JP2603070Y2 - 蛇口の位置を移動出来る蛇口取り付け台 - Google Patents
蛇口の位置を移動出来る蛇口取り付け台Info
- Publication number
- JP2603070Y2 JP2603070Y2 JP1992060962U JP6096292U JP2603070Y2 JP 2603070 Y2 JP2603070 Y2 JP 2603070Y2 JP 1992060962 U JP1992060962 U JP 1992060962U JP 6096292 U JP6096292 U JP 6096292U JP 2603070 Y2 JP2603070 Y2 JP 2603070Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- faucet
- gear
- moving
- mounting base
- move
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、蛇口の位置を移動出
来る蛇口取り付け台に関するものである。
来る蛇口取り付け台に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の洗面台の蛇口は、その位置が固定
されている物、又は出水口だけを動かす事が出来る物で
あり、洗面時に洗面台に顔を近けると蛇口又は、出水口
にぶつかりそうになって危険である。又、蛇口にぶつか
らない位置で洗顔すると、自分の衣服や洗面台の周辺の
床に水が飛散して不快である。又、浴室においては、浴
槽用蛇口の位置が固定されていると浴槽を据え付ける時
の方向性が決められてしまったりあるいは、湯栓に触れ
て火傷をする危険性もある。
されている物、又は出水口だけを動かす事が出来る物で
あり、洗面時に洗面台に顔を近けると蛇口又は、出水口
にぶつかりそうになって危険である。又、蛇口にぶつか
らない位置で洗顔すると、自分の衣服や洗面台の周辺の
床に水が飛散して不快である。又、浴室においては、浴
槽用蛇口の位置が固定されていると浴槽を据え付ける時
の方向性が決められてしまったりあるいは、湯栓に触れ
て火傷をする危険性もある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本案は、それらの欠点
を除いて、水まわりの生活をより快適にかつ、より安全
にするために、移動可能な蛇口取り付け台を開発しよう
とするものである。
を除いて、水まわりの生活をより快適にかつ、より安全
にするために、移動可能な蛇口取り付け台を開発しよう
とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案の移動可能な蛇口
取り付け台は、移動用歯車受けを有する部材一対
（４）、（４’）と、歯車（１１）、ベアリング（１
０）、スリーブ（８）から成る部品を取り付けた蛇口と
から構成され、蛇口の移動機構は、歯車（１１）が動く
とベアリングの外側が動き、ベアリングの内側と接して
いるスリーブ（８）との境界面で摺動し、蛇口の共周り
を防ぐ。又、移動用歯車受けは、一方（４）は歯車溝を
有し、他方（４’）は溝に代えて厚手のプラスチックス
製シートを有している。移動用歯車受け（４）、
（４’）を有する部材を一対にしている理由は、蛇口を
移動可能にすることで、従来は問題にならなかった衛生
性の維持が困難になったり、保守点検等維持管理が煩雑
にならないように等への対応である。例えば、浸入水の
水抜き、毛髪等毛類や空気中の浮遊ゴミ等の混入による
不衛生化への対応及び維持管理の煩雑さに対して、簡単
な機構であること、分解掃除が容易であることで対応す
る。今その解決手段を洗面台の場合の例で図面を追いな
がら詳細に説明すれば、蛇口の給水管部分に上部固定用
ナット（７）、次にスリーブ（８）、ベアリング（１
０）、歯車（１１）を組み合わせて一体化した部品、下
部固定用ナット（１２）を順番にねじ込んだ物を、第３
図取り付け例−イの図中においては、左側の移動用歯車
受け部材を、又、取り付け例−ロの図中においては、下
側の移動用歯車受け部材を先ず取り付けた後に歯車がか
み合うようにセットし、それぞれ対を成す残りの移動用
歯車受け部材のプラスチックス製シートを、歯車溝に接
するようにセットして洗面台（１５）に固定する。蛇口
（６）と耐圧、耐熱用ホース（１４）を袋ナット（１
３）で接続するが、この時、取り付け例−イの図中にお
いては蛇日を上に引っ張ったとき、取り付け例−ロの図
中においては蛇口を左側へ引っ張ったとき、それぞれ動
く範囲が１〜２ｍｍになるように蛇口（６）の給水管部
分の長さを決める。尚、蛇口の移動を可能にする方法に
は、（イ）本案の移動用歯車受け上部、同下部のうちど
ちらか一方だけを使用して移動させる方法。（ロ）両端
に滑車を置いて金属ベルトにビス又は溶接によって蛇口
を固定してそれを移動させる方法。（ハ）蛇口を金属製
角材にビス又は溶接によって固定し、その金属製角材上
下部又はどちらか一方に溝を切り込んでおき、そこにレ
ールをはめ込んで移動させる方法。（ニ）蛇口を金属製
角材にビス又は溶接によって固定し、滑車及び金属ベル
トを用いて移動させる方法などがある。
取り付け台は、移動用歯車受けを有する部材一対
（４）、（４’）と、歯車（１１）、ベアリング（１
０）、スリーブ（８）から成る部品を取り付けた蛇口と
から構成され、蛇口の移動機構は、歯車（１１）が動く
とベアリングの外側が動き、ベアリングの内側と接して
いるスリーブ（８）との境界面で摺動し、蛇口の共周り
を防ぐ。又、移動用歯車受けは、一方（４）は歯車溝を
有し、他方（４’）は溝に代えて厚手のプラスチックス
製シートを有している。移動用歯車受け（４）、
（４’）を有する部材を一対にしている理由は、蛇口を
移動可能にすることで、従来は問題にならなかった衛生
性の維持が困難になったり、保守点検等維持管理が煩雑
にならないように等への対応である。例えば、浸入水の
水抜き、毛髪等毛類や空気中の浮遊ゴミ等の混入による
不衛生化への対応及び維持管理の煩雑さに対して、簡単
な機構であること、分解掃除が容易であることで対応す
