JP2618236B2 - 血圧測定装置 - Google Patents

血圧測定装置

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JP2618236B2
JP2618236B2 JP62108707A JP10870787A JP2618236B2 JP 2618236 B2 JP2618236 B2 JP 2618236B2 JP 62108707 A JP62108707 A JP 62108707A JP 10870787 A JP10870787 A JP 10870787A JP 2618236 B2 JP2618236 B2 JP 2618236B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は血圧を非侵襲的且つ連続的に測定する測定装
置に関する。
本発明は特に、圧力変動の繰返しの数値化による血
圧、とりわけ橈骨動脈についてのパターンを測定する一
般的なシステムの一部として有用なものであり、したが
つて血循環一般の動脈血圧を反映するものである。
本発明の装置は長時間にわたる血圧の連続的監視を可
能にする。これは循環機能の数値化及び心臓機能の移動
監視において必要であると共に、高血圧症の研究更に循
環記録を得るために役立つことである。
(発明の背景) 従来、橈骨動脈、上腕動脈、足背動脈、側頭動脈、そ
の他の動脈を止めて、特に中心循環系の血圧をもとめる
様々な動脈閉鎖方法がある。これで得られたデータはそ
の性質上不連続なものである。
直接連続測定(侵襲的方法)のために圧力感知具そし
て/またはカーテルを循環系の動脈に一時的に挿入する
ことが可能であつた。
動脈内カーテル法は動脈閉鎖装置よりもより正確な測
定を行い得るが、測定された圧力は周辺循環よりも中心
循環により係わるものと考えられる。また、その血圧測
定及び得られるパターンは、カーテルを挿入する外傷性
操作、カーテルを挿入できるようにする麻酔薬の投与、
更に循環系内の異物の圧力によつて変化してしまうと考
えられる。
今日用いられている主な非侵襲的血圧測定装置は聴診
システムであり、上腕動脈などの主要な動脈をカフ圧力
を加えて閉鎖するものである。実際上は膨張囲繞型のカ
フが腕の回りにあてられ、主要な動脈たとえば上腕動脈
を閉鎖し動脈中の血液の流れが抑えられる。
カフ内の圧力を徐々に下げ動脈内の血液を流していく
と、コロコフ音(Korotkoff Sounds)が聞かれる。最初
の官が聞こえる時のカフ圧力が収縮期圧力として定義さ
れる。次にカフ内の圧力は、音が消える時の弛緩期圧力
として定義されるカフ内圧力より低く下げられる。
第二の閉鎖カフ技術においては聴診よりむしろ触診が
用いられる。この触診システムでは、閉鎖カフが徐々に
減少するにつれて触診によつて動脈の脈動が検知され
る。脈動が最初に認められる時のカフの圧力レベルが収
縮血圧として示される。弛緩期血圧は触診によつては検
知できない。
もう一つの閉鎖カフシステムにおいては、収縮期及び
弛緩期圧力をそれぞれ示すようなカフ圧力に基準をもと
めるような、動脈血圧の最大及び最小の振動が用いられ
る。この様にして実現される測定は、断続的、閉鎖的技
術であることに加えて、カフがあてられる体肢の体肢容
積によつて影響されるものと考えられる。
動脈閉鎖に基づく全ての血圧測定は、本来不連続的
で、せいぜい間を取つて繰返さなければならないもので
ある。その様な測定では脈搏から脈搏による血圧パター
ンを決定できず、また波形を個々のパルスとして示すこ
とができない。
上腕血圧の聴診測定を行なう現在の方法は、断然広く
用いられている血圧測定の技術であるが、観察された値
が観察者によつて変化すると共に血圧をとる動作そのも
のが血圧の瞬間的変化を引起すので、この技術は比較的
不正確である。更に、閉鎖そのものが生理的、精神的影
響を与えることが知られているので、測定が乱されるも
のと考えられる。
血圧測定への非侵襲的、非閉鎖的方法は数多くの利点
を持つものである。不幸にして、この目的のための先行
技術においては不利な点が見い出されて来たが、変換器
を直接橈骨動脈または足背動脈上に置くことによつて血
圧を測定するものでは、最良の状況のもとにある場合に
は、短かい時間正確な記録を行なうことができる。かな
り困難な問題として、動脈を覆う組織と動脈壁の圧力と
