JP2614740B2 - 安定化されたパーフルオロポリエーテル組成物 - Google Patents
安定化されたパーフルオロポリエーテル組成物Info
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- perfluoropolyether
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、安定化されたパーフルオロポリエーテル組
成物に関する。更に詳しくは、末端アリールアミド基含
有パーフルオロポリエーテルによって安定化されたパー
フルオロポリエーテル組成物に関する。
成物に関する。更に詳しくは、末端アリールアミド基含
有パーフルオロポリエーテルによって安定化されたパー
フルオロポリエーテル組成物に関する。
パーフルオロポリエーテルは、粘稠な液体(粘度約5
〜1000cst/40℃)であり、化学的、物理的安定性が優れ
ているので、グリースなどの潤滑剤や、シール流体、熱
媒体、離型剤など様々な分野で利用されている。特に、
近年は、IC、LSIなどの製造に用いられるイオン注入装
置およびCVD装置の真空ポンプ油として、パーフルオロ
ポリエーテルは、その優れた低蒸気圧性および化学的安
定性の故に広範囲に利用されている。
〜1000cst/40℃)であり、化学的、物理的安定性が優れ
ているので、グリースなどの潤滑剤や、シール流体、熱
媒体、離型剤など様々な分野で利用されている。特に、
近年は、IC、LSIなどの製造に用いられるイオン注入装
置およびCVD装置の真空ポンプ油として、パーフルオロ
ポリエーテルは、その優れた低蒸気圧性および化学的安
定性の故に広範囲に利用されている。
パーフルオロポリエーテルは、直鎖状の分子構造を有
するものが、分子中に側鎖を有するものより優れてお
り、これらの直鎖タイプのパーフルオロポリエーテルの
中でも、 Rf−O(CF2CF2O)m(CF2O)n−Rf の構造を持つパーフルオロポリエーテルは、粘度指数、
低温流動性、蒸気圧などの点で特に優れている。しかし
ながら、これらのパーフルオロポリエーテルは、その構
造鎖中に(CF2O)基を含むため、鉄、ニッケル、クロム
などの金属と高温下(200℃以上)で接触すると、極め
て短時間に分解、ガス化し、揮散してしまうという欠点
を有する。
するものが、分子中に側鎖を有するものより優れてお
り、これらの直鎖タイプのパーフルオロポリエーテルの
中でも、 Rf−O(CF2CF2O)m(CF2O)n−Rf の構造を持つパーフルオロポリエーテルは、粘度指数、
低温流動性、蒸気圧などの点で特に優れている。しかし
ながら、これらのパーフルオロポリエーテルは、その構
造鎖中に(CF2O)基を含むため、鉄、ニッケル、クロム
などの金属と高温下(200℃以上)で接触すると、極め
て短時間に分解、ガス化し、揮散してしまうという欠点
を有する。
このような欠点を改良するために、モノおよびジカル
ボン酸パーフルオロポリエーテルのアリールアミド誘導
体をパーフルオロポリエーテルに添加する方法が知られ
ているが(特開昭47−1895号公報)、この方法は熱安定
性の点では若干改善されるものの、実用性の点で未だ十
分でなかった。
ボン酸パーフルオロポリエーテルのアリールアミド誘導
体をパーフルオロポリエーテルに添加する方法が知られ
ているが(特開昭47−1895号公報)、この方法は熱安定
性の点では若干改善されるものの、実用性の点で未だ十
分でなかった。
本発明の目的は、高温下で金属と接触させても分解、
ガス化せず、従って揮散しない直鎖タイプのパーフルオ
ロポリエーテル組成物を提供することにある。
ガス化せず、従って揮散しない直鎖タイプのパーフルオ
ロポリエーテル組成物を提供することにある。
本発明者らは、パーフルオロポリエーテルにパーフル
オロポリエーテルのアリールアミド誘導体とフォスファ
イト化合物を同時に含有させることにより、パーフルオ
ロポリエーテルの金属存在時の熱安定性が飛躍的に向上
することを見出した。
オロポリエーテルのアリールアミド誘導体とフォスファ
イト化合物を同時に含有させることにより、パーフルオ
ロポリエーテルの金属存在時の熱安定性が飛躍的に向上
することを見出した。
従って、本発明は安定化されたパーフルオロポリエー
テル組成物に係り、この組成物は、一般式 Rf−O(CF2CF2O)m(CF2O)n−Rf 〔I〕 (ここで、Rfはパーフルオロメチル基またはパーフルオ
