JP2610137B2 - 枚葉印刷機の前当位置調整装置 - Google Patents
枚葉印刷機の前当位置調整装置Info
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- JP2610137B2 JP2610137B2 JP62204846A JP20484687A JP2610137B2 JP 2610137 B2 JP2610137 B2 JP 2610137B2 JP 62204846 A JP62204846 A JP 62204846A JP 20484687 A JP20484687 A JP 20484687A JP 2610137 B2 JP2610137 B2 JP 2610137B2
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- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
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- B41F21/12—Adjusting leading edges, e.g. front stops
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41F21/00—Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
- B41F21/14—Adjusting lateral edges, e.g. side stops
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- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は枚葉印刷機において、給紙部から搬送されて
きた印刷用紙の進行方向の位置調整をする前当調整装置
に関する。
きた印刷用紙の進行方向の位置調整をする前当調整装置
に関する。
一般に枚葉印刷機にあっては、給紙部からフィーダー
ボードによって搬送されてくる用紙を、その進行方向及
び進行方向と直角な左右方向に調整して所定の位置に正
確にセットした後、印刷ユニットの受渡し胴の周速にま
で増速して印刷ユニットに送り込む必要がある。この
為、枚葉印刷機には、給紙部から搬送されてくる印刷用
紙を、その進行方向、即ち前後方向に対して正確に位置
決め規制を行なう前当装置及び進行方向と直角な方向、
即ち左右方向に対して位置決め規制を行なう横針等の装
置並びに印刷用紙を咥えて受渡し胴へ受け渡すスイング
グリッパ等が設けられている。
ボードによって搬送されてくる用紙を、その進行方向及
び進行方向と直角な左右方向に調整して所定の位置に正
確にセットした後、印刷ユニットの受渡し胴の周速にま
で増速して印刷ユニットに送り込む必要がある。この
為、枚葉印刷機には、給紙部から搬送されてくる印刷用
紙を、その進行方向、即ち前後方向に対して正確に位置
決め規制を行なう前当装置及び進行方向と直角な方向、
即ち左右方向に対して位置決め規制を行なう横針等の装
置並びに印刷用紙を咥えて受渡し胴へ受け渡すスイング
グリッパ等が設けられている。
そして、前記前当装置は、用紙の進行方向についての
前後位置を調整してスインググリッパへの用紙送り量を
調整し、用紙への印刷画像位置を調整可能に設けられて
いる。
前後位置を調整してスインググリッパへの用紙送り量を
調整し、用紙への印刷画像位置を調整可能に設けられて
いる。
従来、前当位置調整装置としては、実開昭57−177737
号公報及び特開昭61−192555号公報に開示されているも
の等が知られている。
号公報及び特開昭61−192555号公報に開示されているも
の等が知られている。
前者は、複数箇の前当て全体を一斉に用紙の進行方
向、即ち前後方向に任意量移動して位置調整できるよう
に、前当軸を偏芯軸受、球面軸受等で支承する構成であ
る。
向、即ち前後方向に任意量移動して位置調整できるよう
に、前当軸を偏芯軸受、球面軸受等で支承する構成であ
る。
又、後者は、複数箇の前当て全体を一斉に用紙の進行
方向に任意量移動して位置調整できるように、調整アー
ムに支承した前当軸を調整カム等で位置調整する構成で
ある。
方向に任意量移動して位置調整できるように、調整アー
ムに支承した前当軸を調整カム等で位置調整する構成で
ある。
しかしながら、上述従来装置にて前当の斜調整を行な
う時、例えば、印刷用紙の操作側のみ移動したい場合、
前当軸の操作側軸端のみを移動すると、実際には反操作
側軸端の位置も移動してしまう。
う時、例えば、印刷用紙の操作側のみ移動したい場合、
前当軸の操作側軸端のみを移動すると、実際には反操作
側軸端の位置も移動してしまう。