の間の一定の機械的結合を、患者がわずかに動く間にも
維持することがある。
この種の測定システムの例としては、E.F.ブリツク
(Blick)への米国特許第3.880.145号1975年4月29日発
布に開示されたものがある。ブリツクのシステムにおい
ては、手首内の橈骨動脈を偏平にするストレンゲージが
用いられている。第2のセンサーが皮膚に沿つてしかし
動脈から離れて設けられる。第2のセンサーからの信号
で偏平化された動脈に関与するセンサーの信号を減算す
る。実際上橈骨動脈からの信号は動脈の脈動と同時に
「ノイズ」を含んでいる。この信号から皮膚の方の変換
器によつて測定されたノイズを減算(動脈の脈動のみを
残すようになつている。)するようになっている。この
ようなシステムは複雑であると共に、患者が動いている
際中に二つのセンサーから出るノイズ成分を正確に合致
させることは極めて困難である。
このような装置のもう一つの例として、イベラル(Ib
erall)への米国特許3.704.708号に示されるものがあ
る。この装置においては感知装置が置かれ血管は偏平に
されるが、この発明は体の表面近くの血管のみを用いる
ことに限定される。好ましい実施例においてセンサーは
頭部の回りにバンドを用いて直接血管に接するように保
持される。
既に提案された様々の血圧測定システムについての一
般的議論及び検討が、L.A.ゴツデス(Goddes)(イヤー
ブツク・メデイカルパプリツシヤージ・シカゴ・1970)
による「直接及び間接血圧測定」(“The Direct and I
ndirect Measurement of Blood Pressuve")と称する本
に述べられており、数々の血圧測定技術の概略が示され
ている(ページ37、71、87及び96参照)。
以上述べてきたように、血圧測定及び測定装置それ自
体によつて乱されたりさえぎられたりすることのない脈
搏から脈搏へのパターンを記録するための、感度が良く
連続的、非侵襲的且つ非閉鎖的な測定技術がこれまで実
現されておらずまた実現が求められている。
本発明の方法及び装置は、非侵襲的、非閉鎖的且つ連
続的測定を長時間行なうことを可能にする。この種の連
続的情報は、心臓及び血管機能の十分な評価のために不
可決である。
本発明はこれまで利用できなかつた周辺循環に関する
詳細な情報をもたらすので、高血圧症の診断及び治療に
おいて特に重要な意味を持つ。
(発明の目的) 一般的に本発明の目的は、先行技術の不利な点を克服
できる血圧測定のための装置を提供することにある。
本発明は更に、上記の特性を有する装置であつて、患
者を完全に不動にする必要が無くまた連続的且つ非侵襲
的な血圧測定をもたらす装置を提供することを目的とす
る。
本発明はまた更に、上記の特性を有する装置であつ
て、心臓血管系における変化を引起すと予想される薬物
治療の適用及びその他の条件によるところの、橈骨動脈
圧パターンにおいて表われるような動脈系についてのパ
ターン変化を記録できるような十分な感度を有する装置
を提供することを目的とする。
本発明の更に一つの目的は、血圧の瞬間的変化の永続
的記録をもたらすと共に、神経回路相互反射の一時的効
果を数値で求めることを可能にする、非侵襲的、非閉鎖
的な血圧数値化の技術を準備することにある。
本発明の更に一つの目的は、製作費が高くなく現在医
者等によつて広く用いられている設備と共に用意に連携
して使用できるシステムを提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、使用者の左手首において
も右手首においても同様に容易に用いることができる装
置を提供することである。
(発明の概要) 本発明の装置はストレンゲージまたは圧力変換器(ま
たは同等の装置)及び手首及び手支持構造体とによつて
血圧を連続的に測定するものであり、ストレンゲージは
動脈、好ましい実施例においては橈骨動脈に対して保持
され、手首及び手支持構造体は、手及び前腕を約20゜の
角度で互いに開き固定した関係において不動に維持し、
橈骨動脈を手首の面に体して押しやるようになつてい
る。
本発明は主に、連続的な血圧測定及び橈骨動脈の血圧
パターンをもたらすものである。
橈骨動脈に対するストレンゲージの機械的安定性を維
持するために、実質的な剛性を有する支持台によつて、
感知ゲージのための手首を囲むホルダーが形成される。