ロエチル基であり、CF2CF2O基およびCF2O基はランダム
に結合されており、m+n=3〜200であり、m:n=10:9
0〜90:10である)で表わされるパーフルオロポリエーテ
ルに、一般式 FOC−(CF2CF2O)m(CF2O)n−COF 〔II〕 (ここで、mおよびnは前記定義の如くである)で表わ
されるパーフルオロポリエーテルのジ酸フロライドと一
般式 ArNHPhNHAr 〔III〕 (ここで、Phはフェニレン基であり、Arはアリール基で
ある)で表わされるN,N′−ジアリールフェニレンジア
ミンとの反応生成物たる末端アリールアミド基含有パー
フルオロポリエーテルおよび一般式 (R′O)3P 〔IV〕 (ここで、R′はアルキル基またはアルキルアリール基
である)で表わされるフォスファイト化合物をそれぞれ
添加してなる。
テル組成物に係り、この組成物は、一般式 Rf−O(CF2CF2O)m(CF2O)n−Rf 〔I〕 (ここで、Rfはパーフルオロメチル基またはパーフルオ
ロエチル基であり、CF2CF2O基およびCF2O基はランダム
に結合されており、m+n=3〜200であり、m:n=10:9
0〜90:10である)で表わされるパーフルオロポリエーテ
ルに、一般式 FOC−(CF2CF2O)m(CF2O)n−COF 〔II〕 (ここで、mおよびnは前記定義の如くである)で表わ
されるパーフルオロポリエーテルのジ酸フロライドと一
般式 ArNHPhNHAr 〔III〕 (ここで、Phはフェニレン基であり、Arはアリール基で
ある)で表わされるN,N′−ジアリールフェニレンジア
ミンとの反応生成物たる末端アリールアミド基含有パー
フルオロポリエーテルおよび一般式 (R′O)3P 〔IV〕 (ここで、R′はアルキル基またはアルキルアリール基
である)で表わされるフォスファイト化合物をそれぞれ
添加してなる。
一般式〔I〕で表わされるパーフルオロポリエーテル
基油は、テトラフルオロエチレンの光酸化重合で生成し
た先駆体を、完全にフッ素化することにより得ることが
できる。
基油は、テトラフルオロエチレンの光酸化重合で生成し
た先駆体を、完全にフッ素化することにより得ることが
できる。
末端アリールアミド基含有パーフルオロポリエーテル
は、前記の基油の先駆体から誘導される。即ち、テトラ
フルオロエチレンの光酸化重合で生成する両末端に酸フ
ロライド基を有する化合物、即ち前記一般式〔II〕で表
わされるパーフルオロポリエーテルのジ酸フロライドと
一般式〔III〕で表わされるN,N′−ジアリールフェニレ
ンジアミンArNHPhNHArとの常法による反応により容易に
得ることができる。
は、前記の基油の先駆体から誘導される。即ち、テトラ
フルオロエチレンの光酸化重合で生成する両末端に酸フ
ロライド基を有する化合物、即ち前記一般式〔II〕で表
わされるパーフルオロポリエーテルのジ酸フロライドと
一般式〔III〕で表わされるN,N′−ジアリールフェニレ
ンジアミンArNHPhNHArとの常法による反応により容易に
得ることができる。
N,N′−ジアリールフェニレンジアミンとしては、例
えば、N,N′−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、
N,N′−ジ(2−ナフチル)−p−フェニレンジアミ
ン、N,N′−ジ(p−フェニルスルホンアミド)−p−
フェニレンジアミンなどが用いられる。これらのジアミ
ン化合物は、ジ酸フロライド化合物に対して一般に1:1
モル比で用いられる。
えば、N,N′−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、
N,N′−ジ(2−ナフチル)−p−フェニレンジアミ
ン、N,N′−ジ(p−フェニルスルホンアミド)−p−
フェニレンジアミンなどが用いられる。これらのジアミ
ン化合物は、ジ酸フロライド化合物に対して一般に1:1
モル比で用いられる。
また、一般式〔IV〕で表わされるフォスファイト化合
物は、一般に高分子酸化防止剤として用いられるもので
あり、トリステアリルフォスファイト、トリデシルフォ
スファイト、トリノニルフェニルフォスファイト、トリ
ス(2,4−ジ第3ブチルフェニル)フォスファイトなど
が挙げられる。
物は、一般に高分子酸化防止剤として用いられるもので
あり、トリステアリルフォスファイト、トリデシルフォ
スファイト、トリノニルフェニルフォスファイト、トリ
ス(2,4−ジ第3ブチルフェニル)フォスファイトなど