又、同一量だけ前当軸の操作側端を移動しても、印刷
用紙のサイズ、即ち横方向の寸法の違いによって印刷用
紙端の移動量が異なる。
用紙のサイズ、即ち横方向の寸法の違いによって印刷用
紙端の移動量が異なる。
即ち第５図においてａは操作側ｂの調整前の前当位置
であり、この位置から操作側のみｃだけ前方へ移動した
時の前当位置がｄである。この時、印刷用紙ｅの操作側
見当マークｆの移動量はｇとなり、又、同時に印刷用紙
ｅの反操作側ｂ′の見当マークｈもｉだけ移動してしま
う。
であり、この位置から操作側のみｃだけ前方へ移動した
時の前当位置がｄである。この時、印刷用紙ｅの操作側
見当マークｆの移動量はｇとなり、又、同時に印刷用紙
ｅの反操作側ｂ′の見当マークｈもｉだけ移動してしま
う。
又、前当軸の操作側端の移動量が上述と同一ｃであっ
ても、上記印刷用紙ｅより横方向寸法の小さい印刷用紙
ｅ′の場合は、操作側見当マークｊの移動量はｋであ
り、前述の操作側端の見当マークｆの移動量ｇとは異な
る。
ても、上記印刷用紙ｅより横方向寸法の小さい印刷用紙
ｅ′の場合は、操作側見当マークｊの移動量はｋであ
り、前述の操作側端の見当マークｆの移動量ｇとは異な
る。
従って、オペレーターは印刷用紙ｅ又はｅ′の操作側
ｂの前当位置のみを移動したい場合は、その時の印刷用
紙の横方向寸法を考えて経験と感で前当軸の操作側端の
移動量を決定し、又、同時に、これによる印刷用紙の反
操作側端の移動量を調整するようになる為、前記前当軸
の操作側端と逆方向へ経験と感にたよって反操作側の前
当軸端を移動しなければならないので作業が煩雑で、か
つ時間がかかるだけでなく高精度の調整ができない等の
問題点がある。
ｂの前当位置のみを移動したい場合は、その時の印刷用
紙の横方向寸法を考えて経験と感で前当軸の操作側端の
移動量を決定し、又、同時に、これによる印刷用紙の反
操作側端の移動量を調整するようになる為、前記前当軸
の操作側端と逆方向へ経験と感にたよって反操作側の前
当軸端を移動しなければならないので作業が煩雑で、か
つ時間がかかるだけでなく高精度の調整ができない等の
問題点がある。
又、このような煩わしさは、印刷用紙の反操作側端の
画像を調整する時、及び印刷用紙の両端の画像を異なっ
た寸法だけ移動調整する時も同様である。
画像を調整する時、及び印刷用紙の両端の画像を異なっ
た寸法だけ移動調整する時も同様である。
本発明は、印刷用紙の位置を、紙の進行方向（前後方
向）に対して平行、又は斜めに位置調整することによ
り、印刷用紙に対する印刷画像位置を平行、又は斜め方
向に調整するようにした装置において、入力部に印刷用
紙の操作側と反操作側の見当マーク間のピッチと、操作
側、反操作側の夫々の見当マークの移動量を入力するだ
けで、思った通りの見当マーク位置での移動量が正確
に、かつ素早く得られるようにした枚葉印刷機の前当位
置調整装置を提供しようとするのが、その目的である。
向）に対して平行、又は斜めに位置調整することによ
り、印刷用紙に対する印刷画像位置を平行、又は斜め方
向に調整するようにした装置において、入力部に印刷用
紙の操作側と反操作側の見当マーク間のピッチと、操作
側、反操作側の夫々の見当マークの移動量を入力するだ
けで、思った通りの見当マーク位置での移動量が正確
に、かつ素早く得られるようにした枚葉印刷機の前当位
置調整装置を提供しようとするのが、その目的である。
即ち本発明は、前当軸の両端を用紙の進行方向に対し
て前後に移動し、用紙の前後位置調整を行ない、画像位
置調整可能に設けてなる枚葉印刷機の前当位置調整装置
において、前記前当軸両端を用紙進行方向に独立して移
動する一対の駆動装置と、印刷用紙の操作側、反操作側
の見当マーク間のピッチｌ及び前当見当マーク位置での
印刷用紙の用紙進行方向への所望移動量ｍ・ｎの各数値
を、数値設定手段により書き込んだRAMから読み出して
入力する入力部と、前記入力部に入力された数値と、RO
Mに予め記憶されている前記前当軸の長さＬ及び前当て
軸両端の移動量の式、 Ｘ＝｛（Ｌ＋ｌ）/2l｝・ｍ−｛（Ｌ−１）/2l｝・ｎ Ｙ＝｛（Ｌ＋ｌ）/2l｝・ｎ−｛（Ｌ−１）/2l｝・ｍ により前記前当軸両端の移動量を演算する演算部と、前
記一対の駆動装置の作動量を演算する作動量演算部とを
備えた中央処理装置と、前記一対の駆動装置の作動量演
算結果を出力する出力部とを具備してなり、前記出力部
からの出力値に基づき前記一対の駆動装置を駆動するよ
うにして上述問題点を解決したのである。
て前後に移動し、用紙の前後位置調整を行ない、画像位
置調整可能に設けてなる枚葉印刷機の前当位置調整装置
において、前記前当軸両端を用紙進行方向に独立して移
動する一対の駆動装置と、印刷用紙の操作側、反操作側
の見当マーク間のピッチｌ及び前当見当マーク位置での
印刷用紙の用紙進行方向への所望移動量ｍ・ｎの各数値
を、数値設定手段により書き込んだRAMから読み出して
