JP2614573B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2614573B2
JP2614573B2 JP4014122A JP1412292A JP2614573B2 JP 2614573 B2 JP2614573 B2 JP 2614573B2 JP 4014122 A JP4014122 A JP 4014122A JP 1412292 A JP1412292 A JP 1412292A JP 2614573 B2 JP2614573 B2 JP 2614573B2
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外喜男 赤井
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雄二郎 高本
英史 野村
博之 高見
光吉 大谷
俊樹 高馬
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室外側熱交換器に吸気
用ダクト及び排気用ダクトを介して外気を供給する空気
調和機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種空気調和機として、例えば
実公昭56−53225号公報(F24F 1/02)にて示されるものが
知られている。この構成においては、吸気用ダクトと排
気用ダクトの壁面側開口部に防護グリルを設け、比較的
大きなゴミや虫等の侵入を防止しているが、防護グリル
の間隔が大きいため、塵埃は本体内に侵入して室外側熱
交換器に付着し、室外側熱交換器の冷却フィンが目づま
りして室外側熱交換器の冷却効率を低下させる恐れがあ
った。
【0003】そこで、吸気用ダクトと排気用ダクトの壁
面側開口部にフィルタを設けることが考えられるが、こ
の構成では、フィルタの吸気用ダクトを被う部分が塵埃
により目づまりし、室外側熱交換器への空気供給量が低
下して室外側熱交換器の冷却効率を低下させる恐れがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、室外側熱交換器の冷却効率が低下
することのない空気調和機を提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、室内側熱交換
器、室外側熱交換器、圧縮機を有する本体と、一端を前
記本体の室外側吸気口に接続した吸気用ダクトと、一端
を前記本体の室外側排気口に接続した排気用ダクトと、
部屋の窓に装着され、前記吸気用ダクトと排気用ダクト
の他端を接続する窓枠と、前記吸気用ダクトと排気用ダ
クトの他端の開口を被う回転自在なフィルタとを設けた
ことを特徴とする。
【0006】また、本発明は、室内側熱交換器、室外側
熱交換器、圧縮機を有する本体と、一端を前記本体の室
外側吸気口に接続した吸気用ダクトと、一端を前記本体
の室外側排気口に接続した排気用ダクトと、部屋の窓に
装着され、前記吸気用ダクトと排気用ダクトの他端を接
続する窓枠と、前記吸気用ダクトと排気用ダクトの他端
の開口を被い、吸気用ダクトと排気用ダクトの吸排気流
により、回転するフィルタとを備えたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】本発明の請求項1の構成によれば、フィルタを
回転して吸気用ダクトを被う部分を排気用ダクトを被う
位置に移動させることにより、フィルタに付着した塵埃
を排気用ダクトからの排気により除去する。
【0008】また、請求項2の構成によれば、フィルタ
は吸気用ダクトと排気用ダクトの吸排気流により回転
し、フィルタに付着した塵埃は排気用ダクトからの排気
により除去される。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図15に基づき
以下に詳述する。
【0010】1は本体で、前面、両側面及び上面を被う
前ケース2と、背面を被う後ケース3と、底板4により
外観を構成している。5は前記本体1前面に形成される
室内側吸気口、6は前記本体1前面の室内側吸気口5側
方に形成される室内側排気口で、図示しない電動機によ
り駆動されて室内側排気口6からの排気を左右方向に変
更する風向左右変更翼7及び手動により室内側排気口6
からの排気を上下方向に変更する風向上下変更翼8を有
している。9は前記本体1背面上部に形成された傾斜面
で、室外側吸気口10及び室外側排気口11を形成してい
る。12は前記傾斜面9上部に形成された係止部、13は前
記本体1背面に形成された取付ネジ螺合部で、後述する
吸排ダクト30の本体側ホルダ31上部に形成された係止突