る。今その解決手段を洗面台の場合の例で図面を追いな
がら詳細に説明すれば、蛇口の給水管部分に上部固定用
ナット（７）、次にスリーブ（８）、ベアリング（１
０）、歯車（１１）を組み合わせて一体化した部品、下
部固定用ナット（１２）を順番にねじ込んだ物を、第３
図取り付け例−イの図中においては、左側の移動用歯車
受け部材を、又、取り付け例−ロの図中においては、下
側の移動用歯車受け部材を先ず取り付けた後に歯車がか
み合うようにセットし、それぞれ対を成す残りの移動用
歯車受け部材のプラスチックス製シートを、歯車溝に接
するようにセットして洗面台（１５）に固定する。蛇口
（６）と耐圧、耐熱用ホース（１４）を袋ナット（１
３）で接続するが、この時、取り付け例−イの図中にお
いては蛇日を上に引っ張ったとき、取り付け例−ロの図
中においては蛇口を左側へ引っ張ったとき、それぞれ動
く範囲が１〜２ｍｍになるように蛇口（６）の給水管部
分の長さを決める。尚、蛇口の移動を可能にする方法に
は、（イ）本案の移動用歯車受け上部、同下部のうちど
ちらか一方だけを使用して移動させる方法。（ロ）両端
に滑車を置いて金属ベルトにビス又は溶接によって蛇口
を固定してそれを移動させる方法。（ハ）蛇口を金属製
角材にビス又は溶接によって固定し、その金属製角材上
下部又はどちらか一方に溝を切り込んでおき、そこにレ
ールをはめ込んで移動させる方法。（ニ）蛇口を金属製
角材にビス又は溶接によって固定し、滑車及び金属ベル
トを用いて移動させる方法などがある。
【０００５】
【作用】本案は、以上のような構造であるから、蛇口全
体を左右任意の方向に押して手を離せばその位置に止め
ることが出来る。
体を左右任意の方向に押して手を離せばその位置に止め
ることが出来る。
【０００６】
【考案の効果】従って、蛇口に顔をぶつけることも無
く、湯栓に触れることもなく安全である。更に、周辺へ
の水の飛散も極めて少なくすることが出来て、快適さも
向上する。又、浴槽や２槽式洗濯機のように方向性のあ
る物でも、据え置くときに方向性を心配する必要がな
い。
く、湯栓に触れることもなく安全である。更に、周辺へ
の水の飛散も極めて少なくすることが出来て、快適さも
向上する。又、浴槽や２槽式洗濯機のように方向性のあ
る物でも、据え置くときに方向性を心配する必要がな
い。
【０００７】
【その他の実施例】尚、本考案の実施に当たって次の如
き事が出来る。（イ）混合栓の場合は、水用、湯用の各
々の供給パイプに移動用歯車（１１）を取り付ければよ
い。
き事が出来る。（イ）混合栓の場合は、水用、湯用の各
々の供給パイプに移動用歯車（１１）を取り付ければよ
い。
第１図は本考案の全体図 第２図は蛇口移動用歯車の構造図 第３図は洗面台への取り付け例の断面図 （１）は蛇口取り付け台本体上部 （１′）は蛇口取り付け台本体下部 （２）は蛇口を移動する長穴 （３）は蛇口取り付け台固定用穴 （４）は移動用歯車受け上部 （４′）は移動用歯車受け下部 （５）は移動用歯車受け取り付け用ビス （６）は蛇口 （７）は上部固定用ナット （８）はスリーブ （９）は歯車溝 （１０）はベアリング （１１）は移動用歯車 （１２）は下部固定用ナット （１３）は袋ナット （１４）は耐圧、耐熱ホース （１５）は洗面台
Claims (1)
- 【請求項１】蛇口の位置を移動することを可能にするた
め、歯車（１１）、ベアリング（１０）、スリーブ
（８）から成る部品を取り付けた蛇口を、それぞれ移動
用歯車受け（４）、（４’）を有する一対の部材
（１）、（１’）で挟み込んで一体化し、長穴（２）を
移動する構造を有する蛇口取り付け台において、給水管
及び又は給湯管と蛇口との間に、耐圧及び又は耐熱用ホ
ースを用いた蛇口取り付け台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992060962U JP2603070Y2 (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 蛇口の位置を移動出来る蛇口取り付け台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992060962U JP2603070Y2 (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 蛇口の位置を移動出来る蛇口取り付け台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656177U JPH0656177U (ja) | 1994-08-05 |
| JP2603070Y2 true JP2603070Y2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=13157548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992060962U Expired - Lifetime JP2603070Y2 (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 蛇口の位置を移動出来る蛇口取り付け台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2603070Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6148678A (ja) * | 1984-08-11 | 1986-03-10 | Matsushita Electric Works Ltd | 自動水栓 |
| JPH0192867U (ja) * | 1987-12-12 | 1989-06-19 |
-
1992
- 1992-07-14 JP JP1992060962U patent/JP2603070Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0656177U (ja) | 1994-08-05 |
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