JP2611285B2 - 回線切替装置 - Google Patents

回線切替装置

Info

Publication number
JP2611285B2
JP2611285B2 JP30768087A JP30768087A JP2611285B2 JP 2611285 B2 JP2611285 B2 JP 2611285B2 JP 30768087 A JP30768087 A JP 30768087A JP 30768087 A JP30768087 A JP 30768087A JP 2611285 B2 JP2611285 B2 JP 2611285B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
switching
working
signal
protection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP30768087A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01149634A (ja
Inventor
勝弘 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP30768087A priority Critical patent/JP2611285B2/ja
Publication of JPH01149634A publication Critical patent/JPH01149634A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2611285B2 publication Critical patent/JP2611285B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシステム予備方式の回線切替装置に係り,特
にビット及び位相の比較により無瞬断切替を行う回線切
替装置に関する。
〔従来の技術〕
第3図は(1+N)無瞬断回線切替システムの構成図
例である。第3図における無瞬断切替の一般的な切替シ
ーケンスは次の通りである。すなわち,送端,受端回線
切替制御回路18,19を通して現用回線の障害により,
予備回線障害の有無及び予備回線の使用状態の確認
を行った後,送端並列動作を行う。次に,受端側にお
いて障害現用回線伝送信号203と予備回線伝送信号204
(伝送信号203,204共に伝送信号201に等価)との比較に
より,ビット及び信号の位相が確認された後,切替(ヒ
ットレス切替)が行われ,障害回線の救済が完了す
る。
また,一般的な切戻シーケンスは,送端,受端回線切
替制御回路18,19を通して現用回線の障害復旧によ
り,障害復旧した現用回線伝送信号203と予備回線伝送
信号204とのビット及び位相の比較確認後、切戻(ヒッ
トレス切替)が行われる。次に,送端並列の解除に
より予備回線にはパイロット信号が伝送される。受端に
おいてパイロット信号の検出が行われ,切戻しは完了
する。すなわち,回線切替システムは正常な状態に戻
る。
第2図は従来の回線切替系の受端側のブロック図であ
る。比較判定回路2は現用回線伝送信号102と予備回線
伝送信号101(現用回線障害時,送端並列により伝送信
号101と102は同一信号)とをビット毎に比較することに
より,現用回線伝送信号102と予備回線伝送信号101との
ビット及び位相の合致判定を行い,判定結果105を出力
する。切替回路3は判定結果105と切替制御信号103とに
より,現用回線伝送信号102と予備回線伝送信号101との
切替を無瞬断で行い,現用回線信号104を出力する。パ
イロット信号検出回路1は予備回線伝送信号101がパイ
ロット信号かどうかを検出し,検出信号106を出力す
る。
ここで,比較判定回路2の判定結果には,ビット誤り
なしで切替(ヒットレス切替)を行うため,高い確度が
要求される。例えば,データ通信などでデータ列中に
“1"あるいは“0"が連続しており,フレームパルスのみ
のデータが伝送されるような場合,短いビット比較監視
時間では正しい判定結果が得られない。また,上記のよ
うな場合でビット誤り率が1×10-3程度まで劣化しても
正しい判定結果が得られなければならない。通常,正し
い判定結果を得るため,ビット比較監視時間を長くして
対処している。そのため,比較判定回路では現用・予備
回線間の信号のビット及び位相の合致判定をするのに長
い時間を要する。
一方,パイロット信号として用いられる信号のパター
ン長は,比較的短いもので済むため,比較判定回路2の
ビット及び位相合致判定時間に比べて,パイロット信号
は短い時間で検出することできる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の回線切替装置は,現用回線の障害復旧
により切替回路の切戻し,送端並列の解除及びパイロッ
ト信号の予備回線伝送が行われ,予備回線受端でのパイ
ロット信号の検出により,回線切替システムは正常状
態,すなわち,次の回線切替が可能な状態であると判断
する。
しかし,比較判定回路が現用・予備回線間の信号の不
一致を検出する時間は,パイロット信号の検出時間より
も長くかかるため,パイロット信号検出結果の送出時に
は,比較判定回路はまだ信号の不一致を検出できていな
い。障害復旧後,すぐに同一現用回線で障害が発生し,
送端並列が再び行われると,実際にはまだ現用・予備回
線間の信号のビット及び位相が合致していないにもかか
わらず,比較判定回路は切戻し時のビット及び位相合致
という判定結果を保持しているため,回線切替が行われ
てしまう。すなわち,現用・予備回線間の信号のビット
及び位相が合致してない状態で回線切替が行われるた
め,切替時に誤りが発生するという欠点を有している。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の回線切替装置は、N個の現用回線に対して予
備回線が設けられている回線切替システムにおいて,受
端側では,現用回線障害時,送端並列により伝送されて
きた現用回線信号と予備回線信号とをビット単位で比較
することにより,現用・予備回線間の信号のビット及び
位相の合致判定を行う比較判定手段と,前記比較判定手
段の判定結果と切替制御信号とにより無瞬断で回線切替
を行う切替手段と,送端並列動作を確認するため予備回
線を伝送されるパイロット信号を検出するパイロット信
号検出手段と,前記切替手段に対して障害発生時の無瞬
断切替シーケンス及び障害復旧時の切戻しシーケンスの
制御を行う受端回線切替制御手段と,前記パイロット信
号検出手段の検出結果を遅延させる遅延手段とを備え,
前記受端回線切替制御手段は,前記遅延手段からの遅延
された前記パイロット信号検出手段の検出結果を受けて
前記切戻しシーケンスが完了したことを判定することを
特徴とする。
〔実施例〕
次に,本発明の実施例について第1図を参照して説明
する。なお,第2図と共通する部分については同一符号
にて表す。
パイロット信号検出回路1,比較判定回路2,切替回路3
の動作は第2図に示したものと同じである。遅延回路4
はパイロット信号検出結果106をある時間遅延させて検
出信号107を出力する。本実施例ではこのような遅延時
間を設定することにより,現用回線の障害復旧後,予備
回線受端からパイロット信号検出結果が送出される前
に,比較判定回路2が現用・予備回線間の信号の不一致
を検出できるようにしている。したがって,現用回線の
障害復旧により現用回線切替回路の切戻し,送端並列の
解除,パイロット信号の予備回線伝送,予備回線受端か
らパイロット信号検出結果の送出が行われて,回線切替
システムが正常状態に戻ったときには,比較判定回路2
は現用・予備回線間の信号の不一致を検出している。す
なわち,予備回線受端からパイロット信号検出結果が送
出されたときには,比較判定回路2が切戻し時の位相合
致の判定結果を保持していることがない。このことによ
り,障害復旧後すぐにまた同一現用回線で障害が発生し
て送端並列が行われても,現用・予備回線間の信号のビ
ット及び位相が合致するまでは回線切替は行われない。
したがって,本発明によれば障害復旧後,すぐにまた同
一現用回線に障害が発生するような状況においても,無
瞬断切替が可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は,パイロット信号検出結
果の送出を遅延させることにより,障害復旧後,回線切
替システムが次の切替シーケンスに移る前に,比較判定
回路は必ず現用・予備回線間の信号の不一致を検出でき
るので,障害復旧後,すぐにまた同一現用回線で障害が
発生するような状況下でも,現用・予備回線間の信号の
ビット及び位相が合致する前に誤って回線切替を行うこ
とがなく,無瞬断で回線切替ができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図,第2図は従来
例の回線切替系の受端側のブロック図,第3図は(1+
N)無瞬断回線切替システムの構成図である。 1……パイロット信号検出回路,2……比較判定回路,3…
…切替回路,4……遅延回路,11……送端切替回路,12……
多重化回路,13……回線監視回路,14……分離回路,15…
…ヒットレス切替回路,16……パイロット信号発生回路,
17……パイロット信号検出回路,18……送端回路切替制
御回路,19……受端回線切替制御回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N(≧1)個の現用回線に対して予備回線
    が設けられている回線切替システムにおいて,受端側で
    は,現用回線障害時,送端並列により伝送されてきた現
    用回線信号と予備回線信号とをビット単位で比較するこ
    とにより,現用・予備回線間の信号のビット及び位相の
    合致判定を行う比較判定手段と,前記比較判定手段の判
    定結果と切替制御信号とにより無瞬断で回線切替を行う
    切替手段と,送端並列動作を確認するため予備回線を伝
    送されるパイロット信号を検出するパイロット信号検出
    手段と,前記切替手段に対して障害発生時の無瞬断切替
    シーケンス及び障害復旧時の切戻しシーケンスの制御を
    行う受端回線切替制御手段と,前記パイロット信号検出
    手段の検出結果を遅延させる遅延手段とを備え,前記受
    端回線切替制御手段は,前記遅延手段からの遅延された
    前記パイロット信号検出手段の検出結果を受けて前記切
    戻しシーケンスが完了したことを判定することを特徴と
    する回線切替装置。
JP30768087A 1987-12-07 1987-12-07 回線切替装置 Expired - Lifetime JP2611285B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30768087A JP2611285B2 (ja) 1987-12-07 1987-12-07 回線切替装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30768087A JP2611285B2 (ja) 1987-12-07 1987-12-07 回線切替装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01149634A JPH01149634A (ja) 1989-06-12
JP2611285B2 true JP2611285B2 (ja) 1997-05-21

