13,C(6,1)は決定とする。そし
て、ステップa28で、COUNT13はしきい値17より小さいか
ら、NOルートをとって、ステップa29で、A=1とし、
ステップa30,a26で、それぞれNOルートをとって、ステ
ップa27で、小ブロックgを参照して、COUNT=13+10=
23,C(7,1)は決定とする。
そして、次のステップa28では、YESルートをとって、
ステップa34で、ブロックサイズを決定し、ステップa35
で、K=7とし、ステップa36で、K>8と比較する
が、この場合、NOルートをとって、ステップa22へ戻
り、ここで、YESの分岐をとって、ステップa35で、K=
8とする。
次に、ステップa36で、NOルートをとって、ステップa
23〜a25で、カウンタを初期化し、ステップa26で、NOル
ートをとって、今度は、ステップa27で、小ステップk
を参照して、COUNT=1,C(8,1)は決定とする。そし
て、ステップa28で、COUNT1はしきい値17より小さいか
ら、NOルートをとって、ステップa29で、A=1とし、
ステップa30で、YES分岐をとり、ステップa31で、A=
0,B=1として、ステップa32で、B+L>8かどうかが
比較される。この場合はNOルートをとって、ステップa2
6で、NOルートをとって、ステップa27で、小ブロックp
を参照して、COUNT=1+2=3,C(8,2)は決定とす
る。そして、ステップa28で、COUNT3はしきい値17より
小さいから、NOルートをとって、ステップa29で、A=
1とし、ステップa30で、YES分岐をとり、ステップa31
で、A=0,B=2として、ステップa32で、B+L>8か
どうかが比較される。この場合もNOルートをとって、ス
テップa26へ戻るが、このステップa26では、C(8,2)
は決定されているので、YESルートをとって、その後は
ステップa29〜a30を経て、ステップa31で、A=0,B=3
とし、ステップa32で、B+L>8かどうかが比較され
る。この場合もNOルートをとって、ステップa26へ戻る
が、このステップa26では、C(8,3)は決定されていな
いので、NOルートをとって、ステップa27で、小ブロッ
クxを参照して、COUNT=3+7=10,C(8,3)は決定と
する。そして、ステップa28で、COUNT10はしきい値17よ
り小さいから、NOルートをとって、ステップa29で、A
=1とし、ステップa30で、YES分岐をとり、ステップa3
1で、A=0,B=3として、ステップa32で、B+L>8
かどうかが比較される。この場合もNOルートをとって、
ステップa26へ戻るが、このステップa26では、C(8,
3)は決定されているので、YESルートをとって、その後
はステップa29〜a30を経て、ステップa31で、A=0,B=
4とし、ステップa32で、B+L>8かどうかが比較さ
れる。この場合もNOルートをとって、ステップa26へ戻
るが、このステップa26では、C(8,4)は決定されてい
ないので、NOルートをとって、ステップa27で、小ブロ
ックyを参照して、COUNT=10+2=12,C(8,4)は決定
とする。そして、ステップa28で、COUNT12はしきい値17
より小さいから、NOルートをとって、ステップa29で、
A=1とし、ステップa30で、YES分岐をとり、ステップ
a31で、A=0,B=4として、ステップa32で、B+L>
8かどうかが比較される。この場合もNOルートをとっ
て、ステップa26へ戻るが、このステップa26では、C
(8,4)は決定されているので、YESルートをとって、そ
の後はステップa29〜a30を経て、ステップa31で、A=
0,B=5とし、ステップa32で、B+L>8かどうかが比
較される。この場合もNOルートをとって、ステップa26
へ戻るが、このステップa26では、C(8,5)は決定され
ていないので、NOルートをとって、ステップa27で、小
ブロックzを参照して、COUNT=12+7=19,C(8,5)は
決定とする。
そして、次のステップa28では、YESルートをとって、
ステップa34で、ブロックサイズを決定し、ステップa35
で、K=9とし、ステップa36で、K>8と比較する
が、この場合、YESルートをとって、ステップa37で、L
=2として、ステップa38で、NOルートをとって、ステ
ップa21へ戻り、ここで、K=1とする。
次に、ステップa22で、NOルートをとって、ステップa
23〜a25で、カウンタを初期化し、ステップa26で、NOル
ートをとって、今度は、ステップa27で、小ステップi
を参照して、COUNT=5,C(2,1)は決定とする。そし
て、ステップa28で、COUNT5はしきい値17より小さいか
ら、NOルートをとって、ステップa29で、A=1とし、
ステップa30で、YES分岐をとり、ステップa31で、A=
0,B=1として、ステップa32で、B+L>8かどうかが
比較される。この場合はNOルートをとって、ステップa2
6で、NOルートをとって、ステップa27で、小ブロックj
を参照して、COUNT=5+0=5,C(2,2)は決定とす
る。そして、ステップa28で、COUNT5はしきい値17より
小さいから、NOルートをとって、ステップa29で、A=
1とし、ステップa30で、YES分岐をとり、ステップa31
で、A=0,B=2として、ステップa32で、B+L>8か
どうかが比較される。
その後は、上記の処理を適宜繰返し行なうことによっ