ストレンゲージまたは変換器アセンブリにおいて、使
用者の手首の橈骨動脈上の部分に対して押しつけられる
ゲージの作用面が、隔絶用リングによつて囲まれてい
る。この隔絶リングはストレンゲージの測定面以上に突
出しており、橈骨動脈上の皮膚の部分を無関係な作用か
ら実質的に隔絶しまた隣接する組織から生ずるノイズを
減少させる働きをする。
隔絶リングはまた、それによつて捕捉された皮膚の一
部を、リングの側壁とストレンゲージ(または他の圧力
測定具)の作用面とによつて形成される室の内部にはみ
出させる。
ストレンゲージの測定面は、皮膚のままドーム形にな
つた隔絶された組織に対して接線方向に定められる。隔
絶リングはストレンゲージの底部の周囲を本質的に取り
囲むものである。
ストレンゲージまたは変換器の長さ方向軸は手首に対
する法線となつている。
リングとストレンゲージの下部は互いに浅い逆さの皿
状のものを形成し、これにおいてリングの内周は周壁を
形成しストレンゲージの底部測定面は皿の底部を形成す
る。したがつてストレンゲージが組織及び橈骨動脈に対
して押しつけられると、皮膚がリングとストレンゲージ
測定面の間の空間を満たすようになる。
もし皮膚に接するゲージの表面積が隔絶リングによつ
て囲まれた面積に対して小さいならば使用者にとつて感
じられる皮膚組織に対する外傷的痛みが大きく減少し、
したがつて装置を使用者に当惑を与えることなく長時間
維持することができる。
橈骨動脈の圧力変化に帰因する組織または皮膚のこの
部分の血圧変化はストレンゲージによつて検知され、オ
シロスコープによつて観察するか、あるいは帯記録紙、
磁気テープのような従来の方法で記録することができ
る。
波形の主成分は橈骨動脈の圧力変化の結果であるが、
波形の比較的小さな部分は、ストレンゲージに接してい
る皮膚組織の血圧変化を表わす成分である。
記録された血圧変化の振幅は隔絶された皮膚組織内の
変化によつて影響されるばかりでなく隔絶リングを組織
に対して押さえつけている力によつても影響される。橈
骨動脈は硬い骨組織体自身によつて包囲されているので
はないので、不快感を与え手首の血流を止めるほど強く
ない程度に周囲を取り囲み締付けることができる。これ
らの力を十分一定に保つには、ストレンゲージアセンブ
リを実質的な剛性を有する安定化作用のある台に取付
け、読取りを不正確にするストレンゲージの動きを防が
なければならない。これは手首を剛性をもつて囲むよう
な構造体の中にストレンゲージを置くことによつて達成
される。その様な態勢において、手と手首とは適切な位
置に保持され、ストレンゲージのための安定した台を形
成することになる。
実際上初期圧力は、上腕の収縮期血圧を基準とするな
らば、観察される血圧は上腕の収縮期血圧よりも所定の
mmHgの数値だけ下回るように調節される。あるいは、ス
トレンゲージの非作用端部に対して所定の既知のカツプ
リング圧力を、軟正剤のバネ等の機械的手段、またはカ
ツプリング圧力がもう一つのストレンゲージまたは他の
感圧装置によつて測られるような剛性ロツドを用いて加
えても良い。既紙のカツプリング圧力が用いられる状態
では、それに対しても臨床的に決められる上腕血圧に対
すると同様に、血圧変化の基準として扱かわれる。機械
的安定性は高く求められるものであるから、手首に近接
している安定化構造体の内面上に両面粘着または他の粘
着滑り止めを用いることによつて更に高い安定化を達成
しても良い。
上記の非侵襲的、非閉鎖的技術を前述のようにして用
いるならば、患者が比較的不動の姿勢を維持することを
通常期待できないような、特に陳痛の最中の女性を含め
たほとんどの臨床的状況において、皮膚血圧測定を連続
的に行ないパターンを記録することができる。
本発明のこれらのまたは他の目的及び特徴は添付され
た図面に結びつけられる特許請求の範囲及び以下の説明
から明らかとなるであろう。
(発明の実施例) 第1図には本発明の好ましい実施例が示されている。
血圧モニター装置10はホルダーアセンブリ12及び感知モ
ニターアセンブリ14とから成る。
ホルダーアセンブリ12は上側支持体16と下側保持構造
体18とから成り、下側保持構造体は使用者の手首を囲む
と共に、上側支持体16を使用者の手首に対してほゞ固定
された位置に保持するものである。
上側支持体16は手首のアーチ状部分に合致するような
アーチ型支持部20を有している。上側支持体16はほゞ0.
635cm(1/4インチ)の厚さでほぼ5.08cm(2インチ)の
長さであり、好ましい実施例においては実質的に硬質の
プラステイツク材料で作られる。上側支持体16の幅はモ
ニター装置10を相対的固定位置に維持しねじりまたはひ
ねる力に対して抵抗する働きを助けるような大きさであ
る。
上側支持体16からは変換器装着受け部22、24が支持体
16の凸部において突出している。突部22、24はほゞ長方
形に示されているが、どの様な形状でも可能である。装
着部22、24は内部に円形孔26、28を有しており、これら
の孔は支持体16を貫いて伸びている。
突部22、24の孔26、28は支持体16の中心をはずれた位
置にあり、使用告の手首上においてどちらの手の橈骨動
脈に対してもその上に中心が合うようになつている。
孔26、28は更に、支持体16が左手首上にある際に一方
の孔26が患者の手首の関節に近接して橈骨動脈上に位置
するように、また右手首上にある際には(向きを変えた
後)もう一方の孔28が使用者の手首関節に近接して橈骨
動脈上に位置するように、支持体16に対して位置づけら
れている。
孔26、28の直径はほぼ1.27cm(1/2インチ)であり、
孔の内側には、感知モニターアセンブリ14と連携したね
じ山34を受けるためのねじ部30、32が設けられている。
感知モニターアセンブリ14は第1図にその詳細が、第
3図にその断面が示されている。
アセンブリ14は、外径が孔26、28の直径より大きな頭
部38を有するセンサーハウジング36と孔26、28の内側の
ねじ山30、32と係合する部分に沿つて設けられているね
じ部41を有する付属円筒部とを含む。
ハウジング40はストレンゲージまたはトランスデユー
サー44を受けるための長さ方向孔42を有しており、好ま
しい実施例においては変換器は市販品の圧力変換器であ
り、コーニグスバーグ、インストルメンツ(Koenigsber
g Instruments)、トランス、アメリカ社(Trans Ameri
ca Corp)、またはグールド社(Gould Inc)から入手で
き全て一面に加えられた圧力に感応するものである。他
の圧力または変位測定機器も同様に使用できる。
トランスデユーサーの出力はワイヤー46によつて従来
のアナログ記録機具(図示せず)に接続されている。
感知モニターアセンブリ14は、変換器44の下側作用面
の下及び廻りに固定されたリング50を有している。リン
グ50は隔絶用のリングとして働くと共に、橈骨動脈の真
上にあたる領域の皮膚の小部分を球面状に形成しこれを
圧力変換器44の面48と接触させる。
これによつて圧力変換器44に対して面を均一にあてる
ことができる。
好ましい実施例においては、皮膚と接触する変換器48
の面は隔絶リング50の直径のほゞ5分の1の直径を有す
る。これによつて、他の場合に成し得るよりも変換器面
48を皮膚に対してより均一な関係に維持でき、使用者に
とつて心地良くすると同時に精度を増すことができる。
更にリング50は、圧力変換器44に接している皮膚の部
分を、体の動きによつて生じるような体内の無関係なノ
イズから隔絶する働きをし、様々の複雑な補償測定具の
必要をなくしている。
感知モニターアセンブリ14は、モニター装置が右手に
あるか左手にあるかによつて、二つの装着部22、24のど
ちらかに装着される。蓋52が使用状態において孔26、28
上に装着される。
ホルダーアセンブリ12はその一端部で枢軸54を中心に
枢軸動作し得るように下側保持構造体18に接続されてお
り、モニター装置10を使用者の手首の廻りに適合させる
に十分なように保持構造体18を枢軸動作可能にしてい
る。
下側保持構造体18は使用者の手首の外側部分の形に合
致するようにほゞアーチ状56になつている。上部支持体
16のアーチ状部20と保持構造体18のアーチ状部56の間に
形成される開口の大きさは、大人の患者の手首の大きし
な近くなつている。
保持構造体18の枢軸端から離れた端部部は、枢軸54の
反対側の上側支持体16の端部に調節可能に装着される。
好ましい実施例においては、一連のねじ付き接続要素5
8、60が保持構造体18の枢軸54の反対側の縁部に枢軸動
作可能に接続されており、その幅狭部分66、68に沿つて
相補的なU字型クランプ62、64に対して離脱可能に係合
するようになつている。接続要素58、60は、これらに装
着されるキヤツプ74、76の内側ねじ山に係合するような
ねじ山70、72を有している。キヤツプにはU字型クラン
プ62、64から接続要素58、60の幅狭部分がはずれないよ
うに下向きにねじを切つて使用者の手首の廻りの構造全
体を締付けるようにして良い。
フオームラバーのような柔軟で弾性のある詰め物78が
使用者の皮膚に対する刺激を防ぐために保持体18のアー
チ状部に装着されている。
第2図及び第10図に示される手及び手首拘束具80が血
圧モニター装置と共に用いられる。この拘束具80は使用
者が使用者の手を手首と相対的に動かす動きを抑える働
