JP2608133B2 - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置

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JP2608133B2
JP2608133B2 JP1077067A JP7706789A JP2608133B2 JP 2608133 B2 JP2608133 B2 JP 2608133B2 JP 1077067 A JP1077067 A JP 1077067A JP 7706789 A JP7706789 A JP 7706789A JP 2608133 B2 JP2608133 B2 JP 2608133B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は開閉装置に係り、例えば電動式の重量及び軽
量シャッターやブラインド、また、電動式の雨戸、自動
ドア、オーバードア等に関し、特に、それらの開閉体の
閉鎖時における安全装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の開閉装置としては、電動式のシャッタ
ーの場合には、たとえば、最下部のスラットに座板を介
して着座体を上下動自在に連結するとともに、前記座板
の長さ方向の一端近傍部に前記着座体の上下動によって
回動変位される反射板を設け、この反射板の上方部にこ
の反射板に対して検知光を投光する投光器及び反射板に
て反射された検知光を受光する受光器を設け、この検知
光の受光状態によってシャッター開閉用の電動機を制御
する構造のものがある。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来の構造では、シャッター下降時に着座体が着
座位置または障害物に接触すると着座体の下降が阻止さ
れ、この着座体によって反射板を回動させて傾斜させ、
検知光を受光器に受光させないようにしたものである
が、この場合、シャッターの幅が広く、障害物が反射板
の設置位置とは大きく離れた位置に存在した際には、こ
の着座体は、その障害物に当接した部位が押上げられて
も障害物と反対側の部位すなわち反射板側が押上げられ
ることなく傾いたり、撓んだりして、反射板を十分に回
動させることができず、したがって、着座体が障害物に
当接しても、シャッターは引続き下降し続けることがあ
るという問題がある。
また、反射板は、表面部に凹凸部を形成して検知光が
多少心ずれを生じても検知光を入射方向に反射するよう
になっているため、着座体によって反射板を常に十分に
回動させて傾斜させる必要があるが、これには構造が煩
雑となり故障し易くなるという問題がある。
そこで、本発明は、このような課題に鑑みてなされた
もので、開閉体の下降時にこの開閉体の下端縁部が障害
物等の規制部に当接した際には、これを確実に検知して
開閉体の下降動作を確実に停止させることができ、この
ため、安全性及び信頼性が高く、また構造が簡単で故障
のおそれも少ない開閉装置を提供することを目的とする
ものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の開閉装置は、電動機の駆動によって昇降され
る開閉体と、この開閉体の下端縁部に固定された水平状
の反射体と、この反射体の上方位置に設けられこの反射
体に向かって検知光を投光する投光器と前記反射体にて
反射される検知光を受光する受光器とを有し前記検知光
が遮蔽された際に前記電動機にこの電動機の駆動を停止
または逆転させる信号を出力する検知装置と、前記開閉
体の下端部に上下方向に回動自在に軸支されこの開閉体
の下降時にこの開閉体の下降域に位置する規制部に当接
した際にこの規制部にて下降移動が規制されるとともに
押動されて上方に向かって回動される感知体と、この感
知体の上方への回動時にこの感知体に連動され前記反射
体上に傾斜した状態に突出してこの反射体に向かって投
光される検知光を遮蔽する回動自在の遮蔽体と、を具備
したものである。
(作用) 本発明の開閉装置では、開閉体を下降する場合には、
電動機が駆動されるとともに開閉体が下降される。ま
た、開閉体が下降されるとともに検知装置の投光器が作
動され、この投光器から反射体に向かって検知光が投光
され、この検知光は反射体によって反射されて受光器に