て、小ブロックをエッジ個数がしきい値以上になるま
で、ブロックを結合してゆく。
そして、ステップa32で、B+C>8となると、ステ
ップa33で、ブロックの結合を打ち切って、ステップa34
〜a38を経て、ステップa39で、終了する。
なお、上記実施例での小ブロックの結合の仕方は、原
則として、しきい値を超えるまで、X軸方向に延びなが
ら小ブロックを結合してゆき、それでも超えなければ、
Y軸方向へ延びながら小ブロックを結合してゆく方法が
採用されている。その結果を第4図(b)に示す。
このようにして、ブロックサイズが決まったら、これ
と同じ大きさのブロックサイズを再生画面A(X,Y)に
ついても求める。これにより、動き補償を行なうべきブ
ロックサイズを決定することができたことになる。
なお、上記実施例においては、前画面に対し所要の大
きさのブロック(例えば32×32)でおおまかに動き補償
を行なったのち、エッジ検出画面も同じ動き量だけ動か
してから、ブロックサイズの大きさを決定してゆくこと
が行なわれているが、かかる処理は行なわなくてもよ
い。
また、上記の処理は送信部1および受信部5におい
て、それぞれ同じ前画面を保持して同じ処理を行なって
いるので、再生画ブロックサイズを変えたために、この
ブロックの大きさの情報は伝送する必要はない。
なお、はじめに前画面に対し所要の大きさのブロック
(例えば32×32)でおおまかに動き補償を行なった場合
は、この動き補償情報だけは伝送する必要がある。
このように、画像情報について動き補償を行なうべき
ブロックサイズを決定するに際し、まず、画面を複数の
小ブロックに区切り、小ブロック中のエッジ個数を求
め、エッジ個数が所定のしきい値より小さければ、エッ
ジ個数がしきい値より大きくなるまで、小ブロックを結
合して大きいブロックにしてゆくことにより、動き補償
のためのブロックサイズを決定することが行なわれるの
で、エッジの少ない画像の平坦部はブロックサイズを大
きくし、エッジの多い画像の変化の激しい部分はブロッ
クサイズを小さくすることができ、また決定したブロッ
クサイズ情報は伝送しなくてもよいことと相まって、全
体として伝送効率が向上する。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明の動き補償のブロックサ
イズ決定方法によれば、画像情報について動き補償を行
なうべきブロックサイズを決定するに際し、まず、画面
を複数の小ブロックに区切り、該小ブロック中のエッジ
個数を求め、該エッジ個数が所定のしきい値より小さけ
れば、エッジ個数がしきい値より大きくなるまで、該小
ブロックを結合して大きいブロックにしてゆくことによ
り、動き補償のためのブロックサイズを決定することが
行なわれるので、エッジの少ない画像の平坦部はブロッ
クサイズを大きくし、エッジの多い画像の変化の激しい
部分はブロックサイズを小さくして、動き補償を行なう
ことができ、これにより全体として伝送効率が向上する
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例を示すブロック図、 第3図(a),(b)はいずれも本発明の一実施例の作
用を説明するためのフローチャート、 第4図(a)は小ブロック群と各小ブロックのエッジ個
数とを示す模式図、 第4図(b)は小ブロックを結合した結果を示す模式
図、 第5図は動き補償方式を説明するためのシステム構成
図、 第6図は動き補償手段のブロック図である。 図において、 1は送信部、 2は動き補償手段、 3は量子化手段、 4は符号化手段、 5は受信部、 6は復号化手段、 7は動き補償手段、 8は逆量子化手段、 9,10はブロック分割手段、 11,12はエッジ検出手段、 13,14はメモリ、 15,16はブロック結合手段、 17,18はブロックの大きさ決定手段、 21,71はフレームメモリ、 22,72は動き補償制御回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 喜一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 津田 俊隆 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 電子情報通信学会創立70周年記念総合 全国大会講演論文集、5−39(昭62− 3) 電子情報通信学会創立70周年記念総合 全国大会講演論文集、5−50(昭62− 3)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報について動き補償を行なうべきブ
    ロックサイズを決定するに際し、 まず、画面の複数の小ブロックに区切り、該小ブロック
    中のエッジ個数を求め、 該エッジ個数が所定のしきい値より小さければ、エッジ
    個数がしきい値より大きくなるまで、該小ブロックを結
    合して大きいブロックにしてゆくことにより、動き補償
    のためのブロックサイズを決定することを、 特徴とする、動き補償のブロックサイズ決定方法。
  2. 【請求項2】前画面に対し所要の大きさのブロックで動
    き補償を行なったのち、エッジ検出画面も同じ動き量だ
    け動かしてから、該ブロックサイズの大きさを決定して
    ゆく特許請求の範囲第1項に記載の動き補償のブロック
    サイズ決定方法。
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