Family

ID=17971943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30768087A Expired - Lifetime JP2611285B2 (ja) 1987-12-07 1987-12-07 回線切替装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2611285B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01149634A (ja) 1989-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH084257B2 (ja) (1+n)ヒットレス回線切替装置
JPH07177116A (ja) デジタル信号伝送装置
KR100233261B1 (ko) 대국장애표시신호를 이용한 1+1 양방향 선로절체 제어방법
JP2611285B2 (ja) 回線切替装置
JP2765284B2 (ja) 自動回線切替装置
JP3189158B2 (ja) 現用予備切替方式
JP2989091B2 (ja) データ切替え器
JP2867495B2 (ja) ヒットレス切替方式
JP3950741B2 (ja) 無瞬断切替方式
JP3013007B2 (ja) 回線切替方式
JP2728040B2 (ja) ディジタル専用線網の障害判定装置と判定方法
JPH10154972A (ja) 無瞬断切替方式
JP3011134B2 (ja) 伝送路切り替え装置
JPH0295031A (ja) 伝送路切替方式
JPS6216588B2 (ja)
JPH05199250A (ja) クロック切替方式
JP2621629B2 (ja) ディジタル無線伝送システム
JPS61242429A (ja) 無瞬断切替方式
JPS6148249A (ja) 回線切替装置
JP2002164907A (ja) パスルート切替装置およびパスプロテクション方法
JPH0744520B2 (ja) 回線監視装置
JPH05122199A (ja) 伝送路切替方式
JPH0923216A (ja) 回線監視システム
JPH0690282A (ja) 障害回線回復監視方式
JPH0865208A (ja) 回線切替方式