JP2609778B2 - 自動販売機の商品払出装置 - Google Patents

自動販売機の商品払出装置

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JP2609778B2
JP2609778B2 JP25092691A JP25092691A JP2609778B2 JP 2609778 B2 JP2609778 B2 JP 2609778B2 JP 25092691 A JP25092691 A JP 25092691A JP 25092691 A JP25092691 A JP 25092691A JP 2609778 B2 JP2609778 B2 JP 2609778B2
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靖夫 内川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個の商品を下方に
払い出し可能な状態で積み重ね貯蔵する二列の商品貯蔵
部の下部間に、各商品貯蔵部の商品貯蔵空間に対して各
別に出退自在な一対のストッパーと、正逆回転自在なモ
ータに連動された駆動軸とが配設され、前記駆動軸に
は、前記両ストッパーを共に商品受止め位置に保持する
払出待機状態と、この払出待機状態から一方向への回転
によって一方のストッパーのみを商品払出位置に切替え
作動させる第1商品払出状態、及び、前記払出待機状態
から他方向への回転によって他方のストッパーのみを商
品払出位置に切替え作動させる第2商品払出状態とに切
替える回転カムが固着され、更に、前記駆動軸には、前
記回転カムが払出待機状態にあるときに払出待機状態検
出用の第1スイッチを作動させる第1カム面と、前記回
転カムが第1商品払出状態あるときに払出状態検出用の
第2スイッチを作動させる第2カム面、及び、前記回転
カムが第2商品払出状態あるときに前記第2スイッチを
作動させる第3カム面を備えた検出作動用カムが固着さ
れているとともに、前記第1スイッチ及び第2スイッチ
の検出信号に基づいて前記モータを作動制御す制御手段
が設けられている自動販売機の商品払出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動販売機の商品払出装置では、
図24の(イ)乃至(ニ)に示すように、前記駆動軸5
0に固着された検出作動用カム51を回転軸芯方向視に
おいてほぼ凸状に形成して、その中央側の突出部分に、
払出待機状態検出用の第1スイッチ52を作動させる第
1カム面51aを形成するとともに、当該第1カム面5
1aから一方向(右方向)に90°偏位した突出部分に
は、払出状態検出用の第2スイッチ53を作動させる第
2カム面51bを形成し、更に、前記第1カム面51a
から他方向(左方向)に90°偏位した突出部分には、
前記第2スイッチ53を作動させる第3カム面51cを
形成していた。そして、商品払出指令に基づいて、例え
ば、右側に位置する商品貯蔵部から商品Gを払い出す場
合には、図24の(イ)及び(ロ)に示すように、モー
タによって駆動軸50が右方向に駆動回転され、90°
回転した時点で払出状態検出用の第2スイッチ53が第
2カム面51bによってON作動され、この第2スイッ
チ53の検出作動によってモータが駆動停止される。こ
の状態では、前記駆動軸50と一体回転する回転カム5
4により、右側のストッパー55のみが商品受止め位置
から商品払出位置に切替えられ、右側の商品貯蔵部に貯
蔵された最下端の商品Gが払い出される。商品払出指令
に対応する商品Gが払い出されると、モータによって駆
動軸50が左方向に逆回転駆動され、90°回転した時
点で払出待機状態検出用の第1スイッチ52が第1カム
面51aによって作動され、この第1スイッチ52の検
出作動によってモータが駆動停止される。この状態で
は、駆動軸50と一体回転する回転カム54により、左
右の各ストッパー55は共に元の商品受止め位置に保持
される。また、左側に位置する商品貯蔵部から商品Gを
払い出す場合には、モータによって駆動軸50が左方向
に駆動回転され、90°回転した時点で払出状態検出用
の第2スイッチ53が第3カム面51cによって作動さ
れ、この第2スイッチ53の検出作動によってモータが
駆動停止される。この状態では、前記駆動軸50と一体
回転する回転カム54により、左側のストッパー55の
みが商品受止め位置から商品払出位置に切替えられ、左
側の商品貯蔵部に貯蔵された最下端の商品Gが払い出さ
れる。商品払出指令に対応する商品が払い出されると、
モータによって駆動軸50が右方向に逆回転駆動され、
90°回転した時点で払出待機状態検出用の第1スイッ
チ52が第1カム面51aによって作動され、この第1