入力する入力部と、前記入力部に入力された数値と、RO
Mに予め記憶されている前記前当軸の長さＬ及び前当て
軸両端の移動量の式、 Ｘ＝｛（Ｌ＋ｌ）/2l｝・ｍ−｛（Ｌ−１）/2l｝・ｎ Ｙ＝｛（Ｌ＋ｌ）/2l｝・ｎ−｛（Ｌ−１）/2l｝・ｍ により前記前当軸両端の移動量を演算する演算部と、前
記一対の駆動装置の作動量を演算する作動量演算部とを
備えた中央処理装置と、前記一対の駆動装置の作動量演
算結果を出力する出力部とを具備してなり、前記出力部
からの出力値に基づき前記一対の駆動装置を駆動するよ
うにして上述問題点を解決したのである。
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第１図は本発明装置における一実施例を示すブロック
図で、図において１は入力部であり、該入力部１には、
第４図に示した印刷用紙２における操作側３の見当マー
ク４と、反操作側３′の見当マーク５間のピッチｌを入
力設定する設定手段６と、操作側３の見当マーク４の移
動量ｍを入力設定する設定手段７と、反操作側３′の見
当マーク５の移動量ｎを入力設定する設定手段８とを有
している。
図で、図において１は入力部であり、該入力部１には、
第４図に示した印刷用紙２における操作側３の見当マー
ク４と、反操作側３′の見当マーク５間のピッチｌを入
力設定する設定手段６と、操作側３の見当マーク４の移
動量ｍを入力設定する設定手段７と、反操作側３′の見
当マーク５の移動量ｎを入力設定する設定手段８とを有
している。
第６図は本願発明に係わる入力部１の操作パネル１′
を示すもので、少なくとも数値入力設定用のテンキー９
と、調整移動量の前後を指示する「＋」「−」釦91,92
と、前述ピッチｌと移動量m,nの入力設定を指示する
「紙寸法」釦93、「操作側」釦94及び「反操作側」釦95
とからなるものである。
を示すもので、少なくとも数値入力設定用のテンキー９
と、調整移動量の前後を指示する「＋」「−」釦91,92
と、前述ピッチｌと移動量m,nの入力設定を指示する
「紙寸法」釦93、「操作側」釦94及び「反操作側」釦95
とからなるものである。
尚、図中６′,7′,8′は入力設定された数値l,m,nを
表示する表示器であり、96は前記数値設定完了後演算開
始を指示するための「スタート」釦を示している。
表示する表示器であり、96は前記数値設定完了後演算開
始を指示するための「スタート」釦を示している。
又、入力設定手段は、前述テンキー９に限定されるも
のではなく、デジタルスイッチ等これに代わる公知の手
段を使用してもよい。
のではなく、デジタルスイッチ等これに代わる公知の手
段を使用してもよい。
前記入力部１は中央処理装置10に接続されており、該
中央処理装置10には前述の数値l,m,nを書き込むランダ
ムアクセスメモリー（RAM）10aと第４図図示の前当軸の
長さＬ及び後述する計算式を読出すリードオンリーメモ
リー（ROM）10bが夫々接続されている。
中央処理装置10には前述の数値l,m,nを書き込むランダ
ムアクセスメモリー（RAM）10aと第４図図示の前当軸の
長さＬ及び後述する計算式を読出すリードオンリーメモ
リー（ROM）10bが夫々接続されている。
中央処理装置10は、前当軸両端の移動量演算部10cと
前当軸両端駆動装置の作動量演算部10dとからなり、該
前当軸両端の移動量演算部10cは入力部１により入力さ
れ、ランダムアクセスメモリー10aに書き込まれた数
値、つまり両見当マーク４、５間のピッチｌ、見当マー
ク４の移動量ｍ及び見当マーク５の移動量ｎと、リード
オンリーメモリー10bに書き込まれた前当軸11の長さＬ
を読み出し、リードオンリーメモリー10bに書き込まれ
た下記計算式Ｏ、Ｐを読み出し演算して、前当軸11の両
端の移動量Ｘ、Ｙを算出する。
前当軸両端駆動装置の作動量演算部10dとからなり、該
前当軸両端の移動量演算部10cは入力部１により入力さ
れ、ランダムアクセスメモリー10aに書き込まれた数
値、つまり両見当マーク４、５間のピッチｌ、見当マー
ク４の移動量ｍ及び見当マーク５の移動量ｎと、リード
オンリーメモリー10bに書き込まれた前当軸11の長さＬ
を読み出し、リードオンリーメモリー10bに書き込まれ
た下記計算式Ｏ、Ｐを読み出し演算して、前当軸11の両
端の移動量Ｘ、Ｙを算出する。
又、上記演算部10cは、前当軸11の操作側３、反操作
側３′の両端を夫々移動する駆動装置12、13の作動量演
算部10dを介して回転制御するよう回路構成されてお
り、該前当軸駆動装置12、13の駆動源にはモーター12
a、13aが用いられているが、そのモーターとしては、パ
ルスモーターのように開ループ制御で回転制御可能なも
の、若しくは、サーボモーターのように閉ループ制御で
回転制御可能ものであれば、何れでもよい。
側３′の両端を夫々移動する駆動装置12、13の作動量演
