JP2606855B2 - 光ディスクシーク方法 - Google Patents

光ディスクシーク方法

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JP2606855B2
JP2606855B2 JP30558387A JP30558387A JP2606855B2 JP 2606855 B2 JP2606855 B2 JP 2606855B2 JP 30558387 A JP30558387 A JP 30558387A JP 30558387 A JP30558387 A JP 30558387A JP 2606855 B2 JP2606855 B2 JP 2606855B2
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増雄 笠井
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスク装置の記録再生ヘッドを移動さ
せるシーク時間が短縮できる、光ディスクシーク方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
光ディスク装置のシーク動作では、広い移動範囲と高
精度の位置決めを必要とするため、精粗2段階シークが
使われており、粗シークの終了時と精シークの終了時と
の少なくとも2回、光スポットが位置ずけられているト
ラックアドレス情報を読取る。この場合、アドレスの読
取りの誤りを避けるため、セクタの先端にあるアドレス
情報を複数セクタにわたって読取り、読取り値の比較一
致確認を行なっている。なお、上記装置として関連する
ものには、例えば特開昭58−91536号があげられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
シークの面からみると、アドレス読取り時間も光ディ
スク装置のシーク時間に含まれる。光ディスクの回転周
期をT、トラック当りのセクタ数をS、確認回数をNと
すれば、平均アドレス読取り時間tは、 t=0.5×(T/S)+(N−1)×(T/S) で示される。トラック当りのセクタ数Sが少なく確認回
数Nが大きいと、平均アドレス読取り時間tが長くな
る。通常は確認回数として、N=3の値が使われてい
る。精粗2段階シークでは、少なくとも2tの平均アドレ
ス読取り時間が必要であるが、これに対して、光ヘッド
の移動が高速になってくると、全体のシーク時間に占め
るアドレス読取り時間の割合が無視できなくなる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、シーク終了後に読取ったアドレスをシー
ク目標アドレスと比較し、一定の誤差以内ならば上記読
取りアドレスを現在アドレスとして採用し、誤差が大き
い場合だけアドレス読取りを繰返して、シーク目標アド
レスと比較確認する。また、許容誤差の値を精シークお
よび粗シークの各段階において異なる値に設定する。目
標アドレスと現在アドレスとの誤差が大きかった場合に
はアドレス読取りを繰返し、読取った値同士の比較を行
ない、読取った値が一致するにもかかわらず、目標アド
レスの許容誤差の範囲外となる場合にはシークエラーに
する。
〔作用〕
粗シーク動作が正常に行われた場合には、目標アドレ
スと読取った現在アドレスとはほとんど一致するはずで
ある。また、精シーク動作の終了時には、目標アドレス
と読取った現在アドレスとは完全に一致するはずであ
る。これらを検証することによって、現在アドレスの読
取りが正常に行われたかどうか判断できる。本発明では
アドレス確認回数がほとんど1回ですむから、アドレス
読取り時間を短縮できる。また、複数セクタにわたって
読取りを繰返し、読取り値が一致している場合は、記録
再生ヘッドがこのトラックにいるものと考えられる。し
たがって、上記トラックが目標トラックの許容誤差の範
囲外にある場合には、シークエラーが発生したと考え、
繰り返し読み取ったアドレス値がいずれも一致しないで
ばらつく場合においては、公知のようにシークエラーと
して処理する。
〔実施例〕
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。第1
図は本発明による光ディスクシーク方法の一実施例を示