受光されることにより、開閉体は引続き下降され続け
る。
また、この開閉体の下降時において、開閉体の下端部
の感知体がこの開閉体の下降域に位置する人や物品など
の開閉体の下降を規制する規制部に当接すると、この規
制部にて感知体の下降移動が規制されるとともに押動さ
れて感知体が支軸を中心として上方に向かって回動され
る。そして、この感知体の上方への回動に遮蔽体が連動
され、この遮蔽体が反射体の上方に向かって回動され、
この遮蔽体が反射体上に傾斜した状態に突出され、この
遮蔽体にて反射体に向かって投光される検知光が遮蔽さ
れる。
また、遮蔽体にて検知光が遮蔽され、検知装置の投光
器から投光される検知光が受光器に受光されなくなる
と、検知装置からの信号によって電動機の駆動が停止さ
れ、開閉体の下降が停止されるか、または開閉体が逆に
上昇される。したがって、開閉体が更に下降されること
がないので安全性が確保されるとともに、開閉体の損傷
が防止される。
また、感知体の下部から規制部を退けることにより、
感知体が自動的に下方に向かって回動するとともに、こ
の感知体の下方への回動に連動されて遮蔽体は反射体の
上方から反射体の一側部上に復帰回動され、反射体の上
方部が開放される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
1は出入口を開閉する開閉体としてのシャッターで、
このシャッター1は、横長に形成された複数のスラット
2を、その巾方向の上下縁部に形成された上下相対する
カール部3の相互を回動自在に連繋して上下方向に並設
するとともに、この最下部のスラット2のカール部3に
は着座体4の上端部に形成されたカール部5を回動自在
に連繋している。また、前記出入口の上端部には正逆転
される電動機Mによって回転駆動される捲取ドラムを有
するシャッターボックス6が固定され、このシャッター
ボックス6内の前記捲取ドラムには前記シャッター1が
捲取り及び捲戻し自在に捲回されている。
また、前記シャッターボックス6の左右方向の両側下
部には上下方向のガイドレール7が相対してそれぞれ垂
直状に立設され、この左右のガイドレール7の内側部に
は相対して開口したレール溝8がそれぞれ形成され、こ
の左右のレール溝8の上端部は前記シャッターボックス
6内にそれぞれ連通されている。そして、前記シャッタ
ー1は前記左右のレール溝8に案内されて昇降され、か
つ、このシャッター1にて前記出入口を開閉するように
なっている。また、前記左右のガイドレール7の内側部
にはこのガイドレール7を支持する上下方向の枠体9が
それぞれ固定され、この左右の枠体9の上端部は前記シ
ャッターボックス6の両側部内に挿通されている。
つぎに、前記着座体4は、所定の巾で前記各スラット
2と同長の座板10を有し、この座板10の巾方向の中間上
部には前後一対の垂直板11が所定の間隔をおいて相対し
て一体に立設され、この前後の垂直板11の上端部間を連
設した天板12上には前記カール部5が形成されている。
また、前記前後一対の垂直板11の長さ方向の両端部には
前記左右のガイドレール7のレール溝8内に上下動自在
に嵌挿されたガイド13が突出されている。
また、前記前後一対の垂直板11間の空間部14内には前
記左右のガイドレール7のレール溝8の下端近傍部に設
けられたロック機構(図示せず)によってロックされ、
かつ、ロックが解除される係止部15を先端部に有する左
右のロックバー16が進退可能に設けられ、この左右のロ
ックバー16は、図示しない操作レバーによって常時はそ
の係止部15を突出した状態に保持され、非常時には係止
部15を後退するように作動されるようになっている。
また、前記座板10の巾方向の前縁下端部には前側板17
が突設され、この前側板17の下端部には水平状の係止片
18が内方に向かって突設され、前記座板10の巾方向の後
縁下部には内側下方部に開口した断面略C字状の軸受凹
部19が形成されている。また、前記座板10の巾方向の中
間下部にはストッパー20が一体に突設されている。
また、21は感知体としての感知レバーで、この感知レ
バー21は前記座板10の長さに相当する長さの基板部23を
有し、この基板部23の巾方向の後端上部には後側板部24
が一体に形成され、この後側板部24の上端部には前記軸
受凹部19内に回動自在に軸支される支軸22が水平状に一
体に形成されている。また、前記基板部23の巾方向の前
