JP2606993Y2 - 流し台 - Google Patents

流し台

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JP2606993Y2
JP2606993Y2 JP1992085860U JP8586092U JP2606993Y2 JP 2606993 Y2 JP2606993 Y2 JP 2606993Y2 JP 1992085860 U JP1992085860 U JP 1992085860U JP 8586092 U JP8586092 U JP 8586092U JP 2606993 Y2 JP2606993 Y2 JP 2606993Y2
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Japan
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sink
cooking
unit
cooking unit
work
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良太 岩崎
一雄 木村
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Sun Wave Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、楽な姿勢で洗い作業
や調理作業等を行なうことができる人間工学性に優れた
流し台に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】例えば、従来の流し台は、図3
に示すように、シンク部1と、該シンク部1の左側方に
連設されてなる調理部2と、該調理部2の左側方に連設
されてなるガス器具載置部3と、から構成されており、
これら各シンク部1の頂部1aと調理部2のワークトッ
プ面2aおよびガス器具載置部3の頂部3aを全く同じ
高さに形成することで、JISやISO等の高さ規格に
適合するように構成されているのが一般的である。
【0003】しかしながら、流し台で行なわれる作業
は、立ったままで作業を行なう食器や野菜等の洗い作
業、上半身をやや前屈させた状態で行なう食料の切断作
業、または、鍋等をガス器具に載せて作業を行なう煮炊
き作業等があり、これらの各作業姿勢は全く異なるにも
拘らず、図3に示すような各作業面が全く同じ高さに形
成されてなる流し台の場合には、無理な姿勢で各作業を
行なわなければならないため、非常に疲れやすく、使い
勝手も非常に悪い、という問題を有していた。
【0004】このような問題を解決するため、近年で
は、図4に示すように、シンク部1の頂部1aと調理部
2のワークトップ面2aが同じ高さに形成されていると
共に、ガス器具載置部3の頂部3aが調理部2のワーク
トップ面2aよりも一段落とし込まれて形成されてなる
流し台も提案されている。
【0005】しかしながら、このようなガス器具載置部
3の頂部3aのみを他の作業面より一段落とし込んだと
しても、シンク部1の頂部1aと調理部2のワークトッ
プ面2aは、依然として同じ高さに形成されているた
め、洗い作業と調理作業を無理な姿勢で行なわなければ
ならないことには変りがなく、その結果、図3の流し台
と同様、疲れやすく、使い勝手も非常に悪い、という問
題を有していた。
【0006】この考案は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、作業姿勢が異
なる各厨房作業を、該厨房作業に最適な姿勢で行なうこ
とができるので、疲れにくく、しかも、使い勝手も良好
な人間工学的に優れた流し台を提供しようとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案にあっては、キャビネット本体11の上部
に取り付けられる天板12を、シンク部13と、このシ
ンク部13の一側方に連設された調理部14と、この調
理部14の一側方に連設された加熱器具載置部15と、
から構成し、上記加熱器具載置部15の頂部15aを上
記調理部14の上面よりも低く形成すると共に、上記調
理部14の上面を浅く凹設してワークトップ面14aを
形成し、該ワークトップ面14aの水が上記シンク部1
3へと流下するように形成されてなる流し台10を技術
的前提とし、上記シンク部13の上記ワークトップ面1
4aと連続する辺部(接合辺部17)を除いた全ての辺
部を、上記ワークトップ面14aの周辺部の高さよりも
高く形成したことを特徴とするものである。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基き、この考
案を詳細に説明する。
【0009】図1と図2に示すように、この実施例に係
る流し台10は、キャビネット本体11の上部に天板1
2が取り付けられており、この天板12の右側には、シ
ンク部13が配設されていると共に、該シンク部13の
左側方には調理部14が形成され、かつ、該調理部14
の左側方にはガス器具載置部15が連設されて構成され
ている。
【0010】キャビネット本体11のシンク部取り付け
部には、ニースペース16が形成されており、シンク部
13の下方に膝や爪先を入れることができるように構成
されている。
【0011】また、上記天板12は、例えば、シンク部
取り付け部位の頂部13aまでの高さ寸法が876m
m、調理部14のワークトップ面14aまでの高さ寸法
が846mm、ガス器具載置部15の頂部(五徳を含
む)15aまでの高さ寸法が800mm、という具合
に、調理部14のワークトップ面14aがシンク部取り
付け部位の頂部13aよりも低く、かつ、ガス器具載置
部15の頂部15aが調理部14のワークトップ面14
aよりも低くなるように、2段階に落とし込まれて形成
されている。
【0012】このように天板12のシンク部取り付け部
位の頂部13aを、上記調理部14のワークトップ面1
4aよりも1段高く形成したので、立ったままの楽な姿
勢で食器や野菜等の洗い作業を行なうことができ、ま
た、上記シンク部13で洗い作業中に水が跳ねても、シ
ンク部取り付け部位の手前側頂部が水跳ね防止フランジ
として作用するので、洋服や床が水に濡れたりするのを
有効に防止することができる。
【0013】尚、この洗い作業を行なう場合、キャビネ