起35を係止部12に係止すると共に、取付ネジ37を本体側
ホルダ31を介して取付ネジ螺合部13に螺合し、吸排ダク
ト30の本体側ホルダ31を本体1の傾斜面9に装着するよ
うになっている。
【0011】14は前記本体1内を上下に区画する水受皿
で、前記底板4上に立設した状態で底板4に固定される
仕切板15上に載置固定されており、前記底板4、水受皿
14及び仕切板15により囲まれる下部後方空間に圧縮機16
を収納固定すると共に、下部前方空間に水受容器17を着
脱自在に収納している。
【0012】18は前記水受皿14上に載置固定され、本体
1前方に位置する第1ファンケ−シングで、本体1前面
に形成される室内側吸気口5から室内側排気口6へ至る
室内側送風路19を構成している。20は前記第1ファンケ
−シング18の吸気側に装着される室内側熱交換器である
冷却器、21は前記第1ファンケ−シング18内に配設され
る横流ファン、22は前記横流ファン21を回転駆動する第
1モータで、前記横流ファン21と第1モータ22により室
内側送風機を構成している。
【0013】23は前記水受皿14上に載置固定され、本体
1後方に位置する第2ファンケ−シングで、前記室外側
吸気口10から室外側排気口11へ至る室外側送風路24を構
成している。25は前記第2ファンケ−シング23に固定さ
れる室外側熱交換器となる凝縮器、26は前記第2ファン
ケ−シング23内に配設されるシロッコファン、27は前記
シロッコファン26を回転駆動する第2モータで、シロッ
コファン26と第2モータ27により室外側送風機を構成し
ている。前記第2ファンケ−シング23は第1ファンケ−
シング18とともにネジ固定され、その状態で水受皿14上
に載置された後水受皿14上にネジ固定されるようになっ
ている。
【0014】28は前記室内側吸気口5と冷却器20との間
に配設された室内側フィルタ、29は前記本体1背面と凝
縮器25との間に配設された室外側フィルタで、室内側フ
ィルタ28及び室外側フィルタ29は本体1側面に形成され
た開口から挿脱自在に挿入するようになっている。
【0015】30は吸排ダクトで、本体側ホルダ31、窓枠
用ホルダ32、吸気用ダクト33及び排気用ダクト34から構
成されている。前記吸気用ダクト33及び排気用ダクト34
は、断面略矩形状に形成され、保形性、柔軟性、弾性及
び耐久性を有する材料、例えばエチレンに酢酸ビニル共
重合体を混入した合成樹脂等にて成形されており、保形
性を有することにより、吸排ダクト30を本体1と後述す
る窓枠47に接続した状態で、本体1を移動させたり向き
を変えた際に、吸気用ダクト33及び排気用ダクト34がね
じれにより変形するのを防止し、柔軟性と弾性を有する
ことにより、本体1の移動及び向きの変更を容易に行え
るようにすると共に、耐久性を有することにより、負荷
のかかる部分の割れ等を防止するようになっている。
【0016】前記本体側ホルダ31は左右一対のケースを
ネジ固定することで構成されており、上部に形成した係
止突起35を本体1の傾斜面9上部に形成した係止部12に
挿入係止し、係止突起35と係止部12との係合部分を軸と
して本体側ホルダ31を回転して本体側ホルダ31下面を傾
斜面9に当接させ、この状態で下部に形成した固定部36
の透孔を介して取付ネジ37を本体1の螺合部13に螺合
し、本体側ホルダ31を本体1に装着するようになってい
る。上述した如く、本体側ホルダ31は上部に形成した係
止突起35を本体1の係止部12に係止し、本体側ホルダ31
の下部に形成した固定部36を本体1に螺合することによ
り装着するようになっているので、着脱作業を簡素化す
ることができ、使用勝手を向上することができる。ま
た、本体側ホルダ31は係止突起35と係止部12の係合部分
を軸として本体側ホルダ31を回転し、本体側ホルダ31下
面を傾斜面9に当接させるようにしているので、本体側
ホルダ31を本体1に対して摺動して装着する構造に比
べ、本体1と本体側ホルダ31下面との間隙を減少するこ
とができ、吸排気効率を向上することができる。
【0017】38は一対の通気穴39を有する保持部材で、
通気穴39周縁に挿入部40を一体形成し、この挿入部40を
前記吸気用ダクト33及び排気用ダクト34の両端部に夫々
挿入嵌合して、吸気用ダクト33及び排気用ダクト34が変
形するのを防止するようになっている。そして、前記保
持部材38の挿入部40を吸気用ダクト33及び排気用ダクト
34の端部に挿入嵌合した状態で、前記本体側ホルダ31を
構成する一方のケースのリブ41、42間に形成される係止
溝に保持部材38を挿入し、保持部材38を他方のケースの
リブ41、42間に形成される係止溝に挿入しながら両ケー
スを係合し、吸気用ダクト33及び排気用ダクト34を挟持