算部10dを介して回転制御するよう回路構成されてお
り、該前当軸駆動装置12、13の駆動源にはモーター12
a、13aが用いられているが、そのモーターとしては、パ
ルスモーターのように開ループ制御で回転制御可能なも
の、若しくは、サーボモーターのように閉ループ制御で
回転制御可能ものであれば、何れでもよい。
前記駆動装置作動量演算部10dは、前記計算式Ｏ、Ｐ
で算出される前当軸11の両端の移動量Ｘ、Ｙに基づき駆
動装置12、13の第１図、第２図に示すモーター12a、13a
の回転量をリードオンリーメモリー10bに書き込まれた
計算式を読み出し換算し、その回転量だけモーター12
a、13aを夫々回転させるべく回路構成されている。
で算出される前当軸11の両端の移動量Ｘ、Ｙに基づき駆
動装置12、13の第１図、第２図に示すモーター12a、13a
の回転量をリードオンリーメモリー10bに書き込まれた
計算式を読み出し換算し、その回転量だけモーター12
a、13aを夫々回転させるべく回路構成されている。
又、モーター12a、13aの回転量の計算式は、第１図、
第２図の示した機械固有の数値、即ち調整ネジ29a、29b
におけるネジ部30a、30bのピッチと、調整アーム24a、2
4bを枢着したスタッド26a、26bの中心から、上記調整ア
ーム24a、24bと調整ネジ29a、29bを連結するピン27a、2
7bの中心までの距離Ａと、上記スタッド26a、26bの中心
から前当14…の延長線の前当軸11端までの距離Ｂから作
成される。
第２図の示した機械固有の数値、即ち調整ネジ29a、29b
におけるネジ部30a、30bのピッチと、調整アーム24a、2
4bを枢着したスタッド26a、26bの中心から、上記調整ア
ーム24a、24bと調整ネジ29a、29bを連結するピン27a、2
7bの中心までの距離Ａと、上記スタッド26a、26bの中心
から前当14…の延長線の前当軸11端までの距離Ｂから作
成される。
前記前当軸駆動装置12、13を第１図、第２図に基づい
て説明する。
て説明する。
図示のように、前当14が複数箇前当軸11に直線状に設
けられ、印刷用紙２は図示しない給紙部からテープコン
ベアによってフィーダーボード16上を図示の矢印方向へ
搬送され、上記前当14…に到着し、その前縁が当接され
るよう形成されている。
けられ、印刷用紙２は図示しない給紙部からテープコン
ベアによってフィーダーボード16上を図示の矢印方向へ
搬送され、上記前当14…に到着し、その前縁が当接され
るよう形成されている。
上記印刷用紙２の搬送タイミングに応じて図示しない
前当カムで上下方向へ駆動されるようリンク17が設けて
あり、該リンク17と、上記前当軸11に固定した前当アー
ム18は軸22にて枢着され、上記前当14…は、前当軸11を
中心に第２図に示す矢印ｃｃ′方向へ揺動可能に設け
られている。
前当カムで上下方向へ駆動されるようリンク17が設けて
あり、該リンク17と、上記前当軸11に固定した前当アー
ム18は軸22にて枢着され、上記前当14…は、前当軸11を
中心に第２図に示す矢印ｃｃ′方向へ揺動可能に設け
られている。
スインググリッパ19はスイング軸20を中心として第２
図の矢印ＤＤ′方向へ揺動可能に設けてあり、前当14
…に到着した印刷用紙２を咥え給紙胴21へ受け渡し可能
に設けてあると共に、前当14…を印刷用紙２の進行方向
に対して前後方向へ移動させることで、印刷用紙２のス
インググリッパ19に咥えられる位置を調整可能に設けて
あり、これにより印刷用紙２に印刷される画像位置を任
意に変え得るようにしてある。
図の矢印ＤＤ′方向へ揺動可能に設けてあり、前当14
…に到着した印刷用紙２を咥え給紙胴21へ受け渡し可能
に設けてあると共に、前当14…を印刷用紙２の進行方向
に対して前後方向へ移動させることで、印刷用紙２のス
インググリッパ19に咥えられる位置を調整可能に設けて
あり、これにより印刷用紙２に印刷される画像位置を任
意に変え得るようにしてある。
上記前当軸11の両端は、自動調心軸受23a、23bを介し
て左右の調整アーム24a、24bの一端に夫々回転可能に支
持されている。
て左右の調整アーム24a、24bの一端に夫々回転可能に支
持されている。
上記左右の調整アーム24a、24bは、左右のフレーム25
a、25bから突設したスタッド26a、26bを中心として揺動
可能に、該スタッド26a、26bに夫々枢着されている。又
このスタッド26a、26bは、前当14…の上下変化の少ない
位置に予め位置設定してフレーム25a、25bに設けられ
る。
a、25bから突設したスタッド26a、26bを中心として揺動
可能に、該スタッド26a、26bに夫々枢着されている。又
このスタッド26a、26bは、前当14…の上下変化の少ない
位置に予め位置設定してフレーム25a、25bに設けられ
る。
上記調整アーム24a、24bの他端にはピン27a、27bが夫
々植設してあり、該各ピン27a、27bの直径方向へ貫通し
たネジ孔28a、28bに調整ネジ29a、29bの先端ネジ部30
a、30bが螺合させてある。
々植設してあり、該各ピン27a、27bの直径方向へ貫通し
たネジ孔28a、28bに調整ネジ29a、29bの先端ネジ部30
a、30bが螺合させてある。
上記各調整ネジ29a、29bの基端は、フレーム25a、25b
から突設したスタッド31a、31bの直径方向へ形成した孔
32a、32bに貫通して軸回り方向へ回転可能に、かつ止め
輪33a、33bにて軸方向へ離脱しないよう上記スタッド31
a、31bに支持されている。
から突設したスタッド31a、31bの直径方向へ形成した孔
32a、32bに貫通して軸回り方向へ回転可能に、かつ止め
輪33a、33bにて軸方向へ離脱しないよう上記スタッド31
a、31bに支持されている。
又、上記各調整ネジ29a、29bにはウォームホイル34
a、34bが固定してあって、モーター12a、13aのモーター
軸15a、15bに夫々固定したウォーム35a、35bと噛合させ
てある。
a、34bが固定してあって、モーター12a、13aのモーター
軸15a、15bに夫々固定したウォーム35a、35bと噛合させ
てある。
上記モーター12a、13aは、夫々フレーム25a、25bに固
定してある。
定してある。
上記調整アーム24a、24bとフレーム25a、25bから突設
したスタッド36、36に夫々端部を掛止して引張バネ37、
37が張設してあり、該引張バネ37、37で調整アーム24
a、24bを一方向に保持すると同時に、調整ネジ29a、29b
のバックラッシュを防止可能に、調整アーム24a、24bを
上記スタッド36の方向へ引張力を付勢させてある。
したスタッド36、36に夫々端部を掛止して引張バネ37、
37が張設してあり、該引張バネ37、37で調整アーム24
a、24bを一方向に保持すると同時に、調整ネジ29a、29b
のバックラッシュを防止可能に、調整アーム24a、24bを
上記スタッド36の方向へ引張力を付勢させてある。
次に、前当軸11の移動につき説明する。
前述の演算部10dによって、前当軸11の両端での移動
量Ｘ、Ｙに基づいて換算した回転量だけモーター12a、1
3aが回転すると、モーター軸15a、15bのウォーム35a、3
5bと噛合しているウォームホイール34a、34bを介して調
整ネジ29a、29bは回転されるので、そのネジ部30a、30b
が螺合してあるピン27a、27bは螺動され、これにより調
整アーム24a、24bはスタッド26a、26bを支点として揺動
し、この揺動量だけ前当軸11及び前当14…が前方又は後
方へ移動し、見当マーク４、５位置での所望移動量が得
られるのである。
量Ｘ、Ｙに基づいて換算した回転量だけモーター12a、1
3aが回転すると、モーター軸15a、15bのウォーム35a、3
5bと噛合しているウォームホイール34a、34bを介して調
整ネジ29a、29bは回転されるので、そのネジ部30a、30b
が螺合してあるピン27a、27bは螺動され、これにより調
整アーム24a、24bはスタッド26a、26bを支点として揺動
し、この揺動量だけ前当軸11及び前当14…が前方又は後
方へ移動し、見当マーク４、５位置での所望移動量が得
られるのである。
尚、図示例では、前述の駆動装置12、13の駆動源とし
てモーター12a、13aを使用したが、シリンダーその他公
知の任意の駆動源を使用することも可能であり、又駆動
装置12、13により前当軸11を作動する手段も図示例に限
ることはなく、例えば実開昭57−117737号公報に開示さ
れている符号15で示す部材の作動量制御手段、又は特開
昭61−192555号公報に開示されている符号17で示す調整
カムの回転作動量制御手段等を採用することも可能であ
る。
てモーター12a、13aを使用したが、シリンダーその他公
知の任意の駆動源を使用することも可能であり、又駆動
装置12、13により前当軸11を作動する手段も図示例に限
ることはなく、例えば実開昭57−117737号公報に開示さ
れている符号15で示す部材の作動量制御手段、又は特開
昭61−192555号公報に開示されている符号17で示す調整
カムの回転作動量制御手段等を採用することも可能であ
る。
また、前述の図示例では、中央処理装置10を前当軸両
端の移動量演算部10cとこの駆動装置の作動量演算部10d
に分けて二段階に分けたが、これらを１つの計算式によ
り算出することも可能である。
端の移動量演算部10cとこの駆動装置の作動量演算部10d
に分けて二段階に分けたが、これらを１つの計算式によ
り算出することも可能である。
次に、第３図に示すフローチャートにより中央処理装
置10の作動について説明する。