縁上部には前記後側板部24の高さより高い前側板部25が
一体に形成され、この前側板部25の上端部には前記係止
片18に係脱自在に係止される係合片26が水平状に形成さ
れている。さらに、前記基板部23の巾方向の略中間下部
にモヘアなどからなる緩衝材27が止着されている。
そして、前記感知レバー21は、前記軸受凹部19内に嵌
挿された前記支軸22を中心として上下方向に回動自在に
軸支され、前記座板10に対しては、常時は、その自重に
よって支軸22を中心として内側下方に向かって回動し係
止片18に係合片26が係止されることによって傾斜した状
態で下方への回動が規制され、かつ、この感知レバー21
は下降が規制された状態から支軸22を中心として上方に
向かって回動されるようになっている。
また、29は略コ字形状に形成されたブラケットで、こ
のブラケット29は前記着座体4の座板10の一端近傍部す
なわち一方のガイドレール7の近傍部における後側板部
28上にねじ30によって固着されている。また、前記ブラ
ケット29上には左右方向の反射体としての反射板31が水
平状に固着されている。
また、33は前記反射板31の反射面の上方部を遮蔽する
遮蔽体で、この遮蔽体33は左右に前記座板10の後側板部
28上に重合する基板36を有し、この左右の基板36には略
三角形状に形成された支板37が相対してそれぞれ立設さ
れ、この左右の支板37の前側縁部間には前記反射板31の
上方部を開閉するアクリル樹脂、ポリアセタール樹脂な
どの合成樹脂板からなる遮蔽板38が垂直状に一体に形成
されている。
また、前記左右の基板36の後端部には前記感知レバー
21の支軸22及び後側板部24の左右部に形成された左右の
取付凹部32内に嵌合する支持部39が形成され、この左右
の支持部39には前記感知レバー21の基板部23上に重合す
る取付板40が一体に形成されている。そして、前記感知
レバー21の左右の取付凹部32内に前記遮蔽体33の左右の
支持部39が嵌合され、かつ、前記感知レバー21の基板部
23上に前記遮蔽体33の左右の取付板40が重合された状態
で左右の取付板40はねじ35によって基板部23に固着され
ている。
また、前記左右の脚体34及び左右の支板37の相対する
内端部と前記反射板31のブラケット29の左右部の外端部
との間には少許の間隙41が形成され、この左右の少許の
間隙41にて前記反射板31に対して前記遮蔽体33が回動自
在に設置されているとともに、前記感知レバー21は前記
左右の脚体34及びブラケット29によって前記座板10に対
して左右方向に横ずれすることを防止するようになって
いる。
そして、前記感知レバー21が自重により支軸22を中心
として下降回動され係合片26が係止片18に係合された状
態では前記遮蔽体33の遮蔽板38は前記反射板31の一側部
すなわち、反射板31の前縁上部に位置して垂直状に立設
された状態で反射板31の反射面の上方を開放し、また、
感知レバー21が押動されて支軸22を中心として上方に向
かって回動された際にはこの感知レバー21に遮蔽体33が
連動されて回動され、この遮蔽板38が反射板31の反射面
の上方に傾斜した状態に突出して反射板31の反射面に向
かって投光される後述する検知光を遮蔽するようになっ
ている。
さらに、43は前記反射板31の上方位置に対応して前記
シャッターボックス6内の取付枠42に取付けられた検知
装置で、この検知装置43は前記反射板31の反射面に向か
って検知光Lを投光する投光器44と、この投光器44に並
設され前記反射板31にて反射される検知光Lを受光する
受光器45とを有している。また、前記投光器44及び受光
器45はケーブル46を介して前記電動機Mを制御する制御
装置47に接続されている。
そして、前記シャッター1を開閉するスイッチを操作
することにより制御装置47が作動され、この制御装置47
にて前記電動機Mを正転または逆転駆動させるようにな
っているとともに、前記遮蔽体33の遮蔽板38にて前記検
知光Lの光軸域が遮蔽された際には制御装置47から前記
電動機Mにこの電動機Mの駆動を停止または逆転させる
信号を出力するようになっている。なお、48aは前記左
右両側のガイドレール7の下端部間に敷設された下枠で
ある。
つぎに、前記実施例の作用を説明する。
まず、シャッター1の開放状態及び閉鎖完了前の通常
時は、第2図ないし第5図に示すように、感知レバー21
は、自重によって軸受凹部19内の支軸22を中心として下
降回動しその前側板部25の係合片26が座板10の係止片18
上に係止された状態で斜め内方に垂れ下がって傾斜した
状態となっている。また、感知レバー21が下降回動した
状態では、遮蔽体33の左右の基板36が座板10の後側板部
28上に支持されているとともに、この左右の基板36上の
支板37間に設けられた遮蔽板38は、前記後側板部28上に
水平状の反射板31に対して、この反射板31の前縁上部に
位置して垂直状に立設した状態に保持され、かつ反射板
31の反射面は上方部を検知光Lを入反射可能に開放され
ている。
つぎに、シャッター1を閉塞する場合には、シャッタ
ー閉塞用のスイッチを操作すると、制御装置47が作動さ
れ、電動機Mが駆動されるとともに捲取ドラムがシャッ
ター1の捲戻し方向に回転され、この捲取ドラムにてシ
ャッターボックス6から繰出されるシャッター1は左右
のガイドレール7のレール溝8に案内されて下降され
る。また、制御装置47が作動されるとともに検知装置43
が作動され、この検知装置43の投光器44から検知光Lが
反射板31に向かって投光され、この検知光Lは反射板31
にて上方に向かって反射されて受光器45に受光され、こ
の受光信号により制御装置47にてシャッター1を引続き
下降させるように電動機Mを制御し続ける。
また、シャッター1の下降時において、このシャッタ
ー1の下端部の感知レバー21の基板部23がこの感知レバ
ー21の下降域に位置する規制部、たとえば人や物品など
のシャッター1の下降の障害となる障害物に当接する
と、この障害物にて感知レバー21が押動され、この感知
レバー21は軸受凹部19内の支軸22を中心として第5図時
計方向に回動されるとともに、この感知レバー21と一体
の遮蔽体33が同様に第5図時計方向に回動され、かつこ
の遮蔽体33の遮蔽板38が反射板31の上方部に向かって回
動される。
そして、座板10の係止片18から上方に外れた感知レバ
ー21の係合片26が、座板10の下面部に当接され、かつ遮
蔽体33の左右の脚体34における取付板40が、座板10のス
トッパー20に当接されるとともに、遮蔽板38は反射板31
の上方部に対して傾斜した状態に進出して突出され、こ
の遮蔽板38にて反射板31の反射面の上方が確実に遮蔽さ
れる。
また、反射板31の反射面が遮蔽板38によって遮蔽され
るとともに、検知装置43の投光器44から投光される検知
光Lは受光器45に受光されなくなり、遮蔽板38に対して
投光され、この検知光Lは、遮蔽板38の傾斜した遮蔽反
射面にて着座体4の後部の垂直板11に向かって反射され
る。また、検知装置43の受光器45からの検知信号が停止
されると、これを受けた制御装置47から電動機Mに制御
信号が出力され電動機Mの駆動が制御され、この電動機
Mにてシャッター1の捲戻し下降を停止させるか、また
はシャッター1を逆に捲回上昇される。したがって、シ
ャッター1の下降時に障害物にて感知レバー21が回動さ
れることによりシャッター1の下降が停止されるので安
全性が確保されるとともに、シャッター1の損傷が防止
される。
つぎに、シャッター1の下端部から障害物を退けるこ
とにより、感知レバー21はその自重により、第3図及び
第4図反時計方向の下方に向かって自動的に回動復帰す
るとともに、この感知レバー21の回動に連動されて遮蔽
体33も同様に第3図及び第4図反時計方向に回動復帰さ
れ、その係合片26が再び係止片18に係止されるととも
に、遮蔽板38が検知光Lの光軸域から外れて再び垂直状
に立設された状態に復帰され、反射板31の反射面が再び
開放される。
また、反射板31の反射面が開放されるとともに、検知
装置43の受光器45は反射板31にて反射される検知光Lを
受光し、この受光信号により制御装置47から電動機Mに
制御信号が出力され、この電動機Mにてシャッター1は
再び捲戻し下降される。このように、感知レバー21、反
射板31、検知装置43及び遮蔽体33によってシャッター1
の下方部に人や物品などの障害物の存在を確実に検知で
き、シャッター1の閉塞時の安全性が確保される。
また、シャッター1が閉塞位置に下降されると、すな
わちシャッター1の下端部の感知レバー21が下枠48aに
当接すると、シャッター1の感知レバー21は前記障害物
に当接した場合と同様に回動されるとともに、この感知
レバー21に連動されて遮蔽体33も同様に回動され、この
遮蔽体33の遮蔽板38にて反射板31の反射面が遮蔽され、
投光器44から投光される検知光Lが遮蔽され、制御装置
47にて電動機Mの作動が停止され、シャッター1の下降
が停止される。
(発明の効果) 本発明によれば、開閉体の下降時にこの開閉体の下降
を検知する検知光が遮蔽された際にこの開閉体の下降を
停止させる開閉装置において、前記開閉体の下端縁部に
固定された水平状の反射体と、前記開閉体の下端部に上
下方向に回動自在に軸支された感知体と、この感知体の
上方への回動時にこの感知体に連動され前記反射体上に
傾斜した状態に突出して検知光を遮蔽する回動自在の遮
蔽体とを有するので、開閉体の下降時に規制部にて下降
規制されるとともに押動されて上方に向かって回動され
る感知体にて遮蔽体を確実に反射体上に傾斜した状態に
突出させて反射体に向かって投光される検知光を十分に
遮蔽することができる。
この際、遮蔽体は反射体上に傾斜した状態に突出させ
るので、感知体が高い位置で規制部にて押動された場合
のように遮蔽体と受光器との間の距離が短いときでも、
遮蔽体にて反射される反射光が受光器に受光される誤動
作のおそれがなく遮蔽することができる。
また、反射体は回動することなく開閉体の下端縁部に
固定し、この反射体上を遮蔽体にて遮蔽することによ
り、着座体にて反射体を十分に回動して検知光を受光器
に受光させないようにしたもののように、開閉体が障害
物に当接した非常時に開閉体が引続き下降動作するよう
な誤動作の危険性がなく、反射体を回動させる必要がな
いので反射体及びこの反射体の回動支点が損傷するよう
な故障のおそれもないものである。
さらに、開閉体の下端部に遮蔽体を連動する感知体を
上下方向に回動自在に軸支したので、反射体の設置位置
とは大きく離れた位置で規制部にて感知体が下降規制さ
れても、この規制部にて押動される感知体は反射体側が
押上げ回動されることなく傾いたり、撓んだりすること
なく支軸を中心として上方に向かって確実に回動され、
この感知体に連動される遮蔽体にて反射体の上方を十分
に遮蔽することができる。
したがって、開閉体の下降時に感知体が人や物品など
の障害物に当接した場合には、これを検知して開閉体を
下降させる電動機の駆動を制御して開閉体の下降動作を
確実に停止させることができ、信頼性が高く、長期に亘
る使用に耐え得る開閉装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図は開閉装置の
正面図、第2図は同上一部を省略した斜視図、第3図は
同上正面図、第4図は同上a〜a線部の断面図、第5図
は第3図b〜b線部の断面図、第6図は同上作動状態の
断面図、第7図は同上分解斜視図である。 1……開閉体、21……感知体、31……反射体、33……遮
蔽体、43……検知装置、44……投光器、45……受光器、
L……検知光、M……電動機。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機の駆動によって昇降される開閉体
    と、この開閉体の下端縁部に固定された水平状の反射体
    と、この反射体の上方位置に設けられこの反射体に向か
    って検知光を投光する投光器と前記反射体にて反射され
    る検知光を受光する受光器とを有し前記検知光が遮蔽さ
    れた際に前記電動機にこの電動機の駆動を停止または逆
    転させる信号を出力する検知装置と、前記開閉体の下端
    部に上下方向に回動自在に軸支されこの開閉体の下降時
    にこの開閉体の下降域に位置する規制部に当接した際に
    この規制部にて下降移動が規制されるとともに押動され
    て上方に向かって回動される感知体と、この感知体の上
    方への回動時にこの感知体に連動され前記反射体上に傾
    斜した状態に突出してこの反射体に向かって投光される
    検知光を遮蔽する回動自在の遮蔽体と、 を具備したことを特徴とする開閉装置。
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JPH065514Y2 (ja) * 1987-02-27 1994-02-09 三和シヤツタ−工業株式会社 電動シヤツタ−における障害物感知装置

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