JP2604776Y2 - 音声入力装置 - Google Patents

音声入力装置

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JP2604776Y2
JP2604776Y2 JP1993056397U JP5639793U JP2604776Y2 JP 2604776 Y2 JP2604776 Y2 JP 2604776Y2 JP 1993056397 U JP1993056397 U JP 1993056397U JP 5639793 U JP5639793 U JP 5639793U JP 2604776 Y2 JP2604776 Y2 JP 2604776Y2
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武志 井上
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Sanyo Electric Co Ltd
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、音声認識回路を有する
音声入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平4−212600号公報等に開示
される入力装置は音声認識回路を備えマイクロホンから
音声でデータを入力することができるものであり、キー
ボードが不要なために小型軽量の入力装置を提供でき、
さらに、キーボードに慣れないオペレータにとって入力
が容易である。また、両手が塞がっている時の入力や遠
隔入力を可能ならしめるものとして近年めざましく発展
し、各分野で実用化されるに至っている。
【0003】しかしながら、発声した音声をそのままの
言葉の意味として入力すると、周囲の人々に入力してい
る情報が聞こえることとなり、暗証番号(パスワード)
等の守秘内容を入力する時には不都合であった。かかる
問題を解決するための音声暗唱番号入力装置が特開平4
−74252号公報等に開示されている。これは操作者
のみにわかる質問を繰り返して、文字数が限られた数値
を特定するものである。例えば、乱数発生による順不同
で0から9までの数字を提示して、その中から操作者が
選択することを数回繰り返したり、他に、提示した数値
より以上か未満かの質問を繰り返す音声暗唱番号入力装
置が考えられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】然るに上記特開平4−
74252号公報等に開示されている方法では、1文字
入力するために複数回の質問、応答を繰り返さねばなら
ず、入力に時間がかかるという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題に鑑み
てなされたもので、その特徴は入力された音声を電気的
な信号に変換し、入力音声パターンとして出力する入力
回路と、複数の標準音声パターンに各々対応して文字コ
ードが予め記憶されている第1、第2のメモリと、前記
入力回路より出力された前記入力音声パターンと前記メ
モリ中の標準音声パターンとを照合すると共にこの照合
により近似すると判定された標準音声パターンに対応し
て前記メモリに記憶されている文字コードを選択出力す
る識別判定回路と、該識別判定回路を前記第1、第2の
メモリの一方に選択的に切り替える切替スイッチと、前
記識別判定回路より出力された文字コードで示される文
字を表示する表示部とを有する音声入力装置において、
前記第1のメモリ中の標準音声パターンで特定される文
字とそのパターンに対応して記憶されている文字コード
で特定される文字とは一致し、前記第2のメモリ中の標
準音声パターンで特定される文字とそのパターンに対応
して記憶されている文字コードで特定される文字とは一
致しないことである。
【0006】
【0007】
【作用】音声で発する文字と表示される文字が異なると
ころの暗号を有することとなり、入力の内容を周囲の人
々に知らしめることなく入力することができる。
【0008】
【実施例】図1は本考案の第1の実施例を示すブロック
図である。入力回路(1)と第1の音声認識回路(2)
と標準パターン切替スイッチ(3)と表示制御回路
(4)と表示部(5)を有する。入力回路(1)は音声
を電気信号に変換するマイクロフォン(6)とこれを増
幅する増幅回路(7)と、該増幅回路(7)から出力さ
れたアナログの信号を相異なる周波数帯域ごとに分割、
整流平滑、デジタル変換し、入力音声を入力音声パター
ンとして出力する音声処理回路(8)からなる。第1の
音声認識回路(2)は複数の標準音声パターンに各々対
応して文字コードが予め記憶された第1のメモリ(9)
及び第2のメモリ(10)と、前記入力音声パターンと
第1のメモリ(9)あるいは第2のメモリ(10)中の
標準音声パターンとを比較照合し、この照合により近似
すると判定された標準音声パターンに対応して前記メモ
リ(9)(10)に記憶されている文字コードを選択出
力する識別判定回路(11)からなる。標準パターン切
替スイッチ(3)は第1のメモリ(9)もしくは第2の
メモリ(10)を識別判定回路(11)へ選択的に切り
替え接続するスイッチである。図2は第1のメモリ
(9)に記憶されている標準音声パターン(以下入力と
いう。)で特定される文字と文字コード(以下出力とい
う。)で特定される文字の第1の対照表(12)であ
り、特定される文字同士が一致する。図3は第2のメモ
リ(10)中の入力と出力とで特定される文字の第2の
対照表(13)であり、特定される文字同士は一致しな
い。
【0009】表示制御回路(4)は第1の音声認識回路
(2)から出力された文字コードで示される文字の表示
位置を制御するとともに、標準パターン切替スイッチ
(3)が第2のメモリ(10)を選択している場合は第
2のメモリ(10)中の入力と出力の対照表を表示部
(5)で表示するものである。
【0010】以上の構成からなる音声入力装置の動作を
説明する。
【0011】入力内容が周囲の人々に知られてもよい場
合は標準パターン切替スイッチ(3)を第1のメモリ
(9)側に設定する。マイクロフォン(6)から入った
音声は増幅回路(7)及び音声処理回路(8)で処理さ
れ、入力音声パターンとして識別判定回路(11)に供
給され、ここで第1のメモリ(9)中の入力と比較照合
される。そして、近似する入力と対応する文字コードが
表示制御回路(4)に出力され、対応する文字が表示部
(5)に表示される。例えば「く」と発声すると、図2
に基づいて「く」という文字が表示される。
【0012】入力内容が周囲の人々に知られると不都合
な場合は標準パターン切替スイッチ(3)を第2のメモ
リ(10)側に設定する。この場合、入力と出力の文字
が異なるために、図4に示す如く第2の対照表(13)
を表示部(5)に表示する。第2の対照表(13)はス
クロールまたは頁指定により全ての入力と出力の対照内
容を表示することができる。マイクロフォン(6)から
入った音声は第2のメモリ(10)に基づいてこの音声
で特定される文字とは異なる文字に変換される。例えば
「く」と発声すると、図3に基づいて「す」という文字
の信号を表示する(図4の14)。
【0013】又、音声認識回路で入力と異なる文字を出
力できない場合は、音声認識回路から出力された後、他
の文字に変更してもよい。これを第2の実施例として示
したブロック図が図5である。
【0014】入力回路(1)と、第2の音声認識回路
(15)と、文字変換回路(16)と表示制御回路
(4)と表示部(5)と、音声認識回路(15)を文字
変換回路(16)に選択的に接続するための文字変換ス
イッチ(17)とを有し、図1と同一番号の入力回路
(1)と表示制御回路(4)と表示部(5)は同じ機能
であることを示し、第2の音声認識回路(15)は第1
の音声認識回路(2)より第2のメモリ(10)を削除
したものである。文字変換回路(16)は対をなす入力
文字コードと出力文字コードが異なるように予め記憶さ
れた第3のメモリ(18)と、識別判定回路(11)よ
り出力された文字コードを第3のメモリ(18)中の入
力文字コードと比較照合し、一致した入力文字コードと
対応して前記第3のメモリ(18)に記憶されている出
力文字コードを出力するパターン変換回路(19)から
なる。図6は第3のメモリ(18)に記憶されている入
力文字コードと出力文字コードの第3の対照表(20)
である。
【0015】入力内容が周囲の人々に知られてもよい場
合は文字変換スイッチ(17)を文字変換回路(16)
とは逆の方に設定する。このとき、マイクロフォン
(6)から入った音声は第1のメモリ(9)に基づいて
音声で特定される文字と同じ文字に変換される。例えば
「く」と発声すると、図2に基づいて「く」という文字
の信号を表示する。
【0016】入力内容が周囲の人々に知られると不都合
な場合は文字変換スイッチ(17)を文字変換回路(1
6)側にする。入力と出力の文字が異なるために、図6
に示す如く対照表を表示する。このとき、マイクロフォ
ン(6)から入った音声は第3のメモリ(18)に基づ
いて音声で特定される文字とは異なる文字に変換され
る。例えば「く」と発声すると、図6に基づいて「つ」
という文字の信号を表示する。
【0017】尚、実施例では入力と出力が異なる標準パ
ターンは1つであったが、複数の標準パターンを有し、
選択的に切り替えることも可能である。
【0018】又、図1に図5の文字変換回路(16)と
文字変換スイッチ(17)を付加する如く、入力と出力
の文字が異なるパターンを音声認識回路と音声認識回路
外の両方に具備してもよい。
【0019】
【考案の効果】音声入力時、周囲の人々に発声が聞こえ
ることとなるが、これが不都合な時は、発声の文字と実
際に入力される文字を異なるものにして、情報が漏れな
いようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施例の第1のメモリ(9)の内容を示
す模式図である。
【図3】第1の実施例の第2のメモリ(10)の内容を
示す模式図である。
【図4】表示部(5)の表示例を示す模式図である。
【図5】本考案の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】第2の実施例の第3のメモリ(18)の内容を
示す模式図である。
【符号の説明】
2 第1の音声認識回路 9 第1のメモリ 10 第2のメモリ 15 第2の音声認識回路 16 文字変換回路 18 第3のメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/00 370 G06F 3/16 320 G06F 15/00 330 G10L 15/22

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された音声を電気的な信号に変換
    し、入力音声パターンとして出力する入力回路と、複数
    の標準音声パターンに各々対応して文字コードが予め記
    憶されている第1、第2のメモリと、前記入力回路より
    出力された前記入力音声パターンと前記メモリ中の標準
    音声パターンとを照合すると共にこの照合により近似す
    ると判定された標準音声パターンに対応して前記メモリ
    に記憶されている文字コードを選択出力する識別判定回
    路と、該識別判定回路を前記第1、第2のメモリの一方
    に選択的に切り替える切替スイッチと、前記識別判定回
    路より出力された文字コードで示される文字を表示する
    表示部とを有する音声入力装置において、 前記第1のメモリ中の標準音声パターンで特定される文
    字とそのパターンに対応して記憶されている文字コード
    で特定される文字とは一致し、前記第2のメモリ中の標
    準音声パターンで特定される文字とそのパターンに対応
    して記憶されている文字コードで特定される文字とは一
    致しないことを特徴とする音声入力装置。
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