JP2617515B2 - 競技用ボールの表面パネル及びその製造方法 - Google Patents

競技用ボールの表面パネル及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、競技用ボールの表面パネル及びその製造方
法に関する。
<従来の技術> 従来、空気密封構造の競技用ボール例えばサッカーボ
ールにあっては、その表面に天然皮革又は合成皮革を6
角形及び5角形に裁断したパネルを接着した構造が一般
的である。この種競技用ボールにあっては、パネルの周
縁が肉薄に削除され、ボールに接着されたとき隣接パネ
ルとの間に溝が形成されて、ボール把持性、飛距離等が
改善されるのが通例であり、このようなパネル周縁の削
除処理(コバ削ぎ処理と俗称される)を自動的に行う装
置として、特公昭58−58399号公報に開示のものがあ
る。またパネルへ印刷するための転写マークを開示する
ものとして、特開昭45−9619号公報があり、ボール外層
を射出成形法により成形する装置として、特公昭49−26
068号公報に開示の構造がある。
<発明が解決しようとする課題> 上記先行技術を利用して、競技用ボールの表面パネル
を成形する場合、次のような問題点がある。
(イ)サッカーボール用パネルを、例えばポリ塩化ビニ
ル系熱可塑性エラストマーを用いて、射出成形法にて形
成された場合、表面の摩擦係数が大き過ぎボールの表面
パネルとして不適当である。因みに、ポリ塩化ビニル系
熱可塑性エラストマーの摩擦係数は約0.92ないし1.00で
あり、またボール(サッカーボール)に適した摩擦係数
は、約0.40ないし0.45である。摩擦係数の測定はASTM
D−1894−78を参考にして測定した。
(ロ)前述の如く成形したパネルは、成形性及び寸法安
定性ともに悪く、成形後のパネルが波形に変形してしま
うことが多い。この種パネルが軟らかく(硬度約60ない
し85)かつ薄い(約1ないし3mm)ことから、内部に生
じた歪がそのまま形状変化として現れるのである。
(ハ)射出成形法にて成形されたポリ塩化ビニル系熱可
塑性エラストマー製パネルは、光沢に欠け、従来の天然
皮革或いは合成皮革製ボールに比較して見劣りがする。
(ニ)ポリ塩化ビニル系熱可塑性樹脂を金型キャビティ
内に射出注入した場合、ポリ塩化ビニル中に含まれる可
塑剤等が蒸発しその後冷却固化して金型表面に付着す
る。それ故、成形を繰り返すうちにこの付着量が増加
し、金型キャビティ全面を削り直さなければならないと
いう問題がある。このような処置は、通常数ヵ月ないし
半年ごとに行われている。
本発明は、このような問題点をすべて解決するもの
で、競技用ボールの表面材料として最適なパネル及びそ
の製造方法を実現したものである。
<課題を解決するための手段> 本発明第1の発明は、中空球形の弾性を有するチュー
ブ単体又は該チューブに補強層を付加してなるボール基
体、該ボール基体表面全面に接着される複数枚の表面パ
ネルを具備する競技用ボールの表面パネルであって、該
表面パネルは熱可塑性エラストマーよりなるパネル本体
と、該パネル本体表面に接着された印刷層と、上記パネ
ル本体表面及び上記印刷層を覆って接着された上記パネ
ル本体より硬質の透明樹脂よりなる保護層、該保護層上
に形成された低摩擦材料よりなる透明な被覆層よりなる
ものである。
また本発明第2の発明は、競技用ボールの表面に複数
枚接着される表面パネルの製造方法であって、ポリエチ
レンテレフタレートフィルム基板上に低摩擦材料を含む
離型層、透明な硬質樹脂よりなる保護層、染料を含む印
刷層及び接着剤層を上記順序で積層してなる転写箔を、
表面パネル形状のキャビティを有する金型内に配設する
工程、上記キャビティ内に加熱軟化した熱可塑性エラス
トマーを注入し、成形された表面パネルの表面に上記接
着剤層を介して上記印刷層を接着させると同時に、上記
印刷層を含む上記表面パネルの表面全面に上記保護層及
び低摩擦材料を含む被覆層を形成する工程よりなるもの
である。
<作 用> 本発明における表面パネルは、熱可塑性エラストマー
よりなるパネル本体と、該パネル本体表面に接着された
印刷層と、上記パネル本体表面及び上記印刷層を覆って
接着された上記パネル本体より硬質の透明樹脂よりなる
保護層と、該保護層上に形成された低摩擦材料よりなる
透明な被覆層にて構成される。上記保護層は、軟らかい
パネル本体に強度を与え、これに合成皮革に類似した感
触を付加する作用をなす。また保護層は、表面パネル全
体をやゝ硬くし、ボール基体表面への接着時の取扱いを
容易にする作用をなす。上記被覆層は、パネルの摩擦係
数を低下させ、ボール表皮として最適の摩擦係数(約0.