固定するようになっている。
【0018】前記窓枠用ホルダ32は左右一対のケースを
ネジ固定することで構成され、挿入部40を吸気用ダクト
33及び排気用ダクト34の端部に挿入嵌合した保持部材
を、窓枠用ホルダ32を構成する一方のケースのリブ43、
44間に形成される係止溝に挿入し、保持部材38を他方の
ケースのリブ43、44間に形成される係止溝に挿入しなが
ら両ケースを係合し、吸気用ダクト33及び排気用ダクト
34を挟持固定するようになっている。45は前記窓枠用ホ
ルダ32に形成された鍔部で、後述する回転ホルダ84の係
合溝92に挿脱自在に挿入され、鍔部45に形成した一対の
凹所46を係合溝92に形成した係合突起93に係脱自在に係
合して回転ホルダ84からの脱落を防止するようになって
いる。
【0019】次に、部屋の窓に装着され、前記吸排ダク
ト30を装着する窓枠47を説明する。
【0020】48は合成樹脂製の固定枠用支柱で、図6の
断面図に示すごとく、両端部及び中央部から窓枠47内側
に向かって突出部49、50、51を突設し、断面略ヨ字状に
形成している。52は前記室内側突出部49に形成された第
1膨出部で、後述する蛇腹状閉鎖部材96を突出部50との
間に位置させ、閉鎖部材96が室内側及び室外側へ移動す
るのを阻止するようになっている。53は前記室外側膨出
部51に形成された第2膨出部で、第2膨出部53は室外側
に向かって延設され、その延設部に窓ガラスに当接する
弾性を有するゴム製のシール材54を装着する挿入溝55を
形成している。56は合成樹脂製の連結板、57は鋼板製の
取付金具で、前記連結板56及び取付金具57は一対の固定
枠用支柱48下端に、第1、第2膨出部52、53にネジ固定
されている。58は前記連結板56に形成された係止部で、
一対のL字状リブ59、60から構成され、後述する蛇腹状
閉鎖部材96の端部を係止するようになっている。前記係
止部58は一方のL字状リブ59を他方のL字状リブ60より
高く形成し、図4に示す如く、蛇腹状閉鎖部材96を途中
で切断した状態においても係止できるようになってい
る。61は前記取付金具57に螺合される取付ネジで、連結
板56と取付ネジ61との間で窓のサッシを挟持するように
なっている。前記固定枠用支柱58、連結板56、取付金具
57により固定枠62を構成している。
【0021】63は合成樹脂製の摺動枠用支柱で、図6の
断面図に示すごとく、室外側に向かって開口する断面略
U字状に形成され、該摺動枠用支柱63に固定枠用支柱48
が挿入され、固定枠用支柱48に対して摺動枠用支柱63が
上下方向に摺動するようになっている。64は前記摺動枠
用支柱63の窓枠47内側面から摺動枠用支柱63内側に向か
って膨出形成した突出部で、窓枠47内側に向かって開口
する略T字状の係合溝65を有しており、該係合溝65には
後述する固定ホルダ78のT字状リブ79及び閉鎖板96の側
面が挿入されるようになっている。66は前記摺動枠用支
柱63の窓枠47外側面の室外側端部近傍から摺動枠用支柱
63内側に向かって形成された略T字状のリブで、該リブ
66の室外側端部と摺動枠用支柱63の窓枠47外側面の室外
側端部との間にシール材54を装着する挿入溝67を形成す
ると共に、リブ66の室内側端部68に固定枠用支柱48のリ
ブ69を係止するようになっている。70は前記摺動枠用支
柱63の窓枠47内側面の室外側端部近傍から摺動枠用支柱
63内側に向かって形成されたL字状のリブで、前記固定
枠用支柱48の第2膨出部53から形成されたリブ71が係止
され、前記T字状リブ66の室内側端部68と固定枠用支柱
48のリブ68との係合及びL字状リブ70と固定枠用支柱48
のリブ71との係合により摺動枠用支柱63の拡開を防止す
るようになっている。また、前記固定枠用支柱48の室外
側への脱落は、第1膨出部52の突出部64への当接及びリ
ブ69のT字状リブ66への当接により防止されるようにな
っている。72は前記摺動枠用支柱63の上下両端に固定さ
れる合成樹脂製の連結部材で、後述する蛇腹状閉鎖板96
の端部を係止する一対のL字状リブ73、74からなる係止
部75と後述する固定ホルダ78のT字状リブ79や閉鎖板96
側面を係止する係止溝76を有している。前記摺動枠用支
柱63及び連結部材72により摺動枠77を構成している。
【0022】78は合成樹脂製の固定ホルダで、両側面に
形成したT字状リブ79を摺動枠用支柱63の係合溝65に挿
入すると共に、下面に形成したリブ80を連結部材72の係
止溝76に係止して摺動枠77に装着されている。81は前記
固定ホルダ78に形成された開口で、この開口81周縁から
室外側に向かって環状リブ82が形成され、環状リブ82の
室外側端面には一対の突部83が形成されている。