す図である。記録再生ヘッド2からの再生データ信号10
0はデータ再生回路4に入力され、アドレス情報102とア
ドレス確定信号104とが出力される。上記アドレス確定
信号104は、光スポットがセクタ先頭のアドレス情報部
を読んでアドレス情報102が復調され、上記アドレス情
報が確定したときに真となり、セクタの後半で偽とな
る。上記アドレス情報の読取りが不安定でも、ノイズな
どによりアドレス確定信号104が真になる場合があり、
上記アドレス確定信号104はアドレス情報102の正確さを
示す信号ではない。
シーク制御装置6は、光スポットがいる現在トラック
アドレスと、シークすべき目標トラックアドレスから移
動トラック数106を計算し、粗シーク制御回路8に送
る。上記粗シーク制御回路8の出力である粗シーク駆動
信号108は、シーク制御装置6からの粗シーク/トラッ
ク追従/精シーク切換え信号110によって、粗シーク時
にはCにつながれている切換えスイッチ10を通って制御
信号112となり、ドライバ12によりアクチュエータ14を
目標トラックに向けて移動させる。
粗シーク制御回路8から粗シーク完了信号114を受取
ると、シーク制御装置6は粗シーク/トラック追従/精
シーク切換え信号110によって、切換えスイッチ10をT
側に切換える。光スポットとトラックとの相対位置関係
を示すトラックずれ誤差信号116は、位相補償回路16を
通って信号118となり、さらに切換えスイッチ10を介し
制御信号112となり、ドライバ12によりアクチュエータ1
4を駆動して、光スポットをトラックに追従制御させ
る。アドレス確定信号104が真となった時に、アドレス
情報102と目標トラックアドレス120との位置誤差122が
減算器18により求められ、絶対値回路20で絶対誤差124
が求められる。絶対誤差124はシーク制御装置6からの
シーク許容誤差126と比較器22で比較され、絶対誤差124
がシーク許容誤差126以内であるかどうかが調べられ
る。本実施例の場合、粗シーク終了時のシーク許容誤差
126の値は32トラックであり、上記値は粗シークサーボ
系の位置決め性能から事前に決定される。シーク制御装
置6は比較器22の出力であるアドレス正常信号128を調
べ、絶対誤差124がシーク許容誤差126以内である場合に
は、読取られたアドレス情報102に誤りがなく、かつ正
常に粗シーク終了したものと判断する。絶対誤差124が
シーク許容誤差126以上の場合には、読取られたアドレ
ス情報102に誤りがあるか、もしくはシークエラーと見
なす。そして、アドレス確定信号104がいったん偽とな
り再び真となるのを確認することで、つぎのセクタにお
けるアドレス情報102の再読取りとアドレス正常信号128
の再確認を行い、絶対誤差124がシーク許容誤差126以内
になった場合には、読取られたアドレス情報102に誤り
がなく、かつ正常に粗シーク終了したものと判断する。
アドレス読取りを3セクタ以上繰返しても絶対誤差124
がシーク許容誤差126以上の場合には、シーク制御装置
6が、記憶しておいた前回のアドレス情報と今回のアド
レス情報とを比較し、一致している場合はアドレス読取
りが正常で粗シーク動作が不良と判断し、シークエラー
信号130を、図示されていない上位制御装置に送る。な
お、上記繰り返し読み取りにおいて、読取ったアドレス
情報が互いに異なる値となり、ばらつく場合は公知のよ
うにシークエラーとして処理される。粗シーク動作とア
ドレス確認とが正常に終了したのち、つぎに示す(A)
以下の動作を行う。(A)シーク制御装置6は位置誤差
122を読取り、精シーク制御回路24に精シークトラック
数132として書込み、切換えスイッチ10をF側に切換
え、精シーク制御回路24からジャンプ信号134を発生さ
せる。上記ジャンプ信号134は切換えスイッチ10を通っ
て制御信号112となり、ドライバ12によりアクチュエー
タ14を駆動し、光スポットを1トラックごとにジャンプ
させて精シークトラック数132だけ移動させる。精シー
ク制御回路24からの精シーク完了信号136を受取ると、
シーク制御装置6は粗シーク/トラック追従/精シーク
切換え信号110によって、切換えスイッチ10をT側に切
換えてトラック追従制御を行い、シーク許容誤差126を
再設定する。本実施例の場合は精シーク完了時のシーク
許容誤差は2トラックであり、この値は精シークサーボ
系の位置決め性能から事前に決定される。アドレス確定
信号104が真になったとき、シーク制御装置6はアドレ
ス情報102の読取りを行い、位置誤差122が0であるかど
うかを調べる。位置誤差122が0である場合には読取ら
れたアドレス情報102に誤りがなく、かつ、全てのシー
ク動作が正常に終了したものと判断し、シーク終了信号
138を上位制御装置に送る。上記位置誤差122が0でない
場合には、アドレス確定信号が104がいったん偽となっ
て再び真になることを確認することによって、つぎのセ
クタでのアドレス情報102の再読取りと位置誤差122の0
チェックを再度行う。そして上記位置誤差122が0にな
った場合には、読取られたアドレス情報102に誤りがな
く、かつ、全てのシーク動作が正常に終了したものと判
断し、シーク終了信号138を上位制御装置に送る。アド
レス読取りを3セクタ以上繰返しても位置誤差122が0
でない場合には、シーク制御装置6は記憶しておいた前
回のアドレス情報と今回のアドレス情報とを比較する。
2つのアドレス情報が一致している場合で、絶対誤差が
シーク許容誤差126の値以上の場合には、アドレス読取
りは正常で精シーク動作が不良と判断し、シークエラー
信号130を上位制御装置に送る。前回のアドレス情報と
今回のアドレス情報とが一致している場合で絶対誤差が
シーク許容誤差以内の場合には、アドレス読取りは正常
で精シーク動作がまだ完了していないと判断し、上記
(A)以降に記したシーク動作を繰返す。
本実施例では、減算器18、絶対回路20、比較器22を用
いたが、これらはいずれもシーク制御装置6で用いられ
る計算機のソフトウェアで代用することもできる。ま
た、本実施例では、2段階シーク方式を用いて説明した
が、1回で目標トラックにシークできる精度の位置決め
系を用いても、本発明を使用することができる。
〔発明の効果〕
上記のように本発明による光ディスクシーク方法は、
光ディスク装置の記録再生ヘッドを移動させる光ディス
クシーク方法において、シーク終了後に読取ったアドレ
スをシーク目標アドレスと比較し、許容誤差以内なら上
記読取ったアドレスを現在アドレスとして採用し、上記
読取ったアドレスと目標アドレスとの誤差が許容値外の
場合だけアドレス読取りを繰返し、読取ったアドレス同
士の比較を行い、上記アドレスの値が一致するにもかか
わら目標アドレスと大きく異なる場合には、シークエラ
ーと判定するとともに、許容誤差の値をシークの各段階
で変更することにより、従来よりもアドレス確認を繰返
すことが少なく、信頼性を損なわずにシーク動作中のア
ドレス読取り時間を減らすことができ、かつ、シーク動
作の異常が検出でき、光ディスク装置全体の信頼性を向
上することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光ディスクシーク方法の一実施例
を説明する図である。 2……記録再生ヘッド、6……シーク制御装置 8……粗シーク制御回路、10……切換スイッチ 18……減算器、22……比較器 24……精シーク制御回路、102……アドレス情報

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスク装置の記録再生ヘッドを移動さ
    せる光ディスクシーク方法において、シーク終了後に読
    取ったアドレスをシーク目標アドレスと比較し、所定の
    許容誤差以内なら上記読取ったアドレスを現在アドレス
    として採用し、上記読取ったアドレスと目標アドレスと
    の誤差が上記所定の許容誤差外の場合にのみアドレス読
    取りを所定回数繰返し、これら繰返し読取ったアドレス
    同士の比較を行ない、上記読取ったアドレスの値が一致
    するにもかかわらず上記目標アドレスの許容誤差の範囲
    外の場合、および上記繰返し読取ったアドレスの値が互
    いに一致しない場合にはシークエラーと判定し、かつ許
    容誤差の値をシークの各段階、すなわち粗シークと精シ
    ークの各段階で異なる値に設定したことを特徴とする光
    ディスクシーク方法。
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