40ないし0.45)を得る作用をなす。また被覆層は、適宜
な光沢を生ずるから、天然皮革或いは合成皮革に類似し
た表面状態を得る作用をなす。
<実 施 例> 第1図及び第2図は、競技用ボールの一例としてサッ
カーボール1を示し、その表面には、表面パネル2、即
ち12枚の5角形パネルと20枚の6角形パネルが各々の周
辺を接する如く配置され、接着されている。表面パネル
2の周辺は、傾斜肉薄に形成され、それ故表面パネル2
の接合部分には、溝3が形成される。4は表面パネル2
の表面に形成された模様、記号、文字等所定パターンの
凹部で、この凹部4内に印刷層5が形成されている。6
は表面パネル2の裏面に所定間隔をもって形成された多
数の突起体であり、表面パネル2の柔軟性を増し、かつ
軽量化を図るものである。表面パネル2は、硬度(JI
S)約60ないし85のポリ塩化ビニル系熱可塑性エラスト
マーよりなるパネル本体7と、該パネル本体7表面に被
着された、上記パネル本体7より硬質のアクリル系樹脂
例えばポリメチルメタクリレートよりなる保護層8と、
ワックス等低摩擦材料を含む被覆層9よりなる。パネル
本体7を形成するポリ塩化ビニル系熱可塑性エラストマ
ー材料としては、スミフレックス(登録商標)又はスミ
コン(登録商標)(ともに住友ベークライト(株)
製)、サンプレーン(登録商標)三菱化成ビニル(株)
製)、アロンエラストマーAE((登録商標)又はアロン
NP(登録商標)(ともに東亜合成化学工業(株)製)等
が使用できる。パネル本体7の厚さは、約1mmないし3m
m、保護層8及び被覆層9の合計の厚さは、約2μない
し10μ程度であり、パネル本体7を構成するポリ塩化ビ
ニル系熱可塑性エラストマーにはボール基体との接着性
を良くするために混入される滑剤は最小限の量とされて
いる。10は、表面パネル2が接着されるゴム中張層、11
は糸巻補強層、12は所定の内圧をもって空気が封入され
たゴムチューブである。このチューブ12には、図示しな
いバルブを介して空気が注入される。上記各部分にてボ
ール基体が構成される。尚このボール基体として、補強
機能が有する熱可塑性エラストマー例えばハイトレル
(登録商標)よりなるチューブ単体を使用することもで
きる。
第3図は、表面パネル2への印刷を行う転写箔13の断
面構造を示し、14は、厚さ約35ないし50μのポリエチレ
ンテレフタレートフィルムよりなる基板、15は、この基
板14上に被着された厚さ約1μの離型層で、アクリル系
樹脂にワックスよりなる低摩擦材料が加えられ、タコン
(tukon)硬度約22である。8は、この離型層15上に形
成された前述の厚さ約1μないし10μの保護層で、タコ
ン硬度約18ないし19を有する。5は、保護層8上に模
様、記号、文字等所定パターンに形成された厚さ約40μ
の印刷層で、所定の色例えば黒色の染料を含む。この印
刷層5は、グラビア印刷法により形成されたものが適し
ている。具体的には、一層約1.5μの印刷層を、3層と
したもの、即ち3回重ね印刷し、約4.5μ圧の層とした
ものが適当である。グラビア印刷法により形成された印
刷層5は、凝集力が強いため表面パネル2へ印刷した
後、剥離しにくいという利点がある。一方この種転写箔
への印刷に使用される方法としてシルクスクリーン法が
あるが、これは印刷層が剥離し易いという欠点があるた
め、ボールの表面パネルへの印刷には適さないのであ
る。17た、印刷層5及び保護層8を被覆して形成された
接着剤層で、ウレタン系感熱接着剤が使用できる。
次に、上記転写箔13を用いた表面パネル2の成形同時
印刷につき説明する。
第4図に示す如くまず表面パネル2形状のキャビティ
18を有する一対の金型19,20が準備される。一方の金型2
0には、注入孔21が形成されている。金型19,20は、分離
された状態にあり、両金型19,20間に転写箔13が位置せ
しめられる。このとき、転写箔13の基板14は、金型19の
キャビティ18内面側に位置している。キャビティ18に
は、印刷部分に対応して凸部22が形成されており、転写
箔13の印刷層5は、この凸部22に相対している。またこ
の金型19のキャビティ18内面は、微少凹凸状のシボ加工
処理が施されている。
しかして一対の金型19,20は、重ね合わされ型締めさ
れ、注入孔21にノズル23が当てられ、約200℃にて加熱
軟化された熱可塑性エラストマー24がキャビティ18内に