きをし、それによつて橈骨動脈を上方に手首の外表面ま
で押し上げると共に、システムに入るノイズを更に少な
くしている。
手拘束具80は患者の前腕を受けるための前腕溝橈を有
している。前腕溝82は前腕の形に合致するように徐々に
細くなるように形成されて良い。拘束具80の下端には、
前腕溝に対して約20゜の角度で付属する付属溝86によつ
て形成される手保持部84が設けられる。これには使用者
の指と手の平が通される握り部88が含まれ、これによつ
て手は後方に曲げられた状態で固定位置に保持される。
手拘束具はどちらの手にも用いられ得る。
可動接続要素92を有するストラツプ90が、溝82の外側
壁部96に取付けられた接続要素94の第2の部分に適合す
るように調節される。これは好ましい実施例においては
ヴエルクロバンド型の接続具である、 装置の作用状態において、開き姿勢にあるモニター装
置10は、孔26、28が選択された手首の橈骨動脈上に向く
ように、ホルダーアセンブリ12と共に使用者の手首に装
着する。接続要素を係合させキヤツプをまず締付ける。
次に、指と手の平を付属部の開口に通して、手を手拘
束の握り部88に置く。次いで前腕を溝の中に置き、スト
ラツプによつてふさわしい場所に固定する。
次にワイヤー状の変換器要素をアナログ記録器に接続
し、変換器面が隔絶リングによつて隔絶されている皮膚
の表面に接するまで、モニターアセンブリ14を回転させ
る。記録ユニツトのベースラインが所望のレベルになる
まで、モニターアセンブリを十分に締付ける。
所望のレベルとは、記録器に表示される振幅にあた
り、それによつて動脈にいかなる閉塞もないことを示す
レベルである。患者の不快感または橈骨動脈の閉塞を伴
なうことなしにある持続時間にわたり血圧を連続的に監
視することが、これによつて可能となる。
好ましい実施例においては、安定した支持体をもたら
すと共に変換器14を手首の関節に近接した位置に固定す
るのに十分なように支持板の幅が与えられたが、第8図
に示されるような単一の装着部を有する構造により、支
持体の幅を狭めて用いることも可能であると認められ
る。これによれば幅の広い支持体によつて与えられる剛
性を犠牲にすることもあり得る。
また、第9図に示されるようなホルダー100と一体の
腕支持構造をもたらすことも可能である。この例では、
圧力モニター装置は、舌部102及び溝104の構造、回動可
能の連結装置、またはその他の、ホルダーの手拘束具に
対する向きを反転する手段によつて、取着自在に取り付
けられる。
また好ましい装置においては圧力感応装置が用いられ
ているが、動脈内の容積または圧力の変化を表示するそ
の他の従来の感応装置を用いても良い。
またその他の変更例、実施例も開示された発明から逸
脱することなく用いられ得ることも認識される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のモニター装置の斜視図; 第2図は第1図のモニター装置及び別体の手及び手首支
持構造を示す図; 第3図はモニター装置の断面図; 第4図は第1図のモニター装置の閉じた状態の上面図; 第5図は第1図のモニター装置の右側面図; 第6図は第1図のモニター装置の正面図; 第7図は第1図のモニター装置の背面図; 第8図は単一のポートが用いられているモニター装置の
もう一つの実施例を示す図; 第9図は一体の手及び手首支持構造を伴なうモニター装
置の他の実施例を示す図; 第10図は別体の手及び手首支持構造の斜視図である。 12……ホルダーアセンブリ 16……上側支持体 18……下則保持構造体 44……圧力変換器 50……隔絶リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドワード デイ ホン アメリカ合衆国 カリフオルニア州 91010 ブラツドベリ ブラツドベリ ヒルズ ロード 11 (56)参考文献 実開 昭58−188006(JP,U)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動脈の近くの隔絶された皮膚の部分の血圧
    を測定するための血圧モニター装置(10)は、 イ) 作用表面(48)を有する少なくとも1つの変換器
    の感知手段(14)と、 ロ) 当該変換器の感知手段(14)の少なくとも1つを
    皮膚に対して保持するための保持手段(12)と、 ハ) 皮膚の部分を隔絶するために変換器の感知手段
    (14)をかこむ環状の隔絶リング(50)を有する当該変
    換器の感知手段(14)であって、当該環状の隔絶リング
    (50)はその内径に関して小さい巾を有し、当該変換器
    の感知手段(14)の近くで皮膚がペシャンコに平らにな
    るのを妨たげ且つ高くされた皮膚の部分を当該環状の隔
    絶リング(50)の巾に形成させる当該変換器の感知手段
    (14)と、 ニ) 当該隔絶された皮膚の部分の高くされた部分にお
    ける圧力の変化に応答する変換器の感知手段(14)の出
    力とを含むことを特徴とする血圧モニター装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、当該変換器
    の感知手段(14)は圧力感応変換器(14)より成ること
    を特徴とする血圧モニター装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の装置において、当該保持手
    段(12)は当該変換器の感知手段(14)を動脈に近接し
    た皮膚と接触して保持するための手首をかこむ手段(1
    6,18)を含むことを特徴とする血圧モニター装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の装置において、当該変換器
    の感知手段(14)は圧力感応変換器(44)より成ること
    を特徴とする血圧モニター装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の装置は、手と前腕を相対的
    に互いに固定して維持するための手を拘束する手段(8
    0)を含み、当該手を拘束する手段(80)は、当該保持
    手段(12)に接続されていることを特徴とする血圧モニ
    ター装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の装置において、当該手を拘
    束する手段(80)は当該血圧モニター装置(12)に1体
    に接続されていることを特徴とする血圧モニター装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の装置におて、当該手を拘束
    する手段(80)は当該変換器感知手段(14)に動けるよ
    うに固定されていることを特徴とする血圧モニター装
    置。
  8. 【請求項8】請求項5記載の装置において、当該手を拘
    束する手段(80)は手を前腕に対して20゜の角度に開い
    た位置で拘束することを特徴とする血圧モニター装置。
  9. 【請求項9】請求項1記載の装置において、環状の隔絶
    するリング(50)は、隔絶された皮膚と接触する変換器
    の感知手段(14)の作用表面(48)の直径よりも実質的
    に大きい内径を有することを特徴とする血圧モニター装
    置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の装置において、当該隔絶
    リング(50)は変換器の感知手段(14)の作用表面(4
    8)の直径の少なくとも2倍の内径を有することを特徴
    とする血圧モニター装置。
  11. 【請求項11】請求項9記載の装置において、隔絶リン
    グ(50)の内径は変換器の感知手段(14)の作用表面
    (48)の直径の6倍であることを特徴とする血圧モニタ
    ー装置。
  12. 【請求項12】請求項9記載の装置において、当該隔絶
    リング(50)は変換器感知手段(14)の作用表面(48)
    の直径の少なくとも2倍の内径を有し、隔絶リング(5
    0)は当該隔絶リング(50)によって囲まれた皮膚の高
    くなったドーム部分を作り出し、当該変換器の感知手段
    (14)は隔絶された皮膚の高くなったドーム部分の中の
    圧力の変化を感知することを特徴とする血圧モニター装
    置。
  13. 【請求項13】請求項3記載の装置は手首をかこむ手段
    (16,18)の中に放射方向の動脈の上の位置に揃えられ
    た2つの開口部(16,18)を含み、変換器の感知手段(1
    4)を、この装置が右の手首に用いられるか又は左の手
    首に用いられるかによって、手首の近くの放射方向の動
    脈の上の位置の中の当該2つの開口部(26,28)の何れ
    かの中に保持することを特徴とする血圧モニター装置。
  14. 【請求項14】動脈の近くの隔絶された皮膚の部分にお
    ける血圧を測定するための血圧モニター装置において、 イ) 少なくとも1つの変換器の感知手段(14)と、 ロ) 皮膚に対して少なくとも1つの当該変換器手段
    (14)を保持するための保持手段とを含み、 ハ) 当該変換器の感知手段(14)は当該変換器の感知
    手段(14)を囲む環状の隔絶リング(50)を有して皮膚
    の1部を隔絶し、当該隔絶リング(50)は、当該変換器
    の感知手段(14)の近くの皮膚がペシャンコに平らにな
    るのを防ぐように皮膚の隔絶された部分と接触し、当該
    隔絶リング(50)の中に皮膚の高くなった部分を形成さ
    せる変換器の感知手段(14)の作用表面(48)の直径の
    少なくとも2倍の内径を有することを特徴とする血圧モ
    ニター装置。
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