置10の作動について説明する。
説明中N1,N2…は処理手順の番号を示す。
まず、判定ステップN1で印刷用紙２上の見当マーク4,
5間のピッチｌの入力がチェックされ、ピッチｌが入力
されると判定ステップN2,N3で夫々の見当マーク4,5の移
動量m,nの入力がチェックされ、判定ステップN4で移動
量m,nの入力完了をチェックし、入力が完了すると演算
ステップN5で入力されたピッチｌ及び移動量m,nの数値
をランダムアクセスメモリー10aから、又前当軸11の両
端間の長さＬ及び計算式Ｏ、Ｐをリードオンリーメモリ
ー10bから夫々読み出し、前当軸両端の移動量Ｘ、Ｙ値
が計算され、引き続いて演算ステップN6でＸ値,Y値より
モータ12a、13aの回転量を算出する計算式をリードオン
リーメモリー10bから読出し計算して、モータ12a、13a
の回転量を算出し、該算出値を出力ステップN7で出力部
を介して前当軸11の駆動装置12、13へ夫々出力して終了
する。
5間のピッチｌの入力がチェックされ、ピッチｌが入力
されると判定ステップN2,N3で夫々の見当マーク4,5の移
動量m,nの入力がチェックされ、判定ステップN4で移動
量m,nの入力完了をチェックし、入力が完了すると演算
ステップN5で入力されたピッチｌ及び移動量m,nの数値
をランダムアクセスメモリー10aから、又前当軸11の両
端間の長さＬ及び計算式Ｏ、Ｐをリードオンリーメモリ
ー10bから夫々読み出し、前当軸両端の移動量Ｘ、Ｙ値
が計算され、引き続いて演算ステップN6でＸ値,Y値より
モータ12a、13aの回転量を算出する計算式をリードオン
リーメモリー10bから読出し計算して、モータ12a、13a
の回転量を算出し、該算出値を出力ステップN7で出力部
を介して前当軸11の駆動装置12、13へ夫々出力して終了
する。
尚、第６図に示す実施例の如く「スタート」釦96を設
けた場合は、前記ステップN4,N5間にこの判定ステップ
を配置することによりN4を「ｍ値orn値の入力があった
か否か」の判定に変更することができ、見当マークの移
動量m,nの何れかの移動量が「０」の場合、入力設定を
省略することができる。
けた場合は、前記ステップN4,N5間にこの判定ステップ
を配置することによりN4を「ｍ値orn値の入力があった
か否か」の判定に変更することができ、見当マークの移
動量m,nの何れかの移動量が「０」の場合、入力設定を
省略することができる。
以上説明したように本発明に係る枚葉印刷機の前当位
置調整装置は構成したから、従来例のように、オペレー
ターが印刷用紙上の見当マークのピッチを考慮して、経
験と感にたよって操作側、反操作側の前当軸端を移動す
る必要はなく、入力部１に印刷用紙２の操作側と反操作
側の両見当マーク４、５間のピッチｌと、夫々の見当マ
ーク４、５の移動量ｍ、ｎを入力するだけで、これら数
値と前当軸11の長さより算出された結果に基づき駆動装
置が作動して所望の見当マーク４、５位置での移動量を
容易な操作によって正確に、かつ素早く得られる効果が
ある。
置調整装置は構成したから、従来例のように、オペレー
ターが印刷用紙上の見当マークのピッチを考慮して、経
験と感にたよって操作側、反操作側の前当軸端を移動す
る必要はなく、入力部１に印刷用紙２の操作側と反操作
側の両見当マーク４、５間のピッチｌと、夫々の見当マ
ーク４、５の移動量ｍ、ｎを入力するだけで、これら数
値と前当軸11の長さより算出された結果に基づき駆動装
置が作動して所望の見当マーク４、５位置での移動量を
容易な操作によって正確に、かつ素早く得られる効果が
ある。
第１図は本発明に係る枚葉印刷機の前当位置調整装置の
展開図とブロック図との連結図、第２図は同装置におけ
る前当軸駆動装置の一実施例を示す側面図、第３図は同
装置における中央処理装置のフローチャート図、第４図
は同装置における前当位置調整の説明図、第５図は従来
の枚葉印刷機における前当位置調整の説明図、第６図は
本発明に係る装置の入力部の一実施例を示す正面図であ
る。 １……入力部、２……印刷用紙３ ……操作側、３′……反操作側 ４、５……見当マーク、10b……中央処理装置 11……前当軸、12、13……駆動装置 ｍ、ｎ……見当マークの移動量 ｌ……見当マーク間のピッチ Ｌ……前当軸の長さ
展開図とブロック図との連結図、第２図は同装置におけ
る前当軸駆動装置の一実施例を示す側面図、第３図は同
装置における中央処理装置のフローチャート図、第４図
は同装置における前当位置調整の説明図、第５図は従来
の枚葉印刷機における前当位置調整の説明図、第６図は
本発明に係る装置の入力部の一実施例を示す正面図であ
る。 １……入力部、２……印刷用紙３ ……操作側、３′……反操作側 ４、５……見当マーク、10b……中央処理装置 11……前当軸、12、13……駆動装置 ｍ、ｎ……見当マークの移動量 ｌ……見当マーク間のピッチ Ｌ……前当軸の長さ