が挙げられる。
末端アリールアミド基含有パーフルオロポリエーテル
とフォスファイト化合物は、それぞれパーフルオロポリ
エーテル基油に対し約1〜5重量%、好ましくは約1〜
3重量%、更に好ましくは約2.5〜3重量%の割合で混
合して用いられる。また、これら両者の重量比は、通常
10:1〜1:3の範囲内であり、好ましくは1:1である。
とフォスファイト化合物は、それぞれパーフルオロポリ
エーテル基油に対し約1〜5重量%、好ましくは約1〜
3重量%、更に好ましくは約2.5〜3重量%の割合で混
合して用いられる。また、これら両者の重量比は、通常
10:1〜1:3の範囲内であり、好ましくは1:1である。
本発明によれば、熱安定性が飛躍的に向上したパーフ
ルオロポリエーテル組成物が提供され、直鎖タイプのパ
ーフルオロポリエーテルを更に高い温度で実用に供する
ことを可能とする。
ルオロポリエーテル組成物が提供され、直鎖タイプのパ
ーフルオロポリエーテルを更に高い温度で実用に供する
ことを可能とする。
次に、実施例について本発明を説明する。
実施例1 内径60mmのシャーレに、末端ジフェニルアミド基含有
パーフルオロポリエーテル(m:nの重量比20:80、MW=63
00のパーフルオロポリエーテルのジ酸フロライドとN,
N′−ジフェニル−p−フェニレンジアミンとのモル比
1:1反応生成物)0.02gおよびトリス(ノニルフェニル)
フォスファイト0.02gを秤り取り、これにパーフルオロ
ポリエーテル基油を0.6g加え、混合して均一とした後、
試薬一級の鉄粉を0.02g均一に分散させ、300℃の恒温槽
中に保持した。所定時間毎に加熱減量を測定し、パーフ
ルオロポリエーテルが完全に蒸散する時間を求めると、
41時間という値が得られた。
パーフルオロポリエーテル(m:nの重量比20:80、MW=63
00のパーフルオロポリエーテルのジ酸フロライドとN,
N′−ジフェニル−p−フェニレンジアミンとのモル比
1:1反応生成物)0.02gおよびトリス(ノニルフェニル)
フォスファイト0.02gを秤り取り、これにパーフルオロ
ポリエーテル基油を0.6g加え、混合して均一とした後、
試薬一級の鉄粉を0.02g均一に分散させ、300℃の恒温槽
中に保持した。所定時間毎に加熱減量を測定し、パーフ
ルオロポリエーテルが完全に蒸散する時間を求めると、
41時間という値が得られた。
実施例2〜3、比較例1〜3 実施例1において、末端ジフェニルアミド基含有パー
フルオロポリエーテル合成原料のアミン化合物および/
またはフォスファイト化合物を種々に変更して完全蒸散
時間を測定し、次の表に示されるような結果を得た。
フルオロポリエーテル合成原料のアミン化合物および/
またはフォスファイト化合物を種々に変更して完全蒸散
時間を測定し、次の表に示されるような結果を得た。
これらの結果から、パーフルオロポリエーテル基油に
末端アリールアミド基含有パーフルオロポリエーテルと
フォスファイト化合物とを同時に添加した場合は、アミ
ン化合物としてジフェニルアミンを用いた場合と比較し
て、パーフルオロポリエーテル基油の完全蒸散時間が飛
躍的に伸び、基油の分解、ガス化の防止に著しい相乗効
果をもたらすことが分かる。また、実施例1および比較
例1または3について蒸発損失(%)と加熱時間との関
係を経時的に測定すると、第1図のグラフに示されるよ
うな結果が得られた。
末端アリールアミド基含有パーフルオロポリエーテルと
フォスファイト化合物とを同時に添加した場合は、アミ
ン化合物としてジフェニルアミンを用いた場合と比較し
て、パーフルオロポリエーテル基油の完全蒸散時間が飛
躍的に伸び、基油の分解、ガス化の防止に著しい相乗効
果をもたらすことが分かる。また、実施例1および比較
例1または3について蒸発損失(%)と加熱時間との関
係を経時的に測定すると、第1図のグラフに示されるよ
うな結果が得られた。
第1図は、パーフルオロポリエーテル組成物の加熱時間
と蒸発損失(%)の関係を示すグラフである。
と蒸発損失(%)の関係を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 71/02 LQE C08L 71/02 LQE (C10M 169/04 105:54 107:38 133:16 133:56 137:02) C10N 30:08 (56)参考文献 特開 昭47−1895(JP,A) 特開 昭57−191407(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 Rf−O(CF2CF2O)m(CF2O)n−Rf 〔I〕 (ここで、Rfはパーフルオロメチル基またはパーフルオ