ット本体11のシンク部13の下方には、前記ニースペ
ース16が形成されているため、該ニースペース16内
に膝や爪先を入れたり、足を前後に開いてバランスを取
ることができ、その結果、当該作業姿勢において前傾角
度が小さくなり、かつ、シンク部13に体を近付けるこ
とができるので、より楽な姿勢で洗い作業を行なうこと
ができる。
【0014】また、調理部14のワークトップ面14a
をシンク部取り付け部位の頂部13aよりも低く形成し
たので、該ワークトップ面14aにまな板(図示せず)
を載置し、上半身をやや前屈させた状態で食料の切断作
業を行なう場合、該切断作業に適合した楽な姿勢で当該
作業を行なうことができる。
【0015】そして、上記調理部14とシンク部13の
接合部17は、図1に示すように、段差がなく連続する
ように形成されていると共に、該ワークトップ面14a
は、浅く凹設され、かつ、シンク部方向に向かって若干
の下がり勾配を有して形成されているので、調理部14
のワークトップ面14aから流れる水をシンク部13へ
と円滑に流下させて排水することができる。勿論、調理
部14のワークトップ面14aには、絞り成型によって
凹凸溝を複数条形成することもできる。
【0016】さらに、ガス器具載置部15の頂部15a
は、上記調理部14のワークトップ面14aよりも低く
なるように形成されているので、ガス器具18に鍋等を
載置して煮炊き作業を行なっても、鍋の開口部が上記調
理部14のワークトップ面14aよりも若干高い位置に
セットされるため、爪先立って鍋の中を覗き込む必要が
なく、楽な姿勢で煮炊き作業を行なうことができる。
【0017】尚、この実施例に係る流し台10では、上
記ガス器具載置部15の頂部15aの右側部、即ち、上
記調理部14のワークトップ面14aとの接合部分に鍋
置きワイヤーラック19を配設し、この鍋置きワイヤー
ラック19に鍋などを載置して、切断等した食料を鍋に
入れたり、煮炊きした調理品を調理部14で切断等でき
るように構成したので、調理作業と煮炊き作業等を連続
した動作で行なうことができる。
【0018】
【考案の効果】この考案に係る流し台は、以上説明した
ように構成したので、専ら水を使う洗い作業エリアとし
てのシンク部での水跳ねを確実に防止して洋服や床が水
に濡れるのを確実に防止することができ、しかも、この
水跳ねを防止する高いシンク部の周辺頂部は、調理部の
ワークトップ面と接合する辺部には形成されていないの
で、例えば、調理部で切断した野菜等をシンク部に置い
たザル等にそのまま落とし込むこともできるため、調理
作業と洗い作業とを連続して行うことができ、使い勝手
も良好であり、さらには、上記2段落ち形成される天板
を一体形成することができるので、低廉に製造すること
ができ、また、意匠デザインが固定化されているこの種
の流し台における形状を斬新なものとすることができる
ので、購買意欲を喚起することができる等の優れた効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る流し台の構成を示す
斜視図である。
【図2】同流し台の正面図である。
【図3】従来の流し台の第1構成例を示す正面図であ
る。
【図4】従来の流し台の第2構成例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
10 流し台 12 天板 13 シンク部 13a シンク部の頂部 14 調理部 14a ワークトップ面 15 ガス器具載置部 15a ガス器具載置部の頂部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−283318(JP,A) 特開 平3−158105(JP,A) 実開 昭51−129554(JP,U) 実開 昭48−110242(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 77/00 - 77/18 A47B 83/00 - 88/22

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット本体11の上部に取り付け
    られる天板12を、シンク部13と、このシンク部13
    の一側方に連設された調理部14と、この調理部14の
    一側方に連設された加熱器具載置部15と、から構成
    し、上記加熱器具載置部15の頂部15aを上記調理部
    14の上面よりも低く形成すると共に、上記調理部14
    上面を浅く凹設してワークトップ面14aを形成し、
    該ワークトップ面14aの水が上記シンク部13へと流
    下するように形成されてなる流し台10において、上記
    シンク部13の上記ワークトップ面14aと連続する辺
    部を除いた全ての辺部を、上記ワークトップ面14aの
    周辺部の高さよりも高く形成したことを特徴とする流し
    台。
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JPH0641551U JPH0641551U (ja) 1994-06-03
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JP2019013437A (ja) * 2017-07-06 2019-01-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 厨房装置
JP2019063621A (ja) * 2019-01-31 2019-04-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 厨房装置
JP2019063622A (ja) * 2019-01-31 2019-04-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 厨房装置

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JPS51129554U (ja) * 1975-04-04 1976-10-19
JP3044133B2 (ja) * 1992-08-26 2000-05-22 松下電工株式会社 厨房設備

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