【0023】84は前記固定ホルダ78の開口81に回転自在
に挿入される円筒部85を有する回転ホルダで、円筒部85
には弾性を有する係合爪86を複数形成し、この係合爪86
を固定ホルダ78の環状リブ82室外側端面に係合させて回
転ホルダ84の室内側への脱落を防止している。また、前
記回転ホルダ84は回転時、係合爪86が固定ホルダ78の環
状リブ82の突部83に当接し、回転を規制するようになっ
ている。87は前記回転ホルダ84に一体形成され、円筒部
85を吸気側開口88と排気側開口89とに区画する仕切部
で、吸気側開口88と排気側開口89への室外からの虫やゴ
ミ等の進入を防止するフィルタ90を取付ネジ91により回
転自在に装着している。92は前記回転ホルダ84の室内側
面に一体形成された係合溝で、弾性を有する係合突起93
を有しており、前記係合溝92に前記窓枠用ホルダ32の鍔
部45を挿入し、係合突起93を鍔部45の凹所46に係合して
窓枠用ホルダ32の回転ホルダ84からの脱落を防止するよ
うになっている。
【0024】94は透光性合成樹脂、ガラス等からなる透
光性閉鎖板で、両側を前記摺動枠用支柱63の係合溝65に
係止させ、下端を固定ホルダ78上面の係合溝95に係止さ
せて脱落を防止している。
【0025】96は合成樹脂にて形成された蛇腹状閉鎖部
材で、図1に示す如く、一端に形成した一対のT字状の
係止片97、98を固定枠62の連結板56に形成したL字状リ
ブ59、60に夫々係止すると共に、他端に形成したT字状
の係止片99を摺動枠77の連結部材72に形成した係止部75
に係止し、摺動枠77の上方に位置する固定枠48と摺動枠
77との間の空間及び摺動枠77の下方に位置する固定枠48
と摺動枠77との空間を閉塞するようになっている。
【0026】前記摺動枠77の摺動枠用支柱63の上下両端
には、夫々固定枠62の固定枠用支柱48が挿入され、上下
両側の固定枠48を窓のサッシに固定した状態で、摺動枠
77が上下に摺動し、摺動枠用支柱63に設けられた固定ネ
ジ100を螺合することにより摺動枠77を固定するように
なっている。
【0027】以上からなる窓枠47は、次のようにして窓
のサッシに装着される。
【0028】まず、窓のサッシの下部に、下側の固定枠
62の取付金具57に設けられた固定ネジ61を螺合し、固定
ネジ61と連結板56との間にサッシの下部を挟持固定す
る。そして、上側の固定枠62の取付金具57に設けられた
固定ネジ61を螺合し、固定ネジ61と連結板56との間にサ
ッシの上部を挟持固定する。その後、本体1に本体側ホ
ルダ31を装着した吸排ダクト30の窓枠用ホルダ32が回転
ホルダ77に装着できる高さに摺動枠77の高さを調節し、
固定ネジ100を螺合して固定枠62と摺動枠77を固定す
る。
【0029】この時、窓のサッシの高さによっては、窓
枠47を最低高さに短縮した状態においてもサッシに取り
付けることができない場合等が生じる。この場合は、図
4に示す如く、一方の蛇腹状閉鎖部材96の一対のL字状
リブ97、98を形成した一端側を所望の長さになるよう切
断する。その切断部分はL字状リブ97、98の高さを異な
らせていることにより、L字状リブ97、98により係止さ
れる。
【0030】次に、動作を説明すると、圧縮機16、第1
モータ22及び第2モータ27を駆動すると、第1モータ22
の駆動により横流ファン21が回転し、横流ファン21の駆
動により室内側吸気口5から吸気された空気が冷却器20
により冷却され、室内側排気口6から排気される。この
室内側排気口6からの冷風は、風向左右変更翼7及び風
向上下変更翼8により所望の方向へ送風される。また、
第2モータ27の駆動によりシロッコファン26が回転し、
シロッコファン26の回転により吸排ダクト30の吸気用ダ
クト33から吸気した外気により凝縮器25を冷却し、排気
用ダクト34を介して屋外へ排気される。
【0031】この時、排気用ダクト34からの排気は、凝
縮器25を冷却することにより温風となり、上方へ移動す
るので、窓枠47の排気用開口89より下方に位置する吸気
用開口から88から排気用ダクト34からの排気が吸気され
ることはない。
【0032】また、吸気用ダクト33から吸気される外気
からは、フィルタ90により塵埃や虫等が除去されるの
で、吸気用ダクト33を介して本体1内へ塵埃や虫等が侵
入するのを防止することができる。また、排気用ダクト
34もフィルタ90により被っているので、運転停止状態に
おいても排気用ダクト34を介して本体1内へ塵埃や虫等
が侵入することもない。さらに、フィルタ90は長期間使
用していると、特に吸気側において塵埃等により目詰ま
りを生じるが、フィルタ90は取付ネジ91により回転自在
に形成しているので、必要に応じて180°回転させ、
即ち、フィルタ90の吸気用ダクト33を被う部分を排気用
ダクト34側に移動させ、排気用ダクト34からの排気を利
用してフィルタ90を掃除することができる。
【0033】部屋の間取り等によって本体1を窓枠47か
ら離れた位置で使用する場合があるが、吸排ダクト30の
窓枠用ホルダ32が係合する回転ホルダ84が固定ホルダ78
に対して回転するので、本体1が窓枠47からはなれた位
置にあっても、吸排ダクト30に負荷がかかることはな
い。
【0034】上記実施例においては、フィルタ90を使用
者が回転させるように構成したが、図16に示す如く、
フィルタ90に複数の羽根101を形成し、吸気用ダクト33
と排気用ダクト34の吸排気流によりフィルタ90を回転さ
せるようにしてもよい。この構成であれば、フィルタ90
が自動的に回転するので、フィルタ90の目づまりを確実
に防止することができる。
【0035】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項1の構成に
よれば、フィルタを回転することにより、フィルタに付
着した塵埃を排気用ダクトの排気を利用して除去するこ
とができ、フィルタの掃除作業を簡素化することができ
る等の効果を奏する。
【0036】また、本発明の請求項2の構成によれば、
フィルタを吸気用ダクトと排気用ダクトの吸排気流を利
用して回転させ、その回転に伴って排気用ダクトの排気
を利用してフィルタに付着した塵埃を除去することがで
きるので、フィルタの掃除作業をより一層簡素化するこ
とができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す窓枠の要部拡大断面図
である。
【図2】同窓枠の要部分解斜視図である。
【図3】同窓枠の要部拡大断面図である。
【図4】同窓枠の要部拡大断面図である。
【図5】同窓枠の平面図である。
【図6】同窓枠の断面図である。
【図7】同吸排ダクトと窓枠の結合状態を説明する分解
斜視図である。
【図8】同吸排ダクトの断面図である。
【図9】同吸排ダクトの要部分解斜視図である。
【図10】同本体と吸排ダクトの接続部の拡大断面図で
ある。
【図11】同本体の縦断面図である。
【図12】同本体の横断面図である。
【図13】同本体後部の上面図である。
【図14】同本体と窓枠とを接続した状態の側面図であ
る。
【図15】同本体と窓枠とを接続した状態の正面図であ
る。
【図16】同本発明の他の実施例を示す窓枠の要部分解
斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 10 室外側吸気口 11 室外側排気口 16 圧縮機 20 冷却器 25 凝縮器 47 窓枠 90 フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高本 雄二郎 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 野村 英史 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 高見 博之 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 大谷 光吉 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 高馬 俊樹 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内側熱交換器、室外側熱交換器、圧縮
    機を有する本体と、一端を前記本体の室外側吸気口に接
    続した吸気用ダクトと、一端を前記本体の室外側排気口
    に接続した排気用ダクトと、部屋の窓に装着され、前記
    吸気用ダクトと排気用ダクトの他端を接続する窓枠と、
    前記吸気用ダクトと排気用ダクトの他端の開口を被う回
    転自在なフィルタとを設けたことを特徴とする空気調和
    機。
  2. 【請求項2】 室内側熱交換器、室外側熱交換器、圧縮
    機を有する本体と、一端を前記本体の室外側吸気口に接
    続した吸気用ダクトと、一端を前記本体の室外側排気口
    に接続した排気用ダクトと、部屋の窓に装着され、前記
    吸気用ダクトと排気用ダクトの他端を接続する窓枠と、
    前記吸気用ダクトと排気用ダクトの他端の開口を被い、
    吸気用ダクトと排気用ダクトからの吸排気流により回転
    するフィルタとを備えたことを特徴とする空気調和機。
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