ロエチル基であり、CF2CF2O基およびCF2O基はランダム
に結合されており、m+n=3〜200であり、m:n=10:9
0〜90:10である)で表わされるパーフルオロポリエーテ
ルに、一般式 FOC−(CF2CF2O)m(CF2O)n−COF 〔II〕 (ここで、mおよびnは前記定義の如くである)で表わ
されるパーフルオロポリエーテルのジ酸フロライドと一
般式 ArNHPhNHAr 〔III〕 (ここで、Phはフェニレン基であり、Arはアリール基で
ある)で表わされるN,N′−ジアリールフェニレンジア
ミンとの反応生成物たる末端アリールアミド基含有パー
フルオロポリエーテルおよび一般式 (R′O)3P 〔IV〕 (ここで、R′はアルキル基またはアルキルアリール基
である)で表わされるフォスファイト化合物をそれぞれ
添加してなる、金属と接触する用途に用いられるパーフ
ルオロポリエーテル組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63091694A JP2614740B2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | 安定化されたパーフルオロポリエーテル組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63091694A JP2614740B2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | 安定化されたパーフルオロポリエーテル組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01265049A JPH01265049A (ja) | 1989-10-23 |
JP2614740B2 true JP2614740B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=14033622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63091694A Expired - Fee Related JP2614740B2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | 安定化されたパーフルオロポリエーテル組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2614740B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3336958B2 (ja) * | 1998-06-11 | 2002-10-21 | 日本メクトロン株式会社 | 含フッ素ブロック共重合体の製造法 |
KR100453205B1 (ko) * | 2001-07-11 | 2004-10-15 | 주식회사 흥인화학 | 저분자량의 불소계 화합물의 혼합물을 담체로 사용한셀롤로스 기재의 장기 보존제 |
JP5705860B2 (ja) * | 2009-10-06 | 2015-04-22 | ソルヴェイ・スペシャルティ・ポリマーズ・イタリー・エッセ・ピ・ア | 真空ポンプ用潤滑剤組成物 |
JP6058001B2 (ja) | 2011-08-02 | 2017-01-11 | ソルベイ スペシャルティ ポリマーズ イタリー エス.ピー.エー. | (パー)フルオロポリマー組成物 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57191407A (en) * | 1981-05-20 | 1982-11-25 | Hitachi Ltd | Rankine cycle system |
-
1988
- 1988-04-15 JP JP63091694A patent/JP2614740B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01265049A (ja) | 1989-10-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |