JP2608235B2 - ストリップ長の最小成形方法 - Google Patents

ストリップ長の最小成形方法

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JP2608235B2
JP2608235B2 JP5041302A JP4130293A JP2608235B2 JP 2608235 B2 JP2608235 B2 JP 2608235B2 JP 5041302 A JP5041302 A JP 5041302A JP 4130293 A JP4130293 A JP 4130293A JP 2608235 B2 JP2608235 B2 JP 2608235B2
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JP
Japan
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strip
pair
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electric wire
blade
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藤 廣 信 佐
川 靖 石
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Japan Automatic Machine Co Ltd
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Japan Automatic Machine Co Ltd
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  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、オーデオ用の
磁気ヘッドに使用される極細電線の端部にストリップを
形成する電線のストリップ長の最小成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、オーデオ用の磁気ヘッ
ドに使用される極細電線は、0.8〜1.0mm程度であ
り、しかも、芯線の太さは0.4mm程度である関係上、
極めて薄形タイプのカット刃やストリップ刃を使用する
ことが要求されている。
【0003】従来、この種の通常の太さの電線のストリ
ップ長の成形方法は、図8に示されるように構成されて
いる。
【0004】即ち、図8において、電線加工機における
フレーム(図示されず)には、一対のガイドレール(図
示されず)が設けられており、この一対のガイドレール
には、両ホルダーaが互いに向合って設けられている。
又、この両ホルダーaには、一対をなすカット刃b1 、
b2 と各一対をなすストリップ刃(剥離刃)c1 、c2
及びd1 、d2 が各スペーサe1 、e2 を介装して各取
付けボルトによって着脱自在に取付けられている。
【0005】従って、上述した電線加工機における電線
Wのストリップ長の成形方法は、各一対をなすクランプ
爪f1 、f2 で電線Wを把持し、これを互いに向合って
設けられた上記一対をなすカット刃b1 、b2 と各一対
をなすトリップ刃c1 、c2及びd1 、d2 の間へ移送
し、しかる後、上記一対のガイドレールに互いに向合っ
て設けられた各ホルダーaを互いに所定の位置まで突き
合わせることにより、一対をなすカット刃b1 、b2 で
上記電線Wを切断すると同時に、他の各ストリップ刃c
1 、c2 及びd1 、d2 で上記電線Wの被覆W2 に切込
みを付け、各一対をなすクランプ爪f1 、f2 を互いに
外方(前後方向)へ移動することにより、上記各被覆W
2 を電線Wから剥離してストリップW1 を形成してい
る。
【0006】他方、上述したストリップ長の成形方法
は、異なる幅の上記各スペーサe1 、e2 を上記各取付
けボルトを手で取外して交換することにより、電線Wの
ストリップW1 の長さを手作業により調整している。
【0007】すなわち、上記各スペーサe1 、e2 の厚
さを変えることにより、電線WのストリップW1 の長さ
を手作業により調整している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たストリップ長の成形方法は、通常の太さの電線Wのス
トリップW1 を成形するものであり、これを極細電線の
ストリップ長の成形にそのまま使用すると、最小ストリ
ップ長を成形することは困難である。
【0009】すなわち、極細電線の加工に使用される極
めて薄形タイプのカット刃やストリップ刃は、その刃の
強度、刃の撓み、研磨する際の刃の反り等のために、刃
の限界厚さが要求されている関係上、極端に薄い刃を構
成することはできなくなっており、しかも、組立調整に
熟練を要するばかりでなく、少量多品種の電線Wのスト
リップ長を製造するときには、段取り調整に多くの時間
と労力を費し、生産性の向上を図ることが困難である。
【0010】本発明は、上述した問題を解消するため
に、薄い刃を使用することなく、カット刃の位置にスト
リップ刃を移動してストリップを形成することにより、
刃の強度、刃の撓み、研磨する際の刃の反り等のために
の刃の限界厚さに制限されずに極細電線のストリップ加
工を可能にして、少量多品種の生産を容易にし、量産に
よる省力化を図り、ストリップの損傷を解消して品質の
向上を図るようにしたストリップ長の最小成形方法を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、電線の端部に
ストリップを形成する電線加工機において、移送される
電線の移送路上に前後一対のクランプ装置を前後方向へ
移動可能にして電線を把持するように設け、電線の移送
路上に一対のカット刃を左右方向へ往復動して電線を切
断するように設け、この両カット刃の元の位置に前後各
一対のストリップ刃を上記両カット刃の切断位置側へ互
いに近付けて移動するように設け、この各一対のストリ
ップ刃を上記両カット刃の切断位置側へ互いに近付けて
移動したときに各一対のストリップ刃を往動して上記各
電線の端部に切込みを入れるようにし、この各電線を上
記一対のクランプ装置で前後へ移動して被覆を剥離する
ものである。
【0012】
【作用】本発明は、移送される電線を前後一対のクラン
プ装置で把持し、この把持された電線を一対のカット刃
を往復動して切断した後、この両カット刃を元の位置に
退避させ、次に、各一対のストリップ刃を上記両カット
刃の切断位置側へ互いに近付けるように移動し、しかる
後、上記各一対のストリップ刃を往動して上記各電線の
端部に切込みを入れると共に、この各電線を互いに前後
へ移動して被覆を剥離し、上記各一対のストリップ刃及
び上記クランプ装置を元の位置に復帰するようにしたス
トリップ長の最小成形方法である。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示のー実施例について説明
する。
【0014】図1乃至図3において、符号1は、電線の
端部にストリップを形成する電線加工機における電線W
の移送路上には、前後一対のクランプ装置1、2が前後
方向へ移動可能にすると共に電線Wを把持するように設
けられており、この一対のクランプ装置1、2の間の電
線Wの移送路上には、一対のカット刃3a、3bが、例
えば、エアシリンダー装置のような各シリンダー装置4
a、4bで左右方向へ往復動して電線Wを切断するよう
に設けられている。又、この両カット刃3a、3bの前
後には、前後各一対のストリップ刃5a、5b、6a、
6bが、例えば、ボールネジのような右ねじと左ねじを
備えた螺杆7に間隔を存して上記両カット刃3a、3b
の切断位置側へ互いに近付けるように移動可能に設けら
れており、この螺杆7は図示されないパルスモータに連
結されている。さらに、この各一対のストリップ刃5
a、5b、6a、6bは上記両カット刃3a、3bの切
断位置側へ互いに近付けるように移動し、さらに、互い
に内方へ往動して上記各電線Wの端部に切込みを入れる
ようにしており、この各電線Wは上記一対のクランプ装
置1、2で前後へ移動して被覆を剥離するようしてい
る。
【0015】以下、本発明の作用について説明する。極
細電線Wの切断とストリップを形成するとき、図1乃至
図3において、予め、移送される電線Wを前後一対のク
ランプ装置1、2で把持して水平に保持する。次に、こ
の把持された電線Wを一対のカット刃3a、3bを各シ
リンダー装置4a、4bで左右方向へ往復動して電線を
切断する(図1参照)。しかる後、この両カット刃3
a、3bを元の位置に退避させる(図2参照)、さら
に、パルスモータを駆動して右ねじと左ねじを備えた螺
杆7を回転することにより、これに螺合する上記各一対
のストリップ刃5a、5b、6a、6bを上記両カット
刃3a、3bの切断位置側へ互いに近付けるように移動
する(図2参照)。
【0016】次に、上記各一対のストリップ刃5a、5
b、6a、6bを往動して上記各電線Wの端部に切込み
を入れると共に(図3参照)、この各電線Wを互いに前
後へ移動して被覆を剥離した後、この各電線Wを解放
し、上記各一対のストリップ刃5a、5b、6a、6b
及び上記クランプ装置1、2を元の位置に復帰するもの
である。このようにして本発明は、薄い刃を使用するこ
となく、各カット刃3a、3bの位置に各ストリップ刃
5a、5b、6a、6bを移動してストリップを形成す
る。
【0017】このようにして本発明は、刃の限界厚さに
制限されずに極細電線のストリップ加工を可能にして、
少量多品種の生産を容易にし、ストリップの損傷を解消
して品質の向上を図ることができる。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、移送される
電線を前後一対のクランプ装置で把持し、この把持され
た電線を一対のカット刃を往復動して切断した後、この
両カット刃を元の位置に退避させ、次に、各一対のスト
リップ刃を上記両カット刃の切断位置側へ互いに近付け
るように移動し、しかる後、上記各一対のストリップ刃
を往動して上記各電線の端部に切込みを入れると共に、
この各電線を互いに前後へ移動して被覆を剥離し、上記
各一対のストリップ刃及び上記クランプ装置を元の位置
に復帰するようにしているので、薄い刃を使用すること
なく、カット刃の位置にストリップ刃を移動してストリ
ップを形成することにより、刃の強度、刃の撓み、研磨
する際の刃の反り等のためにの刃の限界厚さに制限され
ずに極細電線のストリップ加工をすることができるばか
りでなく、少量多品種の生産を容易にし、量産による省
力化を図り、ストリップの損傷を解消して品質の向上を
図ることができる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストリップ長の最小成形方法を説明す
るための図。
【図2】本発明の作用を説明するための図。
【図3】本発明の作用を説明するための図。
【図4】従来の通常のストリップ長の最小成形方法を説
明するための図。
【符号の説明】
1、2 クランプ装置 3a、3b カット刃 4a、4b シリンダー装置 5a、5b、6a、6b ストリップ刃

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線の端部にストリップを形成する電線加
    工機において、移送される電線を前後一対のクランプ装
    置で把持し、この把持された電線を一対のカット刃を往
    復動して切断した後、この両カット刃を元の位置に退避
    させ、次に、各一対のストリップ刃を上記両カット刃の
    切断位置側へ互いに近付けるように移動し、しかる後、
    上記各一対のストリップ刃を往動して上記各電線の端部
    に切込みを入れると共に、この各電線を互いに前後へ移
    動して被覆を剥離し、上記各一対のストリップ刃及び上
    記クランプ装置を元の位置に復帰するようにしたことを
    特徴とするストリップ長の最小成形方法。
JP5041302A 1993-03-02 1993-03-02 ストリップ長の最小成形方法 Expired - Lifetime JP2608235B2 (ja)

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JPH06253429A JPH06253429A (ja) 1994-09-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5930003B2 (ja) * 1978-03-07 1984-07-24 新明和工業株式会社 被覆線切断・被覆剥取方法および装置
US5146673A (en) * 1990-11-09 1992-09-15 Eubanks Engineering Company Multiple blade set strip process for cable and wire

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