Claims (1)
- 【請求項１】前当軸の両端を用紙の進行方向に対して前
後に移動し、用紙の前後位置調整を行ない、画像位置調
整可能に設けてなる枚葉印刷機の前当位置調整装置にお
いて、前記前当軸両端を用紙進行方向に独立して移動す
る一対の駆動装置と、印刷用紙の操作側、反操作側の見
当マーク間のピッチｌ及び前当見当マーク位置での印刷
用紙の用紙進行方向への所望移動量ｍ・ｎの各数値を、
数値設定手段により書き込んだRAMから読み出して入力
する入力部と、前記入力部に入力された数値と、ROMに
予め記憶されている前記前当軸の長さＬ及び前当軸両端
の移動量の式、 Ｘ＝｛（Ｌ＋ｌ）/2l｝・ｍ−｛（Ｌ−ｌ）/2l｝・ｎ Ｙ＝｛（Ｌ＋ｌ）/2l｝・ｎ−｛（Ｌ−ｌ）/2l｝・ｍ により前記前当軸両端の移動量を演算する演算部と、前
記一対の駆動装置の作動量を演算する作動量演算部とを
備えた中央処理装置と、前記一対の駆動装置の作動量演
算結果を出力する出力部とを具備してなり、前記出力部
からの出力値に基づき前記一対の駆動装置を駆動するよ
うにしたことを特徴とする枚葉印刷機の前当位置調整装
置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62204846A JP2610137B2 (ja) | 1987-08-17 | 1987-08-17 | 枚葉印刷機の前当位置調整装置 |
| US07/232,101 US4895361A (en) | 1987-08-17 | 1988-08-15 | Front guide position adjusting device in a sheet-fed press |
| DE3827944A DE3827944C2 (de) | 1987-08-17 | 1988-08-17 | Vorrichtung zur Positionseinstellung eines Druckbogens in einer Bogendruckmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62204846A JP2610137B2 (ja) | 1987-08-17 | 1987-08-17 | 枚葉印刷機の前当位置調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6447543A JPS6447543A (en) | 1989-02-22 |
| JP2610137B2 true JP2610137B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=16497363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62204846A Expired - Fee Related JP2610137B2 (ja) | 1987-08-17 | 1987-08-17 | 枚葉印刷機の前当位置調整装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4895361A (ja) |
| JP (1) | JP2610137B2 (ja) |
| DE (1) | DE3827944C2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06104523B2 (ja) * | 1989-05-11 | 1994-12-21 | 株式会社東京機械製作所 | 折畳装置の羽根車 |
| DE4107080C1 (ja) * | 1991-03-06 | 1992-06-04 | Man Miller Druckmaschinen Gmbh, 6222 Geisenheim, De | |
| DE4230894C1 (de) * | 1992-09-16 | 1994-01-20 | Roland Man Druckmasch | Verfahren und Einrichtung zum Ausrichten von Bogen |
| DE19515632C2 (de) * | 1995-04-28 | 2000-11-30 | Koenig & Bauer Ag | Vorrichtung zum Verstellen von Vordermarken auf einem Zylinder in einer Bogenrotationsdruckmaschine |
| CH693951A5 (fr) * | 2000-03-08 | 2004-05-14 | Bobst Sa | Dispositif pour l'alignement longitudinal d'elements en plaques dans une station d'introduction d'une machine les travaillant. |
