JP2602756B2 - 管継手の取付け方法 - Google Patents

管継手の取付け方法

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JP2602756B2
JP2602756B2 JP4125124A JP12512492A JP2602756B2 JP 2602756 B2 JP2602756 B2 JP 2602756B2 JP 4125124 A JP4125124 A JP 4125124A JP 12512492 A JP12512492 A JP 12512492A JP 2602756 B2 JP2602756 B2 JP 2602756B2
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清志 西尾
伸二 平川
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日本ピラー工業 株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L47/00Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics
    • F16L47/04Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics with a swivel nut or collar engaging the pipe
    • F16L47/041Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics with a swivel nut or collar engaging the pipe the plastic pipe end being flared either before or during the making of the connection

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、PFA樹脂(4フッ
化エチレン−パーフロロアルコキシ エチレン共重合樹
脂)製のチューブの先端部に、管継手を取付ける方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、耐薬品性等が要求される配管
経路においては、PFA樹脂からなるチューブや管継手
が採用されており、上記管継手として、図3に示すよう
に、チューブTの先端部内周に無理嵌めされる補強用の
スリーブSと、上記チューブTの先端部外周に嵌挿され
る継手本体Hと、この継手本体Hの外周にねじ込まれる
ユニオンナットNとを備え、上記ユニオンナットNを継
手本体Hの外周にねじ込むことによって、シール部に密
封性を付与する構造のものが提供されている(例えば実
開平2−117494号公報参照)。
【0003】上記の構造の管継手をチューブTの先端部
に取付ける際には、チューブTの先端部内周にスリーブ
Sをかなり大きい力で圧入する必要がある。これは、上
記スリーブSによって、常温状態のチューブTの先端部
を拡径する必要があるからである。そこで、上記管継手
の取付けに際しては、スリーブSをチューブTの先端内
周に機械的に圧入するための圧入装置が用いられてい
る。この圧入装置としては、一般に、チューブTをクラ
ンプするクランプ機構と、スリーブSを嵌挿した状態で
保持する圧入治具と、この圧入治具を機械的に押圧する
押圧機構とを備え、この押圧機構に、ラックとピニオン
或いはテコを利用した倍力機構を構成したものである
(例えば実開昭62−134629号公報、実願平2−
68948号参照)。
【0004】なお、上記スリーブSとして、その先端部
とチューブTの内周との間に液溜りP(図4参照)がで
きるのを回避するために、先端内周に面取りCを施した
ものも提供されている(図5参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成の圧入装置
は、その構造上非常に大型になるため、狭い場所での配
管作業には使用できないという問題があった。また、チ
ューブTのサイズが異なる毎に、チューブTをクランプ
する治具や、圧入治具を装置から取外して交換する必要
があるので、配管作業の能率が悪いという問題があっ
た。しかも、チューブTの先端部を常温状態で機械的に
拡径するので、チューブの中心方向に作用する内部応力
が残留した状態でスリーブが取付けられることになる。
このため、スリーブがチューブによって過度に締め付け
られて縮径してしまい、流路が狭まったりシール部分に
変形が生じたりするという問題もあった。
【0006】さらに、スリーブSの先端内周に面取りC
を施したものについては、スリーブSの先端外径Dがチ
ューブTの内径dよりも大きくなることから、圧入作業
が非常に困難であるという問題があった。この発明は上
記問題点に鑑みてなされたものであり、狭い場所でも配
管作業を行うことができると共に、流路が狭まったりシ
ール部分に変形が生じたりするおそれがなく、チューブ
Tのサイズが異なる場合にも容易に対応でき、しかも、
チューブTの内径dよりもスリーブSの先端外径Dが大
きい場合でも、チューブT内にスリーブSを容易に嵌め
込むことができる管継手の取付け方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の管継手の取付け方法としては、PFA樹脂
製のチューブの先端部内周に無理嵌めされる補強用のス
リーブと、上記チューブの先端部外周に嵌挿される継手
本体と、継手本体の外周にねじ込んでシール部に密封性
を付与するユニオンナットとを備える管継手を、上記チ
ューブの先端部に取付ける方法であって、上記チューブ
の先端部を150〜250°Cの温度範囲内で加熱して
軟化させた状態で、当該先端部の内周に、上記スリーブ
の外周形状と略同一形状の予備成形治具を挿入して、上
記スリーブの外周形状に略近似する形状にチューブの先
端部を膨出成形した後、上記予備成形治具を抜脱してス
リーブを嵌入することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記の構成の管継手の取付け方法によれば、チ
ューブの先端部を加熱軟化させてスリーブの外周形状に
略近似する形状に膨出成形するので、スリーブを当該先
端部へ軽い力で嵌入することができる。従って、スリー
ブの嵌入作業を従来の圧入装置を用いることなく人手に
より行うことができる。また、上記150〜250°C
の温度範囲内での加熱軟化によって、PFA樹脂製のチ
ューブに局所的な溶融を生じることなく、当該樹脂の分
子の配列を変えて、チューブの膨出成形部に生じる中心
方向への内部応力を効果的に除去することができる。
【0009】さらに、チューブのサイズが異なる場合で
も、上記予備成形治具を換えるだけで容易に対処するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図1は、この発明の管継手の取付け方法を示す
工程図であり、まず、図1(a)に示すように、PFA
脂からなるチューブTを必要な長さに切断し、ユニオ
ンナットNを当該チューブTに差し込んでおく。
【0011】次に、チューブTの先端部を熱風ドライヤ
ー等により均一に加熱して、当該先端部を軟化させる。
このチューブTの加熱温度としては、150〜250°
Cが最適である。そして、図1(b)に示すように、上
記加熱軟化したチューブTの先端部内周に、すばやく予
備成形治具1を差し込む。この予備成形治具1の成形部
は、補強用のスリーブSの外周形状と略同一形状のもの
である。上記予備成形治具1は、その基端部に形成され
たストッパ1aに対してチューブTの先端面が突き当た
るまで差し込む。そして、この状態で数秒間チューブT
を放冷する。以上により、チューブTの先端部が、スリ
ーブSの外周と略近似する形状に膨出成形される。
【0012】その後、チューブTから予備成形治具1を
抜取り、図1(c)に示すように、スリーブSを上記膨
出成形されたチューブTの先端部に嵌入する。この際、
チューブTの先端部がスリーブSの外周形状に近似する
形状に膨出成形されているので、スリーブSを人手によ
り軽い力で容易に嵌入することができる。次いで、必要
によりチューブTの先端部を再度加熱してスリーブSに
チューブTを沿わせ、チューブTが常温まで冷えた時点
で、図1(d)に示すように、チューブTの外周に継手
本体Hを差し込む。
【0013】そして、図1(e)に示すようにユニオン
ナットNを手によって上記継手本体Hの外周にねじ込
み、最終的にスパナ等で上記ユニオンナットNを締めつ
けて、管継手の1次シール部2および2次シール部3に
密封性を付与する。なお、上記スリーブS、継手本体H
及びユニオンナットNとしては、それぞれPFA樹脂等
の合成樹脂からなるものが用いられる。
【0014】このように、上記管継手の取付け方法によ
れば、従来の圧入装置が不要であるので、狭い場所でも
管継手をチューブTに取付けることができる。しかも、
チューブTのサイズが異なる場合でも、上記予備成形治
具1を交換するだけでよいので、管継手を能率よく取付
けることができる。さらに、チューブTの先端部を、
50〜250°Cの温度範囲内で加熱軟化した状態で膨
出成形するので、チューブTに局所的な溶融を生じるこ
となく、当該樹脂の分子の配列を変えて、チューブTの
膨出成形部に生じる中心方向への内部応力を効果的に除
去することができる。このため、上記スリーブSがチュ
ーブTによって過度に締め付けられて縮径するのを防止
することができ、ひいては、流路が狭まったりシール部
分の変形が生じたりするのを防止することができる。
お、上記加熱軟化温度が、250°Cを超えると、チュ
ーブTの素材であるPFA樹脂が局所的に溶融して、当
該チューブTの膨出成形部に穴が開く虞れがある。ま
た、加熱軟化温度が150°Cよりも低いと、チューブ
Tの均一且つ完全な軟化が望めず、内部応力、残留応力
の除去が不十分になる。
【0015】この発明の管継手の取付け方法は、アウタ
ーリングAを用いて密封性を確保する構造の管継手(図
2参照)の取付け方法にも勿論適用することができる。
また、予備成形治具1にヒータを内蔵し、この予備成形
治具1からの熱伝導によって上記チューブTを加熱軟化
させながら、予備成形治具1をチューブTに挿入しても
よい。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明の管継手の取付
け方法によれば、PFA樹脂からなるチューブの先端部
をスリーブの外周形状に略近似する形状に膨出成形した
後、当該先端部にスリーブを嵌入するので、スリーブを
従来の圧入装置を用いることなく、チューブの先端部内
周に容易に嵌入することができる。このため、狭い場所
での配管作業を支障なく行うことができる。
【0017】また、チューブのサイズが異なる場合で
も、予備成形治具を換えるだけで容易に対処することが
でき、取付け作業を能率よく行うことができる。しか
も、チューブの先端部を150〜250°Cの温度範囲
内で加熱軟化した状態で膨出成形するので、チューブに
局所的な溶融を生じることなく、当該樹脂の分子の配列
を変えて、チューブの膨出成形部に生じる中心方向への
内部応力を効果的に除去することができる。このため、
スリーブがチューブによって過度に締め付けられて縮径
するのを防止することができる結果、流路が狭まったり
シール部分の変形が生じたりするのを防止することがで
きる。さらに、内周先端が面取りされているスリーブに
ついても、チューブに容易に嵌入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の管継手の取付け方法を示す工程図で
ある。
【図2】この発明に用いられる管継手の一例を示す断面
図である。
【図3】この発明に用いられる管継手の他の例を示す断
面図である。
【図4】スリーブの一例を示す断面図である。
【図5】スリーブの他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
T チューブ S スリーブ N ユニオンナット H 継手本体 1 予備成形治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−168495(JP,A) 特開 昭53−40080(JP,A) 実公 平1−25839(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PFA樹脂製のチューブの先端部内周に無
    理嵌めされる補強用のスリーブと、 上記チューブの先端部外周に嵌挿される継手本体と、継
    手本体の外周にねじ込んでシール部に密封性を付与する
    ユニオンナットとを備える管継手を、上記チューブの先
    端部に取付ける方法であって、 上記チューブの先端部を150〜250°Cの温度範囲
    内で加熱して軟化させた状態で、当該先端部の内周に、
    上記スリーブの外周形状と略同一形状の予備成形治具を
    挿入して、上記スリーブの外周形状に略近似する形状に
    チューブの先端部を膨出成形した後、上記予備成形治具
    を抜脱してスリーブを嵌入することを特徴とする管継手
    の取付け方法。
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JP2019152339A (ja) * 2019-06-19 2019-09-12 日本ピラー工業株式会社 樹脂製管継手
JP2019178783A (ja) * 2019-06-19 2019-10-17 日本ピラー工業株式会社 樹脂製管継手

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