スイッチ52の検出作動によってモータが駆動停止され
る。この状態では、駆動軸50と一体回転する回転カム
54により、左右の各ストッパー55は共に元の商品受
止め位置に保持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の自動販売機の
商品払出装置では、商品払出指令に基づいて上述の払出
動作を繰り返す内に、払出状態検出用の第2スイッチ5
3が故障する可能性があるが、この場合、従来では、前
記第2スイッチ53を検出作動用カムの第2カム面51
b又は第3カム面51cによってはON作動させること
ができないため、図24の(ハ)及び(ニ)に示すよう
に、モータはそのまま回転を続け、360°回転した時
点で払出待機状態検出用の第1スイッチ52が第1カム
面51aによって作動され、この第1スイッチ52の検
出作動によってモータが駆動停止されることになる。そ
の結果、モータが360°回転する間に、駆動軸50と
一体回転する回転カム54により、一方のストッパー5
5が商品受止め位置から商品払出位置に切替えられたの
ち、他方のストッパー55も同様に商品受止め位置から
商品払出位置に切替えられるため、左右の商品貯蔵部か
ら共に商品Gが払い出される問題があった。本発明は、
上記の実情に鑑みて為されたものであって、その目的
は、払出動作中に払出状態検出用の第2スイッチが故障
しても、所定の商品を払出時点でモータを駆動停止する
ことができるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明による自動販売機の商品払出装置では、冒
記した構成を備えたものにおいて、 A.前記検出作動用カムのうち、前記第1カム面に対し
て回転方向に180°位相を異にする部位には、前記第
1スイッチを作動させる第4カム面が形成されている 上記Aの構成を備えさせたことを特徴とするものであ
り、それによる作用・効果は次の通りである。
【0005】
【作用】商品払出指令に基づいての払出動作中に払出状
態検出用の第2スイッチが故障して、所定商品の払出後
においてもそのまま続けてモータが駆動されても、検出
作動用カムが180°回転した時点で払出待機状態検出
用の第1スイッチが第4カム面によって作動され、この
第1スイッチの検出作動によってモータが駆動停止され
る。
【0006】
【発明の効果】従って、払出状態検出用の第2スイッチ
の故障が発生しても、払出対象外のストッパーが払出位
置に切り替えられるまでにモータを駆動停止することが
できるから、従来のように両方の商品貯蔵部から共に商
品が払い出されることを確実に防止することができるに
至った。
【0007】
【実施例】図4乃至図6は缶入り飲料や瓶入り飲料等の
商品Gを販売する自動販売機を示し、断熱壁1aで囲繞
されるキャビネット1の側壁端部に前面扉2が揺動開閉
自在に枢支されているとともに、キャビネット1内に
は、商品Gを上下方向に積み重ねて貯蔵する第1乃至第
3の三つの商品貯蔵庫A1,A2,A3と、販売商品G
を商品取出部3に搬送する商品搬送装置Bと、商品貯蔵
庫A1,A2,A3内の商品Gを設定温度に保つ加熱冷
却装置Cとが備えられ、前面扉2には、商品展示棚D
と、商品選択ボタン5を備えた操作パネルEと、購入者
が取り出し易い高さ位置に設けられている前記商品取出
部3と、投入貨幣処理装置(図外)と、販売制御装置
(F)とが備えられている。前記第1乃至第3商品貯蔵
庫A1,A2,A3は、キャビネット1内を断熱区画壁
1b,1cで区画することによって構成され、第1商品
貯蔵庫A1と第2商品貯蔵庫A2との各々には、複数個
の商品Gを下方に払い出し可能な状態で積み重ね貯蔵す
るための商品貯蔵空間6を備えた商品貯蔵部(以下商品
コラムと記載する)4が左右方向に四列で、かつ、前後
方向に二個ずつ配設されており、更に、これら商品コラ
ム4は、左右方向で隣接する四個を一つの単位とする前
後方向で二組の商品コラムユニットに構成されている。
また、前記第3商品貯蔵庫A3 には、商品貯蔵空間6が
上下方向にジグザグ状に構成された商品コラム4の四個
を前後方向に重合配置してなる商品コラムユニットと、
前記第1・第2商品貯蔵庫A1,A2に配設された商品
コラム4と同様に、商品貯蔵空間6が上下方向で一直線
状に構成された一個の商品コラム4が配置されている。
前記商品コラム4の下側部には、商品販売指令信号に基
づいて商品貯蔵空間6内の最下端に位置する貯蔵商品G
を一個ずつ払い出す商品払出装置Hが配設されている。
これら各商品払出装置Hは、その主要部の構成は同一で
あるが、左右方向又は前後方向で隣接する二個の商品コ
ラム4に使用する共用タイプのものには、後述する第1
乃至第3ストッパー17,19,23が二組設けられ、
また、一個の商品コラム4に使用する専用タイプでは、
第1乃至第3ストッパー17,19,23を一組だけに
してもよい。前記商品搬送装置Bは、第2商品貯蔵庫A
2の底部に設けられて販売商品Gを載置搬送するコンベ
ア式の横搬送機構B1と、横搬送機構B1で搬送されて
きた商品を受け止めて商品取出部3に持ち上げ搬送する
エレベーター式の縦搬送機構B2とを備え、各商品貯蔵
庫A1,A2,A3に設けられた商品コラム4から商品
払出装置Hによって落下排出された販売商品Gは、各々
の商品払出装置Hの下側に設けたシュート7a,7b,
7c上を滑降して横搬送機構B1上に落下するように構
成されている。尚、前記第3商品貯蔵庫A3に配設され
た商品コラムユニットの商品コラム4のうちの最前列の
商品コラム4から落下排出された販売商品Gは、シュー
ト7d上を滑降して直接商品取出部3に払い出される。
前記各商品貯蔵庫A1,A2,A3の前面側の開口部を
一括開閉可能な断熱扉8がキャビネット1に揺動自在に
枢支されているとともに、前記第1,第2商品貯蔵庫A
1,A2内の各商品コラムユニットのうち、前後方向の
後方側(商品貯蔵庫奥側)に位置する商品コラムユニッ
トは、当該商品貯蔵庫A1,A2内に固定されており、
前後方向の前方側に位置する商品コラムユニットは、断
熱区画壁1bに対する縦軸芯周りでの揺動によって、そ
の後方側の商品コラムユニットの前面全体を前方側に露
出させる開放位置にまで移動可能に構成されている。次
に、前記商品払出装置Hの共用タイプの構造について説
明する。図1乃至図3に示すように、二個の商品コラム
4の隣接空間に、商品貯蔵空間6に沿って商品Gを下降
案内するガイド面10aを備えた取付フレーム10が配
設され、この取付フレーム10には、商品貯蔵空間6内
の最下端に位置する貯蔵商品Gを下方側から受け止める
メインストッパー機構H1、最下端から二番目に位置す
る貯蔵商品Gを下方側から受け止めるサブストッパー機
構H2、これら両ストッパー機構H1,H2の作動状態
を検出する検出装置K、及び、正逆回転自在なモータ1
3にギヤ減速機構14を介して連動された上下方向姿勢
の駆動軸15、商品貯蔵空間6内の貯蔵商品Gの残数が
設定残数(当該実施例では一個)になったことを検出す
る売切検出装置Lが配設されている。前記メインストッ
パー機構H1は、前記取付フレーム10に横向き姿勢で
架設した一対の第1支軸16の各々に、最下端の貯蔵商
品Gを受け止め可能な第1ストッパー17の上側筒状部
分17aを、商品貯蔵空間6に対して第1支軸16の横
軸芯周りで出退揺動自在に取り付けるとともに、前記駆
動軸15の下端の軸部分には、前記両第1ストッパー1
7の下側部分に形成した突起17bを押圧することによ
り当該両第1ストッパー17を共に商品貯蔵空間6側に
突出させた商品受止め姿勢に保持する払出待機状態と、
この払出待機状態から一方向への90°回転によって前
記押圧力を徐々に減少することにより一方の第1ストッ
パー17のみを貯蔵商品Gの通過を許容する商品払出姿
勢に切替え作動させる第1商品払出状態、及び、前記払
出待機状態から他方向への90°回転によって前記押圧
力を徐々に減少することにより他方の第1ストッパー1
7のみを商品払出姿勢に切替え作動させる第2商品払出
状態とに切替えるほぼ半円状の第1回転カム18を固着
して構成されている。このメインストッパー機構H1の
駆動部、つまり、前記第1ストッパー17を商品受止め
姿勢と商品払出姿勢とに切替える第1駆動部は、前記モ
ータ13、ギヤ減速機構14、駆動軸15、第1回転カ
ム18から構成されている。前記サブストッパー機構H
2は次の如く構成されている。即ち、前記第1支軸16
の各々に、第2ストッパー19の上下方向中間部に形成
した筒状部分19aを、当該第2ストッパー19の上側
部分に形成された筒状部分19bが商品貯蔵空間6側に
突出するように取り付けて、商品貯蔵空間6内の最下端
から二番目に位置する貯蔵商品Gを前記第2ストッパー
19の上側筒状部分19bと後述の第3ストッパー23
の筒状部分23aとで受止め可能に構成してある。ま
た、前記駆動軸15のうち、前記第1回転カム18より
も少し上方に偏位した軸部分には、前記両第2ストッパ
ー19の下端部分を押圧することにより当該両第2スト
ッパー19を共に商品Gの通過移動を許容する商品払出
姿勢に保持する払出待機状態と、この払出待機状態から
一方向への90°回転によって前記押圧力を徐々に減少
させると同時に後述する第3回転カム24が第3ストッ
パー23を押圧することによって一方の第2ストッパー
19と第3ストッパー23の両方を商品受止め姿勢に切
替え作動させる第1商品受止め状態、及び、前記払出待
機状態から他方向への90°回転によって前記押圧力を
徐々に減少させると同時に後述する第3回転カム24が
第3ストッパー23を押圧することによって他方の第2
ストッパー19と第3ストッパー23の両方を商品受止
め姿勢に切替え作動させる第2商品受止め状態とに切替
えが可能なほぼ扇状の第2回転カム21を固着してあ
る。更に、前記各第2ストッパー19の上側部分に形成
された筒状部分19bの各々には、前記第1支軸16と
平行に姿勢する第2支軸22を挿入し、これら両第2支
軸22の各々に、第3ストッパー23の上側部分に形成
された筒状部分23aを相対回転自在に取り付けて、当
該第3ストッパー23を商品貯蔵空間6に対して第2支
軸22の軸芯周りで出退揺動自在に構成してある。ま
た、前記駆動軸15のうち、前記第2回転カム21より
も少し上方に偏位した軸部分には、前記両第3ストッパ
ー23の上側筒状部分23aの直下近傍部分を非押圧状
態に維持することにより当該両第3ストッパー23を共
に垂下した商品払出姿勢に保持する払出待機状態と、こ
の払出待機状態から一方向への90°回転によって一方
の第3ストッパー23の上側筒状部分23aの直下近傍
部分を押圧することにより前記第2ストッパー19と共
に当該第3ストッパー23を貯蔵商品Gの通過を許容す
る商品払出姿勢に切替作動させる第1商品受止め状態、
及び、前記払出待機状態から他方向への90°回転によ
って他方の第3ストッパー23の上側筒状部分23aの
直下近傍部分を押圧することにより前記第2ストッパー
19と共に当該第3ストッパー23を貯蔵商品Gの通過
を許容する商品払出姿勢に切替え作動させる第2商品受
止め状態とに切替えるほぼ長円形状の第3回転カム24
を固着してある。そして、前記第2ストッパー19及び
第3ストッパー23を商品受止め姿勢と商品払出姿勢と
に切替える第2駆動部は、前記モータ13、ギヤ減速機
構14、駆動軸15、第2回転カム21、第3回転カム
24から構成されていて、前記第3回転カム24によ
り、第2ストッパー19及び第3ストッパー23を商品
払出姿勢から商品受止め姿勢側へ揺動させ、一旦第2ス
トッパー19及び第3ストッパー23の上端部で受け止
めた後、前記第2ストッパー19の商品受止め姿勢側へ
の揺動後も作動して第3ストッパー23を商品受止め姿
勢に切替揺動させるように構成され、かつ、前記第1回
転カム18による第1ストッパー17の商品払出姿勢か
ら商品受止め姿勢への切替揺動に連動して、前記第2ス
トッパー19を商品受止め姿勢から商品払出姿勢に切替
揺動させるとともに、前記第3ストッパー23を商品受
止め姿勢から商品払出姿勢に切替揺動させるように構成
されている。また、前記第2回転カム21と第3回転カ
ム24とは一体形成されていて、これら両回転カム2
1,24を繋ぐボス部の近傍には、前記第1ストッパー
17と第2ストッパー19とを揺動自在に支持する前記
の第1支軸16が配設され、更に、前記第1回転カム1
8が払出待機状態にあるときには、前記第3ストッパー
23が垂下姿勢にあり、かつ、当該第3ストッパー23
を揺動自在に支持する第2支軸22が前記第1支軸16
の直上方位置に配設されている。それ故に、このような
配置構成によって、取付フレーム10の左右幅を極小寸
法に構成することができる。尚、前記第1ストッパー1
7及び第3ストッパー23の各々は、正面視における輪
郭形状がほぼ凹状に形成されており、また、前記第2ス
トッパー19の中央部には、第3回転カム24の第3ス
トッパー23側への突出移動を許容する正面視において
ほぼ下向き凸状の開口19cが切欠き形成されている。
前記作動状態検出装置Kは、次の如く構成されている。
前記取付フレーム10の上部で、かつ、前記駆動軸15
を挟んで相対向する位置に、払出待機状態にあることを
検出するための第1スイッチ30と、貯蔵商品Gが払い
出されたことを検出するための第2スイッチ31とが、
上下方向に少し位置をずらした状態で配設されていると
ともに、前記駆動軸15の上端部には、前記第1回転カ
ム18が払出待機状態にあるときに前記第1スイッチ3
0をON作動させる第1カム面32aと、前記第1回転
カム18が第1商品払出状態にあるときに前記第2スイ
ッチ31をON作動させる第2カム面32b、及び、前
記第1回転カム18が第2商品払出状態あるときに前記
第2スイッチ31をON作動させる第3カム面32cと
を備えた検出作動用カム32が固着されている。前記検
出作動用カム32は、前記第1カム面32aを備えた第
1カム体32Aと、前記第2カム面32b及び第3カム
面32cを備えた第2カム体32Bとからなる。更に、
前記第1カム体32Aを回転軸芯方向視において長円形
状に形成して、前記第1カム面32aに対して回転方向
に180°位相を異にする部位に、前記第1スイッチ3
0をON作動させる第4カム面32dを形成してある。
また、前記第2カム体32Bは、円盤の周縁のほぼ半周
部分を凹状に切欠き形成して、当該切欠き部分では第2
スイッチ31をOFF状態に維持するように構成され、
かつ、前記第2カム面32bから第3カム面32cまで
を半円弧状の連続カム面に構成して、当該連続カム面の
何れの位置においても第2スイッチ31をON状態に維
持するように構成されている。そして、前記第1回転カ
ム18が払出待機状態にあるときの回転角を0°に設定
して、一方向に90°ずつ回転させたときの各スイッチ
30,31の作動状態を見ると、 回転角 0° 第1スイッチ30が0N、 第2スイ
ッチ31がOFF 回転角 90° 第1スイッチ30が0FF、第2スイ
ッチ31がON 回転角180° 第1スイッチ30が0N、 第2スイ
ッチ31がON 回転角270° 第1スイッチ30が0FF、第2スイ
ッチ31がON となる。前記売切検出装置Lは、次の如く構成されてい
る。前記取付フレーム10のうち、商品貯蔵空間6内の
最下端から二番目に位置する貯蔵商品Gに対応する部分
に、商品貯蔵空間6に対して第3支軸40周りで出退揺
動自在な商品感知部材41と、当該商品感知部材41を
突出姿勢に付勢するネジリコイルバネ(図示せず)、及
び、前記商品感知部材41が商品貯蔵空間6に突出した
ことを検知する売切スイッチ42とを設けてある。そし
て、商品貯蔵空間6内に二個以上の商品Gが貯蔵されて
いる場合には、最下端から二番目に位置する貯蔵商品G
によって商品感知部材41が引退姿勢に押し込まれ、売
切スイッチ42はOFFに維持される。次に、サブスト
ッパー機構H2に保持されていた最終の貯蔵商品Gがメ
インストッパー機構H1に落下供給されると、商品感知
部材41に加わっていた押し込み力が解除されるため、
当該商品感知部材41は図外のネジリコイルバネによっ
て商品貯蔵空間6内に突出し、前記売切スイッチ42が
ON作動される。前記販売制御装置Fには、操作パネル
Eに設けた商品選択ボタン5の操作情報、図外の投入貨
幣処理装置からの情報、作動状態検出装置Kの第1スイ
ッチ30及び第2スイッチ31の検出信号、売切検出装
置Lの売切スイッチ42の検出信号等が入力されてい
て、これらの情報に基づいて前記商品払出装置Hのモー
タ13を駆動制御するように構成されている。次に、上
述の如く構成されてた商品払出装置Hの作動を図7乃至
図21の作動説明図及び図22、図23のフローチャー
トに基づいて説明する。 〔1〕図7に示すように、前記第1回転カム18が払出
待機状態にあるときには、第1カム体32Aの第1カム
面32aと第1スイッチ30とは接触し、第2カム体3
2Bと第2スイッチ31とは非接触状態にあるため、第
1スイッチ30はON状態に、かつ、第2スイッチ31
はOFF状態に夫々維持される。また、この払出待機状
態では、第1ストッパー17は商品受止め姿勢に保持さ
れ、かつ、第2ストッパー19及び第3ストッパー23
の各々は商品払出姿勢に保持されている。(ステップS
1,S2) 〔2〕この払出待機状態において、図外の投入貨幣処理
装置に投入された貨幣が商品販売金額以上であると判別
し、かつ、操作パネルEに設けた商品選択ボタン5が操
作されると、その操作された商品選択ボタン5に相当す
る商品コラム4内の貯蔵商品Gを払い出すべく、モータ
13の回転方向を判別し、モータ13を判別した正しい
回転方向に駆動する。(ステップS3乃至S7) 例えば、販売すべき商品Gが図7で示す右側の商品コラ
ム4に貯蔵されている場合には、モータ13は図8(回
転角θが30°の状態)に示すように右側に駆動回転さ
れる。これに伴って第1カム体32Aの第1カム面32
aが第1スイッチ30から離れ、当該第1スイッチ30
はOFFとなる。(ステップS8) また、図7(回転角θが0°の状態)乃至図9(回転角
θが45°の状態)に示すように、モータ13の右側へ
の駆動回転により、第1回転カム18、第2回転カム2
1、第3回転カム24も一体的に右側に回転され、第1
ストッパー17が商品受止め姿勢から商品払出姿勢側に
揺動を開始すると同時に、第2ストッパー19と第3ス
トッパー23が共に第1支軸16の軸芯を中心にして商
品払出姿勢から商品受止め姿勢側に揺動を開始する。そ
のため、商品貯蔵空間6内に貯蔵された全商品Gが少し
下降し、最下端から二番目に位置する貯蔵商品Gが商品
受止め姿勢にある第2ストッパー19の上側筒状部分1
9bと第3ストッパー23の筒状部分23aとで受け止
められる。この状態では、前記第3回転カム24と第3
ストッパー23とは非押圧状態にあり、当該第3ストッ
パー23はほぼ自由垂下状態に維持されている。図10
に示すように、回転角θが60°に達すると、第1スト
ッパー17が更に商品払出姿勢側に揺動されるため、最
下端に位置する払出対象の商品Gは引き続き移行するた
め、当該商品Gと最下端から二番目に位置する貯蔵商品
Gとの間に空隙が生じる。図10に示す回転角θが60
°の状態から図11に示す回転角θが75°の状態に移
行する段階では、第2ストッパー19が貯蔵商品Gの荷
重によって駆動軸15側に押し戻されるが、このとき、
第2ストッパー19の上端部は貯蔵商品Gの通過を許容
する最小限の位置に戻され、第3ストッパー23が第3
回転カム24によって商品受止め姿勢に切替えられるた
め、第2ストッパー19の上側筒状部分19bと第3ス
トッパー23の筒状部分23aとで受け止められた貯蔵
商品Gは非常に少ない距離hだけ下降したのち第3スト
ッパー23にて再び受け止められることになる。更に、
図12に示すように、回転角θが90°に達すると、第
1ストッパー17が商品払出姿勢に完全に切替えられ、
最下端に位置する払出対象の商品Gは商品貯蔵空間6外
に払い出される。このとき、第2カム体32Bの第2カ
ム面32bと第2スイッチ31とが接触し、当該第2ス
イッチ31のON作動に基づいてモータ13が駆動停止
される。(ステップS9,S10) この状態では、商品貯蔵空間6内の貯蔵商品G群は第3
ストッパー23にて受止められている。また、販売すべ
き商品Gが図7で示す左側の商品コラム4に貯蔵されて
いる場合には、モータ13は図13(回転角θが45°
の状態)に示すように左側に駆動回転される。これに伴
って第1カム体32Aの第1カム面32aが第1スイッ
チ30から離れ、当該第1スイッチ30はOFFとな
る。(ステップS8) また、図7(回転角θが0°の状態)及び図13(回転
角θが45°の状態)に示すように、モータ13の左側
への駆動回転により、第1回転カム18、第2回転カム
21、第3回転カム24も一体的に左側に回転され、第
1ストッパー17が商品受止め姿勢から商品払出姿勢側
に揺動を開始すると同時に、第2ストッパー19及び第
3ストッパー23が共に商品払出姿勢から商品受止め姿
勢側に揺動を開始する。そのため、商品貯蔵空間6内に
貯蔵された全商品Gが少し下降し、最下端から二番目に
位置する貯蔵商品Gが商品受止め姿勢にある第2ストッ
パー19の上側筒状部分19bと第3ストッパー23の
筒状部分23aとで受け止められる。この状態では、前
記第3回転カム24と第3ストッパー23とは非押圧状
態にあり、当該第3ストッパー23はほぼ自由垂下状態
に維持されている。図14に示すように、回転角θが6
0°に達すると、第1ストッパー17が更に商品払出姿
勢側に揺動されるため、最下端に位置する払出対象の商
品Gは引き続き移行するため、当該商品Gと最下端から
二番目に位置する貯蔵商品Gとの間に空隙が生じる。図
14に示す回転角θが60°の状態から図15に示す回
転角θが75°の状態に移行する段階では、第2ストッ
パー19が貯蔵商品Gの荷重によって駆動軸15側に押
し戻されるが、このとき、第2ストッパー19の上端部
は貯蔵商品Gの通過を許容する最小限の位置に戻され、
第3ストッパー23が第3回転カム24によって商品受
止め姿勢に切替えられるため、第2ストッパー19の上
側筒状部分19bと第3ストッパー23の筒状部分23
aとでで受け止められていた貯蔵商品Gは非常に少ない
距離hだけ下降したのち第3ストッパー23にて再び受
け止められることになる。更に、図16に示すように、
回転角θが90°に達すると、第1ストッパー17が商
品払出姿勢に完全に切替えられ、最下端に位置する払出
対象の商品Gは商品貯蔵空間6外に払い出される。この
とき、第2カム体32Bの第3カム面32cと第2スイ
ッチ31とが接触し、当該第2スイッチ31のON作動
に基づいてモータ13が駆動停止される。(ステップS
9,S10) この状態では、商品貯蔵空間6内の貯蔵商品G群は第3
ストッパー23にて受止められている。 〔3〕次に、図12に示すように、右側の商品コラム4
での商品払出動作が完了しても、直ちに復帰動作に入る
のではなく、その払出商品Gが商品コラム4から完全に
排出されるまで所定時間待機する。(ステップS11) しかるのち、図17(回転角θが75°に復帰した状
態)に示すように、モータ13の左側への逆回転駆動に
より、第1回転カム18、第2回転カム21、第3回転
カム24も一体的に左側に回転される。(ステップS1
2) このモータ13の逆回転駆動に伴って第2カム体32B
の第2カム面32bが第2スイッチ31から離れ、当該
第2スイッチ31はOFFとなる。(ステップS13) また、この状態では、商品貯蔵空間6内に貯蔵された商
品Gは、第3ストッパー23に受止められたままであ
る。更に、図18の回転角θが60°に復帰した状態を
経て図19の回転角θが45°に復帰した状態にまで移
行すると、第3回転カム24の商品貯蔵空間6側への突
出量が次第に少なくなるため、第2ストッパー19が第
1支軸16周りで駆動軸15側に退避揺動すると同時
に、第3ストッパー23も第2ストッパー19の上端部
に位置する第2支軸22周りで商品払出姿勢側に揺動
し、当該第3ストッパー23に受け止められている商品
Gが徐々に下降する。そして、図20の回転角θが30
°に復帰した状態を経て図21の回転角θが0°に復帰
した状態にまで至ると、第1ストッパー17は商品受止
め姿勢に完全に切替えられると同時に、第2回転カム2
1により第2ストッパー19が商品払出姿勢まで完全に
戻され、また、第3ストッパー23も商品払出姿勢にま
で完全に切替えられ、第3ストッパー23上の商品Gは
第1ストッパー17上に落下供給される。このとき商品
Gは、第3ストッパー23の作動機構上徐々に落下する
ため、第1ストッパー17に移る落差は極めて少ない。
また、この状態では、前記第1カム体32Aの第1カム
面32aと第1スイッチ30とが接触し、当該第1スイ
ッチ30のON作動に基づいてモータ13の逆回転駆動
が停止され、右側の商品コラム4での商品払出処理が完
了する。(ステップS14,S15)。尚、左側の商品
コラム4から商品Gを払い出したのちの復帰動作は、モ
ータ13の逆回転駆動に伴って第2カム体32Bの第3
カム面32cが第2スイッチ31から離れる点とモータ
13の回転方向が異なるだけで、それ以外は上述と同様
であるため、その動作説明は省略する。 〔4〕また、機械の運送途中で第1回転カム18等が販
売待機状態から外れた場合には、販売開始前に所定の販
売待機状態に復帰させることが必要となる。この場合、
本発明では、ステップS1において、第1スイッチ30
がONであるか否かを判別し、第1スイッチ30がOF
Fであれば、検出作動用カム32が回転角0°の払出待
機状態から外れていると判断する。また、ステップS2
においても、第2スイッチ31がOFFであるか否かを
判別し、第2スイッチ31がONであれば、検出作動用
カム32が払出待機状態から180°回転した反転状態
にあると判断する。そして、第1スイッチ30がOFF
又は第2スイッチ31がONと判別された場合には、ス
テップS16でNの値をゼロにしたのち、ステップS1
7において初期化回路を動作させる。この初期化回路
は、モータ13を右又は左の同一方向に90°単位で回
転させるための駆動回路であり、その90°範囲内での
回転途中で第1スイッチ30がON作動すると、そのO
N作動時点でモータ13の駆動を停止し、第1スイッチ
30がON作動しない場合には90°までモータ13を
駆動するように構成されている。この初期化回路の動作
が終了すると、ステップS18において、第1スイッチ
30がON、第2スイッチ31がOFFの状態に初期化
されたか否かを判別し、初期化されたと判断した場合に
はステップS3に戻し、初期化されていない場合には、
ステップS19でNの値に1を加算したのち、ステップ
S20でNの値が4になった否かを判別し、Nの値が4
でなければ、再びステップS17からステップS20ま
での制御が繰り返される。Nの値が4になっても、換言
すれば、モータ13が360°回転されても、第1スイ
ッチ30がON、第2スイッチ31がOFFの状態に初
期化されなかった場合には、スイッチ類の故障といった
異常事態が発生していると判断し、ステップS22にお
いて、当該商品払出装置Hが設けられた商品コラム4で
の販売を中止するためのコラム売切処置を実行する。つ
まり、当該商品コラム4に相当する商品選択ボタン5の
近傍に設けられる図外の売切表示ランプを点燈して、当
該商品選択ボタン5を押しても販売できないようにす
る。 〔5〕また、ステップS8において、払出待機状態から
モータ13を右又は左に駆動しても、第1スイッチ30
がOFFにならない場合には、異常事態が発生している
として、ステップS21でモータ13の駆動を停止した
のち、ステップS22において、当該商品払出装置Hが
設けられた商品コラム4での販売を中止するためのコラ
ム売切処置を実行する。 〔6〕更に、ステップS9において、検出作動用カム3
2が払出待機状態から90°回転したのにも拘らず、第
2スイッチ31がON作動せず、更に、90°回転して
第1スイッチ30がON作動された場合には、ステップ
S23において、第2スイッチ31が故障していると判
断し、ステップS21でモータ13の駆動を停止したの
ち、ステップS22において、当該商品払出装置Hが設
けられた商品コラム4での販売を中止するためのコラム
売切処置を実行する。 〔7〕また、ステップS14において、検出作動用カム
32が払出状態から払出待機状態に復帰したのにも拘ら
ず、第1スイッチ30がON作動せず、更に、90°回
転して第2スイッチ31がON作動した場合には、ステ
ップS24において、第1スイッチ30が故障している
と判断し、ステップS21でモータ13の駆動を停止し
たのち、ステップS22において、当該商品払出装置H
が設けられた商品コラム4での販売を中止するためのコ
ラム売切処置を実行する。
【0008】〔その他の実施例〕 (イ)上述の実施例では、検出作動用カム32を第1カ
ム体32Aと第2カム体32Bとから構成したが、これ
ら両カム体32A,32Bを一体的に構成して実施して
もよい。 (ロ)上述の実施例では、前記モータ13を作動制御す
制御手段Fとして、商品選択情報や売切情報等の販売情
報が入力されている販売制御装置を利用して構成した
が、前記第1スイッチ30及び第2スイッチ31の検出
信号に基づいて前記モータ13を作動制御する専用の制
御手段を設けて実施してもよい。
【0009】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】作動状態検出装置の拡大斜視図
【図2】商品払出装置の断面側面図
【図3】商品払出装置の正面図
【図4】自動販売機の水平断面図
【図5】自動販売機の一部切欠き正面図
【図6】自動販売機の一部切欠き側面図
【図7】払出待機状態を示す作動説明図
【図8】右側に30°回転させた時の作動説明図
【図9】右側に45°回転させた時の作動説明図
【図10】右側に60°回転させた時の作動説明図
【図11】右側に75°回転させた時の作動説明図
【図12】右側に90°回転させた時の作動説明図
【図13】左側に45°回転させた時の作動説明図
【図14】左側に60°回転させた時の作動説明図
【図15】左側に75°回転させた時の作動説明図
【図16】左側に90°回転させた時の作動説明図
【図17】商品払出状態から左側に15°復帰させた時
の作動説明図
【図18】商品払出状態から左側に30°復帰させた時
の作動説明図
【図19】商品払出状態から左側に45°復帰させた時
の作動説明図
【図20】商品払出状態から左側に60°復帰させた時
の作動説明図
【図21】商品払出状態から左側に90°復帰させた時
の作動説明図
【図22】フローチャート図
【図23】フローチャート図
【図24】従来の自動販売機の商品払出装置を示す断面
【符号の説明】
G 商品 4 商品貯蔵部 6 商品貯蔵空間 13 モータ 15 駆動軸 17 ストッパー 18 回転カム 30 第1スイッチ 31 第2スイッチ 32 検出作動用カム 32a 第1カム面 32b 第2カム面 32c 第3カム面 32d 第4カム面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の商品(G)を下方に払い出し可
    能な状態で積み重ね貯蔵する二列の商品貯蔵部(4)の
    下部間に、各商品貯蔵部(4)の商品貯蔵空(6)間に
    対して各別に出退自在な一対のストッパー(17)と、
    正逆回転自在なモータ(13)に連動された駆動軸(1
    5)とが配設され、前記駆動軸(15)には、前記両ス
    トッパー(17)を共に商品受止め位置に保持する払出
    待機状態と、この払出待機状態から一方向への回転によ
    って一方のストッパー(17)のみを商品払出位置に切
    替え作動させる第1商品払出状態、及び、前記払出待機
    状態から他方向への回転によって他方のストッパー(1
    7)のみを商品払出位置に切替え作動させる第2商品払
    出状態とに切替える回転カム(18)が固着され、更
    に、前記駆動軸(15)には、前記回転カム(18)が
    払出待機状態にあるときに払出待機状態検出用の第1ス
    イッチ(30)を作動させる第1カム面(32a)と、
    前記回転カム(18)が第1商品払出状態あるときに払
    出状態検出用の第2スイッチ(31)を作動させる第2
    カム面(32b)、及び、前記回転カム(18)が第2
    商品払出状態あるときに前記第2スイッチ(31)を作
    動させる第3カム面(32c)を備えた検出作動用カム
    (32)が固着されているとともに、前記第1スイッチ
    (30)及び第2スイッチ(31)の検出信号に基づい
    て前記モータ(13)を作動制御す制御手段(F)が設
    けられている自動販売機の商品払出装置であって、前記
    検出作動用カム(32)のうち、前記第1カム面(32
    a)に対して回転方向に180°位相を異にする部位に
    は、前記第1スイッチ(30)を作動させる第4カム面
    (32d)が形成されている自動販売機の商品払出装
    置。
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