| DE10248687B4 (de) * | 2001-11-16 | 2019-03-07 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Zuführen von Bogen zu einer drucktechnischen Maschine |
| CN104553294B (zh) * | 2015-01-16 | 2016-11-30 | 北京印钞有限公司 | 新型印刷机超越递纸前规调节机构 |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE723416C (de) * | 1938-12-31 | 1942-08-05 | Koenig & Bauer Schnellpressfab | Vorrichtung zum Einstellen der einzeln fuer sich verstellbaren, auf einer hin und her schwingenden Tragspindel angeordneten Anlegemarken |
| DE1094270B (de) * | 1958-09-04 | 1960-12-08 | Erich Gericke | Druck- und Vervielfaeltigungsmaschine mit Einrichtung zum Schraegstellen der Vordermarken |
| US3030106A (en) * | 1958-09-04 | 1962-04-17 | Gericke Erich | Printing or duplicating machines |
| US3080163A (en) * | 1960-09-02 | 1963-03-05 | Miehle Goss Dexter Inc | Sheet registering mechanism |
| US3081080A (en) * | 1961-03-27 | 1963-03-12 | Samuel M Langston Co | Adjustable register stop |
| JPS5763261A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-16 | Ryobi Insatsuki Hanbai Kk | Registration controller for single-sheet printer |
| JPS57177737A (en) * | 1981-04-28 | 1982-11-01 | Fujitsu Ltd | Ultrasonic probe |
| JPS59123665A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 見当調整装置 |
| DE3504435A1 (de) * | 1985-02-09 | 1986-08-14 | Miller-Johannisberg Druckmaschinen Gmbh, 6200 Wiesbaden | Bogen-druckmaschine mit bogenanlage an einem druckmaschinen-zylinder |
| JPS61192555A (ja) * | 1985-02-21 | 1986-08-27 | Shinohara Tekkosho:Kk | 枚葉印刷機の前当装置 |
| JPS6341325A (ja) * | 1986-08-06 | 1988-02-22 | Tanabe Shiko Kikai Seizo Kk | ブランク供給装置 |
-
1987
- 1987-08-17 JP JP62204846A patent/JP2610137B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-08-15 US US07/232,101 patent/US4895361A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-08-17 DE DE3827944A patent/DE3827944C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6447543A (en) | 1989-02-22 |
| US4895361A (en) | 1990-01-23 |
| DE3827944A1 (de) | 1989-03-02 |
| DE3827944C2 (de) | 1997-08-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |