JP2606387Y2 - ランドセル - Google Patents
ランドセルInfo
- Publication number
- JP2606387Y2 JP2606387Y2 JP1993058721U JP5872193U JP2606387Y2 JP 2606387 Y2 JP2606387 Y2 JP 2606387Y2 JP 1993058721 U JP1993058721 U JP 1993058721U JP 5872193 U JP5872193 U JP 5872193U JP 2606387 Y2 JP2606387 Y2 JP 2606387Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- school bag
- core material
- front partition
- right gussets
- reinforcing piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、ランドセル本体の上
部開口周縁に補強構造を有したランドセルの改良に関す
るものである。
部開口周縁に補強構造を有したランドセルの改良に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ランドセルにおける上記補強構造
は、例えば実公平３−５５２９４号公報に示されるもの
が存在する。この補強構造は、図７、８に示したよう
に、ランドセル本体１の上部開口周縁を形成する左右マ
チ部２、２及び前仕切部３の上端部を、その全長にわた
り連続して一連の補強片９で逆Ｕ字状に被覆し、補強片
９をその部分に縫着している。そして、左右マチ部２、
２の補強片９に近接する上端部を、左右マチ部２、２を
作成する表部材６と裏部材７の間に挟持した合成樹脂製
の芯材８によって外方に膨出させ、その上端部の外面を
前記補強片９の外面とほぼ面一にしている。
は、例えば実公平３−５５２９４号公報に示されるもの
が存在する。この補強構造は、図７、８に示したよう
に、ランドセル本体１の上部開口周縁を形成する左右マ
チ部２、２及び前仕切部３の上端部を、その全長にわた
り連続して一連の補強片９で逆Ｕ字状に被覆し、補強片
９をその部分に縫着している。そして、左右マチ部２、
２の補強片９に近接する上端部を、左右マチ部２、２を
作成する表部材６と裏部材７の間に挟持した合成樹脂製
の芯材８によって外方に膨出させ、その上端部の外面を
前記補強片９の外面とほぼ面一にしている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ランドセルにおける上記補強構造では、左右マチ部２、
２の表部材６と裏部材７の間に芯材８を挟持しているの
で、この芯材８が外部から見えず、表部材６と裏部材７
の間のどの辺りに位置するのか見当がつかず、補強片９
に近接する上端部に芯材８を位置させるのが困難であ
り、そのため芯材８を取り付ける場合の作業能率が悪い
という課題を有していた。
ランドセルにおける上記補強構造では、左右マチ部２、
２の表部材６と裏部材７の間に芯材８を挟持しているの
で、この芯材８が外部から見えず、表部材６と裏部材７
の間のどの辺りに位置するのか見当がつかず、補強片９
に近接する上端部に芯材８を位置させるのが困難であ
り、そのため芯材８を取り付ける場合の作業能率が悪い
という課題を有していた。
【０００４】また、上記芯材８は、取り付ける場合の作
業能率が悪いため、左右マチ部２、２の上端部にしか取
り付けられておらず、前仕切部３の上端部には取り付け
られていないので、この前仕切部３の上端部の補強が充
分でなく、この部分が傷み易いという課題を有してい
た。そこで、この考案は、上記従来の課題を解決するた
めになされたものであり、芯材８を取り付ける場合の作
業能率が良い構造にすると共に、前仕切部３の上端部の
補強も充分に行われたランドセル本体の上部開口周縁を
備えたランドセルを提供することを目的としてなされた
ものである。
業能率が悪いため、左右マチ部２、２の上端部にしか取
り付けられておらず、前仕切部３の上端部には取り付け
られていないので、この前仕切部３の上端部の補強が充
分でなく、この部分が傷み易いという課題を有してい
た。そこで、この考案は、上記従来の課題を解決するた
めになされたものであり、芯材８を取り付ける場合の作
業能率が良い構造にすると共に、前仕切部３の上端部の
補強も充分に行われたランドセル本体の上部開口周縁を
備えたランドセルを提供することを目的としてなされた
ものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そのため、この考案のラ
ンドセルは、ランドセル本体１の上部開口周縁を形成す
る左右マチ部２、２及び前仕切部３の上端部の外面に芯
材８を固着させ、この上端部を全長にわたり連続して一
連の補強片９で逆Ｕ字状に被覆し、補強片９を前記上端
部と芯材８とに縫着したものとしている。
ンドセルは、ランドセル本体１の上部開口周縁を形成す
る左右マチ部２、２及び前仕切部３の上端部の外面に芯
材８を固着させ、この上端部を全長にわたり連続して一
連の補強片９で逆Ｕ字状に被覆し、補強片９を前記上端
部と芯材８とに縫着したものとしている。
【０００６】
【作用】この考案のランドセルは、ランドセル本体１の
上部開口周縁を形成する左右マチ部２、２及び前仕切部
３の上端部の外面に芯材８が取り付けられるので、この
芯材８の位置を確認しながら取り付け作業を行うことが
できる。また、この考案のランドセルでは、前記芯材８