注入される。この注入圧力により転写箔13は、金型19の
キャビティ18内面に押しつけられ密着し、印刷層5は、
接着剤層17を介して成形されたパネル本体7に接着せし
められる。成形後、金型19,20は分割され、表面パネル
2が取り出される。表面パネル2の表面には、印刷層5
を覆って保護層8及び離型層15の一部が被着され、被覆
層9が形成される。尚パネル2成形の際、転写箔13は極
めて薄いため、金型19のキャビティ18表面に形成した微
少凹凸はそのまま表面パネル2の表面に現れ、その結果
表面パネル2の表面は、シボ加工され、皮革模様が形成
される。
上記の如く形成した表面パネル2では、第6図に示す
ように印刷層5の染料が接着剤層17を通過し、パネル本
体7に浸透し、パネル本体7に着色領域25を形成する。
この着色領域の深さは、成形後、約10日間で約0.3mmに
達した。またこの浸透方向は図中下方向に一致し、横方
向への浸透が少ない傾向が見られた。このことは、印刷
の滲みが小さいことを意味し、本発明にとって有意義で
ある。尚上記染料の浸透に際し使用したポリ塩化ビニル
系熱可塑性エラストマーは、スミコン(登録商標)PMT2
900(住友ベークライト株式会社製)、転写箔は株式会
社麗光製転写箔を使用した。
かくして形成された表面パネル2は、ボール基体表面
に、接着剤を介して接着され、ボールとして完成する。
第7図は、摩擦係数特性を示し、ASTM D 1894−78
に準ずる測定方法による結果である。曲線Aが本発明実
施例に係る表面パネル2即ちポリ塩化ビニル系熱可塑性
エラストマーよりなるパネル本体7と、ポリメチルメタ
クリレート樹脂よりなる保護層16にて構成される表面パ
ネル2の保護層16表面の摩擦係数を示す。また曲線Bは
比較例として示すもので、上記パネル本体7のみからな
る表面パネルの摩擦係数である。さらにまた曲線Cは、
合成皮革表面における摩擦係数特性である。図より曲線
Bは、摩擦係数約0.40ないし0.45であり、これは合成皮
革のそれに略等しく、また曲線Bは約0.92ないし1.00で
あることが判る。
上記実施例においては、パネル本体7はポリ塩化ビニ
ル系熱可塑性エラストマーを使用した例につき説明した
が、このほかポリエステル系熱可塑性エラストマー例え
ばハイトレル(登録商標)(東レデュポン(株)製)、
ペルプレン(登録商標)(東洋紡績(株)製)、ウレタ
ン系熱可塑性エラストマー例えばパンデックス(登録商
標)(大日本インキ化学工業(株)製)エラストラン
(登録商標)(日本エストラン(株)製)、オレフィン
系熱可塑性エラストマー例えば住友TPE(住友化学工業
(株)製)、ミラストマー(登録商標)(三井石油化学
工業(株)製)、スチレン系熱可塑性エラストマー例え
ばタフプレン(登録商標)(旭化成工業(株)製)、ソ
ルプレン−T(登録商標)(日本エラストマー(株)
製)が使用でき、これらの材料においても適度な摩擦係
数及び耐久性が得られた。また上記熱可塑性エラストマ
ーに天然皮革を微粉砕した物を混入して、天然皮革の感
触に近いものとすることもできる。また保護層8の材料
としては、上記アクリル系樹脂のほか耐摩耗性に優れた
ウレタン系樹脂が使用できる。
<発明の効果> 本発明によれば、以下の効果が奏せられる。
(イ)第1発明によれば、パネル本体表面に低摩擦材料
を含む被覆層が形成されるから、パネル表面の摩擦係数
が低下し、競技用ボールとして最適の摩擦係数を得るこ
とができる。即ち、パネル本体は、ボール基体との接着
強度を向上させるために滑剤の混入が最小限に抑えられ
るためのその摩擦係数は約0.95と高く、ここまでは競技
用ボールとして不適である。それ故、このパネル表面に
低摩擦材料を含む被覆層を形成して、パネル表面の摩擦
係数を約0.40程度に低下させ、天然皮革或いは合成皮革
のそれに類似させるのである。
(ロ)第2発明によれば、金型キャビティ内に転写箔が
配置され、ポリエチレンテレフタレートフィルム基板が
キャビティ内微少凹凸表面に密着せしめられ成形材料は
この転写箔に接触するものであるから、金型表面に直接
成形材料が接触する場合に比較して、ポリエチレンテレ
フタレートフィルムの滑沢な表面形状が得られることと
なり、表面パネルの表面に光沢を付与することができ
る。
(ハ)前述の転写箔をキャビティ内に配置することによ
り、熱可塑性エラストマーの収縮率の均一化が図れるこ
と及び熱可塑性エラストマーの流動性が良くなり、従っ
て内部歪が減少し、変形を生じにくくなることが確認さ
れた。
(ニ)表面パネル周辺の傾斜肉薄部は、成形金型の形状
に一致して所望形状とすることができるから、従来必要
とされていた複雑なコバ削ぎ装置は不要となる。
(ホ)第5発明によれば、印刷層をグラビア印刷法にて
形成することにより、剥離しにくい印刷層を得ることが
でき、表面に強裂な衝撃や摩擦力が加わる競技用ボール
表面パネルの印刷として最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、サッカーボールの表面形状を示す正面図、第
2図は、第1図A−A線断面図、第3図は、転写箔の断
面図、第4図及び第5図は、金型を示す断面図、第6図
は、表面パネルの要部を示す断面図、第7図は、摩擦係
数を示す特性図である。 1……サッカーボール、2……表面パネル 5……印刷層、6……突起体 7……パネル本体、9……被覆層 13……転写箔、14……基板 15……離型層、16……保護層 18……キャビティ、19,20……金型

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空球形の弾性を有するチューブ単体又は
    該チューブに補強層を付加してなるボール基体、該ボー
    ル基体表面全面に接着される複数枚の表面パネルを具備
    する競技用ボールの表面パネルであって、該表面パネル
    は熱可塑性エラストマーよりなるパネル本体と、該パネ
    ル本体表面に接着された印刷層と、上記パネル本体表面
    及び上記印刷層を覆って接着された上記パネル本体より
    硬質の透明樹脂よりなる保護層と、該保護層上に形成さ
    れた低摩擦材料よりなる透明な被覆層よりなることを特
    徴とするう競技用ボールの表面パネル
  2. 【請求項2】上記熱可塑性エラストマーは、ポリ塩化ビ
    ニル系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性
    エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、オレ
    フィン系熱可塑性エラストマー及びスチレン系熱可塑性
    エラストマーのグループより選ばれた一の熱可塑性エラ
    ストマーよりなり、上記硬質樹脂はアクリル系樹脂又は
    ウレタン系樹脂よりなり、かつ上記低摩擦材料はワック
    スよりなることを特徴とする請求項1記載の競技用ボー
    ルの表面パネル
  3. 【請求項3】競技用ボールの表面に複数枚接着される表
    面パネルの製造方法であって、 ポリエチレンテレフタレートフィルム基板上に低摩擦材
    料を含む離型層、透明な硬質樹脂よりなる保護層、染料
    を含む印刷層及び接着剤層を上記順序で積層してなる転
    写箔を、表面パネル形状のキャビティを有する金型内に
    配設する工程、 上記キャビティ内に加熱軟化した熱可塑性エラストマー
    を注入し、成形された表面パネルの表面に上記接着剤層
    を介して上記印刷層を接着させると同時に、上記印刷層
    を含む上記表面パネルの表面全面に上記保護層及び低摩
    擦材料を含む被覆層を形成する工程、 よりなることを特徴とする競技用ボールの表面パネルの
    製造方法
  4. 【請求項4】上記熱可塑性エラストマーは、ポリ塩化ビ
    ニル系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性
    エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、オレ
    フィン系熱可塑性エラストマー及びスチレン系熱可塑性
    エラストマーのグループより選ばれた一の熱可塑性エラ
    ストマーよりなり、上記硬質樹脂はアクリル系樹脂又は
    ウレタン系樹脂よりなり、かつ上記低摩擦材料はワック
    スよりなることを特徴とする請求項3記載の競技用ボー
    ルの表面パネルの製造方法
  5. 【請求項5】上記転写箔における上記印刷層は、グラビ
    ア印刷にて形成されてなることを特徴とする請求項4記
    載の競技用ボールの表面パネルの製造方法
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