が左右マチ部２、２及び前仕切部３の上端部に取り付け
られるので、左右マチ部２、２の上端部の補強だけでな
く、前仕切部３の上端部の補強も行うことができる。
上部開口周縁を形成する左右マチ部２、２及び前仕切部
３の上端部の外面に芯材８が取り付けられるので、この
芯材８の位置を確認しながら取り付け作業を行うことが
できる。また、この考案のランドセルでは、前記芯材８
が左右マチ部２、２及び前仕切部３の上端部に取り付け
られるので、左右マチ部２、２の上端部の補強だけでな
く、前仕切部３の上端部の補強も行うことができる。
【０００７】
【実施例】以下、この考案のランドセルの構成を、実施
例として示した図面に基づいて詳細に説明する。図１は
この考案のランドセルの一実施例を示しており、ランド
セル本体１は、左右マチ部２、２、前仕切部３、背部
４、及び底部５により構成され、上部を開口した箱状に
形成されている。
例として示した図面に基づいて詳細に説明する。図１は
この考案のランドセルの一実施例を示しており、ランド
セル本体１は、左右マチ部２、２、前仕切部３、背部
４、及び底部５により構成され、上部を開口した箱状に
形成されている。
【０００８】前記左右マチ部２、２、前仕切部３、及び
底部５は、合成皮革等よりなる表部材６に合成紙等より
なる裏部材７を貼り合わせたものとしている。そして、
左右マチ部２、２は、底部５の左右に連続して一体に形
成されている。これら左右マチ部２、２及び底部５の各
前辺縁には、前仕切部３の左右辺縁及び底辺縁をそれぞ
れ縫着し、また左右マチ部２、２及び底部５の各後辺縁
には、背部４の左右辺縁及び底辺縁をそれぞれ縫着して
いる。
底部５は、合成皮革等よりなる表部材６に合成紙等より
なる裏部材７を貼り合わせたものとしている。そして、
左右マチ部２、２は、底部５の左右に連続して一体に形
成されている。これら左右マチ部２、２及び底部５の各
前辺縁には、前仕切部３の左右辺縁及び底辺縁をそれぞ
れ縫着し、また左右マチ部２、２及び底部５の各後辺縁
には、背部４の左右辺縁及び底辺縁をそれぞれ縫着して
いる。
【０００９】そして、前記左右マチ部２、２及び前仕切
部３によりランドセル本体１の上部開口周縁を形成し、
これらの上端部の外面には、合成樹脂等よりなる一連の
芯材８を固着させている。さらに、この芯材８を固着さ
せた前記上端部を全長にわたり連続して合成皮革等より
なる一連の補強片９で逆Ｕ字状に被覆し、補強片９をそ
の部分に縫着している。
部３によりランドセル本体１の上部開口周縁を形成し、
これらの上端部の外面には、合成樹脂等よりなる一連の
芯材８を固着させている。さらに、この芯材８を固着さ
せた前記上端部を全長にわたり連続して合成皮革等より
なる一連の補強片９で逆Ｕ字状に被覆し、補強片９をそ
の部分に縫着している。
【００１０】前記芯材８は、図２に示したように左右大
マチ部２、２に固着させる部分、及び前仕切部３に固着
させる部分を一体的に形成しており、図３に示したよう
に上部外面に凹部10を形成し、裏部材７の上端部内面か
らこの凹部10にかけて前記補強片９を被せ、芯材８の上
部のみを被覆するようにしている。また、前記芯材８
は、図４に示したように中央部外面に凸部11を形成し、
裏部材７の上端部内面からこの凸部11を乗り越えて芯材
８の下端縁まで前記補強片９を被せ、芯材８の全部を被
覆するようにしてもよい。さらに、前記芯材８は、図５
に示したように下部外面に凹部10を形成すると共に下部
内面に凹部12を形成し、この凹部12と表部材６の間に形
成される隙間に前記補強片９を差し込んで、この補強片
９を芯材８の下端縁から凹部10にかけて被せ、裏部材７
の上端部内面から前記凹部10上端にかけて別の補強片９
を被せ、芯材８の全部を被覆するようにしてもよい。ま
た前記したもの以外にも、前記芯材８は、図６に示した
ように上部外面に凹部10を形成すると共に下部内面に凹
部12を形成し、この凹部12と表部材６の間に形成される
隙間に前記補強片９を差し込んで、この補強片９を芯材
８の下端縁から凹部10下端にかけて被せ、裏部材７上端
部内面から前記凹部10にかけて別の補強片９を被せ、芯
材８の全部を被覆するようにしてもよい。
マチ部２、２に固着させる部分、及び前仕切部３に固着
させる部分を一体的に形成しており、図３に示したよう
に上部外面に凹部10を形成し、裏部材７の上端部内面か
らこの凹部10にかけて前記補強片９を被せ、芯材８の上
部のみを被覆するようにしている。また、前記芯材８
は、図４に示したように中央部外面に凸部11を形成し、
裏部材７の上端部内面からこの凸部11を乗り越えて芯材
８の下端縁まで前記補強片９を被せ、芯材８の全部を被
覆するようにしてもよい。さらに、前記芯材８は、図５
に示したように下部外面に凹部10を形成すると共に下部
内面に凹部12を形成し、この凹部12と表部材６の間に形
成される隙間に前記補強片９を差し込んで、この補強片
９を芯材８の下端縁から凹部10にかけて被せ、裏部材７
の上端部内面から前記凹部10上端にかけて別の補強片９
を被せ、芯材８の全部を被覆するようにしてもよい。ま
た前記したもの以外にも、前記芯材８は、図６に示した
ように上部外面に凹部10を形成すると共に下部内面に凹
部12を形成し、この凹部12と表部材６の間に形成される
隙間に前記補強片９を差し込んで、この補強片９を芯材
８の下端縁から凹部10下端にかけて被せ、裏部材７上端
部内面から前記凹部10にかけて別の補強片９を被せ、芯
材８の全部を被覆するようにしてもよい。
【００１１】なお、13、14は前仕切部３の前方に設けた
前ポケットであり、左右小マチ部15、15、仕切部16、及
び底部17等により構成され、上部を開口した小箱状にそ
れぞれ形成されている。
前ポケットであり、左右小マチ部15、15、仕切部16、及
び底部17等により構成され、上部を開口した小箱状にそ
れぞれ形成されている。
【００１２】
【考案の効果】この考案のランドセルは、ランドセル本
体１の上部開口周縁を形成する左右マチ部２、２及び前
仕切部３の上端部の外面に芯材８が取り付けられるの
で、この芯材８の位置を確認しながら取り付け作業を行
うことができ、作業能率が良くなる。
体１の上部開口周縁を形成する左右マチ部２、２及び前
仕切部３の上端部の外面に芯材８が取り付けられるの
で、この芯材８の位置を確認しながら取り付け作業を行
うことができ、作業能率が良くなる。
【００１３】また、この考案のランドセルでは、芯材８
が左右マチ部２、２及び前仕切部３の上端部に取り付け
られるので、左右マチ部２、２の上端部の補強だけでな
く、前仕切部３の上端部の補強も行うことができ、この
部分も傷み難くなる。
が左右マチ部２、２及び前仕切部３の上端部に取り付け
られるので、左右マチ部２、２の上端部の補強だけでな
く、前仕切部３の上端部の補強も行うことができ、この
部分も傷み難くなる。
【図１】この考案のランドセルの要部を示す斜視図であ
る。
る。
【図２】この考案のランドセルの芯材の斜視図である。
【図３】この考案のランドセルの左右マチ部、前仕切部
の上端部の一例を示す縦断面図である。
の上端部の一例を示す縦断面図である。
【図４】この考案のランドセルの左右マチ部、前仕切部
の上端部の他の例を示す縦断面図である。
の上端部の他の例を示す縦断面図である。
【図５】この考案のランドセルの左右マチ部、前仕切部
の上端部のさらに他の例を示す縦断面図である。
の上端部のさらに他の例を示す縦断面図である。
【図６】この考案のランドセルの左右マチ部、前仕切部
の上端部のさらに他の例を示す縦断面図である。
の上端部のさらに他の例を示す縦断面図である。
【図７】従来のランドセルの要部を示す斜視図である。
【図８】従来のランドセルの左右マチ部の上端部を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
１ ランドセル本体 ２ 左右マチ部 ３ 前仕切部 ８ 芯材 ９ 補強片
Claims (1)
- 【請求項１】 ランドセル本体１の上部開口周縁を形成
する左右マチ部２、２及び前仕切部３の上端部の外面に
芯材８を固着させ、この上端部を全長にわたり連続して
一連の補強片９で逆Ｕ字状に被覆し、補強片９を前記上
端部と芯材８とに縫着したことを特徴とするランドセ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993058721U JP2606387Y2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | ランドセル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993058721U JP2606387Y2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | ランドセル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0727323U JPH0727323U (ja) | 1995-05-23 |
| JP2606387Y2 true JP2606387Y2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=13092370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993058721U Expired - Lifetime JP2606387Y2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | ランドセル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2606387Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014183859A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-10-02 | Seiban:Kk | 背負い鞄 |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP1993058721U patent/JP2606387Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0727323U (ja) | 1995-05-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070825 Year of fee payment: 7 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080825 Year of fee payment: 8 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090825 Year of fee payment: 9 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090825 Year of fee payment: 9 |